JPH1147283A - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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JPH1147283A
JPH1147283A JP21148097A JP21148097A JPH1147283A JP H1147283 A JPH1147283 A JP H1147283A JP 21148097 A JP21148097 A JP 21148097A JP 21148097 A JP21148097 A JP 21148097A JP H1147283 A JPH1147283 A JP H1147283A
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JP
Japan
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transistor
pulse signal
electrodes
turned
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP21148097A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Teramoto
勤 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治療印加中に短期連続痛の生じないようにす
る。 【解決手段】 ジャック2のE、Fに接続される治療電
極に、CPU1からのパルス信号Cによりトランジスタ
Tr4 をONして、ON状態にあるトランジスタTr7
とにより正極性の電圧を印加し、パルス信号Dによりト
ランジスタTr5をONして、ON状態にあるトランジ
スタTr6 とによりE−Fに接続される治療電極に負極
性の電圧を印加して、治療電極間を通電して治療を行う
とともに、パルス信号CのOFFタイミングはトランジ
スタTr6 をONして、E点とF点を同電位にして、E
−F間の電圧を0とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、治療部位に一対
の電極を装着し、この電極間にパルス電圧を印加すると
ともに、両電極の極性を切替えながらパルス通電治療す
る低周波治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、低周波治療器で電極の極性を切替
える構成として、トランスの一次側を切替えるものがあ
った。このトランスを用いるものでは、非通電時は両電
極を同電位に落ちつくようにするために、二次側コイル
に、抵抗により放電させるようにしたものもある。しか
し、この種トランスを用いる構成では、抵抗による放電
時間が長く必要になったり、トランスを用いるために、
装置全体を小型化・軽量化・低コスト化を行うことがで
きなかった。そこで、トランスに代えて、トランジスタ
等の小型電子パーツで構成される出力回路(極性切替回
路)をもった低周波治療器が開発された。
【0003】図1は、トランジスタを使用した従来の低
周波治療器の出力回路の一例を示す回路図である。この
低周波治療器では、治療用の一対の電極(図示せず)の
接続プラグがジャック2に挿入接続される。したがっ
て、E、Fは両電極の接続点である。この電極接続点
E、Fは、4個のトランジスタTr4 、Tr5 、T
6 、Tr7 がブリッジ接続された回路の接続中点e、
fに接続されている。
【0004】マイクロコンピュータ(CPU)1から
は、図2に示す信号A、C、Dが出力される。信号A
は、パルス信号であり、この信号によってトランジスタ
Tr1 がON/OFFされ、電源電圧VDDは昇圧され、
B点の出力電圧がトランジスタTr4 、……、Tr7
ブリッジ回路に供給される。この低周波治療器におい
て、CPU1より、図2に示すパルス信号Cが、トラン
ジスタTr2 に加えられると、トランジスタTr2 がO
Nし、応じてトランジスタTr4 、Tr7 がONし、E
接続点の電極が正、F接続点の電極が負となり、E→F
の方向に通電される。この時のE−F間の印加電圧波形
は図2に示すものとなる。ここで、Vskinは、B点の電
圧Vout がボリュウムVR で調整された電圧であり、V
1 はパルス信号Cが印加されなくなった時点の残留電荷
である。マイクロコンピュータ1からのパルス信号Cが
停止され、これに替えて、パルス信号Dが出力される
と、このパルス信号Dにより、トランジスタTr3 がO
Nし、応じてブリッジ回路のトランジスタTr5 、Tr
6 がONする。この場合、E接続点の電極が負、F接続
点の電極が正となり、F→Eの方向に通電される。な
お、信号Gは皮膚検知信号である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の低周波
治療器のうち、トランスを使用するものは、小型化・軽
量化・低コスト化が実現できないし、また、図1に示し
たものは、図2のE−F波形で示すように、両電極に印
加される電圧の極性が切替わる際に、残留電荷V 1 が生
じ、この残留電荷の放電経路を有しないため、使用者の
皮膚乾燥時は治療印加中に短期連続痛(ピリピリ感、チ
クチク感等)を伴い、不快であり、十分な治療ができな
いとうい問題があった。
【0006】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、小型化・軽量化を実現した上で、かつ治
療印加中に短期連続痛の生じない低周波治療器を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の低周波治療器
は、治療部位に、一対の電極を装着し、この電力間にパ
ルス電圧を印加するとともに、前記両電極の極性を切替
えながら、パルス通電治療するものにおいて、非通電時
に、前記両電極の極性をスイッチ手段で切替えることに
より、前記電極を同電位に強制する手段を備えている。
【0008】この低周波治療器では、治療用の電極にパ
ルス通電し、治療を行い、非通電とする際に、両電極の
極性をスイッチ手段で切替えることにより、両電極が同
電位となるように強制するので、残留電荷が電極を通し
て放電するので、ピリピリ感やチクチク感等の短期連続
痛を与えることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図3は、この発明の一実施
形態低周波治療器の出力回路を示す回路図である。図3
において、CPU1からのパルス信号Aが抵抗R11とコ
ンデンサC1 の並列回路を経て、トランジスタTr1
ベースに加えられている。このトランジスタTr1 のベ
ースとアース間にダイオードD1 が接続され、トランジ
スタTr1のエミッタはアース接続されている。また、
トランジスタTr1 のコレクタはコイルLを介して電源
DDに接続されるとともに、ダイオードD2 のアノード
に接続されている。ダイオードD2 のカソード(B点)
は、アースとの間でコンデンサC2 及びツェナダイオー
ドZD1 と抵抗R13の直列回路が並列に接続されてい
る。また、ダイオードD2 のカソードは抵抗R12、ボリ
ュウムVRを介して、トランジスタTr4 、……、Tr
7 のブリッジ回路に電源電圧Vskinを供給している。
【0010】CPU1からのパルス信号Cは、抵抗R1
を介してトランジスタTr2 のベースに、パルス信号D
は抵抗R2 を介してトランジスタTr3 のベースに接続
され、トランジスタTr2 、Tr3 のエミッタはアース
接続されている。また、トランジスタTr2 のコレクタ
は、抵抗R3 を介してトランジスタTr4 のベースに、
抵抗R7 を介してトランジスタTr6 のベースにそれぞ
れ接続され、トランジスタTr3 のコレクタは抵抗R6
を介してトランジスタTr5 のベースに、抵抗R8 を介
してトランジスタTr7 のベースにそれぞれ接続されい
る。トランジスタTr4 とトランジスタTr6 のコレク
タが接続され、トランジスタTr5 とトランジスタTr
7 のコレクタがそれぞれ接続され、また、トランジスタ
Tr4 とトランジスタTr5 のエミッタが接続され、ト
ランジスタTr6 とトランジスタTr7 のエミッタも接
続され、トランジスタTr4 、……、Tr7 でブリッジ
接続されている。このブリッジ回路の接続中点e、fに
電極接続用のジャック2が設けられている。トランジス
タTr4 のベースとエミッタ間に抵抗R4 が接続され、
トランジスタTr5 のベースとエミッタ間にも抵抗R5
が接続されいてる。電源電圧が供給されるように、ボリ
ュウムVRの一端がトランジスタTr4 、Tr5 のエミ
ッタに接続されている。トランジスタTr6 、Tr7
エミッタとアース間に抵抗R9 と抵抗R10の直列回路
と、ダイオードD0 が接続されている。抵抗R9 と抵抗
10の接続中点がトランジスタTr8 のベースに接続さ
れ、トランジスタTr8 のエミッタがアース接続され、
コレクタがCPU1に接続され、CPU1に皮膚検知信
号Gが取り込まれるようになっている。
【0011】この低周波治療器では、CPU1よりパル
ス信号C及びパルス信号DがトランジスタTr2 、Tr
3 に入力されない状態では、トランジスタTr3 、Tr
4 はOFFしており、したがってトランジスタTr4
Tr5 がOFFで、トランジスタTr6 、Tr7 がON
している。次に、パルス信号Cが、トランジスタTr 2
に入力されると、トランジスタTr2 がONし、応じて
トランジスタTr4 がON、トランジスタTr6 がOF
Fとなる。そのため、ジャック2のE−F間の印加電圧
は図4のE−Fに示すように、E点が正、F点が負のV
skinとなり、治療電極にはE→Fの方向に通電される。
次に、パルス信号CのOFFタイミングとなると、トラ
ンジスタTr2 がOFFし、応じてトランジスタTr4
がOFF、トランジスタTr6 がONとなる。そのた
め、E点、F点は、トランジスタTr6 、Tr7 のON
により短絡され、E点、F点は同電位となり、E−F間
の電圧は0Vとなる。0Vとなると、皮膚にピリピリ感
や、チクチク感を与えることはない。この図3の実施形
態は、出力回路をトランジスタ、抵抗、コンデンサから
なる電子回路で構成したものである。
【0012】CPU1からのパルス信号Cが停止し、パ
ルス信号DがトランジスタTr3 に加えられると、応じ
てトランジスタTr5 がON、トランジスタTr7 がO
FFとなる。これにより、ジャック2のE−F間の印加
電圧は、図4のE−Fに示すように、E点が負、F点が
正のVskinとなり、治療電極にはF→Eの方向に通電さ
れる。次に、パルス信号DのOFFタイミングとなる
と、トランジスタTr3がOFFし、応じてトランジス
タTr5 がOFF、トランジスタTr7 がONとなる。
そのため、E点、F点はトランジスタTr6 、Tr7
ONにより短絡され、E点、F点は同電位となり、E−
F間の電圧は0Vとなる。0Vとなると、やはり皮膚に
ピリピリ感や、チクチク感を与えることはない。
【0013】図5は、この発明の他の実施形態低周波治
療器の出力回路を示す回路図である。この実施形態治療
はパルス信号CによってON/OFFされるトランジス
タTr2 のコレクタを抵抗R3 を介してトランジスタT
4 のベースに接続し、パルス信号DによってON/O
FFされるトランジスタTr3 のコレクタを抵抗R6
介してトランジスタTr5 のベースに接続する一方、C
PU1からのパルス信号C’が抵抗R7 を介してトラン
ジスタTr6 のベースに、パルス信号D’が抵抗R8
介してトランジスタTr7 のベースに加えられるように
接続されている。この点において、図3の回路と相違す
るが、その他の回路部分は図3の回路と同様である。
【0014】この実施形態低周波治療器において、CP
U1よりパルス信号C、パルス信号Dが入力されない状
態では、トランジスタTr2 、Tr3 がONせず、した
がってトランジスタTr4 、Tr5 がOFFしている。
このとき、パルス信号Cに対応するパルス信号C’、パ
ルス信号Dに対応するパルス信号D’は出力されないの
で、トランジスタTr6 、Tr7 は図6に示すように、
いずれもONしている。
【0015】パルス信号CがトランジスタTr2 に加え
られると、トランジスタTr2 がONし、応じてトラン
ジスタTr4 がONする。このとき、トランジスタTr
5 が同時にOFFする図3の如き回路の場合、トランジ
スタTr4 とトランジスタTr6 が、いずれもONし、
短絡状態となるおそれがある。そのため、この実施形態
回路では、図7に示すように、+側のONするタイミン
グより、−側のOFFするタイミングを早くし、+側の
OFFするタイミングを−側のONするタイミングより
早くしている。すなわち、パルス信号Cによりトランジ
スタTr4 がONするよりもΔT1 だけ早く、パルス信
号C’によりトランジスタTr6 をOFFする。そし
て、パルス信号CがOFFとなり、トランジスタTr4
がOFFとなって、ΔT2 の時間をおいてパルス信号
C’をOFFし、トランジスタTr6をONする。この
ようにすることにより、トランジスタTr4 とTr6
短絡するのを防止でき、Vout の出力低下を生じない。
パルス信号DによりトランジスタTr5 をONし、パル
ス信号D’によってトランジスタTr7 をOFFする場
合も同様である。この実施形態で、図6、図7のトラン
ジスタTr4 〜Tr7 のON/OFFのタイミングは、
CPU1で実行されるプログラム(ソフトウェア)によ
って制御される。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、治療電極への非通電
時に両電極の極性をスイッチ手段で切替えることによ
り、両電極が同電位となるように強制するので、小型化
・軽量化を確保した上で、残留電荷による皮膚へのピリ
ピリ感、チクチク感等の短期連続痛感を与えることがな
く、使用者は不快感を持つことなく、安心して治療でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の低周波治療器の出力回路を示す回路図で
ある。
【図2】同従来の低周波治療器の動作を説明するための
波形図である。
【図3】この発明の一実施形態低周波治療器の出力回路
を示す回路図である。
【図4】同実施形態低周波治療器の動作を説明するため
の波形図である。
【図5】この発明の他の実施形態低周波治療器の出力回
路を示す回路図である。
【図6】同実施形態低周波治療器の動作を説明するため
の波形図である。
【図7】図6の波形のA部分を拡大して示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 電極接続用のジャック E、F 治療電極接続点 Tr4 、Tr5 、Tr6 、Tr7 電極通電用のトラン
ジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治療部位に、一対の電極を装着し、この電
    極間にパルス電圧を印加するとともに、前記両電極の極
    性を切替えながら、パルス通電治療する低周波治療器に
    おいて、 非通電時に、前記両電極の極性をスイッチ手段で切替え
    ることにより、前記両電極を同電位に強制する手段を備
    えたことを特徴とする低周波治療器。
  2. 【請求項2】前記同電位に強制する手段は、電子回路で
    構成されるものである請求項1記載の低周波治療器。
  3. 【請求項3】前記同電位に強制する手段は、ソフトウェ
    ア制御で構成されるものである請求項1記載の低周波治
    療器。
  4. 【請求項4】前記両電極のうち、負極性の電極のOFF
    時より正極性の電極のONするタイミングをわずか遅く
    し、正極性の電極をOFF後に負極性の電極をONする
    ものである請求項1、請求項2、または請求項3記載の
    低周波治療器。
JP21148097A 1997-08-06 1997-08-06 低周波治療器 Pending JPH1147283A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005185660A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Nihon Medix 電気的刺激装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005185660A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Nihon Medix 電気的刺激装置
JP4554197B2 (ja) * 2003-12-26 2010-09-29 株式会社日本メディックス 電気的刺激装置

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