JPH114566A - 交流回転電機用ロータコアの製造方法 - Google Patents

交流回転電機用ロータコアの製造方法

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JPH114566A
JPH114566A JP16811597A JP16811597A JPH114566A JP H114566 A JPH114566 A JP H114566A JP 16811597 A JP16811597 A JP 16811597A JP 16811597 A JP16811597 A JP 16811597A JP H114566 A JPH114566 A JP H114566A
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JP
Japan
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rotor core
magnetic pole
core
press
claw
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Application number
JP16811597A
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English (en)
Inventor
Koichi Akaogi
好一 赤荻
Yuji Ujiie
裕二 氏家
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Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH114566A publication Critical patent/JPH114566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/28Making machine elements wheels; discs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易であり、加工工程および加工工数
を大幅に低減し得る交流回転電機用ロータコアの製造方
法を提供する。 【解決手段】 中空円筒体の一方の端面にこの中空円筒
体の軸線と平行に複数個の磁極爪部を一体に突設してな
る王冠状の交流回転電機用ロータコアの製造方法におい
て、磁性材料からなる等厚寸法の板材を磁極爪部の面取
りと側面テーパ部を成形する爪部つぶし工程、はみだし
た余肉を切断除去するトリミング工程、磁極爪部の爪部
曲げ工程、コア形状を成形するサイジング工程、中央部
を打ち抜く中央部穴あけ工程、外径・端面・リング溝・
内径・テーパ加工の旋削工程により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流回転電機用ロ
ータコアの製造方法に関するものであり、特に外周部に
軸線と平行に複数個の櫛歯状の磁極爪部を一体に突設さ
せたロータコア2個を、磁極爪部を対向する磁極爪部間
に相互に進入させて配設すると共に、前記2個のロータ
コアを一体に形成した交流回転電機用のロータコアを製
造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の交流回転電機用ロータの例
を示す要部縦断面図である。図5において、1,2は各
々ロータコアであり、例えばS10Cのような軟磁性材
料により、後述するように外周部に複数個の磁極爪部3
を一体に設けて形成する。4はボス部であり、ロータコ
ア2の中央部に一体に設けられており、ボス部4にはシ
ャフト穴4aを穿設する。5はリングであり、例えばス
テンレス鋼のような非磁性材料によって形成する。そし
てこのリング5をロータコア2の磁極爪部3の内周面に
嵌着した後、ロ一タコア1の磁極爪部3をロータコア2
の磁極爪部3,3間に進入させた状態で同軸的に組み合
わせる。
【0003】次に上記リング5と磁極爪部3とを溶接接
合することにより、ロータコア1,2およびリング5を
一体に固着する。6はシャフトであり、例えばS48C
のような構造材料によって形成すると共に、前記ロータ
コア2のボス部4のシャフト穴4aに圧入して固着す
る。この場合、シャフト6にはシャフト穴4aとの嵌合
部分にローレット加工を施した後、例えば高周波焼入処
理をしておくと、ロータコア2との固着強度を確保する
ために好都合である。
【0004】図6及び図7は各々前記図5におけるロー
タコア1,2を示す斜視図であり、同一部分は図5と同
一の参照符号で示す。図6および図7において、ロータ
コア1,2の外周部には磁極爪部3を軸線と平行する方
向に延びる台形状かつ櫛歯状に一体に形成すると共に、
円周方向に等間隔に設ける。3a,3bは各々係止部及
び嵌着部であり、前記図5に示すリング5を係止嵌着す
るためのものであり、例えば旋削等の機械加工手段によ
って形成する。
【0005】図8ないし図13は各々ロータコア1,2
の製造工程を示す斜視図である。まず、図8に示すよう
な所定寸法の短円柱状の素材1aを熱間鍛造により成形
して(製造工程(1))、図9に示すがごとく王冠状の
成形体1bを得る(製造工程(2))。1cは鍛造によ
り形成された鍛造バリである。次に図10のごとくトリ
ミングにより不要な鍛造バリ1cを打ち抜いて、ロータ
コア1を得る(製造工程(3))。
【0006】次に図11に示す様な所定寸法の短円住状
の素材2aを熱間鍛造により成形し(製造工程
(1))、図12に示すような成形体2bを得(製造工
程(2))、図13に示すようにトリミングにより不要
な鍛造バリ1cを打ち抜いて、ロータコア2を得る(製
造工程(3))。
【0007】上記ロータコア1,2を成形後、磁極爪部
3の倒れ矯正のために再成形し、所定部分の機械加工に
より、ロータコア1,2を形成するのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように熱間鍛造
により、ロータコア1,2をそれらの最終形状に成形す
ることは不可能であり、型鍛造によっても鍛造成形品に
は比較的大なる抜勾配と仕上代が必要である。また型鍛
造に至る前の鍛造工程において、ボス部4および複数個
の磁極爪部3を突出させる必要があるため、鍛造作業に
熟練を要するのみならず、煩雑であるため多大の時間と
工数を必要とするという問題点がある。
【0009】なお成形後における寸法のばらつきが大で
あると共に、上記のように仕上代が大であるため、機械
加工に要する時間と工数もまた大であると共に、大量の
切り屑が発生し、環境を悪化させ、切り屑の処理作業が
煩雑であるという問題点も併存する。
【0010】本発明は上記従来技術に存在する問題点を
解決し、製作が容易であると共に、加工工程および加工
工数を大幅に低減し得る交流回転電機用ロータコアの製
造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、中空円筒体の一方の端面にこ
の中空円筒体の軸線と平行に複数個の磁極爪部を一体に
突設してなる王冠状の交流回転電機用ロータコアの製造
方法において、磁性材料からなる等厚寸法の板材を磁極
爪部の面取りと側面テーパ部をプレスにて成形する爪部
つぶし工程、爪部つぶし工程ではみだした余肉をプレス
にて切断除去するトリミング工程、磁極爪部をプレスに
て曲げ成形する爪部曲げ工程、コア形状をプレスにて成
形するサイジング工程、中央部をプレスにて打ち抜く中
央部穴あけ工程、外径・端面・リング溝・内径・テーパ
加工を旋盤による旋削工程により加工するよう構成する
技術的手段を採用した。
【0012】
【発明の実施の形態】図1および図2は各々本発明の実
施の形態におけるロータコア1の加工中間工程中の形状
を示す平面図およびロータコア1を示す斜視図であり、
同一部分は前記図5、図6および図8ないし図10と同
一の参照符号で示す。
【0013】加工工程を説明すると、爪部つぶし工程
(第1工程)として素材(例えばS10C)は等厚寸法
の板材とし、成形プレス機により、磁極爪部3として外
方に向かって台形状の複数個(図1では6個)の磁極爪
部3を、円周方向等間隔の放射状に形成する如くこの面
取りと側面テーパ部を成形する。次に、トリミング工程
(第2工程)として、第1工程ではみだした余肉を成形
プレス機にて切断除去すると図1の形状となる。次に、
爪部曲げ工程(第3工程)として磁極爪部3をプレスに
て曲げ成形する。即ち、板材の磁極爪部3を直立させる
よう加工する。次に、サイジング工程(第4工程)とし
て、コア形状をプレス機にて成形する。次に中央部穴あ
け工程(第5工程)として、中央部をプレス機にて打ち
抜き、さらに旋削工程(第6工程)として、NC旋盤に
より外径・端面・リング溝・内径・テーパ加工を施して
交流回転電機用ロータコアの製造する。
【0014】図3および図4は各々本発明の実施の形態
におけるロータコア2の素材を示す平面図およびロータ
コア2を示す斜視図であり、同一部分は前記図5、図7
および図9と同一の参照符号で示す。ます図3におい
て、20は素材であり、例えばS10Cからなる等厚寸
法の板材を打抜き型により、穴22を有する中空円板部
21の外縁に、この中空円板部21の外方に向かって台
形状の複数個の磁極爪部3(図3では6個)を、円周方
向等間隔の放射状にかつ一体に突設した形状に打抜き成
形する。
【0015】なお、素材20を形成する板材の厚さ寸法
は、前記図1に示す素材10と同様に、図5に示すロー
タコア2として必要な磁束が通過できる寸法に設定す
る。また中空円板部21の外径寸法は、前記図1および
図2に示す中空円板部11および中空円筒体12の各内
径寸法と実質的に等しいか若しくはそれらより若干小な
る寸法に形成する。更に中空円板部21と磁極爪部3と
の接続部には、若千の丸みを設けるのが、打抜き型の製
作を容易にするために、また後述する成形加工時におけ
る応力集中を回避するために好ましい。
【0016】次に図3に示す素材20をプレス成形金型
により、図4に示すような王冠状のロータコア2に成形
する。すなわち、図3に示す素材20の磁極爪部3を直
立させるように折り曲げ成形すると共に、例えばS10
Cからなる丸棒材にシャフト穴4aを穿設してなるボス
部4を中空円板部21に接合するのである。接合手段と
しては、圧入、溶接、焼嵌め等の公知の手段を使用でき
る。
【0017】上記のようにロータコア1,2を成形後、
前記図6および図7に示すように、磁極爪部3の内周面
に係止部3aおよび嵌着部3bを旋削加工によって形成
し、前記図5に示すような交流回転電機用ロータとする
のである。このようにして形成したロータを交流回転電
機に組み込んで運転した結果、充分に満足できる特性を
発揮し得ることを確認した。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上記述のような構成および作
用であるから、下記のような効果を奏し得る。
【0019】(1)ロータコアの素材を等厚寸法の板材
によって形成するものであるため、加工が容易であると
共に、加工時間および加工工数を低減することができ
る。 (2)ロータコア各部の寸法のばらつきが小であり、高
精度化が可能である。 (3)素材寸法を最終仕上寸法により近似させ得るた
め、仕上代が小であり、機械加工が容易であると共に、
切り屑の発生が小であるため、環境改善に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるロータコア1の中
間加工工程における平面図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるロータコア1を示
す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるロータコア2の素
材を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるロータコア2を示
す斜視図である。
【図5】従来の交流回転電機用ロータの例を示す要部縦
断面図である。
【図6】図5におけるロータコア1を示す斜視図であ
る。
【図7】図5におけるロータコア2を示す斜視図であ
る。
【図8】ロータコア1の製造工程(1)を示す斜視図で
ある。
【図9】ロータコア1の製造工程(2)を示す斜視図で
ある。
【図10】ロータコア1の製造工程(3)を示す斜視図
である。
【図11】ロータコア2の製造工程(1)を示す斜視図
である。
【図12】ロータコア2の製造工程(2)を示す斜視図
である。
【図13】ロータコア2の製造工程(3)を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1,2・・・・ロータコア 3・・・・・・磁極爪部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒体の一方の端面にこの中空円筒
    体の軸線と平行に複数個の磁極爪部を一体に突設してな
    る王冠状の交流回転電機用ロータコアの製造方法におい
    て、磁性材料からなる等厚寸法の板材を磁極爪部の面取
    りと側面テーパ部をプレスにて成形する爪部つぶし工
    程、爪部つぶし工程ではみだした余肉をプレスにて切断
    除去するトリミング工程、磁極爪部をプレスにて曲げ成
    形する爪部曲げ工程、コア形状をプレスにて成形するサ
    イジング工程、中央部をプレスにて打ち抜く中央部穴あ
    け工程、外径・端面・リング溝・内径・テーパ加工を旋
    盤による旋削工程よりなる交流回転電機用ロータコアの
    製造方法。
JP16811597A 1997-06-10 1997-06-10 交流回転電機用ロータコアの製造方法 Pending JPH114566A (ja)

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