JPH11501058A - 感圧性クレヨン接着剤 - Google Patents

感圧性クレヨン接着剤

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JPH11501058A JP8525665A JP52566596A JPH11501058A JP H11501058 A JPH11501058 A JP H11501058A JP 8525665 A JP8525665 A JP 8525665A JP 52566596 A JP52566596 A JP 52566596A JP H11501058 A JPH11501058 A JP H11501058A
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Abstract

(57)【要約】 アクリルポリマーと、粘着性付与アクリルポリマーと、特定の懸垂マクロマー単位を含有するアクリルポリマーと、長鎖アルキル(メタ)アクリル酸モノマーを含有するアクリルポリマーと、マクロマー基および長鎖アルキル基の双方を含有するアクリルポリマーと、結晶性添加剤を含有するアクリルポリマーとを含み、(a)アクリル酸をベースとする接着剤ポリマーと、(b)粘着性付与剤と、(c)結晶性添加剤と、(d)少なくとも1種の充填剤を含有するクレヨンのり。

Description

【発明の詳細な説明】 感圧性クレヨン接着剤 技術分野 本発明はクレヨンのりに関し、特に保管および取り扱い安定性改善のための結 晶化添加剤を含むアクリル酸をベースとするクレヨンのりに関する。 背景の発明 接着剤の使用は、技術上ありふれたことである。一般的に使用される接着剤は 、容器中の液体、半流動性またはスティック形態、ペースト、あるいは使用前に 水、熱、または溶剤による活性化を要する固体として入手できる。多くの接着剤 には、1種またはそれ以上の揮発性溶剤が使用される。あるいは結合を堅固にす るため、塗布後にある種の硬化機序が作用する場合もある。 多くの接着剤材料には特別な保管条件または包装が必要とされ、例えば白色ボ ンドおよびスティックのりは、しっかりふたを閉めて保管しないと溶剤が揮発し て接着剤が次回の使用に適さなくなる。 固形接着剤スティックのアイデアが出てからしばらくたつが、多くの製品は、 特にユーザーフレンドリーではない。 いくつかの固形接着剤スティックは、筆記性に劣り粘着度が最小であり、オー プン(結合)時間が最短で接着特性に劣る。その他の固形接着剤スティックは、 表面への塗布が困難だったり、結合する両方の表面への接着剤塗布が必要だった り、確実に結合させるために堅い物で幾度かこすったり、あるいは結合のために (子供あるいは大人が手または指で単にこする圧力よりもはるかに大きい)非常 に高い圧力をかけなくてはならない。 発明の要約 簡潔に述べると本発明は、アクリルポリマーと、粘着性付与アクリルポリマー と、特定の懸垂マクロマー単位を含有するアクリルポリマーと、長鎖アルキル( メタ)アクリル酸モノマーを含有するアクリルポリマーと、マクロマー基および 長鎖アルキル基の双方を含有するアクリルポリマーと、結晶性添加剤を含むアク リルポリマーとを含むクレヨンのりを提供する。 本発明のクレヨンのりは、 (a) i. アルキル炭素鎖長が炭素原子18乃至22個である少なくとも1種の結 晶性モノマー単位10乃至96重量部と、 ii. アルキル炭素鎖長が炭素原子14乃至175個である少なくとも1種のワ ックス様で柔軟なモノマー単位0乃至70重量部と、 iii.Tmが100℃の範囲にある少なくとも1種の粘着性付与モノマー単位9 0乃至4重量部と、 iv. 酸官能基を有するモノマー単位0乃至10重量部と、 v. 平均炭素鎖長が18乃至22のマクロマー単位0または0.5乃至20重量部 と、 vi. 炭素鎖長が炭素原子30乃至50個の範囲にある少なくとも1種の長鎖 アルキルアクリル酸モノマー単位0または2.5乃至20重量部と を含むアクリル酸をベースとする接着剤ポリマー50乃至100重量部と、 (b) 粘着性付与剤0乃至50重量部と、 (c) 結晶性添加剤0乃至35重量部と、 (d) 充填剤0乃至50重量部と の混合物を含む。 アクリルポリマーを含むこれらの接着剤調合物を、クレヨンの形に成型してク レヨンのように使用すると、基材上に接着剤が付着する。塗布中に生じる摩擦熱 によってポリマーが融け、一過性の粘着性接着剤が提供される。筆記性があり、 また一過性の粘着性接着剤も付着する機能性クレヨンのりは、ベースアクリレー トおよび粘着性付与アクリルポリマーから調製できる。改善された温度保管安定 性を有する機能性クレヨンのりは、鎖長のより長いアルキル基を含有するアクリ ルポリマー、および結晶性添加剤を含有するアクリルポリマーから調製できる。 改善された筆記性および改善された温度安定性を有する機能性クレヨンのりは、 マクロマー基を含有するアクリルポリマーから調製でき、より好ましくはマクロ マー基および鎖長のより長いアルキル基の双方を含有するアクリルポリマーから 調製できる。さらに粘着性付与アクリレートおよびマクロマーアクリレートに特 定の結晶性添加剤を添加し、温度安定性を同様に改善することもできる。機能性 でありより高い温度安定性も有するクレヨンのりは、背景文献中のクレヨンに対 し顕著な改善を提供する。 有利なことに本発明のクレヨンのりは、強固な結合を形成するが乾燥せず製品 機能に有害な成分損失を防止するためのバリヤタイプの包装も必要としない。さ らに、このような特性を有するため、最小かつ無駄のより少ない包装のオプショ ンが利用できる。さらに別の利点としてはスティックが固形状であることで、現 在の液状接着剤でよく見られるしたたり落ち、こぼれ、および意図しない塗布が 防止される。クレヨンのりが特に有用であるためには、子供がクレヨンのりで文 字や絵をかけるような特性をクレヨンに与えなくてはならない。 本発明のクレヨンのりは、紙、厚紙、木、工作材料その他での軽度な接着タス クのために、特定の塗布部位/領域に調節された量の接着剤を塗る手段として学 校、家庭およびオフィス市場で特に有用である。本発明のクレヨンのり調合物は 、良好な筆記性(容易な塗布)、良好な粘着性(フィンガータック)、良好な即 時接着(迅速な張り付き)、良好なオープン時間(結合形成時間)を提供し、結 合形成のための所用塗布圧力が低い(手または指で単にこするだけ)ことで技術 分野に改善をもたらす。 本発明のその他の長所としては、(1)易燃性、毒性および臭いなどの揮発性有 機溶剤の問題がない、(2)使用していない時、特にキャップなしの状態でも水性 スティックのりのように乾燥しない、(3)即時の粘着度、すなわち塗布後、接着 剤が「乾く」のを待たないで良い、(4)水性スティックのりに時として見られる 紙基材のしわ形成がない、(5)高価な容器が必要ない、および(6)大人や子供が容 易に使用できることが挙げられる。 ここでの用法では、 「結晶性モノマー単位」とは、そのホモポリマーのTmが約45乃至約68℃であ るモノマーを意味する。 「オープン時間」とは、塗布された接着剤が別の基材と結合形成するのに十分 な粘着性を保持する時間を意味する。 「粘着性の」とは、触った時にねばねばすることを意味する。 「マクロマー」とは、少なくとも1種の二官能基を含有するテレケリックポリ マーを意味する。 「テレケリック」とは、別の分子と選択的に反応し結合を形成する能力がある 官能末端基を1種またはそれ以上含有するポリマーまたはプレポリマーを意味し 、テレケリックポリマーまたはプレポリマーの官能価は、このような末端基の数 に等しい。 「ワックス様」とは、そのホモポリマーのTmが25乃至44℃であるモノマーを 意味する。 好ましい実施例の説明 有効でかつ消費者フレンドリーであるためには、クレヨンのりは塗布が容易で なくてはならない。このような製品は、必要な接着特性を提供し、物理的に安定 でなくてはならない。後者は、使用していない時にクレヨンのりが過度に粘着性 であったり、使用時に手に接着剤が付いたりしてはならないことを意味する。 本発明のクレヨンのりは、具体的には以下の特性を有する。第一に、クレヨン のりの融解温度(Tm)は、室温よりも高くなくてはならない。すなわち良好な 安定したクレヨンのり製品であるためには、クレヨンは約50℃、好ましくは60℃ を超える温度まで流動抵抗性である。このような温度は、保管または輸送状況下 で一般的に見られる温度である。第二に、クレヨンのりを紙などの基材上でこす った際、摩擦から生じる熱によりクレヨンのりが融解することが好ましい。第三 に、融解/軟化した接着剤は、容易に基材に移行する。第四に、この融解し移行 したポリマーは基材を濡らし、次に感圧性接着剤として機能しなくてはならない 。第五に、そこに別の物体を接着する間、接着剤は粘着性を保たねばならない。 すなわち許容できる「オープン時間」を有さねばならない。この時間内であれば 、接着剤は再固化または結晶化によりさらに丈夫な結合が形成するまで、物体を 共に保持して接着するのに十分な強度を有する。 例えば紙製品を張り合わせて2つの固着物を引き離した際に、このさらに丈夫 な結合は、接着剤境界面で破断せずに紙を破ったり紙の繊維を引き抜いたりしな くてはならない。紙の破れ/繊維の引き抜きは、用途に対し十二分な結合強度が あることを示唆する。 前述のように本発明は、表面にこすりつけてスティック先端に摩擦熱を発生さ せて塗布する揮発性溶剤を含有しない固形接着剤スティックである。融解温度以 上に加熱された接着剤は融けて、こすることで生じる剪断作用により表面に移行 する。 市販のスティックのりでは、水性ステアリン酸ナトリウムゲル系中のポリビニ ルピロリドンポリマーが使用される。その短所としては、製品の乾燥を防ぐため に高価な容器が必要であり、塗布中に即時的なフィンガータックを提供せず、頻 繁に紙にしわを作ったりひだを寄せたりすることが挙げられる。 本発明のクレヨンのりは、接着剤組成物として特定のアクリルポリマーと、粘 着性付与アクリルポリマーと、マクロマー/アクリルポリマーと、長鎖アルキル 基を有するアクリルポリマーと、マクロマー基および長鎖アルキル基の双方を有 するアクリルポリマーと、結晶性添加剤を有するポリマーを用いて製造できる。 驚くべきことに、2つまたはそれ以上の高いTgモノマーの共重合またはターポ リマー形成からは、より低いTg摩擦活性化ポリマーが製造された。 クレヨンのりの製造に使用されるポリマーは、顔料などの充填剤および粘着性 付与剤などのその他の添加剤と混合できる。このような追加的成分の量は、追加 される成分の特定機能のために通常使用される量である。例証の目的で、本発明 の範囲内のクレヨンのりを粘着性付与アクリルポリマーと、粘着性付与剤と、青 色顔料との混合物から製造し、青色「着色」クレヨンのりを製造することするこ とが考察された。成分混合物を使用してクレヨンのりを製造する場合、ベース接 着剤ポリマーは50乃至99重量部の範囲で存在し、追加的成分が残りを形成して10 0重量部になる。 有用な「接着剤」ポリマーとしては、以下の単位の一部または全部を有するモ ノマー組成物を有するものが挙げられる。結晶性モノ マー(例えばODA)、柔軟なワックス様モノマー(例えばSMA)、粘着性付 与モノマー(例えばIBOMAのIBOA)、酸をベースとするモノマー(例え ば(メタ)アクリル酸)、マクロマー単位(例えばアクリル酸オクタデシル)、 および長鎖アルキルアクリル酸モノマー単位(例えばアクリル酸テトラコンチル )(「A:B:C:D:E:F」とも称し、ここでAは10乃至90重量部であり、Bは 0乃至70重量部であり、Cは90乃至10重量部であり、Dは0乃至10重量部であり 、Eは0または0.5乃至20重量部であり、Fは0または2.5乃至20重量部であるが 、但しポリマーのモノマー単位は100重量部に等しい)。上述のように、接着剤 組成物中に接着剤ポリマーと組み合わさった粘着性付与剤を使用することも可能 である。 接着剤ポリマーの調製に使用される重合可能なモノマーは、一般に短鎖モノマ ーがポリマー鎖の骨格に沿って伸びる一方、長鎖成分は一部(重合可能な部分) のみが骨格に組み込まれ、鎖長の大部分はポリマー骨格に懸垂したままになるよ うに組み合わされる。クレヨンのりの製造に特に有用なポリマーは、一般に固有 粘度(I.V.)が18乃至22の範囲にある。 本発明のクレヨンのりは、 (a) i. アルキル炭素鎖長が炭素原子18乃至22個である少なくとも1種の結 晶性モノマー単位10乃至96重量部と、 ii. アルキル炭素鎖長が炭素原子14乃至175個である少なくとも1種のワ ックス様柔軟なモノマー単位0乃至70重量部と、 iii.Tmが100℃範囲にある少なくとも1種の粘着性付与モノマー単位90 乃至4重量部と、 iv. 酸官能基を有するモノマー単位0乃至10重量部と、 v. 平均炭素鎖長が18乃至22であるマクロマー単位0または0.5乃至20重 量部と、 vi. 炭素鎖長が炭素原子30乃至50個の範囲にある少なくとも1種の長鎖 アルキルアクリル酸モノマー単位0または2.5乃至20重量部と を含むアクリル酸をベースとする接着剤ポリマー50乃至100重量部と、 (b) 粘着性付与剤0乃至50重量部と、 (c) 結晶性添加剤0乃至35重量部と、 (d) 充填剤0乃至50重量部と の混合物を含む。 本発明のクレヨンのりの製造に特に有用なポリマーとしては、例えばアクリル 酸オクタデシル(ODA)、メタクリル酸ステアリル(SMA)、アクリル酸イ ソボルニル(IBOA)およびメタクリル酸(MAA)またはアクリル酸(AA )などから調製されたものが挙げられる。このように調製されたクレヨンのりは 、粘着性が低くオープン時間が短いワックス様硬度のクレヨンから、オープン時 間が長い柔軟で粘着性のクレヨンに至るまで様々である。 粘着性付与モノマー(IBOA)濃度がより低く、結晶性モノマー(ODA) 濃度がより高いポリマーの組み合わせからは、有用なクレヨンのりもできるが、 概して堅くなりがちでそれ自体は好ましくないクレヨンのりが製造される。粘着 性付与モノマー(IBOA)濃度がより高く(10乃至40重量%)、結晶性モノマ ー(ODA)濃度がより低い(10乃至40重量%)ポリマーからは、オープン時間 が長い粘着性接着剤を付着する筆記性のより高いクレヨンが製造され、概して好 ましい。好ましいアクリルポリマーは、DSCで測定した融解温度(Tm)が25 乃至40℃の範囲、融合熱(dH)が35乃至55J/gの範囲にある。 好ましいポリマーは、以下の組成範囲に当てはまる。 ODA:SMA:IBOA:AAの重量比が20乃至60:0乃至62:12乃至40:0乃 至5であって、より好ましい組成としてはODA:SMA:IBOA:AAコポリ マーの重量比が33.33:46.67:20:0.5である。またその他の結晶性モノマーも、本 発明を例証するためにここで使用できる。 堅く筆記性に劣り、融解温度が39℃を超えるクレヨンを製造する上述したこれ らのアクリルポリマーの性能は、粘着性を提供することで改善できた。これによ って融解温度がより低く、より柔軟で粘着性が高くオープン時間が長いクレヨン のりが得られた。上述したようにこれらの粘着性付与クレヨンのりは、堅いワッ クス様の粘着性が低いクレヨンから、柔軟で粘着性のオープン時間が長いクレヨ ンに至るまで様々である。もちろんこれには開始ポリマー組成物および粘着性付 与剤が影響する。粘着性付与剤の添加量が多すぎると接着剤組成物は液体になっ てしまう。アクリルポリマーの融解温度および望ましい粘着度によって粘着性付 与剤の使用量が定まり、このような量は通常以下の範囲にある。融解温度が35乃 至38℃のポリマーに対しては粘着性付与剤10%、融解温度が38.1乃至40℃のポリ マーに対しては粘着性付与剤20%、融解温度が40乃至42.6℃のポリマーに対して は粘着性付与剤30%、融解温度42.7乃至45℃のポリマーに対しては粘着性付与剤 40%、融解温度が46乃至50℃のポリマーに対しては粘着性付与剤50%。 より好ましい粘着性付与ポリマーは、ODA:SMA:IBOA:MAAの重量 比が28乃至60:20乃至60:4乃至20:0乃至5であって好ましい粘着性付与剤と してPiccolyte HM-90を含むというポリマー基準に当てはまり、例としては以下 が挙げられる。ODA:SMA:IBOA:MAAの重量比が60:20:20:0.5であっ て約30重量%のPiccolyte HM-30を含み、好ましくは重量比が44:44:12:0.5で あって約20重量%のpiccolyte HM-90を含み、より好ましくは重 量比が28:60:12:0.5であって約10重量%のpiccolyte HM-90を含む。もちろん 本発明を実証するために、その他の組成物および粘着性付与剤をここで使用する こともできる。 本発明でクレヨンのりとして有用な別のアクリルポリマータイプは、マクロマ ー単位を含有するものである。機能的に反応性のマクロマーは、例えばアクリル 酸オクタデシル(ODA)と、アクリル酸ベヘニル(BeA)と、アクリル酸テ トラデシル(TDA)、メタクリル酸テトラデシル(TDMA)、アクリル酸ヘ キサデシル(HAD)、メタクリル酸ヘキサデシル(HDMA)、ODA、メタ クリル酸オクタデシル(ODMA)、アクリル酸エイコシル(ECA)、メタク リル酸エイコシル(ECMA)、BeAおよびメタクリル酸ベヘニル(BeMA) などの混合物との対応するテレケリックプレポリマーから、最終マクロマー融解 温度(Tm)が約35乃至70℃、より好ましくは約45乃至60℃の範囲になるように 調製される。ODAからは計算上の分子量が2500、5000、11,000および20,000g/ モルのマクロマーが、BeAからは計算上の分子量が4500および11,000のマクロ マーが調製された。計算上の分子量が約11,000のODAマクロマーをここではO DA〜11,000macと称し、その他のマクロマーもそれぞれ同様に称する。マクロ マーは、ここで述べるクレヨンのりポリマーのために標準的な重合技術によって アクリルポリマーに組み込まれる。これらの機能的反応性マクロマーとしては、 上述の特定マクロマーが挙げられるが、これに限定されるものではない。 好ましいマクロマー/アクリルポリマーは、摩擦活性化後に粘着性の骨格を有 し、それに懸垂したワックス様またはワックス様硬度の懸垂マクロマー基を有す る。理論に拘束されることは意図しないが、結晶性/ワックス様、ワックス様硬 度断片がポリマー鎖間の共結晶化によってポリマーを強化することで筆記性を改 善し、ポリマ ーにより高い温度安定性を提供するものと考えられる。このことはこれらのポリ マーのDSCにおいて、ODAマクロマーではおよそ47乃至49℃、BeAマクロ マーではおよそ68℃のより高い温度ピークが得られることから実証される。マク ロマー含有量が増大するに連れて、これらのピーク強度も増大する。マクロマー が提供するより高度な安定性も、ポリマーが「融解して流動する」温度を測定す る単純な融解試験を用いて実証できる。 紙の破れの観点から見たより好ましいマクロマー/アクリルポリマーの例は、 ODA:SMA:IBOA:AA:ODAmacの重量比が4乃至34:39乃至60:14乃 至28:0乃至5:1乃至20であるという基準に当てはまり、より好ましいマクロ マー/アクリレート組成物としては、以下が挙げられる。ODA:SMA:IBO A:AA:ODA〜11,000macの重量比が32.3:46.7:20:0.5:1。ODA:SMA:I BOA:AA:ODA〜2500macまたはODA〜20,000macの重量比が29.3:46.7:20 :0.5.4。ODA:SMA:IBOA:AA:ODA〜5000macの重量比が25.3:46.7:2 0-0.5:8。ODA:SMA:IBOA:AA:ODA〜11,000macの重量比が18.9:56. 7.18.9:0.5:5。ODA:SMA:IBOA:AA:BeA〜11,000macの重量比が18.3 :54.9:18.3:0.5:8。もちろん本発明を実証するために、その他の組成物およびマ クロマーをここで使用することもできる。 別の方法としてはクレヨンのりの要求事項の全てを満たすが、マクロマーモノ マーを使用しない非マクロマーポリマーも、本発明のクレヨンのりの製造に使用 できる。アルキル鎖中に炭素原子26乃至34個を有するアクリル酸トリコンチル( TrCA)(Petrolite から)、アルキル鎖中に炭素原子36乃至44個を有するア クリル酸テトラコンチル(TCA)(Petroliteから)、アルキル鎖中に炭素原 子46乃至54個を有するアクリル酸ペンタコンチル(PCA)(DIAX-5113、 Petroliteから)などのアルキル鎖長の長いアクリ レートモノマーを基本的なクレヨンのりポリマーに組み込むことで、温度安定性 の優れた接着剤組成物が製造されることが分かった。例えばアクリル酸ペンタコ ンチルをアクリル酸オクタデシル(ODA)、メタクリル酸ステアリル(SMA )、アクリル酸イソボルニル(IBOA)およびアクリル酸(AA)に組み込む ことで、許容できる粘着性、改善された筆記性および大幅に改善された温度安定 性を有し、クレヨンのりに成型できるポリマーが得られる。このような接着剤組 成物を使用して調製されたクレヨンのりは、95乃至105℃まで安定しており(流 動しないと定義される)、優れた筆記性を持ちながら紙に破れを生じることがで きる。前述したようにこれらの粘着性付与クレヨンのりは、ワックス様で堅く粘 着性が低いクレヨンから、柔軟で粘着性のオープン時間が長いクレヨンに至るま で様々である。 マクロマー/アクリルポリマーと同様に、長鎖アルキルポリマーは摩擦活性化 後に粘着性の骨格を有し、懸垂した長いワックス様硬度のアルキル鎖を有する。 このことは、これらのポリマーのDSC分析において、アクリル酸ペンタコンチ ル含有ポリマーでは102乃至110℃、アクリル酸テトラコンチル含有ポリマーでは およそ78℃(50乃至95℃の幅広いピーク)のより高い温度ピークが得られること から分かる。長鎖アルキルモノマーの含有量が増大するに連れて、これらのDS Cピーク強度も増大する。ポリマー/クレヨンのりの安定性も、ポリマーが融解 して紙の上/内部に流れる温度を測定する単純な融解/浸透試験によって実証で きる。 紙の破れおよび温度安定性の観点から見たより好ましい長鎖アルキルアクリル ポリマー(炭素鎖長がC30乃至C50の範囲にある)の例は、ODA:SMA:IB OA:AA:PCの重量比が18乃至22:44乃至70:18乃至22;0乃至5:3乃至20という 基準に当てはまり、より好ましい長鎖アルキルアクリルポリマー組成物の例とし ては、 ODA:SMA:IBOA:AA:TrCAまたはPCAの重量比が20:54:20:0.5:6 、およびODA:SMA:IBOA:AA:PCAの重量比が20:48:20:0.5:12であ るものが挙げられる。もちろん本発明を実証するために、その他の組成物および 長鎖アルキルアクリレートモノマーをここで使用することもできる。通常、重合 可能混合物に必要な長鎖アルキルアクリルポリマーの百分率は、炭素鎖長と釣り 合っており、すなわち炭素鎖長が短ければ(C35未満)この成分がより多く必要 である。 別の方法として、そして最も好ましい方法としては、本発明のクレヨンのりの 製造にマクロマー基と長鎖アルキル基の双方を含有するポリマーを使用すること ができる。これらの両者を組み込むことで、機能的要求事項を全て満たし、さら に重要なことには改善された筆記性および保管安定性を有するクレヨンのりが製 造されることが分かった。ここで有用なマクロマー単位および長鎖のアルキルア クリレートモノマーの双方については、上で述べた。 筆記性、フィンガータック、紙の破れおよび温度安定性の観点から見たより好 ましいマクロマー/長鎖アルキルアクリルポリマーは、ODA:SMA:IBOA :AA:ODAmac:PCAの重量比が7乃至30:30乃至62:10乃至20:0乃至5: 9乃至17:4乃至10という基準に当ては まり、より好ましい組成物の例として は、ODA:SMA:IBOA:AA:ODA〜11,000mac:PCAの重量比が14.33: 42:20:0.5:16.67:6および10:50.4:16:0.5:17:6であるものが挙げられる。 必要に応じて酸、二酸、アルコール、ジオール、ワックスなど直鎖炭化水素ベ ースの様々な官能基を有する結晶性添加剤をアクリルポリマーに添加して、クレ ヨンのりにより高い温度安定性を提供することもできる。 結晶性添加剤は、アクリルポリマーに対して融解混和性(融解時 に透明単一相系を形成する)であり、冷却時に部分的にまたは完全に結晶化して ポリマー中に微細分散相を形成する。これによってポリマーの凝集力を破損する ことなく、アクリルコポリマーが強化されると考えられる。添加剤/ポリマー配 合物は、添加剤の存在により迅速なセットアップ時間を示し、例えば120℃融解 から流し込んだ場合、配合物は数秒以内に不透明になり数分以内に固化する。 結晶性添加剤は、結晶性添加剤の融点になるまでは改善された保管安定性(す なわちクリープおよび流動抵抗性)をポリマーに提供する。添加剤の量が中程度 で3乃至約35重量%の場合、粘着性は損なわれずむしろ核剤として作用すること で再結晶化を促進する傾向がある。添加量がより高くなると、粘着性が低下して 接着剤層破損が生じる。 ここで有用であるためには、添加剤はベースポリマーから(少なくとも部分的 には)結晶化する。添加剤のn-アルキル鎖長は、一官能価の場合、少なくとも炭 素20個、好ましくは少なくとも炭素原子22個であり、融点は少なくとも50℃、好 ましくは少なくとも70℃である。 有用な結晶化添加剤の部分的リストとしては、例えば以下が挙げられる。 1.直鎖 40および50個の炭素鎖長の第一直鎖完全飽和アルコールが特に効果的である。 アルコールは対応する直鎖ワックスと比べて、極性のより高いアクリルポリマー に対する混和性がより高い。アルコール配合物は、ワックス配合物よりも粘着性 に優れている。 前述したテレケリックポリマー(非機能化)およびマクロマーポ リマーもまた添加剤として本発明のアクリルポリマーに添加できる。利点を得る ためには、これらをポリマー骨格中に重合させる必要はない。これらは添加剤と して、結果的に得られるクレヨンのりポリマーにより高い筆記性と改善された温 度安定性を提供する。しかし場合によっては、共有結合したマクロマーの方が性 能がより良く見えることもある。テレケリック単位およびマクロマー単位は、Tm が40乃至65℃のホモポリマー性または共重合性であっても良い。これらの融解 /流動温度は、ベースアクリルポリマーに安定性と凝集力を提供しこれらの有用 性を左右する。ベースアクリレートクレヨンのりポリマーに対するこれらのテレ ケリックポリマーの相溶性は、コテレケリックポリマーおよびより長いテレケリ ックポリマーを使用することで調節、改善できる。 クレヨンのりポリマーには、融解混合によって炭酸カルシウム、ケイ酸、ベン トナイト粘土、ガラス球およびバブル、木粉などの充填剤を容易に混合できる。 希望に応じて、染料や顔料などの着色料も使用できる。熱加工中にポリマーの退 色を低下させるために抗酸化剤を使用することもできる。上述の充填剤やTmが3 8℃を超える高融解点アクリルポリマーまたはコポリマーなどその他の材料によ る上塗り、紙、紙製ライナー、プラスチックフィルムなどを使用して、クレヨン のりポリマーの特徴に起因して経験されるかもしれないべた付き感を低下させる こともできる。上塗りによって、曲げ応力を加えた際の破砕に対する抵抗性とし て定義されるクレヨンの全般的な(破壊)強度を向上させることができる。この ような充填剤の量は、このような充填剤と一般的に結びついた効果を生じるのに 効果的な量である。 さらに例えばウッドロジン、ウッドロジンエステル、テレピンなどの当業者に 知られた粘着性付与剤を含めた粘着性付与剤をポリマ ーに混合することもできる。オプションとして、可塑剤または粘着性付与剤など の中実または被包性の材料を添加することもできる。 本発明のクレヨンのりは、学校、家庭およびオフィス市場において紙、厚紙、 木、工作材料その他の軽度な粘着用に、特定の塗布部位/領域に調節された量の 接着剤を塗る手段としての用途がある。 本発明の特徴および長所は、以下の実施例によってさらに詳しく説明されるが 、これらの実施例で述べる特定の材料とその量、およびその他の条件と詳細は、 本発明を不当に制限するものではない。特に但し書きのある場合また自明な場合 を除き、あらゆる材料は市販品または当業者には既知のものである。 試験法 主観的評価 (1) 筆記性は、基材上への接着剤の付着しやすさとして定義し、筆記性が最も 高い、すなわち最も塗りやすい場合を5として1から5のスケールで評価した。 評価が3の場合、クレヨンは一筆で塗布領域に接着剤を完全に付着した。評価が 4または5の場合、接着剤付着量がより多いことを示す。紙基材上に接着剤を付 着するために、クレヨンを使うようにクレヨンのりを持って使用した(以下の客 観的評価1参照)。 (2) 付着した接着剤のフィンガータックを塗布後即座に判定し、評価が5の場 合を最も強力であるとした1から5のスケールで評価した。 (3) オープン時間は、接着剤が粘着性を保つ時間であり、筆記性およびフィン ガータックとともに評価した。 (4) 紙の破れは、接着剤ポリマーの固有強度である。これは以下のいくつかの 異なる手順で判定した。 (a) 第1の方法では、上記(1)に述べたようにして付着させた接着剤を7 0℃のオーブン中で45秒間融解した。サンプルを取りだして紙を接着剤の上に折 り畳み一緒に押さえた。約5分後に紙をゆっくりと引き離し、紙の破れ/繊維の 引き抜きを観察した。 (b) 第2の方法では、上記(1)に述べたようにして接着剤を紙基材の上 にこすりつけた。付着した接着剤上に1.26 x 10cm の紙片をのせ、指先で圧迫した。付着紙片をそれ自身の方向に180°の角度でゆ っくりと引っ張って紙が破れるかどうかを評価して、結合強度を主観的に評価し た。紙が破れた場合、破れた紙を塗布接着剤領域の全体と比較し、破れた紙の百 分率を記録した。紙が破れなかった場合、結合強度を1から5までのスケールで 評価した。評価が1の場合、付着物は十分な結合強度を有し2つの基材を共に接 着するが、わずかな力で分離する程度に弱かった。評価が5の場合、結合はもう 少しで紙が破れる程度に強かった。異なる気候環境を反映するために、試験時間 間隔を1時間、1日、1週間などに、また試験温度を70°F、80°F、90°Fな どに変化させることもできる。 (c) 第3の方法では、上記(1)に述べたようにして1.26 x 12.5cm断片の 厚手色画用紙の一端にクレヨン接着剤を塗布し、この端を反対側に接着して紙の 輪を作る。結合を一定間隔で引き離し結合強度を評価した。 客観的評価 (1) 筆記性は、A.A.T.C.C.クロックメーター(CM-5型)で5サイクル 中に紙の上に付着した接着剤の量によって測定した。試験前に45°の角度で切断 した1.3cm(1/2インチ)直径のクレヨンを保持するために、重さ0.9kg(2ポン ド)のクロックメーターヘッドおよびジグを使用した。クレヨンの先端をジグと 一直線にして45°の切断面が移動方向に対して垂直になるようにした。 (2) 90°角度剥離粘着性は、温度と湿度を一定にした部屋(22℃/相対湿度50 %)で測定した。上述のようにして2.53cm(1インチ)幅紙片上にクロックメー ターで接着剤を塗布した。別の紙片を最初の紙片上に即座にのせて2.2Kgの重し を転がした。接着剤を塗布した2分後に、ジョー速度30.4cm/分の材料試験用Si ntec System 1 Computerlzed Systemsで剥離粘着性試験を開始した。 (3) オープン時間は、上述のようにクロックメーターで紙に接着剤を塗り、次 に様々な時間間隔で指先による圧迫のみでその上に紙片を接着して測定した。10 分間の固定後、紙片を取り除き紙片上部から接着剤への繊維の移動を評価した。 「オープン時間」は、付着した接着剤が紙を破る時間と定義した。 (4) 融点および融合熱を測定するために示差走査熱量計(DSC)を使用した 。試験は、5乃至10mgのサンプルを-40℃に冷却し、次に10℃/分の割で(特定の 試験サンプルにより)100℃または110℃に加熱してDSC2910示差走査熱量計( DuPont Instruments)で行った。 (5) クレヨン高温安定性は以下のようにして測定した。クレヨンのりを約1mm x 1.3cm(1/16 x 1/2インチ)の円盤に切って、1枚の紙にのせた。次に円盤を 300℃のオーブンに入れ平衡状態にして、時間をかけてゆっくり温度を上昇させ た。クレヨンの融点は、ポリマーが融けて流動し始める温度と定義した。 (6) 固有粘度はSchott-Gerate GmbH Viscometer,P.O.-TRACH113 0,D6238 Hofheim a.Ts.West Germanyを用いてASTMD2857-87によっ てトルエン中26.010.5℃で測定した。 ポリマー調製およびクレヨンのり調製の一般手順 ポリマーおよび結果的に得られるクレヨンのり調製のために用いた一般手順は 次の通りである。ポリマーは一般に、35%モノマーの溶剤中で60℃(大部分のポ リマー)から、80℃(アクリル酸ペンタコンチル含有ポリマー)の間の異なる重 合温度で調製した。ポリマーを60℃の強制空気オーブン中で約24時間、次に120 ℃で約4時間、100%固形分になるまで乾燥させた。重合溶剤としてトル エンを使用した場合、最終乾燥温度は140℃にした。乾燥した高温のポリマーを 剥離ライナー紙を敷いた1.26 x 6.3cmの円形の型に流し込み、室温に冷却させた 。クレヨンのりを取りだしてラベルを付けた。 一般的ポリマー調製法A 実施例No.2。ODA:SMA:IBOA:AAの重量比が33.3:46.7:20:0.5のク レヨンのりポリマー。撹拌装置、温度計、IR2Therm-o-watch、窒素注入口、 バブラーおよび還流冷却器を装着した5lの樹脂フラスコ中にEtOAc中の61% ODAを382.48g、SMAを326.69g、IBOAを140.00g、AAを3.50gおよびヘ プタンを1150.83g入れた。撹拌および中程度の窒素パージを開始し、反応混合物 を65℃に加熱した。その温度で2,2'-アゾビスイソブチロニトリル(VAZO-64 )0.5000gを添加し、窒素パージをゆっくりと泡立つ程度にまで減速した。15.5 時間後に反応混合物を80℃に加熱して、さらに0.3500gの2,2'-アゾビスイソブチ ロニトリルを添加した。4時間後に反応混合物を室温に冷却した。 一般的ポリマー調製法B 但し書きのある場合を除き以下の表中のポリマーは全て、全モノマーを基準に して0.5000重量%のVAZO-64を含む35%モノマーで重合法Bを用いて調製し た。 実施例No.1。IBOA:SMA:MAAの重量比が6.43:93.45:0.13のポリマ ー。1パイント容量のびんにIBOAを5.14g、SMAを74.75g、メタクリル酸 (MAA)を0.10g、n-ヘプタンを100.00g、酢酸エチルを20.00g、およびVAZ O-64を0.4000g入れた。溶液中に窒素を45秒間迅速に泡立たせて反応混合物から 酸素を除去した。びんを テフロンライナー付きキャップで密封し、次に60℃のAtlas Launder-o-meter に16時間入れた。上述のように溶剤を除去し、高温のポリマーを型に流し込んで 冷ましクレヨンのりを形成させた。 実施例2-9 アクリルポリマー 表1は、許容できる筆記性、粘着性およびオープン時間を有する好ましいアク リルポリマーを示す。ポリマーNo.2、3、5および6は、全て紙を破ることが でき特に好ましいポリマーである。表1に示したように、融点(Tm)が34乃至3 5℃で最高38℃までである単一DSC融解吸熱量を有するこれらのアクリルポリ マーは、室温で最良のクレヨンのり特性を示した。Tmが38℃を超えると表2に 示すようにポリマーはより堅くなり、クレヨンのりとしては良好に機能しなかっ た。Tmが32乃至33℃未満の場合、ポリマーは室温でクレヨンのりとして機能す るには柔らかくなりすぎ始めた。 実施例10-19 粘着性付与アクリルポリマー 表2に列記したアクリルポリマーは、重合法Bによって調製されTmは38℃を 超えた。Tmがより低いポリマーである表1からの実施例2、3および4も、追 加的な粘着性付与剤の傾向と利点を比較実証するため表に含めた。 粘着性付与クレヨンのりを調製するための一般的手順は次のようである。いず れもHercules Inc.から入手できるForal-85、Foral-AXまたは好ましくは Piccolyte HM-90などの粘着性付与剤の適切量を、前もって乾燥させたアクリ ルポリマーに加えた。この混合物 を撹拌しながら再加熱し、剥離ライナー紙を敷いた1.26 x 6.3cmの円形の型に高 温の組成物を流し込み、冷却してクレヨンを形成させた。逆に粘着性付与剤を溶 液中のアクリルポリマーに添加して、前述のように混合物から溶剤を除去し、次 に型に流し込むこともできる。 表2ではTmが33乃至35℃にあるこれらの表1のアクリルポリマー、実施例2 、3および4が良好な90°剥離粘着性値を有することが観察される。これらに粘 着性付与剤を20乃至30%添加すると、粘着性値は実質的に低下して粘着性付与過 剰が示唆される。逆にTmが35から約38℃の範囲にある(実施例3および17)ポ リマーに粘着性付与剤を10%添加すると、紙の破れを生じる程度にまで接着剤性 能を改善することが観察された。Tmが38.1から約40℃の範囲にあるポリマー( 実施例11、13、14、18および19)では、紙の破れを生じるためには約20%の粘着 性付与剤が必要だった。組成物が紙を破るようになるまでには、Tmが約40.0か ら約42.6℃の範囲にあるポリマーでは30%の粘着性付与剤が、Tmがさらに高い ポリマー(実施例16)ではより高い濃度の粘着性付与剤(40乃至60%)が必要だ った。最も好ましい組成物は、塗布後2から2.5分間乃至1から2時間以内に紙 の破れまたは紙からの繊維の引き抜きを生じるものと定義された。2乃至2.5分 間で紙の破れを生じた実施例は、粘着性付与剤10%添加の組成物3および17、粘 着性付与剤20%添加の組成物13、18および19、粘着性付与剤30%添加の組成物10 、11、14および15であった。いくつかのクレヨンのりは良好な90°剥離粘着性値 を有したが、紙の破れを生じなかった。粘着性付与剤30%添加の実施例13、18お よび19は、紙の破れが必要でない要求度の低い用途において良好な粘着性を提供 した。いくつかの実施例の筆記性およびオープン時間は、90°剥離データ に従ったので(すなわち良好な剥離粘着性は、良好なオープン時間および筆記性 と相関していたので)表2には含めなかった。 実施例20-41 ヒドロキシ末端テレケリックポリマー 本発明で使用したマクロマー調製の一般的手順には、最初に表3に列挙したヒ ドロキシ末端テレケリックプレポリマーを作成し、次に後者を塩化アクリロイル (ACl)、塩化メタクリロイル(MACl)、2'-メタクリル酸イソシアナトエ チル(IEM)、イソシアン酸-3-イソプロペニル-α,α-ジメチルベンジル(I PDMBI)などを使用して機能化することが含まれる。さらにこれらのテレケ リックプレポリマーを作成するために用いられる遊離ラジカル法により、ホモポ リマーおよびヒドロキシ末端テレケリックプレポリマーが作り出される。 表3の実施例23aは、以下の重合法Bによる計算上の分子量が約11,000である ODAヒドロキシ末端テレケリックプレポリマー(ODA〜11,000mac-OHと称 する)の調製品を表す。16オンスびんにアクリル酸オクタデシル(酢酸エチル中 61%)を114.75g、アクリル酸(AA)を0.35g、メルカプトエタノール(ME) を0.35g、VAZO-64を0.3500gおよびヘプタンを85.25g入れた。表面下で窒素 を迅速に45秒間泡立てて混合物から酸素を除去した。テフロンライナー付きキャ ップでびんを密閉し、65℃の水浴(Launder-o-meter)中に16時間入れた。びん を取りだして室温に冷却し、テレケリックプレポリマーを取り除いた。 計算上の分子量が約2500、5000、7500および20,000g/モルであるその他のOD Aヒドロキシ末端テレケリックプレポリマーも同様にして調製し、それぞれ実施 例20、21、22および28として表3に示した。実施例23cから27は、様々な量のO DAホモポリマー を含むテレケリックポリマーを示す。MEの量が増大するに連れてテレケリック ポリマーの量は増大し、重合開始剤は減少した。計算上の分子量が約4500および 11,000g/モルのアクリル酸ベヘニル(BeA)ヒドロキシ末端テレケリックプレ ポリマーも同様にして調製した(実施例29および30)。さらに上記およびHAD 、TDAなどの同様なモノマーの組み合わせもここで有用なモノマーの範囲に含 まれる。 実施例31-41 マクロマーポリマー 以下の実施例で示されるように、塩化アクリロイル(ACl)、塩化メタクリ ロイル(MACl)、2'-メタクリル酸イソシアナトエチル(IEM)、イソシアン 酸-3-イソプロペニル-α,α-ジメチル(IPDMBI)などとの反応によって、 ヒドロキシ末端テレケリックポリマーを機能化した。 実施例33は、計算上の分子量が約11,000である対応するODAヒドロキシ末端 テレケリックプレポリマーと塩化アクリロイルからのODA〜11,000マクロマー の調製品を表す。トリエチルアミン2.00gをヒドロキシル末端アクリル酸オクタ デシルテレケリックプレポリマー380.00gに撹拌しながら室温で添加した(実施 例23a)。後者の溶解を促進するために混合物を28℃に加熱した。溶液が透明に なったら加熱を中止し、塩化アクリロイル1.72gを滴下して加えた。即座に沈殿 が生じ、続いて軽度に発熱して41℃になった。反応混合物を3時間撹拌してから 1時間45℃に加熱後、室温に冷ました。溶液を100、50および50mlアリコットの 蒸留水で抽出し、次に無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過して最終的にOD A〜11,000マクロマーを得た。 イソシアネート類の1つを使用した場合は、以下の実施例34が示すようにジブ チルスズジラウレートなどの標準的触媒を使用することもできる。融解ODA〜 11,000ヒドロキシ末端テレケリックプレポリマー(実施例23b)243.13g(0.0080 ヒドロキシ官能価相当量)にIEMを1.14g(0.0074NCO相当量)およびDBT DLを0.0020g(IEMを基準にして0.17重量%)添加した。混合物を70℃に加 熱して一晩(約16時間)保温してから冷却した。このODA〜11,000マクロマー のトルエン中の固有粘度(I.V.)は0.1046だった。 異なるイソシアネートから調製した別のマクロマーの例を、実施例35に示した 。方法Aにより調製した融解ODA〜11,000ヒドロキシ末端テレケリックプレポ リマー(実施例23c)318.13g(0.0105ヒドロキシ官能価相当量)に、IPDMB Iを2.00g(0.0096NCO相当量)およびDBTDLを0.0020g(IPDMBIを 基準にして0.1重量%)添加した。混合物を70℃に加熱して一晩(約16時間)保温 してから冷却した。このODA〜11,000マクロマーのトルエン中の固有粘度(I .V.)は0.0785だった。 テレケリックプレポリマーおよび前述の結果的に得られる機能化マクロマーの その他の例は、表3に示した。 以下の実施例および表4aと7aの実施例が示すように、これらのマクロマーをク レヨンのりポリマーに組み込んだ。 実施例42-69 マクロマー/アクリルポリマー 重合法AまたはBを用いて、上述のマクロマーをクレヨンのりポリマーに組み 込んだ。以下の実施例では、使用した手順が示される。表4aはこの種類の代表的 ポリマーを示し、それらのクレヨンのり特性は、表4bに示した。 実施例53は、方法Bを用いて調製した重量比が25.33:46.67:20:0.5:8であるO DA:SMA:IBOA:AA:ODA〜11,000macポリマーを表す。8オンスびん にEtOAc中61%のODAを10.37g、SMAを11.67g、IBOAを5.00g、AA を0.13g、n-ヘプタン中26.8%のODA〜11,000macを7.46g、n-ヘプタンを36.92 およびVAZO-64を0.1200g入れた。表面下で窒素を迅速に45秒間泡立てて混合 物から酸素を除去した。テフロンライナー付きキャップでびんを密閉し、65℃の Atlas Launder-o-meter中に16時間入れた。びんを取りだして冷却し、溶剤を 取り除いた。高温のポリマーを型に流し込んで冷ましクレヨンのりを形成させた 。 これらのマクロマー/アクリルポリマーの改善された温度安定性は、表4bに示 される。(表1にまとめた実施例に比べて)改善された安定性は、これらのマク ロマーポリマー単位がより高い融解ピークを示すDSCによって確認された。こ れらのマクロマー単位がポリマーに貢献した総融合熱の百分率は、表4bに示した 。マクロマーの量がより多いポリマーは、より高い総融解熱百分率を示し、融解 および流動温度が表すように温度安定性がより高かった。またODAでは、より 大きいマクロマー分子量もより安定したクレヨンに貢献するようであった。表4a および4b、実施例42対46対51対56を参照されたい。ポリマー中のマクロマー濃度 が増大するに連れて、筆記性と温度安定性も増大した。しかしフィンガータック および粘着性は、幾分低下した。全ポリマーの全般的分子量を低下させると筆記 性が改善され、粘着度と粘着性が低下した。ODA〜11,000macは、その他のO DAマクロマークレヨンのりポリマーよりもさらに良好な筆記性とフィンガータ ックを提供した。 BeAマクロマーを用いたクレヨンのりポリマーを表5aに示し、それらの特性 は表5bに示した。これらを包含することで、クレヨ ンのりの温度安定性が67乃至69℃まで改善された。実施例73に見られるように、 濃度がさらに高くなるとクレヨンの筆記性が低下し始め、このマクロマーについ ては上限に近づいた可能性が示唆された。 実施例74-95 長鎖アルキルアクリレート含有アクリルポリマー 長鎖アルキルアクリレートモノマーを含有するこれらのポリマーによって、よ り高い温度安定性を示すクレヨンのりポリマーが例証される。これらの調製品は 、ODA:SMA:IBOA:AA:PCAの重量比が20:51:20:0.5:9である表6aの 実施例83によって例示される。8オンスびんにEtOAc中61%のODAを8.20g 、SMAを2.75g、PCAを2.25g、IBOAを5.00g、AAを0.13g、トルエンを43 .23gおよびVAZO-64を0.1250g入れた。溶液に泡立つ窒素を迅速に45秒間通し て反応混合物から酸素を除去した。テフロンライナー付きキャップでびんを密閉 し、80℃のAtlas Launder-o-meter中に16時間入れた。溶剤を取り除き、高温 のポリマーを型に流し込んだ。続く反応では、PCAを100℃に加熱して前もっ てトルエンに溶解した。75℃以下に冷却すると結晶化が始まる。 同様な長鎖アルキルアクリルポリマー組成物は、表6aに示した。これらのポリ マーの改善された温度安定性は、表6bに示した。ここでは実施例74から86の溶解 流動温度が、長鎖アルキルアクリレートを含有しないそれらの対応するベースポ リマーの29乃至35℃の温度(表1、実施例2)、あるいは実施例88から95の対照 ポリマー(表1、実施例4)の29℃未満よりもはるかに高いことが分かる。さら に、DSCによって示されるより高い融解ピーク、およポリマーに貢献するこれ らのピークの総融合熱百分率、すなわ ちより高い温度安定性にも注目すべきである。評価したモノマー中では、TCA モノマーよりも長鎖アルキル鎖モノマー(PCA)の方が、クレヨンに良好な温 度安定性を付与した。実施例74から76と、実施例82から95とを比較されたい。こ れらの鎖長のより長いアルキルアクリレートモノマーの濃度が増大するに連れて 、筆記性と温度安定性も増大した。しかしフィンガータックと粘着性は、幾分低 下した。表6aおよび6b中のクレヨン実施例のいくつかは、紙の破れを生じなかっ た。これらのほとんどは、再結晶化時間がより長い(10分間を超える)と紙の破 れを生じた。 実施例96-126 長鎖アルキルアクリレートモノマー含有マクロマー/アクリルポリマー 優れた筆記性、優れた粘着度、21乃至49℃の融解安定性および60℃を超える流 動安定性を示すクレヨンのりポリマーは、前述の長鎖アルキルアクリレートモノ マーを含有するマクロマー/アクリルポリマーによって例証される。 表7aおよび7bに示した実施例98は、重量比が15.55:46.64:15.55:0.5:13.80:8 のODA:SMA:IBOA:AA:ODA〜11,000mac:PCAポリマーであり、 これらのポリマーを代表する。方法Aによる本ポリマーの調製は次の通りである 。撹拌装置、温度計、IR2 Therm-o-watch、窒素注入口、バブラーおよび還流 冷却器を装着した1lの樹脂フラスコ中にEtOAc中の61%ODAを31.23g、S MAを57.13g、IBOAを19.05g、AAを0.61g、IOTGを0.61g、EtOAc/ ヘプタン溶剤中の33.51%ODA〜11,000macを50.43g、PCAを9.80gおよびト ルエンを180.80g入れた。撹拌および迅速な窒素パージを開始した。2乃至3分 後、窒素パージを減 速して、溶液を85℃に加熱した。CPAが完全に溶解した後、温度を80℃に低下 させ、VAZO-64を0.6125g加えた。4時間後、VAZO-64を0.0600g添加し 、反応を1.5時間後に停止させ室温に冷却した。Irganox1010を0.1229g、Cyano x LTPDを0.1229g撹拌しながら添加した。ポリマー溶液をアルミ皿に注いで9 0、100、110、120および130℃の各温度の強制空気オーブン中で2時間乾燥させ た。最終温度のポリマーを少量クレヨン型に注いで最終的にクレヨンのりを形成 させた。 上述の方法または重合法Bで調製したその他のポリマーは、表7aおよび7bに示 した。ポリマー特性に対する長鎖アルキル基の効果は実施例96から99で実証され るが、長鎖アルキルアクリレートの濃度が増大するに連れて、ポリマー融解/流 動温度が増大することが分かる。4乃至6%のPCA濃度は、クレヨンのりポリ マーに十分高い温度流動安定性を提供する。 実施例127-142 結晶性添加剤/アクリルポリマー 結晶性添加剤/クレヨンのりを調製する一般的手順には、室温で2つの成分を 合わせて混合しおよそ120乃至140℃に加熱することが含まれる。混合物が透明で 均質になったら、剥離ライナーを敷いた型に熱いまま注いで室温に冷ます。 クレヨンのりの温度安定性、筆記性、フィンガータックおよび紙粘着性に対す る様々なタイプの添加剤の効果は、表8にまとめた。これから結晶性添加剤の融 解温度が増大すると、対応するクレヨンのり組成物の融解/流動温度も増大する ことが分かる。これらの結晶性添加剤/クレヨンのりのほとんどは2分以内に、 いくつかは1日で紙の破れを生じた。即座に紙の破れを生じなかったものでは、 24時間のピッキングモードで紙の破れが示唆された。実施例135から137を参照さ れたい。 実施例143-159 アクリルポリマーに対するUnilin550結晶性添加剤 表9aおよび9bは、本発明のアクリルポリマーに対するより好ましい結晶性添加 剤の1つ、Unilin550の効果を示す。実施例143から145は、融解および流動温度 、筆記性、粘着度および紙の破れに対するUnilin550の濃度効果を示す。濃度増 大に連れて前者は増大したが、それ以外は減少した。ポリマーの分子量効果は実 施例146から148で示され、0.5%IOTGを含有する分子量のより低いポリマー は、分子量のより大きい同一ポリマー(0.1%IOTG)よりも筆記性が良く、フ ィンガータックは同程度であったが、紙の破れは不良であった。実施例156から1 59は異なる機能性付与剤を用いて調製されたODA〜11,000macから調製された ポリマーを示す。 比較実施例 粘着性付与エチレン酢酸ビニル(EVA)ポリマーまたはポリイソブチレンに 対するワックス添加などの一般的なホットメルト接着剤のアプローチを用いて同 様な製品を調製した。これらのアプローチは特許技術分野に入るが、接着剤が容 易に付着せずそして/または接着剤性能が許容範囲外の品質の劣るクレヨンのり が提供された(温度安定性は評価しなかった)。 比較のためにポリイソブチレン(米国特許第5,331,023号、実施例E1、E2、E6 、E8、E10、E17、E21-E23、E25およびE28)および粘着性付与エチレン酢酸ビニ ル(EVA)(ヨーロッパ特許出願第0 340 990 A2号)からクレヨンのりを調製 した。クレヨンのり としての粘着性付与EVAについては、多くの研究がなされ、後者の特許は研究 の出発点となった。紙の破れを生じたり、筆記性があったり粘着性だったりする クレヨンのり組成物が調製されたが、これらの望ましい性質を全て持ったクレヨ ン組成物は完成できなかった。5,331,023によってポリイソブチレンから調製し たクレヨンのりは、EVA系と非常に良く似ていたが、ただ達成できた最大の筆 記性は2.75でしかなかった。これらのクレヨンのいくつかは、粘着度の値が5で あったが、それらの対応する筆記性評価は0および1のレベルだった。成型した これらのポリイソブチレンクレヨンのりは、筆記性に劣り紙基材の表面を均一に 覆うことが非常に困難であった(表10参照)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KZ,RU,TJ,TM),A L,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES, FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 フランク,ジョン ダブリュ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427 (72)発明者 ハガー,パトリック ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a) i. アルキル炭素鎖長が炭素原子18乃至22個である少なくとも1種 の結晶性モノマー単位10乃至96重量部と、 ii. 平均アルキル炭素鎖長が炭素原子14乃至17.5個である少なくと も1種のワックス様で柔軟なモノマー単位0乃至70重量部と、 iii.そのホモポリマーのTmが80乃至110℃の範囲にある少なくとも 1種の粘着性付与モノマー単位90乃至4重量部と、 iv. 酸官能基を有するモノマー単位0乃至10重量部と、 v. 平均炭素鎖長が18乃至22であるマクロマー単位0または0.5乃至 20重量部と、 vi. 炭素鎖長が炭素原子30乃至50個の範囲にある少なくとも1種の 長鎖アルキルアクリル酸モノマー単位0または2.5乃至20重量部と を含み、トルエン中の固有粘度がグラム当たり0.05乃至0.40dlであるアクリル酸 をベースとする接着剤ポリマー50乃至100重量部と、 (b) 少なくとも1種の粘着性付与剤0乃至50重量部と、 (c) 少なくとも1種の結晶性添加剤0乃至35重量部と、 (d) 少なくとも1種の充填剤0乃至50重量部と の混合物を含む固体の熱可塑性アクリレート感庄性接着剤組成物。 2.物質を基材上に摩擦的にすり込むことで基材に接着剤フィルムを移行でき る熱可塑性感圧性接着剤物質形態の請求項1に記載の組成物。 3.接着剤物質がクレヨン接着剤として成型される請求項1に記載の組成物。 4.接着剤物質が摩擦活性化され溶剤フリーである請求項1に記載の組成物。 5.接着剤物質が重量比20乃至60:0乃至62:12乃至40:0乃至5のアクリル 酸オクタデシル:メタクリル酸ステアリル:アクリル酸イソボルニル:アクリル 酸から構成される請求項1に記載の組成物。 6.接着剤物質が粘着性付与剤5乃至50重量%および重量比28乃至60:20乃至 60:4乃至20:0乃至5のアクリル酸オクタデシル:メタクリル酸ステアリル: アクリル酸イソボルニル:(メタ)アクリル酸から構成される請求項1に記載の 組成物。 7.接着剤物質が重量比4乃至34:39乃至60:14乃至28:0乃至5:1乃至20 のアクリル酸オクタデシル:メタクリル酸ステアリル:アクリル酸イソボルニル :アクリル酸:アクリル酸オクタデシルマクロマーから構成される請求項1の組 成物。 8.接着剤物質が重量比18乃至22:44乃至70:18乃至22:0乃至5:3乃至20 のアクリル酸オクタデシル:メタクリル酸ステアリル:アクリル酸イソボルニル :アクリル酸:アクリル酸ペンタコンチルから構成される請求項1に記載の組成 物。 9.接着剤物質が重量比7乃至30:30乃至62:10乃至20:0乃 至5:9乃至17:4乃至10のアクリル酸オクタデシル:メタクリル酸ステアリル :アクリル酸イソボルニル:アクリル酸:アクリル酸オクタデシルマクロマー: アクリル酸ペンタコンチルから構成される請求項1の組成物。 10.(a) i. アルキル炭素鎖長が炭素原子18乃至22個である少なくとも1種 の結晶性モノマー単位10乃至96重量部と、 ii. 平均アルキル炭素鎖長が炭素原子14乃至17.5個である少なくと も1種のワックス様で柔軟なモノマー単位0乃至70重量部と、 iii.そのホモポリマーのTmが80乃至110℃の範囲にある少なくとも 1種の粘着性付与モノマー単位90乃至4重量部と、 iv. 酸官能を有するモノマー単位0乃至10重量部と、 v. 平均炭素鎖長が18乃至22であるマクロマー単位0または0.5乃至 20重量部と、 vi. 炭素鎖長が炭素原子30乃至50個の範囲にある少なくとも1種の 長鎖アルキルアクリル酸モノマー単位0または2.5乃至20重量部と を含み、トルエン中の固有粘度がグラム当たり0.05乃至0.40dlであるアクリル酸 をベースとする接着剤ポリマー50乃至100重量部と、 (b) 少なくとも1種の粘着性付与剤0乃至50重量部と、 (c) 少なくとも1種の結晶性添加剤0乃至35重量部と、 (d) 少なくとも1種の充填剤0乃至50重量部と の混合物を含むクレヨンのり。
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