JPH114545A - 電池の出力制限装置 - Google Patents

電池の出力制限装置

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JPH114545A
JPH114545A JP9152088A JP15208897A JPH114545A JP H114545 A JPH114545 A JP H114545A JP 9152088 A JP9152088 A JP 9152088A JP 15208897 A JP15208897 A JP 15208897A JP H114545 A JPH114545 A JP H114545A
Authority
JP
Japan
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battery
output
voltage
temperature
lower limit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9152088A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Fujita
勝義 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP9152088A priority Critical patent/JPH114545A/ja
Publication of JPH114545A publication Critical patent/JPH114545A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】電池出力の制限を抑止しつつ電池の過放電を防
止することが可能な電池の残存容量算出方法を提供する
こと。 【解決手段】電池の電圧および温度の両方に基づいて電
池の出力制限を指令する。このようにすれば、電池出力
の制限を抑止しつつ電池の過放電を防止することができ
る。たとえば、電池温度の変化によるこの下限電圧の変
動を記憶しておき、s18で検出した電池温度に基づい
て下限電圧を調整する(s20)。そして、出力制限が
不要な電圧の下限値である所定の下限電圧以下に電圧が
低下した場合に出力制限を指令する(s22)。このよ
うにすれば、簡易な制御により、請求項1記載の作用効
果を奏することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池の放電終期に
おける放電電流の制限を行う電池の出力制限装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばニッケル水素電池のような電気
自動車への走行エネルギ−供給用の電池(以下、電気自
動車用電池ともいう)では、電池の過放電による弊害た
とえばガスの発生などを防止するため、電池電圧が予め
設定された一定の下限電圧値まで低下した場合に電池出
力の制限を行うことが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電池出力の制限は、走行動力の減少やその他の補機の
カットなどの不具合を伴うという問題があった。特に、
電池は低温時にその電池電圧が低下するので、上述の電
池電圧の低下のみに基づいて実施する出力制限方式で
は、電池がまだ十分に放電可能であったとしても温度低
下により電圧が下降して出力制限が行われることにな
り、その結果、冬期や寒冷地において一定時間放置後の
低温始動時において走行出力や空調などがしばしば制限
されてしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、温度状況にかかわらず電池の蓄電電力の十分な
利用が可能な電池の出力制限装置を提供することを、そ
の解決すべき課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明の電池の出力制限装置によれば、電池の放置時間と電
池の電圧と電池温度とに基づいて電池の出力制限を指令
する。このようにすれば、温度状況にかかわらず、更に
言えばたとえば冬期や寒冷地における一定時間放置後の
低温始動時などにおいて、電池が低温時に残存容量を余
した状態にて電池電圧が低下しても十分に電池の蓄電電
力を出力可能とすることができる。
【0006】以下、更に詳しく説明する。電池の残存容
量はその電圧(たとえば開放端子電圧)に強い正の相関
をもつので、電池に顕著な支障を生じる可能性が発生す
る下限電圧値以下に電池電圧が低下する場合に、電池の
大電流放電を規制して、電池の劣化を抑止することが好
ましい。
【0007】一方、電池電圧は電池温度とも相関をも
ち、低温時には残存容量すなわち蓄電電力がまだ相当程
度残っていても電池電圧は低下する。この結果、従来
は、低温時には残存容量を残して電池の出力制限を行う
ことになり、電池の利用率が低くなってしまった。そこ
で、この発明では、電池の電圧および温度の両方に基づ
いて電池の残存容量すなわち蓄電電力が大電流放電規制
を必要とするレベルにまで低下したかどうかを判断し、
低下した場合に電池の出力制限を指令し、大電流での放
電を規制する。なお、残存容量が少ないレベルでの大電
流の放電は、電池の劣化やガス発生などの弊害を生じ
る。
【0008】本発明によれば、電池電圧が低くても温度
が低く蓄電電力がまだ相当残っている場合には電池の出
力制限を緩和し、逆に電池電圧が高くても温度も高く、
その結果、残存容量が十分でない場合には電池の出力制
限を強化する。したがって、この発明によれば、電池機
能やその劣化度合などに支障を生じることなく放電し得
る真の残存容量に基づいて出力制限を実行することにな
るので、蓄電電力すなわち電池容量の有効利用が可能と
なる。
【0009】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
の構成において更に、出力制限が不要な電圧の下限値で
ある所定の下限電圧以下に電圧が低下した場合に出力制
限を指令するとともに、電池温度の変化に応じて設定さ
れた下限電圧の変動を記憶しておき、この記憶と電池温
度とに基づいて下限電圧を調整する。このようにすれ
ば、簡易な制御により、請求項1記載の作用効果を奏す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な態様をニッ
ケル水素電池を用いた以下の実施例により詳細に説明す
る。ただし、本発明の装置はニッケル水素電池以外の電
池へも適用可能である。
【0011】
【実施例】図1は、電気自動車用電源回路を示すブロッ
ク回路図であり、1は電池、2は電池1の充放電電流I
を検出する電流センサ、3は走行用モ−タ、4は減圧用
のDC/DCコンバ−タを含む定電圧電源装置、5はこ
の定電圧電源装置4から電源電圧を給電されるマイコン
構成のコントロ−ラ、6は電池1の温度を検出する温度
センサ、7はモ−タ3を駆動制御するモ−タ−コントロ
−ラ−である。モ−タ−コントロ−ラ−は図示しないコ
ントロ−ラからの指令に基づいてモ−タ−3を駆動制御
する。
【0012】このコントロ−ラ5による電池1の出力制
限の方法について図2のフロ−チャ−トを参照して説明
する。まず、イグニションスイッチ(図示せず)のオン
により制御を開始すると、各パラメ−タを初期値にリセ
ットし、後述する下限電圧値Vdも所定の初期値V1に
セットし、内蔵する第1タイマのカウントしてイグニシ
ョンスイッチのオンよりの経過時間t2をカウントする
(S10)。なお、コントロ−ラ5は、直前のイグニッ
ションスイッチのオフ時点からの時間である放置時間t
1を内蔵の第2タイマでカウントしているものとする。
【0013】次に、上記放置時間t1が所定時間(ここ
では1時間に設定)taを超えたかどうかを調べ(S1
2)、放置時間t1が所定時間taに達していなけれ
ば、電池1は前回の走行のための放電によりまだ暖まっ
ており、このため電池温度の低下による電圧の低下すな
わち残存容量の見掛け上の減少は生じていないものと判
断して、s22にジャンプし、下限電圧値Vdを所定の
初期値V1のままとして、下限電圧値V1に基づいて正
規の出力制限を行う。
【0014】それと反対に、放置時間t1が所定時間t
aを超過していれば、前回の走行時の自己発熱による電
池温度の上昇は無視できるレベルであるとみなして、ス
タ−トからの経過時間t2が所定の時間tbを超えたか
どうかを調べ(S14)、経過時間t2が所定時間tb
に達していれば、もはや電池1は自己発熱により十分に
暖まっているものと判断してs22にジャンプし、下限
電圧値Vdを所定の初期値V1のままとして、下限電圧
値V1に基づいて正規の出力制限を行う。
【0015】それと反対に、経過時間t2が所定時間t
bを超過していなければ、電池1はまだ自己発熱により
十分暖まっていないものと判断して、電流センサ2から
放電電流Iを読み込む(S16)。放電電流Iが所定の
しきい値Iaを超えていなければ、電池1の出力制限の
変更は不要であると判断してs22へ進んで、下限電圧
値Vdを所定の初期値V1のままとして、下限電圧値V
1に基づいて正規の出力制限を行う。
【0016】一方、放電電流Iが所定のしきい値Iaを
超えていれば、電池温度によっては電池1の出力制限を
緩和できるものと判断して、温度センサ6から電池温度
tを読み込み(S18)、読み込んだ温度tを内蔵する
温度−下限電圧値マップに基づいて、下限電圧値Vdを
求める(S20)。なお、コントロ−ラ5に内蔵される
マイコンには、電池温度tと下限電圧値Vdとの関係を
示す上記マップが記憶されているものとする。このマッ
プの一例を図3に示す。
【0017】定格電圧が1電池モジュ−ル当たり26V
に設定されている電池1において、電池温度tが10℃
以上では、残存容量の低下を伴わない電池電圧の低下が
温度低下により生じていないものと判断して、下限電圧
値Vdは所定値V1すなわち10Vに設定される。ま
た、電池温度tが10℃未満では、電池温度tが−10
℃に達するまで電池温度tの低下とともに直線的に下限
電圧値Vdを低下させる。
【0018】次に、s22へ進んで、s20で設定され
た下限電圧値Vdに基づいて出力制限を行う。なお、上
記出力制限は、コントロ−ラ−5からモ−タ−コントロ
−ラ−7などへの出力制限信号の出力により行われる。
以上説明したこの実施例の電池の出力制限方式によれ
ば、電池1の温度が低い場合に、電池電圧の低下に基づ
いていたずらにその出力制限を行うことなく、電池温度
の低下に略比例して下限電圧値Vdを低下させることに
より、電池電圧が残存容量がまだ相当程度残っているに
もかかわらず低温時に低くなる場合でも、出力制限を発
動する下限電圧値Vdをそれに追従して低下させるの
で、電池の容量を有効利用できるという効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に用いた電気自動車用電源回路を示すブ
ロック回路図である。
【図2】図1のコントロ−ラ5の出力制限方法を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図3】図2のs20で用いるマップの一例を示す特性
図である。
【符号の説明】
1は電池、5はコントロ−ラ(電圧検出手段、出力制限
指令手段、出力制限判定手段、下限電圧調整手段、タイ
マ−手段)、6は温度センサ(温度検出手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電池の温度を検出する温度検出手段と、 電池の放置時間を検知するタイマ−手段と、 検出した前記電圧および温度の両方に基づいて前記電池
    の出力制限を指令する出力制限指令手段と、 を備えることを特徴とする電池の出力制限装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電池の出力制限装置におい
    て、 前記出力制限指令手段は、 前記出力制限が不要な前記電圧の下限値である所定の下
    限電圧以下に前記電圧が低下した場合に前記電池の出力
    制限を指令する出力制限判定手段と、 予め記憶する前記温度と前記下限電圧との関係に前記検
    出温度を代入して前記下限電圧を調整する下限電圧調整
    手段とを有することを特徴とする電池の出力制限装置
JP9152088A 1997-06-10 1997-06-10 電池の出力制限装置 Pending JPH114545A (ja)

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JP9152088A JPH114545A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 電池の出力制限装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9152088A JPH114545A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 電池の出力制限装置

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JPH114545A true JPH114545A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15532793

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JP9152088A Pending JPH114545A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 電池の出力制限装置

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JP (1) JPH114545A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6486637B1 (en) 1999-10-25 2002-11-26 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. Battery pack controlling apparatus
JP2003019933A (ja) * 2001-07-06 2003-01-21 Yazaki Corp バッテリ上がり防止装置
JP2006038747A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Sanyo Electric Co Ltd 電池の残容量検出方法と電池の放電方法

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