JPH1147380A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH1147380A
JPH1147380A JP9221981A JP22198197A JPH1147380A JP H1147380 A JPH1147380 A JP H1147380A JP 9221981 A JP9221981 A JP 9221981A JP 22198197 A JP22198197 A JP 22198197A JP H1147380 A JPH1147380 A JP H1147380A
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JP9221981A
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English (en)
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者の期待感をさらに向上させて遊技の興
趣を高めるために、より効果的に演出された可変表示を
行うことができる遊技機が求められる。 【解決手段】 図柄の変動表示が行われる画像表示装置
9には、期待度メータ9dも表示される。画像表示装置
の図柄表示エリア9a,9b,9cにおいて図柄の変動
が開始されると、期待度メータ9dにおける棒部9eが
右側に延びていく。図柄の変動中において、棒部9eの
先端は、「リーチ確定(B)」、「スーパーリーチ確定
(C)」、「大当たり確定(D)」および「確変大当た
り確定(E)」に対する期待度を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の遊技機に関し、特に、表示状態が変化可能な可変表示
装置を含み、可変表示装置における表示結果があらかじ
め定められた特定の表示態様となった場合に所定の遊技
価値が付与可能となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機として、表示状態が変化可能な可
変表示部を有する可変表示装置が設けられ、可変表示部
の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態様とな
った場合に所定の遊技価値を遊技者に与えるように構成
されたものがある。可変表示装置には、複数の可変表示
部を有するものがあり、通常、複数の可変表示部の表示
結果を時期を異ならせて表示するように構成されてい
る。可変表示部には、例えば、図柄等の複数の識別情報
が可変表示される。可変表示部の表示結果があらかじめ
定められた特定の表示態様の組合せとなることを、通
常、「大当たり」という。なお、遊技価値とは、遊技機
の遊技領域に設けられた可変入賞球装置の状態が打玉が
入賞しやすい遊技者にとって有利な状態になることや、
遊技者にとって有利な状態となるための権利を発生させ
たりすることである。また、特別遊技状態とは、例え
ば、遊技者にとって有利な「大当たり」が発生する度合
いが高くなるようにすることであり、通常、「確率変動
状態」や「変動時間短縮状態(時短)」などを含む。
【0003】また、「大当たり」の組合せ以外の「はず
れ」の表示態様の組合せのうち、複数の可変表示部の表
示結果のうちの一部が未だに導出表示されていない段階
において、既に表示結果が導出表示されている可変表示
部の表示態様が特定の表示態様の組合せとなる表示条件
を満たしている状態を「リーチ」という。遊技者は、大
当たりをいかにして発生させるかを楽しみつつ遊技を行
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような遊技機
にあっては、可変表示装置における可変表示開始の条件
が成立すると、まず、複数の識別情報の可変表示(変
動)が開始される。そして、それぞれの識別情報が順次
停止して、最終的に表示結果が導出される。識別情報の
変動中には、遊技者は、表示結果が「大当たり」の組合
せとなることを期待しながら識別情報の変動が表示され
る可変表示装置を注視する。可変表示装置には遊技の興
趣を高めるために識別情報の他に背景やキャラクタ等も
表示されるが、遊技の興趣をさらに向上させるためおよ
び可変表示の進行をより明確にするために、さらに効果
的な演出を行うことができる遊技機が求められる。
【0005】そこで、本発明は、可変表示装置に識別情
報を可変表示する際に、遊技の進行を遊技者が容易に把
握できるとともに遊技の興趣をより向上させることがで
きる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による遊技機は、
表示状態が変化可能な可変表示装置を含み、可変表示装
置の表示結果が大当たりとなる期待度および可変表示装
置の表示状態がリーチ状態となる期待度を表示するとと
もに、リーチが確定した後にはリーチ確定状態を表示す
る表示制御手段を備えたものである。表示制御手段は、
さらに、表示結果が特定の表示態様になる度合いの高い
リーチ状態となるスーパーリーチ期待度を表示するもの
であってもよい。また、遊技機が特定の表示態様のうち
あらかじめ定められた特別の表示態様となったことにも
とづいて遊技状態を遊技者に有利な特別遊技状態に制御
することが可能である場合には、表示制御手段は、識別
情報が特別の表示態様となる期待度を表示するものであ
ってもよい。そして、表示制御手段は、各期待度を可変
表示装置に表示するようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチン
コ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパチン
コ遊技機1を正面からみた正面図、図2はパチンコ遊技
機1の内部構造を示す全体背面図、図3はパチンコ遊技
機1の遊技盤を背面からみた背面図である。なお、ここ
では、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本
発明はパチンコ遊技機に限られず、例えばコイン遊技機
やスロットマシン等であってもよく、複数種類の識別情
報(図柄)を可変表示するためのCRTやLCDによる
可変表示装置を有し可変表示装置の表示結果があらかじ
め定められた特定の表示態様となった場合に所定の遊技
価値が付与可能になる全ての遊技機に適用可能である。
【0008】図1に示すように、パチンコ遊技機1は、
額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠
2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の
下部には、打球供給皿3からあふれた景品玉を貯留する
余剰玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル5が設
けられている。ガラス扉枠2の後方には、遊技盤6が着
脱可能に取り付けられている。また、遊技盤6の前面に
は遊技領域7が設けられている。
【0009】遊技領域7の中央付近には、複数種類の図
柄を可変表示するための画像表示部9と7セグメントL
EDによる可変表示器10とを含む可変表示装置8が設
けられている。画像表示部9には、「左」、「中」、
「右」の3つの図柄表示エリア9a,9b,9cがあ
り、これらの図柄表示エリア9a,9b,9cは各可変
表示部を構成する。可変表示装置8の側部には、打球を
導く通過ゲート11が設けられている。通過ゲート11
を通過した打球は、玉出口13を経て始動入賞口14の
方に導かれる。通過ゲート11と玉出口13との間の通
路には、通過ゲート11を通過した打球を検出するゲー
トセンサ12がある。また、始動入賞口14に入った入
賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口センサ17に
よって検出される。また、始動入賞口14の下部には開
閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可
変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態と
される。可変入賞球装置15の下部には、特定遊技状態
(大当たり状態)においてソレノイド21によって開状
態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20か
ら遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち一方(Vゾー
ン)に入った入賞球はVカウントセンサ22で検出さ
れ、他方に入った入賞球はカウントセンサ23で検出さ
れる。可変表示装置8の下部には、始動入賞口14に入
った入賞球数を表示する4個の表示部を有する始動入賞
記憶表示器18が設けられている。この例では、4個を
上限として、始動入賞がある毎に、始動入賞記憶表示器
18は点灯している表示部を1つずつ増やす。そして、
画像表示部9の可変表示が開始される毎に、点灯してい
る表示部を1つ減らす。
【0010】遊技盤6には、複数の入賞口19,24が
設けられている。遊技領域7の左右周辺には、遊技中に
点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、
入賞しなかった打球を吸収するアウト口26がある。ま
た、遊技領域7の外側の左右上部には、効果音を発する
2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外
周には、遊技効果ランプ・LED28が設けられてい
る。そして、この例では、一方のスピーカ27の近傍
に、景品玉払出時に点灯する賞球ランプ51が設けら
れ、他方のスピーカ27の近傍に、補給玉が切れたとき
に点灯する玉切れランプ52が設けられている。さら
に、図1には、パチンコ遊技台1に隣接して設置され、
プリペイドカードが挿入されることによって玉貸しを可
能にするカードユニット50も示されている。
【0011】打球発射装置から発射された打球は、打球
レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7
を下りてくる。打球が通過ゲート11を通ってゲートセ
ンサ12で検出されると、可変表示器10の表示数字が
連続的に変化する状態になる。また、打球が始動入賞口
14に入り始動口センサ17で検出されると、画像表示
部9内の図柄が回転を始める。画像表示部9内の画像の
回転は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の
画像の組み合わせが大当たり図柄の組み合わせである
と、大当たり遊技状態に移行する。すなわち、開閉板2
0が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例え
ば10個)の打球が入賞するまで開放する。そして、開
閉板20の開放中に打球が特定入賞領域に入賞しVカウ
ントセンサ22で検出されると、継続権が発生し開閉板
20の開放が再度行われる。この継続権の発生は、所定
回数(例えば16回)許容される。
【0012】停止時の画像表示部9内の画像の組み合わ
せが確率変動を伴う大当たり図柄の組み合わせであっ
て、可変表示器10の示す図柄が所定の図柄である場合
には、その後、可変入賞球装置15が高い頻度で開状態
となるとともに、次に大当たりとなる確率が高くなる。
すなわち、遊技者にとってさらに有利な状態となる。
【0013】次に、パチンコ遊技機1の裏面の構造につ
いて図2を参照して説明する。可変表示装置8の背面で
は、図2に示すように、機構板36の上部に景品玉タン
ク38が設けられ、パチンコ遊技機1が遊技機設置島に
設置された状態でその上方から景品玉が景品玉タンク3
8に供給される。景品玉タンク38内の景品玉は、誘導
樋39を通って玉払出装置に至る。
【0014】機構板36には、中継基板30を介して画
像表示装置9を制御する可変表示制御ユニット29、基
板ケース32に覆われ遊技制御用マイクロコンピュータ
等が搭載された遊技制御基板31、可変表示制御ユニッ
ト29と遊技制御基板31との間の信号を中継するため
の中継基板33、および景品玉の払出制御を行う払出制
御用マイクロコンピュータ等が搭載された賞球基板37
が設置されている。さらに、機構板36には、モータの
回転力を利用して打球を遊技領域7に発射する打球発射
装置34と、スピーカ27および遊技効果ランプ・LE
D28に信号を送るための電飾基板35が設置されてい
る。
【0015】また、遊技盤6の裏面には、図3に示すよ
うに、各入賞口および入賞球装置に入賞した入賞玉を所
定の入賞経路に沿って導く入賞玉集合カバー40が設け
られている。入賞玉集合カバー40に導かれる入賞玉の
うち、開閉板20を経て入賞したものは、玉払出装置9
7が相対的に多い景品玉数(例えば15個)を払い出す
ように制御される。始動入賞口14を経て入賞したもの
は、玉払出装置(図3において図示せず)が相対的に少
ない景品玉数(例えば6個)を払い出すように制御され
る。そして、その他の入賞口24および入賞球装置を経
て入賞したものは、玉払出装置が相対的に中程度の景品
玉数(例えば10個)を払い出すように制御される。こ
のような制御を行うために、始動口センサ17、Vカウ
ントセンサ22およびカウントセンサ23からの信号
が、遊技制御基板31に送られる。遊技制御基板31に
各センサからの信号が送られると、遊技制御基板31か
ら賞球基板37に後述する賞球個数信号が送られる。
【0016】図4は、遊技制御基板(メイン基板)31
における回路構成の一例を示すブロック図である。な
お、図4には、賞球基板37、電飾基板35および表示
制御基板80も示されている。メイン基板31には、プ
ログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基本回路
53と、ゲートセンサ12、始動口センサ17、Vカウ
ントセンサ22およびカウントセンサ23からの信号を
基本回路53に与えるスイッチ回路58と、可変入賞球
装置15を開閉するソレノイド16および開閉板20を
開閉するソレノイド21を基本回路53からの指令に従
って駆動するソレノイド回路59と、7セグメントLE
Dによる可変表示器10を駆動するとともに装飾ランプ
25を点滅させるランプ・LED回路60と、賞球基板
37に基本回路53からのコマンドを送信するとともに
賞球基板37からの入賞データ信号を基本回路53に入
力する賞球基板入出力回路61と、電飾基板35に基本
回路53からのコマンドを送信する電飾基板コマンド出
力回路62と、CRTによる画像表示部9に基本回路5
3からのコマンドやストローブ信号を与えるCRT回路
63と、基本回路53から与えられるデータに従って、
大当たりの発生を示す大当たり情報、画像表示部9の画
像表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始
動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等をホー
ル管理コンピュータ等のホストコンピュータに対して出
力する情報出力回路64とを含む。
【0017】基本回路53は、ゲーム制御用のプログラ
ム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用さ
れるRAM55、制御用のプログラムに従って制御動作
を行うCPU56およびI/Oポート57を含む。ま
た、賞球基板37からの入賞データ信号に応じて、賞球
基板37に賞球個数信号を与える。例えば、基本回路5
3は、始動口センサ17のオンに対応した入賞データ信
号の入力があると、賞球個数信号に「6」を出力し、カ
ウントセンサ23またはVカウントセンサ22のオンに
対応した入賞データ信号の入力があると、賞球個数信号
に「15」を出力する。そして、それらのセンサがオン
しない場合に入賞データ信号の入力があると、賞球個数
信号に「10」を出力する。
【0018】さらに、メイン基板31には、電源投入時
に基本回路53をリセットするための初期リセット回路
65と、定期的(例えば、2ms毎)に基本回路53に
リセットパルスを与えてゲーム制御用のプログラムを先
頭から再度実行させるための定期リセット回路66と、
基本回路53から与えられるアドレス信号をデコードし
て基本回路53に含まれるROM54、RAM55、I
/Oポート57等のうちのいずれかを選択するための信
号を出力するアドレスデコード回路67とが設けられて
いる。
【0019】図5は、電飾基板35における回路構成の
一例を示すブロック図である。図に示すように、電飾基
板35には、メイン基板31の電飾基板コマンド出力回
路62から送信されたコマンドデータに従って電飾基板
35内の回路全体を制御するサブ基本回路71が搭載さ
れている。さらに、電飾基板35には、サブ基本回路7
1からの指令信号に応じて遊技領域7の外周の遊技効果
ランプ・LED28を点滅するLED回路72と、サブ
基本回路71からの指令信号に応じて効果音等の音声信
号を出力する音声合成回路74と、音声合成回路74か
らの音声信号を増幅してスピーカ27に与える音量増幅
回路75とが設けられている。なお、電飾基板35に設
けられている各回路は、遊技制御基板31内に設けられ
ていてもよい。
【0020】図6は、表示制御基板80内の回路とCR
T82による画像表示部9の構成を示すブロック図であ
る。画像表示部9には、画像を表示するためのCRT8
2と、CRT82の画像表示を制御するCRTコントロ
ール回路81とが含まれる。さらに、画像表示部9に
は、CRTコントロール回路81をリセットするための
リセット回路と83、CRTコントロール回路81にク
ロック信号を与える発振回路84と、CRT82に表示
される画像のうちの使用頻度の高い画像データをあらか
じめ記憶するキャラクタROM85と、CRTコントロ
ール回路81が生成した画像データを記憶するVRAM
86とが含まれている。ここで、使用頻度の高い画像デ
ータとは、例えば、CRT82に表示される人物、動
物、または、文字、図形もしくは記号等からなる画像な
どである。
【0021】CRTコントロール回路81は、メイン基
板31のCRT回路63からストローブ信号が入力され
るとCRT回路63からのコマンドデータを入力し、そ
のコマンドデータが示す状態を認識する。CRTコント
ロール回路81は、コマンドデータの状態に従ってキャ
ラクタROM85から画像データを読み出して、CRT
82に表示するための画像データを生成する。そして、
画像データをVRAM86に記憶する。VRAM86に
記憶された画像データは、RGB色信号とSYNC信号
とからなるビデオ信号としてCRT82に送出され、C
RT82において画像が表示される。
【0022】図7は、CRTコントロール回路81の構
成を示すブロック図である。CRTコントロール回路8
1には、表示制御用CPU91、ビデオコントローラ9
3および制御データが記憶された制御データROM92
が含まれる。表示制御用CPU91は、CRT回路63
からのコマンドデータに従って、制御データROM92
からCRT82の表示を制御するためのデータを読み出
す。そして、表示制御用CPU91は、読み出した制御
データにもとづいてビデオコントローラ93に制御信号
を送る。ビデオコントローラ93は、制御信号に従って
キャラクタROM85から画像データを読み出し、読み
出した画像データを用いてCRT82に表示するための
画像データを生成し、その画像データをVRAM86に
格納する。VRAM86に格納されたデータは、CRT
82にビデオ信号として送出される。なお、図4には示
されていないが、表示制御基板80とCRT82との間
には、ビデオ信号にもとづいてCRT82を駆動するた
めのCRT駆動回路を有するCRT基板が設けられてい
る。
【0023】次に動作について説明する。図8は、メイ
ン基板31における基本回路53の動作を示すフローチ
ャートである。上述したように、この処理は、定期リセ
ット回路66が発するリセットパルスによって、例えば
2ms毎に起動される。基本回路53が起動されると、
基本回路53は、まず、スタックポインタの指定アドレ
スをセットするためのスタックセット処理を行う(ステ
ップS1)。次いで、初期化処理を行う(ステップS
2)。初期化処理では、基本回路53は、RAM55に
エラーが含まれているか判定し、エラーが含まれている
場合には、RAM55を初期化するなどの処理を行う。
そして、画像表示部9に送出されるコマンドコードをR
AM55の所定の領域に設定する処理を行った後に(ス
テップS3)、コマンドコードを出力する処理を行う
(ステップS4)。
【0024】次いで、電飾基板コマンド出力回路62を
介して、電飾基板35のサブ基本回路71に音声発生や
LED点灯制御用の所定のコマンドを送信するための処
理を行うとともに、情報出力回路64を介して、ホール
管理用コンピュータに大当たり情報、始動情報、確率変
動情報などのデータを送信するための処理を行う(デー
タ出力処理:ステップS5)。また、パチンコ遊技機1
の内部に備えられている自己診断機能によって種々の異
常診断処理が行われ、その結果に応じて必要ならば警報
が発せられる(エラー処理:ステップS6)。
【0025】次に、各判定用乱数を示す各カウンタを更
新する処理を行う(ステップS7)。以下、カウンタの
更新を乱数のカウントアップまたは加算と表現する。図
9は、各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のよ
うに使用される。 (1)ランダム1:大当たりを発生させるか否か決定す
る(大当たり判定用) (2)ランダム2−1〜2−3:左右中のはずれ図柄決
定用 (3)ランダム3:大当たり時の図柄の組合せを決定す
る(大当たり図柄決定用=特定図柄判定用) (4)ランダム4:はずれ時にリーチするか否か決定す
る(リーチ判定用) (5)ランダム5:リーチ種類を決定する(リーチ動作
決定用)
【0026】なお、遊技効果を高めるために、上記
(1)〜(5)の乱数以外の乱数も用いられている。ま
た、画像表示部9には、遊技効果を高めるために、各図
柄以外の画像、例えば背景や所定の動きをするキャラク
タ等も表示される。ステップS7では、基本回路53
は、(1)の大当たり判定用乱数および(3)の特定図
柄判定用乱数のカウントアップ(1加算)を行う。すな
わち、それらが判定用乱数である。
【0027】次に、基本回路53は、特別図柄プロセス
処理を行う(ステップS8)。特別図柄プロセス制御で
は、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序で
制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当す
る処理が選び出されて実行される。そして、特別図柄プ
ロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新
される。また、普通図柄プロセス処理を行う(ステップ
S9)。普通図柄プロセス処理では、7セグメントLE
Dによる可変表示器10を所定の順序で制御するための
普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出
されて実行される。そして、普通図柄プロセスフラグの
値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。さら
に、基本回路53は、スイッチ回路58を介して、ゲー
トセンサ12、始動口センサ17、カウントセンサ23
およびVカウントセンサ22の状態を入力し、各入賞口
や入賞装置に対する入賞があったか否か判定する(ステ
ップS10)。
【0028】基本回路53は、さらに、表示用乱数を更
新する処理を行う(ステップS11)。すなわち、
(2)のはずれ図柄決定用の乱数、(4)のリーチ判定
用の乱数および(5)のリーチ動作用の乱数のカウント
アップ(1加算)を行う。ただし、ランダム2−2は、
ランダム2−1の桁上げが生ずるときに、すなわち、ラ
ンダム2−1の値が「15」になって「0」に戻される
ときにカウントアップされる。また、ランダム2−3
は、ランダム2−2の桁上げが生ずるときに、すなわ
ち、ランダム2−2の値が「15」になって「0」に戻
されるときにカウントアップされる。
【0029】また、基本回路53は、賞球基板37との
間の信号処理を行う(ステップS12)。すなわち、賞
球基板37から入賞データ信号が出力されているか否か
確認するとともに、所定の条件が成立すると賞球基板3
7に賞球個数信号を出力する。賞球基板37に搭載され
ている払出制御用マイクロコンピュータは、賞球個数信
号に応じて玉払出装置97を駆動する。
【0030】その後、基本回路53は、次に定期リセッ
ト回路66からリセットパルスが与えられるまで、ステ
ップS13の表示用乱数更新処理を繰り返す。すなわ
ち、各乱数の値の1加算を行う。なお、ここで加算され
るのは、図9に示されているように、上記(1)〜
(4)の乱数のうち(2)のはずれ図柄決定用の乱数、
(4)のリーチ判定用の乱数および(5)のリーチ動作
決定用の各乱数である。ここでも、ランダム2−2は、
ランダム2−1の桁上げが生ずるときにカウントアップ
され、ランダム2−3は、ランダム2−2の桁上げが生
ずるときにカウントアップされる。
【0031】次に、始動入賞口14への入賞(始動入
賞)にもとづいて画像表示部9に可変表示される図柄の
決定方法について図10〜図12のフローチャートおよ
び図13〜図15の説明図を参照して説明する。図10
は打球が始動入賞口14に入賞したことを判定する処理
を示し、図11は画像表示装置9の可変表示の停止図柄
およびリーチ動作を決定する処理を示し、図12は大当
たり判定の処理を示す。また、図13はリミッタが作動
していない場合の特定図柄判定用乱数の値と停止図柄の
組合せの対応を示し、図14はリミッタが作動している
場合の特定図柄判定用乱数の値と停止図柄の組合せの対
応を示す。さらに、図15はリーチ判定用の乱数値とリ
ーチするか否かの関係およびリーチ動作決定用乱数の値
とリーチ種類の関係を示す。
【0032】打球が遊技盤6に設けられている始動入賞
口14に入賞すると、始動口センサ17がオンする。ス
テップS10のスイッチ処理において、基本回路53
は、図10に示すように、スイッチ回路58を介して始
動口センサ17がオンしたことを判定する(ステップS
41)。オンしたことを検出した場合には、始動入賞記
憶数が最大値である4に達しているかどうか確認する
(ステップS42)。始動入賞記憶数が4に達していな
ければ、始動入賞記憶数を1増やし(ステップS4
3)、大当たり判定用乱数の値を抽出する。そして、そ
れを始動入賞記憶数の値に対応した乱数値格納エリアに
格納する(ステップS44)。なお、始動入賞記憶数が
4に達している場合には、始動入賞記憶数を増やす処理
を行わない。すなわち、この実施の形態では、最大4個
の始動入賞口17に入賞した打球数が記憶される。
【0033】基本回路53は、図8に示すステップS8
の特別図柄プロセス処理において、図11に示すような
処理を行う。まず、始動入賞記憶数の値を確認する(ス
テップS50)。始動入賞記憶数が0でなければ、始動
入賞記憶数=1に対応する乱数値格納エリアに格納され
ている値を読み出すとともに(ステップS51)、始動
入賞記憶数の値を1減らし、かつ、各乱数値格納エリア
の値をシフトする(ステップS52)。すなわち、始動
入賞記憶数=n(n=2,3,4)に対応する乱数値格
納エリアに格納されている値を、始動入賞記憶数=n−
1に対応する乱数値格納エリアに格納する。
【0034】そして、基本回路53は、ステップS51
で読み出した値、すなわち抽出されている大当たり判定
用乱数の値にもとづいて当たり/はずれを決定する(ス
テップS53)。図9に示すように大当たり判定用乱数
は0〜249の範囲の値をとるが、図12に示すよう
に、低確率時には例えばその値が「3」である場合に
「大当たり」と決定し、それ以外の値である場合には
「はずれ」と決定する。高確率時には例えばその値が
「3」,「7」,「79」,「103」,「107」の
いずれかである場合に「大当たり」と決定し、それ以外
の値である場合には「はずれ」と決定する。
【0035】大当たりと判定されたときには、基本回路
53は、特定図柄判定用乱数の値にもとづいて停止図柄
を決定する。ここで、リミッタが作動中でないならば、
図13に示すテーブルにあるような特定図柄判定用乱数
の値と停止図柄との対応関係に従って停止図柄を決定す
る(ステップS54,S55)。このとき、図13に示
されているように、リミッタが作動していないときに
は、全図柄を含むテーブルから停止図柄が決定される。
なお、この実施の形態では、可変表示装置8の画像表示
部9には、図13のテーブル中に示されたような「0」
〜「ん」の各図柄が変動表示されるとする。
【0036】リミッタが作動している場合には、基本回
路53は、図14に示す非特定図柄用テーブルにあるよ
うな特定図柄判定用乱数の値と停止図柄との対応関係に
従って停止図柄を決定する(ステップS54,S5
6)。リミッタは、連続して確変図柄による大当たりが
発生すること、すなわち連続して高確率状態が継続する
ことを制限するためのものである。例えば、4回連続し
て高確率状態が継続するとリミッタが作動状態になる。
従って、リミッタ作動状態では、確率変動が行われる特
別図柄を含まないテーブルから停止図柄が決定される。
なお、この例では、「三」,「三」,「三」、「五」,
「五」,「五」、「七」,「七」,「七」、または
「ん」,「ん」,「ん」を確率変動が行われる特別図柄
すなわち確変図柄とする。さらに、基本回路は、図15
(B)に示すように、ランダム5の値に従って、リーチ
種類を決定する(ステップS57)。
【0037】はずれと判定された場合には、基本回路5
3は、リーチとするか否か判定する(ステップS5
8)。ここでは、図15(A)に示すように、リーチ判
定用の乱数であるランダム4の値が「105」〜「15
30」のいずれかである場合には、リーチとしないと決
定する。そして、リーチ判定用乱数の値が「0」〜「1
04」のいずれかである場合にはリーチとすることを決
定する。リーチとすることを決定したときには、基本回
路は、リーチ図柄の決定を行う。この実施の形態では、
ランダム2−1の値に従って左右図柄を決定する(ステ
ップS59)。また、ランダム2−2の値に従って中図
柄を決定する(ステップS60)。すなわち、ランダム
2−1およびランダム2−2の値の0〜14の値にそれ
ぞれ対応した「0」〜「ん」のいずれかの図柄が停止図
柄として決定される。ここで、決定された中図柄が左右
図柄と一致した場合には、中図柄に対応した乱数の値に
1加算した値に対応する図柄を中図柄の確定図柄とし
て、大当たり図柄と一致しないようにする。さらに、基
本回路は、図15(B)に示すように、ランダム5の値
に従って、リーチ種類を決定する(ステップS57)。
【0038】ここで、リーチ種類の決定の仕方について
説明する。リーチ種類は、0〜99のうちのいずれかの
値をとるランダム5の値に応じて決定されるが、ステッ
プS53の抽選で大当たりとすることが決定されステッ
プS55の処理において確変図柄で大当たりとすること
が決定された場合には、図15(B)における確変大当
たり時のテーブルの内容に従ってリーチ種類が決定され
る。ステップS53の抽選で大当たりとすることが決定
されステップS55またはS56の処理において非確変
図柄で大当たりとすることが決定された場合には、図1
5(B)における非確変大当たり時のテーブルの内容に
従ってリーチ種類が決定される。また、ステップS58
の抽選でリーチすることが決定された場合には、図15
(B)におけるはずれ時のテーブルの内容に従ってリー
チ種類が決定される。なお、リーチ1〜5の具体的態様
については後で説明する。
【0039】ステップS58においてリーチとしないこ
とが決定された場合には、基本回路53は、ランダム2
−1〜2−3の値に応じてはずれ図柄の組合せを決定す
る(ステップS61)。具体的には、まず、抽出された
ランダム2−1の値に対応した左図柄を決定する。次
に、ランダム2−1の値にランダム2−3の値を加算し
て得られた値に対応した右図柄を決定する。ランダム2
−3の値は1〜14のうちのいずれかであるから、ラン
ダム2−1の値にランダム2−3の値を加算して得られ
た値が、ランダム2−1の値と一致することはない。す
なわち、左右図柄が一致することはない。そして、ラン
ダム2−2の値に対応した中図柄を決定する。ここで
も、抽出されたランダム2−1の値、抽出されたランダ
ム2−3の値、およびランダム2−1の値にランダム2
−3の値を加算して得られた値の0〜14は、それぞ
れ、順に「0」〜「ん」に対応する。
【0040】以上のようにして、始動入賞にもとづく図
柄変動の表示態様が大当たりとするか、リーチとする
か、はずれとするか決定され、それぞれの停止図柄の組
合せが決定され、大当たりまたは大当たりとしないがリ
ーチする決定された場合にはリーチ種類が決定される。
【0041】なお、高確率状態において、次に大当たり
となる確率が上昇するとともに、7セグメントLEDに
よる可変表示器10の可変表示の確定までの時間が短縮
され、かつ、可変表示器10の可変表示結果にもとづく
当たり時の可変入賞球装置15の開放回数および開放時
間が高められるようにしてもよいし、それらのうちのい
ずれか一つまたは複数の状態のみが生ずるように遊技機
を構成してもよい。
【0042】次に、リーチ動作について説明する。この
実施の形態では、可変表示装置8の画像表示部9におけ
る図柄の変動開始後、中図柄が最後に停止する。そし
て、リーチの態様としてリーチ1〜リーチ5を例示す
る。もちろん、以下例示するリーチ1〜リーチ5の態様
以外の多数のリーチ態様を用意してもよい。
【0043】図16は、図柄の変動中に用いられる変動
パターンa〜gを説明するための説明図である。図17
は、リーチとしないはずれ時の図柄の変動を示すタイミ
ング図である。また、図18は、リーチ時(大当たりの
場合および大当たりとしない場合)の図柄の変動を示す
タイミング図である。
【0044】上述したように、基本回路は、始動入賞口
14への入賞を検出すると(図17(A)参照)、大当
たりとするかはずれとするか決定するとともに、可変表
示装置8の画像表示部9における停止図柄を決定する。
そして、決定結果を、CRT回路63を介して表示制御
基板80にコマンドデータとして与えるとともに、電飾
基板コマンド出力回路62を介して電飾基板35にコマ
ンドデータを与える。表示制御基板80におけるCRT
コントロール回路81は、基本回路53から受信したコ
マンドデータを解析し、コマンドデータで指令された態
様で画像表示部9を構成するCRT82の表示制御を行
う。また、電飾基板35において、サブ基本回路71
は、基本回路53から受信したコマンドデータで指令さ
れた態様に対応した音声がスピーカ27から発せられ、
かつ、遊技効果ランプ・LED28が点滅するように、
音声合成回路74およびLED回路72に指令する。
【0045】基本回路が始動入賞にもとづいて大当たり
を発生させずリーチにもしないことを決定した場合に
は、CRTコントロール回路81は、基本回路53から
のコマンドデータに従って、図17(B),(C),
(D)に示すような左右図柄の変動が行われるように画
像表示部9に信号を与える。
【0046】すると、画像表示部9における「左」の図
柄表示エリア9aにおいて、図17(B)に示すよう
に、まず、変動パターンaに従って、5.000秒間図
柄の変動が行われる。変動パターンaは、図16に示す
ように、最初の0.680秒間で少しずつ変動速度が上
がり、その後、一定速度で図柄変動が行われるパターン
である。5.000秒が経過すると、停止図柄の2図柄
前の図柄が表示されるように制御された後、変動パター
ンbに従って0.900秒間図柄の変動が行われる。変
動パターンbは、変動速度が徐々に低下して、停止する
パターンである。0.900秒間で2図柄の変動が行わ
れる。
【0047】また、画像表示部9における「右」の図柄
表示エリア9cにおいて、図17(C)に示すように、
左図柄が変動開始後0.375秒経過すると、変動パタ
ーンaに従って、5.525秒間図柄の変動が行われ
る。そして、5.525秒が経過すると、停止図柄の2
図柄前の図柄が表示されるように制御された後、変動パ
ターンbに従って0.900秒間図柄の変動が行われ
る。
【0048】そして、画像表示部9における「中」の図
柄表示エリア9bにおいて、図17(D)に示すよう
に、左図柄が変動開始後0.750秒経過すると、変動
パターンaに従って、6.050秒間図柄の変動が行わ
れる。そして、6.050秒が経過すると、停止図柄の
2図柄前の図柄が表示されるように制御された後、変動
パターンbに従って0.900秒間図柄の変動が行われ
る。
【0049】基本回路が始動入賞にもとづいて大当たり
を発生すること、または大当たりを発生しないがリーチ
することを決定した場合には、CRTコントロール回路
81は、基本回路53からのコマンドデータに従って、
図18(A),(B)に示すような左右図柄の変動が行
われるように画像表示部9に信号を与える。
【0050】すると、画像表示部9における「左」の図
柄表示エリア9aにおいて、図18(A)に示すよう
に、まず、変動パターンaに従って、5.000秒間図
柄の変動が行われる。また、画像表示部9における
「右」の図柄表示エリア9cにおいて、図18(B)に
示すように、左図柄が変動開始後0.375秒経過する
と、変動パターンaに従って、5.525秒間図柄の変
動が行われる。そして、5.525秒が経過すると、停
止図柄の2図柄前の図柄が表示されるように制御された
後、変動パターンbに従って0.900秒間図柄の変動
が行われる。
【0051】図18(C)は、リーチ時の図柄変動(大
当たりとなる場合と大当たりとならない場合との双方)
における中図柄の各変動の様子を示すタイミング図であ
る。図18(C)に示すように、リーチ1では、画像表
示部9における「中」の図柄表示エリア9bにおいて、
左図柄が変動開始後0.750秒経過すると、変動パタ
ーンaに従って、6.050秒間図柄の変動が行われ
る。6.050秒が経過すると、変動パターンcに従っ
て、6.106〜12.406秒かけて19〜33図柄
の変動が行われる。変動パターンcは、0.680秒間
変動速度が徐々に低下し、その後1図柄あたり0.30
0秒で変動するような一定速度で変動が行われ、さら
に、1図柄あたり0.450秒で変動するような一定速
度で変動が行われるパターンである。
【0052】リーチ2では、画像表示部9における
「中」の図柄表示エリア9bにおいて、左図柄が変動開
始後0.750秒経過すると、変動パターンaに従っ
て、6.050秒間図柄の変動が行われる。さらに、
6.000秒間パターンaに従って図柄の変動が行わ
れ、その後、変動パターンdに従って0.600秒の変
動が行われる。変動パターンdは、0.600秒間、徐
々に変動速度を遅くしていって変動を停止するパターン
である。この間、12図柄の変動が行われる。
【0053】リーチ3では、画像表示部9における
「中」の図柄表示エリア9bにおいて、左図柄が変動開
始後0.750秒経過すると、まず、変動パターンaに
従って、6.050秒間図柄の変動が行われる。続い
て、変動パターンeに従って5.656秒間変動が行わ
れる。変動パターンeは、最初の0.680秒間徐々に
変動速度を遅くし、その後、1図柄あたり0.300秒
で変動するような一定速度で変動が行われるパターンで
ある。変動パターンeでは、18図柄の変動が行われ
る。さらに、0.318秒間の図柄の一時停止を挟んだ
0.450秒での1図柄の変動が繰り返されるパター
ン、いわゆるコマ送りのパターンによる変動が行われ
る。コマ送りによる変動では、0.450秒での1図柄
の変動が9〜15回行われ、0.318秒間の図柄の一
時停止が8〜14回行われる。
【0054】リーチ4では、リーチ1と同様の態様で変
動が行われた後、図18に示すタイミング(ト)から
0.380秒図柄の変動が停止され、その後、1.05
0秒間変動パターンfに従って変動が行われる。変動パ
ターンfは、0.075秒で1図柄が変動する一定速度
の変動パターンであり、1.050秒で14図柄の変動
が行われる。
【0055】リーチ5では、リーチ3と同様の態様で変
動が行われた後、図18に示すタイミング(リ)から
0.300秒図柄の変動が停止され、その後、1.10
0秒間変動パターンgに従って変動が行われる。変動パ
ターンgは、0.9図柄分の順方向の変動と逆方向の変
動が行われる変動パターンである。
【0056】この発明による遊技機では、図19に示す
ように、画像表示部9には、図柄表示エリア9a,9
b,9cに他に期待度メータ9dが表示される。そし
て、基本回路は、図柄表示エリア9a,9b,9cにお
ける図柄の変動が開始されると、期待度メータ9dにお
ける棒部9eが延ばされるようにCRTコントロール回
路81に指令を与える。棒部9eの延び方のパターン
は、以下に説明するようにリーチ種類および停止図柄に
応じて設定される。従って、CRTコントロール回路8
1は、基本回路からの情報に含まれているリーチ種類お
よび停止図柄に応じて棒部9eを延ばすように制御する
ことができる。あるいは、基本回路が適宜棒部9eの先
端の位置を指令し、CRTコントロール回路81が適宜
与えられる指令に応じて棒部9eを延ばすようにしても
よい。
【0057】この実施の形態では、図20に示すよう
に、期待度メータ9dにおける右端(図中のEの位置)
は「確変大当たり確定」(確変図柄で図柄が停止するこ
と)の状態を示す。また、中央(図中のCの位置)は
「スーパーリーチ確定」(極めて高い確率で大当たりと
なるリーチ態様となることが確定すること)の状態を示
す。左端(図中のAの位置)と中央との中間の位置(図
中のBの位置)は「リーチ確定」(リーチ態様となるこ
とが確定すること)の位置を示し、中央と右端との中間
の位置(図中のDの位置)は「大当たり確定」(非各変
図柄で図柄が停止すること)の位置を示す。棒部9eは
図柄の変動開始時に図中のAの位置から延びはじめ、図
柄の変動中に右に向かって延びていく。そして、棒部9
eの長さは、リーチ期待度、スーパーリーチ期待度、大
当たり期待度または確変大当たり期待度を表現する。こ
こで、「・・・期待度」とは、「・・・」が生ずる度合
いがどの程度かを示すものである。正確な値を示すもの
ではないが、遊技者にとっては目安となる値となってい
る。
【0058】図20は、図17に示されたようなはずれ
時(停止図柄の組み合わせがはずれとなる場合)の変動
に対応した期待度メータ9dの変化を示している。この
場合には、棒部9eは、図柄の変動開始時に延び始めた
後、最後に停止することになる中図柄が停止するまでの
期間では、「リーチ確定」の位置(図20中のBの位
置)の手前まで伸び続け、中図柄が停止すると消滅す
る。
【0059】図21は、図柄がリーチ1の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄とならない場合の
期待度メータ9dの変化を示す説明図である。この場合
には、棒部9eは、右図柄が確定するタイミング(ハ)
までの期間延び続け、その先端はタイミング(ハ)の時
点で「リーチ確定」の位置(図21中のBの位置)に達
する。その後、棒部9eは、「スーパーリーチ確定」の
位置(図21中のCの位置)に向かって延び続ける。図
15(B)に示すように、リーチ1は、信頼度の低いリ
ーチである。すなわち、はずれ時に高い頻度で現れるも
のであってスーパーリーチではないものである。よっ
て、ある程度「スーパーリーチ確定」の位置にまで延び
た時点で、すなわち、ある程度遊技者の期待感を高めた
上で、棒部9eの先端は「リーチ確定」の位置まで戻る
ように制御される。この実施の形態では、図18に示す
タイミング(ト’)の時点で棒部9eの先端は「リーチ
確定」の位置まで戻される。また、その時点から、棒部
9eの一部は、図21に示すCの位置から「大当たり確
定」の位置(図21中のDの位置)に延びていく。そし
て、中図柄が停止するタイミング(ト)の時点で、棒部
9eは消滅する。また、リーチ1では確変大当たりの可
能性はないが、タイミング(ト’)の時点から、棒部9
eの一部は、図21に示すDの位置から「確変大当たり
確定」の位置(図21中のEの位置)に延びていく。そ
のようにすれば、ある程度遊技者の期待感を高めるよう
にすることができる。
【0060】図22は、図柄がリーチ1の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄となる場合の期待
度メータ9dの変化を示す説明図である。中図柄が停止
するタイミング(ト)までの棒部9eの動きは図21に
示された場合と同様であるが、この場合には、停止図柄
の組み合わせが大当たり図柄となるので、中図柄が停止
するタイミング(ト)の時点で、棒部9eの一部の先端
が「大当たり確定」の位置に達する。そして、大当たり
が生じて遊技者にとって有利が遊技状態になっている
間、期待度メータ9dはそのまま表示される。
【0061】図23は、図柄がリーチ2の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄とならない場合の
期待度メータ9dの変化を示す説明図である。この場合
にも、棒部9eは、右図柄が確定するタイミング(ハ)
までの期間延び続け、その先端はタイミング(ハ)の時
点で「リーチ確定」の位置(図23中のBの位置)に達
する。その後、棒部9eは、「スーパーリーチ確定」の
位置(図23中のCの位置)に向かって延び続ける。図
15(B)に示すように、リーチ2は、信頼度のさほど
高くないリーチである。すなわち、はずれ時にも高い頻
度で現れるものであってスーパーリーチではないもので
ある。よって、ここでも、ある程度「スーパーリーチ確
定」の位置にまで延びた時点で、すなわち、ある程度遊
技者の期待感を高めた上で、棒部9eの先端は「リーチ
確定」の位置まで戻るように制御される。この実施の形
態では、図18に示すタイミング(ト’)の時点で棒部
9eの先端は「リーチ確定」の位置まで戻される。ま
た、その時点から、棒部9eの一部は、図23に示すC
の位置から「大当たり確定」の位置(図23中のDの位
置)に延びていく。さらに、図15(B)に示すように
リーチ2は確変大当たりを生じさせる可能性のあるリー
チであるから、棒部9eの一部は、Dの位置から「確変
大当たり確定」の位置(図23中のEの位置)に延びて
いく。そして、中図柄が停止するタイミング(ヘ)の時
点で、棒部9eは消滅する。
【0062】図24は、図柄がリーチ2の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄となる場合の期待
度メータ9dの変化を示す説明図である。中図柄が停止
するタイミング(ヘ)までの棒部9eの動きは図23に
示された場合と同様であるが、この場合には、停止図柄
の組み合わせが確変大当たり図柄または非確変大当たり
図柄となるので、中図柄が停止するタイミング(ヘ)の
時点で、棒部9eの一部の先端が「大当たり確定」の位
置または「確変大当たり確定」の位置に達する。そし
て、大当たりが生じて遊技者にとって有利が遊技状態に
なっている間、期待度メータ9dはそのまま表示され
る。
【0063】図25は、図柄がリーチ3の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄とならない場合の
期待度メータ9dの変化を示す説明図である。この場合
にも、棒部9eは、右図柄が確定するタイミング(ハ)
までの期間延び続け、その先端はタイミング(ハ)の時
点で「リーチ確定」の位置(図25中のBの位置)に達
する。その後、棒部9eは、「スーパーリーチ確定」の
位置(図25中のCの位置)に向かって延び続ける。図
15(B)に示すように、リーチ3は、信頼度の高いリ
ーチである。すなわち、リーチ3の態様による変動が行
われると、比較的高い確率で大当たりとなる。また、確
変大当たりとなる可能性もある。そこで、棒部9eの一
部は、タイミング(ハ)の時点から中図柄が確定するタ
イミング(リ)の手前の時点まで、「大当たり確定」の
位置(図25中のDの位置)に向かって延び続けるとと
もに、「確変大当たり確定」の位置(図25中のEの位
置)に向かって延び続ける。そして、ある程度「スーパ
ーリーチ確定」の位置にまで延びた時点で、この例では
タイミング(チ)の時点で、棒部9eの先端は「リーチ
確定」の位置まで戻るように制御される。また、その時
点からタイミング(リ)の時点まで、棒部9eの一部
は、「大当たり確定」の位置および「確変大当たり確
定」の位置に延びていく。そして、中図柄が停止するタ
イミング(リ)の時点で、棒部9eは消滅する。
【0064】図26は、図柄がリーチ3の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄となる場合の期待
度メータ9dの変化を示す説明図である。中図柄が停止
するタイミング(リ)までの棒部9eの動きは図25に
示された場合と同様であるが、この場合には、停止図柄
の組み合わせが確変大当たり図柄または非確変大当たり
図柄となるので、中図柄が停止するタイミング(リ)の
時点で、棒部9eの一部の先端が「大当たり確定」の位
置または「確変大当たり確定」の位置に達する。そし
て、大当たりが生じて遊技者にとって有利が遊技状態に
なっている間、期待度メータ9dはそのまま表示され
る。
【0065】図27は、図柄がリーチ4の態様で変動す
る場合の期待度メータ9dの変化を示す説明図である。
リーチ4の変動態様は、リーチ1の変動態様に変動パタ
ーンfが付加されたものである。また、図15(B)に
示すように、リーチ4は、はずれ時には現れないリーチ
である。この場合にも、棒部9eは、右図柄が確定する
タイミング(ハ)までの期間延び続け、その先端はタイ
ミング(ハ)の時点で「リーチ確定」の位置(図27中
のBの位置)に達する。その後、棒部9eは、「スーパ
ーリーチ確定」の位置(図27中のCの位置)に向かっ
て延び続ける。また、棒部9eの一部は、リーチ確定後
のある時点から「大当たり確定」の位置(図27中のD
の位置)および「確変大当たり確定」の位置(図27中
のEの位置)に向かって延び続ける。ここでは、ある時
点として、タイミング(ト’)の時点が用いられてい
る。
【0066】上述したように、リーチ4は、100%大
当たりとなる信頼度最大のリーチである。そこで、棒部
9eの先端は、タイミング(ト)の時点で「スーパーリ
ーチ確定」の位置に達する。なお、この時点は、リーチ
1では、中図柄が確定する時点である。よって、遊技者
には、タイミング(ト)の時点で、リーチがリーチ1の
態様によるのではなくリーチ4のスーパーリーチの態様
によることが知らされる。そして、中図柄が停止するタ
イミング(ル)の時点で、棒部9eの先端が「大当たり
確定」の位置または「確変大当たり確定」の位置に達す
る。大当たりが生じて遊技者にとって有利が遊技状態に
なっている間、期待度メータ9dはそのまま表示され
る。
【0067】図28は、図柄がリーチ5の態様で変動す
る場合の期待度メータ9dの変化を示す説明図である。
リーチ5の変動態様は、リーチ3の変動態様に変動パタ
ーンgが付加されたものである。また、図15(B)に
示すように、リーチ5も、はずれ時には現れないリーチ
である。棒部9eは、右図柄が確定するタイミング
(ハ)までの期間延び続け、その先端はタイミング
(ハ)の時点で「リーチ確定」の位置(図28中のBの
位置)に達する。その後、棒部9eは、「スーパーリー
チ確定」の位置(図28中のCの位置)に向かって延び
続ける。また、その時点から、棒部9eの一部は、「大
当たり確定」の位置(図28中のDの位置)および「確
変大当たり確定」の位置(図28中のEの位置)に向か
って延び続ける。
【0068】上述したように、リーチ5は、100%大
当たりとなる信頼度最大のリーチである。そこで、棒部
9eの先端は、タイミング(チ)の時点で「スーパーリ
ーチ確定」の位置に達する。なお、リーチ3では、この
時点で、棒部9eの先端は、「リーチ確定」の位置まで
戻される。よって、遊技者には、タイミング(チ)の時
点で、リーチがリーチ3の態様によるのではなくリーチ
5のスーパーリーチの態様によることが知らされる。そ
して、タイミング(ヌ)の時点まで、棒部9eの先端が
「大当たり確定」の位置(図28中のDの位置)に向か
って延びるように制御される。また、棒部9eの一部の
先端が「確変大当たり確定」の位置(図28中のEの位
置)に向かって延びるように制御される。そして、中図
柄が停止するタイミング(ヌ)の時点で、棒部9eの先
端が「大当たり確定」の位置または「確変大当たり確
定」の位置に達する。大当たりが生じて遊技者にとって
有利が遊技状態になっている間、期待度メータ9dはそ
のまま表示される。
【0069】なお、この実施の形態では右図柄が停止す
るタイミング(ハ)の時点で棒部9eの先端が「リーチ
確定」の位置に達するように制御されるので、期待度メ
ータはリーチを予告する機能も果たす。そのように機能
させず確実にリーチが発生したことを表示する場合に
は、はずれ時に中図柄が確定する時点であるタイミング
(ハ’)の時点で、棒部9eの先端が「リーチ確定」の
位置に達するようにしてもよい。
【0070】この実施の形態では100%大当たりとな
るリーチについて棒部9eが「スーパーリーチ確定」の
位置に達するようにしたが、大当たりとなる確率が極め
て高いがはずれとなる可能性もあるリーチがある場合に
は、そのようなリーチ態様によって図柄の変動が行われ
る場合に、ある時点で棒部9eが「スーパーリーチ確
定」の位置に達するようにしてもよい。そのようにした
場合には、棒部9eが「スーパーリーチ確定」の位置に
達しても大当たりとならないときも生ずるので、遊技者
の期待度メータ9dに対する注目度が向上する。また、
この実施の形態では、リーチ4およびリーチ5の態様で
図柄が変動する際に、タイミング(ト)または(チ)の
時点で棒部9eが「スーパーリーチ確定」の位置に達す
るようにしたが、より早い時点で「スーパーリーチ確
定」の位置に達するようにしてもよい。その場合には、
遊技者に対してスーパーリーチであることが早めに知ら
されることになり、期待度メータ9dに対する遊技者の
期待感を向上させることができる。
【0071】以上のように、この実施の形態では、リー
チ期待度および大当たり期待度をリーチおよび大当たり
確定以前に表示するようにしたので、遊技者は、遊技の
進行をより容易に把握できる。また、遊技者は、図柄の
変動とともに期待度メータ9dによっても大当たりに対
する期待度をかき立てられるので、遊技者の遊技機に対
する執着が大きくなる。さらに、遊技者が特に興味を持
つスーパーリーチ期待度および確変大当たり期待度も表
示するようにしたので、遊技の趣向をより向上させるこ
とができる。また、この実施の形態では、それらの期待
度はある程度現実の発生度合いと対応しているように制
御されているので、遊技者が遊技機に対して不信感を抱
くことはない。
【0072】図29〜図37は、この発明の他の実施の
形態による遊技機における期待度メータ9dの変化の様
子を示す説明図である。この場合には、期待度メータ9
dにおける右端(図29中のEの位置)は「確変大当た
り確定」の状態を示し、中央(図29中のCの位置)は
「リーチ確定」の状態を示す。また、中央と右端との中
間の位置(図29中のDの位置)は「スーパーリーチ確
定」または「大当たり確定」の位置を示す。図29中の
Dの位置は、「大当たり予告」(まだ確定はしていない
が確実に大当たりすることを報知すること)を示すこと
もある。
【0073】図29は、図17に示されたようなはずれ
時の変動に対応した期待度メータ9dの変化を示してい
る。この場合には、棒部9eは、図柄の変動開始時に延
び始めた後、最後に停止することになる中図柄が停止す
るまでの期間では、「リーチ確定」の位置(図29中の
Cの位置)の手前まで伸び続け、中図柄が停止すると消
滅する。
【0074】図30は、図柄がリーチ1の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄とならない場合の
期待度メータ9dの変化を示す説明図である。この場合
には、棒部9eは、右図柄が確定するタイミング(ハ)
までの期間延び続け、その先端はタイミング(ハ)の時
点で「リーチ確定」の位置(図30中のCの位置)に達
する。その後、棒部9eは、「スーパーリーチ確定、大
当たり予告または大当たり確定」の位置(図30中のD
の位置)に向かって延び続ける。そして、中図柄が停止
するタイミング(ト)の時点で、棒部9eは消滅する。
【0075】図31は、図柄がリーチ1の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄となる場合の期待
度メータ9dの変化を示す説明図である。中図柄が停止
するタイミング(ト)までの棒部9eの動きは図30に
示された場合と同様であるが、この場合には、停止図柄
の組み合わせが大当たり図柄となるので、中図柄が停止
するタイミング(ト)の時点で、棒部9eの一部の先端
が「スーパーリーチ確定、大当たり予告または大当たり
確定」の位置に達する。そして、大当たりが生じて遊技
者にとって有利が遊技状態になっている間、期待度メー
タ9dはそのまま表示される。
【0076】図32は、図柄がリーチ2の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄とならない場合の
期待度メータ9dの変化を示す説明図である。この場合
にも、棒部9eは、右図柄が確定するタイミング(ハ)
までの期間延び続け、その先端はタイミング(ハ)の時
点で「リーチ確定」の位置(図32中のCの位置)に達
する。その後、棒部9eは、「スーパーリーチ確定、大
当たり予告または大当たり確定」の位置(図32中のD
の位置)に向かって延び続ける。そして、中図柄が停止
するタイミング(ヘ)の時点で、棒部9eは消滅する。
【0077】図33は、図柄がリーチ2の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄となる場合の期待
度メータ9dの変化を示す説明図である。タイミング
(ト’)までの棒部9eの動きは図32に示された場合
と同様であるが、この場合には、停止図柄の組み合わせ
が確変大当たり図柄または非確変大当たり図柄となるの
で、タイミング(ト’)の時点で、棒部9eは「スーパ
ーリーチ確定、大当たり予告または大当たり確定」の位
置(図33中のDの位置)に達するように制御される。
この時点では中図柄はまだ確定していないので、図33
中のDの位置に達したことは、遊技者に対する大当たり
予告を意味する。その後、棒部9eは「確変大当たり確
定」の位置(図33中のEの位置)の方に延びていく。
そして、中図柄が停止するタイミング(ヘ)の時点で、
棒部9eの一部の先端は「確変大当たり確定」の位置に
達するか、または、「スーパーリーチ確定、大当たり予
告または大当たり確定」の位置に戻る。大当たりが生じ
て遊技者にとって有利が遊技状態になっている間、期待
度メータ9dはそのまま表示される。
【0078】図34は、図柄がリーチ3の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄とならない場合の
期待度メータ9dの変化を示す説明図である。この場合
にも、棒部9eは、右図柄が確定するタイミング(ハ)
までの期間延び続け、その先端はタイミング(ハ)の時
点で「リーチ確定」の位置(図34中のCの位置)に達
する。その後、「スーパーリーチ確定、大当たり予告ま
たは大当たり確定」の位置(図34中のDの位置)に向
かって延び続ける。そして、中図柄が停止するタイミン
グ(リ)の時点で、棒部9eは消滅する。
【0079】図35は、図柄がリーチ3の態様で変動し
停止図柄の組み合わせが大当たり図柄となる場合の期待
度メータ9dの変化を示す説明図である。タイミング
(チ)までの棒部9eの動きは図34に示された場合と
同様であるが、この場合には、停止図柄の組み合わせが
確変大当たり図柄または非確変大当たり図柄となるの
で、タイミング(チ)の時点で、棒部9eは「スーパー
リーチ確定、大当たり予告または大当たり確定」の位置
(図35中のDの位置)に達するように制御される。こ
の時点では中図柄はまだ確定していないので、図35中
のDの位置に達したことは、遊技者に対する大当たり予
告を意味する。その後、棒部9eは「確変大当たり確
定」の位置(図35中のEの位置)の方に延びていく。
そして、中図柄が停止するタイミング(リ)の時点で、
棒部9eの一部の先端は「確変大当たり確定」の位置に
達するか、または、「スーパーリーチ確定、大当たり予
告または大当たり確定」の位置に戻る。大当たりが生じ
て遊技者にとって有利が遊技状態になっている間、期待
度メータ9dはそのまま表示される。
【0080】図36は、図柄がリーチ4の態様で変動す
る場合の期待度メータ9dの変化を示す説明図である。
上述したように、リーチ4の変動態様は、リーチ1の変
動態様に変動パターンfが付加されたものである。ま
た、図15(B)に示すように、リーチ4は、はずれ時
には現れないリーチである。この場合にも、棒部9e
は、右図柄が確定するタイミング(ハ)までの期間延び
続け、その先端はタイミング(ハ)の時点で「リーチ確
定」の位置(図36中のCの位置)に達する。その後、
棒部9eは、「スーパーリーチ確定、大当たり予告また
は大当たり確定」の位置(図36中のDの位置)に向か
って延び続ける。
【0081】リーチ4は100%大当たりとなる信頼度
最大のリーチであるから、棒部9eの先端は、タイミン
グ(ト)の時点で「スーパーリーチ確定、大当たり予告
または大当たり確定」の位置に達する。ここでは、その
位置への棒部9eの到達はスーパーリーチ確定を意味す
る。なお、この時点は、リーチ1では、中図柄が確定す
る時点である。よって、遊技者には、タイミング(ト)
の時点で、リーチがリーチ1の態様によるのではなくリ
ーチ4のスーパーリーチの態様によることが知らされ
る。棒部9eは、さらに、「確変大当たり確定」の位置
(図36中のEの位置)に向かって延びる。そして、中
図柄が停止するタイミング(ル)の時点で、棒部9eの
先端は「確変大当たり確定」の位置に達するか、また
は、「スーパーリーチ確定、大当たり予告または大当た
り確定」の位置に戻る。大当たりが生じて遊技者にとっ
て有利が遊技状態になっている間、期待度メータ9dは
そのまま表示される。
【0082】図37は、図柄がリーチ5の態様で変動す
る場合の期待度メータ9dの変化を示す説明図である。
上述したように、リーチ5の変動態様は、リーチ3の変
動態様に変動パターンgが付加されたものである。ま
た、図15(B)に示すように、リーチ5も、はずれ時
には現れないリーチである。棒部9eは、右図柄が確定
するタイミング(ハ)までの期間延び続け、その先端は
タイミング(ハ)の時点で「リーチ確定」の位置(図3
7中のCの位置)に達する。その後、棒部9eは、「ス
ーパーリーチ確定、大当たり予告または大当たり確定」
の位置(図37中のDの位置)に向かって延び続ける。
【0083】上述したように、リーチ5は、100%大
当たりとなる信頼度最大のリーチである。そこで、棒部
9eの先端は、タイミング(チ)の時点で「スーパーリ
ーチ確定、大当たり予告または大当たり確定」の位置に
達する。ここでは、その位置への棒部9eの到達はスー
パーリーチ確定を意味する。なお、リーチ3では、この
時点で、棒部9eの先端は、「スーパーリーチ確定、大
当たり予告または大当たり確定」の位置に達していな
い。よって、遊技者には、タイミング(チ)の時点で、
リーチがリーチ3の態様によるのではなくリーチ5のス
ーパーリーチの態様によることが知らされる。そして、
タイミング(ヌ)の時点まで、棒部9eの先端が「確変
大当たり確定」の位置(図37中のEの位置)に向かっ
て延びるように制御される。そして、中図柄が停止する
タイミング(ヌ)の時点で、棒部9eの先端は「確変大
当たり確定」の位置に達するか、または、「スーパーリ
ーチ確定、大当たり予告または大当たり確定」の位置に
戻る。大当たりが生じて遊技者にとって有利な遊技状態
になっている間、期待度メータ9dはそのまま表示され
る。
【0084】なお、この実施の形態でも、先の実施の形
態の場合と同様に、右図柄が停止するタイミング(ハ)
の時点で棒部9eの先端が「リーチ確定」の位置に達す
るように制御されるので、期待度メータはリーチを予告
する機能も果たす。そのように機能させず確実にリーチ
が発生したことを表示する場合には、はずれ時に中図柄
が確定する時点であるタイミング(ハ’)の時点で、棒
部9eの先端が「リーチ確定」の位置に達するようにし
てもよい。
【0085】また、この実施の形態でも100%大当た
りとなるリーチについて棒部9eが「スーパーリーチ確
定」の位置に達するようにしたが、大当たりとなる確率
が極めて高いがはずれとなる可能性もあるリーチの態様
を定義し、そのようなリーチ態様によって図柄の変動が
行われる場合に、ある時点で棒部9eが「スーパーリー
チ確定」の位置に達するようにしてもよい。そのように
した場合には、棒部9eが「スーパーリーチ確定」の位
置に達しても大当たりとならないときも生ずるので、遊
技者の期待度メータ9dに対する注目度が向上する。さ
らに、この実施の形態でも、リーチ4およびリーチ5の
態様で図柄が変動する際に、タイミング(ト)または
(チ)の時点で棒部9eが「スーパーリーチ確定」の位
置に達するようにしたが、さらに早い時点で「スーパー
リーチ確定」の位置に達するようにしてもよい。その場
合には、遊技者に対してスーパーリーチであることが早
めに知らされることになり、期待度メータ9dに対する
遊技者の期待感を向上させることができる。
【0086】以上のように、この実施の形態でも、リー
チ期待度および大当たり期待度をリーチおよび大当たり
確定以前に表示するようにしたので、遊技者は、遊技の
進行をより容易に把握できる。さらに、遊技者が特に興
味を持つスーパーリーチ期待度および確変大当たり期待
度も加味して表示するようにしたので、遊技の趣向をよ
り向上させることができる。また、それらの期待度はあ
る程度現実の発生度合いと対応しているように制御され
ているので、遊技者が遊技機に対して不信感を抱くこと
はない。さらに、この実施の形態では、棒部9eは、先
の実施の形態の場合とは異なり、分離して表示されるこ
とはない。従って、遊技者にとって遊技の進行状況がよ
りわかりやすいものとなっている。また、棒部9eがリ
ーチ確定の位置に達した後さらに延び、その後、リーチ
確定の位置に戻るという表示態様はない。従って、遊技
者に失望感を与えるということもない。
【0087】上記の各実施の形態では、図19に示され
たように期待度メータ9dは画像表示部9における下部
に表示されていた。しかし、期待度メータ9dの表示態
様はそのようなものに限られない。例えば、図38に示
すように、期待度メータ9dが画像表示部9における上
部および下部に表示されるようにしてもよい。また、図
39に示すように、期待度メータ9dが画像表示部9に
おける下部から左右部にかけて表示されるようにしても
よい。図38および図39に示すような表示形態は、第
1番目に説明された実施の形態のように棒部9eが分離
して表示される場合に、遊技者にとって興味深い表示と
なる。また、図40に示すように、期待度メータ9dが
画像表示部9における周囲部を巡って表示されるように
してもよい。
【0088】なお、各実施の形態で用いられた期待度メ
ータ9dにおける報知部分(棒部9e)の延ばし方も一
例であって、遊技の進行とともに報知部分が変化してい
くものであればどのように変化させてもよい。また、上
記の各実施の形態では「リーチ確定」、「スーパーリー
チ確定」、「大当たり確定」および「確変大当たり確
定」の各期待度を表示するようにしたが、そのうちの幾
つか、例えば「リーチ確定」および「大当たり確定」の
各期待度のみを表示するようにしてもよい。さらに、図
19、図38〜図40に例示された期待度メータ9dの
表示形態は一例であって、「リーチ確定」、「スーパー
リーチ確定」、「大当たり確定」および「確変大当たり
確定」等の遊技の進行状況を示す要因に対する期待度を
遊技者に報知するものであればどのような表示形態を採
用してもよい。従って、表示形態は棒グラフ状のものに
限られず、円グラフ状のものやその他の形状であっても
よい。
【0089】上記の各実施の形態では、複数種類の図柄
を可変表示するためのCRTによる画像表示部9を用い
た場合について説明したが、LCDによる可変表示装置
を用いた場合であってもよい。さらに、盤面が全て映像
で構成される映像式のパチンコ遊技機やスロットマシン
に適用することもできる。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遊技機
を、大当たりとなる期待度および可変表示装置の表示状
態がリーチ状態となる期待度を表示するとともに、リー
チが確定した後にはリーチ確定状態を表示するように構
成したので、遊技者は遊技の進行状況をより容易に把握
できるとともに、遊技の興趣をより向上させることがで
きる効果がある。スーパーリーチ期待度も表示するよう
に構成した場合には、遊技者が特に興味を持つ表示態様
に対する期待度も表示されるので、遊技の興趣をさらに
向上させることができる。また、確率変動や時短を引き
起こす表示態様などの特別の表示態様となる期待度も表
示するように構成した場合には、遊技者にとってより有
利な状態になる期待度も表示されるので、遊技の興趣を
さらに向上させることができる。そして、各期待度を可
変表示装置に表示するように構成した場合には、期待度
表示のための表示装置を別に設ける必要がないので、遊
技機を安価に構成できる。また、識別情報と期待度とが
集中して表示されるので、遊技者にとって期待度が見や
すいものを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機を正面からみた正面図であ
る。
【図2】 パチンコ遊技機の内部構造を示す全体背面図
である。
【図3】 パチンコ遊技機の遊技盤を背面からみた背面
図である。
【図4】 遊技制御基板における回路構成の一例を示す
ブロック図である。
【図5】 電飾基板における回路構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図6】 表示制御基板内の回路とCRTによる画像表
示部の構成を示すブロック図である。
【図7】 CRTコントロール回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】 基本回路のメイン処理を示すフローチャート
である。
【図9】 各乱数を示す説明図である。
【図10】 打球が始動入賞口に入賞したことを判定す
る処理を示すフローチャートである。
【図11】 可変表示の停止図柄を決定する処理および
リーチ種類を決定する処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】 大当たり判定の処理を示すフローチャート
である。
【図13】 リミッタが作動していない場合の特定図柄
判定用乱数の値と停止図柄の組合せの対応を示す説明図
である。
【図14】 リミッタが作動している場合の特定図柄判
定用乱数の値と停止図柄の組合せの対応を示す説明図で
ある。
【図15】 リーチ判定用の乱数値とリーチするか否か
の関係およびリーチ動作決定用乱数の値とリーチ種類の
関係を示す説明図である。
【図16】 変動パターンa〜gを説明するための説明
図である。
【図17】 はずれ時の図柄の変動を示すタイミング図
である。
【図18】 リーチ1〜5の図柄の変動の様子を示すタ
イミング図である。
【図19】 期待度メータが表示された画像表示部の表
示内容を示す説明図である。
【図20】 はずれ時の変動に対応した期待度メータの
変化を示す説明図である。
【図21】 リーチ1の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄とならない場合の期待度メータの変
化を示す説明図である。
【図22】 リーチ1の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄となる場合の期待度メータの変化を
示す説明図である。
【図23】 リーチ2の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄とならない場合の期待度メータの変
化を示す説明図である。
【図24】 リーチ2の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄となる場合の期待度メータの変化を
示す説明図である。
【図25】 リーチ3の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄とならない場合の期待度メータの変
化を示す説明図である。
【図26】 リーチ3の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄となる場合の期待度メータの変化を
示す説明図である。
【図27】 リーチ4の態様で変動する場合の期待度メ
ータの変化を示す説明図である。
【図28】 リーチ5の態様で変動する場合の期待度メ
ータの変化を示す説明図である。
【図29】 はずれ時の変動に対応した他の実施の形態
による期待度メータの変化を示す説明図である。
【図30】 リーチ1の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄とならない場合の他の実施の形態に
よる期待度メータの変化を示す説明図である。
【図31】 リーチ1の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄となる場合の他の実施の形態による
期待度メータの変化を示す説明図である。
【図32】 リーチ2の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄とならない場合の他の実施の形態に
よる期待度メータの変化を示す説明図である。
【図33】 リーチ2の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄となる場合の他の実施の形態による
期待度メータの変化を示す説明図である。
【図34】 リーチ3の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄とならない場合の他の実施の形態に
よる期待度メータの変化を示す説明図である。
【図35】 リーチ3の態様で変動し停止図柄の組み合
わせが大当たり図柄となる場合の他の実施の形態による
期待度メータの変化を示す説明図である。
【図36】 リーチ4の態様で変動する場合の他の実施
の形態による期待度メータの変化を示す説明図である。
【図37】 リーチ5の態様で変動する場合の他の実施
の形態による期待度メータの変化を示す説明図である。
【図38】 他の形態の期待度メータが表示された画像
表示部の表示内容を示す説明図である。
【図39】 さらに他の形態の期待度メータが表示され
た画像表示部の表示内容を示す説明図である。
【図40】 さらに他の形態の期待度メータが表示され
た画像表示部の表示内容を示す説明図である。
【符号の説明】
8 可変表示装置 9 画像表示部 9d 期待度メータ 9e 棒部 14 始動入賞口 15 可変入賞球装置 31 遊技制御基板 53 基本回路 71 サブ基本回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な可変表示装置を含
    み、前記可変表示装置に表示される識別情報の表示結果
    があらかじめ定められた特定の表示態様となった場合に
    所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であって、 前記可変表示装置の表示結果が前記特定の表示態様とな
    る期待度および前記可変表示装置の表示状態がリーチ状
    態となる期待度を表示するとともに、リーチが確定した
    後にはリーチ確定状態を表示する表示制御手段を備えた
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 表示制御手段は、表示結果が特定の表示
    態様になる度合いの高いリーチ状態となるスーパーリー
    チ期待度を表示する請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技機は前記特定の表示態様のうち
    あらかじめ定められた特別の表示態様になったことにも
    とづいて遊技状態を遊技者に有利な特別遊技状態に制御
    することが可能であり、 表示制御手段は、前記識別情報が前記特別の表示態様と
    なる期待度を表示する請求項1または請求項2記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】 表示制御手段は、各期待度を前記可変表
    示装置に表示する請求項1ないし請求項3記載の遊技
    機。
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