JP3191820B2 - 放電ランプ点灯装置および照明器具 - Google Patents

放電ランプ点灯装置および照明器具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電ランプを確実に点
灯させるとともに電撃を防止する放電ランプ点灯装置お
よび照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放電ランプを予熱電圧で予熱し、
この予熱状態の後、予熱電圧より高圧の始動電圧を印加
して放電ランプを点灯させる放電ランプ点灯装置が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、始動電
圧は比較的高圧であるため、漏れ電流を生じて電撃が発
生するおそれがある。
【0004】一方、人体の電撃を感ずる特性は、図5に
示すように、周波数が高いほど感じにくく、Aに示す周
波数20kHzより、Bに示す50kHzの方が感じに
くく、漏れ電流の時間が短いほど電撃を感じにくい
【0005】そこで、漏れ電流の時間を短くするため、
始動電圧を印加する時間を短くすることも考えられ得る
が、放電ランプの始動に際しては所定時間以上始動電圧
を印加する必要があるため、始動電圧の印加時間を短く
すると、放電ランプが始動しない場合が生ずる問題を有
している。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、放電ランプを確実に点灯させることができるととも
に、電撃を防止する放電ランプ点灯装置および照明器具
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電ラン
プ点灯装置は、放電ランプのフィラメントを予熱する比
較的低い電圧の予熱電圧、および、この予熱電圧より高
電圧で放電ランプを始動する始動電圧出力可能なイン
バータ回路と;放電ランプの点灯を検出する点灯検出手
段と;電ランプを点灯させる際には所定時間経過前は
インバータ回路の出力を予熱電圧にさせ、所定時間予熱
電圧出力後は点灯検出手段が放電ランプの点灯を検出す
るまでインバータ回路の出力を100mS以下の短い
であってパルス的な始動電圧と予熱電圧とを繰り返
ように制御するとともに、始動電圧を出力後の所定時間
内に点灯検出手段が放電ランプの点灯を検出しない場合
にはインバータ回路の出力を予熱電圧より低くするよう
に制御するタイマ制御回路とを具備するものである。
【0008】請求項2記載の照明器具は、求項1記載
の放電ランプ点灯装置と;この放電ランプ点灯装置が収
納され、放電ランプを接続可能なランプソケットを有す
器具本体を具備するものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の放電ランプ点灯装置は、放電ラ
ンプを点灯させる際にはタイマ制御回路で制御してイン
バータ回路の出力を予熱電圧にさせることにより、放電
ランプのフィラメントを確実に予熱でき、所定時間予熱
電力出力は点灯検出手段が放電ランプの点灯を検出す
るまでインバータ回路の出力を電撃を生じにくい100
ms以下の短い期間であってパルス的な始動電圧と予熱
電圧とを繰り返させ、電撃生じにくく、始動電圧を十
分な時間印加できるとともに、始動電圧の印加後の所定
時間内に点灯検出手段が放電ランプの点灯を検出しない
場合にはタイマ制御回路の制御によりインバータ回路の
出力を予熱電圧より低くして無負荷状態で長時間始動電
圧が印加されることを防止する。請求項2記載の照明器
具は、請求項1記載の放電ランプ点灯装置を器具本体に
収納し、この器具本体に取り付けられる放電ランプを点
灯させるため、請求項1記載の放電ランプ点灯装置の作
用を奏する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0011】図2において、1は金属性の中空箱型に形
成された器具本体で、この器具本体1の下面には、反射
面2が形成され、この反射面2の長手方向の両端には、
一対のランプソケット3,3が対向して取り付けられ、
これらランプソケット3,3間には、放電ランプとして
の直管型の蛍光ランプFLが電気的かつ機械的に挟持接続
されている。また、器具本体1内には、蛍光ランプFLを
点灯させる電気回路5が収納されている。
【0012】次に、電気回路5の回路構成を図1を参照
して説明する。
【0013】図1において、Eは商用交流電源で、この
商用交流電源Eに全波整流回路11が接続され、この全波
整流回路11の出力端子間にはインバータ回路12が接続さ
れている。
【0014】そして、インバータ回路12は、全波整流回
路11の出力端子間に、2つのスイッチング素子としての
電界効果トランジスタQ1,Q2を接続し、これら電界効果
トランジスタQ1,Q2の接続点と、全波整流回路11の負極
との間には、直列共振回路を形成するコンデンサC1およ
びコイルL1を介して蛍光ランプFLのフィラメントFLa,F
Lb が接続されている。また、蛍光ランプFLのフィラメ
ントFLa ,FLb 間には、始動用かつ予熱用のコンデンサ
C2が接続されている。そして、電界効果トランジスタQ
1,Q2のゲートには、駆動回路15を介してVCOなどの
発振回路16が接続されている。すなわち、本実施例のイ
ンバータ回路12は発振回路16の発振周波数に応じて出力
電圧を変化可能なものである。
【0015】さらに、インバータ回路12から、ダイオー
ドD1および抵抗R1,R2,R3の直列回路が接続されてい
る。これらは蛍光ランプFLの両端電圧を検出するもので
ある。また、抵抗R3に対して並列にトランジスタQ3のコ
レクタ・エミッタが接続され、このトランジスタQ3のベ
ースは、抵抗R4を介してタイマ回路17に接続されてい
る。
【0016】そして、抵抗R1,R2の接続点は、コンパレ
ータとして機能するオペアンプ18の一入力端子に接続さ
れ、このオペアンプ18の他入力端子は基準電圧源E1に接
続されている。さらに、このオペアンプ18の出力端子
は、切換回路19の一端に接続され、この切換回路19の他
端には点灯時用の基準電圧源E2が接続されている。ま
た、切換回路19の出力端子は、発振回路16に接続されて
いる。これらダイオードD1、抵抗R1,R2,R3、トランジ
スタQ3、タイマ回路17、オペアンプ18、基準電圧源E1,
E2および切換回路19によってタイマ制御回路が構成され
ている。
【0017】一方、蛍光ランプFLには、電流トランス20
が取り付けられ、この電流トランス20は点灯検出手段と
しての点灯検出回路21を介して、切換回路19に接続され
ている。電流トランス20および点灯検出回路21は点灯検
出手段を形成している。なお、タイマ制御回路は、蛍光
ランプFLを点灯させる際にタイマ回路17の計時による出
力および点灯検出回路21の検出出力などを基に切換回路
19によって出力を切り替える動作をする。
【0018】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0019】まず、発振回路16で発振を行ない駆動回路
15で電界効果トランジスタQ1,Q2を交互にオンさせ、高
周波交流を発生させる。
【0020】蛍光ランプFLを点灯させるに際しては、タ
イマ回路17の出力をトランジスタQ3のベースに供給せ
ず、抵抗R3の電流をトランジスタQ3にバイパスせずに、
抵抗R1および抵抗R2の接続点の電位を高い状態にしたま
まオペアンプ18から出力を行なわせ、比較的低い電圧で
ある予熱電圧により、蛍光ランプFLのフィラメントFL
a,FLb を予熱する。
【0021】そして、この予熱電圧を所定時間以上印加
したことをタイマ回路17で検出すると、タイマ回路17
は、図3に示す幅βのパルス出力を間隔αで行ない、
ランプFLを点灯させる始動電圧を印加するに際して
は、タイマ回路17の出力をトランジスタQ3のベースに供
給し、抵抗R3の電流をトランジスタQ3にバイパスするこ
とにより、抵抗R1および抵抗R2の接続点の電位が低下す
る。これにより、予熱電圧より高い始動電圧がパルス的
蛍光ランプFLに印加され、蛍光ランプFLが始動する。
【0022】そうして、点灯検出回路21にて蛍光ランプ
FLの点灯が検出されると、切換回路19を切り換え、基準
電圧源E2で設定される電圧にて蛍光ランプFLに電圧を供
給し、通常の点灯を行なう。
【0023】一方、始動電圧の印加後のタイマ回路17で
所定時間を計時した後、点灯検出回路21で蛍光ランプFL
の点灯が検出されない場合は、タイマ制御路は出力せ
ず、図4の期間γに示すように、図示しない周知の回路
によりインバータ回路12の出力を予熱電圧より低い電圧
値に低下させ、インバータ回路12が長時間無負荷になる
ことを防止する。
【0024】上述のように、高圧の始動電圧をパルス的
に短い時間で出力することにより、電圧値を低くするこ
とを防止できるので、蛍光ランプFLは確実に始動でき、
また、パルス出力の一回の時間は短いので、電撃を感じ
にくくなる。たとえば100ms程度以下とすることによ
り電撃を生じにくい。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の放電ランプ点灯装置によ
れば、放電ランプを点灯させる際にはタイマ制御回路
制御してインバータ回路の出力を予熱電圧にさせること
により、放電ランプのフィラメントを確実に予熱でき、
所定時間予熱電圧を出力したは点灯検出手段が放電ラ
ンプの点灯を検出するまでインバータ回路の出力を10
0ms以下の短い期間であってパルス的な始動電圧と予
熱電圧とを繰り返させるので、電撃生じにくく、始動
電圧を十分な時間印加できるとともに、始動電圧の印加
後の所定時間内に点灯検出手段が放電ランプの点灯を検
出しない場合にはタイマ制御回路の制御によりインバー
タ回路の出力を予熱電圧より低くさせるので無負荷状態
で長時間始動電圧が印加されることを防止できる。請求
項2記載の照明器具によれば、請求項1記載の放電ラン
プ点灯装置の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電ランプ点灯装置の一実施例を示す
回路図である。
【図2】同上照明器具の外観を示す斜視図である。
【図3】同上タイマ回路の動作を示すパルス波形図であ
る。
【図4】同上インバータ回路の動作を示す出力波形図で
ある。
【図5】人体が電撃を感ずる漏れ電流と継続時間との関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
12 インバータ回路 21 点灯検出手段としての点灯検出回路FL 放電ランプとしての蛍光ランプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−74087(JP,A) 特開 昭59−58791(JP,A) 特開 平1−146293(JP,A) 特開 昭57−162290(JP,A) 特開 平2−24999(JP,A) 特開 昭61−116793(JP,A) 特開 昭58−176900(JP,A) 特開 平3−192693(JP,A) 実開 平1−80799(JP,U) 実開 昭52−95272(JP,U) 実開 平4−23098(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/24 - 41/298

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプのフィラメントを予熱する比
    較的低い電圧の予熱電圧、および、この予熱電圧より高
    電圧で放電ランプを始動する始動電圧出力可能なイン
    バータ回路と; 放電ランプの点灯を検出する点灯検出手段と; 電ランプを点灯させる際には所定時間経過前はインバ
    ータ回路の出力を予熱電圧にさせ、所定時間予熱電圧出
    力後は点灯検出手段が放電ランプの点灯を検出するまで
    インバータ回路の出力を100mS以下の短い期間であ
    ってパルス的な始動電圧と予熱電圧とを繰り返すように
    制御するとともに、始動電圧を出力後の所定時間内に
    灯検出手段が放電ランプの点灯を検出しない場合にはイ
    ンバータ回路の出力を予熱電圧より低くするように制御
    するタイマ制御回路と; を具備することを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 【請求項2】求項1記載の放電ランプ点灯装置と; この放電ランプ点灯装置が収納され、放電ランプを接続
    可能なランプソケットを有する 器具本体; を具備することを特徴とする照明器具。
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