JPH11501198A - 直列接続されたパワー半導体用の保護回路 - Google Patents

直列接続されたパワー半導体用の保護回路

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JPH11501198A JP8526200A JP52620096A JPH11501198A JP H11501198 A JPH11501198 A JP H11501198A JP 8526200 A JP8526200 A JP 8526200A JP 52620096 A JP52620096 A JP 52620096A JP H11501198 A JPH11501198 A JP H11501198A
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Abstract

(57)【要約】 任意の個数のパワー半導体(T1,D1)の直列接続中にあって、直列接続されたパワー半導体(T1,D1)のチェーン(P1,...PN)中の1個のパワー半導体両端に過電圧が生ずる危険性を減ずるための、過渡現象保護タイプの過電圧保護装置(SK)であって、ここにおいて、前記過電圧保護装置(SK)は少なくとも1個のコンデンサー(C)を含んでおり、また前記過電圧保護装置(SK)はパワー半導体(T1,D1)両端の電圧が指定された電圧レベル(Vprot)を越えた時に駆動されるようになっており、それによって、前記コンデンサー(C)の仕事が、前記パワー半導体両端の電圧が指定された電圧レベル(Vprot)を越えた時に、前記パワー半導体両端の電圧の時間微分(dVCE/dt)を制限することである、過電圧保護装置(SK)。本過電圧保護装置はチェーン中の個々のパワー半導体両端の余りに大きな電圧成長を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】 直列接続されたパワー半導体用の保護回路 技術分野 本発明は、電圧分割によって高電圧をビルドアップするように複数のパワー半 導体を直列につないだ場合に、なかでもそのようなパワー半導体をターンオンお よびオフさせる時に発生する、パワー半導体両端の過電圧の危険を減らすことを 意図する過渡現象保護タイプの過電圧保護装置に関する。 背景技術 現在、例えば、電動機駆動用の静止形的変換器、スイッチ式電源装置、無停電 電力システム、等の多くの用途において自己整流型の変換器が使用されている。 そのような用途において、発生する比較的高い電圧をビルドアップさせるために 、通常は個別パワー半導体が用いられる。しかし、いくつかの用途では、そのよ うな高い電圧をスイッチオフまたはオンすることが必要なことがあり、それを単 一のパワー半導体で処理することはできない。従って、パワー半導体を良好な電 圧分割で以て直列接続できる必要がある。パワー要素を直列接続することに注目 する応用例として、高電圧電動機、トラクション電動機、あるいは高電圧発生器 用の変換器について述べることにする。さらに、電力の分配および送電の分野に も、非常に高い電圧(典型的には20−500kV)がスイッチオンまたはオフ される応用が存在する。そこでは、高電圧直流電流(HVDC)の送電用の制御 整流器およびインバーターとして、なかでも高電圧変換器が用いられる。送電お よび分配用の用途では、今後ますます電圧源タイプの自己整流型変換器が広く使 用されるものと考えられる。HVDCのほかに、例えば、無効電力補償、位相角 制御、回路網高品質化(例えば、非線形負荷によって誘起される高調波の補償) 、フェーズエラー時の相間電力送電等のための変換器についても言及しなければ ならない。より一般的な表現で言えば、これらの変換器は、電力の流れを制御す ることによって、既存の交流システムにおいて回路網高品質化およびより優れた 有効性を提供するために用いられる。 自己整流型の変換器には、例えばIGBT、MOSFET、バイポーラートラ ンジスタ(BJT)、あるいはダーリントン接続のトランジスタのようなトラン ジスタタイプの制御可能なパワー半導体や、GTOサイリスタータイプのゲート ターンオフパワー半導体が用いられる。より大電力領域では、特にGTOサイリ スターおよびIGBTトランジスタが、それぞれ現在最も注目されている部品で ある。IGBTトランジスタはますますより大きいパワーを取り扱うようになる だろうし、大電力および高電圧用としての変換器において、GTOサイリスター を置換あるいは補助するようになっていくであろうと予想されている。 しかしながら、IGBTあるいはGTOを部品とした場合、パワー半導体の直 列接続において、部品間で電圧の分布を均一に保つことは困難である。このこと は特に、電流のターンオフに関して言えることであるが、電圧の分割に関しても ブロックやターンオン時に問題が発生する。IGBTの場合、IGBTは電圧を ビルドアップし電流を制限するので、直流中間リンクキャパシターの短絡が考え られる場合には良好な電圧分割が必要となる。これらを一緒に考慮すると、これ らのことが、GTOまたはIGBTタイプの直列接続パワー部品を使った商用の 応用の数が非常に少ないままであるという事実につながっている。 ターンオフに関連する問題は、直列接続されたパワー部品が完全に同期して電 圧をビルドアップしない傾向があるという事実から発生する。ある部品が他のも のよりも早くターンオフすれば、そのことが原因となって、バルブ、すなわち直 列接続された部品のチェーンの中で、早期にターンオフするそれらの部品に過大 な電圧が発生する。 同様な問題はパワー部品のターンオン時にも発生する可能性がある。ある部品 が他のものよりも遅れてターンオンすることが、遅れてターンオンする部品の両 端に短時間の過電圧が発生することにつながる。しかし、バルブのターンオン時 の問題は、バルブのターンオフの場合のそれと比べて通常は小さい問題である。 さらに、バルブのブロック時には、ある部品のリーク電流が他のものよりも少 ないことから、バルブチェーン中のそれらの部品の両端により高い電圧が生ずる 。しかし、チェーン中の各パワー部品と並列に抵抗性の電圧分割器を配置するこ とによって、この問題は通常は容易に克服することができる。 直流中間リンクキャパシターの短絡時には、IGBTの場合、部品のバラツキ が原因となって、あるIGBTが他のものよりも低い電流レベルから電圧をビル ドアップし始めるため、電圧の分割が不均一となり、ある部品の両端に過大な電 圧が生ずるという問題が発生する。 電圧源タイプの、強制整流型の変換器では、ターンオフパワー半導体(例えば 、IGBTあるいはGTO)と並列に、逆並列のダイオードが通常含まれている 。このダイオードは、直列接続されたパワー半導体チェーンの中で、ターンオフ パワー半導体が電流を流す方向とは逆方向に電流を流す(図1)。上述のダイオ ードがターンオフして電圧をビルドアップすると、この場合にも電圧分割に関す る問題が発生する。上述の逆並列のダイオードは、チェーン中の直列接続された ダイオード両端電圧の不均一な分割によって引き起こされる過大な電圧から保護 されるべきパワー半導体を、それ自体が構成する。この明細書では、直列接続さ れたパワー半導体という概念がまた、その制御可能なターンオフパワー半導体の 両端に並列に接続されたパワー半導体を含んでいる。しかし通常は、パワー半導 体(GTO、IGBT)のターンオフ時の電圧分割は、取り扱いが最も困難な事 例である。 GTO応用(パワー半導体の直列接続ではない)において、GTOと並列にい わゆるRCDスナッバーを設けるのが普通である。図2はRCDスナッバーの例 を示しており、ここにおいて、DUは駆動ユニットを、T1はGTOを、D1は 逆並列のダイオードを、そしてSNはスナッバーを示している。このようなスナ ッバーはGTO両端の電圧上昇速度を制限することを目的としており、それはG TOの電流処理能力を増大させ、それのターンオフ損失を低減させる。RCDス ナッバーはまた、そのような部品を直列接続した場合の電圧分割を改善する。し かし、良好な電圧分割を得るためには、スナッバー中に含まれるコンデンサーを 大きなものに選ぶべきであり、そのことはスナッバーの損失が通常はあまりに大 きくなりすぎて手に負えなくなることを意味する。特許出願第SE880114 0−8号は、制御パルス生成時に個々に遅延を導入することによって、非常に大 きなスナッバーコンデンサーを選ぶことを必要とせずに電圧分割を改善する方法 を開示している。この方法は、この場合はバリスターである過電圧保護装置の、 サイリスター毎に測定される温度と、測定に基づいてサイリスターのターンオフ 時間の個々の遅延を実現するために用いられる信号とに依存している。 IGBTの応用(直列接続ではない)では、より簡単なタイプのスナッバー装 置を使用するか、あるいはスナッバーを全く使用しないのが普通である。この理 由は、IGBTがターンオフ時に処理できる電圧上昇速度が、通常GTOよりも 速いからである。しかし、何らかのインダクタンスを有する回路で電流が整流さ れる時に常に生ずる電圧ピークを制限するための何らかのタイプの過電圧保護装 置を備えることはしばしば望ましいことである(例えば、1991年7月発行の EPE Journal誌、第1巻、第1号に記載された”インバーター回路の IGBTモジュールの保護(Protection of IGBT Modu les in Inverter Circuits)”を参照)。上述のタイ プのような過電圧に関して有効な保護装置の一例は直流中間リンクへ電荷を帰還 させるクランピングキャパシターである(図3)。このタイプのスナッバーはI GBT両端にビルドアップする電圧がクランピングキャパシターの充電電圧に到 達するまではその電圧を制限しない。このため、スナッバー中の損失は非常に小 さくなり、同時にターンオフに関連する過電圧も効果的に制限される。 しかし、IGBTの直列接続に関しては、他のものよりも早期にターンオフす る個々の部品を保護して、余りに高い電圧が生じないようにする何らかのタイプ の過電圧保護が必要である。従って、受動的な過電圧保護装置を実現するための 自然な選択は、GTO応用と同じタイプのスナッバー、すなわちRCDスナッバ ーを使用することになる。しかし、すべての直列接続されたIGBTを正確に同 じ時点でターンオフさせることは通常は難しいので、そのようなRCDスナッバ ー中の損失は容易に比較的大きなものとなる。 過電圧保護装置はまた能動的なものでもよい。能動的過電圧保護装置というの は、保護装置が部品の制御に影響を及ぼし、従って部品両端の電圧が上昇し過ぎ た時に、その導電性を再び増大させるような保護装置のことである。IGBT用 の能動的過電圧保護装置を実現するための自然な選択は非常に簡単で、コレクタ ーとゲートとの間にダイオードと直列にツェナーダイオードを接続することであ る(図4)。この方法は、例えば、1994年のIEEEに発表された”大電流 IGBTモジュール用のスイッチング電圧過渡現象保護方式(Switchin g Voltage Transient Protection Schem es for High Current IGBT Modules)”に述 べられている。この概念の欠点は、この論文の著者によれば、保護部品中の浮遊 容量がターンオフプロセスに悪い影響を与えることと、この保護方法が通常の電 流のターンオフ時のターンオフ損失を増大させるということである。 能動的保護装置はまたその他の形態でも存在する。そのようなタイプのものは 、例えば、能動的スナッバーである。能動的スナッバーは、例えば、IGBTの ゲートとコレクターとの間にコンデンサーと抵抗とを含むものであり(図5)、 それの目的はターンオンおよびターンオフ時それぞれの電圧の時間微分を制限す ることである。この方法は、例えば、IEEE Trans on Power Electronics誌の1991年4月、第6巻、第2号に記載された” 電力用絶縁ゲートバイポーラートランジスタ(IGBT)用の駆動回路に対する 要求事項の調査(An Investigation of the Driv e Circuit Requirements for the Power Insulated Gate Bipolar Transistor(I GBT))”に述べられている。 発明の概要 本発明は、直列接続されたパワー半導体のチェーン中にある1個のパワー半導 体の両端の過電圧の危険性を減ずるための過渡現象保護タイプの過電圧保護装置 に関するものであって、ここにおいて、本過電圧保護装置は少なくとも1個のコ ンデンサーを含んでおり、さらに本過電圧保護装置は前記パワー半導体両端の電 圧が限定された電圧レベル(Vprot)を越えた時に駆動されるようになっている 。 本保護装置が駆動される度に、上述のコンデンサーに電流が流されて、前記コ ンデンサーが充電される。保護事象が発生すると、前記パワー半導体両端の電圧 が前記電圧レベルVprot以上へ上昇する。およそ次の関係が成立する。パワー半 導体両端の電圧VCE(t)=Vprot+Q(t)/C、ここでQ(t)は、容量C を有する前記コンデンサー中を保護動作中に通過する電荷量である。このコンデ ンサーの仕事は、前記パワー半導体両端の電圧が指定された電圧レベルVprotを 越えた時に、パワー半導体両端における電圧の時間微分dVCE/dtを制限する ことである。 本発明に従う過電圧保護装置は、チェーン中の個々の部品両端の余りに大きな 電圧上昇を制限するので、本発明は任意の数のパワー半導体の直列接続を可能に する。 もちろん、本過電圧保護装置は少なくとも1個のパワー半導体部品を含むモジ ュールを保護するように接続することができて、ここにおいて、いくつかのモジ ュールを直列接続することによって、バルブチェーン中に発生する任意の高電圧 をビルドアップすることができる。 本過電圧保護装置は、受動的保護装置としても、あるいは能動的保護装置とし ても接続することができる。さらに、同一の部品あるいは同一のモジュールを保 護するために、2つのタイプの保護装置を組み合わせることも可能である。 受動的保護装置として接続される場合、本装置はパワー半導体またはパワー半 導体モジュールと並列に接続される(図6)。その場合、保護されるモジュール 中に含まれるパワー半導体は任意のタイプのもの(例えば、IGBT、GTO、 MCT、ダイオード、あるいはそれらの組み合わせ)でよい。能動的保護装置と して接続される場合、本装置はパワー半導体モジュール中の制御可能なパワー半 導体のゲート/ベースとコレクターとの間に接続される(図7)。従って、制御 可能なパワー半導体はトランジスタタイプのもの(例えば、IGBT、MOSF ET、BJT、あるいはダーリントン接続のトランジスタ)だけである。 さらに、本過電圧保護装置は、前記コンデンサーと直列接続されたダイオード を含んでおり、それは、モジュールが電流を流し始めた時に、モジュール中のパ ワー半導体のターンオンの間に前記コンデンサーが完全に放電してしまうのを防 止する。本過電圧保護装置の駆動後に、前記コンデンサーが放電して到達する電 圧レベルを決定するために、電圧コントローラーが関与してくる。 過電圧保護装置中の前記コンデンサーおよび保護ダイオードは互いに直列に接 続される。保護ダイオードの向きは、パワー半導体モジュールが導通状態にある 時にコンデンサーの放電を阻止する向きである。 通常は、前記コンデンサー両端の電圧を制御する前記電圧コントローラーは、 前記コンデンサー、前記電圧コントローラー、および前記パワー半導体モジュー ルが閉回路を構成するように接続されて(図8)、その結果、パワー半導体モジ ュールがターンオンされて、パワー半導体モジュール両端の電圧が低くなった時 にだけ、電圧コントローラーが能動的となる。 さらに、前記コンデンサーと上述のコントローラーとが閉回路を構成するよう に電圧コントローラーを接続することも可能であり(図9)、その結果、パワー 半導体モジュールの状態とは無関係に電圧コントローラーが能動的になる。 その他、本発明のその他の特徴は以下の特許請求の範囲から明らかになるであ ろう。 下記において、パワー半導体という用語はパワー半導体モジュールを意味する ものとしても使用され、それに従ってモジュール中に含まれる個々のパワー半導 体は部品という用語で呼ぶことにする。 個別パワー半導体の各々が本発明に従う過電圧保護装置によって保護されるよ うになった、パワー半導体の直列接続の特長は、主として、モジュール中の部品 のターンオンおよびターンオフの間、および短絡過程の間の個々のパワー半導体 装置両端の過電圧の危険性が減ずることである。このことは、同期性の要求、な かでもターンオフ時(ターンオン時にも)のそれはより少なく、より妥当なもの となることを意味する。従って、ターンオフ、ターンオン、および短絡時にすべ てのパワー半導体が概ね同一の振る舞いをするという要求はより穏やかなものと なって、このことは、なかでも部品の制御に対する要求を減ずる効果を持つ。さ らに、各々の駆動回路間で、より大きな差異が許容されるようになる。さもなけ れば、概ね同一の振る舞いをする部品を選び出し、駆動回路を調節することがそ れぞれ必要になる恐れがある。このことは工業的な用途においては困難なことで あり、さらに工業分野においては、一定の期間使用した後で、欠陥のある部品や 駆動回路を交換することが必要であろう。 本発明で説明した受動的過電圧保護装置の特長は、図2に従う従来のRCDス ナッバーと比べた場合、次のように要約することができる: −コンデンサーCが完全に放電する必要がないので、Cの同じ値に対してスナッ バー損失はずっと少なくなる。 本発明で説明した能動的過電圧保護装置の特長は、ゲートとコレクターとの間 にダイオードと直列につながれたツェナーダイオードを含む従来の能動的保護装 置(図4)と比べた場合、次のように要約することができる: −本発明に従う過電圧保護装置は短絡の心配がない。すなわち、ツェナーダイオ ードの故障がIGBTの短絡につながることがない。 −本保護装置は電圧の時間微分のみを低レベルに制限するので、直流的な観点か ら、IGBTはそのフル電圧まで使用することができる。 −保護動作時に、電流は高電圧のツェナーダイオードまたは過渡現象保護ダイオ ードを通って流れる必要がないので、信頼性が向上する。さらに、これらの部品 において、保護機能に対して悪い影響を与える直列抵抗や浮遊容量のような非理 想的なものは省かれる。 −電流増幅器と組み合わせることによって、保護部品中のストレスをさらに減ず ることができる。そのため、保護装置の物理的な寸法はさらに縮小できる。 −能動的スナッバーと組み合わせることによって、保護レベルを越えた時にパワ ー半導体の高速応答が得られる。 本発明で説明した、受動的なものと能動的なものとを組み合わせた過電圧保護 装置の特徴は、能動的なもののみの保護装置と比べて次のように要約することが できる。いくつかの保護レベルの導入によって、バルブ中の受動的保護装置が、 例えば、高電圧IGBTのテール電流の違いを考慮して、保護動作後に電圧を低 レベルへ迅速に減少させるようにすれば、ターンオフ直後のバルブ中の電圧分割 は改善されることになる。 図面の簡単な説明 図1は、制御可能な、あるいはターンオフパワー半導体デバイスの両端に逆並 列に接続されたダイオードを含む、従来の直列接続パワー半導体モジュールの1 つのチェーンを示す。 図1aは、本発明に従う過電圧保護装置を、パワー半導体の直列接続中の、各 PN位置に用いた利用分野の一例として、6個のバルブ分岐を有する変換器を示 す。 図1bは、本発明に従う過電圧保護装置によって保護されるべきパワー半導体 モジュールを含む位置PNを示す。 図2は、例えばGTO応用で使用される、いわゆるRCDスナッバーと呼ばれ る従来のスナッバーを示す。 図3は、IGBTのターンオフの間に過電圧を防止するために使用されるクラ ンプタイプの従来の帰還スナッバーを示す。 図4は、IGBT用の能動的過電圧保護装置としての1つの可能性を示す。 図5は、IGBT用のいわゆる能動的スナッバーを示す。 図6は、受動的保護装置として接続された、本発明に従う過渡現象保護タイプ の過電圧保護装置を示す。 図7は、能動的保護装置として接続された、本発明に従う過渡現象保護タイプ の過電圧保護装置を示す。 図8は、受動的保護装置として接続された、本発明に従う過渡現象保護タイプ の過電圧保護装置を示しており、ここにおいて、コンデンサー、電圧コントロー ラー、およびパワー半導体が閉回路を構成するように電圧コントローラーが接続 されている。 図9は、受動的保護装置として接続された、本発明に従う過渡現象保護タイプ の過電圧保護装置を示しており、ここにおいて、コンデンサーと電圧コントロー ラーとが閉回路を構成するように電圧コントローラーが接続されている。 図10は、ターンオフ過程中の、2個の直列接続された部品両端の典型的な電 流および電圧波形を示しており、ここにおいて、本発明に従う過電圧保護装置は 受動的保護装置として接続されている。 図11は、ターンオフ過程中の、2個の直列接続されたパワー半導体両端の典 型的な電流および電圧波形を示しており、ここにおいて、本発明に従う過電圧保 護装置は能動的保護装置として接続されている。 図12aは、能動的スナッバーと組み合わされた本発明に従う能動的過電圧保 護装置を示す。 図12bは、2個の電圧コントローラーを備えた、修正された過電圧保護装置 を示す。 図12cは、能動的スナッバーおよび能動的過電圧保護装置の両方の保護レベ ルを示す。本過電圧保護装置は、本発明に従って2つの保護レベルを与えられる ことができる。 図12dは、能動的過電圧保護装置中のスナッバー中の抵抗を示しており、こ こにおいて、このスナッバー抵抗はスナッバーを通る電流の向きに依存して変化 する。 図13は、本発明に従う能動的過電圧保護装置を示しており、ここにおいて、 電流信号がトランジスタによって増幅されるようになっている。 図14は、短絡過程中の、2個の直列接続されたパワー半導体両端の典型的な 電流および電圧波形を示しており、ここにおいて、本発明に従う過電圧保護装置 は図13のように接続されている。 図15は、能動的なものと受動的なものとを組み合わせた保護装置として接続 された、本発明に従う過電圧保護装置に関する、いくつかの異なる保護レベルを 示す。 図16は、本発明に従って、能動的なものと受動的なものとを組み合わせた過 電圧保護装置の例を示す。 図17は、ターンオフ過程中の、2個の直列接続されたパワー半導体両端の典 型的な電流および電圧波形を示しており、ここにおいて、本発明に従う過電圧保 護装置は図16のように接続されている。 図18は、パワー半導体モジュール中のパワー半導体を制御するための駆動ユ ニットの例を示す。 好適実施例の説明 本発明は以下に本発明の複数の実施例に関して説明されよう。本発明の利用分 野の一例として、図1aに従えば、6個のバルブ分岐V1−V6を備えたいわゆる 6パルスブリッジが模式的に示されており、ここにおいて、各バルブは直列接続 されたパワー半導体のチェーンを1個含んでいる。この場合、この変換器は電圧 源タイプの、自己整流型の3相変換器である。ブリッジは、インダクタ−LR、 LS、LTを介した地点R、S、T、およびコンデンサーCTへつながれた直流端 子PおよびNにおいて3相の交流電圧回路網へ接続されるようになっている。 上述のことから、個々のバルブ分岐V1はそれぞれ、任意の個数の位置P1,.. .,PNを含んでおり、ここにおいて、各位置は少なくとも1個のパワー半導体 部品T1を備えたパワー半導体モジュールを含んでおり、各半導体部品T1は本 発明に従う過電圧保護装置SKによって保護されるようになっている。さらに、 図1bは位置PNを示しており、これはこの場合、パワー半導体モジュールを含 んでおり、それはIGBT部品T1と逆並列のダイオードD1とで構成されてお り、それらが過電圧に対して保護すべきパワー半導体を構成している。IGBT は、IGBTのゲートとエミッターとの間につながれた駆動回路DUによって制 御される。IGBTおよび逆並列のダイオードのそれぞれと並列に抵抗RSが接 続されており、それはバルブがブロック状態にある時に電圧分割器として働く。 個別パワー半導体モジュールの各々を、従って一連のモジュールの中に含まれ る個別パワー半導体部品T1,T2,...およびD1,D2,...,をそれ ぞれ、直列になったパワー半導体の非同期のターンオンまたはターンオフに関連 して発生する可能性がある過電圧、およびそれによって直列になったパワー半導 体モジュールの任意のものの両端に生ずる許容できない電圧レベルから保護する ために、各パワー半導体には図6に従う過電圧保護装置SKが備えられている。 図6では、保護装置は受動的保護装置として接続されており、それはIGBTの コレクターおよびエミッターへそれぞれつながれている。保護装置はまた、能動 的保護装置としても接続することができ、それによってこの例の中の保護装置は IGBTのそれぞれコレクターとゲートとの間へつながれる。このことは図7に 示されている。 過電圧保護装置SKはいくつかの異なる方法で構成することができる。すべて の変形に共通することは、保護装置が充電されるコンデンサーCと保護用ダイオ ードDとを含むことであり、これらは、図8に従えば、互いに直列につながれて おり、ここで、保護用ダイオードDの向きは、パワー半導体T1がそれの導通状 態にある時に、コンデンサーCの放電を阻止する向きである。コンデンサーCは 通常、常に周期的にダイオードDを流れる電流によって充電されている。パワー 半導体チェーンのターンオフの間に、もしも1つのパワー半導体T1が同じチェ ーン中の他のものよりも早期にターンオフすれば、パワー半導体両端に短時間現 れる過電圧がダイオードDを通して強制的に電流を流し、それによってコンデン サーCを充電する。それによって、部品T1およびD1を含む付随するパワー半 導体モジュールは過電圧に晒されることから保護される。他方、これら直列接続 のターンオンの間には、1つのパワー半導体T1が他のものよりも幾分遅れてタ ーンオンする危険性があり、それによってこのパワー半導体T1は短時間、過電 圧に晒される危険を冒すことになる。この場合にも、電流がダイオードDを通っ て流れ、コンデンサーCを充電するため、付随するパワー半導体モジュール両端 の過電圧の危険性は最小限に抑えられる。 コンデンサーCと直列になったダイオードDの仕事は、付随するパワー半導体 T1のターンオン時に、コンデンサーCが完全に放電することを妨げることであ る。電圧コントローラーSが加えられて、過電圧保護装置SKの駆動後に、コン デンサーをどの電圧レベルまで放電させるかが決められる。 通常は、図8に従うコンデンサー両端の電圧を制御する電圧コントローラーS は、コンデンサーC、電圧コントローラーS、およびパワー半導体T1が閉回路 を構成するように接続されており、このことは、この電圧コントローラーがパワ ー半導体がターンオンし、パワー半導体両端の電圧が低レベルである時にのみ能 動的であることを意味する。通常はこの接続が好まれる。直流的な観点からは、 電圧コントローラーが動作を開始する電圧とは関係なく、パワー半導体はそれの 最も高い電圧レベルまで利用できる。さらに、電圧コントローラーS中の故障が パワー半導体の短絡につながることはなく、このことは高電圧用に設計された直 列接続された部品用の保護装置においては非常に重要な特性である。電圧コント ローラーSを含むループの中の電流はループ中の抵抗体Rによって制限できる。 さらに、コンデンサーCと電圧コントローラーとが閉回路を構成するように、 図9に従って電圧コントローラーSを接続することもできる。これは、電圧コン トローラーがパワー半導体T1の状態とは無関係に能動的であることを意味する 。これはコントローラーを低電流処理能力しか持たない部品で実現できるという 長所を有する。さらにこの場合、電圧コントローラーSは直列抵抗Rを含むこと ができる。 本発明の別の修正例では、電圧コントローラーSは外部制御信号の影響下での み駆動される、あるいは逆に、電圧コントローラーは外部制御信号の影響下で停 止される。 電圧コントローラーSの1つの修正例では、それはツェナー特性を備えたP− N接合を含む半導体部品Zを含んでいる(図8、図9)。ここで、半導体デバイ スの抵抗は、電圧コントローラーSが駆動される電圧において減少する。そのよ うなダイオードZは通常、ツェナーダイオードあるいは過渡的保護ダイオードと 呼ばれる。 もし電圧コントローラーSが大きな平均電力を処理できるものであれば、例え ば、線形領域で駆動されるMOSFETやIGBTのような高電圧トランジスタ を備えた電圧コントローラーを設けることが有利である。その場合、ツェナーダ イオードを用いて、トランジスタが導通を開始し、電圧を制御し始める電圧を制 御することができる。 受動的保護装置として接続された場合は、パワー半導体T1のターンオフの間 、電圧が保護レベルVprotを越える時は、パワー半導体を通る電流の大部分は通 常は整流されてコンデンサーCへ流れる。従って、パワー半導体両端の電圧の時 間微分は低い値へ減少する。電圧の時間微分は、整流される電流の大きさと振幅 によって決まる(図10)。整流された電流がコンデンサーへ流れる時に、大き な電圧のオーバーシュートVPが発生するのを防止するためには、パワー半導体 T1、ダイオードD、およびコンデンサーCで構成される電流ループが可能な限 り最も少ないインダクタンスを有することが特に重要である。図10は電流およ び電圧の波形を時間の関数として示しており、保護レベルVprotおよび変換器の 直流電流VDCの平均レベルを示している。それぞれの半導体モジュール両端の電 圧はVCE1およびVCE2として示されている(図1)。 過電圧保護装置SKを能動的保護装置として接続した場合、通常はパワー半導 体T1を通る電流の一部だけが整流されてコンデンサーCへ流れる。しかし、こ の電流はゲートに影響を及ぼし、そのためパワー半導体の伝導度が増大して、そ のことが電圧の時間微分の低いレベルへの低下につながる。IGBTに関しては 、このことは、電圧が保護レベルを越えれば直ちに、電圧の時間微分を、IGB T を流れる電流とは相対的に無関係なレベルにまで減らすことを可能とする(図1 1)。 保護装置SKの応答時間を短縮するために、能動的保護装置を、コンデンサー CSNおよび抵抗RSNを含む能動的スナッバーと組み合わせることが適当であろう (図12a、図12c)。この理由は、能動的スナッバーがターンオンおよびタ ーンオフの両方の間の電圧時間微分を制限するためのものであり、それは保護レ ベルを越えた時にIGBTが制御可能な範囲にあることを意味し、これによって パワー半導体T1が保護信号に迅速に応答できるようになるからである。もしも ターンオン過程では1つのやり方で電圧時間微分を制限し、またターンオフ過程 では別のやり方で電圧時間微分を制限したいのであれば、能動的過電圧保護装置 中のスナッバー中の抵抗RSNを、異なる並列接続された抵抗で以て置換すればよ い。その抵抗は、ダイオードによって与えられるものであって、スナッバーSN を通る電流の方向に依存して、RSNに対して異なる抵抗値を提供するものである (図12d)。 能動的過電圧保護装置の1つの変形において、保護回路は2つの異なる保護レ ベル、Vprot1およびVprot2の電圧においてトリップすることが許容されており 、これにより電圧時間微分は図12cに従って、2段階で減少する。このことは 、例えば、図12bに示されたように、保護回路のコンデンサーCと並列に直列 接続されたツェナーダイオードZ1およびコンデンサーC1を接続することによ って実現できよう。 能動的保護装置のコレクターCとゲートGとの間の電流の必要性をさらに減ら すために、電流信号の増幅を導入することができる。これはコレクターとゲート との間の回路に対するインダクタンスの影響を減らして、コンデンサーおよびツ ェナーダイオードの部品寸法を減らすことができるという特長を有する。電流増 幅器と組み合わせた過電圧保護装置の例が図13に示されている。 電流増幅を備えた能動的保護装置は、もしも保護装置が、部品に対して有害な レベルVSOAにまで電圧が上昇することなしに、より長時間(例えば、10μs )駆動されることが望ましければ、さらに興味深い手段である。電圧源変換器中 の中間リンクキャパシターの短絡は、このタイプの過電圧保護装置が直列接続さ れ たIGBTにとって興味深いそのようなケースの1つである。そのような短絡の 間、電流は非常に急峻に上昇して、IGBTそれ自体が電圧のビルドアップを開 始し、電流を制限し始めるレベルにまで到達する。しかし、IGBTが電圧のビ ルドアップを開始する電流レベルは部品毎に異なるであろう。これは、IGBT の製造における差異(例えば、スレッショルド電圧の変動)、あるいは温度の変 動や対応する駆動回路からの駆動電圧の変動のような外部因子によるものかもし れない。しかし、ある部品は過電圧保護装置が駆動されるような高電圧をビルド アップさせる傾向がある。そのような場合には、短絡が検出され、それに対する 対応がとられるまでにある程度の時間が経過して、そのことのために、短絡保護 装置はかなり長時間、例えば10μsの間作動している必要があろう(図14) 。これは、保護作用が0.1−1μsの程度だけ有効であるような通常のターン オフの場合と対照的である。 既に述べたように、保護装置SKは、能動的なものと受動的なものとを組み合 わせて接続してもよい。その場合には、各保護装置が異なる電圧レベルにおいて 駆動されるようにできる。適当な方法としては、能動的保護装置を受動的なもの よりも高い電圧レベルで駆動されるようにするものである(図15)。受動的保 護装置が初期の段階(すなわち、能動的保護装置が駆動された時点)で電流の余 りに大きな部分をビルドアップしないように、受動的保護装置の中にダイオード D2およびコンデンサーC2と直列に抵抗R2を導入してもよい(図16)。そ のような接続は(例えば、高電圧IGBTのターンオフ時に)、電流がまだ大き い、ターンオフ過程の部分で、余りに大きな過渡的電圧から部品を保護すること を能動的保護装置が許容されることを意味する。IGBTを流れる電流が低下す ると、受動的保護装置が駆動されて、部品両端の電圧を、受動的保護装置に関す る保護レベルによって決まる別のより低い電圧レベルへ減少させる。図16の例 では、受動的保護装置(SK)と能動的保護装置(SK)のそれぞれのダイオー ドDと電圧コントローラーSとがそれぞれ図示のように1つの部品Dskpおよび Dskaとして組み合わされているが、もちろんこのようにしなくても構わない。 通常、高電圧IGBTはかなり大きな、いわゆるテール電流を示し、それは部 品毎に異なる。テール電流は比較的小さな電流(通常は動作電流のほんの数%で ある)であって、時間とともに指数関数的に減衰する。しかし、このテール電流 は、ターンオフ後の長時間にわたって、異なる部品間での電圧分割に影響する。 従って、受動的保護装置はテール電流の差異を補償して、それらの電流の差異に よって引き起こされる電圧レベルの差異を減少させるように働く。このことは、 ターンオフの直後に、パワー半導体がより低い電圧レベルを取り(図17)、そ のことによってパワー半導体T1の寿命が増大することを意味する。長時間、高 い直流ストレスに晒されたパワー半導体は破壊の危険性が増大することが証明さ れている。 従来技術に従った駆動ユニットが図18に示されている。ここで、駆動ユニッ トDUは既に述べた本発明の異なる複数の実施例に従うパワー半導体T1を制御 するために用いられている。駆動ユニットへの制御信号が2つのスイッチS1お よびS2をそれぞれ制御する。それらのスイッチは交代で開閉して、出力Gにお いて、電圧源V1およびV2の助けを借りて、制御されるパワー半導体を導通状 態あるいはターンオフ状態にセットするような電圧の信号を与える。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年10月1日 【補正内容】 請求の範囲 1.同期してターンオンおよび同期してターンオフすべき少なくとも2個の直 列接続されたターンオフパワー半導体(T1,T2)を含む半導体アセンブリー であって、ここにおいて、個別パワー半導体の各々(T1,T2)が、少なくと も1個の過電圧保護装置(SK)によって過電圧から保護されており、前記過電 圧保護装置(SK)が前記半導体のコレクターとエミッター/ゲートとの間に電 圧ビルドアップ層と並列に接続されていること、前記電圧超過保護装置が1個の コンデンサー(C)と1個の整流器(D)とを直列に含んでおり、そのため、前 記整流器が、前記パワー半導体が導通状態にある時に前記コンデンサーの放電を 防止すること、および前記過電圧保護装置が限定された電圧レベル(Vprot)に おいて駆動されること、を特徴とする半導体アセンブリー。 2.請求項第1項記載の半導体アセンブリーであって、前記コンデンサー(C )の仕事が、前記パワー半導体両端の電圧が指定された電圧レベル(Vprot)を 越えた時に前記パワー半導体両端の電圧の時間微分(dVCE/dt)を制限する ことであることを特徴とする半導体アセンブリー。 3.請求項第1項記載の半導体アセンブリーであって、前記過電圧保護装置( SK)が保護すべきパワー半導体(T1,T2)のエミッターとコレクターのコ ンタクト間に並列につながれているため、前記保護装置が受動的であると言われ ることを特徴とする半導体アセンブリー。 4.請求項第3項記載の半導体アセンブリーであって、前記過電圧保護装置( SK)が、過電圧保護装置(SK)の駆動後に、前記コンデンサー(C)が放電 して到達する電圧レベルを決める電圧コントローラー(S)を含んでいることを 特徴とする半導体アセンブリー。 5.請求項第4項記載の半導体アセンブリーであって、前記コンデンサー(C )および前記電圧コントローラー(S)および保護すべき前記パワー半導体が直 列につながれて閉回路をなしていることを特徴とする半導体アセンブリー。 6.請求項第4項記載の半導体アセンブリーであって、前記コンデンサー(C )と前記電圧コントローラー(S)とが閉回路を構成していることを特徴とする 半 導体アセンブリー。 7.請求項第1項記載の半導体アセンブリーであって、前記過電圧保護装置( SK)が保護すべきパワー半導体(T1,T2)のコレクターとゲートのコンタ クト間につながれているため、前記保護装置が能動的であると言われることを特 徴とする半導体アセンブリー。 8.請求項第7項記載の半導体アセンブリーであって、前記過電圧保護装置( SK)が、前記コンデンサー(C)と直列につながれた、前記パワー半導体(T 1,T2,...)が導通状態にある時に前記コンデンサー(C)の放電を防止 する整流器(D)を含んでいることを特徴とする半導体アセンブリー。 9.請求項第8項記載の半導体アセンブリーであって、前記過電圧保護装置( SK)が、過電圧保護装置(SK)の駆動後、前記コンデンサー(C)が放電し て到達する電圧レベルを決める電圧コントローラー(S)を含んでいることを特 徴とする半導体アセンブリー。 10.請求項第7項ないし第9項のうちの任意の請求項記載の半導体アセンブ リーであって、前記コンデンサー(C)を通る電流を電流増幅器(A)で増幅す ることを特徴とする半導体アセンブリー。 11.請求項第7項ないし第10項のうちの任意の請求項記載の半導体アセン ブリーであって、前記過電圧保護装置(SK)が互いに異なる保護レベル(Vpr ot1 およびVprot2)にある少なくとも2つの段階で駆動されることを特徴とする 半導体アセンブリー。 12.請求項第1項ないし第11項のうちの任意の請求項記載の半導体アセン ブリーであって、前記過電圧保護装置(SK)の両端にスナッバーが並列につな がれていることを特徴とする半導体アセンブリー。 13.請求項第12項記載の半導体アセンブリーであって、前記スナッバーが 、直列につながれた1個のコンデンサー(CSN)と1個の抵抗(RSN)とを含ん でいることを特徴とする半導体アセンブリー。 14.請求項第13項記載の半導体アセンブリーであって、前記抵抗(RSN) が、前記スナッバーを通る電流の方向に依存して、(RSN)に対して異なる抵抗 値を付与するための、少なくとも1個の抵抗と少なくとも1個のダイオードとを 含む閉回路を含んでいることを特徴とする半導体アセンブリー。 15.請求項第2項ないし第6項、および請求項第8項ないし第14項のうち の任意の請求項記載の半導体アセンブリーであって、パワー半導体用の前記過電 圧保護装置(SK)が受動的保護回路と能動的保護回路の両方を含んでいること を特徴とする半導体アセンブリー。 16.請求項第15項記載の半導体アセンブリーであって、前記能動的保護装 置が前記受動的保護装置よりも高い電圧レベルにおいて駆動されることを特徴と する半導体アセンブリー。 17.先行する任意の請求項記載の半導体アセンブリーであって、前記電圧コ ントローラー(S)が外部制御信号の影響下でのみ駆動されることを特徴とする 半導体アセンブリー。 18.先行する任意の請求項記載の半導体アセンブリーであって、前記電圧コ ントローラー(S)が、ツェナー特性を備えたp−n接合を含む少なくとも1個 の半導体デバイス(Z,Z1,Dska,Dskp)を含んでおり、ここにおいて、前 記半導体デバイスの抵抗値が前記電圧コントローラー(S)が駆動される電圧レ ベルにおいて減少することを特徴とする半導体アセンブリー。 19.請求項第18項記載の半導体アセンブリーであって、前記電圧コントロ ーラー(S)が駆動された時に電流を流し始める、少なくとも1個のトランジス タタイプの半導体を前記電圧コントローラーが含んでいることを特徴とする半導 体アセンブリー。 20.請求項第1項記載の半導体アセンブリーであって、前記パワー半導体( T1,T2)が制御可能なパワートランジスタであって、任意のタイプのIGB T、MOSFET、BJT、あるいはダーリントン接続のトランジスタを含んで いることを特徴とする半導体アセンブリー。 21.請求項第1項記載の半導体アセンブリーであって、前記パワー半導体( T1,T2)がゲートターンオフサイリスターであって、任意のタイプのGTO あるいはMCTトランジスタを含んでいることを特徴とする半導体アセンブリー 。 22.請求項第1項記載の半導体アセンブリーであって、前記パワー半導体が 、 制御可能なパワートランジスタ(T1)あるいはゲートターンオフサイリスター (T1)と、それと並列につながれた少なくとも1個の整流器(D1)とを含ん でいることを特徴とする半導体アセンブリー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2つの直列接続されたパワー半導体(T1,T2,...D1 ,D2,...)を含む半導体接続であって、ここにおいて、個々のパワー半導 体が、少なくとも1つの過電圧保護装置(SK)によって過電圧から保護されて おり、前記過電圧保護装置(SK)が少なくとも1個のコンデンサー(C)を含 むこと、および前記過電圧保護装置が限定された電圧レベル(Vprot)において 駆動されることを特徴とする半導体接続。 2.請求項第1項記載の半導体接続であって、前記コンデンサー(C)の仕事 が、前記パワー半導体(T1,T2,...D1,D2,...)両端の電圧が 前記指定された電圧レベル(Vprot)を越えた時に、前記パワー半導体両端の電 圧の時間微分dCVE/dtを制限することであることを特徴とする半導体接続 。 3.請求項第1項記載の半導体接続であって、前記過電圧保護装置(SK)が 保護されるべきパワー半導体(T1,T2,...D1,D2,...)と並列 につながれており、従って、前記保護装置が受動的であると呼ばれることを特徴 とする半導体接続。 4.請求項第3項記載の半導体接続であって、前記過電圧保護装置(SK)が 、コンデンサー(C)と直列につながれた、パワー半導体(T1,T2,... )が導通状態にある時に、コンデンサー(C)が放電することを防止する整流器 (D)を含んでいることを特徴とする半導体接続。 5.請求項第3項記載の半導体接続であって、前記過電圧保護装置(SK)が 、過電圧保護装置(SK)の駆動後、コンデンサー(C)が放電して到達する電 圧レベルを決める電圧コントローラー(S)を含んでいることを特徴とする半導 体接続。 6.請求項第4項および第5項記載の半導体接続であって、前記コンデンサー (C)、前記電圧コントローラー(S)、および保護すべきパワー半導体が直列 につながれて閉回路を構成していることを特徴とする半導体接続。 7.請求項第4項および第5項記載の半導体接続であって、前記コンデンサー (C)と前記電圧コントローラーとが閉回路を構成していることを特徴とする半 導体接続。 8.請求項第1項記載の半導体接続であって、前記過電圧保護装置(SK)が 、保護すべきパワー半導体(T1,T2,...D1,D2,...)の中に含 まれる制御可能な部品のゲートと前記コントローラーとの間につながれており、 従って前記保護装置が能動的と呼ばれることを特徴とする半導体接続。 9.請求項第8項記載の半導体接続であって、前記過電圧保護装置(SK)が 、コンデンサー(C)と直列につながれた、パワー半導体(T1,T2,... )が導通状態にあるときに、コンデンサー(C)が放電することを防止するため の整流器(D)を含んでいることを特徴とする半導体接続。 10.請求項第8項記載の半導体接続であって、前記過電圧保護装置(SK) が、過電圧保護装置(SK)の駆動後、コンデンサー(C)が放電されて到達す る電圧レベルを決める電圧コントローラー(S)を含んでいることを特徴とする 半導体接続。 11.請求項第9項および第10項記載の半導体接続であって、前記コンデン サー(C)と前記電圧コントローラー(S)とが直列につながれて、保護すべき パワー半導体(T1,T2,...D1,D2,...)の中に含まれる制御可 能な部品のゲートとコレクターとの間につながれていることを特徴とする半導体 接続。 12.請求項第8項ないし第11項のうちの任意の請求項記載の半導体接続で あって、電流増幅器(A)で以てコンデンサー(C)を通る電流を増幅すること を特徴とする半導体接続。 13.請求項第8項ないし第12項のうちの任意の請求項記載の半導体接続で あって、前記過電圧保護装置(SK)が互いに異なる保護レベルにある少なくと も2つの段階(Vprot1およびVprot2)において駆動されることを特徴とする半 導体接続。 14.請求項第1項ないし第13項のうちの任意の請求項記載の半導体接続で あって、前記過電圧保護装置(SK)の両端にスナッバーが並列接続されている ことを特徴とする半導体接続。 15.請求項第14項記載の半導体接続であって、前記スナッバーが、直列に つながれたコンデンサー(CSN)および抵抗(RSN)を含んでいることを特徴と する半導体接続。 16.請求項第15項記載の半導体接続であって、前記抵抗(RSN)が、前記 スナッバーを通る電流の方向に依存して、(RSN)に対して異なる抵抗値を付与 するための、少なくとも1個の抵抗と少なくとも1個のダイオードとを含む閉回 路を含んでいることを特徴とする半導体接続。 17.請求項第2項ないし第6項、および請求項第8項ないし第16項のうち の任意の請求項記載の半導体接続であって、パワー半導体用の過電圧保護装置( SK)が受動的保護回路と能動的保護回路の両方を含んでいることを特徴とする 半導体接続。 18.請求項第17項記載の半導体接続であって、前記能動的保護装置が前記 受動的保護装置よりも高い電圧レベルにおいて駆動されることを特徴とする半導 体接続。 19.先行する任意の請求項記載の半導体接続であって、前記電圧コントロー ラー(S)が外部制御信号の影響下でのみ駆動されることを特徴とする半導体接 続。 20.先行する任意の請求項記載の半導体接続であって、前記電圧コントロー ラー(S)が、ツェナー特性を備えたp−n接合を含む少なくとも1個の半導体 デバイス(Z,Z1,Dska,Dskp)を含んでおり、ここにおいて、前記半導体 デバイスの抵抗値が前記電圧コントローラー(S)が駆動される電圧レベルにお いて減少することを特徴とする半導体接続。 21.請求項第20項記載の半導体接続であって、前記電圧コントローラー( S)が駆動された時に電流を流し始める、少なくとも1個のトランジスタタイプ の半導体を前記電圧コントローラーが含んでいることを特徴とする半導体接続。 22.請求項第1項記載の半導体接続であって、前記パワー半導体(T1,T 2,...)が制御可能なパワートランジスタであって、任意のタイプのIGB T、MOSFET、BJT、あるいはダーリントン接続のトランジスタを含んで いることを特徴とする半導体接続。 23.請求項第1項記載の半導体接続であって、前記パワー半導体(T1,T 2,...)がゲートターンオフサイリスターであって、任意のタイプのGTO あるいはMCTトランジスタを含んでいることを特徴とする半導体接続。 24.請求項第1項記載の半導体接続であって、前記パワー半導体が、制御可 能なパワートランジスタ(T1)あるいはゲートターンオフサイリスター(T1 )と、それと並列につながれた少なくとも1個の整流器(D1)とを含んでいる ことを特徴とする半導体接続。
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