JPH11501473A - 呼び出し相手依存型呼び出し信号を有する電話機 - Google Patents

呼び出し相手依存型呼び出し信号を有する電話機

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JPH11501473A JP8526623A JP52662396A JPH11501473A JP H11501473 A JPH11501473 A JP H11501473A JP 8526623 A JP8526623 A JP 8526623A JP 52662396 A JP52662396 A JP 52662396A JP H11501473 A JPH11501473 A JP H11501473A
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Abstract

(57)【要約】 電話機、特に無線電話機(1)などの電気通信端末装置が、それが受信した呼び出し相手のIDに関する信号情報に従って呼び出し信号音を生成する呼び出し信号発生手段(12、16)を含む。前記呼び出し信号発生手段(12、16)は、前記信号情報によって提供される呼び出し相手IDデータから呼び出し信号音を発生するように構成されている。呼び出し信号音は、異なる処理アルゴリズムによって、受信した信号情報から直接生成してよい。また、それに加えて、メモリ手段(19)に記憶した、呼び出し相手のIDに関するデータに基づいて、専用のプログラム可能呼び出し信号音あるいは呼び出し相手の名称を生成しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】 呼び出し相手依存型呼び出し信号を有する電話機 発明の分野 本発明は概括的には呼び出し信号手段を有する電気通信端末装置に関し、より 具体的に言えば通報目的のために識別可能な多様な呼び出し信号音あるいは警報 音を出すことができる呼び出し信号装置を有する電話機に関する。 発明の背景 従来の有線および無線電話機は、電気機械式あるいは電子式の呼び出し信号音 発生手段を有している。それらの呼び出し信号音発生手段は、いずれも、この電 話機が接続している公衆あるいは私設電話回路網によって提供される別の呼び出 し信号によって直接作動するか、あるいは、電話回路網によって提供される信号 情報から得られる呼び出し到着データによって作動する電話機自身の作動回路を 通じて間接的に作動する。 このような呼び出し信号音装置としては複数のものが公知である。ヨーロッパ 特許出願0,203,394 号には、電話機で使用するための電子式音楽/音声呼び出し 信号回路が開示されている。この回路は、一連の間欠的呼び出し信号パルスを提 供する電話回路網回線に直接接続することができる。この回路は、これらの呼び 出し信号パルスを連続音楽呼び出し信号あるいは音声呼び出し信号に変換する。 再生される音楽呼び出し信号あるいは音声呼び出し信号の構成単位は予め記憶さ れている。 英国特許出願2,220,822 号には、電話機の使用者が録音再生装置に種々の音を 録音できるようになっていて、例えば多くの隣接電話との間で識別可能な呼び出 し信号音を出すことができるようになっている電話機が開示されている。 米国特許4,866,766 号には、呼び出し信号を特別仕様にすることができる電話 装置が開示されている。この電話機は、使用者がプログラムすることができる呼 び出し信号音発生器を有している。呼び出し信号音は、コード化された呼び出し 信号パラメータを電話機のダイヤルキーパッドから入力することによって専用メ モリ手段に記憶する必要がある。電話交換回路網から呼び出し信号を受け取ると 、この呼び出し信号パラメータがメモリ手段から活性化されて、可聴呼び出し信 号パターンと呼び出し信号音が生成される。 ヨーロッパ特許出願0,604,081 号には、当該電話機に固有な加入者番号や他の 識別番号などのデータに従って呼び出し信号音を創出する呼び出し信号音装置が 開示されている。この呼び出し信号音装置には、その呼び出し信号音を定義する 呼び出し信号音シーケンスを記憶するための、使用者がプログラム可能な呼び出 し信号音パラメータメモリを備えている。 これら公知の呼び出し信号音装置は、複数の隣接電話との間で自分自身の電話 を識別するために別個の呼び出し信号音あるいは警報音を生成できる限度までに 限定されている。しかしながら、いくつかの電気通信装置では多数の使用者が同 一の電話装置を共用している場合もある。 米国特許5,073,922 号および国際特許出願9,107,041 号では、多数の使用者が 共用している電話端末装置の呼び出しを受け取るために、および/または、同一 の加入者回線に接続した複数の端末装置間で個別の端末装置を識別するために、 特定の使用者を識別するための呼び出し信号音手段を有する電気通信装置が開示 されている。各使用者および/または端末には、端末装置のメモリに記憶してあ る特定の呼び出し信号音が割り当てられている。呼び出し相手は、電話装置の電 話番号に加えて、その呼び出しが特定の人および/または端末に向けたものであ ることを識別するための付加番号をダイヤルしなければならない。 米国特許5,001,709 号には、ISDN装置の音声または発声呼び出しおよびデ ータ呼び出しに対して異なる呼び出し信号音を提供する呼び出し信号音装置が開 示されている。 しかしながら、これら公知の「個人化」呼び出し信号音装置の使用は、必要な 付加識別データを転送可能な通信装置を有する電気通信装置に限定されている。 ヨーロッパ特許出願0,416,803 号は、自分が、入り呼と呼び出し形式の目的と している受取人であるかどうかということを、使用者自身で決めることができる 方法と装置を提供している。このために、呼び出し信号は2つのセグメントに分 割されている。第一セグメントは個人化呼び出し信号音用に、すなわち、呼び出 し相手を識別するために使用され、第二セグメントは呼び出し形式を指示するた めに、すなわち、内部呼び出し、外部呼び出し、優先呼び出しなどを示すために 使用される。 優先呼び出し信号の特徴として、いわゆる、呼び出し相手識別呼び出し信号と いうものがある。すなわち、有限個の呼び出し相手識別番号を電話装置のメモリ に記憶しておき、それらの優先相手から呼び出しが到着したときに特別な音を発 生させるというものである。 カナダ特許出願2,105,543 号および日本特願昭60-128294 号には、発呼者識別 番号のプログラム割り当て、および/または、入り呼のカテゴリ(商用、家族な ど)に従って電話装置の使用者に入り呼のあることを選択的に警報するための呼 び出し信号音手段を有する電話端末装置が開示されている。好適な具体例では、 定型的電話装置呼び出し番号識別信号(A番号)をこの目的で使用する。 この特徴によって、呼び出しに答える前に呼び出し相手に関する情報が電話端 末の使用者に提供され、これは例えば会合などに有利である。電話機の使用者は 、生成された呼び出し信号音によって、例えば、会合中の使用者に対して付加情 報を提供している相手から掛けてきた電話、あるいは秘書など特別な発呼者から 掛けてきた電話であって取って良い電話であることを単純に識別でき、受話器を 取ってその呼び出しに応じることができる。しかしながら他の着信電話呼び出し の場合には、使用者はやはり呼び出し信号音を聞いてその呼び出しを判断できる ので、例えば、呼び出し信号音を止めて受話器を取らないことで、その呼び出し に対応することができる。この場合、あるタイプの最新の電話機では、信号キー あるいはボタンを押す必要がある。また例えば使用者は、その呼び出しを秘書な ど予め決められた他の使用者に転送することで対応してもよく、この場合もやは り、信号キーを作動させる必要がある。 上記の従来技術の電気通信装置は、電気通信装置のメモリあるいは他の登録手 段に前もって記憶された有限の使用者識別データに適合する交換回路網からの呼 び出し到着データの受信に基づいて呼び出し相手依存型呼び出し信号を提供する ことができるだけである。 発明の概要 有線あるいは無線電話機などの電気通信端末において、使用者識別データを前 もって記憶するための特別なあるいは専用のメモリ手段が不要であり、あるいは 電話機の使用者がプログラムを組む必要がない、識別可能な種々の呼び出し信号 音を当該装置の使用者に提供できるならば有利である。 本発明の目的は、したがって、電気通信端末装置内に記憶された識別データ数 や当該端末が接続している回路網に限定されないで、例えば、呼び出し相手、緊 急呼び出しのような特別呼び出し、音声メッセージ呼び出し、ページングメッセ ージ呼び出しなどに関する情報を当該装置の使用者に提供する呼び出し信号音警 報能力を有する電気通信端末装置を提供することである。 また本発明の目的は、多様な呼び出し信号音あるいは警報音を提供する、プロ グラムの容易な呼び出し信号音能力を有する電気通信端末装置を提供することで ある。 本発明の、これらの、および、他の目的、利点、特徴は、電話機、特に無線電 話機などの電気通信端末装置であって、当該端末装置が受信した呼び出し相手の IDに関する信号情報に従って呼び出し信号音を生成する呼び出し信号発生手段 を有するものによって提供される。本発明に従えば、前記呼び出し信号発生手段 が、前記信号情報によって提供される呼び出し相手IDデータから呼び出し信号 音を発生するよう構成される。 このように、呼び出しが到着したときに、本発明は端末装置の使用者に呼び出 し相手のIDに関する呼び出し信号を提供するが、専用メモリ手段から呼び出し 相手のIDに関する呼び出し信号データを検索する必要はない。したがって、本 発明による端末装置の呼び出し相手依存型呼び出し信号は、本質的に、呼び出し 信号パラメータなどを記憶するために使用可能メモリ空間には限定されない。 このことは、通常電子要素の搭載スペースやバッテリパワーが不足する、電話 送受器などの無線あるいはコードレス端末装置に好都合である。 本発明によれば、相手から呼び出しがあったときに、一度あるいは二三度その 呼び出し信号音を聞けば、端末装置の使用者はその生成された呼び出し信号音か ら当該呼び出し相手を簡単に同定することができる。この情報は、呼び出しに対 して如何に応じるかを使用者が決定するのに役立つ。本発明の装置は、メモリの 更新などが本質的に不要で、非常に使いやすい。 本発明のさらなる実施例において、呼び出し信号音を生成するために使用され るデータは、呼び出し相手、例えば、異なる会社からの使用者を識別するもので あっても良い。 通信回路網、特に私設電話回路網は、緊急呼び出し、内部/外部発信呼び出し 、呼び戻し呼び出し信号などの呼び出し形式、および/または、呼び出し転送、 データ呼び出しなどの通信サービス形式を識別するために、異なる呼び出し信号 を端末装置に提供することができる。本発明のさらなる実施例においては、さら に、呼び出し信号発生手段がこのようなデータからそれぞれの呼び出し信号音を 発生するよう応答することができる。 呼び出し形式や通信サービス形式を聞き取り可能にするには複数の方法がある 。例えば、呼び出し相手同定を示す呼び出し信号音の直後に対応呼び出し信号音 を生成することもできるし、呼び出し相手同定呼び出し信号に(少し)先だって 生成することもできる。呼び出し相手呼び出し信号音の特殊な変調などの音の組 み合わせも可能である。 最も単純な実施例では、呼び出し信号音は受信した各信号情報データから直接 生成する。しかしながら、呼び出し信号音の生成方法は多様である。例えば、受 信した呼び出し相手番号(A番号)の各数字が特定の高さと持続期間をもつトー ンを表わしても良い。しかしながら、各トーンに異なる持続期間を割り当てるこ ともできるし、また、前記各数字のうちのいくつかに無言を割り当てることもで きる。またトーンの強さも受信数字などによって変えても良い。 当業者なら、こうした多様な呼び出し信号音を用いれば、各端末装置それぞれ に特有な呼び出し信号音生成方法を本質的に提供できるということが分かるであ ろう。このようにして各端末装置の特殊な呼び出し信号によって端末装置が識別 可能となる。 しかしながら、端末装置の使用者は、例えば、特定の呼び出し相手や呼び出し 相手群に関して、専用あるいは特別仕様の呼び出し信号音を持つ選択権を要求と しても良い。したがって、本発明のさらなる実施例では、端末装置は、端末装置 内に記憶した処理アルゴリズムに従って、信号情報によって提供されたデータを 処理する処理手段を有している。呼び出し信号発生手段はこれらの処理データか ら呼び出し信号音を生成するよう構成されている。 使用者の要求および/または利用可能な信号情報に依存して、例えば、端末装 置によって数個の処理アルゴリズムを自動的に選択して特定の情報を与える呼び 出し信号を提供しても良い。それらの処理アルゴリズムは、端末装置の製造者に よってソフトウェアデータとして前もって記憶させておいても良いし、あるいは 、例えば、端末装置のキーボード手段を用いて使用者がプログラムできるように してあっても良い。 メモリ空間と処理電力を節約するために、信号情報の処理および/または処理 アルゴリズムは、配線によって、すなわち適当な電子回路によって設置すること もできる。例えば初めて使用するときには、交換手段あるいは電話機自身によっ て自動的に特定の処理アルゴリズムを選択することもできる。付加的に提供され る他のデータを特別仕様の呼び出し信号音を発生するために使用しても良い。 呼び出し相手IDなどを含む信号情報を目下提供していない公衆および私設電 話回路網がまだ沢山ある。したがって本発明の一実施例では、呼び出し相手ID および呼び出し相手群ID、呼び出し形式および通信サービス形式のうち、一方 あるいは両方を識別する信号情報の不存在時にも呼び出し信号音を生成するため に、端末装置に記憶してあるデフォルトデータを用いて呼び出し信号音を生成す る。これらのデータは、各端末装置に共通、各情報形式、すなわち、呼び出し相 手ID、呼び出し形式、電話サービス形式に共通のものであっても良いし、また 、上記のように特別仕様のものでも良い。 本発明は本質的に無限の呼び出し相手依存型呼び出し信号を提供するものであ るが、使用者は、認識可能な有限個の呼び出し相手を要求しても良いし、非常に 特殊な呼び出し信号音、例えば、身内には甘美な音調を、競争相手などには不協 和な音調を要求しても良い。したがって、本発明のさらなる実施例では、電話機 が、信号情報から得たデータに関連するデータを検索するための処理手段に応答 するメモリ手段を有している。それによって、これらの検索データ、特に、メモ リ手段の第一部分に記憶した呼び出し相手や1つ以上の呼び出し相手群に関連し たデータを用いて、呼び出し信号音を生成する。 したがって、信号情報に基づいて、まず、獲得した信号情報の形式に関連した 個人あるいは特別仕様の呼び出し信号音データをメモリ手段に問い合わせる。そ うしたデータが見つからない場合は、受信したデータから生成した呼び出し信号 音を提供することになる。 必要なメモリやメモリ手段への問い合わせのための処理電力を制限するために 、例えば、直接に、あるいは(選択した)処理アルゴリズムを使って、個人呼び 出し信号音と一般呼び出し信号音とを組み合わせたものを提供しても良い。なお 、後者の一般呼び出し信号音は信号情報から得られるものである。こうした実施 例を用いれば、端末装置の使用者および/または電気通信回路網のオペレータに は極めて自由度の高い特別仕様の呼び出し信号音が提供される。 呼び出し信号音の最適な選択の自由を達成するために、本発明の一実施例によ れば、信号情報によって提供される呼び出し相手および相手群のIDデータ、端 末装置に記憶してある処理アルゴリズム、および、メモリ手段に記憶してあるデ ータのうち、いずれか1つから生成する呼び出し信号音を選択するための選択手 段を端末装置に設けている。この選択はデフォルトで行われても良いし、端末装 置の製造者や端末装置が関連している通信回路網のオペレータによって所定方法 あるいは変更不可能な方法で行われても良い。一般的には、特別仕様の呼び出し 信号は周知のSIMカードのような装置を設けて実施しても良い。 本発明による電話機の呼び出し信号発生手段は、合成音声生成手段、録音音声 生成手段、合成音楽生成手段、録音音楽生成手段、単音生成手段、重音生成手段 のうちのいずれか1つであって良い。 特に大きな回路網では、呼び出し相手を間違いなく同定してくれる異なる音楽 や可聴呼び出し信号音同志を識別するのは難しいかも知れない。このような場合 、本発明の別の実施例が非常に都合良い。そこでは、呼び出し信号音が、例えば 呼び出し相手の名称や呼び出し形式を出力する音声信号の形式を取る。呼び出し 相手の音声に対応した音声呼び出し信号音を生成するように音声生成手段を構成 してもよい。このために、デジタルコードレスおよび/またはデジタルセルラー 移動通信システムに従って動作するような、最新のデジタル電話機で既に存在し ている音声符号化および復号化手段を利用することができる。 本発明はさらに、端末装置が受信した呼び出し相手のIDに関する信号情報に 従って呼び出し信号音を生成する呼び出し信号発生手段を有する電話機、特に無 線電話機などの電気通信装置において呼び出し信号音を発生する方法に関する。 この方法は、呼び出し相手のIDに関連した前記信号情報からデータを得るステ ップと、前記データから呼び出し信号を生成するために前記データを前記呼び出 し信号発生手段に転送するステップと、呼び出し信号音を生成するために前記呼 び出し信号を用いて前記呼び出し信号発生手段を作動させるステップとを含む。 本発明による方法のさらなる実施例では、呼び出し信号発生手段に転送される データは、受信した他の信号情報に関するものでも良く、処理アルゴリズムによ って前処理されても良く、メモリや、使用者のプログラム可能な、あるいは、事 前に記憶された、デフォルトデータから検索しても良い。 1音楽オクターブの半音を含むトーン数は、従来のダイヤル電話キーパッドの キー数、すなわち、10個の数字キー(0−9)と2つのキー「*」と「#」の 数に等しい。したがって、特別仕様の呼び出し信号音、特に音楽の一節を生成す るために、本発明による方法のさらなる実施例では、キーパッドの各キーが1オ クターブのうちの特定のトーンを示す。各キーに特定のトーンの持続期間および /またはオクターブ番号を付加的に割り当てれば、音楽の各一節をメモリ手段に 記憶させることができる。 本発明の上記およびその他の特徴と利点とは、以下、添付の図面を参照して説 明される。 図面の簡単な説明 図1はデジタル無線通信システムのデータバーストを含むデジタルデータスト リームを概略図で示す。 図2は本発明によって動作する無線電話機の単純化されたブロック図を示す。 図3は、図2の電話機の呼び出し信号動作を図示するフローチャートである。 図4は図2の電話機のさらなる実施例のブロック図を示す。 図5は電話機で使用するための従来のキーパッドを概略図で示す。 実施例の詳細な説明 北米及び全ヨーロッパGSM回路網において、CT2、CT2−CAI、CT 3、および、DECT(デジタル・エンハンスト・コードレス・テレコミュニケ ーションズ)と呼ばれるデジタルコードレス通信システム、および/または、I S−54Bと呼ばれるデジタルセルラー通信システムとともに使用するための電 話機の一実施例によって本発明を説明するが、これは本発明を限定するためのも のではない。 DECTは、デジタルコードレス無線通信システム用の、すなわち、事務所な どの事業環境での使用や、ローカルループ無線(RLL)やコードレス端末モビ リティ(CTM)の応用などの常駐地域での使用のための、指定規格になってい る。DECTは、コードレス電話機などの遠隔装置と公衆あるいは私設交換回路 網に接続した基地局との無線通信のためのマルチキャリア(MC)/時分割多重 アクセス(TDMA)/時分割二重(TDD)のフォーマットを用いている。D ECTを用いれば、10個の無線キャリアを利用可能である。各キャリアは時間 領域において24の「タイムスロット」に分割される。2つのタイムスロットは 全二重音声回線を形成するために使用され、その効果で、10個の無線キャリア のいずれにも12個の音声回線が利用可能になる。24のタイムスロットは、1 0ミリ秒のフレームサイクル時間TFを有するいわゆるTDMAフレームで送信 される。 デジタルTDMA/TDD通信システム用の典型的なフレーム構造が図1に示 されている。フレームの前半分におけるR1、R2、・・・R12で示された1 2個のタイムスロット中に基地局からのデータが電話機によって受信される。そ れに対して、各フレームの後半分におけるT1、T2、・・・T12で示された 12個のタイムスロットでは、電話機が基地局に対してデータを送信する。基地 局と電話機間の無線接続には、フレームの前半分における1スロットとフレーム の後半分における同一番号のスロットとが割り当てられる。各タイムスロットは 、典型的には、同期データ、制御データ、および、デジタル音声あるいは使用者 データを含んでいる。 呼び出し相手、呼び出し形式、サービス形式、および、呼び出し信号を示すデ ータなどの信号情報は、制御データと音声あるいは使用者データの両方に含むこ とができる。エリクソン・ビジネス・モバイル・ネットワークB.V.による国 際特許出願WO94/ 06254号が参照される。 図2は、無線電話機1の単純化したブロック図を示し、4つの主要な構成単位 、すなわち、中央制御応用論理装置2、無線装置3、タイミング同期制御装置4 、および、音声処理装置5を有している。 無線装置3は、送信機/変調器および受信機/復調器からなるトランシーバ装 置に接続したアンテナ6の形でエアーインターフェイスを有している。送受信タ イミングはタイミング制御装置4によって制御される。TDMA/TDD技術の 場合には、中でもこのタイミング制御装置4がフレームとタイムスロットの同期 を制御する。タイミング基準は、内部で発生させるかあるいはアンテナ6で受信 した同期信号から誘導する。 中央制御装置2は、無線装置3からデータを受信する。信号情報と同期情報と はこの受信データから除かれ、受信した音声データが音声処理装置5に供給され る。この音声処理装置5は、受信データの解読を受け持つ。コーデック7は、こ の受信デジタル音声データをアナログ形式に復号しコーデック7に接続したスピ ーカ8から送受器の使用者に聞こえるようにする。 使用者によって出された音声はマイクロフォン9で受信され、コーデック7に よって適当なデジタルフォーマットにコード化される。このコード化された音声 データは、中でも音声データの暗号化を受け持っている音声処理装置5に供給さ れる。中央制御装置2は、この暗号化された音声データに適当な同期情報と信号 情報とを加える。無線装置3は、電話機1が接続している通信システムの基地局 (図示せず)に受信させるため、この信号データと音声データとをアンテナ6か ら送信する。 DECTのようなマルチキャリア・マルチタイムスロット技術の場合、中央制 御装置はキャリア周波数とタイムスロットの多様な組み合わせをも制御する。 さらに、電話機1は、使用者が電話を制御するために、キーパッド10とディ スプレイ11を有しており、両者は中央制御装置2に接続されている。 中央制御装置2は、入り呼を検出し、出呼を制御する。呼び出しの到着は、到 着したデータフレームの制御および/または使用者データフィールドにおける適 当な信号情報から検出される。呼び出しの到着が検出されると、呼び出し信号ま たは警報音をブザー13で生成するために、また任意に、ランプあるいは発光ダ イオード(LED)14が発する可視警報信号を生成するため、中央制御装置2 に呼び出し信号発生手段12を作動させる。電話機1の全電力供給のために、バ ッテリ装置15が内蔵されている。 本発明によると、中央制御論理装置2は、受信した信号情報を処理し、呼び出 し信号発生手段12を作動して呼び出し相手のIDに依存した呼び出し信号音を 生成するために呼び出し信号を形成するように構成されている。この構成は、参 照番号16で概略的に示されている。ただし、この構成16は中央制御装置2お よび/または呼び出し信号発生手段12と一体化しても良く、関連する信号情報 が存在しない時に呼び出し信号を生成するためのデフォルトデータを記憶する手 段を設けても良い。 図3は、本発明の直接呼び出し信号の実施例を示すフローチャートである。電 話機は運転中、すなわち、アイドリング状態に切り替えられて起動と初期化のル ーチンが既に実行された状態にあるものとする。このフローチャートでは、流れ の向きは図の上から下に向かうものとし、この向き以外の流れは上向きの矢印で 示している。 フローチャートは、ブロック21の「呼び出しを検出したか」で始まり、そこ では、中央処理装置2は入り呼を待っている。すなわち、ブロック21は「イイ エ」と判断する。呼び出しが到着すると、すなわち、ブロック21が「ハイ」な ら、ブロック22の「信号情報を検索せよ」で、本発明に関連する信号情報を検 索する。関連する信号情報には、呼び出し相手のIDに関するデータ、また任意 に、外部呼び出し/内部呼び出し/呼び戻しなどの呼び出し形式を示すデータ、 電話サービス形式を示すデータ、呼び出しにどう応じるか(電話を取るか、呼び 出しを転送するかなど)を使用者が決定するのに役立つよう使用者に知らせるの が適切であると思われる他のデータが含まれている。 ブロック23の「呼び出し相手のIDは?」においては、信号情報が呼び出し 相手のIDに関して処理される。IDデータが利用できないときはブロック23 は「イイエ」となり、ブロック24の「デフォルトデータ」でデフォルトデータ が検索される。IDデータが利用可能ならば、ブロック23の判断は「ハイ」に なる。上述した外部呼び出し、内部呼び出し、呼び戻しなどの、呼び出し形式に 関するデータなど、他の関連信号情報は、ブロック26の「他の関連データを検 索せよ」で取り込み可能である。このデータから、ブロック27の「呼び出し信 号を形成せよ」で呼び出し信号を形成し、ブロック28の「呼び出し信号発生器 を作動せよ」で、この呼び出し信号に従って呼び出し信号発生手段を作動させる 。 呼び出しに応じない限り呼び出し信号は続けられ、この時ブロック29の「呼 び出しに応答すべきか」における判断は「イイエ」である。このフローチャート では、呼び出しに応じるか、電話機が実効的に接続している交換回路網がタイム アウトになるかのどちらかで呼び出しに対応することができるとしている。この ときブロック29は「ハイ」である。この場合、呼び出し信号は中止しなければ ならない。 この説明の前文で既に明らかにしたように、呼び出し信号は、受信した信号デ ータから直接形成することもできるし、処理アルゴリズムを用いて形成すること もできる。こうした処理アルゴリズムは、ブロック25の「IDデータを検出せ よ」および/またはブロック27の「呼び出し信号を形成せよ」で検出実行可能 である。呼び出し相手のIDに関連して特別な呼び出し信号音を生成するための データを記憶する付加メモリ手段を有してなる本発明を実行するときには、こう したデータをもブロック25の「IDデータを検出せよ」で検出される。 呼び出し信号は複数の異なる方法で形成可能である。どの場合でも、従来の呼 び出し信号のように間欠的呼び出し信号音を持つことが推奨される。生成される 呼び出し信号音は、音楽や音声などに限らずどのような可聴信号でも良い。呼び 出し信号音を形成するために、異なる信号データを組み合わせても良く、例えば 、呼び出し相手群IDの表示に呼び出し相手ID音を変調させたり、呼び出し相 手IDの先頭に内部あるいは外部呼び出し表示音などを付け加えたりしても良い 。適当な呼び出し信号発生手段は上述の従来技術によって公知である。 図4は、図2の電話機のさらなる実施例のブロック図を示す。図2の中央制御 装置2に含まれているか作動的に接続されているマイクロプロセッサ17が図示 されている。マイクロプロセッサを動作させるプログラムは読取り専用メモリ( ROM)型であるプログラムメモリ18に内蔵されている。さらに、メモリ手 段19が設けられており、マイクロプロセッサ17に接続されている。このメモ リ手段は、不揮発性ROMと揮発性ランダムアクセスメモリ(RAM)からなっ ていて良い。呼び出し信号発生手段12は、マイクロプロセッサ17によって直 接制御される。データは、キーパッド10を用いて電話機の使用者がメモリ手段 19に記憶させることができる。 メモリ手段19は、例えば、聴覚的に識別させる必要がある信号情報の形式に 依存した、多数の処理アルゴリズムに関するデータを含有しても良い。これらの 処理アルゴリズムは、マイクロプロセッサ17に取り込まれ、受信した信号情報 とともに処理されて、呼び出し信号発生手段12を作動させるための呼び出し信 号となる。 関連呼び出し信号を生成するために得た信号データの使用に加えて、例えば、 当該電話機が接続している電話システムに加入している相手などの呼び出し相手 のIDに関してメモリ手段19に記憶された対応データがマイクロプロセッサ1 7によって検索処理されて、専用の呼び出し信号を形成しても良い。適合した呼 び出し相手情報が無い場合には、関連処理アルゴリズムのいずれかを用いて、あ るいは、直接に、関連信号データを処理することになる。 メモリ手段19は、特別仕様あるいは個人専用の呼び出し信号の機会を提供す る。すなわち、例えば、電話機の使用者によって、あるいは、システムオペレー タによって選択される専用呼び出し信号音および/または処理アルゴリズムを記 憶する。マイクロプロセッサ17に接続された選択装置20を用いると、電話料 の使用者は上記した呼び出し信号の任意選択、すなわち、例えば特定の処理アル ゴリズムを用いて信号データから直接呼び出し信号を形成するか、メモリ手段に 記憶した対応データから呼び出し信号を形成するか、例えば各呼び出し相手向け の共通仕様の呼び出し信号音などのデフォルト呼び出し信号を用いるかを選択す ることができる。選択装置20は、適当な切替手段による固定配線処理と選択と を含む、いくつかの実施例が可能である。 本発明の好適な実施例では、呼び出し信号発生手段は、マイクロプロセッサ1 7によって制御されるタイマ手段を有している。このタイマ手段は合成音楽を生 成するように構成されている。特定数の呼び出し相手用の専用呼び出し信号音を 含む付加メモリ手段を有する本発明の実施例では、図5に示すような、従来の電 話ダイヤルキーパッド10の12個のキーを用いて、これらの呼び出し信号音を 非常に簡単にプログラムすることができる。12個のキー(30、31、32) は、それぞれ、1音楽オクターブのうちの異なるトーン、すなわち半音(シャー プとフラット)を含むものを表す。生成すべき各トーンの持続期間もキーの1つ に割り当てる。 一例を挙げると、数字キー30(0−9)の1つを最初に押すとマイクロプロ セッサ17によって、持続期間として、0=1/16カウント、1=1/8カウ ント、2=1/4カウントなど、1カウント=640ミリ秒=95音/分、とい うように翻訳される。キー(30、31、32)を二番目に押すと、1=a、2 =a#(aシャープ)、3=bなどというように12のトーンのうちの1つが表 示される。呼び出しを待機させる周知の「R」キー33などの、キーパッド上の 他の利用可能なキーは、休止、すなわち、無言を意味するために用いることもで きる。こうして、2回のキー押しの組み合わせで特別な持続期間を持つ特別なト ーンあるいは休止が表示される。複数のトーンをプログラムして、呼び出しに対 して応答するかあるいは取り消すまでずっと繰り返し演奏されるメロディを形成 することができる。例えば、「−」が休止を表示するとして、「2e1−2e1 −2e1−4c7」のように、プログラムされたパラメータ列を電話機のディス プレイ11上に表示しても良い。 各キー30に対して任意に、例えば、3番目のキー押しとして登録できるオク ターブ番号を割り当てても良い。 このキーボードの数字キーと全く同じ割り当てを、受信した信号情報データか ら呼び出し信号音を生成する際に用いても良い。ただし、一般的には、「*」お よび「#」キー(31、32)に関するトーンは除外する。すなわち、続いて受 信した呼び出し相手番号の数字対に関して、最初の数字でトーンの持続期間を決 定し、二番目の数字でトーン自身などを特定する。しかしながら、当業者ならわ かることであるが、トーンの高さと持続期間、それに強さに関しても、他の割り 当てを与えることが可能である。 特に、受信した信号情報を処理するための、使用者がプログラム可能な処理ア ルゴリズムの場合、受信した信号データの1つあるいは多数の数字に対して、い わゆる「ワイルドカード」プログラミングを施しても良い。すなわち、受信デー タの1つあるいは多数の数字の値および/または桁とは関係なく、特別なトーン や音を発生するわけである。このトーンや音は、もちろん、使用者によってプロ グラムできるようすることもできる。 音楽の代わりに、呼び出し信号発生手段12が呼び出し相手や呼び出し形式の 名称を会話形式で提供するよう構成した、音声合成手段を有しても良い。呼び出 し相手の関連音声パラメータを選択し、コーデック7と音声処理装置5を用いる ことによって、例えば、発声あるいは音声呼び出し信号を呼び出し相手の音声に 似せて生成することができる。ブザー13とスピーカ8、および、適用可能なら ばそれらの駆動回路も、図2に一点鎖線34で示すように、一体装置として組み 合わせても良い。 呼び出し信号の合成の他に、呼び出し信号発生手段は、電話機のマイク9経由 で音楽や発声の一節を録音するための(デジタル)録音手段を有し、好適な呼び 出し信号音を生成しても良い。 本発明は、用意した実施例や、無線電話機での使用や、あるいはデジタル無線 機にも限定されないことは理解されるであろう。上述した呼び出し信号音装置は 、先の従来技術で説明したような、従来のどのような有線デジタルおよびアナロ グ電話機にも使用可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年2月25日 【補正内容】 米国特許4,866,766 号には、呼び出し信号を特別仕様にすることができる電話 装置が開示されている。この電話機は、使用者がプログラムすることができる呼 び出し信号音発生器を有している。呼び出し信号音は、コード化された呼び出し 信号パラメータを電話機のダイヤルキーパッドから入力することによって専用メ モリ手段に記憶する必要がある。電話交換回路網から呼び出し信号を受け取ると 、この呼び出し信号パラメータがメモリ手段から活性化されて、可聴呼び出し信 号パターンと呼び出し信号音が生成される。 ヨーロッパ特許出願0,604,081 号には、当該電話機に固有な加入者番号や他の 識別番号などのデータに従って呼び出し信号音を創出する呼び出し信号音装置が 開示されている。この呼び出し信号音装置には、その呼び出し信号音を定義する 呼び出し信号音シーケンスを記憶するための、使用者がプログラム可能な呼び出 し信号音パラメータメモリを備えている。 これら公知の呼び出し信号音装置は、複数の隣接電話との間で自分自身の電話 を識別するために別個の呼び出し信号音あるいは警報音を生成できる程度までに 限定されている。しかしながら、いくつかの電気通信装置では多数の使用者が同 一の電話装置を共用している場合もある。 米国特許5,073,922 号および国際特許出願9,107,041 号では、多数の使用者が 共用している電話端末装置の呼び出しを受け取るために、および/または、同一 の加入者回線に接続した複数の端末装置間で個別の端末装置を識別するために、 特定の使用者を識別するための呼び出し信号音手段を有する電気通信装置が開示 されている。各使用者および/または端末には、端末装置のメモリに記憶してあ る特定の呼び出し信号音が割り当てられている。呼び出し相手は、電話装置の電 話番号に加えて、その呼び出しが特定の人および/または端末に向けたものであ ることを識別するための付加番号をダイヤルしなければならない。 また本発明の目的は、多様な呼び出し信号音あるいは警報音を提供する、プロ グラムの容易な呼び出し信号音能力を有する電気通信端末装置を提供することで ある。 本発明の、これらの、および、他の目的、利点、特徴は、電話機、特に無線電 話機などの電気通信端末装置であって、当該端末装置が受信した呼び出し相手の IDに関する信号情報に従って呼び出し信号音を生成する呼び出し信号発生手段 を有するものによって提供される。本発明に従えば、前記呼び出し信号発生手段 が、前記信号情報によって提供される呼び出し相手IDデータから各データ毎に 識別可能な呼び出し信号音を発生できるように構成される。 このように、呼び出しが到着したときに、本発明は端末装置の使用者に呼び出 し相手のIDに関する呼び出し信号を提供するが、専用メモリ手段から呼び出し 相手のIDに関する呼び出し信号データを検索する必要はない。したがって、本 発明による端末装置の呼び出し相手依存型呼び出し信号は、本質的に、呼び出し 信号パラメータなどを記憶するために使用可能メモリ空間には限定されない。 このことは、通常電子要素の搭載スペースやバッテリパワーが不足する、電話 送受器などの無線あるいはコードレス端末装置に好都合である。 本発明によれば、相手から呼び出しがあったときに、一度あるいは二三度その 呼び出し信号音を聞けば、端末装置の使用者はその生成された呼び出し信号音か ら当該呼び出し相手を簡単に同定することができる。 この選択はデフォルトで行われても良いし、端末装置の製造者や端末装置が関連 している通信回路網のオペレータによって所定方法あるいは変更不可能な方法で 行われても良い。一般的には、特別仕様の呼び出し信号は周知のSIMカードの ような装置を設けて実施しても良い。 本発明による電話機の呼び出し信号発生手段は、合成音声生成手段、録音音声 生成手段、合成音楽生成手段、録音音楽生成手段、単音生成手段、重音生成手段 のうちのいずれか1つであって良い。 特に大きな回路網では、呼び出し相手を間違いなく同定してくれる異なる音楽 や可聴呼び出し信号音同志を識別するのは難しいかも知れない。このような場合 、本発明の別の実施例が非常に都合良い。そこでは、呼び出し信号音が、例えば 呼び出し相手の名称や呼び出し形式を出力する音声信号の形式を取るか、あるい は、そのような音声信号と置換される。呼び出し相手の音声に対応した可聴警報 信号を生成するように音声生成手段を構成してもよい。このために、デジタルコ ードレスおよび/またはデジタルセルラー移動通信システムに従って動作するよ うな、最新のデジタル電話機で既に存在している音声符号化および復号化手段を 利用することができる。 本発明はさらに、端末装置が受信した呼び出し相手のIDに関する信号情報に 従って呼び出し信号音を生成する呼び出し信号発生手段を有する電話機、特に無 線電話機などの電気通信装置において呼び出し信号音を発生する方法に関する。 この方法は、呼び出し相手のIDに関連した信号情報の存在・不存在を確かめる ステップ22、23と、もし存在するならば前記呼び出し相手のIDに関連する 信号情報からデータを得るステップ25と、前記データから各データ毎に識別可 能な呼び出し信号を生成するために該データを前記呼び出し信号発生手段12に 転送するステップ27と、呼び出し信号音を生成するために前記呼び出し信号を 用いて前記呼び出し信号発生手段16を作動させるステップ28とを含む。 本発明による方法のさらなる実施例では、呼び出し信号発生手段に転送される データは、受信した他の信号情報に関するものでも良く、処理アルゴリズムによ って前処理されても良く、メモリや、使用者のプログラム可能な、あるいは、事 前に記憶された、デフォルトデータから検索しても良い。 1音楽オクターブの半音を含むトーン数は、従来のダイヤル電話キーパッドの キー数、すなわち、10個の数字キー(0−9)と2つのキー「*」と「#」の 数に等しい。したがって、特別仕様の呼び出し信号音、特に音楽の一節を生成す るために、本発明による方法のさらなる実施例では、キーパッドの各キーが1オ クターブのうちの特定のトーンを示す。各キーに特定のトーンの持続期間および /またはオクターブ番号を付加的に割り当てれば、音楽の各一節をメモリ手段に 記憶させることができる。 本発明の上記およびその他の特徴と利点とは、以下、添付の図面を参照して説 明される。 図面の簡単な説明 図1はデジタル無線通信システムのデータバーストを含むデジタルデータスト リームを概略図で示す。 図2は本発明によって動作する無線電話機の単純化されたブロック図を示す。 図3は、図2の電話機の呼び出し信号動作を図示するフローチャートである。 請求の範囲 1.電話機、特に無線電話機(1)などの電気通信端末装置であって、当該端 末装置が受信した呼び出し相手のIDに関する信号情報に従って呼び出し信号音 を生成する呼び出し信号発生手段(12、16)を有するものにおいて、前記呼 び出し信号発生手段(12、16)を前記信号情報によって提供される呼び出し 相手IDデータから各データ毎に識別可能な呼び出し信号音を発生することがで きるよう構成したことを特徴とする前記端末装置。 2.前記呼び出し信号発生手段(12、16)が、前記信号情報によって提供 される一群の呼び出し相手のIDに関する前記データに応答するするよう構成し た、請求項1記載の端末装置。 3.前記呼び出し信号発生手段(12、16)を、前記端末装置が受信した呼 び出し形式および通信サービス形式のうちの1つまたは両方に関する信号情報に よって提供されるデータから呼び出し信号音を生成するよう構成した、請求項1 または2記載の端末装置。 4.前記端末装置が、該端末装置に記憶した少なくとも1つの処理アルゴリズ ムに従って前記信号情報によって提供される前記データを処理する処理手段(1 7)を含み、かつ、前記呼び出し信号発生手段(12、16)が前記処理データ から呼び出し信号音を発生するよう構成した、請求項1から3までのいずれかに 記載の端末装置。 5.前記各処理アルゴリズムは前記端末装置に特有なものである、請求項4記 載の端末装置。 6.前記端末装置が、該端末装置の使用者によって前記端末装置内に少なくと も1つの処理アルゴリズムを記憶する手段(19)をさらに含み、特別仕様の呼 び出し信号音を提供するよう構成した、請求項4または5記載の端末装置。 7.前記端末装置が、デフォルトデータを記憶するための手段(19)と、関 連信号情報データの不存在を検出する手段(17)とを含み、前記信号情報不存 在時には前記デフォルトデータから呼び出し信号音を生成するよう構成した、請 求項1から6までのいずれかに記載の端末装置。 8.前記端末装置が、該端末装置の使用者によって該端末装置内に前記デフォ ルトデータを記憶する手段(10、19)をさらに含む、請求項7記載の端末装 置。 9.前記端末装置が前記信号情報に応答する処理手段(17)と、前記処理手 段(17)に応答するメモリ手段(19)とを含み、前記信号情報から得た前記 データに関連した前記メモリ手段(19)のデータを前記処理手段(17)によ って検索し、検索データから前記呼び出し信号音を生成するよう構成した、請求 項1から8までのいずれかに記載の端末装置。 10.前記メモリ手段(19)の第一部分は、前記端末装置の関係する電気通 信システムの使用者のIDに関連したデータを記憶し、該メモリ手段(19)の 第一部分に記憶したデータを使用して前記呼び出し相手IDか呼び出し相手群I Dのどちらか1つを同定する呼び出し信号音を生成するよう構成した、請求項9 記載の端末装置。 11.前記各処理アルゴリズムとデフォルトデータを前記メモリ手段(19) の第二部分に記憶するよう構成した、請求項10記載の端末装置。 12.前記端末装置が、前記信号情報によって提供される前記呼び出し相手お よび呼び出し相手群IDデータ、前記端末装置内に記憶された処理アルゴリズム 、前記メモリ手段(19)の第一部分に記憶された前記データ、および、前記メ モリ手段(19)の第二部分に記憶された前記データのうちいずれか1つから生 成した前記呼び出し信号音を選択するための選択手段(20)をさらに含む、請 求項4から11までのいずれかに記載の端末装置。 13.前記呼び出し信号発生手段(12、16)が、合成音声生成手段、録音 音声生成手段、合成音楽生成手段、録音音楽生成手段、単音生成手段、重音生成 手段のうちの1つである、請求項1から13までのいずれかに記載の端末装置。 14.電気通信端末装置に使用する呼び出し信号音装置であって、同期した音 楽を生成するよう構成した呼び出し信号音発生手段(12、16)と、従来の電 話ダイヤルキーパッドのように、少なくとも12個のキー(30、31、32) を有するキーパッド(10)から処理手段(17)によって制御するよう構成し たタイマ手段とを含み、2つのキーの押し下げが、半音を含む単一の音楽オクタ ーブの12個のトーンのうちの特別の1つのトーンと該1つのトーンが前記呼び 出し信号音発生手段(12、16)によって可聴化される特別の持続期間とを表 すよう構成した呼び出し信号音装置。 15.端末装置が受信した呼び出し相手のIDに関する信号情報に従って呼び 出し信号音を生成する呼び出し信号発生手段(12、16)を有する電話機、特 に無線電話機(1)などの電気通信装置において呼び出し信号音を発生する方法 において、 呼び出し相手のIDに関連した信号情報の存在・不存在を確かめるステップ( 22、23)と、 もし存在するならば、前記呼び出し相手のIDに関連する信号情報からデータ を得るステップ(25)と、 前記データから各データ毎に識別可能な呼び出し信号を生成するために該デー タを前記呼び出し信号発生手段(12)に転送するステップ(27)と、 呼び出し信号音を生成するために前記呼び出し信号を用いて前記呼び出し信号 発生手段(16)を作動させるステップ(28)とを含むことを特徴とする前記 方法。 16.前記呼び出し信号発生手段(12)に転送する前記データは、前記端末 装置が受信した、呼び出し相手群のID、呼び出し形式、通信サービス形式のう ち、いずれか1つに関する信号情報から付加的に得られる(26)ものである、 請求項5記載の方法。 17.前記端末装置内に記憶された少なくとも1つの処理アルゴリズムに従っ て前記呼び出し信号を生成する、請求項16記載の方法。 18.関連信号情報データの1つあるいは全部が不存在の時には、前記端末に 記憶してあるデフォルトデータから前記呼び出し信号音を生成する(24)、請 求項15、16、17のいずれかに記載の方法。 19.前記端末装置がさらに、前記信号情報に応答する処理手段(17)と、 前記処理手段(17)に応答するメモリ手段(19)とを含み、 前記信号情報から得た前記データに関連した前記メモリ手段(19)のデータ を検索するステップと、 前記検索データから前記呼び出し信号音を生成するステップとを含む、請求項 15から18までのいずれかに記載の方法。 20.前記各処理アルゴリズム、デフォルトデータ、および、メモリデータは 、特別仕様の呼び出し信号音を生成することができるように使用者がプログラム 可能である、請求項17、18、19のいずれかに記載の方法。 21.前記端末装置はさらに、電話キーパッド手段(10)を含み、該キーパ ッド手段(10)は関連づけられた前記端末装置内にデータを入力するための少 なくとも12個のキー(30、31)を有しており、前記キーパッド手段(10 )を介して記憶したデータから前記呼び出し信号を生成する、請求項20に記載 の方法。 22.前記各キー(30、31)は、1音楽オクターブの半音を含む特定のト ーンをそれぞれ表わす、請求項21に記載の方法。 23.前記呼び出し信号は前記メモリ手段(19)に記憶したデータから生成 された音声信号で置換され、それによって呼び出し相手の名称、呼び出し形式、 通信サービス形式のいずれか1つを口頭式に提供する可聴警報信号を生成するよ うにした、請求項19に記載の方法。 24.前記端末装置はさらに音声コーデック手段(7)を含んでおり、該音声 コーデック手段(7)によって提供されるデータを、前記メモリ手段(19)に 音声データを記憶するために使用し、それによって呼び出し相手の音声に応じた 可聴警報信号を提供するようにした、請求項23に記載の方法。 【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BB ,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,GE, HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L K,LR,LS,LT,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SD, SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN (72)発明者 テン ウォルデ,ヤン ヘンドリク ルイ ス オランダ国 エヌエル−7545 アールピー エンスケデ,ビンセント バン ゴッフ ラーン 76

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電話機、特に無線電話機(1)などの電気通信端末装置であって、当該端 末装置が受信した呼び出し相手のIDに関する信号情報に従って呼び出し信号音 を生成する呼び出し信号発生手段(12、16)を有するものにおいて、前記呼 び出し信号発生手段(12、16)を前記信号情報によって提供される呼び出し 相手IDデータから呼び出し信号音を発生するよう構成したことを特徴とする前 記端末装置。 2.前記呼び出し信号発生手段(12、16)が、前記信号情報によって提供 される一群の呼び出し相手のIDに関する前記データに応答するするよう構成し た、請求項1記載の端末装置。 3.前記呼び出し信号発生手段(12、16)を、前記端末装置が受信した呼 び出し形式および通信サービス形式のうちの1つまたは両方に関する信号情報に よって提供されるデータから呼び出し信号音を生成するよう構成した、請求項1 または2記載の端末装置。 4.前記端末装置が、該端末装置に記憶した少なくとも1つの処理アルゴリズ ムに従って前記信号情報によって提供される前記データを処理する処理手段(1 7)を含み、かつ、前記呼び出し信号発生手段(12、16)が前記処理データ から呼び出し信号音を発生するよう構成した、請求項1から3までのいずれかに 記載の端末装置。 5.前記各処理アルゴリズムは前記端末装置に特有なものである、請求項4記 載の端末装置。 6.前記端末装置が、該端末装置の使用者によって前記端末装置内に少なくと も1つの処理アルゴリズムを記憶する手段(19)をさらに含み、特別仕様の呼 び出し信号音を提供するよう構成した、請求項4または5記載の端末装置。 7.前記端末装置が、デフォルトデータを記憶する手段(19)と、関連信号 情報データの不存在を検出する手段(17)とを含み、前記信号情報不存在時に は前記デフォルトデータから呼び出し信号音を生成するよう構成した、請求項1 から6までのいずれかに記載の端末装置。 8.前記端末装置が、該端末装置の使用者によって該端末装置内に前記デフォ ルトデータを記憶する手段(10、19)をさらに含む、請求項7記載の端末装 置。 9.前記端末装置が前記信号情報に応答する処理手段(17)と、前記処理手 段(17)に応答するメモリ手段(19)とを含み、前記信号情報から得た前記 データに関連した前記メモリ手段(19)のデータを前記処理手段(17)によ って検索し、検索データから前記呼び出し信号音を生成するよう構成した、請求 項1から8までのいずれかに記載の端末装置。 10.前記メモリ手段(19)の第一部分は、前記端末装置の関係する電気通 信システムの使用者のIDに関連したデータを記憶し、該メモリ手段(19)の 第一部分に記憶したデータを使用して前記呼び出し相手IDか呼び出し相手群I Dのどちらか1つを同定する呼び出し信号音を生成するよう構成した、請求項9 記載の端末装置。 11.前記各処理アルゴリズムとデフォルトデータを前記メモリ手段(19) の第二部分に記憶するよう構成した、請求項4から8のいずれかに従属する請求 項10記載の端末装置。 12.前記端末装置が、前記信号情報によって提供される前記呼び出し相手お よび呼び出し相手群IDデータ、前記端末装置内に記憶された処理アルゴリズム 、前記メモリ手段(19)の第一部分に記憶された前記データ、および、前記メ モリ手段(19)の第二部分に記憶された前記データのうちいずれか1つから生 成した前記呼び出し信号音を選択するための選択手段(20)をさらに含む、請 求項4から11までのいずれかに記載の端末装置。 13.前記呼び出し信号発生手段(12、16)が、合成音声生成手段、録音 音声生成手段、合成音楽生成手段、録音音楽生成手段、単音生成手段、重音生成 手段のうちのいずれか1つである、請求項1から13までのいずれかに記載の端 末装置。 14.請求項1から13までのいずれかに記載の端末装置に使用するための呼 び出し信号音発生手段(12、16)を有する呼び出し信号音装置。 15.端末装置が受信した呼び出し相手のIDに関する信号情報に従って呼び 出し信号音を生成する呼び出し信号発生手段(12、16)を有する電話機、特 に無線電話機(1)などの電気通信装置において呼び出し信号音を発生する方法 であって呼び出し相手のIDに関連した前記信号情報からデータを得るステップ を有する方法において、 前記データから呼び出し信号を生成するために前記データを前記呼び出し信号 発生手段(12)に転送するステップと、 呼び出し信号音を生成するために前記呼び出し信号を用いて前記呼び出し信号 発生手段(16)を作動させるステップを含むことを特徴とする前記方法。 16.前記呼び出し信号発生手段(12)に転送する前記データは、前記端末 装置が受信した、呼び出し相手群のID、呼び出し形式、通信サービス形式のう ち、いずれか1つに関する信号情報から付加的に得られるものである、請求項1 5記載の方法。 17.前記端末装置内に記憶された少なくとも1つの処理アルゴリズムに従っ て前記呼び出し信号を生成する、請求項16記載の方法。 18.関連信号情報データの1つあるいは全部が不存在の時には、前記端末に 記憶してあるデフォルトデータから前記呼び出し信号音を生成する、請求項15 、16、17のいずれかに記載の方法。 19.前記端末装置がさらに、前記信号情報に応答する処理手段(17)と、 前記処理手段(17)に応答するメモリ手段(19)とを含み、 前記信号情報から得た前記データに関連した前記メモリ手段(19)のデータ を検索するステップと、 前記検索データから前記呼び出し信号音を生成するステップとを含む、請求項 15から18までのいずれかに記載の方法。 20.前記各処理アルゴリズム、デフォルトデータ、および、メモリデータは 、特別仕様の呼び出し信号音を生成することができるように使用者がプログラム 可能である、請求項17、18、19のいずれかに記載の方法。 21.前記端末装置はさらに、電話キーパッド手段(10)を含み、該キーパ ッド手段(10)は関連づけられた前記端末装置内にデータを入力するための少 なくとも12個のキー(30、31)を有しており、前記キーパッド手段(1 0)を介して記憶したデータから前記呼び出し信号を生成する、請求項20に記 載の方法。 22.前記各キー(30、31)は、1音楽オクターブの半音を含む特定のト ーンをそれぞれ表わす、請求項21に記載の方法。 23.前記呼び出し信号は前記メモリ手段(19)に記憶したデータから音声 信号の形式で生成され、それによって呼び出し相手の名称、呼び出し形式、通信 サービス形式のいずれか1つを口頭式に提供する呼び出し信号音を生成すること ができる、請求項19に記載の方法。 24.前記端末装置はさらに音声コーデック手段(7)を含んでおり、該音声 コーデック手段(7)によって提供されるデータを、前記メモリ手段(19)に 音声データを記憶するために使用し、それによって呼び出し相手の音声に応じた 呼び出し信号音を提供することができる、請求項23に記載の方法。
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