JPH11501118A - 占有センサおよび同センサを動作させる方法 - Google Patents

占有センサおよび同センサを動作させる方法

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JPH11501118A JP8524426A JP52442696A JPH11501118A JP H11501118 A JPH11501118 A JP H11501118A JP 8524426 A JP8524426 A JP 8524426A JP 52442696 A JP52442696 A JP 52442696A JP H11501118 A JPH11501118 A JP H11501118A
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ディー. マイロン,ダグラス
アール. ウイリアムス,エロル
シー. ハーディン,チャールズ
ダブリュー. ウォイテック,ティモシー
エイ. スティーブンス,マイケル
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マイテック コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 感知トランスデューサを制御し、受け取られた信号を処理することにより所望の検出性能に最適化するマイクロプロセッサを設けることによって、性能の改善を実現する占有センサである。この占有センサは、空気の流れ、廊下の往来およびその他の騒音源によりもたらされる誤検出を減らす直交検出技術および自動感度調整を取り入れている。周期的に実行される故障検出方法は、構成要素の故障またはセンサ正面の障害により、センサまたは感知領域にもたらされる故障状態を検出する。トランスミッタの電力は、所望の通達エリアのサイズに依存して変えられる。ライン電圧、光のレベルおよび温度のようなさまざまな周囲のパラメータは、役に立つように簡単にモニタされうるので、マイクロプロセッサは、これらの変数を利用して、建物の照明や換気装置のような電気的負荷を制御する際にインテリジェントな判定をおこなうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 占有センサおよび同センサを動作させる方法 発明の背景 本発明は、占有センサに関する。 占有センサは、部屋の中にいる(1人以上の)人の存在を検出することにより 、通常は、その部屋の中の、電力の供給されたさまざまな負荷(例えば、照明、 換気装置など)がオンされるべきであるかどうかを判定することを目的として設 計される。これは、消費する電力の支払いについて直接の責任を持たない来客の ある施設には、特に効果的である。なぜなら、このような人々は、部屋を去る時 に、照明、換気装置などの電力の供給された負荷を必ずオフするというつとめを 果たさないことが多いからである。よって、占有センサにより、大量のエネルギ ーを保存することができる。このため、多くの事業主がこのようなセンサを進ん で購入することになった。また、いくつかの州では、環境保護策の一環として、 大きなエリア内での占有センサの使用を義務づける法律が生まれる結果になった 。 最も普及している占有センサには、受動赤外線装置と、能動超音波装置の2つ のタイプがある。受動赤外線(「PIR」)センサは、運動している、つまり新た に出現した熱源を検出するたびに負荷をオンする。能動超音波センサは、25kHz 以上の周波数で振動を発生し、帰還反響波を聴く。もし大きなドップラーシフト を検出して、運動体の存在が示されれば、センサは、負荷をオンする。いずれの 検出器の場合も、何の運動も感知されない間隔がある一定量(通常は、ユーザに より決められる3〜60分)に達すると、その後は負荷をオフに戻すことになる。 このような装置の運動感度もまた、通常は、ユーザにより設定される。 このようなセンサも、それぞれ何からの欠点を免れてはいない。PIRセンサ は、室内のある障壁(例えば、便所の仕切壁など)背後の運動は感知できないこ とがある。加えて、PIR センサは、あるタイプの部屋では「デッドスポット( 死角)」に陥りやすいこともある。そのようなデッドスポット内では、熱源に対 するセンサの感度は低下してしまう。 いっぽう、超音波センサは、このようなハンディキャップを共有してはいない 。なぜなら、超音波センサの出射する音波エネルギーは部屋全体を満たすからで ある。しかし、このようなセンサには、いくつかのソースにより誤ってトリガさ れる可能性もある。例えば、ドアのすぐ横の壁に配置された超音波センサは、い くらかの音波エネルギーを室外の廊下へと送ることがあるが、その際、廊下内で 運動が生じると、まるで室内で運動が起こったかのようにセンサが反応し、感知 エラーが起こる結果になることがある。加えて、風や換気装置のもたらす空気の 流れが、超音波センサを誤って作動させることもある。このような問題は、ユー ザが超音波センサの感度をあまりにも高く設定して、誤作動の起こる可能性を高 めてしまうと、一層深刻なものになることが多い。 発明の要旨 本発明は、ある空間の占有に基づいて電気的負荷を制御する方法および装置を 提供することによって、従来のアプローチに伴う上述したような矛盾を回避する 。本発明では、ある空間内の運動を表す占有信号を発生する。次に、この占有信 号が、例えば、アナログ・ディジタル変換器によりディジタル化されることによ って、占有信号の大きさを表すディジタル値を有するディジタル化された占有信 号を、制御可能なサンプリング間隔で生成する。その後、この占有信号が、例え ば、プログラミングされたマイクロプロセッサにより処理されることによって、 その空間内での運動の表示を与える。最後に、電気的負荷は、その空間内での運 動表示の関数として、自動的に付勢され、消勢される。 電気的負荷は、リレー、シリコン制御された整流器あるいはトライアック(tri ac)、またはその他同様のスイッチング素子により制御されうる。本発明の別の 特徴は、負荷に電力を供給するのに用いられるA/C電源のゼロクロスと実質的 に同時に負荷を付勢することにある。負荷は、例えば、点灯装置や、暖房システ ムおよび/または空気調整システムのような換気システムでありうる。 占有信号は、能動的に発生されてもよいし、あるいは受動的に発生されてもよ い。占有信号の能動的発生としては、例えば、超音波エネルギーを空間内へと送 出した後、その空間から反射された超音波エネルギーを検出する場合がある。別 の可能性としては、もしくは、占有信号のこのような能動的発生との組みあわせ としては、例えば空間内の熱源を検出する受動赤外線検出器により、占有信号を 受動的に発生することもある。 本発明の別の特徴は、空間内の環境状態(例えば、周囲光および温度)の検出 にある。 超音波手段を用いて占有信号を発生する時、本発明は、超音波エネルギーパル スを制御された時間間隔で空間内へと送出し、次にその空間から反射された超音 波パルスを検出することにより占有信号を生成し、そして制御された時間間隔の 関数としてその占有信号をサンプリングすることを特徴とする。サンプリングは 、制御された時間間隔の整数倍の間隔でおこなってもよいし、超音波エネルギー パルスの送出と同期のとられた時間間隔でおこなってもよい。 本発明のさらに別の特徴は、超音波エネルギーパルスの送出と直交同期をとっ て(quadrature synchronized)占有信号をサンプリングすることにより、送出 された超音波エネルギーパルスと、直交サンプル(quadrature sample)との間 のドップラーシフトの評価を可能にすることにある。このドップラーシフト評価 により、空間内での運動のタイプ(例えば、センサに近づいてくるのか、あるい は離れていくのか)を識別することが可能になり、その結果、検出された運動の 方向に基づいて占有信号を処理することが可能になる。 本発明のその他の特徴としては、占有信号の処理をおこなう時に、感知の対象 とされている空間の形状または構造の関数として、または占有信号の履歴の関数 として、その感度を自動的に調整することが挙げられる。よって、占有の感知は 、空間の形状または構造に依存して、あるいはその空間内での人々の運動履歴に 依存してその程度は異なってくるものの、その空間内での運動検出に多少なりと も感度のあるものとすることができる。本発明のさらに別の特徴は、正しい動作 を確実にするためにセンサに自動的な自己テストをおこなわせることと、占有信 号に及ぼされる騒音の悪影響を最小化するために、ディジタル化の前に占有信号 をディザリングすること、とが挙げられる。 本発明のこれらの特徴および利点、ならびに、その他の特徴および利点は、以 下の図面および詳細な説明を参照すれば、この技術の当業者には明らかになるで あろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による装置の包括的ブロック図である。 図2は、図1の装置の、より詳細なブロック図である。 図3は、手動による感度およびタイマ調整を含む、図1および図2の装置にお いて使用可能な超音波センサ内の占有感知ハードウェアの模式図である。 図4は、手動による感度およびタイマ調整を含む、図1および図2の装置にお いて使用可能なPIRセンサ内の占有感知ハードウェアの模式図である。 図5は、手動による感度およびタイマ調整を含む、図1および図2の装置にお いて使用可能な両技術併用(すなわち、超音波およびPIR)センサ内のハード ウェアの模式図である。 図6は、図1および図2の装置において使用可能な、点灯負荷への電力オン/ オフスイッチングをおこなう内部リレーを備えたセンサ用のリレードライバ回路 の模式図である。 図7は、図1および図2の装置において使用可能な、負荷への電力オン/オフ スイッチングをおこなう内部SCRを備えたセンサ用のシリコン制御された整流 器(SCR)ドライバ回路の模式図である。 図8は、図1および図2の装置において使用可能な、点灯負荷への電力オン/ オフスイッチングをおこなう内部リレーのないセンサ用のトライアックドライバ 回路の模式図である。 図9は、図1および図2の装置において使用可能な、温度によりアクティベー トされる過負荷検出回路の模式図である。 図10は、図1および図2の装置において使用可能な、光レベル感知回路の模式 図である。 図11は、図1および図2の装置において使用可能な、自己テスト信号反響波の 存在を認識する回路の模式図である。 図12は、本発明による大きな搬送波反響波における小さな変化を示す図である 。 図13は、図1および図2の装置において用いられる、同期ピーク検出を実現す る回路の模式図である。 図14は、本発明による同期ピーク検出間のイベントのタイムラインである。 図15は、本発明の方法による、図1および図2の装置の動作を示す包括的フロ ーチャートである。 図16は、本発明による初期化プロシージャのフローチャートである。 図17は、本発明により、センサを設定する方法を示すフローチャートである。 図18Aおよび図18Bは、本発明により、センサ自己テストをセットアップする 方法を示すフローチャートである。 図19Aおよび図19Bは、本発明によるセンサにより受け取られた信号の直交サ ンプリングをおこなう方法を示すフローチャートである。 図20は、本発明によるバンドパスフィルタ方法のフローチャートである。 図21は、本発明による図20のバンドパスフィルタの模式的等価回路である。 図22は、本発明により、負荷へのAC電力の存在または不在を検出する方法を 示すフローチャートである。 図23A、図23Bおよび図23Cは、本発明により空間が占有されているかどうか を判定する方法を示すフローチャートである。 図24は、本発明により、ユーザの調整および空間内での活動に基づいて感度を 更新する方法を示すフローチャートである。 図25は、本発明による自動利得逆転方法のフローチャートである。 図26は、本発明により、ゼロクロススイッチングおよび自動タイマ調整を実現 する方法を示すフローチャートである。 図27は、本発明による割込み駆動されたトランスミッタドライバルーチンを示 すフローチャートである。 図28は、本発明によるバンドパスフィルタ応答を示す図である。 図29は、本発明による完全な信号パスに対するセンサのテストを示す図である 。 図30は、本発明による自己テストの間のレシーバ信号を示す図である。 図31は、本発明により、その感度を下向きに調整するセンサを示すタイムラ インである。 図32は、本発明により、その感度を上向きに調整するセンサを示すタイムライ ンである。 詳細な説明 本発明によるセンサシステムの全体が、図1に示されている。第1段は、イン テリジェンス信号レシーバ10である。このレシーバの出力は、増幅器11において 増幅され、いくつかの基本的なアナログ信号処理を受ける。次に、変更された信 号は、本システムの中央エレメント、すなわち(マイクロプロセッサおよびそれ に付随するハードウェアを含む)ディジタル信号プロセッサおよびシステム制御 12へと供給される。この段は、次に、制御されたその出力13(例えば、負荷をオ ン/オフする信号、適用可能な場合には出力超音波信号、状態標識など)を介し て環境に影響を及ぼす。 図2は、図1に示されている概略的システムの各種構成要素をより詳細に分解 して示す図である。レシーバ10およびアナログ増幅器11に加えて、センサ内には いくつかのサブシステムがある。マイクロプロセッサ14は、このシステムの心臓 部であり、制御された出力13に対して信号フィルタリングおよびアルゴリズム制 御の両方をおこなう。超音波トランスデューサを駆動するためには、選択される マイクロプロセッサは高速であるべきである。また、ソフトウェアにより設定可 能な割込みに対する備えもいくらか必要である。加えて、もしマイクロプロセッ サ14が内部アナログ・ディジタル変換機能を有しているのなら、よりコンパクト なプリント回路基板レイアウトが可能になる。このアプリケーションでマイクロ プロセッサ14として利用可能な市販の製品としては、例えば、Oki MSM65524 、SGS-Thomson ST6210、Zilog Z86A20、ならびに、MicrochipのPI C16C71、PIC16C73およびPIC16C74が挙げられるが、その他の市販され ているマイクロプロセッサも利用可能である。また、ここで説明されているマイ クロプロセッサはアナログ・ディジタル変換器を内蔵しているが、マイクロプロ セッサおよびアナログ・ディジタル変換器に別々の部品を用いてもよいことは理 解されたい。 自己テストフィルタ24もまた、増幅器11の出力においてマイクロプロセッサ14 を調べ、それによって、その反響波に自己テスト信号が存在しているかどうかを 判定する。 このシステムには、レシーバ10以外にも、いくつかの随意に選択可能な入力が ある。例えば、ユーザは、感度調整21を用いてセンサの運動感度を設定すること ができる。また、ユーザは、タイマ調整22を操作することによって、センサが最 後に運動を感知した時刻と、負荷がオフになった時刻との間の遅延を変更するこ とができる。その他の入力は、光レベルインタフェース18や過負荷検出器17など を含む、さまざまな環境ファクタを測定する。発振器23は、マイクロプロセッサ 14にタイマ基準を与え、60ヘルツ検出16は、電力が損失された場合でもセンサが 迅速に反応しうることを保証する。 センサは、超音波センサや両技術併用センサの場合のオプションのトランスミ ッタ20、負荷をオン/オフする制御された出力13、および状態標識19を含む、い くつかの出力を制御することによって、センサがいつ運動や故障状態などを検出 したかをユーザに知らせる。 マイクロプロセッサ14およびその他の構成要素に定常DC電圧を供給する電源 15、およびこのセンサに付与されるオプションの特徴を選択する、ユーザが選択 可能なソフトウェア設定25は、運動の検出あるいは負荷の制御については受動的 である。 運動の検出に当たってインテリジェント超音波占有センサに必要なハードウェ アは、好ましくは、図3のようである。超音波レシーバ30は、自らに入射する音 圧と共に変化する電圧を生成し、それにより生ずる信号は、構成要素31、32、33 および34を含む前置増幅器/ハイパスフィルタへと与えられる。次に、前置増幅 器/ハイパスフィルタの出力は、構成要素35、36、37、38、39、40および41から 構成されるクリッパ増幅器/フィルタを通してフィードされる。このフィルタは 、ダイオード38または39にバイアスを与えるのに十分なほど大きくはない信号に 対する抵抗器37と同じ値のフィードバックインピーダンスと、ダイオード38また は39の1つにバイアスを与えるのに十分なほどにハイまたはローになる大きな信 号に対する、抵抗器40と並列である抵抗器37のフィー ドバックインピーダンスとを有している。これにより、大きな信号の利得が低減 され、前置増幅器の飽和が防止できると共に、環境雑音への一定量の免疫性がセ ンサに与えられることになる。 クリッパ増幅器の出力は、抵抗器42Aおよびキャパシタ43を含む簡単なローパ スノイズフィルタリングステージを通り、その結果は、抵抗器42Bを通り、マイ クロプロセッサ14の出力を介してディザリングされる。ディザリングは、アナロ グ・ディジタル(以下、A/Dと略称)変換を受けることになる入力信号へと方 形波を加えることである。ディザ信号のピーク・トゥー・ピークの大きさは、理 想的にはA/D変換器の分解能の半分である。これにより、もしA/Dの分解能が 8ビット以下であるのなら重要になりうる、変換器の最下位ビットに及ぼされる 騒音の影響を緩和することができる。 このディザリングされた出力は、マイクロプロセッサ14上のA/D変換器チャ ネルへと与えられる。この信号を、以下の説明では、「占有信号」と呼ぶことに する。 また、マイクロプロセッサ14は、マイクロコントローラのハードウェアにビル トインされた割込みを用いて、トランスミッタ26および27も駆動する。トランス ミッタ26、27およびレシーバ30は、所望のただ一つの周波数でエネルギーを放出 できるようにするためには、かなり高いQをもっているべきである。なぜなら、 送出周波数からわずか数ヘルツ低い小さな周波数成分でさえも、センサにはドッ プラーシフトのように思われるので、運動としてそれを記録することがあるから である。同様の理由により、トランスデューサ26、27は、温度や湿度に伴ってそ の動作周波数を実質的に変更するべきではない。トランスミッタ26、27およびレ シーバ30に利用可能な市販の部品例は、表Iに示されている。ここでは、異なる 3つの送出周波数(25kHz、32kHzおよび40kHz)について示されている。しか し、その他の市販部品およびその他の送出周波数を用いてもよい。 ポテンショメータ28および29は、ユーザがセンサのタイムアウトおよび感度設 定を制御するための簡単な方法を表している。それぞれのメータからの電圧は、 マイクロプロセッサ14上の別々のA/Dチャネルへと与えられ、マイクロプロセ ッサは、それぞれの電圧を読みとることによって、それを占有信号の時間または 乗数へとそれぞれ変換する。これらの設定を制御する別の方法としては、リモー トコントロールデバイスを通して、感度およびタイムアウト期間についての設定 を制御するやりかたがある。このリモートは、電波(センサ内の無線受信機に命 令を与える)を通して、または音波出力およびセンサ中に存在しているレシーバ 30を用いて、センサと通信することができる。 図4は、インテリジェント赤外線センサが占有を検出するのに用いる回路であ る。本質的には、抵抗器44、45および47によりバイアスの与えられたFETであ るPIR検出器46は、熱源が空間内で運動するにつれて、その出力を変化させる 。この外乱により、構成要素48、49、50および51を含むハイパス増幅器がその出 力を変化させることになる。その結果生じる出力が、キャパシタ52および抵抗器 53によりフィルタリングされることによって、電磁ノイズが除去され、抵抗器53 Aによりディザリングされる。この電圧(PIR検出器の「占有信号」 としても知られている)は、マイクロプロセッサ14内の別のA/Dチャネルに与 えられる。図3の場合と同様に、ここでも、ポテンショメータ28、29は、タイマ および感度の調整を表している。 図5は、PIR感知と超音波感知とを組みあわせた、両技術併用インテリジェ ントセンサの模式図である。これは、本質的には、図3と図4との組み合わせで ある。 図6は、負荷をオン/オフするためにリレーをラッチするドライバ回路の模式 図である。マイクロプロセッサ14は、ディジタルTTL出力を制御回路へと専一 に与える。マイクロプロセッサ14が、抵抗器54を介して短いパルスを送り出すと 、電流がリレーコイル56を通って流れるようにトランジスタ57にバイアスが与え られ、この電流をラッチすることが可能になる。すると、負荷58は、AC電源59 から電流を引き出すことができる。負荷をこのようにして制御するセンサは、こ れらの回路の2つを有することになる。その一つは、ラッチングリレーを設定し て、負荷をオンするためのものであり、他方は、それをリセットして負荷をオフ するためのものである。ダイオード55は、リレーがオフにされる時、インダクタ 56中のエネルギーを放散する。これにより、電圧のスパイクがトランジスタ57に ダメージを与えることを防止できる。図6ではラッチングリレーを考えたが、負 荷58に電力を与えるべきときに、連続して電力が与えられる非ラッチングリレー を用いてもよいことは理解されたい。 負荷を制御するための別のスキームは、図7に示されている。マイクロプロセ ッサ14が、抵抗器60を介して適切なTTL出力をハイに設定する時、シリコン制 御された整流器(SCR)61が導通し、電源59からのAC電圧がグラウンドに対 して正である時にはいつでも、負荷58が電力を引き出せるようにする。マイクロ プロセッサ14の出力がローである時には、SCR61は導通しないので、負荷は電 力を引き出さないことになる。SCRによるスイッチング方法は、低い電力しか 供給されていないAC負荷が、半波整流されたAC電流によって効率よく動作で きるように制御されている場合には、リレーにとって好ましいことがある。この アプリケーションの場合、SCRは、リレーよりも信頼性が高いことがある。 図8は、負荷を駆動するための第3の方法を示している。この場合は、トライ アックを通す。マイクロプロセッサ14が、TTLハイの信号を抵抗器62を通して 送り出す時、オプトトライアック(optotriac)63が導通し、ダイアック(diac )66が導通し、トライアック68にバイアスを与える点まで、抵抗器64を通してキ ャパシタ65をチャージする。その時点で、トライアック68は、AC電源59から負 荷58を通るいずれかの方向に電流を流す。トライアックは、リレーよりも使用持 続時間が長くなり、SCRとは異なり、AC電流を流すことができる。 図9の過負荷保護回路は、過負荷状態が原因でセンサがオーバーヒートしてい る時を判定するためにサーミスタ69を用いる。サーミスタ69および抵抗器68は、 電圧分配器を形成する。温度が上昇すると、サーミスタ69のインピーダンスは高 くなるが、抵抗器68のインピーダンスはほぼ一定のままである。よって、マイク ロプロセッサ14への電圧もまた上昇する。サーミスタ69からマイクロプロセッサ 14へのA/D入力がある閾値電圧に達すると、マイクロプロセッサ14はシステム を遮断することによって、過負荷がセンサにダメージを与えるのを防止すること ができる。また、このような温度読みとりは、建物の空気調整システムや、暖房 システムのような電気的負荷の制御にも用いることができる。 図10は、室内の光のレベルを感知する回路である。その動作は、抵抗器71およ び光抵抗器70が電圧分配器として作用する点で、図9の過負荷保護回路の動作に 似ている。光抵抗器70が光に曝されると、そのインピーダンスは低下し、入力電 圧をマイクロプロセッサ14へのA/D入力のレベルにまで引き下げる。照明がオ フである時にセンサが運動を感知すると、センサは、図10の回路の使用を通して 周囲光レベルをチェックすることができる。もし室内が十分に明るいために照明 が必要ないのなら、センサは、照明のスイッチオンを選択しないこともできる。 図11は、自己テスト信号を検出するための独立した信号処理ハードウェアを示 している。レシーバ30と、構成要素31、32、33および34を含む第1段のハイパス 増幅器とは、図3と同じである。次段は、構成要素72、73および74を含むピーク 検出器である。ピーク検出器の出力は、構成要素75、76、77、78および79を含み 、ピーク検出器の鋸波状出力を平滑化する機能を果たすバンドパ ス増幅器に与えられる。これの結果は、抵抗器80およびキャパシタ81によりノイ ズフィルタリングされ、抵抗器80Aによりディザリングされた後、マイクロプロ セッサ14上のA/Dチャネルの1つへとフィードされる。このピーク検出器回路 の出力は、自己テスト以外の目的に用いてもよい。例えば、この出力は、図19A および図19Bにその概略が示されている直交検出戦略と並行して、またはその代 替手段として用いてもよい。 ピーク検出により得られる主な利点としては、帰還反響波を単に直交サンプリ ングするだけの場合と比較すると、ピーク検出器が、大きな搬送波の小さな変化 をより容易に検出できるということが挙げられる。例えば、飽和閾値83にごく近 接した、図12の搬送波82を考える。このような飽和は、音のエネルギーを非常に 高い効率で反射する壁に囲まれた小さい部屋の中で起こりうる。時刻84における 搬送波82のわずかな増加は、検出するのが難しい可能性が高い。なぜなら、この 増分は、搬送波の振幅のごく小さい分数にすぎないからである。いっぽう、搬送 波の増幅度を大きくしても、搬送波82が飽和閾値83に達するようになるだけであ り、その点に達すると、大きさの変化はもはや検出されなくなる。しかし、ピー ク検出器は、搬送波82のピーク振幅のDCレベルを単純にカットし、時刻84にお ける小さな変化を増幅することにより、その変化を大いに認識しやすくすること ができる。 同期ピーク検出回路は、図13に示されている。マイクロプロセッサ14は、トラ ンスミッタ26、27を50%よりもはるかに小さいデューティサイクルをもつ波形を 用いて駆動する。これにより、トランスミッタ26、27へと出力されるエネルギー を保存すると共に、非常に短いスイッチングパルスを抵抗器86を介してトランジ スタ85へと供給する。このトランジスタは、抵抗器87およびキャパシタ88と共に 、レシーバ30からの信号の、複数のサンプリング時刻における運転ピークレベル を供給する。これらの時刻は、トランスミッタの出力と同期がとられる。構成要 素36〜41は、図3に図示されているものと同様の非線形増幅器を形成し、構成要 素75〜81は、図11に記載されているのと同じバンドパス増幅器を形成する。 通常のピーク検出器に対する同期ピーク検出器の利点は、図14に図示されて いる。時刻237において、搬送波238は周波数が高くなるが、振幅は一定に維持し ている(非現実的な事例であり、単に原理を説明するための例にすぎない)。こ の例の場合、時刻237でのドップラーシフトは、明らかに運動を表しているにも かかわらず、通常のピーク検出器は、その出力レベルを変化させない。これに対 して、同期検出器は、時刻239、237、240および89において波形をサンプリング するので、その出力90は、時刻240での周波数の変化を明瞭に反映している。 図15は、本発明による方法の包括的フローチャートである。実用時には、図15 (および図16〜図27)のフローチャートは、適切なフォームに符号化され、マイ クロプロセッサ14のプログラムメモリへとロードされることによって、マイクロ プロセッサ14およびそれに付随する回路に本発明の方法をおこなわせる。符号化 されたプログラムの一例は、付録に含まれている。スタートアップすると、セン サは、初期化91をおこなう。次に、センサは、メインループに入り、ウォッチド ッグタイマが時間切れになるまで、そのループに沿って循環する。 メインループのスタート時に、センサは、部屋のサイズを判定し、基本的設定 をおこなう(92)。次に、センサは、自己テストをおこなうことによって、信号パ スが完全であるかどうかを判定する(93)。次に、センサは、レシーバから2つの 直交サンプルを取り出し(94)、バンドパスフィルタを通して占有信号をランする (95)。その後、センサは、まだAC電力をもっているかどうかを確かめるチェッ クをおこなった(96)後、バンドパスフィルタの出力を処理することによって、運 動を感知したかどうかを判定する(97)。センサは、ユーザにより制御される設定 または自動調整の変化を反映させるために、その感度を更新する(98)。最後に、 センサは、もし実行すべき時期であるのなら、自動利得逆転へと入る(99)。そし て、もし照明をちょうどオンにしようとしているのなら、センサは、ゼロクロス スイッチングおよび自動タイマ調整をおこなう(100)。その後、センサは、メイ ンループのはじめに戻る。このメインループは、超音波トランスミッタを駆動す るために、周期的な割り込みを受ける。その割り込みルーチンについては、後に 図27を参照して説明する。 初期化フェーズ91は、図16にさらに詳しく示されている。センサは、まず、 そのデフォールト占有を設定する(101)。例えば、部屋が占有されているものと すると、パワーアップし、照明をオンする。次に、センサは、所定の期間(典型 的には、72ミリ秒だが、その他の長さの期間でもよい)でタイムアウトとなるよ うに、ウォッチドッグタイマを設定する(102)。これにより、電力の遮断と、セ ンサ自身のリセットとの間の遅延を決める。もしセンサの一番最近のスタートア ップが、電力供給故障の結果であったのなら(103)、リレー56を初めてトリガす るスタートアップ時に、電源が十分に迅速にオンしなかった場合とちょうど同じ ように、センサは、リレー56を再設定する(104)(図6も参照のこと)。センサは 、状態標識を瞬時に送る(flashes)ことによって(105)、それがリセットしてい ることを示す。もしスタートアップが一時的な電力供給故障によるものであり、 センサのレジスタが破壊されないまま保持されているのなら(106)、プログラム は、レジスタの初期化(107)をスキップする。最後の初期化タスクは、トラン スミッタドライバへの割り込みをイネーブルすること(108)である。これによ り、マイクロプロセッサは、その他のタスクを実行するのと同時に、トランスミ ッタを駆動することができる(図27および関連する記述を参照のこと)。 図17は、センサの設定をおこなうのに必要なステップ(図15のステップ92)に ついてさらに詳しく述べたものである。ほとんどのマイクロプロセッサでは、プ ログラムに対して、アナログ入力ピンの状態設定(109)およびその他の双方向 ディジタル入力/出力ピンの状態設定(110)をおこなうことを要求する。加え て、センサは、短い音波ピンを送り(112)、その反響波を60ミリ秒のあいだ聴く (113)ことによって、空間のサイズおよび構造のチェックを所定の時間(例え ば、条件111により決定される5時間)毎におこなう。もしすべての反響波が20 ミリ秒以内に帰還するのなら(114)、部屋は非常に狭く、トランスミッタは、そ のように狭い空間に対してあまりにも多くの信号を送出していることになるので 、センサは、その電力を20dBだけ低くする(115)。平均帰還反響波時間は、その 部屋のサイズをも表しているので、プログラムは、平均反響波遅延に基づいて、 占有信号のスケールファクタを変化させる(116)。 図18Aおよび図18Bのフローチャートは、自己テストルーチンのステップ (図15のステップ93)を示している。もし最後の自己テストから所定の時間(例 えば、条件117により決定される17分間)が経過したのなら、センサは、新しい 自己テストを開始する(118)。もし自己テストが進行中であるのなら(119)、セン サは、64ミリ秒間毎にそのトランスミッタを200ミリ秒間オフし(120)、8ミリ秒 経過するまで、レシーバを受信停止状態(deaf)にする(121)。もし帰還反響波 が信号強度の短期間の低下を示さないのなら(122)、センサは、故障を宣言する( 123)。もし、ちょうど今または以前に、故障が宣言されたのなら(124)、センサ は、状態標識を瞬時にブリンクすることによって、どこかに故障があることを示 す(125)。もし自己テストが始まってから4秒間経過しており(126)、かつ故障が 宣言されたのなら(127)、センサは、外部点灯装置に対するエラー信号をオフし 、問題を示す(134)と共に、その自己テストカウントを4に設定する(135)。こ のことは、パスするためには、センサは、故障後、自己テストを連続して4回パ スしなければならないことを意味している。もし故障が宣言されなかったのなら 、プログラムは、自己テストカウントをデクリメントする(128)。もし自己テス ト故障カウントがゼロであるのなら(129)センサはパスしたことになり、自己 テストから抜け(130)、そのトランスミッタおよびレシーバをオンし(131)、その 誤り検出信号を復元し(132)、そのフィルタをクリアする(133)。 図19Aおよび図19Bは、直交検出プロセス(図15のステップ94)の概略を示し ている。もしレシーバがイネーブルされれば(136)、センサは、その第1の占有 信号サンプルを取り出し、それをレジスタAD1に格納する(137)。もしレシーバ がオフであるのなら、AD1は、その値をゼロにする(138)。レジスタTEMP1 は、AD1のハイパス値+ディザを得ることによって、騒音がディジタイザの最 下位ビットに及ぼす影響を緩和する(139)。次に、センサは、条件140により決定 される通常演算用のフィルタ(141)および自己テスト用のフィルタ(142)を別 々に用いて、AD1LP、すなわちAD1のローパスバージョンの新しい値を決定す る。これらと同じ演算は、その後、ステップ143、144、145、146、147、148およ び149において、占有信号の第2のサンプルに対してもおこなわれる。この第2 のサンプリングは、以前のサンプルよりもおよそ90度だけシフ トさせてタイミング合わせされ、レジスタAD2に格納される。 図20のバンドパスフィルタは、AC電流源により駆動されるLC直列回路のシ ミュレーションをおこなう(図15のステップ95)。レジスタIL1は、インダクタを 通る電流を表している。レジスタVC1は、キャパシタ上の電圧を表しており、バ ンドパスフィルタの出力でもある。係数b1およびb2は、入力信号の利得であり 、そのアナログは、LCモデル内の電流源である。また、係数b1およびb2は、 それぞれ入力値(AD1−AD1LP)150および(AD2−AD2LP)151に対する増 幅率でもある。なお、同期ピーク検出の場合、第2の直交サンプルはないので、 AD2−AD2LP=0となる。これらの増幅された値は、その後、ソフトウェアに クリッピングされることによって、フィルタの飽和を防止する(152)。それぞれ ステップ154および157で導入される係数a1およびa3は、バンドパスフィルタの 周波数特性を決定し、ステップ155で用いられる係数a2は、フィルタのQを決定 する。これらの値は、マイクロプロセッサ14中へとプログラミングするか、また はアプリケーション選択のためのジャンパを用い、それによりこれらの値を用い ることによって、異なるさまざまなアプリケーション(例えば、天井用、階段吹 き抜け用、壁取り付け用、および廊下用のアプリケーション)用に改変すること ができる。ステップ156は、ステップ157でのVC1、の減衰制動を計算する。バン ドパスフィルタの数学的演算については、図21および図28を参照して、後にさら に詳しく説明する。 上述したディジタルバンドパスフィルタは、値が固定されているアナログフィ ルタとは異なり、センサの動作中に、動的にその値を変更することができる。こ のことは、いくつかの理由により有用でありうる。まず、自動利得逆転(図24で 述べる)の代替手段として、フィルタのパラメータを変更すれば、単に感度を低 くするだけの完成度の低い便宜的手段とは異なり、物体全体の運動を確かめるこ とができる。また、センサを負荷コントローラとして作用させ、かつ安全性セン サとしても作用させるためには、後者は、より要求度の高い運動検出方法を利用 することにより、センサが誤ってアラームを作動させることが決してないように する必要がある。 図21は、図20に述べられているバンドパスフィルタの等価回路である。フ ィルタへの2つの入力は、電流源158および電圧源159として図示されている。出 力変数IL1およびVC1は、それぞれ、電流160および電圧161により表されている 。インダクタ162の値は、t/a1である。ここで、tはサンプル間の時間である。 キャパシタ163の値は、t/a3である。また、減衰制動抵抗器164の値は、1/a2a3で ある。 このセンサは、ウォッチドッグタイマと、マイクロプロセッサ14へのディジタ ル入力とを用いることによって、電力供給に故障が生じた時には、自らをリセッ トする。その具体的な方法は、図22に示されている(図15のステップ96)。AC 電源から負荷への電圧は、60ヘルツ検出段16によりサンプリングされる。60ヘル ツ検出段16は、ライン電圧を大きな係数により低下させ、その電圧をTTL入力 へと導入できるようにする。もしAC電力がまだアクティブであるのなら、この ディジタル入力は、60ヘルツで発振することになる。もしそうではないのなら、 ディジタル入力は、ある状態または別の状態にとどまることになる。プログラム は、メインループを一回パスするたびに一度、変換器の電圧を読みとる(165)。 ディジタル入力がその状態を変えるたびに(166)、プログラムはウォッチドッグ タイマをクリアする(167)。もしAC電力が所定の期間(例えば、72ミリ秒)を 超えるあいだないのなら、ウォッチドッグタイマはタイムアウトとなり、センサ をリセットする。 図23A、図23Bおよび図23Cは、センサが占有を判定する手法(図15のステッ プ97)を述べている。プログラムは、VC1の値の絶対値、すなわちバンドパス フィルタの出力(図20)を取り出し、それを2バイトの変数AVC1に入れる(1 68)。もし空間がある所定の時間(例えば、条件169により決定される16秒間)を 超えるあいだ占有されているのなら、AVC1の上位バイトが、1ビットだけデ クリメントされた(170)後、その下位バイトは、128だけインクリメントされる (172)。そうでなければ、条件171により決定されるように、その下位バイトは32 だけインクリメントされる(173)。このことは、空間が16秒間のあいだ占有され ている時には、AVC1がわずかに低くなることを意味している。これにより、 センサが繰り返し誤作動する確率が低くなる。レジスタBPAVEは、AVC1 ×SSGAINの現在の平均、すなわち現在の感度を得た(174)後、風のノ イズにより誤作動する可能性を低くする一助としてクリッピングされる(175)。 もしAVC1に感度SSGAINを掛け合わせた値が、閾値(通常は、条件17 6により決定されるBPAVEに対して規定される)以上であるのなら、センサ は運動を検出したことになる。もしこのセンサが両技術併用ユニットであるのな ら、センサは、PIR検出器の出力をチェックすることによって、この値が閾値 よりも大きすぎないかどうか確かめる(177)。もしそうなら、運動が検出された ことになる(なお、PIRのみのセンサの場合には、超音波フィルタリングステ ップ136〜157および168〜176のすべてをスキップして、条件177を単なる運動検 出基準として用いることになる)。プログラムは、占有タイマをリセットし、状 態標識をオンする(178)。もしセンサがリレーを有しており、パルスによりオン されてから少なくとも2秒経過しているのなら、センサは、そのリレーに再びパ ルスを与える(179)。もしリレーが何らかの理由によりオフの位置で動けなくな っているのなら、センサは、リレーを再びオンに戻す。その他のセンサのアレイ とパラレルに動作しているセンサの場合は、自分自身で負荷をスイッチオンする のではなく、その占有信号を中央制御局へと送ってもよい。 もし運動が大きいのなら(つまり、条件180により決定されるように、運動がそ のすぐそばでおこっているのなら)、プログラムは自動調整タイマをリセットす る(181)。最後に、フィルタのレジスタは、クリアされる(182)。もしセンサが運 動を検出しないのなら(176)、センサは、状態標識が十分長いあいだオンである か確かめるチェックをおこなう(183)。もしそうなら、状態標識はクリアされる( 184)。もし照明がオフであり(185)、閾値のある分数がAVC1×ONGAIN (照明がオンである時の利得)以下であるのなら(186)、自動調整タイマはリセ ットされる(187)。同様のルーチンは、PIR素子用の独立した自動調整タイマ をリセットするのに用いてもよい。なぜなら、赤外線センサの近くを通る熱源も また、大きな識別特性(signature)を生じうるからである。自動感度調整のメ カニズムについては、図31および図32を参照して後でさらに詳しく述べる。 センサは、タイマ調整設定を読みとる(188)。もし照明がオンであるのなら(18 9)、自動調整タイマは、占有タイマのタイムアウト期間の半分だけ経過し た後にタイムアウトとなるように設定される(190)。もしタイマ調整が1分より も短く設定されているのなら(191)、状態標識がイネーブルされる(192)。このよ うな特徴は、公共のエリアに設置されるセンサに設けられる。通常は設置する間 にタイムアウトを最小に設定する設置者のために、標識はまだそこに残っている が、気まぐれな人が明滅しているLEDに気を引かれて、装置をいじくることが ないように、ディセーブルされる。もし占有タイマが時間切れになったのなら(1 93)、部屋の非占有が宣言され、センサは、照明をオフにする(194)。 センサは、図24に示されているように、その感度値を更新する(図15のステッ プ98)。まず、センサは、感度調整の設定を読みとる(195)。もしこの設定が、メ インループを最後にパスした時から変わっているのなら(198)、あるいは、もし プログラムがはじめてメインループを通っているのなら(196)、センサは、感度 値をユーザの選択した値に設定する(197)。もしこれら2つのイベントのいずれ も発生しておらず、自動調整タイマが時間切れになったのなら(199)、感度設定 を変更すべき時であるということになる。もし自動調整タイマが時間切れになっ た時に、依然として負荷に電力が供給されているのなら(200)、その負荷は、 室内への大きな入場運動が起こっていないのに、タイムアウト設定の150%を超 える時間のあいだずっとオンであったことになる。なぜなら、このような運動が 生じると、自動調整タイマはリセットされる(181)からである。このことは、 ほんの短い間だけ占有されることになっている何らかの空間(例えば、便所)で は、センサが廊下の運動に基づいて部屋の運動を誤って検出していることをおそ らく意味している。よって、感度を大幅に低くすべき時である(202)ことを意 味している。もし部屋が占有されていないと考えられ、占有信号を閾値レベルの 分数分だけでも立ち上がらせた(そうなると、自動調整タイマはリセットされる (187)ことになる)周囲の騒音も廊下の往来もなかったのなら、感度をわずか に上げるべき時であるということになる(201)。このことは、センサが、運動を 誤って検出することのない程度にまで急速にその感度を低くした後、その感度を ゆっくりと控えめに高くしていくことを意味している。もし、ユーザの設定によ り、あるいは自動調整を介して感度が変わったのなら、自動調整タイマはリセッ トされる(203)。 自動利得逆転(AGS)は、図25に示されているように、廊下の往来による誤 ったトリガを少なくする(図15のステップ99)ための簡単な方法である。もし部 屋が数秒間のあいだ占有されていなかったのなら(204)、センサが誤って照明を オフした可能性は低い。もしその空間内に依然として誰かがいるのなら、その人 物は、センサを作動させて、照明を再びオンにするような何らかの行動をおそら くしたはずである。照明が依然としてオフのままであるのだから、このような運 動は全く起こっていない。よって、プログラムは、TEMP1およびTEMP2の 値、すなわちバンドパスフィルタへの入力変数を交換する(205)。これにより、 センサの方向バイアスは逆になり、その結果、センサは、センサから離れていく 運動に対する感度が高くなる。このようにしたほうが有用である。なぜなら、次 に起こる入場運動は、入り口の近くに設置されたセンサから離れていく向きにな るからである。この逆方向バイアスにより、入場運動を迅速に検出できるように なる。センサはまた、感度を、ONGAIN(すなわち、プレAGS感度レベル を格納するレジスタ)の固定された分数にまで下げる(206)。これにより、自動 感度調整によりその利得に施された調整のどれも失うことなく、センサの感度を 低くすることが可能になる。 図26は、ゼロクロススイッチングおよび自動タイマ調整ルーチンを表している 。これらはいずれも、センサが、以前は占有されていなかった空間における占有 を検出した直後に発生しうる(図15のステップ100)。ゼロクロススイッチングは 、既に述べた理由により、リレーを突入電流から保護するためには重要である。 負荷に対するAC電圧がゼロに交差するのとほぼ同時刻に、両者の接続が断たれ るように、リレーをオンすることによって、この目的を達成する。もし照明がオ フであった後で、センサが占有を検出したのなら(207)、プログラムは、60ヘル ツ検出電圧16がいったん低くなってから、高くなる(208)まで待つ。次に、プ ログラムは、リレーのピック時間、およびライン電圧の期間と合わされた短い期 間のあいだ待つ(209)。 自動タイマ調整は、センサが、部屋の非占有を宣言し、照明をオフにしてから 数秒間のあいだに運動を検出した時(210)に起こる。このような場合、何が起 こったかというと、おそらく、タイマが短すぎたために、部屋がまだ占有されて いたのに、センサが照明をオフしたということであろう。そして、驚いた占有者 が何らかの運動を起こして、照明を再びオンしたのであろう。よって、センサは 、このような事象の再発を防止するために、照明オンのタイムアウト期間を少し 長くする(211)ことになる。最後に、センサは、リレーを所望の状態に設定す る(212)。 図27の割込みにより駆動されるトランスミッタドライバは、ソフトウェアが適 切な割込みを発生するたび(すなわち、ソフトウェアがトランスミッタの周波数 で割込みをおこなった時に)におこなわれる。このような割込みは、プログラム のどの時点においても発生しうる。その結果、トランスミッタは、サンプリング 周波数の整数倍で駆動されうることになる。トランスミッタの周波数以上の周波 数でサンプリングするほうがよかろうが、現在市販されている最も高速なマイク ロコントローラでさえも、このようにすることは実用的ではない。割込みルーチ ンは、まず、内容を保持するために、アキュムレータおよび何らかの重要なレジ スタ(例えば、ステータスレジスタ)の内容をメモリへとダンプする(213)。も しプログラムが超音波占有信号をサンプリングする準備ができているのなら(214 )、センサはこの信号をサンプリングする(215)。次に、プログラムは、トランス ミッタを駆動するために、それぞれのトランスミッタ上の電圧を反転する(216) 。アキュムレータおよびレジスタの内容は、その後、プログラムが終了時点から 機能を継続できるように、再び格納される(217)。この割込みルーチンは、その 後、メインプログラムへと制御権を戻す(218)(図15)。 図20に記載されているバンドパスフィルタは、簡単なリアルタイムディジタル フィルタである。このフィルタへの入力は、受け取られた信号の直交サンプルで あるAD1およびAD2であり、AD1LPおよびAD2LPは、それぞれAD1および AD2のローパスバージョンである。 AD1LP=1/2z-1AD1LP+1/2AD1 AD2LP=1/2z-1AD2LP+1/2AD2 これら2つの出力変数に対するz変換方程式は、 VC1=z-1C1(1−a2a3)−a3[IL1−b2(AD2−AD2LP)] IL1=z-1L1+a1[VC1−b1(AD1−AD1LP)] である。これらの係数の典型的な値は、 b1=8 b2=16 a1=1/2 a2=1/8 a3=3/8 であるが、本発明の範囲からはずれることなく、その他の値を用いてもよい。 このようなフィルタの出力は、図28に図示されている。なお、センサへと向か ってくる運動220およびセンサから離れていく運動221を表すドップラーシフトの 利得はそれぞれ異なっており、その結果、方向バイアスが生じている。このこと は、既に述べた理由により、有用な特性である。空気調整ノイズは、正当な運動 の周波数よりも低い周波数である傾向にあり、センサに向かって風を吹き付けて いる時にはその周波数は最低になる。よって、フィルタの周波数応答における領 域219での利得は、領域220または221よりも低くなるはずである。送出周波数222 での利得は、可能な限りゼロに近くなければならない。なぜなら、この周波数で 反射が起こると、ドップラーシフトが示されなくなり、何の運動も示されなくな るからである。図20を参照して既に説明したように、バンドパスフィルタの方向 バイアスを逆転することが望ましいことも時にはある。これは、フィルタパラメ ータa2およびa3を変化させることによりなされうる。 自己テストは、図29に図示されている。室内に位置づけられた超音波センサ22 3は、正しく機能するためには、完全な信号パス224をもっていなければならない 。もし出力信号が全くレシーバに達しないのなら、存在しない反響波のドップラ ーシフトを検出することはできないので、センサは失敗することになる。よって 、ある一定の間隔で、センサは、短期間だけ音の送出を停止し、図30に図示され ているように、反響波の強度増減をその短い間だけ聴く。もし信号の低下225が 、数十ミリ秒のあいだに認識されなければ、トランスミッタ回路の機能不全、レ シーバのアパーチャの閉塞、またはレシーバ回路の故障のいずれかが原因で、信 号パスが不完全であるはずである。 自動感度調整は、主に、制御された空間の占有パターンについてある種の仮定 をなしうる環境で役に立つ。そうでなければ、センサは、その感度をいつ低くし たり、高くしたりすればいいかが判断できなくなる。図24に図示されている具体 的なスキームでは、例えば、便所およびその他の小型非オフィス空間にあてはま る2つの条件を仮定している。 ・占有が短く(通常、10分間を超えない)、いずれにせよ、ユーザの決定した タイムアウト期間の150%を超えないこと、および ・センサがドアのすぐ横に設置されており、入場運動が起こると大きな識別特 性が生じること、の2つである。 センサは、ほとんどあらゆるサイズおよび構造の部屋に設置されうるので、入 場運動閾値として作用する、帰還信号のある確定されたレベルがあるべきである 。すなわち、どのような部屋でのどのような入場運動も、その信号レベル以上を 生じることになり、どのような部屋でのどのような廊下の往来も、そのような高 い信号レベルを生じないことになる。このことは、戸口の近くに設置されたセン サ内では起こる可能性が最も高い。 よって、このセンサは、たとえ何の入場運動もないまま、照明がタイムアウト 期間の150%を超える時間のあいだずっとオンであったとしても、感度を安全に 低く調整することができる。ここで、図31の占有パターン例を考える。この場合 、感度226は、最初は非常に高いので、センサは、廊下の往来に対して誤作動し ている。この場合、タイムアウト期間は、15分間に設定されているので、センサ は、時刻227において感度を低くするまで、22.5分間待つことになる。この例で は、この感度レベルにより生じる運動検出閾値228は、まだ非常に高いので、セ ンサは、時刻229において感度226をさらに低くする。この時点での検出閾値228 は、センサが廊下の往来を無視できる程度の高さになっている。時刻230におけ る入場運動は、照明をオンに維持するのに十分なものであるが、この運動は、セ ンサが信号を入場運動と見なす最低のレベル231に等しいので、自動調整タイマ はリセットされる(図23Bの181を参照のこと)。最後に、センサは、廊下にまだ 往来があるにも関わらず、時刻232においてタイムアウトとなり、照明はオフに なる。 このセンサは、感度の上昇については、これよりもずっと控えめであってもよ い。なぜなら、週末や休日のあいだの非活動期間では、誤作動を起こしやすくな る程度にまでその感度を高くすることは許可されるべきではないからである。図 32は、これをおこなうことを可能にするスキームを示している。プログラムは、 暗騒音の閾値233を確定する。この場合、閾値233は、運動検出閾値234のある分 数である。もし、センサが何時間も動作しているのに、占有信号がこの閾値を超 えるのを一度も認識しなかったのなら、センサが時刻236でしているように、感 度235をわずかに高くするほうが安全である。しかし、これにより、暗騒音の閾 値233は、占有信号237が時折超える程度のレベルにまで低くなるので、プログラ ムは、自動調整タイマが決して時間切れにならないように、このタイマを頻繁に リセットする。よって、感度235は、それ以上高くはならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーディン,チャールズ シー. アメリカ合衆国 テキサス 78757,オー スティン,ナンバー 220,ノースクロス 7744 (72)発明者 ウォイテック,ティモシー ダブリュー. アメリカ合衆国 テキサス 78752,オー スティン,ナンバー 1068,カメロン ロ ード 7610 (72)発明者 スティーブンス,マイケル エイ. アメリカ合衆国 テキサス 78729,オー スティン,ナンバー 2207,キャヒル 8519

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.空間の占有関数として電気的負荷を制御する方法であって、 連続波の音響エネルギーを該空間へと送出し、該空間により反射された音響エ ネルギーを受けとることと、 該受け取られた音響エネルギーの関数として該空間を表す検出器信号を発生す ることと、 該検出器信号をディジタル化することによって、該検出器信号を表す一連のデ ィジタルサンプルを、制御可能なサンプリング間隔で生成することと、 該一連のディジタルサンプルを処理することによって、該送出された音響エネ ルギーと該受け取られた音響エネルギーとの間のドップラーシフトを評価し、か つ該空間の占有を該ドップラーシフトの関数として表す信号を生成することと、 占有を表す該信号の関数として、電気的負荷を自動的に付勢し、消勢すること と、 を含む方法。 2.前記空間内の赤外エネルギーを検出することをさらに含む方法であって、 前記発生するステップが、該検出された赤外エネルギーの関数として前記検出器 信号を発生することをさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。 3.前記処理するステップが、前記空間の占有履歴の関数として前記一連のデ ィジタルサンプルを処理することを含んでいる、請求項1または2に記載の方法 。 4.前記処理するステップが、前記空間占有の前記判定の感度を調整すること を含んでいる、請求項3に記載の方法。 5.前記処理するステップが、前記占有信号の履歴の関数として前記感度を自 動的に調整することを含んでいる、請求項4に記載の方法。 6.前記処理するステップが、ユーザの設定可能なパラメータの関数として前 記感度を調整することをさらに含んでいる、請求項4に記載の方法。 7.前記処理するステップが、前記空間のサイズの関数として前記感度を自動 的に調整することを含んでいる、請求項4に記載の方法。 8.前記処理するステップが、前記一連のディジタルサンプルを解析すること によって、前記空間内での運動の方向を判定することを含んでいる、請求項1か ら7のいずれか1つに記載の方法。 9.前記ディジタル化するステップの前に、前記占有信号をディザリングする ことをさらに含む、請求項1から8のいずれか1つに記載の方法。 10.前記自動的に付勢し、消勢するステップが、前記負荷を供給する交流電流 源のゼロクロスを感知することと、 該ゼロクロスと実質的に同時に該負荷を付勢することと、 を含んでいる、請求項1から9のいずれか1つに記載の方法。 11.自己テストプロシージャであって、 前記空間への音響エネルギーの送出へと所定の時間のあいだ割り込むことと、 該空間から反射された音響エネルギーを引き続いて検出することにより、テス ト信号を生成することと、 該テスト信号の関数として前記送出するステップ、前記受け取るステップおよ び前記発生するステップの動作を解析することと、 を含む、自己テストプロシージャを自動的に開始することをさらに含んでいる、 請求項1から10のいずれか1つに記載の方法。 12.前記占有を表す信号のピーク値を検出することと、該ピーク値を処理する ことにより、前記空間の占有を判定することと、をさらに含む、請求項1から 11のいずれか1つに記載の方法。 13.前記空間への前記音響エネルギーの前記送出と実質的に同期して、該空間 から反射された該音響エネルギーのピーク値を検出することをさらに含む、請求 項1から12のいずれか1つに記載の方法。 14.前記自動的に付勢し、消勢するステップが、 占有を表す前記信号の前記生成と実質的に同時に、前記負荷を付勢することと 、 制御可能な消勢時間の後、該負荷を消勢することと、 を含んでいる、請求項1から13のいずれか1つに記載の方法。 15.前記占有信号の履歴の関数として、前記制御可能な消勢時間を調整するこ とをさらに含んでいる、請求項14に記載の方法。 16.前記空間の環境状態を感知することと、 該環境状態に従って、前記付勢し、消勢するステップを制御すること をさらに含んでいる、請求項1から15のいずれか1つに記載の方法。 17.前記感知するステップが、前記空間内の周囲光および/または周囲温度を 前記環境状態として感知することを含んでいる、請求項16に記載の方法。 18.前記送出するステップおよび前記ディジタル化するステップが、前記連続 波の音響エネルギーを前記空間へと制御された周波数で送出することと、 前記検出器信号を、該制御された周波数の関数としてサンプリングすることと 、 を含んでいる、請求項1から17のいずれか1つに記載の方法。 19.前記ディジタル化するステップが、前記制御された周波数と直交同期をと って、前記検出器信号をサンプリングすることを含んでいる、請求項18に記載の 方法。 20.前記処理するステップが、前記制御された周波数と直交同期をとり、前記 サンプルの関数として、前記空間内の運動を識別することを含んでいる、請求項 19に記載の方法。
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