JPH1147191A - 薬剤保持綿棒 - Google Patents
薬剤保持綿棒Info
- Publication number
- JPH1147191A JPH1147191A JP9218329A JP21832997A JPH1147191A JP H1147191 A JPH1147191 A JP H1147191A JP 9218329 A JP9218329 A JP 9218329A JP 21832997 A JP21832997 A JP 21832997A JP H1147191 A JPH1147191 A JP H1147191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- packaging material
- holding
- seal
- swab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
綿棒を経済的に得ようとする。 【解決手段】 棒体1の先端に、綿、布、発泡体等の保
持体2を設け、その保持体2に薬剤を保持させる。上記
棒体1の一部を外方に突出させた状態で、上記保持体2
を包装材3で覆う。この包装材3は、棒体1側に摘み片
4を残して密封的にシ−ル5する。この摘み片4側のシ
−ル5は、棒体1から保持体2側の外方に向かって傾斜
して略山形状にされ、シ−ルを剥がし易くしている。
Description
いることができる薬剤を保持した綿棒に関する。
器に入った消毒薬や治療薬を綿棒に染み込ませるか、ピ
ンセットで摘んだ綿球に染み込ませて、消毒や治療を行
っている。しかしながら、こうした方法は手間がかかっ
て面倒であり、特に家庭での使用には種々の困難を伴
う。そこで、消毒薬を予め染み込ませた綿棒が提案され
ているが、棒体に消毒薬が垂れてきて使いにくかった
り、消毒薬を安定的に保持しておくための構造が複雑に
なったりして、実用性に欠けるものが多い。
体を押し潰したりすることもなく、薬液を確実に保持し
ておくことができると共に、包装材による密封性が良く
て開封性もよく、製造も容易で、使用の際にも使い易い
綿棒を得ようとするものである。
設けた綿、発泡体などに薬剤を保持させ、この薬剤の保
持部を包装材で覆うと共に棒体の一部を外方へ突出させ
るようにしてシ−ルし、包装材の棒体側に包装材を開封
するためのつまみ片を形成するようにしたものである。
布、不織布、スポンジその他の発泡体などで形成した保
持体2を設けている。上記棒体1は、ポリエチレン、ポ
リプロピレンその他のプラスチックス、紙、木などで、
直径約1〜7mm、長さ約5〜25cm程度のものとするこ
とができ、上記保持体2は直径3〜25mm程度の球形や
同程度の卵形にするとよい。
ロヘキシジングルコネ−ト、アルコ−ル、アクリノ−ル
その他の消毒薬、創傷などに対する治療薬その他の薬剤
を、保持体の大きさ及び用途に応じて約 0.5〜5ml程度
の適当な量を浸み込ませたり、塗布したりして保持させ
る。また、軟膏剤やペ−スト状の薬剤も同様に保持させ
ることができる。
包装材3によって覆われ、上記棒体の一部が外方へ突出
しており、包装材の棒体側は摘み片4を残すようにして
シ−ル5をし、上記保持部を密封的に包装している。こ
の包装材は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミ
ドなどのプラスチック、アルミなどの金属箔、紙、セロ
ファンその他の各種包装材料を単独でまたは適宜に組み
合わせて複層ラミネ−ト体として、ガス、水分及び薬剤
に対するバリア性を有するものにする。
き、例えば、外層よりポリエステルフイルム12〜25
μ、アルミ箔7〜150μ、ポリエステルフイルム12
〜25μ、シ−ラント用フイルム30〜300μ程度の
積層体を使用すると、薬剤によって包装材が侵されるこ
ともないし、薬剤を保持している保持体を充分に保護す
ることができて好ましいことが多い。
る場合には、そのアルミ箔中に、鉄分の含量が約 0.5〜
2%程度、好ましくは 0.7〜 1.3%程度とその含量が多
いものを使用すると剛性があって、上記薬液を保持した
保持体を潰さないように包装材に型押しで膨らみを形成
した場合、よくその膨らみを維持して都合がよい。
mmで長さ14cmのポリプロピレンの丸棒を使用し、綿製
で直径16mm、長さ35mmの卵形の保持体2を設け、そ
こに10%濃度の局方ポピドンヨ−ドを4ml浸み込ませ
ている。この保持体を、外側から16μのポリエステル
フイルム、20μのアルミニウム箔(鉄分含量は1.06
%)、16μのポリエステルフイルム、50μのシ−ラ
ント用無延伸ポリプロピレン(CPP)共押出しフイル
ムで形成したものを、上記のシ−ラント側を内側にし、
プレスで型押して僅かに外方に膨らんだ2枚のフイルム
で挟み、上記保持部をその膨らみ部分に位置させ周囲を
加熱してシ−ル5をし、密封している。
にしてシ−ルしており、そのシ−ルは、棒体側から保持
体側の外方に向って傾斜しており、ほぼ山形状をなすよ
うに形成している。上記摘み片4は、2枚の中で一方を
やゝ長く41形成しておくと摘み易い。
で両側へ開くように引張ると、その引張り作用は棒体側
のシ−ル51の頂部52に先づ集中的に働いてここを剥
がし、更にその山形状の傾斜に沿って順次剥して行き、
この山形状のシール51の部分が剥がれると通常そこで
引き剥がれが止まるので、充分な開口を作った状態で保
持部2を包装材3中に留めておくことができ、開封時に
薬剤が周囲に飛び散るようなことが少なくなる。これに
より、棒体を持って、薬剤を保持した状態の保持体をそ
のまま包装材の内より取出すことができるので、患部等
の消毒を衛生的にかつ確実に行うことができる。
ているシーラント層同士は剥がれず、シ−ラント用無延
伸ポリプロピレン(CPP)共押出しフイルムのシーラ
ント層とCPP層の間で剥がれ、また容易に剥がれるの
で、開封がし易い。更に、このシール部分の剥がれの難
易は、シールの幅を変えたりその他によっても行うこと
ができる。
2つ折り31にするようにして覆い、その開放部をシ−
ル5したものである。また、図2、図3において、上記
包装材に包まれた保持体は、棒体の他端側に設けること
もできる。
たように棒体1にポリプロピレンを使用し、包装材の内
側にシ−ラント用無延伸ポリプロピレン(CPP)共押
出しフイルムを使用しているので、両者は熱融着されや
すく密封性を高めることができる。また、上記棒体が円
柱状でシ−ルを行い難いような場合には、シ−ル部分に
当る区帯を一部偏平状にしたり、棒体の全体を偏平状に
してもよく、更に、棒体と包装材の間のシ−ルを確実に
するために、シ−ル部に応当する棒体の部分に周方向へ
延びるリング状の小突起を設け、線接触のようなシ−ル
を行うようにすることもできる。
が薬剤を保持した状態を確実に保っており、上記摘み片
をもって包装材を開けば容易に開封できるので、保持部
に手を触れることなく取出すことができ、これによって
衛生的な処置を行うことができる。また、この綿棒は包
装した状態でも嵩張らないので、保管、携行にも便利で
あり、経済的に製造することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 棒体の先端に綿、布、不織布、発泡体等
の保持体を設け、該保持体に薬剤を保持させ、上記棒体
の一部を外方へ突出させた状態で上記保持体を包装材で
覆い、該包装材の棒体側には開封用の摘み片を存して密
封的にシ−ルした薬剤保持綿棒。 - 【請求項2】 上記包装材の摘み片側のシ−ルは棒体か
ら保持体側の外方に向って傾斜し略山形状に形成されて
いる請求項1に記載の薬剤保持綿棒。 - 【請求項3】 上記包装材は複層ラミネ−ト体で形成さ
れ、その内面はシーラント層を内側とする無延伸ポリプ
ロピレンフイルムの共押出体で形成されている請求項1
または2記載の薬剤保持綿棒。 - 【請求項4】 上記包装材の複層ラミネ−ト体はアルミ
箔層を含み、そのアルミ箔は鉄分含量が 0.5〜2%とそ
の含量が多いものである請求項1〜3のいずれかに記載
の薬剤保持綿棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218329A JPH1147191A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 薬剤保持綿棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9218329A JPH1147191A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 薬剤保持綿棒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1147191A true JPH1147191A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16718156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9218329A Pending JPH1147191A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 薬剤保持綿棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1147191A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003515362A (ja) * | 1999-10-18 | 2003-05-07 | アナット ケデム−シャビ | メーキャップ除去用スワブ |
JP2006182356A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Showa Denko Plastic Products Co Ltd | ストロー包装体及びストロー付き飲料製品 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP9218329A patent/JPH1147191A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003515362A (ja) * | 1999-10-18 | 2003-05-07 | アナット ケデム−シャビ | メーキャップ除去用スワブ |
JP2006182356A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Showa Denko Plastic Products Co Ltd | ストロー包装体及びストロー付き飲料製品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3330376B2 (ja) | 生物学的に安定した処理剤投与システム | |
US4291697A (en) | Cleaning and application device for medical purposes | |
CA1224188A (en) | Multiple-compartment plastic package for liquid and solid goods | |
EP0051658B1 (en) | Disposable swab | |
JP5408747B2 (ja) | 口腔用たばこ製品の包装容器 | |
JP4230278B2 (ja) | 包装体および流動物の付着方法 | |
US4519795A (en) | Disposable swab | |
JPH10250775A (ja) | 薬液吸収材容器 | |
JPH10120041A (ja) | 薬液吸収材包装体 | |
JPH1147191A (ja) | 薬剤保持綿棒 | |
US10765274B2 (en) | Packaging container and method for using same | |
JP3666958B2 (ja) | ウエットティッシュ包装体 | |
JPH11310281A (ja) | 包装体の開封構造 | |
JP2001328666A (ja) | 密閉容器 | |
JPH10250776A (ja) | 薬剤収納袋 | |
JP2004001784A (ja) | 消毒薬用キット | |
JP3836706B2 (ja) | 液浸材の包装体 | |
JPS63200760A (ja) | シ−ト状貼着剤の製造方法 | |
JP2002255241A (ja) | 包装体及び包装方法 | |
JPH10314314A (ja) | 薬液塗布具 | |
JP2004231198A (ja) | 携帯用汚物保存袋 | |
JP2022116005A (ja) | 貯蔵部を備えた多目的の非接触型塗布器 | |
JP2006062682A (ja) | 包装体 | |
JPH0313305Y2 (ja) | ||
JPH0219415Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070123 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070314 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070731 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071211 |