JPH05322110A - 発熱装置 - Google Patents
発熱装置Info
- Publication number
- JPH05322110A JPH05322110A JP4135092A JP13509292A JPH05322110A JP H05322110 A JPH05322110 A JP H05322110A JP 4135092 A JP4135092 A JP 4135092A JP 13509292 A JP13509292 A JP 13509292A JP H05322110 A JPH05322110 A JP H05322110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- chamber
- catalyst layer
- combustion
- ignition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼室内の触媒層全体が短時間で活性温度ま
で達し、立ち上がり特性を向上させることができる発熱
装置を提供する。 【構成】 燃料ガスと空気の混合部14と、前記混合部
14の下流に設けた内部に燃焼室15を有する筺体16
とから構成され、前記燃焼室15が、混合ガスの流れ方
向に対して略平行に配された複数枚のフィン20を有す
る第1燃焼室17と、前記第1燃焼室17の下流に位置
し点火器21を有する着火室18と、前記着火室18の
下流に位置し混合ガスの流れ方向に対して略平行に配さ
れた複数枚のフィン20を有する第2燃焼室19とから
構成され、前記燃焼室15内壁面及び前記フィン20表
面に触媒層22、23、24を形成したことを特徴とす
る発熱装置。
で達し、立ち上がり特性を向上させることができる発熱
装置を提供する。 【構成】 燃料ガスと空気の混合部14と、前記混合部
14の下流に設けた内部に燃焼室15を有する筺体16
とから構成され、前記燃焼室15が、混合ガスの流れ方
向に対して略平行に配された複数枚のフィン20を有す
る第1燃焼室17と、前記第1燃焼室17の下流に位置
し点火器21を有する着火室18と、前記着火室18の
下流に位置し混合ガスの流れ方向に対して略平行に配さ
れた複数枚のフィン20を有する第2燃焼室19とから
構成され、前記燃焼室15内壁面及び前記フィン20表
面に触媒層22、23、24を形成したことを特徴とす
る発熱装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアイロン、スチーマ、調
理器、コーヒーメーカ等に用いられる、気体燃料または
液体燃料を燃焼し、その燃焼熱を熱源とする発熱装置に
関するものである。
理器、コーヒーメーカ等に用いられる、気体燃料または
液体燃料を燃焼し、その燃焼熱を熱源とする発熱装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の発熱装置の断面図である。
図2において1はプロパン、ブタン等の液化ガスボンベ
である。ボンベ1とノズル2の間にバルブ3が設けてあ
り、ボンベ1から供給される燃料ガスの流量をコントロ
ールできる。ノズル2より噴出した燃料ガスは、ガス流
の誘引作用により回りの空気を吸引し、混合室4で均一
に混合し、燃焼室5に供給される。燃焼室5は金属製の
筺体で構成される発熱部6の内部に設けられている。燃
焼室5の内壁面には触媒層7が設けられている。
図2において1はプロパン、ブタン等の液化ガスボンベ
である。ボンベ1とノズル2の間にバルブ3が設けてあ
り、ボンベ1から供給される燃料ガスの流量をコントロ
ールできる。ノズル2より噴出した燃料ガスは、ガス流
の誘引作用により回りの空気を吸引し、混合室4で均一
に混合し、燃焼室5に供給される。燃焼室5は金属製の
筺体で構成される発熱部6の内部に設けられている。燃
焼室5の内壁面には触媒層7が設けられている。
【0003】乾電池(図示せず)で細い白金線製点火ヒ
ータ8が加熱され、これに基き近接する触媒層7が高温
化する。触媒層7が活性温度まで加熱されたときに、バ
ルブ3が開き、ノズル2より燃料ガスが混合部4に供給
される。燃料ガスと、その噴出力により誘引された空気
とが混合部4で混合し、混合ガスを燃焼室5に供給す
る。
ータ8が加熱され、これに基き近接する触媒層7が高温
化する。触媒層7が活性温度まで加熱されたときに、バ
ルブ3が開き、ノズル2より燃料ガスが混合部4に供給
される。燃料ガスと、その噴出力により誘引された空気
とが混合部4で混合し、混合ガスを燃焼室5に供給す
る。
【0004】燃焼室5内においては、活性温度まで昇温
された触媒層7表面に、燃料ガスと空気の混合気が供給
されると、触媒層7表面で混合気が燃焼し、発熱反応を
始める。反応面は次第に高温になり、燃焼室5全体に反
応が広がり、燃焼室5全体で触媒燃焼を行うようにな
り、燃焼ガスを排気口9から排出する。
された触媒層7表面に、燃料ガスと空気の混合気が供給
されると、触媒層7表面で混合気が燃焼し、発熱反応を
始める。反応面は次第に高温になり、燃焼室5全体に反
応が広がり、燃焼室5全体で触媒燃焼を行うようにな
り、燃焼ガスを排気口9から排出する。
【0005】発熱部6には温度検出部10が設けられて
いる。温度検出部10は、発熱部6の温度をモニタし、
その信号をバルブに送り、バルブの開度を調節すること
により、燃焼量を調節する働きを有している。このた
め、発熱部6の表面温度は一定に保たれ、被加熱物を最
適な温度で加熱することができる。
いる。温度検出部10は、発熱部6の温度をモニタし、
その信号をバルブに送り、バルブの開度を調節すること
により、燃焼量を調節する働きを有している。このた
め、発熱部6の表面温度は一定に保たれ、被加熱物を最
適な温度で加熱することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の発熱装置は、点
火ヒータ8として用いている細い白金線に乾電池を接続
し、白金線を発熱させることにより、触媒層7の加熱を
行っている。しかし電源に乾電池を使用しているため
に、点火ヒータ8の発熱量には限界があり、点火ヒータ
8のごく近傍の触媒層7しか高温化することはできな
い。そこで燃料ガスが供給されると、点火ヒータ8近傍
の触媒層7表面から燃焼が開始し、発熱反応を始める。
反応面は次第に高温になり、燃焼反応が広がり、燃焼室
全体で触媒燃焼を行うようになる。
火ヒータ8として用いている細い白金線に乾電池を接続
し、白金線を発熱させることにより、触媒層7の加熱を
行っている。しかし電源に乾電池を使用しているため
に、点火ヒータ8の発熱量には限界があり、点火ヒータ
8のごく近傍の触媒層7しか高温化することはできな
い。そこで燃料ガスが供給されると、点火ヒータ8近傍
の触媒層7表面から燃焼が開始し、発熱反応を始める。
反応面は次第に高温になり、燃焼反応が広がり、燃焼室
全体で触媒燃焼を行うようになる。
【0007】このために、燃焼室全体で安定して燃焼を
行うことに少し時間を要し、立ち上がり特性が悪いとい
う問題が生じる。
行うことに少し時間を要し、立ち上がり特性が悪いとい
う問題が生じる。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ことができ、立ち上がり特性の優れた発熱装置を提供す
ることを目的とするものである。
ことができ、立ち上がり特性の優れた発熱装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料ガスと空
気の混合部と、混合部の下流に設けた内部に燃焼室を有
する筺体とから構成され、燃焼室が、混合ガスの流れ方
向に対して略平行に配された複数枚のフィンを有する第
1燃焼室と、第1燃焼室の下流に位置し点火器を有する
着火室と、着火室の下流に位置し混合ガスの流れ方向に
対して略平行に配された複数枚のフィンを有する第2燃
焼室とから構成され、前記燃焼室内壁面及び前記フィン
表面に触媒層を形成したものである。
気の混合部と、混合部の下流に設けた内部に燃焼室を有
する筺体とから構成され、燃焼室が、混合ガスの流れ方
向に対して略平行に配された複数枚のフィンを有する第
1燃焼室と、第1燃焼室の下流に位置し点火器を有する
着火室と、着火室の下流に位置し混合ガスの流れ方向に
対して略平行に配された複数枚のフィンを有する第2燃
焼室とから構成され、前記燃焼室内壁面及び前記フィン
表面に触媒層を形成したものである。
【0010】
【作用】ノズルより噴出した燃料ガスは、ガス流の誘引
作用により周囲の空気を吸引し、混合室で均一に混合
し、燃焼室に供給される。燃焼室に供給された予混合気
は第1燃焼室内を流れ、点火器を有する着火室に流入す
る。着火室内はフィンがないために第1燃焼室に比べて
予混合気の流速が非常に遅くなる。ここで点火器により
スパークを発生させると、簡単に予混合気に着火するこ
とができる。
作用により周囲の空気を吸引し、混合室で均一に混合
し、燃焼室に供給される。燃焼室に供給された予混合気
は第1燃焼室内を流れ、点火器を有する着火室に流入す
る。着火室内はフィンがないために第1燃焼室に比べて
予混合気の流速が非常に遅くなる。ここで点火器により
スパークを発生させると、簡単に予混合気に着火するこ
とができる。
【0011】ここで発生した火炎は燃焼室内を上流方向
に伝播する。伝播した火炎は着火室から第1燃焼室へ伝
播しようとするが、第1燃焼室内には混合気の流れ方向
に略平行に複数枚のフィンがあるために、火炎はフィン
の下流側に付着し、それ以上上流側へは伝播しない。そ
して火炎基部から熱の供給を受けた第1燃焼室の触媒層
が触媒燃焼を開始するために、点火器により生じた火炎
は、混合気の供給が停止されて、すぐに消滅する。
に伝播する。伝播した火炎は着火室から第1燃焼室へ伝
播しようとするが、第1燃焼室内には混合気の流れ方向
に略平行に複数枚のフィンがあるために、火炎はフィン
の下流側に付着し、それ以上上流側へは伝播しない。そ
して火炎基部から熱の供給を受けた第1燃焼室の触媒層
が触媒燃焼を開始するために、点火器により生じた火炎
は、混合気の供給が停止されて、すぐに消滅する。
【0012】したがって、第2燃焼室は第1燃焼室にお
ける燃焼ガスにより加熱と、触媒層を伝わる熱伝導によ
り触媒層が加熱される。したがって、燃焼室内の触媒層
全体が短時間で活性温度まで達し、立ち上がり特性を向
上させることができる。
ける燃焼ガスにより加熱と、触媒層を伝わる熱伝導によ
り触媒層が加熱される。したがって、燃焼室内の触媒層
全体が短時間で活性温度まで達し、立ち上がり特性を向
上させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の断面図である。
図1において11はプロパン、ブタン等の液化ガスボン
ベである。ボンベ11とノズル12の間にバルブ13が
設けてあり、ボンベ11から供給される燃料ガスの流量
をコントロールできるようにしてある。ノズル12より
噴出した燃料ガスは、ガス流の誘引作用により周囲の空
気を吸引し、混合室14で均一に混合し、燃焼室15に
供給される。燃焼室15は金属製の筺体で構成される発
熱部16の内部に設けられている。燃焼室15は第1燃
焼室17、着火室18、第2燃焼室19から構成され、
第1燃焼室17および第2燃焼室19には混合気の流れ
方向に略平行に複数枚のフィン20が設けられており、
着火室18には点火器21が設けられている。そして燃
焼室の内壁面及びフィン20の表面には触媒層が形成さ
れている。22は第1燃焼室17における内壁面及びフ
ィン20の触媒層、23は着火室18における内壁面の
触媒層、24は第2燃焼室19における内壁面及びフィ
ン20の触媒層である。
図1において11はプロパン、ブタン等の液化ガスボン
ベである。ボンベ11とノズル12の間にバルブ13が
設けてあり、ボンベ11から供給される燃料ガスの流量
をコントロールできるようにしてある。ノズル12より
噴出した燃料ガスは、ガス流の誘引作用により周囲の空
気を吸引し、混合室14で均一に混合し、燃焼室15に
供給される。燃焼室15は金属製の筺体で構成される発
熱部16の内部に設けられている。燃焼室15は第1燃
焼室17、着火室18、第2燃焼室19から構成され、
第1燃焼室17および第2燃焼室19には混合気の流れ
方向に略平行に複数枚のフィン20が設けられており、
着火室18には点火器21が設けられている。そして燃
焼室の内壁面及びフィン20の表面には触媒層が形成さ
れている。22は第1燃焼室17における内壁面及びフ
ィン20の触媒層、23は着火室18における内壁面の
触媒層、24は第2燃焼室19における内壁面及びフィ
ン20の触媒層である。
【0015】次に具体的な動作原理について述べる。バ
ルブ13を開き、ノズル12より燃料ガスが混合部14
に供給される。燃料ガスの噴出力に誘引して吸引された
空気と燃料ガスが混合部14で混合し、予混合気を第1
燃焼室17に供給する。予混合気は第1燃焼室17を通
り、着火室18へ入る。着火室18は第1燃焼室17と
は異なり、内部にフィンを有しないために、着火室18
へ流入した予混合気は流速が非常に遅くなる。着火室1
8には点火器21が設けてあり、流速が遅くなった予混
合気は点火器21により簡単に着火する。ここで点火器
21は高圧トランス25から高電圧を供給すると、プラ
グ26先端でスパークを発生するものである。また、高
圧トランスの代わりに圧電素子を用いてもよい。
ルブ13を開き、ノズル12より燃料ガスが混合部14
に供給される。燃料ガスの噴出力に誘引して吸引された
空気と燃料ガスが混合部14で混合し、予混合気を第1
燃焼室17に供給する。予混合気は第1燃焼室17を通
り、着火室18へ入る。着火室18は第1燃焼室17と
は異なり、内部にフィンを有しないために、着火室18
へ流入した予混合気は流速が非常に遅くなる。着火室1
8には点火器21が設けてあり、流速が遅くなった予混
合気は点火器21により簡単に着火する。ここで点火器
21は高圧トランス25から高電圧を供給すると、プラ
グ26先端でスパークを発生するものである。また、高
圧トランスの代わりに圧電素子を用いてもよい。
【0016】点火器21により形成された火炎は着火室
18内を上流側に向けて伝播する。
18内を上流側に向けて伝播する。
【0017】しかし第1燃焼室17に到達すると、第1
燃焼室17内には混合気の流れ方向に略平行に複数枚の
フィン20があるために、火炎はフィン20の下流側の
触媒層22に付着し、それ以上上流側へは伝播せず、混
合部14まで火炎が到達することはない。そして火炎基
部から熱の供給を受けた第1燃焼室17の触媒層22が
温度上昇し、この触媒層22の温度が活性温度に到達す
ると、触媒層22は触媒燃焼を開始するために、点火器
21により生じた火炎は、混合気の供給が停止されて、
すぐに消滅する。
燃焼室17内には混合気の流れ方向に略平行に複数枚の
フィン20があるために、火炎はフィン20の下流側の
触媒層22に付着し、それ以上上流側へは伝播せず、混
合部14まで火炎が到達することはない。そして火炎基
部から熱の供給を受けた第1燃焼室17の触媒層22が
温度上昇し、この触媒層22の温度が活性温度に到達す
ると、触媒層22は触媒燃焼を開始するために、点火器
21により生じた火炎は、混合気の供給が停止されて、
すぐに消滅する。
【0018】第1燃焼室17で開始した触媒燃焼により
生じた発熱は、触媒層間を伝導する熱伝導と、触媒燃焼
により生じた燃焼ガスによる加熱の両方から、着火室1
8の触媒層23、第2燃焼室19の触媒層24の加熱を
行うことになる。したがって、燃焼室15内の触媒層は
従来のような触媒層間を伝導する熱伝導ばかではなく、
燃焼ガスによる加熱も加わるために、燃焼室15内の触
媒層全体22、23、24が短時間で活性温度まで達
し、触媒燃焼を行うようになり、燃焼ガスを排気口27
から排出する。このため、従来に比べて立ち上がり特性
を飛躍的に向上させることができる。
生じた発熱は、触媒層間を伝導する熱伝導と、触媒燃焼
により生じた燃焼ガスによる加熱の両方から、着火室1
8の触媒層23、第2燃焼室19の触媒層24の加熱を
行うことになる。したがって、燃焼室15内の触媒層は
従来のような触媒層間を伝導する熱伝導ばかではなく、
燃焼ガスによる加熱も加わるために、燃焼室15内の触
媒層全体22、23、24が短時間で活性温度まで達
し、触媒燃焼を行うようになり、燃焼ガスを排気口27
から排出する。このため、従来に比べて立ち上がり特性
を飛躍的に向上させることができる。
【0019】また、発熱部16には温度検出部28が設
けられている。温度検出部28は、発熱部16の温度を
モニタし、その信号をバルブ13に送り、バルブ13の
開度を調節することにより、ボンベ11から供給される
ガス量を変化させ、燃焼量を調節する働きを有してい
る。このため、発熱部16の表面温度は一定に保たれ、
被加熱物を最適な温度で加熱することができる。
けられている。温度検出部28は、発熱部16の温度を
モニタし、その信号をバルブ13に送り、バルブ13の
開度を調節することにより、ボンベ11から供給される
ガス量を変化させ、燃焼量を調節する働きを有してい
る。このため、発熱部16の表面温度は一定に保たれ、
被加熱物を最適な温度で加熱することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、燃料ガスと空気
の混合部と、混合部の下流に設けた内部に燃焼室を有す
る筺体とから構成され、燃焼室が、混合ガスの流れ方向
に対して略平行に配された複数枚のフィンを有する第1
燃焼室と、第1燃焼室の下流に位置し点火器を有する着
火室と、着火室の下流に位置し混合ガスの流れ方向に対
して略平行に配された複数枚のフィンを有する第2燃焼
室とから構成され、燃焼室内壁面及び前記フィン表面に
触媒層を形成したことにより、燃焼ガスによる加熱と、
触媒層を伝わる熱伝導により触媒層が加熱され、燃焼室
内の触媒層全体が短時間で活性温度まで達し、立ち上が
り特性を向上させることができる。
の混合部と、混合部の下流に設けた内部に燃焼室を有す
る筺体とから構成され、燃焼室が、混合ガスの流れ方向
に対して略平行に配された複数枚のフィンを有する第1
燃焼室と、第1燃焼室の下流に位置し点火器を有する着
火室と、着火室の下流に位置し混合ガスの流れ方向に対
して略平行に配された複数枚のフィンを有する第2燃焼
室とから構成され、燃焼室内壁面及び前記フィン表面に
触媒層を形成したことにより、燃焼ガスによる加熱と、
触媒層を伝わる熱伝導により触媒層が加熱され、燃焼室
内の触媒層全体が短時間で活性温度まで達し、立ち上が
り特性を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例における発熱装置の断面図。
【図2】従来例における発熱装置の断面図。
14 混合部 15 燃焼室 16 発熱部(筺体) 17 第1燃焼室 18 着火室 19 第2燃焼室 20 フィン 21 点火器 22、23、24 触媒層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板谷 恭子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料ガスと空気の混合部と、前記混合部
の下流に設けた内部に燃焼室を有する筺体とから構成さ
れ、前記燃焼室が、混合ガスの流れ方向に対して略平行
に配された複数枚のフィンを有する第1燃焼室と、前記
第1燃焼室の下流に位置し点火器を有する着火室と、前
記着火室の下流に位置し混合ガスの流れ方向に対して略
平行に配された複数枚のフィンを有する第2燃焼室とか
ら構成され、前記燃焼室内壁面及び前記フィン表面に触
媒層を形成したことを特徴とする発熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135092A JPH05322110A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 発熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135092A JPH05322110A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 発熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05322110A true JPH05322110A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15143652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4135092A Pending JPH05322110A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 発熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05322110A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987004952A1 (en) * | 1986-02-13 | 1987-08-27 | Bosna Alexander A | Method and apparatus for applying metal cladding on surfaces and products formed thereby |
WO2016171164A1 (ja) * | 2015-04-21 | 2016-10-27 | 株式会社コクブン | ガスバーナー |
WO2018078708A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 株式会社Tosho | バーナー用触媒金具、操作方法、および熱風溶接機 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP4135092A patent/JPH05322110A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987004952A1 (en) * | 1986-02-13 | 1987-08-27 | Bosna Alexander A | Method and apparatus for applying metal cladding on surfaces and products formed thereby |
WO2016171164A1 (ja) * | 2015-04-21 | 2016-10-27 | 株式会社コクブン | ガスバーナー |
JPWO2016171164A1 (ja) * | 2015-04-21 | 2018-03-01 | 株式会社コクブン | ガスバーナー |
WO2018078708A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 株式会社Tosho | バーナー用触媒金具、操作方法、および熱風溶接機 |
JP6362236B1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-07-25 | 株式会社Tosho | バーナー用触媒金具、操作方法、および熱風溶接機 |
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