JPH1146839A - 触媒燃焼式毛髪整形器 - Google Patents
触媒燃焼式毛髪整形器Info
- Publication number
- JPH1146839A JPH1146839A JP20410497A JP20410497A JPH1146839A JP H1146839 A JPH1146839 A JP H1146839A JP 20410497 A JP20410497 A JP 20410497A JP 20410497 A JP20410497 A JP 20410497A JP H1146839 A JPH1146839 A JP H1146839A
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- JP
- Japan
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- catalytic combustion
- hair
- steam
- temperature
- heating
- Prior art date
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- Pending
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D1/00—Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor
- A45D1/02—Curling-tongs, i.e. tongs for use when hot; Curling-irons, i.e. irons for use when hot; Accessories therefor with means for internal heating, e.g. by liquid fuel
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- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液化燃料ガスを触媒燃焼させることによって
得られる熱を利用し、毛髪を整形する加熱筒を加熱する
と同時に、その熱を利用してスチームを発生させる触媒
燃焼式毛髪整形器において、触媒燃焼の熱を利用して毛
髪を整形するとともに、スチームを発生させて毛髪を一
層効果的に整形できるようにする。 【解決手段】 燃料タンク15に貯蔵した燃料ガスと空
気を触媒燃焼加熱部17により酸化反応させ、触媒燃焼
加熱部17により毛髪を整形する加熱筒18を加熱する
とともに、水タンク57に貯えた水をスチーム発生装置
56に供給し、触媒燃焼加熱部17により発生する熱で
スチームを発生させるようにしたものである。
得られる熱を利用し、毛髪を整形する加熱筒を加熱する
と同時に、その熱を利用してスチームを発生させる触媒
燃焼式毛髪整形器において、触媒燃焼の熱を利用して毛
髪を整形するとともに、スチームを発生させて毛髪を一
層効果的に整形できるようにする。 【解決手段】 燃料タンク15に貯蔵した燃料ガスと空
気を触媒燃焼加熱部17により酸化反応させ、触媒燃焼
加熱部17により毛髪を整形する加熱筒18を加熱する
とともに、水タンク57に貯えた水をスチーム発生装置
56に供給し、触媒燃焼加熱部17により発生する熱で
スチームを発生させるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料ガスを触
媒燃焼させることによって得られる熱を利用し、毛髪を
整形する加熱筒を加熱すると同時に、その熱を利用して
スチームを発生し毛髪の整形を効果的に行う触媒燃焼式
毛髪整形器に関するものである。
媒燃焼させることによって得られる熱を利用し、毛髪を
整形する加熱筒を加熱すると同時に、その熱を利用して
スチームを発生し毛髪の整形を効果的に行う触媒燃焼式
毛髪整形器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の触媒燃焼式毛髪整形器
は、特公平1−61044号公報に記載されているもの
がある。以下、その構成について図11を参照しながら
説明する。
は、特公平1−61044号公報に記載されているもの
がある。以下、その構成について図11を参照しながら
説明する。
【0003】図に示すように、燃料タンク1は、液化ガ
スを貯蔵しており、この燃料タンク1の前方に液化燃料
ガスを気化させ、気化燃料ガスの噴出をオン、オフする
弁装置(図示せず)を有するノズル体2を連設してい
る。弁装置は、温度制御用の熱応動体3と連結されてお
り、この熱応動体3は熱膨張係数の異なる内パイプ4と
外パイプ5とで構成され、これらの相対位置を調整でき
るようにしている。
スを貯蔵しており、この燃料タンク1の前方に液化燃料
ガスを気化させ、気化燃料ガスの噴出をオン、オフする
弁装置(図示せず)を有するノズル体2を連設してい
る。弁装置は、温度制御用の熱応動体3と連結されてお
り、この熱応動体3は熱膨張係数の異なる内パイプ4と
外パイプ5とで構成され、これらの相対位置を調整でき
るようにしている。
【0004】外パイプ5の他端は把手6側に固定し、内
パイプ4の他端はノズル体2の先端に挿入してあり、熱
膨張係数の違いによる伸び縮みの差をこのノズル体2の
弁装置に伝達して、気化燃料ガスをオン、オフ制御し、
温度調節可能としている。毛髪巻付部7は、内部に熱応
動体3を包含して燃焼室8を構成するものである。さら
に、毛髪巻付部7の内面に熱伝導性のよい金属の円筒状
の均熱パイプ9を挿入している。
パイプ4の他端はノズル体2の先端に挿入してあり、熱
膨張係数の違いによる伸び縮みの差をこのノズル体2の
弁装置に伝達して、気化燃料ガスをオン、オフ制御し、
温度調節可能としている。毛髪巻付部7は、内部に熱応
動体3を包含して燃焼室8を構成するものである。さら
に、毛髪巻付部7の内面に熱伝導性のよい金属の円筒状
の均熱パイプ9を挿入している。
【0005】触媒バーナー10は、セラミック繊維より
なる不織布形態の担体に白金を担持させて略円筒状に形
成し、その外周を均熱パイプ9に圧接し、内周は外パイ
プ5に間隔をおいて対向している。コテ11は、毛髪を
はさむもので、操作釦12を操作することで回動するも
のであり、くし13は、毛髪巻付部7に着脱自在に取着
し、キャップ14により携帯時および収納時に保護する
ようにしている。
なる不織布形態の担体に白金を担持させて略円筒状に形
成し、その外周を均熱パイプ9に圧接し、内周は外パイ
プ5に間隔をおいて対向している。コテ11は、毛髪を
はさむもので、操作釦12を操作することで回動するも
のであり、くし13は、毛髪巻付部7に着脱自在に取着
し、キャップ14により携帯時および収納時に保護する
ようにしている。
【0006】上記構成において動作を説明すると、点火
操作体(図示せず)を操作すると、燃料タンク1内の液
化燃料ガスがノズル体2内の気化装置で気化されて気化
燃料ガスとなり、弁装置を通過して内パイプ4内に噴出
する。この気化燃料ガスは内パイプ4内を流れる過程で
空気と混合されて混合気となり、内パイプ4の穴と外パ
イプ5の穴を通って触媒バーナー10に向かって噴出さ
れ、燃焼室8内に充満する。
操作体(図示せず)を操作すると、燃料タンク1内の液
化燃料ガスがノズル体2内の気化装置で気化されて気化
燃料ガスとなり、弁装置を通過して内パイプ4内に噴出
する。この気化燃料ガスは内パイプ4内を流れる過程で
空気と混合されて混合気となり、内パイプ4の穴と外パ
イプ5の穴を通って触媒バーナー10に向かって噴出さ
れ、燃焼室8内に充満する。
【0007】ここで、さらに点火操作体を操作すること
で、燃焼室8内に充満した混合気に点火され、触媒バー
ナー10が反応温度に達する。触媒バーナー10の燃焼
熱は均熱パイプ9を介して毛髪巻付部7に均等に伝達さ
れる。燃焼室8内の温度に応じて熱応動体3はノズル体
2内の弁装置を開閉し、気化燃料ガスをオン、オフし、
これに伴い、触媒バーナー10の燃焼もオン、オフ制御
されて、毛髪巻付部7の温度を制御することができる。
で、燃焼室8内に充満した混合気に点火され、触媒バー
ナー10が反応温度に達する。触媒バーナー10の燃焼
熱は均熱パイプ9を介して毛髪巻付部7に均等に伝達さ
れる。燃焼室8内の温度に応じて熱応動体3はノズル体
2内の弁装置を開閉し、気化燃料ガスをオン、オフし、
これに伴い、触媒バーナー10の燃焼もオン、オフ制御
されて、毛髪巻付部7の温度を制御することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、毛髪巻付部7に毛髪を巻き付け、触媒バーナー1
0の燃焼熱により加熱するため、毛髪が過乾燥状態にな
って、ばさばさ状態になるとともに、毛髪を単に加熱す
るだけで整形するため、きれいに仕上げることができな
いという問題を有していた。
では、毛髪巻付部7に毛髪を巻き付け、触媒バーナー1
0の燃焼熱により加熱するため、毛髪が過乾燥状態にな
って、ばさばさ状態になるとともに、毛髪を単に加熱す
るだけで整形するため、きれいに仕上げることができな
いという問題を有していた。
【0009】そこで、スチーム発生装置を付加し、スチ
ームを加えながら毛髪を整形すると、このような問題は
解決できるが、上記従来の構成にスチーム発生装置を付
加すると、スチーム発生装置の温度が熱応動体3に影響
を及ぼすため、毛髪巻付部7の温度が変動して、毛髪の
仕上りが悪くなるという問題を有していた。
ームを加えながら毛髪を整形すると、このような問題は
解決できるが、上記従来の構成にスチーム発生装置を付
加すると、スチーム発生装置の温度が熱応動体3に影響
を及ぼすため、毛髪巻付部7の温度が変動して、毛髪の
仕上りが悪くなるという問題を有していた。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、触媒
燃焼の熱を利用して毛髪を整形するとともに、スチーム
を発生させてスチームの効果で毛髪を一層効果的に整形
できるようにすることを目的としている。
燃焼の熱を利用して毛髪を整形するとともに、スチーム
を発生させてスチームの効果で毛髪を一層効果的に整形
できるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、燃料タンクに貯蔵した燃料ガスと空気を触
媒燃焼加熱部により酸化反応させ、触媒燃焼加熱部によ
り毛髪を整形する加熱筒を加熱し、水タンクに貯えた水
をスチーム発生装置に供給し、触媒燃焼加熱部により発
生する熱でスチームを発生させるようにしたものであ
る。
するために、燃料タンクに貯蔵した燃料ガスと空気を触
媒燃焼加熱部により酸化反応させ、触媒燃焼加熱部によ
り毛髪を整形する加熱筒を加熱し、水タンクに貯えた水
をスチーム発生装置に供給し、触媒燃焼加熱部により発
生する熱でスチームを発生させるようにしたものであ
る。
【0012】これにより、触媒燃焼の熱を利用して毛髪
を整形するとともに、スチームを発生させてスチームの
効果で毛髪を一層効果的に整形できるようにすることが
できる。
を整形するとともに、スチームを発生させてスチームの
効果で毛髪を一層効果的に整形できるようにすることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと
空気を酸化反応させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼
加熱部により加熱され毛髪を整形する加熱筒と、前記触
媒燃焼加熱部により発生する熱でスチームを発生させる
スチーム発生装置と、前記スチーム発生装置に供給する
水を貯える水タンクとを備えたものであり、燃料タンク
に貯蔵した燃料ガスを触媒燃焼加熱部で触媒燃焼させて
加熱筒を加熱するとともにスチームを発生することがで
き、スチームを加えながら毛髪を整形することができ、
スチームによって毛髪を適度の水分量で、さらさらした
状態に仕上げることができ、スチームの効果で毛髪をよ
り一層効果的に整形することができる。
は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと
空気を酸化反応させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼
加熱部により加熱され毛髪を整形する加熱筒と、前記触
媒燃焼加熱部により発生する熱でスチームを発生させる
スチーム発生装置と、前記スチーム発生装置に供給する
水を貯える水タンクとを備えたものであり、燃料タンク
に貯蔵した燃料ガスを触媒燃焼加熱部で触媒燃焼させて
加熱筒を加熱するとともにスチームを発生することがで
き、スチームを加えながら毛髪を整形することができ、
スチームによって毛髪を適度の水分量で、さらさらした
状態に仕上げることができ、スチームの効果で毛髪をよ
り一層効果的に整形することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、スチーム発生装置からのスチーム
の通路と、触媒燃焼加熱部からの排気ガスの通路を加熱
筒の内部に互いに分離して設け、前記両通路の排出口を
加熱筒に設けたものであり、触媒燃焼加熱部での燃焼に
よって生じる水蒸気とスチーム発生装置により発生する
スチーム(水蒸気)を毛髪に効果的にあてることがで
き、毛髪をより一層効果的に整形することができる。
記載の発明において、スチーム発生装置からのスチーム
の通路と、触媒燃焼加熱部からの排気ガスの通路を加熱
筒の内部に互いに分離して設け、前記両通路の排出口を
加熱筒に設けたものであり、触媒燃焼加熱部での燃焼に
よって生じる水蒸気とスチーム発生装置により発生する
スチーム(水蒸気)を毛髪に効果的にあてることがで
き、毛髪をより一層効果的に整形することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、触媒燃焼加熱部は、燃料
ガスを気化し噴出させるノズルと、このノズルから噴出
した燃料ガスと空気の混合気を触媒燃焼させる燃焼部
と、この燃焼部への混合気の供給を制御して燃焼を制御
する温度制御装置とを備えたものであり、燃料タンクよ
り供給された燃料ガスは気化してノズルより噴出し、こ
のとき、燃料ガスは空気と混合されて燃焼部に供給さ
れ、温度制御装置により燃焼温度を制御しながら触媒燃
焼し、この触媒燃焼熱により熱板を外部温度に関係なく
一定の温度に加熱することができ、また、燃料ガスの無
駄使いをなくすことができる。
たは2に記載の発明において、触媒燃焼加熱部は、燃料
ガスを気化し噴出させるノズルと、このノズルから噴出
した燃料ガスと空気の混合気を触媒燃焼させる燃焼部
と、この燃焼部への混合気の供給を制御して燃焼を制御
する温度制御装置とを備えたものであり、燃料タンクよ
り供給された燃料ガスは気化してノズルより噴出し、こ
のとき、燃料ガスは空気と混合されて燃焼部に供給さ
れ、温度制御装置により燃焼温度を制御しながら触媒燃
焼し、この触媒燃焼熱により熱板を外部温度に関係なく
一定の温度に加熱することができ、また、燃料ガスの無
駄使いをなくすことができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、先端部に設けた水タンクから、ス
チーム発生装置、触媒燃焼加熱部、温度制御装置の順に
配設したものであり、スチーム発生装置を触媒燃焼加熱
部により加熱するとともに、水タンクに貯えた水を供給
することにより安定してスチームを発生させることがで
き、温度制御装置はスチーム発生装置の温度の影響を受
けることがないため、触媒燃焼加熱部により加熱され毛
髪を整形する加熱筒の温度が変動することがなく、毛髪
の仕上りをよくすることができる。
記載の発明において、先端部に設けた水タンクから、ス
チーム発生装置、触媒燃焼加熱部、温度制御装置の順に
配設したものであり、スチーム発生装置を触媒燃焼加熱
部により加熱するとともに、水タンクに貯えた水を供給
することにより安定してスチームを発生させることがで
き、温度制御装置はスチーム発生装置の温度の影響を受
けることがないため、触媒燃焼加熱部により加熱され毛
髪を整形する加熱筒の温度が変動することがなく、毛髪
の仕上りをよくすることができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、スチーム発生装置から発生するス
チームの水分量を触媒燃焼加熱部からの排出される排気
ガスに含まれる水分量より多くなるようにしたものであ
り、スチーム発生装置により発生するスチームにより毛
髪を効果的に整形することができる。
記載の発明において、スチーム発生装置から発生するス
チームの水分量を触媒燃焼加熱部からの排出される排気
ガスに含まれる水分量より多くなるようにしたものであ
り、スチーム発生装置により発生するスチームにより毛
髪を効果的に整形することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、上記請求項3ま
たは4に記載の発明において、温度制御装置は、磁性的
特性が急激に変化するキュリー点をもつ感温磁性体と、
前記感温磁性体に対向して設け前記感温磁性体を引きつ
ける磁石と、燃焼部への混合ガスの供給を制御する弁と
を備え、燃焼部の燃焼熱により前記感温磁性体の温度が
キュリー点を越えたとき、前記弁を閉塞して混合ガスの
供給を停止し前記燃焼部の温度を制御するようにしたも
のであり、燃焼部の熱により感温磁性体が加熱され、感
温磁性体の温度が組成により決まるキューリー点に達す
ると、磁石は感温磁性体を吸着できなくなり、燃焼部へ
の混合ガスの供給を制御する弁を塞ぐ。これにより燃料
ガスは燃焼部に供給されなくなり、温度が低下する。感
温磁性体は非常にヒステリシスが小さく、感温磁性体が
復帰すると、磁石は再び感温磁性体を吸着して弁を開
く。この間はわずかの時間のため、燃焼部の温度は十分
に高く、燃料ガスが供給されると再び触媒反応を開始す
る。この作用を繰り返すことで、燃焼部の温度を一定に
保つことができる。
たは4に記載の発明において、温度制御装置は、磁性的
特性が急激に変化するキュリー点をもつ感温磁性体と、
前記感温磁性体に対向して設け前記感温磁性体を引きつ
ける磁石と、燃焼部への混合ガスの供給を制御する弁と
を備え、燃焼部の燃焼熱により前記感温磁性体の温度が
キュリー点を越えたとき、前記弁を閉塞して混合ガスの
供給を停止し前記燃焼部の温度を制御するようにしたも
のであり、燃焼部の熱により感温磁性体が加熱され、感
温磁性体の温度が組成により決まるキューリー点に達す
ると、磁石は感温磁性体を吸着できなくなり、燃焼部へ
の混合ガスの供給を制御する弁を塞ぐ。これにより燃料
ガスは燃焼部に供給されなくなり、温度が低下する。感
温磁性体は非常にヒステリシスが小さく、感温磁性体が
復帰すると、磁石は再び感温磁性体を吸着して弁を開
く。この間はわずかの時間のため、燃焼部の温度は十分
に高く、燃料ガスが供給されると再び触媒反応を開始す
る。この作用を繰り返すことで、燃焼部の温度を一定に
保つことができる。
【0019】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、触媒燃焼加熱部は、主触媒部
と排気口部に設けた補助触媒部とを有するものであり、
着火時に主触媒部と補助触媒部が同時に触媒燃焼を開始
し、補助触媒部の赤熱で着火を知らせることができる。
5に記載の発明において、触媒燃焼加熱部は、主触媒部
と排気口部に設けた補助触媒部とを有するものであり、
着火時に主触媒部と補助触媒部が同時に触媒燃焼を開始
し、補助触媒部の赤熱で着火を知らせることができる。
【0020】請求項8に記載の発明は、上記請求項7に
記載の発明において、触媒燃焼加熱部は、触媒燃焼を開
始させる着火装置を備え、穴部より着火を視認できるよ
うにしたものであり、着火装置により触媒燃焼を容易に
開始させることができるとともに、触媒燃焼が開始した
か否かを直接視認することができ、使い勝手を向上する
ことができる。
記載の発明において、触媒燃焼加熱部は、触媒燃焼を開
始させる着火装置を備え、穴部より着火を視認できるよ
うにしたものであり、着火装置により触媒燃焼を容易に
開始させることができるとともに、触媒燃焼が開始した
か否かを直接視認することができ、使い勝手を向上する
ことができる。
【0021】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
8に記載の発明において、燃料タンクは、毛髪整形器本
体に設けた繋合部により着脱自在に装着し、毛髪整形器
本体を覆うカバーにより前記繋合部を保持するようにし
たものであり、複数の燃料タンクを準備することによ
り、使用中の燃料タンクの燃料ガスがなくなっても、燃
料ガスを満たした予備の燃料タンクに取り替えて長時間
使い続けることができ、使用中に面倒な燃料ガスの充填
作業を行うことなく使い勝手を向上できる。また、燃料
タンクと毛髪整形器本体を繋合し、毛髪整形器本体を覆
うカバーにより繋合部を保持することで、繋合部が外れ
ないようにすることができ、使用時の安全を向上するこ
とができる。
8に記載の発明において、燃料タンクは、毛髪整形器本
体に設けた繋合部により着脱自在に装着し、毛髪整形器
本体を覆うカバーにより前記繋合部を保持するようにし
たものであり、複数の燃料タンクを準備することによ
り、使用中の燃料タンクの燃料ガスがなくなっても、燃
料ガスを満たした予備の燃料タンクに取り替えて長時間
使い続けることができ、使用中に面倒な燃料ガスの充填
作業を行うことなく使い勝手を向上できる。また、燃料
タンクと毛髪整形器本体を繋合し、毛髪整形器本体を覆
うカバーにより繋合部を保持することで、繋合部が外れ
ないようにすることができ、使用時の安全を向上するこ
とができる。
【0022】請求項10に記載の発明は、上記請求項1
〜7に記載の発明において、スチーム発生装置は、触媒
燃焼加熱部により加熱される熱板部と、この熱板部に当
接可能な水タンクに浸漬した導水体とで構成したもので
あり、前記導水体を触媒燃焼加熱部により加熱された熱
板部に当接することにより、導水体に含有している水を
気化してスチームにすることができ、スチームとして飛
散した後には水タンクより水が供給されて連続的にスチ
ームを発生することができ、スチームの効果で毛髪を効
果的に整形することができる。
〜7に記載の発明において、スチーム発生装置は、触媒
燃焼加熱部により加熱される熱板部と、この熱板部に当
接可能な水タンクに浸漬した導水体とで構成したもので
あり、前記導水体を触媒燃焼加熱部により加熱された熱
板部に当接することにより、導水体に含有している水を
気化してスチームにすることができ、スチームとして飛
散した後には水タンクより水が供給されて連続的にスチ
ームを発生することができ、スチームの効果で毛髪を効
果的に整形することができる。
【0023】請求項11に記載の発明は、上記請求項1
〜7に記載の発明において、水タンクは、空気を取り入
れる置換弁を備えたものであり、水タンクに負圧が生じ
たとき、置換弁を開いて外気圧と等しくすることがで
き、水タンク内の水をスチーム発生装置に安定して供給
することができる。
〜7に記載の発明において、水タンクは、空気を取り入
れる置換弁を備えたものであり、水タンクに負圧が生じ
たとき、置換弁を開いて外気圧と等しくすることがで
き、水タンク内の水をスチーム発生装置に安定して供給
することができる。
【0024】請求項12に記載の発明は、上記請求項1
1に記載の発明において、加熱筒を覆う保護キャップを
備え、前記保護キャップで置換弁の空気口を塞ぐように
したものであり、保護キャップにより保管中に置換弁か
ら水がこぼれるのを防止することができる。
1に記載の発明において、加熱筒を覆う保護キャップを
備え、前記保護キャップで置換弁の空気口を塞ぐように
したものであり、保護キャップにより保管中に置換弁か
ら水がこぼれるのを防止することができる。
【0025】請求項13に記載の発明は、上記請求項1
に記載の発明において、加熱筒を覆う保護キャップを備
え、保護キャップを加熱筒に取り付けたとき、保護キャ
ップが水タンクを回転させ、スチーム発生を停止するよ
うにしたものであり、保管時に保護キャップを加熱筒に
取り付けたとき、スチーム発生を停止することで、保管
中の安全性を向上することができる。
に記載の発明において、加熱筒を覆う保護キャップを備
え、保護キャップを加熱筒に取り付けたとき、保護キャ
ップが水タンクを回転させ、スチーム発生を停止するよ
うにしたものであり、保管時に保護キャップを加熱筒に
取り付けたとき、スチーム発生を停止することで、保管
中の安全性を向上することができる。
【0026】請求項14に記載の発明は、上記請求項1
に記載の発明において、加熱筒を覆う保護キャップを備
え、保護キャップを加熱筒に取り付けたとき、水タンク
の先端部が保護キャップより外部に露出するようにした
ものであり、水タンクに残水があるかどうかを保護キャ
ップをした状態で確認することができ、使い勝手を向上
することができる。
に記載の発明において、加熱筒を覆う保護キャップを備
え、保護キャップを加熱筒に取り付けたとき、水タンク
の先端部が保護キャップより外部に露出するようにした
ものであり、水タンクに残水があるかどうかを保護キャ
ップをした状態で確認することができ、使い勝手を向上
することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0028】(実施例1)図1に示すように、燃料タン
ク15は、液化石油ガスなどの燃料ガスを貯蔵し、調整
バルブ16を介して触媒燃焼加熱部17に供給する。触
媒燃焼加熱部17は、アルミニウム部材で形成した加熱
筒18に固定してあり、燃料ガスと空気を酸化反応させ
て触媒燃焼し、加熱筒18を加熱する。触媒燃焼加熱部
17内の燃料ガスを燃料ガスと空気を酸化反応させるも
のである。
ク15は、液化石油ガスなどの燃料ガスを貯蔵し、調整
バルブ16を介して触媒燃焼加熱部17に供給する。触
媒燃焼加熱部17は、アルミニウム部材で形成した加熱
筒18に固定してあり、燃料ガスと空気を酸化反応させ
て触媒燃焼し、加熱筒18を加熱する。触媒燃焼加熱部
17内の燃料ガスを燃料ガスと空気を酸化反応させるも
のである。
【0029】毛髪整形器本体19は、合成樹脂で形成
し、触媒燃焼加熱部17などを固定した加熱筒18を固
定するボデー20を係合固定し、この毛髪整形器本体1
9に装着した燃料タンク15を覆うカバー21を嵌着し
ている。
し、触媒燃焼加熱部17などを固定した加熱筒18を固
定するボデー20を係合固定し、この毛髪整形器本体1
9に装着した燃料タンク15を覆うカバー21を嵌着し
ている。
【0030】燃料タンク15は、図2に示すように、触
媒燃焼加熱部17に燃料ガスを供給する供給バルブ22
を設けており、この供給バルブ22は、ばね23により
弁体24をパッキン25に圧接している。燃料タンク1
5に灯心26を内蔵し、この灯心26の一端を弁体24
に接触させている。また、供給バルブ22は調整バルブ
16に対して着脱自在としている。
媒燃焼加熱部17に燃料ガスを供給する供給バルブ22
を設けており、この供給バルブ22は、ばね23により
弁体24をパッキン25に圧接している。燃料タンク1
5に灯心26を内蔵し、この灯心26の一端を弁体24
に接触させている。また、供給バルブ22は調整バルブ
16に対して着脱自在としている。
【0031】調整バルブ16は、図3に示すように、半
透膜の減圧体27を設けるとともに、ノズル芯28を移
動自在に設け、このノズル芯28に弁体29を設け、操
作釦(図示せず)によりノズル芯28を移動させること
で、弁体29と弁座30とで開閉するように構成してい
る。
透膜の減圧体27を設けるとともに、ノズル芯28を移
動自在に設け、このノズル芯28に弁体29を設け、操
作釦(図示せず)によりノズル芯28を移動させること
で、弁体29と弁座30とで開閉するように構成してい
る。
【0032】触媒燃焼加熱部17は、燃料ガスを気化し
噴出させるノズル31と、このノズル31から噴出した
燃料ガスと空気の混合気を触媒燃焼させる燃焼部32
と、この燃焼部32への混合気の供給を制御して燃焼を
制御する温度制御装置33とを備えている。
噴出させるノズル31と、このノズル31から噴出した
燃料ガスと空気の混合気を触媒燃焼させる燃焼部32
と、この燃焼部32への混合気の供給を制御して燃焼を
制御する温度制御装置33とを備えている。
【0033】触媒(主触媒部)34は、コルゲート形状
の担体に担持され、例えば、アルミニウムや銅等の熱伝
導性の良好な材料で形成した筒状のケース35の内面に
配置している。このケース35の側壁には燃焼ガスを排
出する排気口36を設けている。触媒34の下流側にセ
ラミックなどの電気絶縁体37を設け、この電気絶縁体
37に着火電極38を設け、着火時にこの着火電極38
と触媒34の間で放電火花を発生させ、ガスに着火する
ことで触媒燃焼を開始させ、燃焼部32を加熱する。
の担体に担持され、例えば、アルミニウムや銅等の熱伝
導性の良好な材料で形成した筒状のケース35の内面に
配置している。このケース35の側壁には燃焼ガスを排
出する排気口36を設けている。触媒34の下流側にセ
ラミックなどの電気絶縁体37を設け、この電気絶縁体
37に着火電極38を設け、着火時にこの着火電極38
と触媒34の間で放電火花を発生させ、ガスに着火する
ことで触媒燃焼を開始させ、燃焼部32を加熱する。
【0034】温度制御装置33は、図4に示すように構
成しており、感温フェライト(感温磁性体)39は、磁
気的特性が急激に変化するキュリー点(例えば120
℃)をもち、リング状に形成して外殻40に固定してい
る。磁石41は、感温フェライト39に対向して設け、
感温フェライト39を吸引するもので、感温フェライト
39と反対側の面に弁部材42を弁保持体43で保持し
ている。弁保持体43は外殻40の内面に所定の隙間4
4を有している。ばね45は、磁石41を感温フェライ
ト39より離反する方向に付勢している。
成しており、感温フェライト(感温磁性体)39は、磁
気的特性が急激に変化するキュリー点(例えば120
℃)をもち、リング状に形成して外殻40に固定してい
る。磁石41は、感温フェライト39に対向して設け、
感温フェライト39を吸引するもので、感温フェライト
39と反対側の面に弁部材42を弁保持体43で保持し
ている。弁保持体43は外殻40の内面に所定の隙間4
4を有している。ばね45は、磁石41を感温フェライ
ト39より離反する方向に付勢している。
【0035】弁体46は、弁部材42に対向して弁ポー
ト47を設けて弁を形成するとともに、弁ポート47と
反対側の位置に気化燃料ガスを触媒34に向けて噴出す
るノズル31を設けている。ここで、燃料ガスが流れる
方向と弁が閉じる方向を同じ方向に設定している。
ト47を設けて弁を形成するとともに、弁ポート47と
反対側の位置に気化燃料ガスを触媒34に向けて噴出す
るノズル31を設けている。ここで、燃料ガスが流れる
方向と弁が閉じる方向を同じ方向に設定している。
【0036】熱可溶体48は、221℃で溶融するもの
で、弁保持体49により保持した安全弁部材50と、こ
の安全弁部材50に対向して設けた安全弁ポート51と
の間に設けている。ばね52は、安全弁部材50を安全
弁ポート51の方向に付勢している。
で、弁保持体49により保持した安全弁部材50と、こ
の安全弁部材50に対向して設けた安全弁ポート51と
の間に設けている。ばね52は、安全弁部材50を安全
弁ポート51の方向に付勢している。
【0037】触媒ネット(補助触媒部)53は、排気口
36に設け、着火装置54により着火電極38と触媒3
4の間で放電火花を発生させ、ガスに着火して触媒燃焼
を開始させたとき、加熱筒18に設けた穴部55より視
認できるようにしている。
36に設け、着火装置54により着火電極38と触媒3
4の間で放電火花を発生させ、ガスに着火して触媒燃焼
を開始させたとき、加熱筒18に設けた穴部55より視
認できるようにしている。
【0038】スチーム発生装置56は、触媒燃焼加熱部
17により発生する熱でスチームを発生させるもので、
スチーム発生装置56に供給する水を貯えた水タンク5
7に導水体58を浸漬し、この導水体58を触媒燃焼加
熱部17により加熱された熱板部59に当てることで、
スチームを発生するように構成している。
17により発生する熱でスチームを発生させるもので、
スチーム発生装置56に供給する水を貯えた水タンク5
7に導水体58を浸漬し、この導水体58を触媒燃焼加
熱部17により加熱された熱板部59に当てることで、
スチームを発生するように構成している。
【0039】水タンク57には、空気を取り入れる置換
弁60を設けており、この置換弁60を通して水タンク
57内に水を供給するとともに、導水体58よりスチー
ム発生装置56に水を供給するとき、空気を取り入れて
円滑にスチーム発生装置56に水を供給できるようにし
ている。
弁60を設けており、この置換弁60を通して水タンク
57内に水を供給するとともに、導水体58よりスチー
ム発生装置56に水を供給するとき、空気を取り入れて
円滑にスチーム発生装置56に水を供給できるようにし
ている。
【0040】加熱筒18を保護キャップ61で覆ったと
き、保護キャップ61で置換弁26の空気口を塞ぐよう
にしている。また、保護キャップ61を加熱筒18に取
り付けたとき、水タンク57の先端部が保護キャップ6
1より外部に露出するようにしている。
き、保護キャップ61で置換弁26の空気口を塞ぐよう
にしている。また、保護キャップ61を加熱筒18に取
り付けたとき、水タンク57の先端部が保護キャップ6
1より外部に露出するようにしている。
【0041】次に、図5および図6に示すように、スチ
ーム発生装置56からのスチームの通路62と、触媒燃
焼加熱部17からの排気ガスの通路63を加熱筒18の
内部に互いに分離して設け、加熱筒18にスチームの通
路62の排出穴64と排気ガスの通路63の排気穴65
とを設けている。スチームの通路62の排出穴64は操
作部66により操作可能な押さえ板67の近傍に設けて
いる。
ーム発生装置56からのスチームの通路62と、触媒燃
焼加熱部17からの排気ガスの通路63を加熱筒18の
内部に互いに分離して設け、加熱筒18にスチームの通
路62の排出穴64と排気ガスの通路63の排気穴65
とを設けている。スチームの通路62の排出穴64は操
作部66により操作可能な押さえ板67の近傍に設けて
いる。
【0042】図1から明らかなように、先端部に設けた
水タンク57から、スチーム発生装置56、触媒燃焼加
熱部17、温度制御装置33の順に配設し、スチーム発
生装置56から発生するスチームの水分量を触媒燃焼加
熱部17からの排出される排気ガスに含まれる水分量よ
り多くなるようにしている。
水タンク57から、スチーム発生装置56、触媒燃焼加
熱部17、温度制御装置33の順に配設し、スチーム発
生装置56から発生するスチームの水分量を触媒燃焼加
熱部17からの排出される排気ガスに含まれる水分量よ
り多くなるようにしている。
【0043】上記構成において動作を説明すると、燃料
タンク15を装着すると、供給バルブ22の弁体24
は、調整バルブ16側より押圧され、供給バルブ22が
開いて燃料タンク15内の燃料ガスは、灯心26を通っ
て調整バルブ16に供給される。ここで、複数の燃料タ
ンク15を準備することにより、使用中の燃料タンク1
5の燃料ガスがなくなっても、燃料タンク15を取り替
えて長時間使い続けることができ、使い勝手を向上する
ことができる。
タンク15を装着すると、供給バルブ22の弁体24
は、調整バルブ16側より押圧され、供給バルブ22が
開いて燃料タンク15内の燃料ガスは、灯心26を通っ
て調整バルブ16に供給される。ここで、複数の燃料タ
ンク15を準備することにより、使用中の燃料タンク1
5の燃料ガスがなくなっても、燃料タンク15を取り替
えて長時間使い続けることができ、使い勝手を向上する
ことができる。
【0044】調整バルブ16は、操作釦によりノズル芯
28を移動させることで、弁体29と弁座30との間が
開き、燃料タンク15の燃料ガスは半透膜の減圧体27
で減圧されて気化され、触媒燃焼加熱部17に供給され
る。
28を移動させることで、弁体29と弁座30との間が
開き、燃料タンク15の燃料ガスは半透膜の減圧体27
で減圧されて気化され、触媒燃焼加熱部17に供給され
る。
【0045】燃料タンク15より触媒燃焼加熱部17に
燃料ガスを供給されると、燃料ガスは感温フェライト3
9の中央部を通り、感温フェライト39と磁石41およ
び弁保持体43の隙間44を通過して、弁ポート47に
至りノズル31より吹き出す。このとき、燃料ガスの流
速により吸気穴68から空気が引き込まれて燃料ガスと
空気の混合気となり触媒34に供給される。
燃料ガスを供給されると、燃料ガスは感温フェライト3
9の中央部を通り、感温フェライト39と磁石41およ
び弁保持体43の隙間44を通過して、弁ポート47に
至りノズル31より吹き出す。このとき、燃料ガスの流
速により吸気穴68から空気が引き込まれて燃料ガスと
空気の混合気となり触媒34に供給される。
【0046】そして、着火操作釦69を操作して着火装
置54より着火電極38に高電圧を印加することによ
り、触媒34との間で放電火花を生じガスに着火する。
このとき、火炎が生じ、触媒を担持した触媒ネット53
と触媒34が加熱され赤熱する。やがてこれらは触媒反
応を開始する。触媒34が触媒反応を開始することによ
り、火炎には排気ガスしか来なくなり、火炎は自然消滅
する。触媒反応によりケース35が加熱され、この触媒
燃焼熱により加熱筒18を加熱する。
置54より着火電極38に高電圧を印加することによ
り、触媒34との間で放電火花を生じガスに着火する。
このとき、火炎が生じ、触媒を担持した触媒ネット53
と触媒34が加熱され赤熱する。やがてこれらは触媒反
応を開始する。触媒34が触媒反応を開始することによ
り、火炎には排気ガスしか来なくなり、火炎は自然消滅
する。触媒反応によりケース35が加熱され、この触媒
燃焼熱により加熱筒18を加熱する。
【0047】このとき、穴部55を通して触媒ネット5
3の着火状態を直接視認することができ、パイロットラ
ンプなどを設けることなく、使い勝手を向上することが
できる。
3の着火状態を直接視認することができ、パイロットラ
ンプなどを設けることなく、使い勝手を向上することが
できる。
【0048】また、ケース35が加熱され、その熱によ
り触媒燃焼加熱部17が加熱されることによって、触媒
燃焼加熱部17に固定された感温フェライト39を加熱
し、感温フェライト39の温度が組成により決まるキュ
リー点に達すると、磁石41は感温フェライト39を吸
着できなくなり、ばね45により感温フェライト39か
ら離され、弁部材42が弁体46側へ移動して弁ポート
47を塞ぐ。これにより燃料ガスは触媒34に供給され
なくなり、温度が低下する。
り触媒燃焼加熱部17が加熱されることによって、触媒
燃焼加熱部17に固定された感温フェライト39を加熱
し、感温フェライト39の温度が組成により決まるキュ
リー点に達すると、磁石41は感温フェライト39を吸
着できなくなり、ばね45により感温フェライト39か
ら離され、弁部材42が弁体46側へ移動して弁ポート
47を塞ぐ。これにより燃料ガスは触媒34に供給され
なくなり、温度が低下する。
【0049】感温フェライト39は非常にヒステリシス
が小さく、数度以下の温度変化で元の状態に復帰する。
感温フェライト39が復帰すると、磁石41は再び感温
フェライト39を吸着し弁ポート47を開く。この間は
わずかの時間のため、触媒34の温度は充分に高く、燃
料ガスが供給されると再び触媒反応を開始する。この作
用を繰り返すことで、ケース35の温度を一定に保つこ
とができ、加熱筒18の温度を一定に保つことができ
る。
が小さく、数度以下の温度変化で元の状態に復帰する。
感温フェライト39が復帰すると、磁石41は再び感温
フェライト39を吸着し弁ポート47を開く。この間は
わずかの時間のため、触媒34の温度は充分に高く、燃
料ガスが供給されると再び触媒反応を開始する。この作
用を繰り返すことで、ケース35の温度を一定に保つこ
とができ、加熱筒18の温度を一定に保つことができ
る。
【0050】このときの制御温度は、感温フェライト3
9の組成だけで決まるため、同じ組成の感温フェライト
39で作られた温度制御装置33は、同じ温度で温度制
御できることになり、組立時の調整は必要ない。このた
め、非常に量産しやすくなる。また、設定温度を変更し
たいときも、所定の組成をもつ感温フェライト39を組
み合わせればよく、非常に簡単に行うことができる。
9の組成だけで決まるため、同じ組成の感温フェライト
39で作られた温度制御装置33は、同じ温度で温度制
御できることになり、組立時の調整は必要ない。このた
め、非常に量産しやすくなる。また、設定温度を変更し
たいときも、所定の組成をもつ感温フェライト39を組
み合わせればよく、非常に簡単に行うことができる。
【0051】また、感温フェライト39の温度がキュリ
ー点に達しても、何等かの原因で、弁ポート47を塞ぐ
ことができず、燃料ガスが供給され続けると、熱可溶体
48の温度が221℃に達したとき、熱可溶体48が溶
融し、ばね52のばね力により、安全弁部材50を安全
弁ポート51に圧接し、これにより燃料ガスは触媒34
に供給されなくなり、安全性を確保することができる。
ー点に達しても、何等かの原因で、弁ポート47を塞ぐ
ことができず、燃料ガスが供給され続けると、熱可溶体
48の温度が221℃に達したとき、熱可溶体48が溶
融し、ばね52のばね力により、安全弁部材50を安全
弁ポート51に圧接し、これにより燃料ガスは触媒34
に供給されなくなり、安全性を確保することができる。
【0052】加熱筒18の温度を一定に加熱し、図7に
示すように、水タンク57の導水体58が触媒燃焼加熱
部17により加熱される熱板部59に当接しない状態
で、操作部66を操作し、加熱筒18と押さえ板67と
の間に毛髪をはさみ、所定時間(例えば、5秒間)保持
すると、毛髪は加熱筒18により加熱されるとともに、
触媒燃焼加熱部17からの排気ガスが通路63を通って
排気穴65より排出されるため、触媒燃焼加熱部17か
らの排出される排気ガスに含まれる水分により、毛髪に
水分を与えて、整髪することができる。
示すように、水タンク57の導水体58が触媒燃焼加熱
部17により加熱される熱板部59に当接しない状態
で、操作部66を操作し、加熱筒18と押さえ板67と
の間に毛髪をはさみ、所定時間(例えば、5秒間)保持
すると、毛髪は加熱筒18により加熱されるとともに、
触媒燃焼加熱部17からの排気ガスが通路63を通って
排気穴65より排出されるため、触媒燃焼加熱部17か
らの排出される排気ガスに含まれる水分により、毛髪に
水分を与えて、整髪することができる。
【0053】次に、操作部66を操作し、加熱筒18と
押さえ板67との間に毛髪をはさんだ状態で、図8に示
すように、水タンク57の先端を内方へ押圧して、水タ
ンク57の導水体58を触媒燃焼加熱部17により加熱
される熱板部59に当接させると、導水体58は水タン
ク57内の水を含んでいるため、この水が熱板部59に
より加熱されてスチームを発生する。
押さえ板67との間に毛髪をはさんだ状態で、図8に示
すように、水タンク57の先端を内方へ押圧して、水タ
ンク57の導水体58を触媒燃焼加熱部17により加熱
される熱板部59に当接させると、導水体58は水タン
ク57内の水を含んでいるため、この水が熱板部59に
より加熱されてスチームを発生する。
【0054】スチームの発生により導水体58から水が
排出されると、水タンク57には、空気を取り入れる置
換弁60を設けているため、置換弁60より空気を取り
入れて円滑にスチーム発生装置56に水を供給すること
ができる。
排出されると、水タンク57には、空気を取り入れる置
換弁60を設けているため、置換弁60より空気を取り
入れて円滑にスチーム発生装置56に水を供給すること
ができる。
【0055】発生したスチームは通路62を通り、加熱
筒18に設けた排出穴64より排出され、加熱筒18に
巻き付けた毛髪にスチームを当てる。一方、触媒燃焼加
熱部17からの排気ガスが通路63を通って排気穴65
より排出される。ここで、スチーム発生装置56から発
生するスチームの水分量を触媒燃焼加熱部17からの排
出される排気ガスに含まれる水分量より多くなるように
しているので、スチーム発生装置56により発生するス
チームにより毛髪を効果的に整形することができる。
筒18に設けた排出穴64より排出され、加熱筒18に
巻き付けた毛髪にスチームを当てる。一方、触媒燃焼加
熱部17からの排気ガスが通路63を通って排気穴65
より排出される。ここで、スチーム発生装置56から発
生するスチームの水分量を触媒燃焼加熱部17からの排
出される排気ガスに含まれる水分量より多くなるように
しているので、スチーム発生装置56により発生するス
チームにより毛髪を効果的に整形することができる。
【0056】また、先端部に設けた水タンク57から、
スチーム発生装置56、触媒燃焼加熱部17、温度制御
装置33の順に配設ているので、スチーム発生装置56
を触媒燃焼加熱部17により加熱できるとともに、水タ
ンク57に貯えた水を供給することにより安定してスチ
ームを発生させることができ、温度制御装置33はスチ
ーム発生装置56の温度の影響を受けることがないた
め、触媒燃焼加熱部17により加熱され毛髪を整形する
加熱筒18の温度が変動することがなく、毛髪の仕上り
をよくすることができる。
スチーム発生装置56、触媒燃焼加熱部17、温度制御
装置33の順に配設ているので、スチーム発生装置56
を触媒燃焼加熱部17により加熱できるとともに、水タ
ンク57に貯えた水を供給することにより安定してスチ
ームを発生させることができ、温度制御装置33はスチ
ーム発生装置56の温度の影響を受けることがないた
め、触媒燃焼加熱部17により加熱され毛髪を整形する
加熱筒18の温度が変動することがなく、毛髪の仕上り
をよくすることができる。
【0057】また、燃料タンク15は、毛髪整形器本体
19に設けた爪部(繋合部)70により着脱自在に装着
し、毛髪整形器本体19を覆うカバー21により爪部7
0を保持することにより、爪部70が外れないようにす
ることができ、使用時の安全を向上することができる。
19に設けた爪部(繋合部)70により着脱自在に装着
し、毛髪整形器本体19を覆うカバー21により爪部7
0を保持することにより、爪部70が外れないようにす
ることができ、使用時の安全を向上することができる。
【0058】(実施例2)図9(a)に示すように、結
合部材72は、加熱筒18にかしめにより固着し、結合
部材72の内面に第1のカム73を形成しており、この
第1のカム73は図9(b)に示すように、山部73a
と、谷部73bと、山部73aより高い平坦部73cと
を有している。
合部材72は、加熱筒18にかしめにより固着し、結合
部材72の内面に第1のカム73を形成しており、この
第1のカム73は図9(b)に示すように、山部73a
と、谷部73bと、山部73aより高い平坦部73cと
を有している。
【0059】水タンク57の外周に凸部74を設け、第
1のカム73の山部73a、谷部73b、平坦部73c
上を移動可能とし、結合部材72の内周面に凸部74が
挿通可能な凹部75を設けている。他の構成は上記実施
例1と同じである。
1のカム73の山部73a、谷部73b、平坦部73c
上を移動可能とし、結合部材72の内周面に凸部74が
挿通可能な凹部75を設けている。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0060】上記構成において動作を説明すると、水タ
ンク57に設けた凸部74を結合部材72に設けた凹部
75を通して挿入し、水タンク57を回転させて手を離
すと、凸部74は第1のカム73の山部73aを通り谷
部73bに入りこむ(状態a)。
ンク57に設けた凸部74を結合部材72に設けた凹部
75を通して挿入し、水タンク57を回転させて手を離
すと、凸部74は第1のカム73の山部73aを通り谷
部73bに入りこむ(状態a)。
【0061】この状態で、水タンク57の先端を押圧す
ると、凸部74は平坦部73cの高さとほぼ同一の位置
まで移動する(状態b)。この状態で、水タンク57の
導水体58が触媒燃焼加熱部17により加熱される熱板
部59に当接し、スチームを発生する。水タンク57の
先端から手を離すと、凸部74は谷部73bに入りこみ
(状態a)、スチームは停止する。
ると、凸部74は平坦部73cの高さとほぼ同一の位置
まで移動する(状態b)。この状態で、水タンク57の
導水体58が触媒燃焼加熱部17により加熱される熱板
部59に当接し、スチームを発生する。水タンク57の
先端から手を離すと、凸部74は谷部73bに入りこみ
(状態a)、スチームは停止する。
【0062】次に、水タンク57の先端を押圧して回転
させると、凸部74は平坦部73cまで移動する(状態
c)。この状態で、水タンク57の導水体58が触媒燃
焼加熱部17により加熱される熱板部59に当接した状
態に保持され、スチームを連続して発生させることがで
きる。
させると、凸部74は平坦部73cまで移動する(状態
c)。この状態で、水タンク57の導水体58が触媒燃
焼加熱部17により加熱される熱板部59に当接した状
態に保持され、スチームを連続して発生させることがで
きる。
【0063】(実施例3)図10(a)に示すように、
保護キャップ61の内面に第2のカム76を形成してお
り、この第2のカム76は、図10(c)に示すよう
に、傾斜部76aを有している。水タンク57の外周に
突起77を設け、図10(b)に示すように、水タンク
57の凸部74が第1のカム73の平坦部73c上にあ
るとき、第2のカム76の傾斜部76a上を移動可能と
している。他の構成は上記実施例1および2と同じであ
る。
保護キャップ61の内面に第2のカム76を形成してお
り、この第2のカム76は、図10(c)に示すよう
に、傾斜部76aを有している。水タンク57の外周に
突起77を設け、図10(b)に示すように、水タンク
57の凸部74が第1のカム73の平坦部73c上にあ
るとき、第2のカム76の傾斜部76a上を移動可能と
している。他の構成は上記実施例1および2と同じであ
る。
【0064】上記構成において動作を説明すると、水タ
ンク57に設けた凸部74を平坦部73cに移動させ
て、スチームを連続して発生させると、凸部74は第1
のカム73の平坦部73c上にあり(状態c)、突起7
7は第2のカム76の傾斜部76a上にある(状態
a)。
ンク57に設けた凸部74を平坦部73cに移動させ
て、スチームを連続して発生させると、凸部74は第1
のカム73の平坦部73c上にあり(状態c)、突起7
7は第2のカム76の傾斜部76a上にある(状態
a)。
【0065】この状態で、保護キャップ61を被せる
と、突起77が第2のカム76の傾斜部76a上を状態
bまで移動させることで水タンク57が回転し、凸部7
4は第1のカム73の谷部73bに入りこむ(状態
a)。したがって、水タンク57の導水体58が触媒燃
焼加熱部17により加熱される熱板部59より離れ、ス
チームの発生を停止することができ、保管中の安全性を
向上することができる。
と、突起77が第2のカム76の傾斜部76a上を状態
bまで移動させることで水タンク57が回転し、凸部7
4は第1のカム73の谷部73bに入りこむ(状態
a)。したがって、水タンク57の導水体58が触媒燃
焼加熱部17により加熱される熱板部59より離れ、ス
チームの発生を停止することができ、保管中の安全性を
向上することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと
空気を酸化反応させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼
加熱部により加熱され毛髪を整形する加熱筒と、前記触
媒燃焼加熱部により発生する熱でスチームを発生させる
スチーム発生装置と、前記スチーム発生装置に供給する
水を貯える水タンクとを備えたから、燃料タンクに貯蔵
した燃料ガスを触媒燃焼加熱部で触媒燃焼させて加熱筒
を加熱するとともに、スチームを発生することができ、
スチームを加えながら毛髪を整形することができ、スチ
ームによって毛髪を適度の水分量で、さらさらした状態
に仕上げることができ、スチームの効果で毛髪をより一
層効果的に整形することができ、小型、軽量で使い勝手
を向上することができる。
ば、燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記燃料ガスと
空気を酸化反応させる触媒燃焼加熱部と、前記触媒燃焼
加熱部により加熱され毛髪を整形する加熱筒と、前記触
媒燃焼加熱部により発生する熱でスチームを発生させる
スチーム発生装置と、前記スチーム発生装置に供給する
水を貯える水タンクとを備えたから、燃料タンクに貯蔵
した燃料ガスを触媒燃焼加熱部で触媒燃焼させて加熱筒
を加熱するとともに、スチームを発生することができ、
スチームを加えながら毛髪を整形することができ、スチ
ームによって毛髪を適度の水分量で、さらさらした状態
に仕上げることができ、スチームの効果で毛髪をより一
層効果的に整形することができ、小型、軽量で使い勝手
を向上することができる。
【0067】また、請求項2に記載の発明によれば、ス
チーム発生装置からのスチームの通路と、触媒燃焼加熱
部からの排気ガスの通路を加熱筒の内部に互いに分離し
て設け、前記両通路の排出口を加熱筒に設けたから、触
媒燃焼加熱部での燃焼によって生じる水蒸気とスチーム
発生装置により発生するスチーム(水蒸気)を互いに干
渉させることなく毛髪に効果的にあてることができ、毛
髪をより一層効果的に整形することができる。
チーム発生装置からのスチームの通路と、触媒燃焼加熱
部からの排気ガスの通路を加熱筒の内部に互いに分離し
て設け、前記両通路の排出口を加熱筒に設けたから、触
媒燃焼加熱部での燃焼によって生じる水蒸気とスチーム
発生装置により発生するスチーム(水蒸気)を互いに干
渉させることなく毛髪に効果的にあてることができ、毛
髪をより一層効果的に整形することができる。
【0068】また、請求項3に記載の発明によれば、触
媒燃焼加熱部は、燃料ガスを気化し噴出させるノズル
と、このノズルから噴出した燃料ガスと空気の混合気を
触媒燃焼させる燃焼部と、この燃焼部への混合気の供給
を制御して燃焼を制御する温度制御装置とを備えたか
ら、燃料タンクより供給された燃料ガスは気化してノズ
ルより噴出し、このとき、燃料ガスは空気と混合されて
燃焼部に供給され、温度制御装置により燃焼温度を制御
しながら触媒燃焼し、この触媒燃焼熱により熱板を外部
温度に関係なく一定の温度に加熱することができ、ま
た、燃料ガスの無駄使いをなくすことができる。
媒燃焼加熱部は、燃料ガスを気化し噴出させるノズル
と、このノズルから噴出した燃料ガスと空気の混合気を
触媒燃焼させる燃焼部と、この燃焼部への混合気の供給
を制御して燃焼を制御する温度制御装置とを備えたか
ら、燃料タンクより供給された燃料ガスは気化してノズ
ルより噴出し、このとき、燃料ガスは空気と混合されて
燃焼部に供給され、温度制御装置により燃焼温度を制御
しながら触媒燃焼し、この触媒燃焼熱により熱板を外部
温度に関係なく一定の温度に加熱することができ、ま
た、燃料ガスの無駄使いをなくすことができる。
【0069】また、請求項4に記載の発明によれば、先
端部に設けた水タンクから、スチーム発生装置、触媒燃
焼加熱部、温度制御装置の順に配設したから、スチーム
発生装置を触媒燃焼加熱部により加熱するとともに、水
タンクに貯えた水を供給することにより安定してスチー
ムを発生させることができ、温度制御装置はスチーム発
生装置の温度の影響を受けることがないため、触媒燃焼
加熱部により加熱され毛髪を整形する加熱筒の温度が変
動することがなく、毛髪の仕上りをよくすることができ
る。
端部に設けた水タンクから、スチーム発生装置、触媒燃
焼加熱部、温度制御装置の順に配設したから、スチーム
発生装置を触媒燃焼加熱部により加熱するとともに、水
タンクに貯えた水を供給することにより安定してスチー
ムを発生させることができ、温度制御装置はスチーム発
生装置の温度の影響を受けることがないため、触媒燃焼
加熱部により加熱され毛髪を整形する加熱筒の温度が変
動することがなく、毛髪の仕上りをよくすることができ
る。
【0070】また、請求項5に記載の発明によれば、ス
チーム発生装置から発生するスチームの水分量を触媒燃
焼加熱部からの排出される排気ガスに含まれる水分量よ
り多くなるようにしたから、スチーム発生装置により発
生するスチームにより毛髪を効果的に整形することがで
きる。
チーム発生装置から発生するスチームの水分量を触媒燃
焼加熱部からの排出される排気ガスに含まれる水分量よ
り多くなるようにしたから、スチーム発生装置により発
生するスチームにより毛髪を効果的に整形することがで
きる。
【0071】また、請求項6に記載の発明によれば、温
度制御装置は、磁性的特性が急激に変化するキュリー点
をもつ感温磁性体と、前記感温磁性体に対向して設け前
記感温磁性体を引きつける磁石と、燃焼部への混合ガス
の供給を制御する弁とを備え、燃焼部の燃焼熱により前
記感温磁性体の温度がキュリー点を越えたとき、前記弁
を閉塞して混合ガスの供給を停止し前記燃焼部の温度を
制御するようにしたから、燃焼部の熱により感温磁性体
が加熱され、感温磁性体の温度が組成により決まるキュ
ーリー点に達すると、磁石は感温磁性体を吸着できなく
なり、燃焼部への混合ガスの供給を制御する弁を塞ぐ。
これにより燃料ガスは燃焼部に供給されなくなり、温度
が低下する。感温磁性体は非常にヒステリシスが小さ
く、感温磁性体が復帰すると、磁石は再び感温磁性体を
吸着して弁を開く。この間はわずかの時間のため、燃焼
部の温度は十分に高く、燃料ガスが供給されると再び触
媒反応を開始する。この作用を繰り返すことで、燃焼部
の温度を一定に保つことができる。
度制御装置は、磁性的特性が急激に変化するキュリー点
をもつ感温磁性体と、前記感温磁性体に対向して設け前
記感温磁性体を引きつける磁石と、燃焼部への混合ガス
の供給を制御する弁とを備え、燃焼部の燃焼熱により前
記感温磁性体の温度がキュリー点を越えたとき、前記弁
を閉塞して混合ガスの供給を停止し前記燃焼部の温度を
制御するようにしたから、燃焼部の熱により感温磁性体
が加熱され、感温磁性体の温度が組成により決まるキュ
ーリー点に達すると、磁石は感温磁性体を吸着できなく
なり、燃焼部への混合ガスの供給を制御する弁を塞ぐ。
これにより燃料ガスは燃焼部に供給されなくなり、温度
が低下する。感温磁性体は非常にヒステリシスが小さ
く、感温磁性体が復帰すると、磁石は再び感温磁性体を
吸着して弁を開く。この間はわずかの時間のため、燃焼
部の温度は十分に高く、燃料ガスが供給されると再び触
媒反応を開始する。この作用を繰り返すことで、燃焼部
の温度を一定に保つことができる。
【0072】また、請求項7に記載の発明によれば、触
媒燃焼加熱部は、主触媒部と排気口部に設けた補助触媒
部とを有するから、着火時に主触媒部と補助触媒部が同
時に触媒燃焼を開始し、主触媒部とその下流の排気口部
に設けた補助触媒部により着火の確実性が増し、補助触
媒部の赤熱で着火を知らせることができる。
媒燃焼加熱部は、主触媒部と排気口部に設けた補助触媒
部とを有するから、着火時に主触媒部と補助触媒部が同
時に触媒燃焼を開始し、主触媒部とその下流の排気口部
に設けた補助触媒部により着火の確実性が増し、補助触
媒部の赤熱で着火を知らせることができる。
【0073】また、請求項8に記載の発明によれば、触
媒燃焼加熱部は、触媒燃焼を開始させる着火装置を備
え、穴部より着火を視認できるようにしたから、着火装
置により触媒燃焼を容易に開始させることができるとと
もに、触媒燃焼が開始したか否かを直接視認することが
でき、使い勝手を向上することができる。
媒燃焼加熱部は、触媒燃焼を開始させる着火装置を備
え、穴部より着火を視認できるようにしたから、着火装
置により触媒燃焼を容易に開始させることができるとと
もに、触媒燃焼が開始したか否かを直接視認することが
でき、使い勝手を向上することができる。
【0074】また、請求項9に記載の発明によれば、燃
料タンクは、毛髪整形器本体に設けた繋合部により着脱
自在に装着し、毛髪整形器本体を覆うカバーにより前記
繋合部を保持するようにしたから、複数の燃料タンクを
準備することにより、使用中の燃料タンクの燃料ガスが
なくなっても、燃料ガスを満たした予備の燃料タンクに
取り替えて長時間使い続けることができ、また、燃料タ
ンクと毛髪整形器本体を繋合し、毛髪整形器本体を覆う
カバーにより繋合部を保持することで、繋合部が外れな
いようにすることができ、使用時の安全を向上すること
ができる。
料タンクは、毛髪整形器本体に設けた繋合部により着脱
自在に装着し、毛髪整形器本体を覆うカバーにより前記
繋合部を保持するようにしたから、複数の燃料タンクを
準備することにより、使用中の燃料タンクの燃料ガスが
なくなっても、燃料ガスを満たした予備の燃料タンクに
取り替えて長時間使い続けることができ、また、燃料タ
ンクと毛髪整形器本体を繋合し、毛髪整形器本体を覆う
カバーにより繋合部を保持することで、繋合部が外れな
いようにすることができ、使用時の安全を向上すること
ができる。
【0075】また、請求項10に記載の発明によれば、
スチーム発生装置は、触媒燃焼加熱部により加熱される
熱板部と、この熱板部に当接可能な水タンクに浸漬した
導水体とで構成したから、触媒燃焼加熱部により加熱さ
れた熱板部に導水体に当接することにより、導水体に含
有している水を気化してスチームにすることができ、ス
チームとして飛散した後には、水タンクより水が供給さ
れて連続的にスチームを発生することができ、スチーム
の効果で毛髪を効果的に整形することができる。
スチーム発生装置は、触媒燃焼加熱部により加熱される
熱板部と、この熱板部に当接可能な水タンクに浸漬した
導水体とで構成したから、触媒燃焼加熱部により加熱さ
れた熱板部に導水体に当接することにより、導水体に含
有している水を気化してスチームにすることができ、ス
チームとして飛散した後には、水タンクより水が供給さ
れて連続的にスチームを発生することができ、スチーム
の効果で毛髪を効果的に整形することができる。
【0076】また、請求項11に記載の発明によれば、
水タンクは、空気を取り入れる置換弁を備えたから、水
タンクに負圧が生じたとき、置換弁を開いて外気圧と等
しくすることができ、水タンク内の水をスチーム発生装
置に安定して供給することができる。
水タンクは、空気を取り入れる置換弁を備えたから、水
タンクに負圧が生じたとき、置換弁を開いて外気圧と等
しくすることができ、水タンク内の水をスチーム発生装
置に安定して供給することができる。
【0077】また、請求項12に記載の発明によれば、
加熱筒を覆う保護キャップを備え、前記保護キャップで
置換弁の空気口を塞ぐようにしたから、保護キャップに
より保管中に置換弁から水がこぼれるのを防止すること
ができる。
加熱筒を覆う保護キャップを備え、前記保護キャップで
置換弁の空気口を塞ぐようにしたから、保護キャップに
より保管中に置換弁から水がこぼれるのを防止すること
ができる。
【0078】また、請求項13に記載の発明によれば、
加熱筒を覆う保護キャップを備え、保護キャップを加熱
筒に取り付けたとき、保護キャップが水タンクを回転さ
せ、スチーム発生を停止するようにしたから、保管時に
保護キャップを加熱筒に取り付けたとき、スチーム発生
を停止することで、保管中の安全性を向上することがで
きる。
加熱筒を覆う保護キャップを備え、保護キャップを加熱
筒に取り付けたとき、保護キャップが水タンクを回転さ
せ、スチーム発生を停止するようにしたから、保管時に
保護キャップを加熱筒に取り付けたとき、スチーム発生
を停止することで、保管中の安全性を向上することがで
きる。
【0079】また、請求項14に記載の発明によれば、
加熱筒を覆う保護キャップを備え、保護キャップを加熱
筒に取り付けたとき、水タンクの先端部が保護キャップ
より外部に露出するようにしたから、水タンクに残水が
あるかどうかを保護キャップをした状態で確認すること
ができ、使い勝手を向上することができる。
加熱筒を覆う保護キャップを備え、保護キャップを加熱
筒に取り付けたとき、水タンクの先端部が保護キャップ
より外部に露出するようにしたから、水タンクに残水が
あるかどうかを保護キャップをした状態で確認すること
ができ、使い勝手を向上することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の触媒燃焼式毛髪整形器
の断面図
の断面図
【図2】同触媒燃焼式毛髪整形器の燃料タンクの断面図
【図3】同触媒燃焼式毛髪整形器の調整バルブの断面図
【図4】同触媒燃焼式毛髪整形器の温度制御装置の断面
図
図
【図5】同触媒燃焼式毛髪整形器の要部正面図
【図6】同触媒燃焼式毛髪整形器のA−A線断面図
【図7】同触媒燃焼式毛髪整形器のスチームを発生しな
い状態の要部断面図
い状態の要部断面図
【図8】同触媒燃焼式毛髪整形器のスチームを発生する
状態の要部断面図
状態の要部断面図
【図9】(a)本発明の第2の実施例の触媒燃焼式毛髪
整形器の要部分解斜視図 (b)同触媒燃焼式毛髪整形器の第1のカムの展開図
整形器の要部分解斜視図 (b)同触媒燃焼式毛髪整形器の第1のカムの展開図
【図10】(a)本発明の第3の実施例の触媒燃焼式毛
髪整形器の要部斜視図 (b)同触媒燃焼式毛髪整形器の第1のカムの展開図 (c)同触媒燃焼式毛髪整形器の第2のカムの展開図
髪整形器の要部斜視図 (b)同触媒燃焼式毛髪整形器の第1のカムの展開図 (c)同触媒燃焼式毛髪整形器の第2のカムの展開図
【図11】従来の触媒燃焼式毛髪整形器の断面図
15 燃料タンク 17 触媒燃焼加熱部 18 加熱筒 56 スチーム発生装置 57 水タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保坂 正人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寺島 徹生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田口 清 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 燃料ガスを貯蔵する燃料タンクと、前記
燃料ガスと空気を酸化反応させる触媒燃焼加熱部と、前
記触媒燃焼加熱部により加熱され毛髪を整形する加熱筒
と、前記触媒燃焼加熱部により発生する熱でスチームを
発生させるスチーム発生装置と、前記スチーム発生装置
に供給する水を貯える水タンクとを備えた触媒燃焼加熱
式毛髪整形器。 - 【請求項2】 スチーム発生装置からのスチームの通路
と、触媒燃焼加熱部からの排気ガスの通路を加熱筒の内
部に互いに分離して設け、前記両通路の排出口を加熱筒
に設けた請求項1記載の触媒燃焼加熱式毛髪整形器。 - 【請求項3】 触媒燃焼加熱部は、燃料ガスを気化し噴
出させるノズルと、このノズルから噴出した燃料ガスと
空気の混合気を触媒燃焼させる燃焼部と、この燃焼部へ
の混合気の供給を制御して燃焼を制御する温度制御装置
とを備えた請求項1または2記載の触媒燃焼加熱式毛髪
整形器。 - 【請求項4】 先端部に設けた水タンクから、スチーム
発生装置、触媒燃焼加熱部、温度制御装置の順に配設し
た請求項3記載の触媒燃焼加熱式毛髪整形器。 - 【請求項5】 スチーム発生装置から発生するスチーム
の水分量を触媒燃焼加熱部からの排出される排気ガスに
含まれる水分量より多くなるようにした請求項1記載の
触媒燃焼加熱式毛髪整形器。 - 【請求項6】 温度制御装置は、磁性的特性が急激に変
化するキュリー点をもつ感温磁性体と、前記感温磁性体
に対向して設け前記感温磁性体を引きつける磁石と、燃
焼部への混合ガスの供給を制御する弁とを備え、燃焼部
の燃焼熱により前記感温磁性体の温度がキュリー点を越
えたとき、前記弁を閉塞して混合ガスの供給を停止し前
記燃焼部の温度を制御するようにした請求項3または4
記載の触媒燃焼毛髪整形器。 - 【請求項7】 触媒燃焼加熱部は、主触媒部と排気口部
に設けた補助触媒部とを有する請求項1〜5のいずれか
1項に記載の触媒燃焼毛髪整形器。 - 【請求項8】 触媒燃焼加熱部は、触媒燃焼を開始させ
る着火装置を備え、穴部より着火を視認できるようにし
た請求項7記載の触媒燃焼毛髪整形器。 - 【請求項9】 燃料タンクは、毛髪整形器本体に設けた
繋合部により着脱自在に装着し、毛髪整形器本体を覆う
カバーにより前記繋合部を保持するようにした請求項1
〜8のいずれか1項に記載の触媒燃焼毛髪整形器。 - 【請求項10】 スチーム発生装置は、触媒燃焼加熱部
により加熱される熱板部と、この熱板部に当接可能な水
タンクに浸漬した導水体とで構成した請求項1〜7のい
ずれか1項に記載の触媒燃焼毛髪整形器。 - 【請求項11】 水タンクは、空気を取り入れる置換弁
を備えた請求項1〜7のいずれか1項に記載の触媒燃焼
毛髪整形器。 - 【請求項12】 加熱筒を覆う保護キャップを備え、前
記保護キャップで置換弁の空気口を塞ぐようにした請求
項11記載の触媒燃焼毛髪整形器。 - 【請求項13】 加熱筒を覆う保護キャップを備え、保
護キャップを加熱筒に取り付けたとき、保護キャップが
水タンクを回転させ、スチーム発生を停止するようにし
た請求項1記載の触媒燃焼毛髪整形器。 - 【請求項14】 加熱筒を覆う保護キャップを備え、保
護キャップを加熱筒に取り付けたとき、水タンクの先端
部が保護キャップより外部に露出するようにした請求項
1記載の触媒燃焼毛髪整形器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20410497A JPH1146839A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 触媒燃焼式毛髪整形器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20410497A JPH1146839A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 触媒燃焼式毛髪整形器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1146839A true JPH1146839A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16484873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20410497A Pending JPH1146839A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 触媒燃焼式毛髪整形器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1146839A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001067917A1 (de) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Braun Gmbh | Haarformgerät, insbesondere dampffrisierstab |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP20410497A patent/JPH1146839A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001067917A1 (de) * | 2000-03-13 | 2001-09-20 | Braun Gmbh | Haarformgerät, insbesondere dampffrisierstab |
DE10012193A1 (de) * | 2000-03-13 | 2001-09-27 | Braun Gmbh | Haarformgerät, insbesondere Dampffrisierstab |
JP2003526430A (ja) * | 2000-03-13 | 2003-09-09 | ブラウン ゲーエムベーハー | 特にスチーム・スタイル・トングである、ヘアシェーピング装置 |
US6701937B2 (en) | 2000-03-13 | 2004-03-09 | Braun Gmbh | Hair shaping device, especially a steam styling tong |
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