【発明の詳細な説明】
ピペラジン誘導体及びその製造方法
本発明は、下記一般式(I)で表される新規ピペラジン誘導体、その薬学的に
許容し得る酸付加塩及びそれらの製造方法に関する。
(式中、R1及びR2は各々独立に水素、置換若しくは非置換のC1−C8のアルキ
ル基、置換若しくは非置換のC3−C6のシクロアルキル基、置換若しくは非置換
のC2−C8の不飽和アルキル基、ケトン、置換若しくは非置換のアリール基、置
換若しくは非置換のC1−C4のアルコキシ基、置換若しくは非置換のアリールヒ
ドロキシ基、置換若しくは非置換のアミノ基、C1−C4の低級エステル基、C1
−C4の低級チオエステル基、チオール基、置換若しくは非置換のカルボキシル
基、エポキシ基、置換若しくは非置換のC1−C4の低級チオアルコキシ基、又は
R1及びR2が互いに結合して形成しているC3−C4の飽和若しくは不飽和の鎖で
あり、R3、R4、R5、R6及びR7は各々独立に水素、ハロゲン、ヒドロキシ基
、ニトロ基、C1−C4の低級エステル基、C1−C4の低級アルキル基、C1−C4
の低級チオアルキル基、置換若しくは非置換のC3−C6のシクロアルキル基、C1
−C4の低級チオアルキル基、C1−C4の低級アルコキシ基、C1−C4の低級チ
オアルコキシ基、置換若しくは非置換のアリール基、置換若しくは非置換の低級
アリールアルコキシ基、置換若しくは非置換の低級アルキルアミノ基又は低級ア
ルキル基で置換された若しくは非置換のカルバメート基、或は、R3、R4、R5
、R6及びR7のうち、隣り合った2つの基が互いに結合して1,2−フェニレン基
又は2,3−ナフチレン基を形成しており、Xは酸素、硫黄又は置換若しくは非置
換のイミノ基であり、Yは芳香族環の3−位又は4−位に結合している酸素又は
−NR8−(ここで、R8は上記のR3と同じ意味を有する。)であり、Zはヒドロ
キシ基、C1−C4の低級アルコキシ基、C1−C4の低級チオアルコキシ基、置換
若しくは非置換のアリールオキシ基、C1−C4の低級アルキルアミ
ノ基、又は窒素原子1〜5個を含有する置換若しくは非置換の環状アミノ基であ
り、Aは窒素又は−CH=である。)
上記の定義において、C1−C8のアルキル基とは、メチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−メチルペンチル等の直鎖又は分岐状ア
ルキル基を意味する。
C1−C4の低級アルキル基とは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、イソブチル又はt−ブチルを意味する。
置換若しくは非置換のC3−C6のシクロアルキル基とは、シクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、置換シクロプロピル、置換シク
ロペンチル、置換シクロヘキシル等の置換若しくは非置換のシクロアルキル基を
意味する。
C1−C4の低級エステル基とは、低級アルキル基によってエステル化されたカ
ルボキシル基を意味する。
C1−C4の低級アルコキシ基とは、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブチルオキシ、イソブチルオキシ、t−ブチルオキシ基等を意味する
。
C1−C4の低級チオアルコキシ基とは、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチ
オ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチオ、t−ブチルチオ基等を意
味する。
C1−C4の低級アルキルアミノ基とは、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピ
ルアミノ、ブチルアミノ基等を意味する。
アリールオキシ基とは、フェノキシ、置換フェノキシ、ナフチルオキシ、置換
ナフチルオキシ等を意味する。
窒素原子1〜5個を含有する環状アミノ基とは、ピロリジニル、ピロリニル、
イミダゾリル、イミダゾリジニル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル
、トリアゾリル、テトラゾリル、ピペラジニル等を意味する。
本発明者らは、抗腫瘍活性に優れる化合物に関し長い間研究を行ってきた。そ
の結果、本発明者らは、一般式(I)の本発明の化合物及びその酸付加塩が卓越
した抗腫瘍活性を有し、しかも毒性が極めて低いという事実を見出すに至った。
即ち、本発明の目的は、卓越した抗腫瘍活性を有し、しかも毒性が極めて低い
一般式(I)の本発明の化合物及びその酸付加塩を提供することにある。
本発明の他の目的は、一般式(I)の化合物及びその酸付加塩を製造する方法
を提供することにある。
本発明の化合物は、薬学的に許容し得る賦形剤等と公知の方法により混合して
薬剤組成物とし、人間や哺乳動物の種々の腫瘍の予防と治療に使用することがで
きる。
従って、本発明の他の目的は、一般式(I)の化合物又はその酸付加塩を有効
成分として含有する薬剤組成物を提供することにある。
一般式(I)の化合物と反応して酸付加塩を形成することのできる酸は、薬学
的に許容し得る無機又は有機酸であり、例えば、有機酸としては塩酸、臭素酸、
硫酸、リン酸、硝酸等が挙げられ、有機酸としては蟻酸、酢酸、プロピオン酸、
コハク酸、クエン酸、マレイン酸、マロン酸、グリコール酸、乳酸;グリシン、
アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、システイン、シスチン、
アスパラギン酸、グルタミン酸、リシン、アルギニン、チロシン、プロリン等の
アミノ酸;メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエ
ンスルホン酸等のスルホン酸などが挙げられる。
一般式(I)の化合物を有効成分として含有する薬剤組成物の製造に使用し得
る賦形剤としては、甘味剤、結合剤、溶解剤、溶解補助剤、湿潤剤、乳化剤、等
張化剤、吸着剤、崩壊剤、酸化防止剤、防腐剤、滑沢剤、充填剤、芳香剤等が挙
げられ、具体例としては、ラクトース、デキストロース、スクロース、マンニト
ール、ソルビトール、セルロース、グリシン、シリカ、タルク、ステアリン酸、
ステアリン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、珪酸アルミ
ニウムマグネシウム、デンプン、ゼラチン、トラガカントゴム、グリシン、シリ
カ、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、ナトリウムカルボ
キシメチルセルロース、寒天、水、エタノール、ポリエチレングリコール、ポリ
ビニルピロリドン、塩化ナトリウム、塩化カリウム、オレンジエッセンス、苺エ
ッセンス、バニラ香等が挙げられる。
一般式(I)の化合物の一日の投与量は、患者の年令、性別、疾病の程度によ
り異なる。一日の投与量は、1.0mg〜5,000mgを1回又は数回とすることがで
きる。
本発明の一般式(I)の化合物は、下記のスキームIにより製造することがで
きる。
スキームI
(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、A、X、Y及びZは上記と同じ意
味を有し、Lieはハロゲン原子、スルホニル等の離脱基である。)
上記の方法では、一般式(a)の化合物と−C(=X)−基供与試薬とを有機
溶媒中で反応させて一般式(b)の化合物を得、次いで一般式(b)の化合物を一
般式(c)の化合物と反応させることにより一般式(I)の化合物を得る。
−C(=X)−基供与試薬としては、1,1−カルボニルジイミダゾール、1,1−
カルボニルチオジイミダゾール、ホスゲン、チオホスゲン、カルボニルジフェノ
キシド、クロルギ酸フェニル等から選ばれるものを用いることが好ましい。
この反応は、テトラヒドロフラン、ジクロルメタン、クロロホルム、アセトニ
トリル等の通常の有機溶媒中で行うことができる。
また、この反応は、通常の無機又は有機塩基等のカップリング剤の存在下で行
うことが好ましい。この反応に使用する通常の無機又は有機塩基とは、水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、トリエ
チルアミン、ピリジン、DBU等を意味し、その使用量は、通常、1〜1.5当量
、好ましくは1〜1.1当量とする。
この反応は3℃から使用溶媒の沸点までの範囲の温度、好ましくは50℃〜100
℃で、5〜48時間、好ましくは10〜24時間行う。
−C(=X)−基供与試薬の使用量は、通常、出発化合物に対して1〜1.5当
量、好ましくは1〜1.1当量とする。
Yが−NR8−である一般式(I)の化合物は、下記のスキームIIにより製造す
ることができる。
スキームII
(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、A、X及びZは上記と同じ
意味を有する。)
一般式(Ia)の化合物にR8供与試薬を導入することにより、上記の一般式(I
b)の化合物を製造することができる。
上記の反応に好適に用いられるR8供与試薬としては、C1−C8の低級アルキ
ルハロゲン、スルホン酸C1−C8低級アルキル、置換若しくは非置換のスルホン
酸C3−C8シクロアルキルハロゲン、アリールハロゲン、置換若しくは非置換の
C3−C8のシクロアルキル、スルホン酸アリール等が挙げられる。
C1−C8の低級アルキルハロゲンとは、塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化メチ
ル、塩化エチル、臭化エチル、ヨウ化エチル、塩化プロピル、臭化プロピル、ヨ
ウ化
プロピル、塩化ブチル、臭化ブチル、ヨウ化ブチル、塩化ペンチル、臭化ペンチ
ル、ヨウ化ペンチル、ブロム酢酸エチル等を意味する。
スルホン酸C1−C8低級アルキルとは、スルホン酸メチル、スルホン酸エチル
、スルホン酸プロピル、スルホン酸ブチル、スルホン酸ペンチル等を意味する。
置換若しくは非置換のC3−C8のシクロアルキルハロゲンとは、塩化シクロプ
ロピル、臭化シクロプロピル、ヨウ化シクロプロピル、塩化シクロブチル、臭化
シクロブチル、ヨウ化シクロブチル、塩化シクロペンチル、臭化シクロペンチル
、ヨウ化シクロペンチル、塩化シクロヘキシル、臭化シクロヘキシル、ヨウ化シ
クロヘキシル、シクロプロピルメチルクロリド、シクロプロピルメチルブロミド
、シクロプロピルメチルヨージド、シクロブチルメチルクロリド、シクロブチル
メチルブロミド、シクロブチルメチルヨージド、シクロペンチルメチルクロリド
、シクロペンチルメチルブロミド、シクロペンチルメチルヨージド、シクロヘキ
シルメチルクロリド、シクロヘキシルメチルブロミド、シクロヘキシルメチルヨ
ージド等を意味する。
アリールハロゲンとは、塩化ベンジル、臭化ベンジル、ヨウ化ベンジル、塩化
ベンゾイル、臭化ベンゾイル、ヨウ化ベンゾイル、塩化トルイル、臭化トルイル
等を意味する。
置換若しくは非置換のスルホン酸C3−C8シクロアルキルとは、スルホン酸シ
クロプロピル、スルホン酸シクロブチル、スルホン酸シクロペンチル、スルホン
酸シクロヘキシル、スルホン酸メチルシクロプロピル、スルホン酸メチルシクロ
ブチル、スルホン酸メチルシクロペンチル、スルホン酸メチルシクロヘキシル等
を意味する。
スルホン酸アリールとは、スルホン酸ベンジル、スルホン酸ベンゾイル、スル
ホン酸トルイル等を意味する。
例えば、一般式(1a)の化合物とアルキル化試薬又はアリール化試薬とを溶媒
中で25〜80℃の温度で30分〜20時間反応させることにより、目的とする一般式(
Ib)の化合物が得られる。
アルキル化試薬又はアリール化試薬の使用量は、通常、1.0〜1.5当量である。
上記反応には、通常の有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジクロルメタン
、
アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等を使用することができる。
上記の反応において酸物質が生成する場合は、塩基性物質を捕集剤として添加
し、その酸物質を反応相から除去することが好ましい。このような塩基性物質と
しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネ
シウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、重炭酸マグネシウム、重炭酸ナトリウム、
重炭酸カルシウム等のアルカリ金属水酸化物、アルカリ土金属水酸化物、アルカ
リ金属酸化物、アルカリ土金属酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ土金属炭
酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩、アルカリ土金属炭酸水素塩、又は有機アミン類
などを用いることができる。
一般式(a)の化合物は、J.Med.Chem.,1992,35,3784,3792に記載され
た公知の化合物であり、この文献記載の方法又はそれに類似した方法で製造する
ことができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、これら実施例は本発明
の範囲を限定するものではない。
以下の実施例において、上記の方法により、一般式(I)及び一般式(Ib)の
化合物を製造する。
(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、A、X、Y及びZは上記と同じ意
味を有する。)
実施例1
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル]
−4−(2−メチルチオフェニル)ピペラジン:
a) N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)カルバミン酸フ
ェニル:
3−アミノ−5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン(1.52g、0.01mol)及び
クロルギ酸フェニル(1.56g、0。01mol)をジクロルメタンに溶解し、室温で2時
間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、溶媒を除去した。濃縮物をカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:6)により精製し、標題化合物を得
た。
・収率:92%
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.18(3H,s),2.36(3H,s),4.00(3H,s),7.31 (5
H,m),8.07(1H,s)
b) 1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニ
ル]−4−(2−メチルチオフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)カルバミン酸フェ
ニル(136mg、0.5mmol)及び1−(2−メチルチオフェニル)ピペラジン(104m
g、0.5mmol)を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(76mg、0.5mmol)を
加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮してテトラヒドロフランを
除去した。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2
)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:59%
・融点:167−169℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.21(3H,s),2.43(6H,s),3.06(4H,t),3.68(4
H,t),4.09(3H,s),6.89(1H,s),7.06(1H,m),7.14(3H,s),8.26(1H,s)
実施例2
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル]
−
4−(2−イソプロペニルフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)カルバミン酸フェ
ニル及び1−(2−イソプロペニルフェニル)ピペラジンを実施例1と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:62%
・融点:139−140℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.20(3H,s),2.21(6H,s),3.10(4H,t),3.64(4
H,t),3.84(3H,s),5.07(1H,s),5.13(1H,s),6.64(1H,s),6.98(1H,s),7.04(3
H,dd),7.18(1H,d),7.91(1H,s)
実施例3
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル]
−4−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)カルバミン酸フェ
ニル及び1−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)ピペラジンを実施例1と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:71%
・融点:190−192℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.21(15H,s),2.42(3H,s),3.17(4H,t),3.61(4
H,t),4.08(3H,s),6.84(1H,s),6.89(1H,s),8.26(1H,s)
実施例4
1−[(5−エチル−6−メチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(2−メチルチオフェニル)ピペラジン:
N−(5−エチル−6−メチル−2−メトキシピリジン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(2−メチルチオフェニル)ピペラジンを実施例1と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:56%
・融点:160−161℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.19(3H,t),2.43(3H,s),2.50(3H,s),2.58(2
H,q),3.07(4H,t),3.69(4H,t),4.15(3H,s),6.93(1H,s),7.06(1H,m),7.14(3
H,m),8.35(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:400.1925(C21H28N4O2計算値:400.1932)
実施例5
1−[(5−エチル−6−メチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(2−イソプロペニルフェニル)ピペラジン:
N−(5−エチル−6−メチル−2−メトキシピリジン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(2−イソプロペニルフェニル)ピペラジンを実施例1と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:51%
・融点:185−187℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.18(3H,t),2.21(3H,s),2.42(3H,s),2.56(2
H,q),3.08(4H,t),3.62(4H,t),4.03(3H,s),5.08(1H,s),5.13(1H,s),6.90(1
H,s),7.02(3H,m),7.18(1H,d),8.25(1H,s)
実施例6
1−[(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)ピペラジンを実施例
1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:69%
・融点:176−177℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.19(3H,t),2.21(12H,s),2.44(3H,s),2.57(2
H,q),3.17(4H,t),3.62(4H,t),4.06(3H,s),6.84(1H,s),6.92(1H,s),8.30(1
H,s)
実施例7
1−[(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3−チオフェニル)ピペラジン:
N−(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(3−チオフェニル)ピペラジンを実施例1と同様の方法
で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:63%
・融点:108−110℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.17(3H,t),2.37(3H,s),2.49(2H,q),3.28(4
H,t),3.60(4H,t),3.98(3H,s),6.87(4H,m),6.98(1H,s),8.18(1H,s)
実施例8
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例1と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:67%
・融点:82−84℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.94(3H,t),1.58(2H,m),2.37(3H,s),2.49(2
H,q),3.25(4H,t),3.66(4H,t),3.78(6H,s),3.99(3H,s),6.07(3H,m),6.88(1
H,s),8.16(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:428.2447(C23H32N4O1計算値:428.2423)
実施例9
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)カルバ
ミ
ン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例1と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:64%
・融点:145−146℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t),1.59(2H,m),2.29(6H,s),2.41(3
H,s),2.49(2H,q),3.24(4H,t),3.67(4H,t),3.98(3H,s),6.59(3H,m),6.89(1
H,s),8.17(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:428.2385(C23H32N4O4計算値:428.2423)
実施例10
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例1と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:57%
・融点:121−123℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t),1.59(2H,m),2.38(3H,s),2.50(2
H,q),3.29(3H,t),3.66(3H,t),4.00(3H,s),6.28(1H,m),6.36(2H,d),6.87(1
H,s),8.17(1H,s)
実施例11
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例1と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:71%
・融点:109−110℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t),1.59(2H,m),2.37(3H,s),2.49(2
H,q),3.12(4H,t),3.70(4H,t),3.89(3H,s),3.97(3H,s),6.91(4H,m),6.95(1
H,s),8.19(1H,s)
実施例12
1−[(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例1と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:65%
・融点:115−116℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.21(3H,t),2.21(3H,s),2.65(2H,q),3.27(4
H,t),3.64(4H,t),3.79(6H,s),3.98(3H,s),6.09(3H,m),6.86(1H,s),8.12(1
H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:414.2240(C22H30N4O4計算値:414.2267)
実施例13
1−[(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例1と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:61%
・融点:135−136℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.22(3H,t),2.21(3H,s),2.29(6H,s),2.65(2
H,q),3.24(4H,t),3.66(4H,t),3.98(3H,s),6.59(3H,m),6.87(1H,s),8.12(1
H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:382.2376(C22H30N4O2計算値:382.2368)
実施例14
1−[(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例1と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:56%
・融点:168−170℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.21 (3H,t),2.20(2H,s),2.63(2H,t),3.28(4
H,t),3.68(4H,t),3.93(3H,s),6.41(1H,d),6.55(1H,d),6.84(1H,m),6.87(1
H,s),7.13(1H,t),8.10(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:370.1992(C20H26N4O3計算値:370.2004)
実施例15
1−[(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例1と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:57%
・融点:121−122℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.96(3H,t),1.67(2H,m),2.21(3H,s),2.58(2
H,t),3.26(4H,t),3.68(4H,t),3.79(6H,s),3.97(3H,s),6.14(3H,m),6.89(1
H,s),8.11 (1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:428.2423(C23H32N4O4計算値:428.2423)
実施例16
1−[(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)アミノカ
ル
ボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例1と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:54%
・融点:138−139℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.96(3H,t),1.72(2H,m),2.21(6H,s),2.30(3
H,s),2.59(2H,t),3.28(4H,t),3.76(4H,t),3.97(3H,s),6.70(3H,m),6.87(1
H,s),8.11(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:396.2432(C23H32N4O2計算値:396.2525)
実施例17
1−[(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例1と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:52%
・融点:153−155℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.95(3H,t),1.69(2H,m),2.19(3H,s),2.59(
2H,t),3.22(4H,t),3.68(4H,t),3.97(3H,s),6.42(1H,d),6.52(1H,d),6.87(
1H,s),7.12(1H,t),8.09(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:384.2153(C21H28N4O3計算値:384.2161)
実施例18
1−[N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジ
ン:
N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3
−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジ
ンを
実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:59%
・融点:143−144℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.10(2H,m),2.87(4H,m),3.12(4H,t),3.70(4
H,t),3.78(6H,s),4.00(3H,s),6.08(3H,m),6.90(1H,s),8.24(1H,s)
実施例19
1−[N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン
:
N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3
−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン
を実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:55%
・融点:183−185℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.08(2H,m),2.28(6H,s),2.87(4H,m),3.22(4
H,t),3.67(4H,t),4.00(3H,s),6.57(3H,m),6.89(1H,s)8.24(1H,s)
実施例20
1−[(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例1と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:54%
・融点:161−163℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.75(2H,m),1.84(2H,m),2.67(2H,t),2.73(2
H,t),3.27(4H,t),3.71 (4H,t),3.79(6H,s),3.97(3H,s),
6.10(3H,m),6.90(1H,s),8.07(1H,s)
実施例21
1−[(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)カルバミ
ン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例1と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:51%
・融点:143−144℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.75(2H,m),1.84(2H,m),2.30(6H,s),2.68(2
H,t),2.72(2H,t),3.26(4H,t),3.67(4H,t),3.97(3H,s),6.61(3H,m),6.91 (
1H,s),8.07(1H,s)
実施例22
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノチオカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)チオカルバミン酸
フェニル(200mg、0.7mmol)及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン(1
54mg、0.7mmol)を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(106mg)を加えた
。混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮し、溶媒を除去した。濃縮物をカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題
化合物を得た。
・収率:50%
・融点:192−193℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.21(3H,s),2.29(6H,s),2.36(3H,s),3.33(4
H,t),3.96(3H,s),4.09(4H,t),6.57(3H,m),7.33(1H,s),8.11(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:384.1992(C21H28N4O1S1計算値:384.1983)
実施例23
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノチオカルボニ
ル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)チオカルバミン酸
フェニル及び1−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例22と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:47%
・融点:60−62℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.21(3H,s),2.36(3H,s),3.39(4H,t),3.96(3
H,s),4.10(3H,t),6.29(3H,m),7.33(1H,s),8.14(1H,s)
実施例24
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノチオカルボニ
ル]−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)チオカルバミン酸
フェニル及び1−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例22と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:43%
・融点:185−186℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.14(3H,s),2.36(3H,s),3.25(4H,t),3.89(3
H,s),4.09(4H,t),6.30(1H,d),6.36(2H,m),7.03(1H,t),7.48(1H,s),8.56(1
H,s)
実施例25
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)アミノチ
オカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)チオカ
ルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例2
2と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:55%
・融点:143−144℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.93(3H,t),1.66(2H,m),2.17(3H,s),2.65(2
H,t),3.38(4H,t),3.79(6H,s),3.98(3H,s),4.15(4H,t),6.11(3H,m),7.43(1
H,s),8.25(1H,s)
実施例26
1−[(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)アミノチ
オカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)チオカ
ルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例2
2と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:52%
・融点:183−184℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.98(3H,t),1.72(2H,m),2.17(3H,s),2.62(2
H,t),3.39(4H,t),3.79(6H,s),3.96(3H,s),4.19(4H,t),6.15(3H,m),7.42(1
H,s),8.08(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:444.2171(C23H32N4O3S1計算値:444.2195)
実施例27
1−[(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)アミノチ
オカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)チオカ
ルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例22
と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:49%
・融点:195−197℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.98(3H,t),1.73(2H,m),2.18(6H,s),
2.34(3H,s),2.62(2H,t),3.47(4H,t),3.96(3H,s),4.01(4H,t),6.59(3H,m),
7.02(1H,s),7.99(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:412.2266(C23H32N4O1S1計算値:412.2296)
実施例28
1−[(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)アミノチ
オカルボニル]−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)チオカ
ルバミン酸フェニル及び1−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例22
と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:48%
・融点:160−162℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.98(3H,t),1.72(2H,m),2.22(3H,s),2.61(3
H,t),3.31 (4H,t),3.95(3H,s),4.10(4H,t),6.45(3H,m),7.12(1H,t),7.41
(1H,s),8.08(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:400.1969(C21H28N4O2S1計算値:400.1932)
実施例29
1−[N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペ
ラジン:
N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ「b]ピリジン−3
−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペ
ラジンを実施例22と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:55%
・融点:169−170℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.10(2H,m),2.89(4H,m),3.30(4H,t),3.77(6
H,s),3.98(3H,s),4.20(4H,t),6.05(3H,m),7.37(1H,s),8.25(1H,s)
実施例30
1−[N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラ
ジン:
N−(2−メトキシ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン−3
−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラ
ジンを実施例22と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:53%
・融点:159−161℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.09(2H,m),2.28(6H,s),2.87(4H,m),3.67(4
H,t),4.00(3H,s),4.21(4H,t),6.57(3H,m),6.93(1H,s),8.24(1H,s)
実施例31
1−[(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)アミノチオ
カルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−[(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)チオカル
バミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例22
と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:56%
・融点:160−161℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.77(2H,m),1.83(2H,m),2.70(2H,t),2.76(2
H,t),3.38(4H,t),3.79(6H,s),3.96(3H,s),4.16(4H,t),6.12(3H,m),7.45(1
H,s),8.03(1H,s)
実施例32
1−[(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)アミノチオ
カルボニル」−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)チオカル
バ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例22と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:54%
・融点:200−201℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.77(2H,m),1.84(2H,m),2.34(6H,s),2.71(3
H,t),2.75(3H,t),3.47(4H,t),3.97(3H,s),4.42(4H,t),6.35(3H,m),6.91 (
1H,s),7.91 (1H,s)
実施例33
1−[(5,6−ジメチル−2−メチルアミノピリジン−3−イル)アミノカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メチルアミノピリジン−3−イル)カルバミン酸
フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例1と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:53%
・融点:150−151℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.29(3H,s),2.48(3H,s),3.29(4H,t),3.45(3
H,s),3.77(6H,s),3.79(4H,t),6.10(3H,m),7.40(1H,s)
実施例34
1−[(5,6−ジメチル−2−メチルアミノピリジン−3−イル)アミノカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5,6−ジメチル−2−メチルアミノピリジン−3−イル)カルバミン酸
フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例1と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:52%
・融点:160−162℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.30(9H,s),2.48(3H,s),3.31(4H,t),3.46(3
H,s),3.78(4H,t),6.60(3H,m),7.41(1H,s)
実施例35
1−[(5−エチル−6−メチル−2−メチルアミノピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5−エチル−6−メチル−2−メチルアミノピリジン−3−イル)カル
バミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例1と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:56%
・融点:143−145℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.22(3H,t),2.28(6H,s),2.52(3H,s),2.72(2
H,q),3.29(4H,t),3.45(3H,s),3.78(4H,t),6.59(3H,m),7.41(1H,s)
実施例36
1−[(2−メチルアミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン
:
N−(2−メチルアミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペ
ラジンを実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た
・収率:49%
・融点:148−150℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.09(2H,m),2.95(4H,m),3.30(4H,t),3.47(3
H,s),3.77(4H,t),3.80(6H,s),6.10(3H,m),7.49(1H,s)
実施例37
1−[(2−メチルアミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン
:
N−(2−メチルアミノ−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[b]ピリジン
−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラ
ジン
を実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:48%
・融点:185−187℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.14(2H,m),2.29(6H,s),2.95(4H,m),3.32(4
H,t),3.47(3H,s),3.79(4H,t),6.59(3H,m),7.48(1H,s)
実施例38
1−{[5,6−ジメチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラジニル)ピ
リジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペ
ラジン:
N−[5,6−ジメチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラジニル)
ピリジン−3−イル]カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニ
ル)ピペラジンを実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:58%
・融点:74−75℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s),2.20(3H,s),2.21(3H,s),2.90(4
H,t),3.20(4H,t),3.55(4H,t),3.65(4H,t),3.98(3H,s),6.02(3H,m),8.20(1
H,s)
実施例39
1−{[5,6−ジメチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラジニル)ピ
リジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラ
ジン:
N−[5,6−ジメチル−2−(4′−ブトキシカルボニルピペラジニル)ピリ
ジン−3−イル]カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピ
ペラジンを実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:56%
・融点:155−156℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.48(9H,s),2.22(3H,s),2.29(6H,s),
2.35(3H,s),2.95(4H,t),3.25(4H,t),3.57(4H,t),3.67(4H,t),6.59(3H,m),
8.21(1H,s)
実施例40
1−{[5−エチル−6−メチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラ
ジニル)ピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェ
ニル)ピペラジン:
N−[5−エチル−6−メチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラ
ジニル)ピリジン−3−イル]カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキ
シフェニル)ピペラジンを実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た
。
・収率:52%
・融点:119−120℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t),1.48(9H,s),2.38(3H,s),2.51(2
H,q),2.96(4H,t),3.27(4H,t),3.58(8H,m),3.78(6H,s),6.08(3H,m),8.24(1
H,s)
実施例41
1−{[5−エチル−6−メチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラ
ジニル)ピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニ
ル)ピペラジン:
N−[5−エチル−6−メチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラ
ジニル)ピリジン−3−イル]カルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチル
フェニル)ピペラジンを実施例1と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:50%
・融点:126−128℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.20(3H,t),1.49(9H,s),2.29(6H,s),2.39(3
H,s),2.52(2H,q),2.98(4H,t),3.23(4H,t),3.59(8H,m),6.59(3H,m),7.58(1
H,s),8.26(1H,s)
実施例42
1−[(5,6−ジメチル−2−ピペラジニルピリジン−3−イル)アミノカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−{[5,6−ジメチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラジニル)
ピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピ
ペラジン(0.218g、0.4mmol)をジクロルメタン:ニトロメタン=2:1(10ml
)に溶解し、次いでアニソール(0.26g、2.4mmol)及び塩化アルミニウム(0.3g
、2.4mmol)を徐々に加えた。混合物を室温で20分間撹拌した。混合物に蒸留水
(50ml)を加え、飽和NaHCO3を加えて塩基性にし、ジクロルメタンで抽出し
た後、減圧下で濃縮し、溶媒を除去した。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(
メタノール:ジクロルメタン=8:1)で精製し、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.21(3H,s),2.35(3H,s),3.02(4H,t),3.34(4
H,t),3.59(4H,t),3.62(4H,t),3.78(6H,s),6.08(3H,m),8.18(1H,s)
実施例43
1−[(5,6−ジメチル−2−ピペラジニルピリジン−3−イル)アミノカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−{[5,6−ジメチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペラジニル)
ピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペ
ラジンを実施例42と同様の同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:85%
・融点:103−105℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.16(3H,s),2.24(6H,s),2.40(3H,s),3.30(4
H,t),3.44(4H,t),3.50(4H,t),3.81(4H,t),6.95(3H,m),7.72(1H,s)
実施例44
1−[(5−エチル−6−メチル−2−ピペラジニルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−{[5−エチル−6−メチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペ
ラジニル)ピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフ
ェニル)ピペラジンを実施例42と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:68−70℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.20(3H,t),2.40(3H,s),2.52(2H,q),2.75(4
H,t),3.32(4H,t),3.70(8H,m),3.78(6H,s),6.09(3H,m),7.68(1H,s),8.23(1
H,s)
実施例45
1−[(5−エチル−6−メチル−2−ピペラジニルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−{[5−エチル−6−メチル−2−(4′−t−ブトキシカルボニルピペ
ラジニル)ピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェ
ニル)ピペラジンを実施例42と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:85%
・融点:100−102℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.20(3H,t),2.28(6H,s),2.39(3H,s),2.65(2
H,q),2.76(4H,t),3.00(4H,t),3.23(4H,t),3.70(4H,t),6.58(3H,m),7.66(1
H,s),8.24(1H,s)
実施例46
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル(200mg、0.67mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペ
ラ
ジン(150mg、0.67mmol)を無水テトラヒドロフラン(15ml)に溶解し、DBU
(100mg、0.67mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮し
、テトラヒドロフランを除去した。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:83%
・融点:149−151℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.57(3H,s),2.65(3H,s),3.28(4H,t,J=4.65
Hz),3.70(4H,t,J=4.65Hz),3.79(6H,s),4.06(3H,s),6.09(1H,s),6.14(2
H,d),6.94(1H,s),8.87(1H,s)
実施例47
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例46と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:82%
・融点:66−69℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.31(6H,s),2.57(3H,s),2.65(3H,s),3.08(4
H,t),3.30(4H,t),4.10(3H,s),6.71(2H,d),6.94(1H,s),8.89(1H,s)
実施例48
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例46と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:77%
・融点:180−181℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.57(3H,s),2.65(3H,s),3.33(4H,t,J=5.0
Hz),3.74(4H,t,J=5.0Hz),4.07(3H,s),6.37(1H,s),6.46(2H,d),6.93(1H
,s),8.85(1H,s)
実施例49
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例46と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:81%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.57(3H,s),2.65(3H,s),3.34(4H,t),3.78(4
H,t),4.04(3H,s),6.93(3H,m),8.80(1H,s)
実施例50
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例46と同
様の用法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:81%
・融点:173−174℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.29(6H,s),2.58(3H,s),2.65(3H,s),2.98(4
H,t),3.70(4H,t),4.06(3H,s),6.91 (1H,d),6.97(1H,s),7.10(1H,t),8.89(
1H,s)
実施例51
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例46と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:79%
・融点:153−154℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.58(3H,s),2.65(3H,s),3.15(4H,t),3.73(4
H,t),3.90(3H,s),4.06(3H,s),6.91(1H,d),6.96(1H,d),6.97(1H,s),7.10(1
H,t),8.89(1H,s)
実施例52
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)カルバ
ミン酸フェニル及び1−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例46と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:76%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.60(3H,s),2.72(3H,s),3.34(4H,t),3.79(4
H,t),3.98(3H,s),6.45(3H,m),6.98(1H,m),8.97(1H,s)
実施例53
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノチ
オカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)チオカ
ルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例2
2と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:77%
・融点:167−169℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.58(3H,s),2.68(3H,s),3.47(4H,t),3.81(6
H,s),4.05(3H,s),4.36(4H,t),6.42(3H,m),7.49(1H,s),9.05(1H,s)
実施例54
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノチ
オカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)チオカ
ルバミン酸フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例22
と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:75%
・融点:176−177℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.34(6H,s),2.58(3H,s),2.68(3H,s),3.48(4
H,t),4.06(3H,s),4.43(4H,t),7.05(3H,m),7.52(1H,s),9.04(1H,s)
実施例55
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノチ
オカルボニル]−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)チオカ
ルバミン酸フェニル及び1−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例22
と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:71%
・融点:114−115℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.56(3H,s),2.75(3H,s),3.68(4H,t),4.05(3
H,s),4.45(4H,t),7.30(4H,m),9.03(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:458.2527(C23H30N4O4S1計算値:458.1987)
実施例56
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(100mg、0.23mmol
)を無水エタノール(15ml)に溶解し、NaBH4(8.66mg)を加えた。反応溶液
を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、エタノールを除去し、カラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)により精製し、標題化
合物を得た。
・収率:97%
・融点:124−126℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.48(3H,d),2.42(3H,s),3.27(4H,t),3.69(4
H,t),3.79(6H,s),3.99(3H,s),5.03(1H,q),6.09(1H,s),6.15(2H,d),6.90(1
H,s),8.46(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:430.2265(C22H30N4O5計算値:)430.2216
実施例57
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例56と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:95%
・融点:153−154℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.48(3H,d),2.30(6H,s),2.42(3H,s),3.26(4
H,t),3.68(4H,t),3.99(3H,s),5.05(1H,q),6.71(2H,d),6.96(1H,s),8.46(1
H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:398.2343(C22H30N4O3計算値:398.2317)
実施例58
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノカルボニル}−4−(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミ
ノカルボニル]−4−(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例56と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:96%
・融点:100−102℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(3H,d),1.59(3H,s),2.25(3H,s),2.28(3
H,s),2.43(3H,s),2.93(4H,t),3.66(4H,t),3.99(3H,s),5.05(1H,q),6.93(3
H,m),7.11(1H,m),8.48(1H,s)
実施例59
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例56と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:97%
・融点:184−186℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.48(3H,d),2.50(3H,s),3.30(4H,t),3.70(4
H,t),4.11 (3H,s),5.06(1H,q),6.33(1H,s),6.42(2H,d),6.92(1H,s),8.54(
1H,s)
実施例60
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例56と同様の
方法
で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:95%
・融点:197−200℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(3H,d),2.41(3H,s),3.28(4H,t),3.66(4
H,t),3.96(3H,s),5.20(1H,q),7.02(3H,m),8.42(1H,s)
実施例61
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノカルボニル}−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例56と同様にし
て反応させ、標題化合物を得た。
・収率:97%
・融点:88−90℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(3H,d),2.42(3H,s),3.11 (4H,t),3.70(4
H,t),3.89(3H,s),3.99(3H,s),5.03(1H,q),6.89(3H,m),6.94(1H,s),7.05(1
H,m),8.48(1H,s)
実施例62
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル)]アミノカルボニル}−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン
:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例56と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:194−196℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(3H,d),2.41 (3H,s),3.27(4H,t),3.79(4
H,t),3.98(3H,s),5.04(1H,q),6.57(3H,m),6.90(1H,s),7.13(1H,t),8.41(1
H,s)
実施例63
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノチオカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジ
ン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
チオカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例56と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:189−190℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(3H,d),2.43(3H,s),3.35(4H,t),3.78(6
H,s),3.97(3H,s),4.09(4H,t),5.05(1H,q),6.07(3H,m),7.35(1H,s),8.42(1
H,s)
実施例64
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノチオカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジ
ン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
チオカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例56と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:170−172℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(3H,d),2.29(6H,s),2.43(3H,s),3.43(4
H,t),3.97(3H,s),4.10(4H,t),5.06(1H,q),6.60(3H,m),7.37(1H,s),8.40(1
H,s)
実施例65
1−{[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−2−メトキシ−6−メチ
ルピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル
)ピペラジン:
1−{(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(214mg、0.50mmol
)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、CH3MgBr(0.50ml、1.50mmol)を
徐々に加えた。混合物溶液を15時間還流し、減圧下で濃縮して溶媒を除去し、酢
酸エチルで抽出し、乾燥、濾過した。生成物をカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:146−148℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.64(6H,s),2.64(3H,s),3.25(4H,t),3.67(4
H,t),3.78(6H,s),3.99(3H,s),6.07(3H,m),6.86(1H,s),8.47(1H,s)
実施例66
1−{[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−2−メトキシ−6−メチ
ルピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピ
ペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,59−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例65と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:81%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.64(6H,s),2.29(6H,s),2.65(3H,s),3.24(4
H,t),3.67(4H,t),3.99(3H,s),6.59(3H,m),7.05(1H,s),8.48(1H,s)
実施例67
1−{[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルプロピル)−2−メトキシ−6−メ
チルピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル
)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(214mg、0.50mmol
)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、C2H5MgBr(0.50mg、1.50mmol)
を徐々に加えた。混合物溶液を15時間還流し、減圧下で濃縮して溶媒を除去し、
酢酸エチルで抽出し、乾燥及び濾過した。生成物をカラムクロマトグラフィー(
酢酸エチル:ヘキサン=1:2)で精製し、標題化合物を得た。
・収率:76%
・融点:127−129℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.83(3H,t),1.63(3H,s),1.94(2H,m),2.61(3
H,s),3.26(4H,t),3.68(4H,t),3.79(6H,s),3.99(3H,s),6.08(3H,m),6.86(1
H,s),8.44(1H,s)
実施例68
1−{[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルプロピル)−2−メトキシ−6−メ
チルピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)
ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例67と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:74%
・融点:164−165℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.83(3H,t),1.60(3H,s),1.95(2H,m),2.29(6
H,s),2.61(3H,s),3.23(4H,t),3.67(4H,t),3.99(3H,s),6.59(3H,m),6.87(1
H,s),8.45(1H,s)
実施例69
エタンチオ酸1−[5−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カル
ボニル}アミノ)−6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル]エチル:
トリフェニルホスフィン(262mg、1.0mmol)をテトラヒドロフラン(15ml)
に溶解し、アゾジカルボン酸ジエチル(157μl、1.0mmol)を加え、次いで混合
物を0℃で30分間撹拌した。1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メト
キシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメト
キシフェニル)ピペラジン(213mg、0.5mmol)及びチオ酢酸(72μl、1.0mmol)
をテトラヒドロフランに溶解し、上記溶液に加えた。混合物溶液を0℃で1時間
、室温で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して溶媒を除去した。濃縮物をカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)で精製し、標題化合物
を得た。
・収率:62%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.55(3H,d),2.20(3H,s),2.39(3H,s),3.15(4
H,t),3.57(4H,t),3.69(6H,s),3.90(3H,s),4.74(1H,q),6.01(3H,m),6.89(1
H,s),8.33(1H,s)
実施例70
エタンチオ酸1−[5−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボ
ニル}アミノ)−6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル]エチル:
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを
実施例69と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:60%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.60(3H,d),2.26(6H,s),2.52(3H,s),3.20(4
H,t),3.64(4H,t),3.96(3H,s),4.80(1H,q),6.56(3H,m),6.91(1H,s),8.38(1
H,s)
実施例71
1−{[2−メトキシ−6−メチル−5−(1−スルファニルメチル)]アミノカル
ボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
エタンチオ酸1−[5−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カ
ル
ボニル}アミノ)−6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル]エチル(180
mg、0.37mmol)をテトラヒドロフラン(15ml)に溶解し、LiAlH4(15mg、0.4
mmol)を加え、次いで混合物を0℃で20分間撹拌した。2N−HClをこの溶液
に加えた。混合物を減圧下で濃縮して溶媒を除去し、ジクロルメタンで抽出し、
乾燥及び濾過した。生成物を減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:ヘキサン=1:2)で精製し、標題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,d),2.39(3H,s),3.25(4H,t),3.66(4
H,t),3.76(6H,s),3.96(3H,s),5.02(1H,q),6.17(3H,m),6.87(1H,s),8.41(1
H,s)
実施例72
1−{[2−メトキシ−6−メチル−5−(1−スルファニルメチル)]アミノカ
ルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
エタンチオ酸1−[5−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カル
ボニル}アミノ)−6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル]エチルを実
施例71と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d),2.28(6H,s),2.40(3H,s),3.25(4
H,t),3.72(4H,t),5.03(1H,q),6.64(3H,m),6.88(1H,s),8.42(1H,s)
実施例73
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−{5−(1−ヒドロキシエチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3
−イル)アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを
クロロ
ホルム(15ml)に溶解し、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム(60mg、0.23mm
ol)を加え、次いで混合物溶液を16時間還流した。この溶液を減圧下で濃縮して
クロロホルムを除去し、カラムクロマトグラフィーにより精製し、標題化合物を
得た。
・収率:93%
・融点:140−141℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.43(3H,s),3.27(4H,t),3.69(4H,t),3.79(6
H,s),4.00(3H,s),5.25(1H,d),5.65(1H,d),6.08(1H,s),6.13(2H,d),6.82(1
H,d),6.91(1H,s),8.53(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:412.2119(C22H28N4O4計算値:412.2110)
実施例74
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを
実施例73と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:131−132℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.57(3H,s),2.31(6H,s),2.43(1H,s),3.25(4
H,t),3.68(4H,t),4.00(3H,s),5.25(1H,d),5.65(1H,d),6.60(3H,m),6.82(1
H,dd),6.92(1H,s),8.53(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:380.2236(C22H28N4O2計算値:380.2212)
実施例75
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを
実施
例73と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:160−161℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s),3.30(4H,t,J=5.5Hz),3.68(4
H,t,J=5.5Hz),4.01(3H,s),5.26(1H,d),5.65(1H,d),6.30(1H,s),6.39(2
H,d),6.81(1H,dd),8.53(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:412.2102(C22H28N4O4計算値:412.2110)
実施例76
1−[(5−イソプロペニル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)ア
ミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
−{[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−2−メトキシ−6−メチ
ルピリジン−3−イル)アミノカルボニル]}−4−(3,5−ジメトキシフェニル
)ピペラジンを実施例73と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:96%
・融点:83−85℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.01 (3H,s),2.38(3H,s),3.25(4H,t),3.66(4
H,t),3.78(6H,s),3.99(3H,s),4.86(1H,s),5.30(1H,s),6.11(3H,m),6.90(1
H,s),8.18(1H,s)
実施例77
1−[(5−イソプロペニル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)ア
ミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−{[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−2−メトキシ−6−メ
チルピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)
ピペラジンを実施例73と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:140−142℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.01(3H,s),2.29(6H,s),2.28(3H,s),
3.23(4H,t),3.66(4H,t),3.99(3H,s),4.86(1H,s),5.18(1H,s),6.59(3H,m),
6.91(1H,s),8.18(1H,s)
実施例78
2−{1−[5−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル
}アミノ)−6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル]エトキシ}酢酸エ
チル:
1−{[5−(1−ヒドロキシ)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−
イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(0.5m
mol)をジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、NaH(18.5mg、0.5mmol)を
加え、次いで混合物溶液を室温で15分間撹拌した。この混合物にブロム酢酸エチ
ル(83.5mg、0.5mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮
して溶媒を除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2
)で精製し、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t),1.34(3H,d),2.42(3H,s),3.00(4
H,t),3.29(4H,t),3.74(6H,s),3.97(3H,s),4.16(4H,s),4.53(1H,q),6.03(3
H,s),7.58(1H,s)
実施例79
4−{1−[5−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル
}アミノ)−6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル]エトキシ}−4−
オキソブタン酸:
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン
(107mg、0.25mmol)及びジメチルアミノピリジン(3mg、0.025mmol)をピリジ
ンに溶解し、無水コハク酸(50mg、0.5mmol)を加えた。混合物を室温で5時間
撹拌した。この混合物に蒸留水を加えた。この溶液をCH2Cl2で抽出し、有機
相を1N−HClで洗浄し、次いで減圧下で濃縮して溶媒を除去した。濃縮物を
カラム
クロマトグラフィー(ジクロルメタン:メタノール=20:1)で精製し、標題化
合物を得た。
・収率:78%
・融点:158−160℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,d),2.43(3H,s),2.61 (4H,m),3.24(4
H,t),3.66(4H,t),3.76(6H,s),3.95(3H,s),5.94(1H,q),6.04(3H,m),6.89(1
H,s),8.13(1H,s)
実施例80
4−{1−[5−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}
アミノ−6−メトキシ−2−メチルピリジン−3−イル]エトキシ}−4−オキ
ソブタン酸:
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを
実施例79と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:76%
・融点:138−140℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d),2.27(6H,s),2.55(3H,s),2.65(4
H,m),3.24(4H,t),3.69(4H,t),3.95(3H,s),5.95(1H,q),6.60(3H,m),6.88(1
H,s),8.11 (1H,s)
実施例81
1−[2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジ
メトキシフェニル)ピペラジン:
a) N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル:
3−アミノ−2−メトキシキノリン(4g、23mmol)及びクロルギ酸フェニル
(4.04g、25mmol)をジクロルメタンに溶解し、室温で2時間撹拌した。混合物
を減圧下で濃縮してジクロルメタンを除去し、カラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:エーテル:8:1)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:75%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ4.01(3H,s),7.30(5H,s),7.41(1H,t),7.70(1
H,d),7.71 1H,d),8.71(1H,s)
b) 1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5
−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル(148mg、0.5
mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(112mg、0.5mmol)を
無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を加えた。この
溶液を室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮してテトラヒドロフランを
除去し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:エーテル=5:1)で精製し、標題
化合物を得た。
・収率:81%
・融点:200−201℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.31(4H,t,J=5.0Hz),3.74(4H,t),3.79(6H
,s),4.17(3H,s),6.09(1H,s),6.17(2H,s),7.35(1H,t),7.49(1H,t),7.71(1H
,d),7.78(1H,d),8.78(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:422.1952(C23H26N4O4計算値:422.1594)
実施例82
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−(
ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,
5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:79%
・融点:143−145℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.30(6H,s),3.29(4H,t),3.80(4H,t),
4.18(3H,s),6.62(3H,m),7.36(1H,t),7.49(1H,t),7.71 (1H,d),7.78(1H,d)
,8.79(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:390.2066(C23H26N4O2計算値:390.2055)
実施例83
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2,3−ジ
メチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2,
3−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:83%
・融点:174−175℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.20(3H,s),2.39(3H,s),3.28(4H,t),3.69(4
H,t),3.93(3H,s),5.98(1H,s),6.30(1H,t),6.37(1H,s),6.39(1H,s),6.63(1
H,s)
実施例84
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジ
フルオルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,
5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:78%
・融点:158−169℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.32(4H,t,J=5.0Hz),3.72(4H,t,J=5.0H
z),4.19(3H,s),6.29(1H,s),6.39(2H,d),7.36(1H,t),7.50(1H,t),7.71(1H,
d),7.81(1H,d),8.78(1H,s)
実施例85
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジ
クロルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,
5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:56%
・融点:156−158℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.33(4H,t),3.73(4H,t),4.21(3H,s),6.79(1
H,s),6.83(1H,d),6.93(1H,t),7.26(1H,t),7.38(1H,t),7.52(1H,t),7.71(1
H,d),7.83(1H,d)
Mass(EI)m/z:実測値:430.0977(C21H20N4O2Cl1計算値:430.0963
)
実施例86
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−フ
ルオルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2
−フルオルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:81%
・融点:156−158℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.18(4H,t),3.74(4H,t),4.18(3H,s),6.99(2H
,q),7.07(2H,m),7.35(2H,m),7.50(1H,t),7.70(1H,d),7.77(1H,d)
実施例87
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−クロ
ルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2
−クロルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化合物
を
得た。
・収率:78%
・融点:79−80℃
・1H−NMR(CDCl3):δ 3.32(4H,t),3.74(4H,t),4.20(3H,s),6.82(2
H,q),6.94(2H,m),7.34(2H,m),7.48(1H,d),7.70(1H,d),7.78(1H,d)
実施例88
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3−クロ
ルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3
−クロルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化合物
を得た。
・収率:73%
・融点:97−98℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.31 (4H,t),3.73(4H,t),4.18(3H,s),6.82(1
H,d),6.87(1H,d),6.92(1H,s),7.21(1H,t),7.32(1H,s),7.37(1H,t),7.51(1
H,t),7.70(1H,d),7.78(1H,d),8.80(1H,s)
実施例89
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3−ヒド
ロキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3
−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:75%
・融点:190−191℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.33(4H,t),3.80(4H,t),4.19(3H,s),6.47(1
H,s),6.62(2H,s),7.16(1H,t),7.32(1H,s),7.37(1H,t),
7.51(1H,t),7.72(1H,d),7.78(1H,d),8.78(1H,s)
実施例90
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メト
キシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2
−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:88%
・融点:159−161℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.28(4H,t),3.71 (4H,t),3.81 (3H,s),4.18(
3H,s),6.52(2H,s),6.62(1H,s),7.23(1H,t),7.31−7.53(3H,m),7.72(2H,m
),8.81(1H,s)
実施例91
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メチ
ルチオフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2
−メチルチオフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:78%
・融点:147−149℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.44(3H,s),3.07(4H,t),3.75(4H,t),4.18(3
H,s),7.13(3H,m),7.18(1H,d),7.39(2H,m),7.70(3H,m),8.81(1H,s)
実施例92
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3−イソ
プロポキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3
−イソプロポキシフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:111−113℃
・1H−NMR(CDCl3):δ1.34(6H,d),3.30(4H,t),3.74(4H,t),4.18(3
H,s),4.55(1H,m),6.49(2H,s),7.05(1H,s),7.20(1H,t),7.32(1H,s),7.37(
1H,t),7.50(1H,t),7.70(1H,d),7.77(1H,d),8.80(1H,s)
実施例93
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3−シク
ロプロピルメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3
−シクロプロピルメトキシフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:90%
・融点:146−147℃
・1H−NMR(CDCl3):δ0.36(2H,t),0.65(2H,m),1.28(1H,m),3.31(4
H,t),3.75(4H,t),3.80(2H,d),4.18(3H,s),6.50(1H,s),6.60(2H,s),7.19(1
H,t),7.32(1H,s),7.37(1H,t),7.50(1H,t),7.70(1H,d),7.77(1H,d),8.79(1
H,s)
実施例94
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メト
キシ−5−メチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2
−メトキシ−5−メチルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:76%
・融点:115−116℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.30(3H,s),3.14(4H,t),3.75(4H,t),3.87(3
H,s),4.18(3H,s),6.79(2H,m),6.84(1H,d),7.35(2H,m),7.50(1H,t),7.72(1
H,d),7.77(1H,d),8.82(1H,s)
実施例95
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メト
キシ−5−フェニルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2−
メトキシ−5−フェニルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た
・収率:77%
・融点:122−123℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.38(4H,t),3.86(4H,t),3.97(3H,s),4.18(3
H,s),7.05(2H,m),7.34−7.45(6H,m),7.50(1H,t),7.56(2H,d),7.71(2H,d),
7.78(2H,d),8.88(1H,s)
実施例96
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(5−メト
キシ−2−メチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(5
−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:82%
・融点:128−130℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.30(3H,s),3.37(4H,t),3.84(4H,t),3.78(3
H,s),3.97(3H,s),7.05(2H,m),7.13(1H,d),7.38(3H,m),7.62(1H,d),7.80(1
H,s),8.88(1H,s)
実施例97
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(1−ナフ
チル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(1
−ナフチル)ピペラジンを実施例81と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た
。
・収率:68%
・融点:158−160℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.22(4H,t),3.86(4H,t),4.20(3H,s),7.13(1
H,d),7.38(2H,m),7.43(1H,t),7.53(3H,m),7.62(1H,d),7.72(1H,d),7.80(1
H,d),7.86(1H,d),8.24(1H,d),8.84(1H,s)
実施例98
1−[N−(2−メトキシキノリン−3−イル)−N−メチルアミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5
−ジメトキシフェニル)ピペラジン(106mg、0.25mmol)をジメチルホルムアミ
ド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.0mg、0.25mmol)を加え、得られた
溶液を室温で15分間撹拌した。ヨードメタン(35mg、0.25mmol)をこの溶液に加
えた。この混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮し、ジメチルホルムアミ
ドを除去した。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1
:2)で精製し、標題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:88−89℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.93(4H,t),3.17(3H,s),3.34(4H,t),3.72(6
H,s),4.15(3H,t),5.95(2H,s),5.98(1H,s),7.40(1H,t),7.61(2H,m),7.73(1
H,s),7.84(1H,d)
Mass(EI)m/z:実測値:436.2105(C24H28N4O4計算値:436.2110)
実施例99
1−[N−エチル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメトキシフェニル)ピペラジン(106mg、0.25mmol)をジメチルホルムアミド
(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.0mg、0.25mmol)を加え、この溶液を
室温で15分間撹拌した。ヨードメタン(35mg、0.25mmol)をこの溶液に加えた。
混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮してジメチルホルムアミドを除去し
た。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)で精
製し、標題化合物を得た。
・収率:91%
・融点:118−120℃
・1H−NMR(CDCl3):δ1.16(3H,t),2.89(4H,t),3.30(4H,t),3.63(2
H,m),3.71(6H,s),4.13(3H,s),5.93(2H,s),5.98(1H,s),7.41(1H,t),7.60(1
H,t),7.66(1H,d),7.71 (1H,s),7.84(1H,d)
Mass(EI)m/z:実測値:450.2206(C25H30N4O4計算値:450.2227)
実施例100
1−[N−イソプロピル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)フェニル:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメトキシフェニル)ピペラジン(106mg、0.25mmol)をジメチルホルムアミド
(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.0mg、0.25mmol)を加え、反応溶液を
室温で15分間撹拌した。この溶液にヨウ化2−プロピル(42mg、0.25mmol)を加
えた。混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮してジメチルホルムアミドを
除去した。濃縮物をカラムクロマトグラフィ(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)で
精製し、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:123−125℃
・1H−NMR(CDCl3):δ1.21(6H,d),2.79(4H,t),3.29(4H,t),3.70(6
H,s),4.08(3H,s),4.41(1H,m),5.90(2H,s),5.96(1H,s),7.43(1H,t),7.63(1
H,t),7.69(1H,d),7.75(1H,s),7.83(1H,d)
実施例101
1−[N−シクロプロピルメチル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)ア
ミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメトキシフェニル)ピペラジン(106mg、0.25mmol)をジメチルホルムアミド
(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.2mg、0.26mmol)を加え、この溶液を
室温で15分間撹拌した。ブロムメチルシクロプロパン(22mg、0.26mmol)をこの
溶液に加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮してジメチルホルム
アミドを除去した。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン
=1:2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:78%
・融点:118−120℃
・1H−NMR(CDCl3):δ0.41 (2H,m),0.85(2H,m),1.28(1H,m),2.88(
4H,t),3.24(4H,t),3.42(2H,d),3.71 (6H,s),4.13(3H,s),5.94(3H,s),7.44
(1H,d),7.62(1H,d),7.78(3H,m)
実施例102
1−[N−ベンジル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメトキシフェニル)ピペラジン(114mg、0.27mmol)をジメチルホルムアミド
(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.6mg、0.27mmol)を加え、この溶液を
室温で15分間撹拌した。臭化ベンジル(46mg、0.27mmol)をこの溶液に加えた混
合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮してジメチルホルムアミドを除去した
。濃縮物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により
精製し、標題化合物を得た。
・収率:90%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ2.92(4H,t),3.39(4H,t),3.72(6H,s),4.13(3
H,s),4.79(2H,s),6.01(3H,m),7.21 (1H,m),7.25(2H,m),7.33(3H,m),7.51(
1H,s),7.57(2H,m),7.81(2H,d)
実施例103
1−[N−(2−メトキシキノリン−3−イル)−N−メチルアミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例98と同様の方法で反応させ、標題化合物
を得た。
・収率:92%
・融点:142−143℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.27(6H,d),2.90(4H,t),3.17(3H,s),3.34(4
H,t),4.15(3H,s),6.41(2H,s),6.49(1H,s),7.40(1H,t),7.63(1H,t),7.65(1
H,d),7.73(1H,s),7.84(1H,d)
Mass(EI)m/z:実測値:404.2225(C24H28N4O2計算値:404.2212)
実施例104
1−[N−エチル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例99と同様の方法で反応させ、標題化合物
を得た。
・収率:89%
・融点:84−86℃
・1H−NMR(CDCl3):δ1.16(3H,t),2.21(6H,s),2.87(4H,t),
3.30(4H,t),3.64(2H,q),4.13(3H,t),6.40(2H,s),6.48(1H,s),7.40(1H,t),
7.62(1H,t),7.66(1H,d),7.71(1H,s),7.84(1H,d)
実施例105
1−[N−イソプロピル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例100と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:84%
・融点:114−115℃
・1H−NMR(CDCl3):δ1.21(6H,d),2.20(6H,s),2.77(4H,t),3.28(4
H,t),4.08(3H,s),4.39(1H,m),6.37(2H,s),6.46(1H,s),7.41(1H,t),7.63(1
H,t),7.69(1H,d),7.75(1H,s),7.83(1H,d)
実施例106
1−[N−ベンジル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例102と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:90%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ2.24(6H,s),2.87(4H,t),3.31(4H,t),4.13(3
H,s),4.80(2H,s),6.42(3H,s),7.49(1H,t),7.62(2H,m),
7.72(2H,m)
実施例107
1−[N−(2−メトキシキノリン−3−イル)−N−メチルアミノカルボニル
]
−4−(3−イソプロポキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3−イ
ソプロポキシフェニル)ピペラジンを実施例98と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:92%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ1.28(6H,d),2.97(4H,t),3.18(3H,s),3.37(4
H,t),4.14(3H,s),4.49(1H,m),6.41 (3H,m),7.13(1H,m),7.40(1H,t),7.62(
1H,t),7.66(1H,d),7.74(1H,s),7.84(1H,d)
実施例108
1−[N−エチル−N−(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(3−イソプロポキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3−イ
ソプロポキシフェニル)ピペラジンを実施例99と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:87%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ1.16(3H,t),1.34(6H,d),2.89(4H,t),3.30(4
H,t),3.63(2H,m),4.13(3H,s),4.55(1H,m),4.69(2H,s),7.05(1H,s),7.20(1
H,t),7.32(1H,s),7.37(1H,t),7.50(1H,t),7.70(1H,d),7.77(1H,d),8.80(1
H,s)
実施例109
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5
−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル(56mg、
0.5mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(111mg、0.5mmol)
を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を加えた。こ
の反応溶液を室温で2時間撹拌した。この溶液を減圧下で濃縮してテトラヒドロ
フランを除去し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:エーテル=5:1)に
より精製し、標題化合物を得た。
・収率:76%
・融点:171−172℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.41(4H,t),3.81(6H,s),4.17(3H,s),4.21(4
H,t),6.12(1H,s),6.20(1H,d),7.38(1H,t),7.54(1H,t),7.74(1H,d),7.81(1
H,d),8.96(1H,s)
実施例110
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5
−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−
(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例109と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:79%
・融点:170−171℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.30(6H,s),3.38(4H,t),4.09(3H,s),4.17(4
H,t),6.63(3H,m),7.38(1H,t),7.54(1H,t),7.72(1H,d),7.81(1H,d),8.96(1
H,s)
実施例111
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5
−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−
(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例109と同様にして反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:78%
・融点:140−142℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.44(4H,t),4.20(4H,t),4.25(3H,s),6.33(2
H,m),6.45(1H,d),7.41(1H,t),7.56(1H,m),7.72(1H,m),7.97(1H,m),8.96(1
H,s)
実施例112
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5
−ジクロルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−
(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例109と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:62%
・融点:181−183℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.44(4H,t),4.20(4H,t),4.26(3H,s),6.77(1
H,s),6.88(2H,t),7.41(1H,t),7.59(1H,t),7.70(2H,m),8.01(1H,t),8.11(1
H,s),8.93(1H,s)
実施例113
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3−
メトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メトキシキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−
(3−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例109と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:81%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ3.17(4H,t),3.89(3H,s),4.17(4H,t),6.90(4
H,m),7.34(1H,t),7.48(1H,t),7.70(1H,d),7.77(1H,d),8.80(1H,s)
実施例114
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメ
トキシフェニル)ピペラジン:
a) N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル:
3−アミノ−2−メチルキノリン(4g、25mmol)及びクロルギ酸フェニル(4
.04g、25mmol)を塩化メチレンに溶解し、室温で2時間撹拌した。混合物溶液を
減圧下で濃縮して塩化メチレンを除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル:ヘキサン=1:10)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:88%
・1H−NMR(CDCl3):δ2.77(3H,s),7.30−7.53(9H,m),8.67(1H,s)
b) 1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−
ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル(140mg、0.5mm
ol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(112mg、0.5mmol)をテ
トラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を加え、次いで混合物
を室温で2時間撹拌した。この溶液を減圧下で濃縮してテトラヒドロフランを除
去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製
し、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:199−200℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.81(3H,s),3.30(4H,t),3.76(4H,t),3.80(6
H,s),6.08(1H,s),6.12(2H,d),7.48(1H,t),7.62(1H,t),7.71(1H,d),8.03(1
H,d),8.59(1H,s)
実施例115
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメ
チルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,5
−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化
合
物を得た。
・収率:86%
・融点:230−232℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.31(6H,s),2.82(3H,s),3.29(4H,t),3.76(4
H,t),6.60(3H,s),7.49(1H,t),7.63(1H,t),7.73(1H,d),8.05(1H,d),8.61(1
H,s)
実施例116
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2,3−ジメ
チルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2,3
−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:81%
・融点:169−170℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.28(6H,d),2.84(3H,s),3.00(4H,t),3.76(4
H,t),6.94(2H,m),7.11(1H,t),7.49(1H,t),7.63(1H,t),7.72(1H,d),8.07(1
H,d),8.64(1H,s)
実施例117
1−[(2−メトキシキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジ
フルオルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,5
−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:81%
・融点:238−240℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.81(3H,t),3.34(4H,t),3.77(4H,t),6.32(1
H,t),6.39(2H,d),7.49(1H,t),7.63(1H,t),7.72(1H,d),
8.03(1H,d),8.58(1H,s)
実施例118
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジク
ロルフェニル)ピペラジン
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(3,5
−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:65%
・融点:247−249℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.79(3H,s),3.33(4H,t),3.75(4H,t),6.78(2
H,s),6.87(1H,s),7.49(1H,t),7.63(1H,t),7.72(1H,d),8.56(1H,s)
実施例119
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メトキ
シフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2−
メトキシフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:83%
・融点:135−136℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.82(3H,s),3.18(4H,t),3.79(4H,t),3.91(3
H,s),6.88(1H,d),6.97(2H,s),7.07(1H,m),7.48(1H,t),7.62(1H,t),7.72(1
H,d),8.04(1H,d),8.63(1H,s)
実施例120
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−フルオ
ルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2−
フルオルフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:84%
・融点:201−203℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.84(3H,s),3.20(4H,t),3.80(4H,t),6.99(2
H,m),7.07(2H,m),7.49(1H,t),7.62(1H,t),7.71(1H,d),8.04(1H,d),8.62(1
H,s)
実施例121
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−クロル
フェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2−
クロルフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化合物
を得た。
・収率:72%
・融点:180−181℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.83(3H,s),3.16(4H,t),3.80(4H,t),7.04(3
H,m),7.40(1H,d),7.49(1H,t),7.63(1H,t),7.71(1H,d),8.05(1H,d),8.62(1
H,s)
実施例112
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メチル
チオフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2−
メチルチオフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化
合物を得た。
・収率:76%
・融点:165−166℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.45(3H,s),2.85(3H,s),3.11(4H,t),3.79(4
H,t),7.05(1H,m),7.15(3H,d),7.49(1H,t),7.63(1H,t),7.69(1H,d),8.07(1
H,d),8.62(1H,s)
実施例123
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メトキ
シ−5−メチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(2−
メトキシ−5−メチルフェニル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:80%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ2.30(3H,s),2.72(3H,s),3.17(4H,t),3.70(4
H,t),3.87(3H,s),6.77(1H,s),6.82(2H,s),7.73(4H,m),8.60(1H,s)
実施例124
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(1−ナフチ
ル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)カルバミン酸フェニル及び1−(1−
ナフチル)ピペラジンを実施例114と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た
。
・収率:64%
・融点:220−222℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.83(3H,s),3.23(4H,t),3.80(4H,t),6.91(1
H,s),7.12(1H,d),7.44(1H,d),7.50(3H,m),7.61(2H,m),7.73(1H,d),7.86(1
H,d),8.05(1H,d),8.23(1H,d),8.64(1H,s)
実施例125
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5−
ジ
メトキシフェニル)ピペラジン:
a) N−(2−メチルキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル:
3−アミノ−2−メチルキノリン(4g、25mmol)及びクロルチオノギ酸フェ
ニル(4.32g、25mmol)を塩化メチレンに溶解し、次いで室温で2時間撹拌した。
混合物溶液を減圧下に濃縮して塩化メチレンを除去し、カラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:78%
・1H−NMR(CDCl3):δ2.77(3H,s),7.09−7.90(9H,m),9.14(1H,s)
b) 1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,
5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル(147mg、0
.5mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(112mg、0.5mmol)
を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を加え、次い
で混合物を室温で2時間撹拌した。この溶液を減圧下で濃縮してテトラヒドロフ
ランを除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)に
より精製し、標題化合物を得た。
・収率:86%
・融点:211−212℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.81(3H,s),3.35(4H,t),3.79(6H,s),4.14(4
H,t),6.07(3H,s),7.49(2H,t),7.68(2H,m),8.01(1H,s),8.07(1H,d)
実施例126
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5−
ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−(
3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例125と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:81%
・融点:196−197℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.27(6H,s),2.81(3H,s),3.31(4H,t),4.11(4
H,t),6.53(2H,s),6.58(1H,s),7.48(2H,t),7.67(2H,m),7.96(1H,s),8.04(1
H,d)
実施例127
1−[(2−メチルキノリン−3−イル)アミノチオカルボニル]−4−(3,5−
ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−(2−メチルキノリン−3−イル)チオカルバミン酸フェニル及び1−(
3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例125と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:74%
・融点:211−213℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.85(3H,s),3.43(4H,t),4.22(4H,t),6.33(2
H,m),7.49(1H,t),7.64(1H,d),7.72(1H,t),8.16(2H,m)
実施例128
1−{[2−(ピリジン−2−イル)キノリン−4−イル]アミノカルボニル}−
4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−[2−(ピリジン−3−イル)キノリン−4−イル]カルバミン酸フェニ
ル(171mg、0.5mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(111mg
、0.5mmol)を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を
加え、次いでこの混合物を室温で2時間撹拌した。この溶液を減圧下で濃縮して
テトラヒドロフランを除去し、カラムクロマトグラフィー(ジクロルメタン:メ
タノール=20:1)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:73%
・融点:97−98℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.34(4H,t),3.79(6H,s),3.90(4H,t),
6.07(1H,s),6.12(2H,s),7.43(1H,t),7.50(1H,t),7.68(1H,t),7.93(1H,t),
8.26(1H,d),8.59(1H,d),8.80(1H,d),8.98(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:517.3244(C31H27N5O3計算値:517.2113)
実施例129
1−{[2−(ピリジン−3−イル)キノリン−4−イル]アミノカルボニル}−
4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−[2−ピリジン−3−イル)キノリン−4−イル]カルバミン酸フェニル
(171mg、0.5mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(111mg、
0.5mmol)を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を加
え、混合物を室温で2時間撹拌した。この溶液を減圧下で濃縮してテトラヒドロ
フランを除去し、カラムクロマトグラフィー(ジクロルメタン:メタノール=20
:1)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:67%
・融点:95−96℃
・1H−NMR(CDCl3):δ3.36(4H,t),3.87(6H,s),3.90(4H,t),6.08(1
H,s),6.12(2H,s),7.50(1H,t),7.71(1H,t),7.93(1H,t),8.25(1H,d),8.53(1
H,d),8.67(1H,s),8.73(1H,d),9.35(1H,s)
実施例130
1−{[2−チエン−2−イル)キノリン−4−イル]アミノカルボニル}−4−
(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−[2−(チエン−2−イル)キノリン−4−イル]カルバミン酸フェニル
(173mg、0.5mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(111mg、
0.5mmol)を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を加
えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮してテトラヒドロフラン
を除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)により
精製し、標題化合物を得た。
・収率:61%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3):δ 3.37(4H,t),3.59(6H,s),3.97(4H,t),7.01(3
H,m),7.49(1H,t),7.69(1H,t),7.93(1H,t),8.20(1H,d),8.52(1H,d),8.64(1
H,s),8.71 (1H,d),9.35(1H,s)
実施例131
1−{[2−(ピリジン−3−イル)キノリン−4−イル]アミノカルボニル}−
4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−[2−(ピリジン−3−イル)キノリン−4−イル]カルバミン酸フェニ
ル(171mg、0.5mmol)及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン(95mg、0
.5mmol)を無水テトラヒドロフランに溶解し、DBU(117mg、0.75mmol)を加
えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮してテトラヒドロフラン
を除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)により
精製し、標題化合物を得た。
・収率:64%
・融点:211−213℃
・1H−NMR(CDCl3):δ2.31(6H,s),3.32(4H,t),3.85(4H,t),6.61(3
H,s),7.47(1H,t),7.55(1H,t),7.72(1H,t),7.86(1H,t),8.25(1H,d),8.53(1
H,d),8.66(1H,s),8.72(1H,d),9.37(1H,s)
実施例132
1−[N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)−N−メチル
アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(100mg、0.25mmol)をジメチ
ルホルムアミド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.0mg、0.25mmol)を加
えた。得られた混合物を室温で15分間撹拌し、ヨードメタン(35mg、0.25mmol)
を加えた。混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮してジメチルホルムアミ
ドを除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:
2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.17(3H,s),2.38(3H,s),2.92(4H,t),3.04(3
H,s),3.29(4H,t),3.74(6H,s),3.96(3H,s),6.00(3H,m),7.08(1H,s)
実施例133
1−[N−エチル−N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)
アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(100mg、0.25mmol)をジメチ
ルホルムアミド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.0mg、0.25mmol)を加
え、次いで室温で15分間撹拌した後、ヨードエタン(39.2mg、0.25mmol)を加
えた。得られた混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮してジメチルホルム
アミドを除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)
により精製し、標題化合物を得た。
・収率:86%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.08(3H,t),2.04(3H,s),2.38(3H,s),2.90(4
H,t),3.26(4H,t),3.52(2H,q),3.74(6H,s),5.99(3H,m),7.06(1H,s)
実施例134
1−[N−イソプロピル−N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−
イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(100mg、0.25mmol)をジメチ
ルホルムアミド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.0mg、0.25mmol)を
加え、次いで室温で15分間撹拌した後、2−ヨードプロパン(42mg、0.25mmol)
を加えた。得られた混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮してジメチルホ
ルムアミドを除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:
2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:78%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.13(6H,d),2.19(3H,s),2.38(3H,s),2.82(4
H,t),3.26(4H,t),3.74(6H,s),3.89(3H,s),4.27(1H,m),6.06(1H,s),6.10(2
H,d),7.07(1H,s),8.14(1H,s),
Mass(EI)m/z:実測値:442.2538(C24H34N4O4計算値:442.2580)
実施例135
1−[N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)−N−メチル
アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例132と同様にして反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:97%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.15(6H,s),2.23(3H,s),2.37(3H,s),2.89(4
H,t),3.04(3H,s),3.30(4H,t),3.97(3H,s),6.46(3H,m),7.08(1H,s)
実施例136
1−[N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)−N−メチル
アミノカルボニル]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例132と同様にして反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:131−132℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.16(3H,s),2.38(3H,s),2.80(4H,t),3.05(3
H,s),3.35(4H,t),3.82(3H,s),3.97(3H,s),6.83(4H,m),7.08(1H,s)
実施例137
1−[N−エチル−N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)
アミノカルボニル]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例133と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:112−113℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.08(3H,t),2.16(3H,s),2.38(3H,s),2.77(4
H,t),3.31(4H,t),3.58(2H,q),3.81(3H,s),3.96(3H,s),6.88(4H,m),7.06(1
H,s)
実施例138
1−[N−ベンジル−N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル
)アミノカルボニル]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン(100mg、0.27mmol)をジメチル
ホルムアミド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.5mg、0.27mmol)を加え
、次いで室温で1時間撹拌した後、臭化ベンジル(46.2mg、0.27mmol)を加えた
。混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(
酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.08(3H,s),2.35(3H,s),2.85(4H,t),3.32(4
H,t),3.81(3H,s),3.96(3H,s),4.76(2H,s),6.96(4H,m)7.41(5H,m)
実施例139
1−[N−シクロプロピルメチル−N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジ
ン−3−イル)アミノカルボニル]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン
:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン(100mg、0.26mmol)をジメチル
ホルムアミド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(6.2mg、0.26mmol)を加え
、次いで室温で15分間撹拌した後、ブロムメチルシクロプロパン(21.8mg、0.26
mmol)を加えた。得られた混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮し、カラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化
合物を得た。
・収率:78%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.34(2H,m),0.49(2H,m),1.35(1H,m),2.85(4
H,t),3.28(4H,t),3.40(2H,s),3.89(3H,s),3.97(3H,s),6.97(4H,m),7.11(1
H,s)
実施例140
1−[N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)−N−メチル
アミノカルボニル]−4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジンを実施例132と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:74%
・融点:91−93℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.15(3H,s),2.18(3H,s),2.39(3H,s),
2.67(4H,t),3.05(3H,s),3.30(4H,t),3.75(3H,s),3.97(3H,s),6.48(3H,m),
7.10(1H,s)
実施例141
1−[N−エチル−N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)
アミノカルボニル]−4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジンを実施例133と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.09(3H,t),2.15(3H,s),2.18(3H,s),2.39(3
H,s),2.60(4H,t),3.27(4H,t),3.59(2H,q),3.75(3H,s),3.96(3H,s),6.45(3
H,m),7.08(1H,s)
実施例142
1−[N−ベンジル−N−(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル
)アミノカルボニル]−4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジン
:
1−[(5,6−ジメチル−2−メトキシピリジン−3−イル)アミノカルボニル
]−4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジンを実施例138と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:97%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t),2.08(3H,s),2.14(3H,s),2.35(3
H,s),2.60(4H,t),3.32(4H,t),3.74(3H,s),3.95(3H,s),4.66(2H,s),6.44(4
H,m),6.96(5H,m),7.12(1H,s)
実施例143
1−[N−(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)−N
−
メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:78−79℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.14(3H,t),2.41(3H,s),2.52(2H,q),2.91(4
H,t),3.02(3H,s),3.28(4H,t),3.74(6H,s),3.98(3H,s),5.98(3H,m),7.11(1
H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:428.2434(C23H32N4O4計算値:428.2423)
実施例144
1−[N−(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)−N
−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:86−87℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.14(3H,t),2.23(6H,s),2.45(3H,s),2.58(2
H,q),2.87(4H,t),3.05(3H,s),3.30(4H,t),3.98(3H,s),6.46(3H,m),7.11(1
H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:396.2575(C23H32N4O2計算値:396.2525)
実施例145
1−[N−エチル−N−(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3
−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−エチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例133と同様の方
法
で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:86%
・融点:84−85℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.13(6H,m),2.23(6H,s),2.41(3H,s),2.58(2
H,q),2.85(4H,t),3.26(4H,t),3.46(2H,q),3.96(3H,s),6.45(3H,m),7.08(1
H,s)
実施例146
1−[N−(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)−
N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン
:
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−プロピルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.01(3H,t),1.78(2H,m),2.21 (3H,s),2.78(2
H,t),3.78(6H,s),3.86(4H,t),3.99(3H,s),4.00(3H,s),4.22(4H,t),6.01(3
H,m),7.02(1H,s)
実施例147
1−[N−(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)−N
−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(6−エチル−2−メトキシ−5−メチルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:85%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.21(3H,t),2.21(3H,s),2.45(2H,q),3.21(4
H,t),3.40(3H,s),3.67(4H,t),3.77(6H,s),4.01(3H,s),
6.07(3H,m),6.96(1H,s),8.07(1H,s)
実施例148
1−[N−(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)−
N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン
:
1−[(2−メトキシ−5−メチル−6−プロピルピリジン−3−イル)アミ
ノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例132と同
様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:86%
・融点:106−107℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.98(3H,t),1.73(2H,q),2.18(3H,s),2.63(2
H,t),2.92(4H,t),3.05(3H,s),3.29(4H,t),3.74(6H,s),3.96(3H,s),6.00(3
H,m),7.11(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:442.2543(C24H34N4O4計算値:442.2580)
実施例149
1−[N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)−
N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン
:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.50(3H,s),2.70(3H,s),2.97(4H,t),3.09(3
H,s),3.33(4H,t),3.75(6H,s),4.06(3H,s),6.03(3H,m),7.72(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:442.2229(C23H30N4O5計算値:)442.2216
実施例150
1−[N−エチル−N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−
3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン
:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例133と同様
の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.09(3H,t),2.49(3H,s),2.70(3H,s),3.00(4
H,t),3.32(4H,t),3.77(6H,s),4.01 (3H,s),4.09(2H,q),5.98(3H,m),7.76(
1H,s)
実施例151
1−[N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)−
N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.24(6H,s),2.50(3H,s),2.70(3H,s),2.93(4
H,t),3.09(3H,s),3.28(4H,t),4.06(3H,s),6.46(3H,m),7.73(1H,s)
実施例152
1−{N−[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジ
ン−3−イル]−N−メチルアミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェ
ニル)ピペラジン:
1−[N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)
−N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジ
ン(0.
47mmol)を無水エタノール(15ml)に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(17.3mg
)を加え、次いで室温で2時間撹拌した。得られた混合物を減圧下で濃縮してエ
タノールを除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1
)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:97%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.14(3H,d),2.44(3H,s),2.93(4H,t),3.06(3
H,s),3.30(4H,t),3.74(6H,s),3.98(3H,s),5.03(1H,q),6.02(3H,m),7.50(1
H,s)
実施例153
1−{N−エチル−N−[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−
メチルピリジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェ
ニル)ピペラジン:
1−[N−エチル−N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジ
ンを実施例152と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:96%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.09(3H,t),1.41 (3H,d),2.44(3H,s),2.91 (
4H,t),3.27(4H,t),3.54(1H,q),3.74(6H,s),3.96(3H,s),5.03(1H,q),6.02(
3H,m),8.46(1H,s)
実施例154
1−{N−[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジ
ン−3−イル]−N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニ
ル)ピペラジン:
1−[N−メチル−N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン
を実
施例152と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:97%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,d),2.24(6H,s),2.44(3H,s),2.91(4
H,t),3.06(3H,s),3.26(4H,t),3.99(3H,s),5.03(1H,q),6.49(3H,m),7.50(1
H,s)
実施例155
1−{N−[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−2−メトキシ−6−
メチルピリジン−3−イル]−N−メチルアミノカルボニル}−4−(3,5−ジ
メトキシフェニル)ピペラジン:
1−[N−メチル−N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジ
ン(221mg、0.5mmol)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、臭化メチルマグ
ネシウム(0.50ml、1.50mmol)を加えた。得られた混合物を15時間還流し、減圧
下で濃縮して溶媒を除去し、酢酸エチルで抽出し、濾過により乾燥させ、カラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合
物を得た。
・収率:92%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.59(6H,s),2.66(3H,s),2.93(4H,t),3.06(3
H,s),3.30(4H,t),3.74(6H,s),3.99(3H,s),6.03(3H,m),7.45(1H,s)
実施例156
1−{N−[5−(1−ヒドロキシ−1−メチルプロピル)−2−メトキシ−6
−メチルピリジン−3−イル]−N−メチルアミノカルボニル}−4−(3,5−
ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[N−メチル−N−(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン
−
3−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン(2
13mg、0.5mmol)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、臭化メチルマグネシ
ウム(0.50mg、1.50mmol)を徐々に加え、次いで15時間還流した。得られた混合
物を減圧下に濃縮して溶媒を除去し、酢酸エチルで抽出し、濾過により乾燥し、
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標
題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:0.79(3H,t),1.58(3H,s),1.85(2H,q),2.61 (3
H,s),2.99(4H,t),3.07(3H,s),3.30(4H,t),3.76(6H,s),6.12(3H,m),7.47(1
H,s)
実施例157
1−{N−[2−メトキシ−5−(1−メトキシエチル)−6−メチルピリジン
−3−イル]−N−メチルアミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニ
ル)ピペラジン:
1−{N−[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリ
ジン−3−イル]アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペ
ラジンを実施例132と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:95%
・融点:117−119℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.34(3H,t),2.43(3H,s),2.94(4H,t),3.06(3
H,s),3.18(3H,s),3.30(4H,t),3.74(6H,s),3.99(3H,s),4.44(1H,q),6.02(3
H,m),7.37(1H,s)
実施例158
1−[N−(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)−N
−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)アミノカ
ル
ボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s),2.93(4H,t),3.07(3H,s),3.30(4
H,t),3.73(6H,s),3.99(3H,s),5.25(1H,d),5.48(1H,d),6.01(3H,m),6.78(1
H,s),7.43(1H,s)
実施例159
1−[N−(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)−N
−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例132と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.24(6H,s),2.43(3H,s),2.90(4H,t),3.04(3
H,s),3.27(4H,t),3.99(3H,s),5.23(1H,d),5.45(1H,d),6.05(3H,m),6.77(1
H,s),7.40(1H,s)
実施例160
1−[N−エチル−N−(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3
−イル)アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(2−メトキシ−6−メチル−5−ビニルピリジン−3−イル)アミノカ
ルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例133と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:92%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.09(3H,t),2.43(3H,s),2.94(4H,t),
3.28(4H,t),3.77(6H,s),4.01(3H,s),4.11(2H,q),5.25(1H,d),5.49(1H,d),
5.98(3H,m),6.77(1H,s),7.44(1H,s)
実施例161
1−[N−(5−イソプロペニル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イ
ル)−N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペ
ラジン:
1−[(5−イソプロペニル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)
アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例132
と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:92%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.98(3H,s),2.43(3H,s),2.92(4H,t),3.06(3
H,s),3.29(4H,t),3.74(6H,s),3.99(3H,s),4.84(1H,s),5.30(1H,s),6.01(3
H,m),7.10(1H,s)
実施例162
1−[N−(5−イソプロペニル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イ
ル)−N−メチルアミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラ
ジン:
1−[(5−イソプロペニル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)
アミノカルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例132と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:91%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.98(3H,s),2.24(6H,s),2.43(3H,s),2.90(4
H,t),3.06(3H,s),3.28(4H,t),4.00(3H,s),4.84(1H,s),5.19(1H,s),6.46(3
H,m),7.10(1H,s)
実施例163
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}(5−アセ
チ
ル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ)酢酸エチル:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(200mg、0.5mmol
)をジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(18.5mg、0.5m
mol)を加え、次いで室温で15分間撹拌し、ブロム酢酸エチル(83.5mg、0.5mmol
)を加えた。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮して溶媒を除
去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製
し、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t),2.51(3H,s),2.69(3H,s),3.04(4
H,t),3.43(4H,t),3.75(6H,s),4.05(3H,s),4.15(2H,q),4.19(2H,s),6.08(3
H,s),7.96(1H,s)
実施例164
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}(5−アセチル
−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ)酢酸エチル:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ
カルボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例163と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:80%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t),2.56(3H,s),2.69(3H,s),3.00(4
H,t),3.29(4H,t),3.78(6H,s),4.06(3H,s),4.18(2H,s),5.99(3H,m),7.98(1
H,s)
実施例165
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}(5−アセ
チル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ)酢酸:
({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}(5−アセチ
ル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ)酢酸エチル(200m
g、0.38mmol)をジオキサン:蒸留水=4:1(15ml)の混合溶媒に溶解し、水
酸化リチウム水和物(48.1mg、1.14mmol)を加え、次いで室温で3時間撹拌した
。混合物を1N−HClで酸性にし、酢酸エチルで抽出し、濾過により乾燥し、
減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)
により精製し、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:135−137℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:2.52(3H,s),2.69(3H,s),3.11(4H,t),3.49(4
H,t),3.74(6H,s),4.05(3H,s),4.24(2H,s),6.15(3H,m),7.83(1H,s)
実施例166
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}[5−(1
−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミノ
)酢酸エチル:
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}(5−ア
セチル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ)酢酸エチルを
実施例152と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:97%
・融点:125−127℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t),1.42(3H,d),2.44(3H,s),3.04(4
H,t),3.31(4H,t),3.75(6H,s),3.97(3H,s),4.16(2H,q),4.19(2H,s),6.15(3
H,m),7.69(1H,s)
実施例167
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}[5−(1
−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミノ
)酢
酸エチル:
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}[5−(1
−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミノ
)酢酸エチルを実施例164と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:92%
・融点:油状
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,d),2.44(3H,s),2.98(4H,t),3.36(4
H,t),3.74(6H,s),3.98(3H,s),4.40(2H,s),5.00(1H,q),6.08(3H,m),7.69(1
H,s)
実施例168
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}[5−(1−ヒ
ドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミノ)酢
酸エチル:
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}(5−アセ
チル−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル)アミノ)酢酸エチルを実
施例152と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:68−70℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.13(3H,t),1.47(3H,d),2.33(6H,s),2.44(3
H,s),2.95(4H,t),3.30(4H,t),3.98(3H,s),4.10(2H,q),5.01(1H,q),6.46(3
H,m),7.71(1H,s)
実施例169
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}[5−(1−
ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミノ)
酢酸:
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}[5−(1
−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−6−メチルピリジン−3−イル]アミノ
)酢酸エチルを実施例165と同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:92%
・融点:114−116℃
・1H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d),2.23(6H,s),2.40(3H,s),2.91(4
H,t),3.21(4H,t),3.98(3H,s),4.06(2H,s),4.90(1H,q),6.50(3H,m),6.51(1
H,s)
実施例170
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−フェ
ニルピペラジン:
a) 3,4−ジメチルアニソール:
3,4−ジメチルフェノール(19.3g、0.16mol)にメタノール(150ml)及びKO
H(9.65g、0.25mol)を加え、次いで2時間還流した。ヨウ化メチル(36.5g、0
.25mol)を加え、3時間還流し、次いで水(150ml)を加えた。得られた混合物
を酢酸エチルで抽出し、カラムクロマトグラフィーにより精製し、標題化合物を
得た。
・収率:81%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.24(3H,s),3.77(3H,s
),6.71(2H,m),6.97(1H,s)
b) 4,5−ジメチル−2−ニトロアニソール:
トリフルオル酢酸(250ml)を3,4−ジメチルアニソール(17.1g、0.13mol)に
加え、次いで水浴中で亜硝酸ナトリウム(16.6g、0.24mol)を徐々に加え、室温
で14時間撹拌した。トリフルオル酢酸を除去し、水を加えた後、混合物をエーテ
ルで抽出し、カラムクロマトグラフィーで精製し、標題化合物を得た。
・収率:55%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.25(3H,s),2.32(3H,s),3.94(3H,s
),6.85(1H,s),7.70(1H,s)
c) 4,5−ジメチル−2−メトキシアニリン:
テトラヒドロフラン(100ml)及びエタノール(40ml)を4,5−ジメチル−2−
ニトロアニソール(7.80g、0.043mol)に加え、次いで10%Pd/活性炭(0.57g
)を徐々に加え、5時間水素化反応を行った。反応を上記と同様にして終了させ
た後、生成物をカラムクロマトグラフィーにより精製し、標題化合物を得た。
・収率:82%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.23(3H,s),2.27(3H,s),3.90(3H,s
),6.80(1H,s),7.68(1H,s)
d) N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル:
4,5−ジメチル−2−メトキシアニリン(4.50g、0.03mol)に塩化メチレン(1
00ml)を加え、次いでクロルギ酸フェニル(4.80g、0.03mol)を徐々に加えた。
得られた溶液を2時間撹拌し、水(150ml)を加え、塩化メチレンで抽出し、カ
ラムクロマトグラフィーにより精製し、標題化合物を得た。
・収率:98%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.24(3H,s),2.27(3H,s),3.89(3H,s
),6.85(1H,s),7.20(5H,m),7.90(1H,s)
e) 1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−
フェニルピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル(5.422
g、0.02mol)及び1−フェニルピペラジン(3.44g、0.02mol)をテトラヒドロフ
ラン(10ml)に加えた。DBU(3.04g、0.02mol)を加えた後、得られた溶液を
室温で2時間撹拌し、濃縮し、カラムクロマトグラフィーにより精製し、標題化
合物を得た。
・収率:85%
・融点:143−144℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21 (3H,s),3.25(4H,
t),3.67(4H,t),3.85(3H,s),6.64(1H,s),6.94(3H,m),6.99(1H,s),7.29(1H,
t),7.91(1H,s)
実施例171
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3,5
−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:85%
・融点:119−120℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(3H,s),3.27(4H,t
),3.70(4H,t),3.79(6H,s),3.85(3H,s),6.17(2H,m),6.65(1H,s),6.98(1H,s
),7.90(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:339.2168(C22H29N3O4計算値:399.2158)
実施例172
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3,5
−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、
標題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:177−178℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(3H,s),2.29(6H,s
),3.23(4H,t),3.66(4H,t),3.85(3H,s),6.58(2H,m),6.65(1H,s),6.99(1H,s
),7.92(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:367.2290(C22H29N3O2計算値:367.2259)
実施例173
1−[4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2,3
−
ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、
標題化合物を得た。
・収率:95%
・融点:140−142℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.21 (3H,s),2.22(3H,s),2.27(3H,
s),2.29(3H,s),2.95(4H,t),3.67(4H,t),3.85(3H,s),6.65(1H,s),7.01(3H,
m),7.93(1H,s)
実施例174
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2,3
,5,6−テトラメチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(2,3,5,6−テトラメチルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反
応させ、標題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(9H,s),2.21(9H,s),3.17(4H,t
),3.63(4H,t),3.84(3H,s),6.64(1H,s),6.84(1H,s),7.95(1H,s)
実施例175
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3,5
−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:102−103℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.22(3H,s),3.29(4H,t
),3.68(4H,t),3.85(3H,s),6.65(1H,s),6.97(3H,m),7.89(1H,s)
実施例176
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2
−クロルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(2−クロルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:90%
・融点:176−177℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.21(3H,s),2.22(3H,s),3.10(4H,t
,J=5.0Hz),3.69(4H,t,J=5.0Hz),3.85(3H,s),6.65(1H,s),7.02(2H,m),
7.24(1H,m),7.39(1H,d,J=4.0Hz),7.92(1H,s)
実施例177
1−[(4,5−ジメチル−1−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
−クロルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−1−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(3−クロルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:75−76℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.22(3H,s),3.27(4H,t
,J=5.0Hz),3.68(4H,t,J=5.0Hz),3.85(3H,s),6.65(1H,s),6.90(3H,m),
7.21(1H,t),7.90(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:373.1590(C20H24N3O2Cl1計算値:373.1557
)
実施例178
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2
−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(2−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:197−199℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(3H,s),2.98(4H,t
),3.72(4H,t),3.84(3H,s),6.65(1H,s),6.89(1H,t),7.00(2H,m),7.13(2H,m
),7.89(1H,s)
実施例179
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(3−ヒドロキシフェニル)を実施例170と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:88%
・融点:177−178℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.19(3H,s),2.21(3H,s),3.24(4H,t
),3.68(4H,t),3.85(3H,s),6.41(3H,m),6.65(1H,s),6.98(1H,s),7.13(1H,t
),7.88(1H,s)
実施例180
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
−チオフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(3−チオフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:79%
・融点:108−110℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(3H,s),3.26(4H,t
),3.65(4H,t),3.84(3H,s),6.64(1H,s),6.97(4H,m),7.65(1H,s),7.89(1H,s
)
実施例181
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2
−アセトキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル-2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1−
(2−アセトキシフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、
標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:129−131℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(3H,s),2.32(3H,s
),3.05(4H,t),3.63(4H,t),3.85(3H,s),6.64(1H,s),6.99(1H,s),7.04(1H,m
),7.17(2H,m),7.22(1H,m),7.90(1H,s)
実施例182
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
−アセトキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(3−アセトキシフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:154−156℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(3H,s),2.29(3H,s
),3.27(4H,t),3.68(4H,t),3.85(3H,s),6.64(1H,s),6.66(2H,m),
6.82(1H,m),6.98(1H,s),7.90(1H,s)
実施例183
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2
−メトキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、
標題化合物を得た。
・収率:90%
・融点:144−145℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.22(3H,s),2.26(3H,s
),2.95(4H,t,J=5.0Hz),3.65(4H,t,J=5.0Hz),3.78(3H,s),3.85(3H,s),
6.59(1H,s),6.65(1H,s),7.00(1H,s),7.11 (1H,s),7.93(1H,s)
実施例184
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(5
−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法
で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:140−141℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.22(3H,s),2.26(3H,s
),2.95(4H,t,J=5.0Hz),3.65(4H,t,J=5.0Hz),3.78(3H,s),3.85(3H,s),
6.59(1H,s),6.65(1H,s),7.00(1H,s),7.11 (1H,s),7.93(1H,s)
実施例185
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2
−メトキシ−5−メチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−
(2−メトキシ−5−メチルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で
反応させ、標題化合物を得た。
・収率:80%
・融点:107−108℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(3H,s),2.29(3H,s
),3.10(4H,t,J=5.0Hz),3.69(4H,t,J=5.0Hz),3.85(3H,s),3.86(3H,s),
6.55(1H,s),6.79(2H,m),7.01(1H,s),9.94(1H,s)
実施例186
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2
−メトキシ−5−フェニルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(2−メトキシ−5−フェニルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:91%
・融点:139−140℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.21(3H,s),2.22(3H,s),3.20(4H,
t),3.74(4H,t),3.85(3H,s),3.94(3H,s),6.65(1H,s),7.02(2H,m),7.32(2H,
m),7.42(2H,t),7.55(2H,d),7.93(1H,s)
実施例187
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(2
−イソプロペニルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(2−イソプロペニルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:80%
・融点:134−135℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.21(6H,s),3.10(4H,t
),
3.64(4H,t),3.85(3H,s),5.08(1H,s),5.14(1H,s),6.64(1H,s),7.05(3H,m),
7.70(1H,m),7.92(1H,s)
実施例188
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(1
−ナフチル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(1−ナフチル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、標題化合
物を得た。
・収率:92%
・融点:160−162℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.24(3H,s),3.31(4H,t
,J=5.0Hz),3.83(3H,s),4.04(4H,t),6.39(2H,m),6.69(1H,s),7.13(1H,t)
,7.30(1H,s),7.46(1H,s)
実施例189
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(1
−アントラニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)カルバミン酸フェニル及び1
−(1−アントラニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:94%
・融点:74−75℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.22(3H,s),3.24(4H,t
),3.70(4H,t),3.86(3H,s),6.70(1H,s),7.05(3H,m),7.45(5H,m),8.00(2H,m
)
実施例190
1−[N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)−N−メチルアミノカル
ボ
ニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(0.2g、0.5mmol)をジメチルホルムアミ
ド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(12mg、0.5mmol)を徐々に加え、次い
で得られた混合物を室温で15分間撹拌し、次いでヨードメタン(71mg、0.5mmol
)を加え、室温で16時間撹拌した。得られた混合物を減圧下に濃縮して溶媒を除
去し、塩化メチレンで抽出し、乾燥し、濾過し、カラムクロマトグラフィーによ
り精製し、標題化合物を得た。
・収率:92%
・融点:86−88℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.21(3H,s),2.24(3H,s),2.92(4H,t
),3.06(3H,s),3.31(4H,t),3.75(6H,s),3.83(3H,s),6.00(3H,m),6.71(1H,s
),6.83(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:413.2293(C23H31N3O4計算値:413.2314)
実施例191
1−[N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)−N−メチルアミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例190と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:90%
・融点:137−138℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.15(3H,s),2.24(9H,s),2.88(4H,t
),3.06(3H,s),3.29(4H,t),3.83(3H,s),6.45(3H,m),6.71(1H,s),6.83(1H,s
)
Mass(EI)m/z:381.2436(C23H29N3O2計算値:381.2416)
実施例192
1−[N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)−N−メチルアミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例190と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:98−100℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.16(3H,s),2.25(3H,s),2.92(4H,
t),3.06(3H,s),3.29(4H,t),3.83(3H,s),6.23(3H,m),6.72(1H,s),6.83(1H,
s)
実施例193
1−[N−エチル−N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(0.2g、0.5mmol)をジメチルホルムアミ
ド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(12mg、0.5mmol)を徐々に加えた。得
られた混合物を室温で15分間撹拌した。ヨードエタン(78mg、0.5mmol)を加え
た後、混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して溶媒を除去し
、塩化メチレンで抽出し、乾燥し、濾過し、カラムクロマトグラフィーにより精
製し、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ1.09(3H,t),2.16(3H,s),2.24(3H,s
),2.75(4H,t),3.28(4H,t),3.52(2H,q),3.75(6H,s),3.81(3H,s),5.98(3H,m
),6.70(1H,s),6.80(1H,s)
実施例194
1−[N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)−N−エチルアミノカル
ボ
ニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例193と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:93%
・融点:80−82℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ1.21 (3H,t),2.15(3H,s),2.23(9H,
s),2.90(4H,t),3.25(4H,t),3.59(2H,q),3.81(3H,s),6.45(3H,m),6.69(1H,
s),6.81 (1H,s)
実施例195
1−[N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)−N−エチルアミノカル
ボニル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例193と同様の方法で反応させ、標
題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ1.09(3H,t),2.16(3H,s),2.25(3H,s
),2.90(4H,t),3.27(4H,t),3.52(2H,q),3.81(3H,s),6.24(3H,m),
6.70(1H,s),6.81(1H,s)
実施例196
1−[N−イソプロピル−N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミ
ノカルボニル]−4−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン(0.2g、0.52mmol)をジメチルホルムアミ
ド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(12.48mg、0.52mmol)を徐々に加えた
。得られた混合物を室温で15分間撹拌した。2−ヨードプロパン(87.88mg、0.
52mmol)を加えた後、混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を減圧下
で濃縮して溶媒を除去し、塩化メチレンで抽出し、乾燥し、濾過し、カラムクロ
マトグラフィーにより精製し、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:油状・1
H−NMR(500MHz,CDCl3):δ1.10(3H,s),1.26(3H,s),2.20(3H,s)
,2.25(3H,s),2.86(4H,t),3.26(4H,t),3.77(3H,s),4.25(1H,m),6.17(3H,m)
,6.68(1H,s),6.82(1H,s)
実施例197
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
a) N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル
:
3,4−ジメチル−2−メトキシアニリン(4.50g、0.03mol)に塩化メチレン(1
00ml)を加え、次いでクロルチオノギ酸フェニル(5.16g、0.03mol)を徐々に加
えた。得られた混合物を2時間撹拌し、水(150ml)を加えた。混合物を塩化メ
チレンで抽出し、カラムクロマトグラフィーにより精製し、標題化合物を得た。
・収率:92%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.21(3H,s),2.25(3H,s),3.85(3H,s
),6.80(1H,s),6.93(5H,m),7.31(1H,s)
b) 1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−
4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル(0
.2g、0.7mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(0.16g、0.7m
mol)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、DBU(0.11g、0.7mmol)を加
え、次いで室温で2時間撹拌した。得られた生成物を濃縮し、クロマトグラフィ
ーにより精製し、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:128−129℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.24(3H,s),2.32(6H,s
),3.37(4H,t),3.83(3H,s),4.08(4H,t),6.69(3H,m),7.39(1H,m),7.47(1H,s
)
Mass(EI)m/z:実測値:415.1912(C22H29N3O3Si1計算値:15.1929)
実施例198
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:90%
・融点:164−165℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.24(3H,s),2.32(6H,s
),3.37(4H,t),3.83(3H,s),4.08(4H,t),6.69(3H,m),7.39(1H,m),7.47(1H,s
),
Mass(EI)m/z:実測値:383.2086(C22H29N3O1S1計算値:383.2031)
実施例199
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2,3−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:89%
・融点:151−152℃・1
H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.21(3H,s),2.24(3H,s),2.29(6H,s
),3.03(4H,t),3.83(3H,s),4.10(4H,t),6.69(1H,s),6.97(2H,m),
7.11(1H,t)
実施例200
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:92%
・融点:167−168℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.20(3H,s),2.24(3H,s),2.27(3H,s
),2.32(3H,s),3.39(4H,t,J=5.0Hz),3.83(3H,s),4.14(4H,t),6.70(1H,s)
,6.80(2H,m),7.36(1H,s),7.44(1H,s)
実施例201
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:85%
・融点:188−189℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.20(3H,s),2.24(3H,s),3.35(4H,
t,J=5.0Hz),3.83(3H,s),4.04(4H,t,J=5.0Hz),6.70(2H,m),6.83(1H,s)
,7.30(1H,s),7.48(1H,s)
Mass(EI)m/z:実測値:423.0956(C20H24N3O2Cl1計算値:423.0938
)
実施例202
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2
−フルオルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2−フルオルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:139−140℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.21(3H,s),2.24(3H,s),3.40(4H,t
),3.83(3H,s),4.25(4H,t),6.70(1H,s),7.13(3H,m),7.37(2H,m)
実施例203
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2−クロルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2−クロルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:85%
・融点:115−116℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.21(3H,s),2.24(3H,s),3.18(4H,t
),3.83(3H,s),4.09(4H,t),6.69(1H,s),7.05(2H,m),7.33(1H,s),7.41(2H,m
)
実施例204
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2−メトキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2−メトキシフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:90%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.20(3H,s),2.23(3H,s),3.14(4H,
t,J=5.0Hz),3.82(3H,s),3.88(3H,s),4.06(4H,t,J=5.0Hz),6.69(1H,s)
,6.94(3H,m),7.30(1H,s),7.40(1H,s)
実施例205
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2−メチルチオフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2−メチルチオフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:136−137℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.20(3H,s),2.26(3H,s),2.45(3H,
s),3.33(4H,t),3.82(3H,s),4.39(4H,t),6.74(1H,s),7.16(3H,m),7.47(2H,
m)
実施例206
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(3−ヒドロキシフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:77%
・融点:分解(200℃)
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.17(3H,s),2.23(3H,s),3.31(4H,
t),3.82(3H,s),4.03(3H,t),6.37(2H,m),6.47(1H,d),6.69(1H,s),7.13(1H,
t),7.45(1H,s)
実施例207
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2−フェノキシフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2−フェノキシフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:86%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.17(3H,s),2.24(3H,s),3.19(4H,t
),3.80(3H,s),3.85(4H,t),6.66(1H,s),6.91(2H,m),6.98(1H,m),7.05(3H,m
),7.13(1H,m),7.23(1H,m),7.31(2H,m),7.36(1H,s)
実施例208
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2−イソプロペニルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2−イソプロペニルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で
反応させ、標題化合物を得た。
・収率:75%
・融点:157−158℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.20(3H,s),2.21(3H,s),2.24(3H,
s),3.19(4H,t),3.82(3H,s),4.05(4H,t),5.07(1H,s),5.16(1H,s),6.69(1H,
s),7.11(3H,m),7.33(1H,s),7.45(1H,s)
実施例209
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(2−メトキシ−5−メチルフェニル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.20(3H,s),2.23(3H,s),2.29(3H,
s),3.13(4H,t),3.83(3H,s),3.85(3H,s),4.05(4H,t),6.69(1H,s),6.83(2H,
m),7.30(1H,s),7.40(1H,s)
実施例210
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノチオカルボニル]−4−
(1−ナフチル)ピペラジン:
N−(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)チオカルバミン酸フェニル及
び1−(1−ナフチル)ピペラジンを実施例197と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:87%
・融点:139−140℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.23(3H,s),2.24(3H,s),3.21(4H,
t),3.84(3H,s),4.09(4H,t),6.70(1H,s),7.10(1H,d),7.48(5H,m),7.85(1H,
m),8.22(1H,d)
実施例211
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノカルボニル]
−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)カルバミン酸フェ
ニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法
で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:91%
・融点:103−105℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.54(3H,s),2.59(3H,s),3.27(4H,
t),3.70(4H,t),3.79(6H,s),3.94(3H,s),6.13(3H,m),6.70(1H,s),7.05(1H,
s),8.72(1H,s)
実施例212
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノカルボニル]
−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)カルバミン酸フェ
ニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で
反応させ、標題化合物を得た。
・収率:88%
・融点:140−142℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.30(3H,s),2.54(3H,s),2.59(3H,
s),3.26(4H,t),3.70(4H,t),3.97(3H,s),6.61(3H,m),6.70(1H,s),7.06(1H,
s),8.72(1H,s)
実施例213
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノカルボニル]
−4−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)カルバミン酸フェ
ニル及び1−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例170と同様の方法で
反応させ、標題化合物を得た。
・収率:78%
・融点:170−172℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.54(3H,s),2.59(3H,s),3.32(4H,
t),3.74(4H,t),3.94(3H,s),6.69(1H,s),6.86(3H,m),7.04(1H,s),8.69(1H,
s)
実施例214
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]ア
ミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノカルボニル
]
−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(0.2g、0.47mmol)を無水エタ
ノール(15ml)に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム(17mg)を加え、次いで混合
物を室温で2時間撹拌し、減圧下で濃縮してエタノールを除去し、カラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合物を得
た。
・収率:96%
・融点:152−154℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ1.41(3H,d),2.32(3H,s),3.27(4H,t
),3.71(4H,t),3.79(6H,s),3.87(3H,s),5.04(1H,q),6.10(3H,m),6.63(1H,s
),7.01 (1H,s),8.22(1H,s)
実施例215
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]ア
ミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノカルボニル
]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例214と同様の方法で反応
させ、標題化合物を得た。
・収率:96%
・融点:140−142℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ1.48(3H,d),2.33(3H,s),3.26(4H,t
),3.68(4H,t),3.87(3H,s),5.06(1H,q),6.61(3H,m),6.64(1H,s),7.01(1H,s
),8.22(1H,s)
実施例216
1−[(2−メトキシ−4−メチル−5−ビニルフェニル)アミノカルボニル]−
4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]
アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(0.2g、0.4
7mmol)をクロロホルム(15ml)に溶解し、p−トルエンスルホン酸ピリジニウ
ム(0.12g、0.47mmol)を加え、得られた混合物を16時間還流し、減圧下で濃
縮してクロロホルムを除去し、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:163−165℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.31(3H,s),3.23(4H,t),3.58(4H,t
),3.77(6H,s),3.87(3H,s),5.20(1H,d),5.62(1H,d),6.59(3H,m),6.63(1H,s
),6.88(1H,t),6.99(1H,s),8.32(1H,s)
実施例217
1−[(2−メトキシ−4−メチル−5−ビニルフェニル)アミノカルボニル]−
4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]
アミノカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例216と
同様の方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:82%
・融点:201−203℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.29(6H,s),2.34(3H,s),3.24(4H,t
),3.68(4H,t),3.87(3H,s),5.22(1H,d),5.66(1H,d),6.59(3H,m),6.63(1H,s
),6.86(1H,t),7.02(1H,s),8.32(1H,s)
実施例218
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノチオカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)チオカルバミン酸
フェニル及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の
方法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:82%
・融点:163−165℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.16(3H,s),2.56(3H,s),3.35(4H,
t),
3.91(6H,s),4.03(3H,s),4.13(4H,t),6.06(3H,m),6.73(1H,s),8.62(1H,s)
実施例219
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノチオカルボニ
ル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)チオカルバミン酸
フェニル及び1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:79%
・融点:180−182℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.29(6H,s),2.57(6H,s),3.32(4H,
t),3.92(3H,s),4.12(4H,t),6.56(3H,m),6.72(1H,s),7.39(1H,s),8.63(1H,
s)
実施例220
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノチオカルボニ
ル]−4−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジン:
N−(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)チオカルバミン酸
フェニル及び1−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例197と同様の方
法で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:79%
・融点:201−203℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.20(3H,s),2.57(3H,s),3.46(4H,
t),3.92(3H,s),4.25(4H,t),6.64(1H,s),6.88(3H,m),7.72(1H,s),8.57(1H,
s)
実施例221
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]ア
ミ
ノチオカルボニル}−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノチオカルボ
ニル]−4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジンを実施例214と同様の方法
で反応させ、標題化合物を得た。
・収率:94%
・融点:146−148℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ1.44(3H,d),2.32(3H,s),3.35(4H,t
),3.78(6H,s),3.84(3H,s),4.11(4H,t),5.06(1H,q),6.13(3H,m),6.66(1H,s
),7.41(1H,s),7.77(1H,s)
実施例222
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]ア
ミノチオカルボニル}−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノチオカルボ
ニル]−4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例214と同様の方法で
反応させ、標題化合物を得た。
・収率:93%
・融点:150−152℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 1.44(3H,d),2.29(6H,s),2.32(3H,
s),3.30(4H,t),3.84(3H,s),4.07(4H,t),5.06(1H,q),6.61(3H,m),6.66(1H,
s),7.38(1H,s),7.79(1H,s)
実施例223
1−{[5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]ア
ミノチオカルボニル}−4−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジン:
1−[(5−アセチル−2−メトキシ−4−メチルフェニル)アミノチオカルボ
ニル]−4−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例214と同様の方法で
反応させ、標題化合物を得た。
・収率:77%
・融点:166−168℃・1
H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 1.45(3H,d),2.33(3H,s),3.35(4H,t
),3.84(3H,s),4.03(4H,t),5.07(1H,q),6.68(3H,m),6.83(1H,s),7.37(1H,s
),7.82(1H,s)
実施例224
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}−2−メト
キシ−4,5−ジメチルアニリノ)酢酸エチル:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン(0.2g、0.5mmol)をジメチルホルムアミ
ド(15ml)に溶解し、水素化ナトリウム(18.5mg、0.5mmol)を加え、得られた
混合物を室温で撹拌した。次いで、ブロム酢酸エチル(83.5mg、0.5mmol)を加
え、混合物を3時間撹拌し、減圧下で濃縮して溶媒を除去し、カラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合物を得た。
・収率:79%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 1.36(3H,t),2.15(3H,s),2.23(3H,
s),2.91 (4H,t),3.22(4H,t),3.82(6H,s),4.12(3H,s),4.18(2H,s),5.98(3H
,m),6.69(1H,s),7.03(1H,s)
実施例225
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}−2−メトキ
シ−4,5−ジメチルアニリノ)酢酸エチル:
1−[(4,5−ジメチル−2−メトキシフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例224と同様の方法で反応させ、標題
化合物を得た。
・収率:78%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 1.26(3H,t),1.56(6H,s),2.17(3H,
s),
2.24(3H,s),3.32(4H,t),3.52(4H,t),3.82(3H,s),4.15(2H,q),4.18(2H,s),
6.70(3H,m),6.94(1H,s),7.46(1H,s)
実施例226
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}−2−メト
キシ−4,5−ジメチルアニリノ)酢酸:
2−({[4−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジノ]カルボニル}−2−メ
トキシ−4,5−ジメチルアニリノ)酢酸エチル(200mg、0.41mmol)をジオキサン
:蒸留水(4:1、15ml)に溶解し、水酸化リチウム一水和物(50.7mg、1.23mm
ol)を加え、次いで混合物を室温で3時間撹拌し、1N−塩酸で酸性にし、酢酸
エチルで抽出し、濾過により乾燥し、減圧下で濃縮して溶媒を除去し、カラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)により精製し、標題化合物
を得た。
・収率:80%
・融点:188−189℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.14(3H,s),2.23(3H,s),2.93(4H,
t),3.35(4H,t),3.75(6H,s),3.87(3H,s),4.18(2H,s),5.96(3H,m),6.71(1H,
s),7.71(1H,s)
実施例227
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}−2−メトキ
シ−4,5−ジメチルアニリノ)酢酸:
2−({[4−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジノ]カルボニル}−2−メト
キシ−4,5−ジメチルアニリノ)酢酸エチルを実施例226と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:78%
・融点:170−171℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.13(3H,s),2.24(9H,s),2.91(4H,
t),3.35(4H,t),3.83(3H,s),4.18(2H,s),6.45(3H,m),6.70(2H,s),6.80(1H,
s)
実施例228
1−[(2−ヒドロキシ−2−4,5−ジメチルフェニル)アミノカルボニル]−4
−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
a) 4,5−ジメチル−2−ニトロフェノール:
3,4−ジメチルフェノール(12.1g、0.1mol)にトリフルオル酢酸(250ml)を
加え、水浴中で亜硝酸ナトリウム(12.4g、0.18mol)を徐々に加えた。混合物を
室温で14時間撹拌し、減圧下で濃縮してトリフルオル酢酸を除去し、次いで水(
150ml)を加え、エーテルで抽出し、カラムクロマトグラフィーにより精製し、
標題化合物を得た。
・収率:80%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.23(3H,s),2.29(3H,s),6.93(1H,s
),7.84(1H,s)
b) 4,5−ジメチル−2−ヒドロキシアニリン:
4,5−ジメチル−2−ニトロフェノール(11.7g、0.07mol)にテトラヒドロフ
ラン(100ml)及びエタノール(40ml)を加え、10% パラジウム/活性炭(0.57
g)を徐々に加え、次いでこの混合物を5時間水素化した。反応混合物を上記と
同様にして濃縮し、クロマトグラフィーにて精製し、標題化合物を得た。
・収率:77%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.11(6H,s),6.56(2H,s)
(c) N−(4,5−ジメチル−2−ヒドロキシフェニル)カルバミン酸フェニル:
4,5−ジメチル−2−ヒドロキシアニリン(6.80g、0.05mol)に塩化メチレン
(100ml)を加え、次いでクロルギ酸フェニル(8.0g、0.05mol)を徐々に加え
た。2時間撹拌し、水(150ml)を加え、塩化メチレンで抽出し、カラムクロマ
トグラフィーで精製することにより、標題化合物を得た。
・収率:92%・1
H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.17(6H,s),6.74(1H,s),7.15(5H,m
),
7.31(1H,s)
(d) N−[2−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−4,5−ジメチルフェニル
]カルバミン酸フェニル:
N−(4,5−ジメチル−2−ヒドロキシフェニル)カルバミン酸フェニル(7.72
g、0.03mol)及びイミダゾール(2.2g、33mmol)の混合物に、塩化メチレン(100ml
)を加え、撹拌下に塩化t−ブチルジメチルシリル(5.0g、33mmol)を加えた。
次いで混合物を2時間撹拌し、水(150ml)を加えた。得られた混合物を塩化メ
チレンで抽出し、乾燥し、減圧下で濃縮し、カラムクロマトグラフィーにより精
製し、標題化合物を得た。
・収率:83%
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 0.27(6H,s),0.98(9H,s),2.17(6H,
s),7.12(5H,m),7.30(2H,s)
e) 1−[(2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)アミノカルボニル]−4
−(3,5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−[2−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−4,5−ジメチルフェニル]カ
ルバミン酸フェニル(0.17g、0.5mmol)及び1−(3,5−ジメトキシフェニル)
ピペラジン(0.13g、0.6mmol)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、撹拌下
にDBU(0.09g、0.6mmol)を添加し、得られた混合物を2時間撹拌し、濃縮し
、クロマトグラフィーにより精製し、標題化合物を得た。
・収率:87%
・融点:145−146℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.14(3H,s),2.18(3H,s),3.26(4H,
t),3.67(4H,t),3.79(6H,s),6.07(3H,m),6.40(3H,m),6.67(1H,s),6.82(1H,
s),8.87(1H,s)
実施例229
1−[(2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,
5−ジメトキシフェニル)ピペラジン:
N−[2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)カルバミン酸フェニル及び
1−(3,5−ジメチルフェニル)ピペラジンを実施例228と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:84%
・融点:160−162℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.13(3H,s),2.17(3H,s),2.31(6H,s
),3.26(4H,t),3.75(4H,t),6.73(3H,m),6.81(1H,s),8.86(1H,s)
実施例230
1−[(2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジフルオルフェニル)ピペラジン:
N−[2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)カルバミン酸フェニル及び
1−(3,5−ジフルオルフェニル)ピペラジンを実施例228と同様の方法で反応さ
せ、標題化合物を得た。
・収率:80%
・融点:152−154℃
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ 2.17(3H,s),2.20(3H,s),3.30(4H,
t),3.70(4H,t),6.40(3H,m),6.70(1H,s),6.82(1H,s),6.98(1H,s)
実施例231
1−[(2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)アミノカルボニル]−4−(3
,5−ジクロルフェニル)ピペラジン:
N−(2−ヒドロキシ−4,5−ジメチルフェニル)カルバミン酸フェニル及び
1−(3,5−ジクロルフェニル)ピペラジンを実施例228と同様の方法で反応させ
、標題化合物を得た。
・収率:77%
・融点:油状
・1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ2.15(3H,s),2.20(3H,s),3.32(4H,t
),
3.69(4H,t),6.29(3H,m),6.69(1H,s),6.81(1H,s),8.65(1H,s)
本発明の化合物の抗腫瘍活性の生体外試験を、5種のヒト腫瘍細胞系と2種の
白血病腫瘍細胞系に対して行った。この生体外試験の方法及び結果を以下に示す
。
実験例1:ヒト腫瘍細胞系に対する生体外抗腫瘍効果
A.ヒト腫瘍細胞系: A549 (ヒトの非−小肺細胞)
SKOV−3 (ヒトの卵巣)
HCT−15 (ヒトの結腸)
XF−498 (ヒトのCNS)
SKMEL−2(ヒトのメラノーマ)
B.SRB効力検定法
a.ヒトの固体腫瘍細胞系であるA549(非−小肺細胞)、SKMEL−2(メラ
ノーマ)、HCT−15(結腸)、SKOV−3(卵巣)、XF−498(CNS)を10%
FBSを含有するRPMI1640培地を用いて5%CO2恒温器中で37℃で培養し
、その間、1週間に1〜2回ずつ継代培養した。培養細胞を0.25%トリプシン及
び3mMのCDTA PBS(−)からなる溶液に溶解し、細胞が付着していた培
地から細胞を分離した。
b.96−ウェルのプレートの各ウェルに5×103〜2×104の細胞を入れ、5%
CO2恒温器中で37℃で24時間培養した。
c.各試料薬物を少量のDMSOに溶かし、各試験の規定濃度まで使用培地で
希釈し、最終DMSO濃度を0.5%未満に調整した。
d.上記b.項のようにして24時間培養した各ウェルの培地を吸引により除去し
た。c.項で調製した各薬物試料200μlを各ウェルに入れ、ウェルを48時間培養し
た。薬物を加えた時点でTz(ゼロ時間)プレートを回収した。
e.SRB効力検定法に従い、TCAによる細胞固定、0.4%SRB溶液による
染色、1%酢酸による洗浄、10mMトリス溶液による染料の溶出をTzプレート及
び培養終了プレート上で行い、次いでOD値を520nmで測定した。
C.結果の計算
a.ゼロ時間(Tz)値は、薬物を加えた時点でのSRB蛋白値を測定して求め
た。
b.対照値(C)は、薬物による処理をしなかったウェルのOD値から求めた
。
c.薬物−処理試験値(T)は、薬物−処理したウェルのOD値から求めた。
d.薬物の効果は、Tz、C及びTから算出した成長刺激、純成長抑制、純死滅
等から判定した。
e.細胞の反応機能を、T≧Tzの場合は100×(T−Tz)/(C−Tz)によ
り、T<Tzの場合には、100×(T−Tz)/Tzより求めた。結果を下記の表1
に示す。
*参考文献
1) P.Skehan,R.Strong,D.Scudiero,A.Monks,J.B.Mcmahan,D.T.V
istica,J.Warren,H.Bokesh,S.Kenney and M.R.Boyd:Proc.Am.Ass
oc.Cancer Res.,30,612(1989)
2) L.V.Rubinstein,R.H.Shoemaker,K.D.Paull,R.M.Simon,S.Tos
ini,P.Skehan,D.Scudiero,A.Monks and M.R.Boyd.; J.Natl.Cancer
Inst.,82,1113(1990)
3) P.Skehan,R.Strong,D.Scudiero,A.Monks,J.B.Mcmahan,D.T.V
istica,J.Warren,H.Bokesh,S.Kenny and M.R.Boyd.;J.Natl.Canc
er Ins.,82,1107(1990)
D.結果
本発明の化合物は、ヒトの固体癌細胞系に対し、対照薬物の1種であるシスプ
ラチン(cisplatin)よりも抗腫瘍活性に優れ、他の対照薬物であるアドリアマ
イシン(adriamycin)と同等又はより高い抗腫瘍活性を有することがわかった。
実験例2.
動物の白血病細胞に対する生体外抗腫瘍効果
A.材料:
腫瘍細胞系: L1210(マウスの白血病細胞)
P388(マウスのリンパ様腫瘍細胞)
B.方法:染料排除効力検定
1) 10%FBSを含有するRPMI1640培地で培養していたL1210及びP38
8細胞の濃度を1×106細胞/mlに調整した。
2) 対数量の比率で希釈した各濃度の試料薬物を細胞培地に加え、37℃で48
時間、50%CO2恒温器中で培養した後、トリパンブルーを用いる染料排除試験
により生存細胞数を測定した。
3) 対照薬物と比較して50%細胞成長抑制(IC50)を示す試料化合物の濃
度を求め、表2に示した。
*参考文献
1) P.Skehan,R.Strong,D.Scudiero,A.Monks,J.B.Mcmahan,D.T.
Vistica,J.Warren,H.Bokesh,S.Kenny and M.R.Boyd: Proc.Am.Ass
oc.Cancer Res.,30,612(1989)
2) L.V.Rubinstein,R.H.Shoemaker,K.D.Paull,R.M.Simon,S.Tos
ini,P.Skehan,D.Scudiero,A.Monks,J.Natl.Cancer Inst.,82,1113(19
90)
3) P.Skehan,R.Strong,D.Scudiero,J.B.Mcmahan,D.T.Vistica,J.
Warren,H.Bokesch,S.Kenny and M.R.Boyd.; J.Natl.Cancer Ins.,8
2,1107(1990)
C.結果
L1210及びP388マウスの癌細胞に対する本発明の化合物の抗腫瘍活性を調べ
た結果、試験対象化合物は対照薬物であるミトマイシンC(mitomycin C)と同
等又はより高い抗腫瘍活性を有することがわかった。
実験例3.
*マウスの白血病P388細胞に対する生体内抗腫瘍効果
A.実験材料
BDF1マウスを使用
B.実験方法
1) 1グループが6週令のBDF1マウス8匹からなるマウス群の各マウス
に、DBA/2マウスで継代培養中の白血病P388細胞を1×106細胞/0.1mlの
量で移植した。
2) 試料薬物をPBSに溶解、又は、0.5%トウィーン80に懸濁させ、所定
の濃度で1日目、5日目、9日目毎にマウスの腹腔内に注射した。
3) 毎日観察し、被検マウスの生存時間を測定した。抗腫瘍活性の評価は、
各被検グループの平均生存時間から、薬物治療したグループの平均生存日数の対
照グループと比較した場合の増加率(T/C%)を計算することにより行った。
結果を下記の表3に示す。
* 参考文献
A.Golin et al.: Euro.J.Cancer,17,129(1981)
C.結果
P388マウス癌細胞を用いた生体内実験において、実施例の化合物が優れた抗
腫瘍効果を有することが観察された。
実験例4.
急性毒性試験(LD50):リッチフィールド−ウィルコクスン法(Litchfield
−Wilcoxon method)
6週令のICRマウス(雄30±2.0g)に、室温23±1℃、湿度60±5%におい
て、固形飼料及び水を自由に摂取させた。各グループが6匹のマウスからなるマ
ウス群に、試料薬物を腹腔内注射した。14日間観察を続け、外見状態及び生死を
記録し、死亡動物については解剖して病因を目視により検査した。LD50値をリ
ッチフィールド−ウィルコクスン法により計算した。結果を下記の表4に示す。
上記のとおり、本発明の化合物はシスプラチンよりも安全であり、しかもより
優れた抗腫瘍活性を有することから、投与量の制限、毒性等における従来技術の
薬物の問題点を克服するものであることがわかる。
【手続補正書】
【提出日】1998年4月17日
【補正内容】
(1)請求の範囲を別紙の通り補正する。
(2)明細書第1頁下から7行目の「又は」とあるのを削除する。
(3)明細書第1頁下から6行目の「或は」の前に「イソプロペニル、アセトキシ
、フェノキシ又はメルカプト、」を加入する。
(4)明細書第1頁下から2行目の「ヒドロキシ基、」とあるのを「ヒドロキシ基
、メチル、」と補正する。
(5)明細書第2頁第1行目の「又は」とあるのを削除する。
(6)明細書第2頁第1行目の「アミノ基」とあるのを「アミノ基、2−ピリジル
、3−ピリジル又は2−チエニル」と補正する。
(7)明細書第2頁下から8行目の後ろに「ケトンとは、アセチル等を意味する。
」を加入する。
(8)明細書第6頁第16行目の「塩化トルイル、臭化トルイル」とあるのを「塩化
トルオイル、臭化トルオイル」と補正する。
(9)明細書第6頁24行目の「トルイル」とあるのを「トルオイル」と補正する。
(10)明細書第6頁第25行目の「(1a)」とあるのを「(Ia)」と補正する。
(11)明細書第7頁下から2行目の「R7、」の後ろに「R8、」を加入する。
(12)明細書第11頁の表中、実施例79の行及び実施例80の行のR2の欄に
(13)明細書第21頁第4行目の「C21H28N4O2」とあるのを「C21H28N4O2S1
」と補正する。
(14)明細書第22頁第3行目及び第5行目に「チオフェニル」とあるのを「メルカ
プトフェニル」と補正する。
(15)明細書第22頁下から5行目の「C23H32N4O1」とあるのを「C23H32N4
O4」と補正する。
(16)明細書第23頁第8行目の「C23H32N4O4」とあるのを「C23H32N4O2」
と補正する。
(17)明細書第32頁第15行目の「[」とあるのを「(」と補正する。
(18)明細書第42頁下から1行目の「C23H30N4O4S1」とあるのを「C20H24
N4O3S1」と補正する。
(19)明細書第44頁第4行目の「]」とあるのを「)」と補正する。
(20)明細書第47頁第1行目の「{」とあるのを「[」と補正する。
(21)明細書第48頁下から3行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と
補正する。
(22)明細書第49頁第14行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と補正
する。
(23)明細書第49頁下から3行目の「スルファニルメチル」とあるのを「メルカプ
トエチル」と補正する。
(24)明細書第49頁下から1行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と
補正する。
(25)明細書第50頁第13行目の「スルファニルメチル」とあるのを「メルカプトエ
チル」と補正する。
(26)明細書第50頁第15行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と補正
する。
(27)明細書第50頁下から2行目の「エチル」とあるのを「エチル)」と補正する
。
(28)明細書第50頁下から2行目〜下から1行目の「イル)アミノ」とあるのを「
イル]アミノ」と補正する。
(29)明細書第52頁第7行目の「C22H28N4O4」とあるのを「C20H22N4O2F2
」と補正する。
(30)明細書第52頁第11行目の「−{[5」とあるのを「1−{[5」と補正する。
(31)明細書第52頁第12行目の「イル)アミノカルボニル]}」とあるのを「イル]
アミノカルボニル}」と補正する。
(32)明細書第53頁第4行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と補正
する。
(33)明細書第53頁第6行目の「ヒドロキシ」とあるのを「ヒドロキシエチル」と
補正する。
(34)明細書第53頁下から9行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と
補正する。
(35)明細書第54頁第9行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と補正
する。
(36)明細書第57頁第11行目の「C21H20N4O2Cl1」とあるのを「C21H20N4
O2Cl2」と補正する。
(37)明細書第63頁下から10行目の「フェニル)フェニル」とあるのを「フェニル
)ピペラジン」と補正する。
(38)明細書第71頁下から9行目の「メトキシ」とあるのを「メチル」と補正する
。
(39)明細書第76頁下から9行目の「3−イル」とあるのを「2−イル」と補正す
る。
(40)明細書第77頁第3行目の「C31H27N5O3」とあるのを「C27H27N5O3」
と補正する。
(41)明細書第77頁第7行目の「2−ピリジン」とあるのを「2−(ピリジン」と
補正する。
(42)明細書第77頁下から9行目の「2−チエン」とあるのを「2−(チエン」と
補正する。
(43)明細書第85頁第11行目の「ジメチル」とあるのを「ジメトキシ」と補正する
。
(44)明細書第86頁下から9行目の「ジメチル」とあるのを「ジメトキシ」と補正
する。
(45)明細書第88頁下から1行目の「カルボニル]」とあるのを「カルボニル}」と
補正する。
(46)明細書第90頁第2行目の「臭化メチル」とあるのを「臭化エチル」と補正す
る。
(47)明細書第92頁下から1行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と
補正する。
(48)明細書第93頁第15行目及び下から2行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペ
ラジニル」と補正する。
(49)明細書第94頁第1行目、第14行目、第17行目及び下から2行目の「ピペラジ
ノ」とあるのを「ピペラジニル」と補正する。
(50)明細書第95頁第1行目の「エチル」とあるのを削除する。
(51)明細書第95頁第4行目の「実施例164」とあるのを「実施例165」と補正する
。
(52)明細書第95頁第2行目、第11行目、第14行目、下から5行目及び下から3行
目の「ピペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と補正する。
(53)明細書第98頁下から1行目の「1−[4,5−」とあるのを「1−[(4,5−」
と補正する。
(54)明細書第101頁第15行目の「(3−ヒドロキシフェニル)」とあるのを「(3−
ヒドロキシフェニル)ピペラジン」と補正する。
(55)明細書第101頁下から4行目及び下から2行目の「チオフェニル」とあるの
を「メルカプトフェニル」と補正する。
(56)明細書第103頁第13〜14行目の「5−メトキシ−2−メチル」とあるのを「
2−メトキシ−5−メチル」と補正する。
(57)明細書第103頁第16行目の「5−メトキシ−2−メチル」とあるのを「2−
メトキシ−5−メチル」と補正する。
(58)明細書第103頁下から3行目〜下から2行目の「2−メトキシ−5−メチル
」とあるのを「5−メトキシ−2−メチル」と補正する。
(59)明細書第104頁第1行目の「2−メトキシ−5−メチル」とあるのを「5−
メトキシ−2−メチル」と補正する。
(60)明細書第104頁第9〜10行目の「2−メトキシ−5−フェニル」とあるのを
「5−メトキシ−2−フェニル」と補正する。
(61)明細書第104頁第12行目の「2−メトキシ−5−フェニル」とあるのを「5
−メトキシ−2−フェニル」と補正する。
(62)明細書第106頁下から2行目の「381.2436(C23H29N3O2」とあるのを「
実測値:381.2436(C23H31N3O2」と補正する。
(63)明細書第111頁下から3行目の「C20H24N3O2Cl1」とあるのを「C20H2 3
N3O1S1Cl2」と補正する。
(64)明細書第114頁下から5行目〜下から4行目の「2−メトキシ−5−メチル
」とあるのを「5−メトキシ−2−メチル」と補正する。
(65)明細書第114頁下から2行目の「2−メトキシ−5−メチル」とあるのを「
5−メトキシ−2−メチル」と補正する。
(66)明細書第121頁第6行目及び下から8行目の「ピペラジノ」とあるのを「ピ
ペラジニル」と補正する。
(67)明細書第122頁第4行目、第6行目、下から10行目及び下から8行目の「ピ
ペラジノ」とあるのを「ピペラジニル」と補正する。
(68)明細書第125頁第1行目の「ジメトキシ」とあるのを「ジメチル」と補正す
る。
(69)明細書第125頁第2行目及び第12行目の「[」とあるのを「(」と補正する。
(70)明細書第132頁の表の前に「表2」を加入する。
(71)明細書第135頁の表の前に「表3」を加入する。
(72)明細書第138頁の表の前に「表4」を加入する。
請求の範囲
1.下記一般式(I)で表される化合物及びその薬学的に許容し得る酸付加塩。
(式中、R1及びR2は各々独立に水素、置換若しくは非置換のC1−C8のアルキ
ル基、置換若しくは非置換のC3−C6のシクロアルキル基、置換若しくは非置換
のC2−C8の不飽和アルキル基、ケトン、置換若しくは非置換のアリール基、置
換若しくは非置換のC1−C4のアルコキシ基、置換若しくは非置換のアリールヒ
ドロキシ基、置換若しくは非置換のアミノ基、C1−C4の低級エステル基、C1
−C4の低級チオエステル基、チオール基、置換若しくは非置換のカルボキシル
基、エポキシ基、置換若しくは非置換のC1−C4の低級チオアルコキシ基、又は
R1及びR2が互いに結合して形成しているC3−C4の飽和若しくは不飽和の鎖で
あり、R3、R4、R5、R6及びR7は各々独立に水素、ハロゲン、ヒドロキシ基
、ニトロ基、C1−C4の低級エステル基、C1−C4の低級アルキル基、C1−C4
の低級チオアルキル基、置換若しくは非置換のC3−C6のシクロアルキル基、C1
−C4の低級アルコキシ基、C1−C4の低級チオアルコキシ基、置換若しくは非
置換のアリール基、置換若しくは非置換の低級アリールアルコキシ基、置換若し
くは非置換の低級アルキルアミノ基、低級アルキル基で置換された若しくは非置
換のカルバメート基、イソプロペニル、アセトキシ、フェノキシ又はメルカプト 、
或は、R3、R4、R5、R6及びR7のうち、隣り合った2つの基が互いに結合
して1,2−フェニレン基又は2,3−ナフチレン基を形成しており、Xは酸素、硫黄
又は置換若しくは非置換のイミノ基であり、Yは芳香族環の3−位又は4−位に
結合している酸素又は−NR8−(ここで、R8は上記のR3と同じ意味を有する
。)であり、Zはヒドロキシ基、メチル、C1−C4の低級アルコキシ基、C1−
C4低級チオアルコキシ基、置換若しくは非置換のアリール
オキシ基、C1−C4の低級アルキルアミノ基、窒素原子1〜5個を含有する置換
若しくは非置換の環状アミノ基、2−ピリジル、3−ピリジル又は2−チエニル
であり、Aは窒素又は−CH=である。)
2.下記一般式(a)で表される化合物と−C(=X)−基供与試薬とを有機溶
媒の存在下で反応させて下記一般式(b)で表される化合物を得、一般式(b)で
表される化合物を下記一般式(c)で表される化合物と反応させることを含む下
記一般式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容し得る酸付加塩の製造方
法。
(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、A、X、Y及びZは上記と同じ意
味を有し、Lieは離脱基である。)
3.下記一般式(Ia)で表される化合物にR8供与試薬を導入することによる下
記一般式(Ib)で表される化合物の製造方法。
(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、A、X及びZは上記と同じ
意味を有する。)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(31)優先権主張番号 1996/25827
(32)優先日 1996年6月29日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(31)優先権主張番号 1996/40596
(32)優先日 1996年9月18日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(31)優先権主張番号 1997/22984
(32)優先日 1997年6月3日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(31)優先権主張番号 1997/22985
(32)優先日 1997年6月3日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(31)優先権主張番号 1997/23192
(32)優先日 1997年6月4日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(31)優先権主張番号 1997/23193
(32)優先日 1997年6月4日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),AU,BG,BR,C
A,CN,CZ,HU,JP,MX,NO,NZ,PL
,RO,RU,SG,SK,TR,UA,US,VN
(72)発明者 リー,スン−ホワン
大韓民国,459−100,キュングキ−ド,パ
ングタク,ドッコク−ドング,ダエリム
アパートメント,105−403
(72)発明者 クウォン,ホ−セオク
大韓民国,441−390,キュングキ−ド,ス
ウェオン,クォンスン−ク,クォンスン−
ドング,1274,シンドンガ アパートメン
ト,506−1105
(72)発明者 リー,ジャエ−ウング
大韓民国,465−032,キュングキ−ド,ハ
ンナム,シンジャング−ドング,390−3
(72)発明者 カング,ドング−ウーク
大韓民国,427−030,キュングキ−ド,ク
ワチョン,ウォンムーン−ドング,4,ジ
ョーコング アパートメント,268−203
(72)発明者 ジュー,ジョング−ホー
大韓民国,156−052,ソウル,ドングジャ
ク−ク,ノリャングジン 2−ドング,
289−83
(72)発明者 リー,ヨウング−ヒー
大韓民国,425−181,キュングキ−ド,ア
ンサン,ボノ 1−ドング,866−5
【要約の続き】
であり、Aは窒素又は−CH=である。)