JPH1147853A - 電動はぜ締機 - Google Patents

電動はぜ締機

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JPH1147853A
JPH1147853A JP21568497A JP21568497A JPH1147853A JP H1147853 A JPH1147853 A JP H1147853A JP 21568497 A JP21568497 A JP 21568497A JP 21568497 A JP21568497 A JP 21568497A JP H1147853 A JPH1147853 A JP H1147853A
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shaft
roller
attached
diameter gear
seaming
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Akio Kikuchi
昭男 菊地
Hidehiro Watanabe
秀洋 渡辺
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Sakata Seisakusho KK
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Sakata Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折版屋根材のはぜ部の幅員の大小に合せて調
整するはぜ締めローラーの位置の調整が、きわめて短時
間で処理できると共に、はぜ部の厚さの大小に関係な
く、むらなくはぜ締めができ、且レバーを押下すると電
源スイッチ機構がONになるようにした。 【解決手段】 はぜ締め支持ローラー13とはぜ締めロ
ーラー20との同軸上の大径ギヤー11、21を、はぜ
締めローラー20をはね上げても両ギヤー11、21の
上方部だけが常時噛合し、且前記はぜ締めローラー20
と接続する展開自在レバー26の下方部にバネ体27を
接続し、前記バネ体27にリンク28を接続し、前記リ
ンク28と開閉側支持板23とを接続せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動はぜ締機の分
野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動はぜ締機は、はぜ締めするは
ぜ部の形状や大きさ等に応じて、はぜ締めローラーの位
置を漸次調整するため、前記ローラーを取着するシャフ
トに同着のギヤーの噛合を離脱させたまゝネジの位置を
調整しなければならなかった。
【0003】さらに前記ネジの調整は、作業者によって
若干宛相違し、そのためはぜ部に対する締め付けにむら
が生じていた。
【0004】また前記のようなネジによって調整してい
るため、調整場所によって吊子部の個所ではぜ締機の速
度が落ちたり、あるいは前記吊子部以外の個所で、すき
間があいたりすることがあった。
【0005】さらに従来の電動はぜ締機は、重量的に重
くて、2人の作業者を必要としていた。そのため工事費
の昂騰を惹起していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、折版屋根材
のはぜ締め部の形状、大きさ等に応じて、はぜ締めロー
ラの位置を適宜調整するのに、ハンドルの回動操作によ
りワンタッチで前記はぜ締めローラーをきわめて簡単
に、しかも確実に固定できるようにした。
【0007】さらに本発明は、前記のようにはぜ締めロ
ーラーの位置を調整するので、ハンドルを若干の角度を
もって回動させるが、その際はぜ締めローラーと同軸上
の大径ギヤーの上方部が、噛合状態にあった他方の大径
ギヤーの上方部とだけ噛合し、他方の歯部は離脱する機
構にして、前記のはぜ締めローラーの位置決め調整後
は、前記ハンドルを下方向に回動させるだけの操作で、
前記両方の大径ギヤー同士の噛合をスムーズに行わしめ
た。
【0008】また本発明は、ハンドルにバネ体を装着し
たことによって、吊子の有無にかかわらず、はぜ締め時
の一定の締め圧が得られるようにした。
【0009】さらに本発明は、はぜ締機の全体構造を簡
略化して軽量化をはかったり、一人の作業者でも十分対
応できるようにした。
【0010】また本発明のはぜ締機に、探知装置を装着
して、折版屋根材の先端部に到達すると、前記はぜ締機
が逆送の後停止するようにして、作業者の安全の確保と
本機の落下を未然に防止したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
折版屋根材を構成する水平状頂部の中央部より突出する
はぜ部を自動的にはぜ締めするはぜ締め機構と、前記機
構に装着して該機構を支持し、且折版屋根材の底部を走
行するキャスター付き支持脚とを有する電動はぜ締機に
おいて、前記はぜ締機を構成する駆動用モーターの駆動
力を伝導する前記モーターに装着するギヤーに大径ギヤ
ーを噛合し、前記大径ギヤーと同軸に小径ギヤーを軸着
し、前記小径ギヤーに大径ギヤーを噛合せしめ、前記大
径ギヤーのシャフトにベベルギヤーを軸着し、前記ベベ
ルギヤーと前記シャフトとは別設のシャフトに取着する
ベベルギヤーを噛合せしめ、前記シャフトに小径ギヤー
を取着し、且前記小径ギヤーに大径ギヤーを噛合し、前
記大径ギヤーを取着するシャフトにはぜ締め支持ローラ
ーを取着し、且前記シャフトを前記はぜ締機を構成する
枠体に取着の固定側支持板に取着せしめ、前記はぜ締め
支持ローラーの前側方と後側方に回動自在な一方の予備
曲げローラーをシャフトを介して取着し、前記シャフト
を前記固定側支持板に取着せしめ、前記はぜ締め支持ロ
ーラーと対向するはぜ締めローラーと、前記はぜ締めロ
ーラーの上方に位置する前記大径ギヤーと噛合する大径
ギヤーとをシャフトに取着し、前記シャフトを前記枠体
に取着の開閉側支持板に取着し、前記開閉側支持板に対
し、前記一方の予備曲げローラーと対向する他方の予備
曲げローラーをシャフトを介して取着し、前記シャフト
を前記開閉側支持板に取着せしめ、前記はぜ締めローラ
ー及び他方の予備曲げローラー側方の前記開閉側支持板
の上方部の枠体に、展開自在レバーの下端部を枢着し、
別設するバネ体の上方部を前記レバーに接続し、且前記
バネ体の下方部を別設するリンクの上端部と枢着し、前
記はぜ締めローラーが折版屋根材のはぜ部に対しはぜ締
め状態となり、前記レバーの下端部の枢着部と前記バネ
体の下方部と前記リンクの上端部との枢着部とを結び軸
線が、垂直より若干内側方に位置するようにして前記リ
ンク下端部と前記開閉側支持板の下方部とを接着せしめ
た電動はぜ締機である。
【0012】さらに請求項2記載の発明は、前記バネ体
が、折曲形状にて形成した電動はぜ締機である。
【0013】また請求項3記載の発明は、前記一方の予
備曲げローラー及び他方の予備曲げローラーの上方部
に、押えローラーを前記固定側支持板に取着するローラ
ーシャフトに夫々軸着せしめた電動はぜ締機である。
【0014】さらに請求項4記載の発明は、前記枠体の
所定箇所に、折版屋根材の先端部に到達したことを検知
せしめる検知装置を装着せしめた電動はぜ締機である。
【0015】請求項5記載の発明は、前記バネ体の前方
部に、電源スイッチ機構を装着せしめ、前記展開自在レ
バーがかしめ可能な状態に作動したとき、前記電源スイ
ッチ機構を構成するシャフト部を押圧するようにした電
動はぜ締機である。
【0016】また請求項6記載の発明は、前記キャスタ
ー付き支持脚が、スプリング付キャスターとした電動は
ぜ締機である。
【0017】さらに請求項7記載の発明は、前記バネ体
の頭部に、バネ強弱調節体を装着せしめた電動はぜ締機
である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明すると
以下のとおりである。
【0019】なお請求項1〜7の発明に関する実施形態
は、共通事項が多いので、一括して説明する。
【0020】本発明のはぜ締機は、レバーをはね上げ状
態にして図面図示のように折版屋根材を構成する底部に
支持脚の下端に取着されたキャスターを夫々載置する。
そのとき頂部の中央に突設するはぜ部の左右両側に前方
と後方とに対向状に装着の予備曲げローラーが位置し、
頂部上に載置されると共に、はぜ締め支持ローラーとは
ぜ締めローラーとが前記各ローラーと同じように頂部上
に載置する。
【0021】そして前記はぜ締機を、はぜ締めようとす
る折版屋根材の所定の個所に移動させ、前記レバーをは
ね上げ状態から下方向へ落し込んでやる。前記のように
落し込まれると、レバーに取着するバネ体が接続中のリ
ンクを押圧し、同時に開閉側支持板の下方部を押圧す
る。前記のように支持板が押圧されるとはぜ締めローラ
ーと、はぜ締めローラーサイドの予備曲げローラーにも
同時に押圧されている。
【0022】前記のように本発明の要旨である前記バネ
体がリンク等を常時押圧するときは、図面図示のように
レバーの下端部と枠体とを軸着した軸着部の垂直状の軸
線よりも内側方に位置している。
【0023】従って、前記のように取着されたバネ体の
弾性作用によって、はぜ部に吊子が位置する個所の厚み
は当然膨出しているが、かゝる場合でも、前記バネ体は
適宜順応し、はぜ締めローラーを押圧し、はぜ締め速度
も変ることなく、自動的にはぜ締めがなされる。
【0024】さらに前記はぜ締めローラーと対向するは
ぜ締め支持ローラーは、前記バネ体の押圧は受けない。
【0025】また前記予備曲げローラーは、本発明のは
ぜ締機が移動するとき、はぜ部に対し若干はぜ締め処理
がなされる。
【0026】さらに前記予備曲げローラーの上方部に取
着した押えローラーが、はぜ締めされたはぜ部の上方部
を押え込んでいる。
【0027】以上のように、本発明の要旨であるバネ体
を装着したことによって、はぜ締め速度が吊子の有無に
よって変らない。また前記のバネ体が特性として弾力性
を有しているので、モーターの駆動力が小でも十分対応
できる。
【0028】さらに折版屋根の形状、大きさ等によって
は、はぜ部が均一でないことが往々にしてある。従って
そのときは、はぜ締めローラーの位置を若干修正する必
要があった。
【0029】本発明の場合は、前記のレバーを上方には
ね上げてやるが、その際レバーは軸着部を支点にしてバ
ネ体、リンク、開閉側支持板が同時に若干レバーに即応
してはね上がる。
【0030】そのとき、はぜ締めローラーと同軸上の大
径ギヤーの上方部だけが、対向する固定側大径ギヤーの
上方部と噛合状態を持続している。
【0031】従って大径ギヤーの下方部に位置している
はぜ締めローラーの位置が若干修正されても、前記のよ
うに上方部の大径ギヤーは噛合状態を確保しているの
で、対向する大径ギヤーと噛合させる作業工程が全く不
要である。
【0032】また本発明のはぜ締機は、はぜ締め作業時
に、前記はぜ締機の一端部が折版屋根材の先端部より外
れると、検知装置が作動して、自動的に逆送の後自動的
に停止したので、前記はぜ締機の落下を防止することが
できる。
【0033】
【実施例】本発明の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。なお、請求項1〜7までの発明は、共通事項が多
いので一括して説明する。
【0034】aは本発明の電動はぜ締機であり、以下の
構成からなっている。
【0035】1は前記はぜ締機aを構成する駆動用モー
ター、2は前記モーター1の駆動力を伝導する前記モー
ターに装着するギヤー、3は前記ギヤー2に噛合する大
径ギヤーである。前記大径ギヤー3と同軸に小径ギヤー
4を軸着し、前記小径ギヤー4に大径ギヤー5を噛合す
る。6はシャフトである。前記大径ギヤー5のシャフト
6’にベベルギヤー7を軸着する。前記ベベルギヤー7
と前記シャフト6’とは別設のシャフト8に取着するベ
ベルギヤー9を噛合せしめる。前記シャフト8に小径ギ
ヤー10を取着する。前記小径ギヤー10には大径ギヤ
ー11を噛合し、前記大径ギヤー11を取着するシャフ
ト12には、はぜ締め支持ローラー13を取着する。そ
して前記シャフト12には、前記はぜ締機aを構成する
枠体14に取着の固定側支持板15に取着する。16は
前記はぜ締め支持ローラー13の前側方と後側方に回動
自在な一方の予備曲げローラーである。さらに前記ロー
ラー16はシャフト17を介して取着し、前記シャフト
を前記固定側支持板15に取着する。18は前記枠体1
4の上方部に取着した制御ボックス、19は前記はぜ締
め支持ローラー13の上方に取着し、且同軸のギヤー1
3’と予備曲げローラー16の上方に取着し、且同軸の
ギヤー16’と夫々噛合する中間ギヤーである。本発明
では2個設けてある。
【0036】20は前記はぜ締め支持ローラー13と対
向するはぜ締めローラーである。21は前記はぜ締めロ
ーラー20の上方に位置する前記大径ギヤー11と噛合
する大径ギヤーである。前記ギヤー21はシャフト22
に取着し、前記シャフト22を前記枠体14に取着の開
閉側支持板23に取着する。さらに前記開閉側支持板2
3に対し、前記一方の予備曲げローラー16と対向する
他方の予備曲げローラー24をシャフト25を介して取
着する。前記シャフト25を前記開閉側支持板23に取
着する。
【0037】26は前記はぜ締めローラー20及び他方
の予備曲げローラー24側方の前記開閉側支持板23の
上方部の枠体14に、下端部を枢着した展開自在レバー
である。27は前記レバー26に取着するバネ体であ
り、前記バネ体27の上方部を前記レバー26に接続す
る。そして前記バネ体27の下方部を別設するリンク2
8の上端部と枢着する。さらに前記レバー26とリンク
28との接続関係は、前記はぜ締めローラー20が折版
屋根材bのはぜ部cに対しはぜ締め状態になって、前記
レバー26の下端部の枢着部29と前記バネ体27の下
方部とリンク28の上端部との枢着部30とを結ぶ軸線
31より若干内側方に位置するようにして前記リンク2
8の下端部と前記開閉側支持板23の下方部とを接着せ
しめる。32は接続部である。dは吊子である。33は
枠体14に取着した固定レバーである。
【0038】さらに前記バネ体27は、折曲形状にて形
成してもよい。
【0039】また前記固定側支持板15は、前記はぜ締
め支持ローラー13の上方に取着の大径ギヤー11の上
方部と下方部に位置せしめ、且前記開閉側支持板23
は、前記はぜ締めローラー20の上方に取着の大径ギヤ
ー21の上方部と下方部に位置せしめる。
【0040】27’は前記バネ体27は頭部側に装着し
たバネ強弱調節体である。前記調節体27’は、はぜ締
めされる折版屋根材bの形状に応じて、メーカーサイド
がバネ体27の強弱を調節するために使用する。
【0041】35は前記一方の予備曲げローラー16及
び他方の予備曲げローラー24の上方部に位置する押え
ローラーである。そして前記押えローラー35は前記固
定側支持板15に取着するローラーシャフト36に夫々
軸着せしめる。
【0042】40は枠体14の側面部に取着した支持脚
であり、下端部にはキャスター41を夫々取着する。4
2は支持脚40を接続せしめる補強杆である。なお前記
支持杆40は、高さが調節できる。43は各レバー2
6、33に取着せしめた握り部である。
【0043】41’は前記キャスター41の上方部に取
着せしめたスプリングである。前記スプリング41’に
よって、はぜ締め中に折版屋根材の頂部と凹部との距離
に著しい差異が生じ、はぜ締め機構に負担がかゝても、
微調整をする機能がある。
【0044】45は本発明の電動はぜ機械aに内蔵した
電源スイッチ機構である。46は前記電源スイッチ機構
45を構成するシャフト部である。前記電源スイッチ機
構45は、前記レバー26を押下したとき、前記レバー
26の前方部が前記シャフト部46を押圧し、押圧によ
ってスイッチ機構45がONになるようセッティングす
ればよい。
【0045】さらに検知装置の装着箇所については限定
しない。前記検知装置は、折版屋根材bの先端部に本発
明のはぜ締機aが到達したことを検知すればよいので、
敢えてその装着箇所は限定しない。
【0046】47は電源コードである。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、展開自在レバー
とバネ体とを接続した接続部と、前記バネ体の一端部と
リンクの下端部とを接続せしめた接続部とを結ぶ軸線
が、前記展開レバーを下方へ回転してはぜ締め状態とな
ったとき、垂直より若干内側方に位置するように、リン
クの下端部と、開閉側支持板とを接続せしめたので、は
ぜ締めローラーは常時押圧され、はぜ部の幅員が吊子の
介在によって若干膨れていても、前記バネ体の作用によ
って、前記はぜ締めローラーが前記展開レバー等をはね
上げることがない利点を有している。
【0048】さらに本発明は、前記のような構成によっ
て、仮に折版屋根材のはぜ部や吊子等の形状によって、
前記のはぜ締めローラーの位置を若干調整のため、前記
展開レバーをはね上げても、前記はぜ締めローラーの上
方に軸着する大径ギヤーの上方端部が、前記大径ギヤー
と対向状態の大径ギヤーに対し離脱せずに、噛合状態を
確保しているので、前記はぜ締めローラーの調整後、一
々対向する大径ギヤー同士を噛合させる噛合作業工程を
解消した。
【0049】また本発明は、展開レバーとリンクとにバ
ネ体を接続せしめて、はぜ締めローラーを常時押圧状態
を持続せしめたので、はぜ部に吊子が入っている個所の
はぜ部の幅員が若干膨れていても、はぜ締め時のはぜ締
め速度がおそくなったり、あるいは、すき間のある、い
わゆる不完全なはぜ締めが解消した。
【0050】請求項2記載の発明は、前記バネ体を折曲
形状にて形成した電動はぜ締機なので、はぜ締め支持ロ
ーラーとはぜ締めローラーとによって、はぜ部を締付な
がら移動するとき、吊子が位置する厚みが厚い個所にさ
しかかっても、前記バネ本体によって適宜順応し、前記
のはぜ締めローラーを押圧し、はぜ締め速度も変ること
なく、自動的にはぜ締めができる。
【0051】請求項3記載の発明は、前記一方の予備曲
げローラー及び他方の予備曲げローラーの上方部に、押
えローラーを前記固定側支持板に取着するローラーシャ
フトに夫々軸着せしめた電動はぜ締機なので、はぜ締め
ローラーによってはぜ部が締付けられるとき、押えロー
ラーによってはぜ部の上面の折曲を押え、はぜ締め強度
を確実に確保した締付けができる。
【0052】請求項4記載の発明は、前記枠体の所定個
所に、折版屋根材の先端部に到達したことを検知せしめ
る検知装置を装着せしめた電動はぜ締機なので、はぜ締
め時おいて折版屋根材の軒先きに到達すると、前記の検
知装置が外れ、本機の走行方向を逆方向に走行せし、自
動的停止し、従って本発明機の落下のおそれを解消せし
めた。
【0053】請求項5記載の発明は、前記バネ体の前方
部に、電源スイッチ機構を装着せしめ、前記展開自在レ
バーがかしめ可能な状態に作動したとき、前記電源スイ
ッチ機構を構成するシャフト部を押圧するようにした電
動はぜ締機なので、前記展開自在レバーをかしめ状態に
押下すると、自動的に電源がONになり、操作がきわめ
てスムーズになった。
【0054】請求項6記載の発明は、前記キャスター付
き支持脚が、スプリング付キャスターとした電動はぜ締
機なので、はぜ締め時において、折版屋根材のはぜ部と
凹部との高さに変化が生じ、はぜ締め機構に負担がかゝ
っても軽減する調整機能を有している。
【0055】請求項7記載の発明は、前記バネ体の頭部
に、バネ強弱調節体を装着せしめた電動はぜ締機なの
で、折版屋根材の形状に応じて、前記バネ体の強弱を微
調整することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電動はぜ締機の一部切欠斜視図である。
【図2】同機の正面図である。
【図3】同機の要部の一部切欠拡大正面図である。
【図4】同機の要部縦断面図である。
【図5】同機要部の拡大正面図である。
【図6】同機の要部であるはぜ締めローラーとはぜ締め
支持ローラーを示す一部切欠拡大縦断正面図である。
【図7】図6の状態から、はぜ締めローラーをはね上げ
た状態を示す一部切欠拡大縦断正面図である。
【図8】同機を構成する予備曲げローラーの使用前の状
態を示す一部切欠正面図である。
【図9】同機を構成する予備曲げローラーの使用状態を
示す一部切欠正面図である。
【図10】同機を構成するモーターの駆動力の伝達機構
を示す横断平面図である。
【符号の説明】
a・・・電動はぜ締機 b・・・折版屋根材 c・
・・はぜ部 d・・・吊子 1・・・駆動用モータ
ー 2、13’、16’・・・ギヤー 3、5、1
1、21・・・大径ギヤー 4、10・・・小径ギヤ
ー 6、6’、8、12、17、22、25、46・
・・シャフト 7、9・・・ベベルギヤー 13・
・・はぜ締め支持ローラー 14・・・枠体 15
・・・固定側支持板 16、24・・・予備曲げロー
ラー 18・・・制御ボックス 19・・・中間ギヤー 20・・・はぜ締めローラー
23・・・開閉側支持板 26・・・展開自在レ
バー 27、27’・・・バネ体 28・・・リン
ク 29、30・・・枢着部 31・・・軸線
32・・・接続部 33・・・固定レバー 35・
・・押えローラー 36・・・ローラーシャフト
40・・・支持脚 41・・・キャスター 41’
・・・スプリング 42・・・補強杆 43・・・
握り部 47・・・電源コード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折版屋根材を構成する水平状頂部の中央部
    より突出するはぜ部を自動的にはぜ締めするはぜ締め機
    構と、前記機構に装着して該機構を支持し、且折版屋根
    材の底部を走行するキャスター付き支持脚とを有する電
    動はぜ締機において、 前記はぜ締機を構成する駆動用モーターの駆動力を伝導
    する前記モーターに装着するギヤーに大径ギヤーを噛合
    し、前記大径ギヤーと同軸に小径ギヤーを軸着し、前記
    小径ギヤーに大径ギヤーを噛合せしめ、前記大径ギヤー
    のシャフトにベベルギヤーを軸着し、前記ベベルギヤー
    と前記シャフトとは別設のシャフトに取着するベベルギ
    ヤーを噛合せしめ、前記シャフトに小径ギヤーを取着
    し、且前記小径ギヤーに大径ギヤーを噛合し、前記大径
    ギヤーを取着するシャフトにはぜ締め支持ローラーを取
    着し、且前記シャフトを前記はぜ締機を構成する枠体に
    取着の固定側支持板に取着せしめ、前記はぜ締め支持ロ
    ーラーの前側方と後側方に回動自在な一方の予備曲げロ
    ーラーをシャフトを介して取着し、前記シャフトを前記
    固定側支持板に取着せしめ、 前記はぜ締め支持ローラーと対向するはぜ締めローラー
    と、前記はぜ締めローラーの上方に位置する前記大径ギ
    ヤーと噛合する大径ギヤーとをシャフトに取着し、前記
    シャフトを前記枠体に取着の開閉側支持板に取着し、前
    記開閉側支持板に対し、前記一方の予備曲げローラーと
    対向する他方の予備曲げローラーをシャフトを介して取
    着し、前記シャフトを前記開閉側支持板に取着せしめ、 前記はぜ締めローラー及び他方の予備曲げローラー側方
    の前記開閉側支持板の上方部の枠体に、展開自在レバー
    の下端部を枢着し、別設するバネ体の上方部を前記レバ
    ーに接続し、且前記バネ体の下方部を別設するリンクの
    上端部と枢着し、前記はぜ締めローラーが折版屋根材の
    はぜ部に対しはぜ締め状態となり、前記レバーの下端部
    の枢着部と前記バネ体の下方部と前記リンクの上端部と
    の枢着部とを結び軸線が、垂直より若干内側方に位置す
    るようにして前記リンク下端部と前記開閉側支持板の下
    方部とを接着せしめたことを特徴とする電動はぜ締機。
  2. 【請求項2】前記バネ体が、折曲形状にて形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の電動はぜ締機。
  3. 【請求項3】前記一方の予備曲げローラー及び他方の予
    備曲げローラーの上方部に、押えローラーを前記固定側
    支持板に取着するローラーシャフトに夫々軸着せしめた
    ことを特徴とする請求項1記載の電動はぜ締機。
  4. 【請求項4】前記枠体の所定箇所に、折版屋根材の先端
    部に到達したことを検知せしめる検知装置を装着せしめ
    たことを特徴とする請求項1記載の電動はぜ締機。
  5. 【請求項5】前記バネ体の前方部に、電源スイッチ機構
    を装着せしめ、前記展開自在レバーがかしめ可能な状態
    に作動したとき、前記電源スイッチ機構を構成するシャ
    フト部を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の電動はぜ締機。
  6. 【請求項6】前記キャスター付き支持脚が、スプリング
    付キャスターとしたことを特徴とする請求項1記載の電
    動はぜ締機。
  7. 【請求項7】前記バネ体の頭部に、バネ強弱調節体を装
    着せしめたことを特徴とする請求項1記載の電動はぜ締
    機。
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