JP3182645B2 - 電動はぜ締機 - Google Patents

電動はぜ締機

Info

Publication number
JP3182645B2
JP3182645B2 JP21568497A JP21568497A JP3182645B2 JP 3182645 B2 JP3182645 B2 JP 3182645B2 JP 21568497 A JP21568497 A JP 21568497A JP 21568497 A JP21568497 A JP 21568497A JP 3182645 B2 JP3182645 B2 JP 3182645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
attached
diameter gear
roller
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21568497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1147853A (ja
Inventor
昭男 菊地
秀洋 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKATA MANUFACTURING CO., LTD.
Original Assignee
SAKATA MANUFACTURING CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAKATA MANUFACTURING CO., LTD. filed Critical SAKATA MANUFACTURING CO., LTD.
Priority to JP21568497A priority Critical patent/JP3182645B2/ja
Publication of JPH1147853A publication Critical patent/JPH1147853A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3182645B2 publication Critical patent/JP3182645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動はぜ締機の分
野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動はぜ締機は、はぜ締めするは
ぜ部の形状や大きさ等に応じて、はぜ締めローラーの位
置を漸次調整するため、前記ローラーを取着するシャフ
トに同着のギヤーの噛合を離脱させたまゝネジの位置を
調整しなければならなかった。
【0003】さらに前記ネジの調整は、作業者によって
若干宛相違し、そのためはぜ部に対する締め付けにむら
が生じていた。
【0004】また前記のようなネジによって調整してい
るため、調整場所によって吊子部の個所ではぜ締機の速
度が落ちたり、あるいは前記吊子部以外の個所で、すき
間があいたりすることがあった。
【0005】さらに従来の電動はぜ締機は、重量的に重
くて、2人の作業者を必要としていた。そのため工事費
の昂騰を惹起していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、折版屋根材
のはぜ締め部の形状、大きさ等に応じて、はぜ締めロー
ラの位置を適宜調整するのに、ハンドルの回動操作によ
りワンタッチで前記はぜ締めローラーをきわめて簡単
に、しかも確実に固定できるようにした。
【0007】さらに本発明は、前記のようにはぜ締めロ
ーラーの位置を調整するので、ハンドルを若干の角度を
もって回動させるが、その際はぜ締めローラーと同軸上
の大径ギヤーの上方部が、噛合状態にあった他方の大径
ギヤーの上方部とだけ噛合し、他方の歯部は離脱する機
構にして、前記のはぜ締めローラーの位置決め調整後
は、前記ハンドルを下方向に回動させるだけの操作で、
前記両方の大径ギヤー同士の噛合をスムーズに行わしめ
た。
【0008】また本発明は、ハンドルにバネ体を装着し
たことによって、吊子の有無にかかわらず、はぜ締め時
の一定の締め圧が得られるようにした。
【0009】さらに本発明は、はぜ締機の全体構造を簡
略化して軽量化をはかったり、一人の作業者でも十分対
応できるようにした。
【0010】また本発明のはぜ締機に、探知装置を装着
して、折版屋根材の先端部に到達すると、前記はぜ締機
が逆送の後停止するようにして、作業者の安全の確保と
本機の落下を未然に防止したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
折版屋根材を構成する水平状頂部の中央部より突出する
はぜ部を自動的にはぜ締めするはぜ締め機構と、前記機
構に装着して該機構を支持し、且折版屋根材の底部を走
行するキャスター付き支持脚とを有する電動はぜ締機に
おいて、前記はぜ締機を構成する駆動用モーターの駆動
力を伝導する前記モーターに装着するギヤーに第1大径
ギヤーを噛合し、前記第1大径ギヤーと同軸に第1小径
ギヤーを第1シャフトによって軸着し、前記第1小径ギ
ヤーに前記第1大径ギヤーと別個の第2大径ギヤーを噛
合せしめ、前記第1小径ギヤーと噛合する第2大径ギヤ
ーの第2シャフトに第1ベベルギヤーを軸着し、前記
ベベルギヤーと前記第1シャフトとは別設の第3シャ
フトに取着する第2ベベルギヤーを噛合せしめ、前記シ
ャフトの中、第3シャフトに第2小径ギヤーを取着し、
前記第3シャフトに取着した前記第2小径ギヤーに
1、第2大径ギヤーと別設の第3大径ギヤーを噛合し、
前記第1、第2、第3大径ギヤーの中、第3大径ギヤー
を取着する第4シャフトにはぜ締め支持ローラーを取着
し、且第3大径ギヤーに取着の前記第4シャフトを前記
はぜ締機を構成する枠体に取着の固定側支持板に取着せ
しめ、前記はぜ締め支持ローラーの前側方と後側方に回
動自在な一方の予備曲げローラーを第5シャフトを介し
て取着し、前記第5シャフトを前記固定側支持板に取着
せしめ、前記はぜ締め支持ローラーと対向するはぜ締め
ローラーと、前記はぜ締めローラーの上方に位置する前
第3大径ギヤーと噛合する第4大径ギヤーとを第6
ャフトに取着し、前記第6シャフトを前記枠体に取着の
開閉側支持板に取着し、前記開閉側支持板に対し、前記
一方の予備曲げローラーと対向する他方の予備曲げロー
ラーを第7シャフトを介して取着し、前記第7シャフト
を前記開閉側支持板に取着せしめ、前記はぜ締めローラ
ー及び他方の予備曲げローラー側方の前記開閉側支持板
の上方部の枠体に、展開自在レバーの下端部を枢着し、
別設するバネ体の上方部を前記レバーに接続し、且前記
バネ体の下方部を別設するリンクの上端部と枢着し、前
記はぜ締めローラーが折版屋根材のはぜ部に対しはぜ締
め状態となり、前記レバーの下端部の枢着部と前記バネ
体の下方部と前記リンクの上端部の枢着部を軸線
下方が、若干内側方向に位置するようにし、前記リン
ク下端部と前記開閉側支持板の下方部とをせしめ
ことを特徴とする電動はぜ締機である。
【0020】本発明のはぜ締機は、レバーをはね上げ状
態にして図面図示のように折版屋根材を構成する底部に
支持脚の下端に取着されたキャスターを夫々載置する。
そのとき頂部の中央に突設するはぜ部の左右両側に前方
と後方とに対向状に装着の予備曲げローラーが位置し、
頂部上に載置されると共に、はぜ締め支持ローラーとは
ぜ締めローラーとが前記各ローラーと同じように頂部上
に載置する。
【0021】そして前記はぜ締機を、はぜ締めようとす
る折版屋根材の所定の個所に移動させ、前記レバーをは
ね上げ状態から下方向へ落し込んでやる。前記のように
落し込まれると、レバーに取着するバネ体が接続中のリ
ンクを押圧し、同時に開閉側支持板の下方部を押圧す
る。前記のように支持板が押圧されるとはぜ締めローラ
ーと、はぜ締めローラーサイドの予備曲げローラーにも
同時に押圧されている。
【0022】前記のように本発明の要旨である前記バネ
体がリンク等を常時押圧するときは、図面図示のように
レバーの下端部と枠体とを軸着した軸着部の垂直状の軸
線よりも内側方に位置している。
【0023】従って、前記のように取着されたバネ体の
弾性作用によって、はぜ部に吊子が位置する個所の厚み
は当然膨出しているが、かゝる場合でも、前記バネ体は
適宜順応し、はぜ締めローラーを押圧し、はぜ締め速度
も変ることなく、自動的にはぜ締めがなされる。
【0024】さらに前記はぜ締めローラーと対向するは
ぜ締め支持ローラーは、前記バネ体の押圧は受けない。
【0025】また前記予備曲げローラーは、本発明のは
ぜ締機が移動するとき、はぜ部に対し若干はぜ締め処理
がなされる。
【0026】さらに前記予備曲げローラーの上方部に取
着した押えローラーが、はぜ締めされたはぜ部の上方部
を押え込んでいる。
【0027】以上のように、本発明の要旨であるバネ体
を装着したことによって、はぜ締め速度が吊子の有無に
よって変らない。また前記のバネ体が特性として弾力性
を有しているので、モーターの駆動力が小でも十分対応
できる。
【0028】さらに折版屋根の形状、大きさ等によって
は、はぜ部が均一でないことが往々にしてある。従って
そのときは、はぜ締めローラーの位置を若干修正する必
要があった。
【0029】本発明の場合は、前記のレバーを上方には
ね上げてやるが、その際レバーは軸着部を支点にしてバ
ネ体、リンク、開閉側支持板が同時に若干レバーに即応
してはね上がる。
【0030】そのとき、はぜ締めローラーと同軸上の大
径ギヤーの上方部だけが、対向する固定側大径ギヤーの
上方部と噛合状態を持続している。
【0031】従って大径ギヤーの下方部に位置している
はぜ締めローラーの位置が若干修正されても、前記のよ
うに上方部の大径ギヤーは噛合状態を確保しているの
で、対向する大径ギヤーと噛合させる作業工程が全く不
要である。
【0032】また本発明のはぜ締機は、はぜ締め作業時
に、前記はぜ締機の一端部が折版屋根材の先端部より外
れると、検知装置が作動して、自動的に逆送の後自動的
に停止したので、前記はぜ締機の落下を防止することが
できる。
【0033】
【実施例】本発明の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。なお、請求項1〜7までの発明は、共通事項が多
いので一括して説明する。
【0034】aは本発明の電動はぜ締機であり、以下の
構成からなっている。
【0035】1は前記はぜ締機aを構成する駆動用モー
ター、2は前記モーター1の駆動力を伝導する前記モー
ターに装着するギヤー、3は前記ギヤー2に噛合する
大径ギヤーである。前記第1大径ギヤー3と同軸に
小径ギヤー4を第1シャフト6によって軸着し、前記
第1小径ギヤー4に第2大径ギヤー5を噛合する。前記
第2大径ギヤー5の第2シャフト6’に第1ベベルギヤ
ー7を軸着する。前記第1ベベルギヤー7と前記第2
ャフト6’とは別設の第3シャフト8に取着する第2
ベルギヤー9を噛合せしめる。前記第3シャフト8に
小径ギヤー10を取着する。前記第2小径ギヤー10
には第3大径ギヤー11を噛合し、前記第3大径ギヤー
11を取着する第4シャフト12には、はぜ締め支持ロ
ーラー13を取着する。そして前記第4シャフト12に
は、前記はぜ締機aを構成する枠体14に取着の固定側
支持板15に取着する。16は前記はぜ締め支持ローラ
ー13の前側方と後側方に回動自在な一方の予備曲げロ
ーラーである。さらに前記予備曲げローラー16は第5
シャフト17を介して取着し、前記第5シャフト17
前記固定側支持板15に取着する。18は前記枠体14
の上方部に取着した制御ボックス、19は前記はぜ締め
支持ローラー13の上方に取着し、且同軸のギヤー1
3’と予備曲げローラー16の上方に取着し、且同軸の
ギヤー16’と夫々噛合する中間ギヤーである。本発明
では2個設けてある。
【0036】20は前記はぜ締め支持ローラー13と対
向するはぜ締めローラーである。21は前記はぜ締めロ
ーラー20の上方に位置する前記第3大径ギヤー11と
噛合する第4大径ギヤーである。前記第4大径ギヤー2
1は第6シャフト22に取着し、前記第6シャフト22
を前記枠体14に取着の開閉側支持板23に取着する。
さらに前記開閉側支持板23に対し、前記一方の予備曲
げローラー16と対向する他方の予備曲げローラー24
第7シャフト25を介して取着する。前記第7シャフ
ト25を前記開閉側支持板23に取着する。
【0037】26は前記はぜ締めローラー20及び他方
の予備曲げローラー24側方の前記開閉側支持板23の
上方部の枠体14に、下端部を枢着した展開自在レバー
である。27は前記レバー26に取着するバネ体であ
り、前記バネ体27の上方部を前記レバー26に接続す
る。そして前記バネ体27の下方部を別設するリンク2
8の上端部と枢着する。さらに前記レバー26とリンク
28との接続関係は、前記はぜ締めローラー20が折版
屋根材bのはぜ部cに対しはぜ締め状態になって、前記
レバー26の下端部の枢着部29と前記バネ体27の下
方部とリンク28の上端部との枢着部30を結ぶ軸線3
の下方が、若干内側方向に傾斜状態に位置するように
して、前記リンク28の下端部と前記開閉側支持板23
の下方部とを着せしめる。32は接続部である。dは
吊子である。33は枠体14に取着した固定レバーであ
る。
【0038】さらに前記バネ体27は、折曲形状にて形
成してもよい。
【0039】また前記固定側支持板15は、前記はぜ締
め支持ローラー13の上方に取着の第3大径ギヤー11
の上方部と下方部に位置せしめ、且前記開閉側支持板2
3は、前記はぜ締めローラー20の上方に取着の第4
径ギヤー21の上方部と下方部に位置せしめる。
【0040】27’は前記バネ体27頭部側に装着し
たバネ強弱調節体である。前記調節体27’は、はぜ締
めされる折版屋根材bの形状に応じて、メーカーサイド
がバネ体27の強弱を調節するために使用する。
【0041】35は前記一方の予備曲げローラー16及
び他方の予備曲げローラー24の上方部に位置する押え
ローラーである。そして前記押えローラー35は前記固
定側支持板15に取着するローラーシャフト36に夫々
軸着せしめる。
【0042】40は枠体14の側面部に取着した支持脚
であり、下端部にはキャスター41を夫々取着する。4
2は支持脚40を接続せしめる補強杆である。なお前記
支持杆40は、高さが調節できる。43は各レバー2
6、33に取着せしめた握り部である。
【0043】41’は前記キャスター41の上方部に取
着せしめたスプリングである。前記スプリング41’に
よって、はぜ締め中に折版屋根材の頂部と凹部との距離
に著しい差異が生じ、はぜ締め機構に負担がかゝても、
微調整をする機能がある。
【0044】45は本発明の電動はぜ機械aに内蔵した
電源スイッチ機構である。46は前記電源スイッチ機構
45を構成するシャフト部である。前記電源スイッチ機
構45は、前記レバー26を押下したとき、前記レバー
26の前方部が前記シャフト部46を押圧し、押圧によ
ってスイッチ機構45がONになるようセッティングす
ればよい。
【0045】さらに検知装置の装着箇所については限定
しない。前記検知装置は、折版屋根材bの先端部に本発
明のはぜ締機aが到達したことを検知すればよいので、
敢えてその装着箇所は限定しない。
【0046】47は電源コードである。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、展開自在レバー
体とを接続した枢着部と、バネ体の一端部とリンク
の端部とを接続せしめた接続部を結ぶ軸線の下方が、前
記展開レバーを下方へ回転してはぜ締め状態となったと
き、垂直より若干内側方に位置するように、リンクの下
端部と、開閉側支持板とを枢着せしめたので、はぜ締め
ローラーは常時押圧され、はぜ部の幅員が吊子の介在に
よって若干膨れていても、前記バネ体の作用によって、
前記はぜ締めローラーが前記展開レバー等をはね上げる
ことがない利点を有している。
【0048】さらに本発明は、前記のような構成によっ
て、仮に折版屋根材のはぜ部や吊子等の形状によって、
前記のはぜ締めローラーの位置を若干調整のため、前記
展開レバーをはね上げても、前記はぜ締めローラーの上
方に軸着する大径ギヤーの上方端部が、前記大径ギヤー
と対向状態の大径ギヤーに対し離脱せずに、噛合状態を
確保しているので、前記はぜ締めローラーの調整後、一
々対向する大径ギヤー同士を噛合させる噛合作業工程を
解消した。
【0049】また本発明は、展開レバーとリンクとにバ
ネ体を接続せしめて、はぜ締めローラーを常時押圧状態
を持続せしめたので、はぜ部に吊子が入っている個所の
はぜ部の幅員が若干膨れていても、はぜ締め時のはぜ締
め速度がおそくなったり、あるいは、すき間のある、い
わゆる不完全なはぜ締めが解消した。
【0050】請求項2記載の発明は、前記バネ体を折曲
形状にて形成した電動はぜ締機なので、はぜ締め支持ロ
ーラーとはぜ締めローラーとによって、はぜ部を締付な
がら移動するとき、吊子が位置する厚みが厚い個所にさ
しかかっても、前記バネ本体によって適宜順応し、前記
のはぜ締めローラーを押圧し、はぜ締め速度も変ること
なく、自動的にはぜ締めができる。
【0051】請求項3記載の発明は、前記一方の予備曲
げローラー及び他方の予備曲げローラーの上方部に、押
えローラーを前記固定側支持板に取着するローラーシャ
フトに夫々軸着せしめた電動はぜ締機なので、はぜ締め
ローラーによってはぜ部が締付けられるとき、押えロー
ラーによってはぜ部の上面の折曲を押え、はぜ締め強度
を確実に確保した締付けができる。
【0052】請求項4記載の発明は、前記枠体の所定個
所に、折版屋根材の先端部に到達したことを検知せしめ
る検知装置を装着せしめた電動はぜ締機なので、はぜ締
め時おいて折版屋根材の軒先きに到達すると、前記の検
知装置が外れ、本機の走行方向を逆方向に走行せし、自
動的停止し、従って本発明機の落下のおそれを解消せし
めた。
【0053】請求項5記載の発明は、前記バネ体の前方
部に、電源スイッチ機構を装着せしめ、前記展開自在レ
バーがかしめ可能な状態に作動したとき、前記電源スイ
ッチ機構を構成するシャフト部を押圧するようにした電
動はぜ締機なので、前記展開自在レバーをかしめ状態に
押下すると、自動的に電源がONになり、操作がきわめ
てスムーズになった。
【0054】請求項6記載の発明は、前記キャスター付
き支持脚が、スプリング付キャスターとした電動はぜ締
機なので、はぜ締め時において、折版屋根材のはぜ部と
凹部との高さに変化が生じ、はぜ締め機構に負担がかゝ
っても軽減する調整機能を有している。
【0055】請求項7記載の発明は、前記バネ体の頭部
に、バネ強弱調節体を装着せしめた電動はぜ締機なの
で、折版屋根材の形状に応じて、前記バネ体の強弱を微
調整することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電動はぜ締機の一部切欠斜視図である。
【図2】同機の正面図である。
【図3】同機の要部の一部切欠拡大正面図である。
【図4】同機の要部縦断面図である。
【図5】同機要部の拡大正面図である。
【図6】同機の要部であるはぜ締めローラーとはぜ締め
支持ローラーを示す一部切欠拡大縦断正面図である。
【図7】図6の状態から、はぜ締めローラーをはね上げ
た状態を示す一部切欠拡大縦断正面図である。
【図8】同機を構成する予備曲げローラーの使用前の状
態を示す一部切欠正面図である。
【図9】同機を構成する予備曲げローラーの使用状態を
示す一部切欠正面図である。
【図10】同機を構成するモーターの駆動力の伝達機構
を示す横断平面図である。
【符号の説明】
a 電動はぜ締機 b 折版屋根材 c はぜ部 d 吊子 1 駆動用モーター 2、13’、16’ ギヤー 3、5、11、21 大径ギヤー 4、10 小径ギヤー 6、6’、8、12、17、22、25 シャフト 7、9 ベベルギヤー 13 はぜ締め支持ローラー 14 枠体 15 固定側支持板 16、24 予備曲げローラー 18 制御ボックス 19 中間ギヤー 20 はぜ締めローラー 23 開閉側支持板 26 展開自在レバー 27、27’ バネ体 28 リンク 29、30 枢着部 31 軸線 32 接続部 33 固定レバー 35 押えローラー 36 ローラーシャフト 40 支持脚 41 キャスター 41’ スプリング 42 補強杆 43 握り部46 シャフト部 47 電源コード
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 39/02 E04D 3/362

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折版屋根材を構成する水平状頂部の中央部
    より突出するはぜ部を自動的にはぜ締めするはぜ締め機
    構と、前記機構に装着して該機構を支持し、且折版屋根
    材の底部を走行するキャスター付き支持脚とを有する電
    動はぜ締機において、 前記はぜ締機を構成する駆動用モーターの駆動力を伝導
    する前記モーターに装着するギヤーに第1大径ギヤーを
    噛合し、前記第1大径ギヤーと同軸に第1小径ギヤーを
    第1シャフトによって軸着し、前記第1小径ギヤーに
    記第1大径ギヤーと別個の第2大径ギヤーを噛合せし
    め、前記第1小径ギヤーと噛合する第2大径ギヤーの
    シャフトに第1ベベルギヤーを軸着し、前記第1ベベ
    ルギヤーと前記第1シャフトとは別設の第3シャフトに
    取着する第2ベベルギヤーを噛合せしめ、前記シャフト
    の中、第3シャフトに第2小径ギヤーを取着し、且前記
    第3シャフトに取着した前記第2小径ギヤーに第1、第
    2大径ギヤーと別設の第3大径ギヤーを噛合し、前記
    1、第2、第3大径ギヤーの中、第3大径ギヤーを取着
    する第4シャフトにはぜ締め支持ローラーを取着し、且
    第3大径ギヤーに取着の前記第4シャフトを前記はぜ締
    機を構成する枠体に取着の固定側支持板に取着せしめ、
    前記はぜ締め支持ローラーの前側方と後側方に回動自在
    な一方の予備曲げローラーを第5シャフトを介して取着
    し、前記第5シャフトを前記固定側支持板に取着せし
    め、 前記はぜ締め支持ローラーと対向するはぜ締めローラー
    と、前記はぜ締めローラーの上方に位置する前記第3
    径ギヤーと噛合する第4大径ギヤーとを第6シャフトに
    取着し、前記第6シャフトを前記枠体に取着の開閉側支
    持板に取着し、前記開閉側支持板に対し、前記一方の予
    備曲げローラーと対向する他方の予備曲げローラーを
    シャフトを介して取着し、前記第7シャフトを前記開
    閉側支持板に取着せしめ、 前記はぜ締めローラー及び他方の予備曲げローラー側方
    の前記開閉側支持板の上方部の枠体に、展開自在レバー
    の下端部を枢着し、別設するバネ体の上方部を前記レバ
    ーに接続し、且前記バネ体の下方部を別設するリンクの
    上端部と枢着し、前記はぜ締めローラーが折版屋根材の
    はぜ部に対しはぜ締め状態となり、前記レバーの下端部
    の枢着部と前記バネ体の下方部と前記リンクの上端部の
    枢着部を軸線の下方が、若干内側方向に位置するよ
    うにし、前記リンク下端部と前記開閉側支持板の下方
    部とをせしめたことを特徴とする電動はぜ締機。
  2. 【請求項2】前記バネ体が、折曲形状にて形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の電動はぜ締機。
  3. 【請求項3】前記一方の予備曲げローラー及び他方の予
    備曲げローラーの上方部に、押えローラーを前記固定側
    支持板に取着するローラーシャフトに夫々軸着せしめた
    ことを特徴とする請求項1記載の電動はぜ締機。
  4. 【請求項4】前記枠体の所定箇所に、折版屋根材の先端
    部に到達したことを検知せしめる検知装置を装着せしめ
    たことを特徴とする請求項1記載の電動はぜ締機。
  5. 【請求項5】前記バネ体の前方部に、電源スイッチ機構
    を装着せしめ、前記展開自在レバーがかしめ可能な状態
    に作動したとき、前記電源スイッチ機構を構成するシャ
    フト部を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の電動はぜ締機。
  6. 【請求項6】前記キャスター付き支持脚が、スプリング
    付キャスターとしたことを特徴とする請求項1記載の電
    動はぜ締機。
  7. 【請求項7】前記バネ体の頭部に、バネ強弱調節体を装
    着せしめたことを特徴とする請求項1記載の電動はぜ締
    機。
JP21568497A 1997-07-25 1997-07-25 電動はぜ締機 Expired - Lifetime JP3182645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21568497A JP3182645B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 電動はぜ締機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21568497A JP3182645B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 電動はぜ締機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1147853A JPH1147853A (ja) 1999-02-23
JP3182645B2 true JP3182645B2 (ja) 2001-07-03

Family

ID=16676454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21568497A Expired - Lifetime JP3182645B2 (ja) 1997-07-25 1997-07-25 電動はぜ締機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3182645B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6514578B1 (en) 1999-06-30 2003-02-04 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung Polymerizable mesogenic tolanes
JP5665632B2 (ja) * 2011-04-07 2015-02-04 株式会社内田機械製作所 オートシーマー
JP6876429B2 (ja) * 2016-12-28 2021-05-26 三晃金属工業株式会社 鋼製屋根自動施工装置
JP7437587B2 (ja) * 2022-02-28 2024-02-26 有限会社大松管工 バーリング装置、及びバーリング方法
JP7327845B1 (ja) * 2022-03-14 2023-08-16 建ロボテック株式会社 はぜ締め用自走ロボット
JP7340886B1 (ja) * 2022-05-12 2023-09-08 建ロボテック株式会社 はぜ締め用自走ロボット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1147853A (ja) 1999-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6983633B2 (en) Apparatus for roll hemming with zero angle deflection
JP3182645B2 (ja) 電動はぜ締機
US20080230588A1 (en) Hemming working method and panel assembly manufacturing method
EP0407443B1 (en) Bending apparatus
US6957559B2 (en) Device for straightening of surface sheets of a vehicle
JP6680159B2 (ja) 乗物用シート
US4559805A (en) Hand seamer
US6174030B1 (en) Seat hinge for a vehicle
JPH0536595Y2 (ja)
JP2569188B2 (ja) 曲げ装置
TW542756B (en) Edge bending method and apparatus
CA1337253C (en) Bending apparatus
US5086638A (en) Drive mechanism for a hemming apparatus
JP3845141B2 (ja) 締付けバンドの締付け機
JP2917800B2 (ja) ドライブシャフト組立装置
JP3806991B2 (ja) 自動車部品の組み付け装置
US3130770A (en) Clinching tools and units
US5746086A (en) Driving device with force-limiting element for a bending unit
US6923036B1 (en) Hemming apparatus and method
US2778401A (en) Camber correcting method and means
AU748239B2 (en) Pressing apparatus
JPH0641737Y2 (ja) 溶接用支持装置
JP2510160Y2 (ja) フ―ド位置決め治具
US2907366A (en) Plate bending and seam sealing machine having work engaging roller pivoted to swing across portion of work to be bent
JPH0885462A (ja) チルトステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term