JPH1146597A - 農業用ハウスの換気装置 - Google Patents
農業用ハウスの換気装置Info
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- JPH1146597A JPH1146597A JP9208090A JP20809097A JPH1146597A JP H1146597 A JPH1146597 A JP H1146597A JP 9208090 A JP9208090 A JP 9208090A JP 20809097 A JP20809097 A JP 20809097A JP H1146597 A JPH1146597 A JP H1146597A
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- JP
- Japan
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- electric motor
- winding
- load
- hoisting shaft
- light
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/24—Devices or systems for heating, ventilating, regulating temperature, illuminating, or watering, in greenhouses, forcing-frames, or the like
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造を簡単にでき、組み付け作業性を良好に
できて、換気装置全体のコストを低減することができ、
さらに電動モータの設置スペースをなくすることができ
るようにする。 【解決手段】 骨組み30に張設された透光シート35
を巻上げるための巻上軸1及び該巻上軸1を回転させる
電動モータ4を備え、該電動モータ4は、前記透光シー
ト35の巻上方向に沿って移動自在に設けられ、該電動
モータ4に前記巻上軸1の端部が連動連結され、該巻上
軸1に、一端部が前記骨組み30に取付けられて前記電
動モータ4の荷重を負担する荷重負担索7の他端部を結
合して、前記電動モータ4の荷重を負担した状態で透光
シート35をスムーズに巻上げることができるようにし
た。
できて、換気装置全体のコストを低減することができ、
さらに電動モータの設置スペースをなくすることができ
るようにする。 【解決手段】 骨組み30に張設された透光シート35
を巻上げるための巻上軸1及び該巻上軸1を回転させる
電動モータ4を備え、該電動モータ4は、前記透光シー
ト35の巻上方向に沿って移動自在に設けられ、該電動
モータ4に前記巻上軸1の端部が連動連結され、該巻上
軸1に、一端部が前記骨組み30に取付けられて前記電
動モータ4の荷重を負担する荷重負担索7の他端部を結
合して、前記電動モータ4の荷重を負担した状態で透光
シート35をスムーズに巻上げることができるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜などの促成栽培
に用いられる主としてビニール樹脂フィルムなどの透光
シートを骨組みに張設してなる農業用ハウスの換気装置
に関する。
に用いられる主としてビニール樹脂フィルムなどの透光
シートを骨組みに張設してなる農業用ハウスの換気装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】農業用ハウス内を換気する換気装置は、
例えば実公昭62−33812号公報に記載されている
ように、前記透光シートの下端部に装着された巻上軸及
び該巻上軸を回転させる操作ハンドルを備えた手動式
と、前記巻上軸を強制的に回転させる電動モータを備え
た自動式とが知られている。
例えば実公昭62−33812号公報に記載されている
ように、前記透光シートの下端部に装着された巻上軸及
び該巻上軸を回転させる操作ハンドルを備えた手動式
と、前記巻上軸を強制的に回転させる電動モータを備え
た自動式とが知られている。
【0003】自動式の換気装置は、特開平9−7492
3号公報に記載されているように、地面上に前記電動モ
ータを設置し、該電動モータのモータ軸及び前記巻上軸
の夫々にドラムウインチを設け、これらドラムウインチ
間に伝動ワイヤを掛設して、電動モータの駆動により、
前記伝動ワイヤをモータ軸のドラムウインチに巻取り、
前記透光シートを巻上げるように構成されている。
3号公報に記載されているように、地面上に前記電動モ
ータを設置し、該電動モータのモータ軸及び前記巻上軸
の夫々にドラムウインチを設け、これらドラムウインチ
間に伝動ワイヤを掛設して、電動モータの駆動により、
前記伝動ワイヤをモータ軸のドラムウインチに巻取り、
前記透光シートを巻上げるように構成されている。
【0004】また、自動式の換気装置として、電動モー
タを、前記透光シートの巻上方向に沿って移動自在に設
け、該電動モータに前記巻上軸の端部を連動連結し、さ
らに該巻上軸に、前記電動モータの荷重に対応する重さ
の重錘を、前記骨組みに枢支された滑車を介して吊下
げ、前記巻上軸に作用する荷重をバランスさせて、巻上
軸をスムーズに巻上げるように構成された換気装置も知
られている。
タを、前記透光シートの巻上方向に沿って移動自在に設
け、該電動モータに前記巻上軸の端部を連動連結し、さ
らに該巻上軸に、前記電動モータの荷重に対応する重さ
の重錘を、前記骨組みに枢支された滑車を介して吊下
げ、前記巻上軸に作用する荷重をバランスさせて、巻上
軸をスムーズに巻上げるように構成された換気装置も知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電動モータ
を地面に設置する前者の自動式換気装置にあっては、ハ
ウスの敷地とは別個に電動モータの設置スペースが必要
となり、また、重錘を用いる後者の自動式換気装置にあ
っては、電動モータの荷重に対応する重さの重錘が必要
であるから、構造が複雑であり、しかも重くて組み付け
作業性が悪く、さらに重錘のコストもかさみ、換気装置
全体がコスト高になるという問題があった。
を地面に設置する前者の自動式換気装置にあっては、ハ
ウスの敷地とは別個に電動モータの設置スペースが必要
となり、また、重錘を用いる後者の自動式換気装置にあ
っては、電動モータの荷重に対応する重さの重錘が必要
であるから、構造が複雑であり、しかも重くて組み付け
作業性が悪く、さらに重錘のコストもかさみ、換気装置
全体がコスト高になるという問題があった。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、電動モータを、透光シートの巻上方向に沿って
移動自在に設け、該電動モータに巻上軸の端部を連動連
結し、さらに巻上軸に電動モータの荷重を負担する荷重
負担索を結合することにより、構造を簡単にでき、組み
付け作業性を良好にできて、換気装置全体のコストを低
減することができ、さらに電動モータの設置スペースを
なくすることができる換気装置を構成することを目的と
する。
であり、電動モータを、透光シートの巻上方向に沿って
移動自在に設け、該電動モータに巻上軸の端部を連動連
結し、さらに巻上軸に電動モータの荷重を負担する荷重
負担索を結合することにより、構造を簡単にでき、組み
付け作業性を良好にできて、換気装置全体のコストを低
減することができ、さらに電動モータの設置スペースを
なくすることができる換気装置を構成することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る換気装置
は、骨組みに張設された透光シートを巻上げるための巻
上軸及び該巻上軸を回転させる電動モータを備えた農業
用ハウスの換気装置において、前記電動モータは、前記
透光シートの巻上方向に沿って移動自在に設けられ、該
電動モータに前記巻上軸の端部が連動連結されており、
該巻上軸に、一端部が前記骨組みを含む静止部材に取付
けられて前記電動モータの荷重を負担する荷重負担索の
他端部が結合されていることを特徴とする。
は、骨組みに張設された透光シートを巻上げるための巻
上軸及び該巻上軸を回転させる電動モータを備えた農業
用ハウスの換気装置において、前記電動モータは、前記
透光シートの巻上方向に沿って移動自在に設けられ、該
電動モータに前記巻上軸の端部が連動連結されており、
該巻上軸に、一端部が前記骨組みを含む静止部材に取付
けられて前記電動モータの荷重を負担する荷重負担索の
他端部が結合されていることを特徴とする。
【0008】この第1発明にあっては、電動モータの荷
重を、荷重負担索により負担し、この負担した状態で透
光シートをスムーズに巻上げることができるから、構造
を簡単にでき、組み付け作業性を良好にできて、換気装
置全体のコストを低減することができる。しかも、電動
モータを透光シートの巻上方向に移動させることができ
るから、電動モータの設置スペースをなくすることがで
きる。
重を、荷重負担索により負担し、この負担した状態で透
光シートをスムーズに巻上げることができるから、構造
を簡単にでき、組み付け作業性を良好にできて、換気装
置全体のコストを低減することができる。しかも、電動
モータを透光シートの巻上方向に移動させることができ
るから、電動モータの設置スペースをなくすることがで
きる。
【0009】第2発明に係る換気装置は、前記巻上軸
が、前記荷重負担索が巻回される巻回部の外径が夫々異
なる複数のボビンを備えていることを特徴とする。
が、前記荷重負担索が巻回される巻回部の外径が夫々異
なる複数のボビンを備えていることを特徴とする。
【0010】この第2発明にあっては、電動モータの駆
動によりボビンを巻上軸と共回りさせ、該ボビンに荷重
負担索を巻回しながら透光シートを巻上げることができ
る。また、ボビンは、荷重負担索が巻回される巻回部の
外径を異ならせて、透光シートの厚み及び透光シートの
巻上長さに対応して、大径の巻回部及び小径の巻回部の
一方に荷重負担索を巻回することができる。従って、透
光シートの巻上部における周速と荷重負担索の巻回部に
おける周速との速度差を小さくでき、透光シートを水平
状態でスムーズに巻上げることができる。
動によりボビンを巻上軸と共回りさせ、該ボビンに荷重
負担索を巻回しながら透光シートを巻上げることができ
る。また、ボビンは、荷重負担索が巻回される巻回部の
外径を異ならせて、透光シートの厚み及び透光シートの
巻上長さに対応して、大径の巻回部及び小径の巻回部の
一方に荷重負担索を巻回することができる。従って、透
光シートの巻上部における周速と荷重負担索の巻回部に
おける周速との速度差を小さくでき、透光シートを水平
状態でスムーズに巻上げることができる。
【0011】第3発明に係る換気装置は、前記巻上軸
が、前記荷重負担索が巻回される巻回部の外径が、巻回
部の幅方向中途から一端部に向かって漸次小径となるよ
うに傾斜したボビンを備えていることを特徴とする。
が、前記荷重負担索が巻回される巻回部の外径が、巻回
部の幅方向中途から一端部に向かって漸次小径となるよ
うに傾斜したボビンを備えていることを特徴とする。
【0012】この第3発明にあっては、小径の巻回部と
大径の巻回部とが傾斜面を介して連続しているから、荷
重負担索を小径の巻回部から大径の巻回部に亘って巻回
することができる。従って、透光シートの厚み及び透光
シートの巻回長さに対応してボビンを選ぶことなく、透
光シートの巻上部における周速と荷重負担索の巻回部に
おける周速との速度差を良好に小さくでき、透光シート
をより一層スムーズに巻上げることができる。
大径の巻回部とが傾斜面を介して連続しているから、荷
重負担索を小径の巻回部から大径の巻回部に亘って巻回
することができる。従って、透光シートの厚み及び透光
シートの巻回長さに対応してボビンを選ぶことなく、透
光シートの巻上部における周速と荷重負担索の巻回部に
おける周速との速度差を良好に小さくでき、透光シート
をより一層スムーズに巻上げることができる。
【0013】第4発明に係る換気装置は、電動モータ
が、該電動モータの移動を案内する案内部材の側面に当
接して案内部材に対する傾きを拘束する傾き拘束片を備
えていることを特徴とする。
が、該電動モータの移動を案内する案内部材の側面に当
接して案内部材に対する傾きを拘束する傾き拘束片を備
えていることを特徴とする。
【0014】この第4発明にあっては、透光シートの巻
上方向に沿って移動自在の電動モータに傾き拘束片を設
けているから、図11のように巻上軸が自在継手を介し
て電動モータに連動連結される場合でも、電動モータが
案内部材に対し自在継手部分から傾くのを有効に防止で
き、電動モータを案内部材に沿ってスムーズに移動させ
ることができる。
上方向に沿って移動自在の電動モータに傾き拘束片を設
けているから、図11のように巻上軸が自在継手を介し
て電動モータに連動連結される場合でも、電動モータが
案内部材に対し自在継手部分から傾くのを有効に防止で
き、電動モータを案内部材に沿ってスムーズに移動させ
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る換気
装置を農業用ハウスに装着した状態の斜視図、図2は換
気装置の平面図、図3の(a)はボビン部の縦断面図、
図3の(b)は側面図である。
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る換気
装置を農業用ハウスに装着した状態の斜視図、図2は換
気装置の平面図、図3の(a)はボビン部の縦断面図、
図3の(b)は側面図である。
【0016】図10、図1、図9に示した農業用ハウス
Aは、コンクリート基礎Bに立設した複数の柱31及び
これら柱31の上部に固定される梁32を有する骨組み
30に、主としてビニール樹脂からなる固定用の透光シ
ート33(斜線部分)が複数のシート受け部材34を介
して張設されて、骨組み30の全体を覆っている。ま
た、固定用の透光シート33の所定箇所には窓孔33a
を設けて、該窓孔33a部分を、主としてビニール樹脂
からなる巻取用の透光シート35により開閉するように
構成されている。
Aは、コンクリート基礎Bに立設した複数の柱31及び
これら柱31の上部に固定される梁32を有する骨組み
30に、主としてビニール樹脂からなる固定用の透光シ
ート33(斜線部分)が複数のシート受け部材34を介
して張設されて、骨組み30の全体を覆っている。ま
た、固定用の透光シート33の所定箇所には窓孔33a
を設けて、該窓孔33a部分を、主としてビニール樹脂
からなる巻取用の透光シート35により開閉するように
構成されている。
【0017】骨組み30は、図10に示す如く、側壁部
30a、妻面30b及び屋根部30cを備えている。側
壁部30aは、該側壁部30aの長さ方向に並設する前
記各柱31・・の高さ方向中間部及び下端部に、前記各
柱31・・の並設方向に延びる胴縁36・・が横架さ
れ、上部には軒樋37が前記胴縁36・・と平行状に取
付られる。また、前記各柱31・・の上端部、中間部及
び下端部には、横方向に延びるシート止杆39が取付け
られ、これらシート止杆39に、前記固定用の透光シー
ト33の上下端部と、巻取用の透光シート35の上端部
とが夫々波形の線材からなるシート止め具により止着さ
れる。また、上側及び下側のシート止杆39には、ハウ
スバンド38の両端を止着して巻取用の透光シート35
をその外面から押さえ付けるようにしている。さらに前
記軒樋37と胴縁36・・との各外面間に、垂木を構成
する前記シート受け部材34が所定間隔を隔てて複数取
付けられている。
30a、妻面30b及び屋根部30cを備えている。側
壁部30aは、該側壁部30aの長さ方向に並設する前
記各柱31・・の高さ方向中間部及び下端部に、前記各
柱31・・の並設方向に延びる胴縁36・・が横架さ
れ、上部には軒樋37が前記胴縁36・・と平行状に取
付られる。また、前記各柱31・・の上端部、中間部及
び下端部には、横方向に延びるシート止杆39が取付け
られ、これらシート止杆39に、前記固定用の透光シー
ト33の上下端部と、巻取用の透光シート35の上端部
とが夫々波形の線材からなるシート止め具により止着さ
れる。また、上側及び下側のシート止杆39には、ハウ
スバンド38の両端を止着して巻取用の透光シート35
をその外面から押さえ付けるようにしている。さらに前
記軒樋37と胴縁36・・との各外面間に、垂木を構成
する前記シート受け部材34が所定間隔を隔てて複数取
付けられている。
【0018】妻面30bは、図10に示す如く、前記側
壁部30aと同様、前記各柱31・・の並設方向に胴縁
41・・が横架されると共に、前記各柱31・・の上端
部、中間部及び下端部に前記シート止杆39が取付けら
れ、さらに前記胴縁41・・の各外面間に前記シート受
け部材34が複数取付けられて、前記固定用の透光シー
ト33及び巻取用の透光シート35が上述と同様に夫々
止着されている。
壁部30aと同様、前記各柱31・・の並設方向に胴縁
41・・が横架されると共に、前記各柱31・・の上端
部、中間部及び下端部に前記シート止杆39が取付けら
れ、さらに前記胴縁41・・の各外面間に前記シート受
け部材34が複数取付けられて、前記固定用の透光シー
ト33及び巻取用の透光シート35が上述と同様に夫々
止着されている。
【0019】屋根部30cは、図10に示す如く、前記
梁32に結合する母屋43と棟木44及び前記軒樋37
や谷樋との外面間に、たるきを構成する前記シート受け
部材34が横方向に所定間隔を隔てて複数取付けられて
おり、さらに前記シート止杆39が上下に所定間隔を隔
てて複数本設けられて、固定用の透光シート33及び巻
取用の透光シート35が上述と同様に夫々止着されてい
る。
梁32に結合する母屋43と棟木44及び前記軒樋37
や谷樋との外面間に、たるきを構成する前記シート受け
部材34が横方向に所定間隔を隔てて複数取付けられて
おり、さらに前記シート止杆39が上下に所定間隔を隔
てて複数本設けられて、固定用の透光シート33及び巻
取用の透光シート35が上述と同様に夫々止着されてい
る。
【0020】そして、前記シート受け部材34に、例え
ば波形の線材からなるシート止め具により前記固定用の
透光シート33が止着され、該透光シート33により前
記骨組み30の側壁部30a、妻面30b、屋根部30
cを覆い、これら側壁部30a、妻面30b、屋根部3
0cの所定箇所に窓孔33aを夫々設けている。これら
窓孔33aは、前記巻取用の透光シート35により開閉
される。また、巻取用の透光シート35の下端部には、
該透光シート35をうず巻状に巻装しながら巻上げるた
めの筒状の巻上軸1が設けられている。
ば波形の線材からなるシート止め具により前記固定用の
透光シート33が止着され、該透光シート33により前
記骨組み30の側壁部30a、妻面30b、屋根部30
cを覆い、これら側壁部30a、妻面30b、屋根部3
0cの所定箇所に窓孔33aを夫々設けている。これら
窓孔33aは、前記巻取用の透光シート35により開閉
される。また、巻取用の透光シート35の下端部には、
該透光シート35をうず巻状に巻装しながら巻上げるた
めの筒状の巻上軸1が設けられている。
【0021】以上の如く構成された農業用ハウスにおけ
る骨組みの角部外側には、図1、図8に示す如く下端部
が地中に挿入され、上端部がブラケット2を介して前記
軒樋37に結合される杆状の案内部材3を前記柱31と
平行状に立設して、該案内部材3に、巻上軸1を回転さ
せる電動モータ4を上下移動自在、換言すると巻上用の
透光シート35の巻上方向に沿って移動自在に支持す
る。
る骨組みの角部外側には、図1、図8に示す如く下端部
が地中に挿入され、上端部がブラケット2を介して前記
軒樋37に結合される杆状の案内部材3を前記柱31と
平行状に立設して、該案内部材3に、巻上軸1を回転さ
せる電動モータ4を上下移動自在、換言すると巻上用の
透光シート35の巻上方向に沿って移動自在に支持す
る。
【0022】この電動モータ4は、図5に示す如く、モ
ータ本体4aと、該モータ本体4aの上端に連結され、
モータ本体4aの回転を減速して出力軸4cに出力する
減速機4bとが一体的に結合されている。減速機構を内
蔵する減速機ハウジングの側面(電動モータの側面)に
は、前記案内部材3に移動自在に挿通される挿通部51
及び取付フランジ52を有する支持体5が締付ねじ53
により取付けられている。尚、前記挿通部51は、貫通
する孔である他、凹溝であってもよい。
ータ本体4aと、該モータ本体4aの上端に連結され、
モータ本体4aの回転を減速して出力軸4cに出力する
減速機4bとが一体的に結合されている。減速機構を内
蔵する減速機ハウジングの側面(電動モータの側面)に
は、前記案内部材3に移動自在に挿通される挿通部51
及び取付フランジ52を有する支持体5が締付ねじ53
により取付けられている。尚、前記挿通部51は、貫通
する孔である他、凹溝であってもよい。
【0023】また、減速機ハウジングの下面には、案内
部材3の側面に当接して電動モータ4の案内部材3に対
する図1、図5矢印F方向への傾きを拘束する傾き拘束
ピン54が取付けられ、電動モータ4を案内部材3に沿
ってスムーズに移動させることができるようにしてい
る。即ち、電動モータ4の一側面にのみ支持体5を取付
けた場合、電動モータ4を片持状に支持することにな
り、該支持体5に偏荷重が作用することになるため、前
記支持体5の取付位置に対し下側となる位置に、前記案
内部材3の側面に当接する傾き拘束ピン54を取付け
て、該傾き拘束ピン54と支持体5とにより電動モータ
4の傾きを小さくするのである。
部材3の側面に当接して電動モータ4の案内部材3に対
する図1、図5矢印F方向への傾きを拘束する傾き拘束
ピン54が取付けられ、電動モータ4を案内部材3に沿
ってスムーズに移動させることができるようにしてい
る。即ち、電動モータ4の一側面にのみ支持体5を取付
けた場合、電動モータ4を片持状に支持することにな
り、該支持体5に偏荷重が作用することになるため、前
記支持体5の取付位置に対し下側となる位置に、前記案
内部材3の側面に当接する傾き拘束ピン54を取付け
て、該傾き拘束ピン54と支持体5とにより電動モータ
4の傾きを小さくするのである。
【0024】傾き拘束ピン54は、所定間隔を隔てて対
向する一対の支持板55,55間に支持され、これら支
持板55,55と一体に形成された連結板56,56を
介して前記減速機ハウジングの下面に複数本の取付ねじ
57,57により着脱可能に取付けられている。
向する一対の支持板55,55間に支持され、これら支
持板55,55と一体に形成された連結板56,56を
介して前記減速機ハウジングの下面に複数本の取付ねじ
57,57により着脱可能に取付けられている。
【0025】また、図5〜図7に示した実施の形態で
は、傾き拘束ピン54を支持する支持板55,55と一
体に、電動モータ4の図1、図6矢印Y方向への傾きを
拘束する傾き拘束片58,58を設けて、該傾き拘束片
58,58と支持体5とにより電動モータ4の傾きを小
さくするようにしている。
は、傾き拘束ピン54を支持する支持板55,55と一
体に、電動モータ4の図1、図6矢印Y方向への傾きを
拘束する傾き拘束片58,58を設けて、該傾き拘束片
58,58と支持体5とにより電動モータ4の傾きを小
さくするようにしている。
【0026】また、これら傾き拘束片58,58には、
図7に示すように、前記案内部材3と対向する位置にス
ペーサ59,59を着脱可能に取付けて、案内部材3と
傾き拘束片58,58との間の隙間を小さくし、電動モ
ータ4の傾きをより一層小さくするようにしている。
尚、支持体5、傾き拘束ピン54及び傾き拘束片58,
58は、図5の実線で示すように電動モータ4の一側面
に取付ける他、図5の鎖線で示すように電動モータ4の
他側面に取付けることも可能にしている。
図7に示すように、前記案内部材3と対向する位置にス
ペーサ59,59を着脱可能に取付けて、案内部材3と
傾き拘束片58,58との間の隙間を小さくし、電動モ
ータ4の傾きをより一層小さくするようにしている。
尚、支持体5、傾き拘束ピン54及び傾き拘束片58,
58は、図5の実線で示すように電動モータ4の一側面
に取付ける他、図5の鎖線で示すように電動モータ4の
他側面に取付けることも可能にしている。
【0027】また、前記傾き拘束ピン54は、図5、図
6に示すように電動モータ4の移動方向と交差する二つ
の位置に着脱可能に取付け、また、傾き拘束片58,5
8は、図5、図7に示すように、電動モータ4の移動方
向と交差する二つの位置に取付けて、何れも支持体5が
電動モータ4の他側に取付けられた場合でも対応するこ
とができるようにしている。
6に示すように電動モータ4の移動方向と交差する二つ
の位置に着脱可能に取付け、また、傾き拘束片58,5
8は、図5、図7に示すように、電動モータ4の移動方
向と交差する二つの位置に取付けて、何れも支持体5が
電動モータ4の他側に取付けられた場合でも対応するこ
とができるようにしている。
【0028】電動モータ4の出力軸4cには、図2に示
すように前記巻上軸1の一端部が挿嵌され、2本のボル
ト6,6により連動連結されている。
すように前記巻上軸1の一端部が挿嵌され、2本のボル
ト6,6により連動連結されている。
【0029】巻上軸1の一端部には、図1に示すように
一端部が前記骨組み30の軒樋37に取付けられて前記
電動モータ4の荷重を負担する細径ワイヤを用いてなる
荷重負担索7の他端部がボビン8を介して結合されてい
る。尚、荷重負担索7の一端部は、骨組み30に取付け
る他、骨組み30とは別個に設けられる索止め部材など
の静止部材に取付けてもよい。
一端部が前記骨組み30の軒樋37に取付けられて前記
電動モータ4の荷重を負担する細径ワイヤを用いてなる
荷重負担索7の他端部がボビン8を介して結合されてい
る。尚、荷重負担索7の一端部は、骨組み30に取付け
る他、骨組み30とは別個に設けられる索止め部材など
の静止部材に取付けてもよい。
【0030】ボビン8は、巻上軸1の外周に挿嵌されて
止ねじ9により固定されている。また、図2、図3に示
したボビン8は、荷重負担索7が巻回される巻回部81
の外径が夫々異なる二つのものを一体に形成している。
具体的には、小径の巻回部81a及び第1鍔部82を有
する第1ボビン8aと、前記巻回部81aの外径よりも
大径の巻回部81b及び第2鍔部83を有する第2ボビ
ン8bとを備え、これらボビン8a,8bを、第3鍔部
84を介して一体にしている。
止ねじ9により固定されている。また、図2、図3に示
したボビン8は、荷重負担索7が巻回される巻回部81
の外径が夫々異なる二つのものを一体に形成している。
具体的には、小径の巻回部81a及び第1鍔部82を有
する第1ボビン8aと、前記巻回部81aの外径よりも
大径の巻回部81b及び第2鍔部83を有する第2ボビ
ン8bとを備え、これらボビン8a,8bを、第3鍔部
84を介して一体にしている。
【0031】これは、例えば同じ厚みの透光シート35
を巻上げる場合、その巻上量の増大に伴い周速が速くな
るため、巻上開始から巻上完了までの周速変化が大きい
のであり、また、厚みの異なる透光シート35を一定長
さ巻上げる場合、厚みの厚いシートは厚みの薄いシート
に比べて大径となり、それだけ巻上量の増大に伴い周速
が速くなるため、巻上開始から巻上完了までの周速変化
が大きいのに対し、電動モータ4の荷重を負担する荷重
負担索7は、その線径よりも広幅の巻回部81にその幅
域にわたり巻回されるようになっていて、巻回開始から
巻回完了までの周速変化が小さいため、小径の巻回部8
1aを有する第1ボビン8aと、大径の巻回部81bを
有する第2ボビン8bとを設けて、小径の巻回部81a
は、前記したように周速変化が小さくなる透光シート3
5の平均周速に対応した径の±10%を外径とし、大径
の巻回部81bは、前記したように周速変化が大きくな
る透光シート35の平均周速に対応した径の±10%を
外径とし、周速変化が小さくなる透光シート35が用い
られている場合は、小径の巻回部81aに荷重負担索7
を巻回し、周速変化が大きくなる透光シート35が用い
られている場合は、大径の巻回部81bに荷重負担索7
を巻回するようにしている。
を巻上げる場合、その巻上量の増大に伴い周速が速くな
るため、巻上開始から巻上完了までの周速変化が大きい
のであり、また、厚みの異なる透光シート35を一定長
さ巻上げる場合、厚みの厚いシートは厚みの薄いシート
に比べて大径となり、それだけ巻上量の増大に伴い周速
が速くなるため、巻上開始から巻上完了までの周速変化
が大きいのに対し、電動モータ4の荷重を負担する荷重
負担索7は、その線径よりも広幅の巻回部81にその幅
域にわたり巻回されるようになっていて、巻回開始から
巻回完了までの周速変化が小さいため、小径の巻回部8
1aを有する第1ボビン8aと、大径の巻回部81bを
有する第2ボビン8bとを設けて、小径の巻回部81a
は、前記したように周速変化が小さくなる透光シート3
5の平均周速に対応した径の±10%を外径とし、大径
の巻回部81bは、前記したように周速変化が大きくな
る透光シート35の平均周速に対応した径の±10%を
外径とし、周速変化が小さくなる透光シート35が用い
られている場合は、小径の巻回部81aに荷重負担索7
を巻回し、周速変化が大きくなる透光シート35が用い
られている場合は、大径の巻回部81bに荷重負担索7
を巻回するようにしている。
【0032】また、ボビン8の小径の巻回部81a及び
大径の巻回部81bには、図3に示すように半径方向に
貫通する貫通孔85,86を設けて、小径の巻回部81
aに荷重負担索7が巻回される場合は、大径の巻回部8
1bの貫通孔86から前記巻上軸1にタッピングねじを
用いてなる前記止ねじ9を螺締してボビン8を巻上軸1
に固定し、また、大径の巻回部81bに荷重負担索7が
巻回される場合は、小径の巻回部81aの貫通孔85か
ら前記巻上軸1に前記止ねじ9を螺締してボビン8を巻
上軸1に固定する。
大径の巻回部81bには、図3に示すように半径方向に
貫通する貫通孔85,86を設けて、小径の巻回部81
aに荷重負担索7が巻回される場合は、大径の巻回部8
1bの貫通孔86から前記巻上軸1にタッピングねじを
用いてなる前記止ねじ9を螺締してボビン8を巻上軸1
に固定し、また、大径の巻回部81bに荷重負担索7が
巻回される場合は、小径の巻回部81aの貫通孔85か
ら前記巻上軸1に前記止ねじ9を螺締してボビン8を巻
上軸1に固定する。
【0033】さらにボビン8の第1及び第2鍔部82,
83には、幅方向に貫通する複数の貫通孔87,88を
周方向に所定間隔を隔てて穿設し、該貫通孔87,88
に小径の巻回部81a又は大径の巻回部81bに巻回さ
れる荷重負担索7の一端部を挿通して第1鍔部82又は
第2鍔部83の外側で結ぶことができるようにしてい
る。
83には、幅方向に貫通する複数の貫通孔87,88を
周方向に所定間隔を隔てて穿設し、該貫通孔87,88
に小径の巻回部81a又は大径の巻回部81bに巻回さ
れる荷重負担索7の一端部を挿通して第1鍔部82又は
第2鍔部83の外側で結ぶことができるようにしてい
る。
【0034】図2、図3に示した実施の形態では、小径
の巻回部81aを有する第1ボビン8aと、大径の巻回
部81bを有する第2ボビン8bとを、第3鍔部84を
介して一体に形成しているが、これら第1ボビン8a及
び第2ボビン8bは別体とし、各別に固定するようにし
てもよい。また、巻回部の外径がことなるボビンの個数
は特に制限されない。また、ボビン8を一つとする場
合、図4に示すように、巻回部81の幅方向中途から第
1鍔部82に向かって漸次小径となるように傾斜させた
構造としてもよい。この場合、第1鍔部82に前記貫通
孔87を設け、大径の巻回部81bに前記貫通孔86を
設けている。
の巻回部81aを有する第1ボビン8aと、大径の巻回
部81bを有する第2ボビン8bとを、第3鍔部84を
介して一体に形成しているが、これら第1ボビン8a及
び第2ボビン8bは別体とし、各別に固定するようにし
てもよい。また、巻回部の外径がことなるボビンの個数
は特に制限されない。また、ボビン8を一つとする場
合、図4に示すように、巻回部81の幅方向中途から第
1鍔部82に向かって漸次小径となるように傾斜させた
構造としてもよい。この場合、第1鍔部82に前記貫通
孔87を設け、大径の巻回部81bに前記貫通孔86を
設けている。
【0035】以上のように、一端部が骨組み30の軒樋
37などの静止部材に取付けられる荷重負担索7を用
い、該荷重負担索7の他端部を巻上軸1に結合して、透
光シート33に作用する減速機付き電動モータ4の荷重
を負担し、電動モータ4の駆動によりボビン8を巻上軸
1と共回りさせ、該ボビン8に荷重負担索7を巻回しな
がら透光シート35を巻上げることができるから、簡単
な構造で透光シート35の巻上げをスムーズに行うこと
ができる。
37などの静止部材に取付けられる荷重負担索7を用
い、該荷重負担索7の他端部を巻上軸1に結合して、透
光シート33に作用する減速機付き電動モータ4の荷重
を負担し、電動モータ4の駆動によりボビン8を巻上軸
1と共回りさせ、該ボビン8に荷重負担索7を巻回しな
がら透光シート35を巻上げることができるから、簡単
な構造で透光シート35の巻上げをスムーズに行うこと
ができる。
【0036】尚、以上説明した実施の形態では、農業用
ハウスAにおける骨組み30の側壁部30a及び妻面3
0bに張設される透光シート33を巻上げて側壁部30
a及び妻面30bから換気可能としたハウスに使用した
が、その他、側壁部30a、妻面30bからの換気だけ
でなく、図10に示すように屋根部30cに張設される
巻上用の透光シート35を巻上げて屋根部30cからも
換気可能としたハウスに使用することができるのであ
り、この場合においても、上述したように構成するので
ある。
ハウスAにおける骨組み30の側壁部30a及び妻面3
0bに張設される透光シート33を巻上げて側壁部30
a及び妻面30bから換気可能としたハウスに使用した
が、その他、側壁部30a、妻面30bからの換気だけ
でなく、図10に示すように屋根部30cに張設される
巻上用の透光シート35を巻上げて屋根部30cからも
換気可能としたハウスに使用することができるのであ
り、この場合においても、上述したように構成するので
ある。
【0037】つまり図10には示していないが、前記案
内部材3を骨組み30の梁32に沿って配設し、該案内
部材3に電動モータ4を移動自在に支持する一方、図1
0に示すように、屋根部30cのシート止め杆39から
垂下するように張設された巻上用の透光シート35の下
縁部に前記巻上軸1を固着し、該巻上軸1の一端部を前
記電動モータ4の出力軸4cに連動連結し、さらに荷重
負担索7の一端部を骨組み30の棟木44などの静止部
材に取付け、他端部を巻上軸1に結合されたボビン8に
巻回するのである。
内部材3を骨組み30の梁32に沿って配設し、該案内
部材3に電動モータ4を移動自在に支持する一方、図1
0に示すように、屋根部30cのシート止め杆39から
垂下するように張設された巻上用の透光シート35の下
縁部に前記巻上軸1を固着し、該巻上軸1の一端部を前
記電動モータ4の出力軸4cに連動連結し、さらに荷重
負担索7の一端部を骨組み30の棟木44などの静止部
材に取付け、他端部を巻上軸1に結合されたボビン8に
巻回するのである。
【0038】また、以上の実施の形態において、骨組み
30の側壁部30aの透光シート35を巻上げる電動モ
ータ4を骨組み30の角部に設けたことにより、妻面部
の透光シート35を巻上げる電動モータ4を骨組み30
の角部に設けることができない場合は、図11に示すよ
うに、巻上軸1の一端部を筒状の自在継手20を介して
電動モータ4の出力軸4cに連動連結するのである。
30の側壁部30aの透光シート35を巻上げる電動モ
ータ4を骨組み30の角部に設けたことにより、妻面部
の透光シート35を巻上げる電動モータ4を骨組み30
の角部に設けることができない場合は、図11に示すよ
うに、巻上軸1の一端部を筒状の自在継手20を介して
電動モータ4の出力軸4cに連動連結するのである。
【0039】斯くした場合、巻上軸1の中途を自在継手
20部分から屈曲させることができるから、妻面部30
bの透光シート35巻上用電動モータ4を、前記側壁部
30aの透光シート巻上げ用電動モータ4に邪魔される
ことなく、有効に配置することができる。
20部分から屈曲させることができるから、妻面部30
bの透光シート35巻上用電動モータ4を、前記側壁部
30aの透光シート巻上げ用電動モータ4に邪魔される
ことなく、有効に配置することができる。
【0040】また、上述のように自在継手20を用いた
場合においても、電動モータ4の側面には、前記傾き拘
束片58,58を設けているため、電動モータ4が案内
部材3に対し自在継手20部分から図11の矢印Y方向
に傾くのを拘束することができる。
場合においても、電動モータ4の側面には、前記傾き拘
束片58,58を設けているため、電動モータ4が案内
部材3に対し自在継手20部分から図11の矢印Y方向
に傾くのを拘束することができる。
【0041】
【発明の効果】第1発明に係る換気装置によれば、電動
モータの荷重を、荷重負担索により負担し、この負担し
た状態で透光シートをスムーズに巻上げることができる
から、構造を簡単にでき、組み付け作業性を良好にでき
て、換気装置全体のコストを低減することができる。し
かも、電動モータを透光シートの巻上方向に移動させる
ことができるから、電動モータの設置スペースをなくす
ることができる。
モータの荷重を、荷重負担索により負担し、この負担し
た状態で透光シートをスムーズに巻上げることができる
から、構造を簡単にでき、組み付け作業性を良好にでき
て、換気装置全体のコストを低減することができる。し
かも、電動モータを透光シートの巻上方向に移動させる
ことができるから、電動モータの設置スペースをなくす
ることができる。
【0042】第2発明に係る換気装置によれば、巻上軸
に、荷重負担索が巻回される巻回部の外径が夫々異なる
複数のボビンを設けているから、透光シートの厚み及び
透光シートの巻回長さに対応して、大径の巻回部及び小
径の巻回部の一方に荷重負担索を巻回することができ
る。従って、透光シートの巻上部における周速と荷重負
担索の巻回部における周速との速度差を小さくでき、透
光シートを水平状態でスムーズに巻上げることができ
る。
に、荷重負担索が巻回される巻回部の外径が夫々異なる
複数のボビンを設けているから、透光シートの厚み及び
透光シートの巻回長さに対応して、大径の巻回部及び小
径の巻回部の一方に荷重負担索を巻回することができ
る。従って、透光シートの巻上部における周速と荷重負
担索の巻回部における周速との速度差を小さくでき、透
光シートを水平状態でスムーズに巻上げることができ
る。
【0043】第3発明に係る換気装置によれば、小径の
巻回部と大径の巻回部とが傾斜面を介して連続している
から、荷重負担索を小径の巻回部から大径の巻回部に亘
って巻回することができる。従って、透光シートの厚み
及び透光シートの巻回長さに対応してボビンを選ぶこと
なく、透光シートの巻上部における周速と荷重負担索の
巻回部における周速との速度差を良好に小さくでき、透
光シートをより一層スムーズに巻上げることができる。
巻回部と大径の巻回部とが傾斜面を介して連続している
から、荷重負担索を小径の巻回部から大径の巻回部に亘
って巻回することができる。従って、透光シートの厚み
及び透光シートの巻回長さに対応してボビンを選ぶこと
なく、透光シートの巻上部における周速と荷重負担索の
巻回部における周速との速度差を良好に小さくでき、透
光シートをより一層スムーズに巻上げることができる。
【0044】第4発明に係る換気装置によれば、透光シ
ートの巻上方向に沿って移動自在の電動モータに傾き拘
束片を設けているから、巻上軸が自在継手を介して電動
モータに連動連結される場合でも、電動モータが案内部
材に対し自在継手部分から傾くのを有効に防止でき、電
動モータを案内部材に沿ってスムーズに移動させること
ができる。
ートの巻上方向に沿って移動自在の電動モータに傾き拘
束片を設けているから、巻上軸が自在継手を介して電動
モータに連動連結される場合でも、電動モータが案内部
材に対し自在継手部分から傾くのを有効に防止でき、電
動モータを案内部材に沿ってスムーズに移動させること
ができる。
【図1】本発明に係る換気装置を農業用ハウスに装着し
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図2】本発明に係る換気装置の平面図である。
【図3】本発明に係る換気装置におけるボビン部を示す
もので、(a)は縦断面図、(b)は側面図である。
もので、(a)は縦断面図、(b)は側面図である。
【図4】本発明に係る換気装置におけるボビン部の別の
実施の形態を示す平面図である。
実施の形態を示す平面図である。
【図5】本発明に係る換気装置の電動モータ部分の側面
図である。
図である。
【図6】本発明に係る換気装置の電動モータ部分の図5
の底面図である。
の底面図である。
【図7】図5のX−X線断面図である。
【図8】本発明に係る換気装置を農業用ハウスに装着し
た状態の平面図である。
た状態の平面図である。
【図9】本発明に係る換気装置が装置される農業用ハウ
スの側壁部及び屋根部の部分拡大図である。
スの側壁部及び屋根部の部分拡大図である。
【図10】本発明に係る換気装置が装置される農業用ハ
ウスの部分斜視図である。
ウスの部分斜視図である。
【図11】本発明に係る換気装置を農業用ハウスに装着
した状態の別の状態を示す平面図である。
した状態の別の状態を示す平面図である。
1 巻上軸 3 案内部材 4 電動モータ 7 荷重負担索 8 ボビン 81 巻回部 30 骨組み 33 透光シート
Claims (4)
- 【請求項1】 骨組みに張設された透光シートを巻上げ
るための巻上軸及び該巻上軸を回転させる電動モータを
備えた農業用ハウスの換気装置において、前記電動モー
タは、前記透光シートの巻上方向に沿って移動自在に設
けられ、該電動モータに前記巻上軸の端部が連動連結さ
れており、該巻上軸に、一端部が前記骨組みを含む静止
部材に取付けられて前記電動モータの荷重を負担する荷
重負担索の他端部が結合されていることを特徴とする農
業用ハウスの換気装置。 - 【請求項2】 前記巻上軸は、前記荷重負担索が巻回さ
れる巻回部の外径が夫々異なる複数のボビンを備えてい
る請求項1記載の農業用ハウスの換気装置。 - 【請求項3】 前記巻上軸は、前記荷重負担索が巻回さ
れる巻回部の外径が、巻回部の幅方向中途から一端部に
向かって漸次小径となるように傾斜したボビンを備えて
いる請求項1記載の農業用ハウスの換気装置。 - 【請求項4】 前記電動モータは、該電動モータの移動
を案内する案内部材の側面に当接して該案内部材に対す
る傾きを拘束する傾き拘束片を備えている請求項1記載
の農業用ハウスの換気装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208090A JPH1146597A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 農業用ハウスの換気装置 |
KR1019970039951A KR100224130B1 (ko) | 1997-08-01 | 1997-08-21 | 농업용 하우스의 환기장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208090A JPH1146597A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 農業用ハウスの換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1146597A true JPH1146597A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16550482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9208090A Pending JPH1146597A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 農業用ハウスの換気装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1146597A (ja) |
KR (1) | KR100224130B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003077641A1 (en) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Republic Of Korea(Management:Rural Development Administration) | Automatic opening and closing apparatus and method for warming tunnels and warming curtains in greenhouse |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP9208090A patent/JPH1146597A/ja active Pending
- 1997-08-21 KR KR1019970039951A patent/KR100224130B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003077641A1 (en) * | 2002-03-20 | 2003-09-25 | Republic Of Korea(Management:Rural Development Administration) | Automatic opening and closing apparatus and method for warming tunnels and warming curtains in greenhouse |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100224130B1 (ko) | 1999-10-15 |
KR19990017156A (ko) | 1999-03-15 |
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