JPH1148802A - 作業車の警報装置 - Google Patents

作業車の警報装置

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JPH1148802A
JPH1148802A JP21301497A JP21301497A JPH1148802A JP H1148802 A JPH1148802 A JP H1148802A JP 21301497 A JP21301497 A JP 21301497A JP 21301497 A JP21301497 A JP 21301497A JP H1148802 A JPH1148802 A JP H1148802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンクへの補給作業中に燃料を入れ過ぎ
て溢れる等の不具合を適切に回避させる。 【解決手段】 制御手段100によって、燃料タンク1
6への燃料補給中であることが判別され、さらにその燃
料補給中が判別された状態で燃料タンク16内の燃料が
満量状態になったことが判別されると、燃料タンク16
内の燃料が満量状態であることが警報手段101の作動
によって警報される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車に備えられ
た燃料タンクへの燃料補給作業に係わる作業車の警報装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインやトラクター等の作業車で
は、燃料タンクに軽油等の燃料を補給するときには、通
常、燃料タンク内の燃料の残量状態が指示針式の燃料計
や液晶表示器等に表示されるので、作業員はその残量表
示を見ながらタンク内への燃料補給を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、給
油口からタンク内に燃料を多く入れようとする場合に、
作業者は燃料の注ぎ口を見ながら作業する場合が多く、
しかも、タンク内部は暗くて見にくいことがあり、タン
ク内が燃料で満量状態になったにもかかわらず、それに
気がつかずに、さらに補給を続けて燃料がタンクから外
部に溢れる等の不具合が生じるおそれがあった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、上記従来技術の欠点を解消すべ
く、燃料タンクへの補給作業中に燃料を入れ過ぎてタン
クから溢れる等の不具合を適切に回避させることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1では、燃料タン
クへの燃料補給中であることが判別され、さらにその燃
料補給中が判別された状態で燃料タンク内の燃料が満量
状態になったことが判別されると、燃料タンク内の燃料
が満量状態であることが警報される。
【0006】従って、燃料タンクへの燃料補給中にタン
ク内の燃料が満量状態になると、作業員に対して警報さ
れるので、従来のように、作業員が満量状態になったこ
とに気がつかずに補給を続けて燃料がタンクから外部に
溢れる等の不具合を適切に回避させることができる。
【0007】請求項2では、請求項1において、燃料タ
ンク内の燃料の残量が検出され、その残量検出情報に基
づいて、燃料タンク内の燃料の残量が表示されるととも
に、検出される燃料残量の増加状態に基づいて燃料タン
クへの燃料補給中であることが判別され、さらに検出さ
れる燃料残量が満量検出値を越える時間が設定時間以上
継続すると、燃料タンク内の燃料が満量状態になったこ
とが判別される。
【0008】従って、燃料タンク内の燃料の残量の表示
によって、作業員がタンク内の燃料の量が満量状態に近
いか否か等を判断して、補給作業を一層適切に行うこと
ができながら、残量検出手段の検出情報を用いて、燃料
タンクへの燃料補給中か否かや、燃料タンク内の燃料が
満量状態になったか否かを的確に判別することができ、
もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0009】請求項3では、請求項2において、満量状
態が判別されると、満量状態を警報するために、燃料タ
ンク内の燃料残量の表示中に、満量状態であることを表
す満量情報が表示される。
【0010】従って、燃料タンク内の燃料の残量表示を
見ながら補給作業をしている作業員に対して、同じ残量
表示中において、満量状態であることを警報して知らせ
ることができ、もって、請求項2の好適な手段が得られ
る。
【0011】請求項4では、請求項1〜3のいずれか1
項において、満量状態が判別されると、音によって満量
状態であることが警報される。
【0012】従って、警報ブザー等から発生した音によ
って満量状態が知らされるので、作業員の視線等の状態
にかかわらず、的確に満量状態であることを判断するこ
とができ、もって、請求項1〜3のいずれか1項の好適
な手段が得られる。
【0013】請求項5では、請求項1〜4のいずれか1
項において、燃料タンク内の燃料が満量状態になったこ
とが判別された場合に、エンジンの出力回転数が設定回
転数以上のときは、作業車が走行停止状態であることが
検出されているときにのみ満量警報作動が実行される。
【0014】従って、例えば作業車が傾斜地等を走行し
ているときにタンク内の燃料が移動して、満量状態でな
いのに液面検知センサ等の検出値から満量状態が誤って
判別されたような場合には、満量警報の誤作動を適切に
防止することができる一方、エンジンの出力回転数が設
定回転数以上で作業車が走行停止しているときに、燃料
補給する場合には満量判別に基づいて適切に満量状態を
警報することができ、もって、請求項1〜4のいずれか
1項の好適な手段が得られる。
【0015】請求項6では、請求項5において、エンジ
ンの出力回転数が設定回転数以上のときに満量警報作動
を実行した場合には、作業車が走行停止状態から走行状
態に移行するに伴って満量警報作動が停止され、エンジ
ンの出力回転数が設定回転数未満のときに満量警報作動
を実行した場合には、エンジンの出力回転数が設定回転
数以上になるに伴って満量警報作動が停止される。
【0016】従って、エンジンの出力回転数が設定回転
数以上のときに満量警報作動を実行するのは、走行停止
状態で燃料補給した場合であるので、走行開始に伴って
満量警報を停止させることによって適切な警報停止を行
うことができ、エンジンの出力回転数が設定回転数未満
のときに満量警報作動を実行するのは、エンジンの始動
前か又は始動後の低回転数状態で燃料補給した場合であ
るので、エンジン回転数が設定回転数を越えたときに満
量警報作動を停止させることによって適切な警報停止を
行うことができ、もって、請求項5の好適な手段が得ら
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を作業車としての
コンバインに適用した場合の実施の形態について図面に
基づいて説明する。図1に示すように、コンバインに
は、左右一対のクローラ走行装置11を備えた機体Vの
前部に、刈取部12が設けられ、その後方に、操縦部1
3と、刈取部12にて刈り取られた穀稈を脱穀処理する
脱穀部14と、脱穀部14から供給される穀粒を貯溜す
るグレンタンク15等が搭載されている。操縦部13の
下方側位置に設けたエンジンEに対する燃料タンク16
が備えられ、図示しない給油口から軽油等の燃料を給油
するようになっている。刈取部12には、穀稈が触れる
とオン作動して刈取作業中を検出する株元センサS1が
設けられている。
【0018】操縦部13の前部側には、図2に示すよう
に、作業者に知らせるべき各種の稼働情報を表示するた
めの表示パネルCが設置され、その表示面は、ドットマ
トリックス式のグラフィックディスプレイに構成した液
晶表示部1と、充電ランプ2、予熱ランプ3、オイルラ
ンプ4、注意ランプ5及び左右のウインカーランプ6等
を備えている。液晶表示部1には、アワーメータ(稼働
時間)、エンジン回転数及びエンジン負荷等の稼働情報
が表示される(図4参照)。尚、オイルランプ4はオイ
ルスイッチがオンすると点灯し、充電ランプ2は充電ス
イッチがオンすると点灯し、左右の各ウインカーランプ
6は左右のウインカーランプスイッチが夫々オンすると
点灯する。
【0019】操縦部13には、図示はしないが、機体V
の操向を司るステアリングレバーや、エンジンEから脱
穀部14への動力伝達を入り切りする脱穀クラッチを操
作する脱穀レバーや、エンジンEから刈取部12への動
力伝達を入り切りする刈取クラッチを操作する刈取レバ
ー等が備えられている。尚、この脱穀クラッチの入り切
り状態を検出する脱穀スイッチS4が設けられている
(図3参照)。又、操縦部13には、エンジンEの回転
数を変更調節するためのアクセルレバーが備えられ、通
常は、アクセルレバーを始動位置に操作してエンジンE
を始動させた後、前記液晶表示部1に表示されるエンジ
ン回転数の表示を見ながら、作業用の定格回転数になる
ように出力増加側に操作する。
【0020】図3に示すように、表示パネルCには、マ
イクロコンピュータを利用して構成したメータ用コント
ローラ7が内蔵され、このメータ用コントローラ7に、
前記株元センサS1と、前記脱穀スイッチS4と、燃料
タンク16内の燃料の残量を検出する残量検出手段とし
てのフロート式の燃料センサS2と、エンジンEの出力
回転数を検出する回転数検出手段としての回転数センサ
S3の各検出情報が入力され、一方、メータ用コントロ
ーラ7からは、前記液晶表示部1と警報ブザー8とに対
する駆動信号が出力されている。尚、メータ用コントロ
ーラ7には、エンジンEの定格回転数の値(例えば29
00rpm)が記憶されている。
【0021】又、クローラ走行装置11に対するミッシ
ョン部に、車速を検出する車速センサS5と、走行中立
状態を検出する中立スイッチS6と、後進走行状態を検
出する後進スイッチS7とが設けられ、その各検出情報
もメータ用コントローラ7に入力されている。ここで、
車速センサS5の検出値が0で中立スイッチS6がオン
状態のときに走行停止状態と判断されるので、この車速
センサS5と中立スイッチS6とによって、コンバイン
が走行停止状態であるか否かを検出する走行状態検出手
段が構成される。
【0022】上記燃料センサS2は、タンク16内の液
面高さの変化によって上下するフロート17と、フロー
ト17を先端側で保持すると共に基端側がタンク上壁部
によって横軸芯周りに回動自在に枢支されたアーム17
aと、そのアーム17aの回動角を検出するポテンショ
メータ18とを備え、そのポテンショメータ18の検出
情報であるフロート17の上下位置つまり液面高さによ
って、タンク内の燃料の残量が検出されるように構成さ
れている。
【0023】図3に示すように、メータ用コントローラ
7と液晶表示部1とを利用して、前記燃料センサS2の
情報に基づいて燃料タンク16内の燃料の残量を表示す
る残量表示手段102が構成されている。具体的には、
図4に示すように、液晶表示部1の画面左端部に、点灯
状態と消灯状態とに切換自在な表示用のセグメントse
gが一列状に複数個並置されている。ここで、セグメン
トsegの個数は、通常は4個であるが、後述のように
燃料補給中が判別された場合には、図4(ロ)(ハ)の
ように、横方向に拡大する状態で8個に増える。ここ
で、一列状のセグメントsegの左端側が燃料残量減少
側に、右端側が燃料残量満量側にそれぞれ対応し、燃料
残量が多いほど、左端側から右端側に向けて点灯するセ
グメントの数を多くするように表示する。
【0024】燃料タンク16内の燃料が満量状態である
ことを警報する満量警報手段101が設けられ、この満
量警報手段101は、音によって上記満量状態であるこ
とを警報するとともに、前記残量表示手段102による
燃料残量の表示中に、満量状態であることを表す満量情
報を表示するように構成されている。具体的には、警報
ブザー8にて警報音を発生させ、また、図4(ハ)に示
すように、液晶表示部1の画面に、満量情報として“燃
料満タン”のメッセージを表示する。
【0025】前記メータ用コントローラ7を利用して、
燃料タンク16への燃料補給中であるか否かを判別し、
かつ、その燃料補給中を判別した状態で燃料タンク16
内の燃料が満量状態になったことを判別するに伴って前
記満量警報手段101を作動させる満量警報作動を実行
する警報制御手段100が構成されている。
【0026】ここで、警報制御手段100は、前記燃料
センサS2にて検出される燃料残量の増加状態に基づい
て前記燃料タンク16への燃料補給中であるか否かを判
別する。具体的には、燃料センサS2の検出信号を設定
時間間隔(例えば、100ms)でサンプリングすると
ともに、そのサンプリングデータの設定個数(例えば、
4個)を移動平均処理して得られた燃料残量値が所定時
間(例えば、1秒)連続して増加したとき、又は上記移
動平均処理して得られた燃料残量値がサンプリング時間
間隔(100ms)について所定回数(例えば、10
回)連続して増加したときに、燃料補給中であると判別
する。
【0027】又、警報制御手段100は、前記燃料セン
サS2にて検出される燃料残量が満量検出値を越える時
間が設定時間以上継続したときに、前記燃料タンク16
内の燃料が満量状態になったことを判別する。具体的に
は、燃料センサS2の検出信号を移動平均処理して得ら
れた前述の燃料残量値が、タンク内の燃料満量値に対し
て設定割合(例えば、燃料満量値の95パーセント)に
設定した満量検出値を所定時間(例えば、0.5秒)連
続して越えているときに、満量状態になったと判別す
る。
【0028】又、上記警報制御手段100は、前記回転
数センサS3と車速センサS5と中立スイッチS6の情
報に基づいて、エンジンEの回転数が設定回転数(例え
ば、500rpm)以上のときは、コンバインが走行停
止状態であるときにのみ前記満量警報作動を実行可能に
構成されるとともに、エンジンEの回転数が設定回転数
(500rpm)以上のときに前記満量警報作動を実行
した場合には、コンバインが走行停止状態から走行状態
に移行するに伴って前記満量警報作動を停止し、且つ、
エンジンEの回転数が設定回転数(500rpm)未満
のときに前記満量警報作動を実行した場合には、エンジ
ンEの回転数が設定回転数(500rpm)以上になる
に伴って前記満量警報作動を停止するように構成されて
いる。
【0029】以下、メータ用コントローラ7による制御
作動について、図5〜図8のフローチャートに基づいて
説明する。表示及び警報制御(図5)においては、エン
ジンEの回転数が設定回転数(500rpm)未満のと
きは、給油中であるか否かを判断し、給油中でないとき
は、図4(イ)に示す「アワーメータ」を表示し、給油
中のときは、図4(ロ)に示す「給油中表示」を表示す
る。この「給油中表示」では、画面左端側にバーグラフ
表示される燃料残量の表示用セグメントの数を、通常の
4個から8個に増加して拡大表示するとともに、画面に
“給油中”のメッセージを表示する。そして、上記給油
中において、燃料タンク16が満量状態であるか否かを
判断して、満量状態のときは、図4(ハ)に示すよう
に、画面に“燃料満タン”のメッセージを表示するとと
もに、前記警報ブザー8を作動させる満量警報作動を実
行し、さらに、警報フラグをオンする。
【0030】ここで、図6に示すように、燃料残量の検
出と表示処理が別の制御ルーチンで実行され、この残量
検出・表示処理では、燃料センサS2の検出値を設定時
間間隔(100ms)でサンプリングし、そのサンプリ
ングデータの設定個数(4個)を移動平均処理して得ら
れた燃料残量値を求め、その燃料残量値に対応する数の
表示セグメントを点灯させる。
【0031】又、上記給油中か否かを判断する給油判別
処理では、図7に示すように、上記残量検出処理にて求
めた燃料残量値が増加したか否かを、上記サンプリング
時間間隔(100ms)毎に判断して、増加していれば
給油カウント値を1つ加算し、減少していれば給油カウ
ント値をクリアする。そして、給油カウント値が設定数
(10)以上になったときに、給油中であると判別す
る。
【0032】又、上記満量状態か否かを判断する満量判
別処理では、図8に示すように、上記残量検出処理にて
求めた燃料残量値が前記満量検出値を越えているか否か
を、上記サンプリング時間間隔(100ms)毎に判断
して、増加していれば満量カウント値を1つ加算し、減
少していれば満量カウント値をクリアする。そして、満
量カウント値が設定数(5)以上になったときに、満量
状態を判別する。
【0033】エンジンが設定回転数(500rpm)以
上になると、先ず、前記警報フラグの状態を判断して、
警報フラグがオンのときは設定回転数未満で満量警報作
動しているのでその警報作動を停止させると共に、上記
警報フラグをオフする。次に、前記中立スイッチS6と
車速センサS5によって走行停止状態か否かを判断し
て、中立スイッチS6がオン状態で且つ車速検出値が0
である走行停止状態のときは、さらに給油中であるか否
かを判断して、給油中のときは、図4(ロ)の「給油中
表示」を表示し、さらに、燃料タンク16が満量状態の
ときは、前記満量警報作動を実行する。
【0034】一方、中立スイッチS6がオフ状態で且つ
車速検出値が0でない走行状態のときは、満量警報作動
中か否かを判断して、警報作動中であればその警報作動
を停止する。そして、この警報作動の停止後、及び、前
記走行停止状態であって給油中でないときは、刈取作業
の作業条件が成立しているか否かを判断し、作業条件が
成立するまで、図4(ニ)に示すように、画面右方向に
バー1aが伸縮するバーグラフ式のエンジン回転表示を
行い(図中、1bは定格回転数の位置を示すマークであ
る)、作業条件が成立すると、図4(ホ)に示すよう
に、1から4までの数字で負荷の大きさを表すエンジン
負荷を表示する。ここで、作業条件の判断については、
株元センサS1と脱穀スイッチS4がオン状態で、且
つ、中立スイッチS6と後進スイッチS7とがオフ状態
であって車速検出値が0.05m/sec以上のとき
に、作業条件が成立していると判断する。
【0035】〔別実施形態〕満量警報手段101として
は、音によるもの以外に、例えば、点滅作動する警報ラ
ンプ等であってもよい。
【0036】残量検出手段S2は、フロート式のセンサ
以外に、例えば、超音波式や光電式等のセンサでもよ
い。
【0037】残量表示手段102は、液晶表示部1の画
面において、セグメント画像を表示してその表示状態を
変化させるもの以外に、例えば、個別に点灯・消灯され
るLED式等の表示素子を列状に並べて構成したもので
もよい。
【0038】上記実施例では、残量検出手段S2の検出
値の増加状態に基づいて燃料タンク16への燃料補給中
か否かを判別したが、これに限るものではなく、例え
ば、燃料タンク16の蓋を開けたことを検出する手段を
設けて、作業員が蓋を開ける操作を行ったときに燃料補
給中になったと判別する構成でもよい。
【0039】上記実施例では、残量検出手段S2の検出
値に基づいて燃料タンク16内の燃料の満量状態を判別
したが、これに限るものではなく、例えば、燃料タンク
16内の上部位置に、燃料が接触するとオン作動する複
数個の感知式センサを設けて、この複数個の感知式セン
サが同時にオン作動したときに、満量状態になったと判
別する構成でもよい。
【0040】上記実施例では、走行状態検出手段を、車
速センサS5と中立スイッチS6にて構成したが、これ
に限るものではなく、例えば、中立スイッチS6だけで
構成してもよく、あるいは、駐車用のブレーキ装置の作
動を検出する手段等で構成してもよい。
【0041】作業車は、刈取作業用のコンバインに限ら
ず、これ以外の農作業車や、土木・建設用等の各種作業
車であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】表示パネルを示す平面図
【図3】制御構成を示すブロック図
【図4】稼働情報の表示内容を示す表示画面の図
【図5】制御作動のフローチャート
【図6】制御作動のフローチャート
【図7】制御作動のフローチャート
【図8】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
16 燃料タンク 100 警報制御手段 101 満量警報手段 102 残量表示手段 E エンジン S2 残量検出手段 S3 回転数検出手段 S5,S6 走行状態検出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車に備えられた燃料タンク内の燃料
    が満量状態であることを警報する満量警報手段と、 前記燃料タンクへの燃料補給中であるか否かを判別し、
    かつ、その燃料補給中を判別した状態で前記燃料タンク
    内の燃料が満量状態になったことを判別するに伴って前
    記満量警報手段を作動させる満量警報作動を実行する警
    報制御手段とが設けられている作業車の警報装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料タンク内の燃料の残量を検出す
    る残量検出手段と、前記残量検出手段の情報に基づいて
    前記燃料タンク内の燃料の残量を表示する残量表示手段
    とが設けられ、 前記警報制御手段は、前記残量検出手段にて検出される
    燃料残量の増加状態に基づいて前記燃料タンクへの燃料
    補給中であるか否かを判別し、かつ、前記残量検出手段
    にて検出される燃料残量が満量検出値を越える時間が設
    定時間以上継続したときに、前記燃料タンク内の燃料が
    満量状態になったことを判別するように構成されている
    請求項1記載の作業車の警報装置。
  3. 【請求項3】 前記満量警報手段は、前記残量表示手段
    による燃料残量の表示中に、前記満量状態であることを
    表す満量情報を表示するように構成されている請求項2
    記載の作業車の警報装置。
  4. 【請求項4】 前記満量警報手段は、音によって前記満
    量状態であることを警報するように構成されている請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の作業車の警報装置。
  5. 【請求項5】 エンジンの出力回転数を検出する回転数
    検出手段と、 作業車が走行停止状態であるか否かを検出する走行状態
    検出手段とが設けられ、 前記警報制御手段は、前記回転数検出手段及び前記走行
    状態検出手段の情報に基づいて、前記エンジンの回転数
    が設定回転数以上のときは、作業車が走行停止状態であ
    るときにのみ前記満量警報作動を実行可能に構成されて
    いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業車の警報
    装置。
  6. 【請求項6】 前記警報制御手段は、前記エンジンの回
    転数が設定回転数以上のときに前記満量警報作動を実行
    した場合には、作業車が走行停止状態から走行状態に移
    行するに伴って前記満量警報作動を停止し、且つ、前記
    エンジンの回転数が設定回転数未満のときに前記満量警
    報作動を実行した場合には、前記エンジンの回転数が設
    定回転数以上になるに伴って前記満量警報作動を停止す
    るように構成されている請求項5記載の作業車の警報装
    置。
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