JPH1145356A - タクシーメータ - Google Patents

タクシーメータ

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JPH1145356A
JPH1145356A JP20005197A JP20005197A JPH1145356A JP H1145356 A JPH1145356 A JP H1145356A JP 20005197 A JP20005197 A JP 20005197A JP 20005197 A JP20005197 A JP 20005197A JP H1145356 A JPH1145356 A JP H1145356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タクシー料金のじ後料金上りの警告を乗客に
対して直観的に認知可能に表示するタクシーメータを実
現する。 【解決手段】 じ後料金上がりの際に書き換えられる予
定の桁の数値201a、つまり乗客が最も注目する数値
201aの表示領域直近の上部あるいは下部等に付随し
て、その数値201aの書き換えを警告するための表
示、つまりじ後料金上がりを警告するための漸次増加し
て行く指標202として、セグメント202−1,2…
を表示することにより、タクシー料金のじ後料金上りの
警告を、その意味を予め知っていない乗客に対しても直
観的かつ明確に知らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタクシーメータに係
り、特にタクシー料金のじ後上りの警告を乗客に対して
直観的に認知可能に表示するタクシーメータに関する。
【0002】
【従来の技術】タクシーメータは一般に、乗客がタクシ
ー車両に乗った後に特定の基本賃走距離を越えるまでは
基本料金とし、特定の賃走距離を越えた後からは、じ後
距離と呼ばれる料金制に基づいて設定された賃走距離
(および低速走行時にはその継続時間に対応して計算さ
れる疑似的な賃走距離)をそのタクシー車両が経過する
毎に、いわゆるじ後料金と呼ばれる料金制に基づいて設
定された所定料金を、前記の基本料金に加算して行く。
【0003】そしてこのような加算が行われる度に、そ
の料金の数値を書き換えながら、例えばLED(発光ダ
イオード)や蛍光表示管などを用いた数字表示装置に表
示している。しかしながら、上記のように1単位のじ後
距離を経過するまでは料金表示は変化せず、その1単位
のじ後距離を経過した直後に急に、1単位のじ後料金分
ずつ料金表示が上がるので、乗客は料金上がりを事前に
確認することができないという問題があった。そしてそ
の結果、目的地に到着する直前や到着と同時に料金が上
がってしまい、乗客は目的地に到着する少し前に用意し
ていた料金を降りる寸前に改めて追加して用意しなけれ
ばならなくなるなど、乗客にとって不都合であったり不
快な状況が生じるという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、賃走中
に1単位のじ後距離がどれだけ残っているかをタクシー
メータ1の表示パネル2の下部に配列されたバー表示G
1〜G7によって表示するといった技術が提案された。
即ち、図9に示すように、タクシーメータ1の1単位の
じ後距離の走行の開始時点では全てのバー表示G1〜G
7が点灯しており、1単位のじ後距離の走行中で所定の
距離を進行するごとにG1、G2、G3…のように1つ
ずつバー表示が消灯して行き、残って点灯を続けている
バー表示が残りの距離を示す表示として認識されるよう
にしようという技術である。
【0005】このようなバー表示の意味、つまり点灯中
のバー表示が1単位じ後距離のうち残りの距離を示すこ
とで、じ後料金上がりが近いことを表示するものである
ということが、全ての乗客に予め認識されていれば、確
かにG1〜G7を見ることで乗客はじ後料金上がりの近
付きを確認することができるはずである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
考案のようなバー表示をタクシーメータに付設した場
合、そのバー表示の意味することを乗客が事前に知って
いない限りは、乗客がそのバー表示を見ただけではそれ
が何を意味しているか判り難いという問題がある。
【0007】そしてこのようなバー表示は、言うまでも
なく全てのタクシーメータに付設が法的に義務付けられ
ているわけではなく、このバー表示を採用するタクシー
メータにのみ付設されるものであるから、一般に乗客が
上記のようなバー表示の意味を予備知識として知ってい
ることは期待できない。従って一般に、乗客にとっては
上記のようなバー表示が何を意味しているか、一見した
だけでは判らないという問題がある。
【0008】しかも、このような次々に消灯して行くバ
ー表示は、1単位のじ後距離の走行途中で消えて行くの
であるから、始めの状態つまり始めの1単位のじ後距離
に対応する全部のバー表示の長さは、その1単位のじ後
距離の走行途中からは乗客には見えない。従って、1単
位のじ後距離の走行途中で点灯中のバー表示の長さの全
体に対する割合は、乗客には判らない。従ってそれに対
応しているはずのじ後料金の上りがどれだけ近付いたの
かもよく判らないという問題がある。
【0009】このような不都合に対しては、従来提案さ
れた技術は、最後のG5、G6、G7の3つのバー表示
だけを他のG1〜G4よりも短い長さにすることで、上
記の意味合いを持たせようとしている。しかし実際に
は、G5以降が点灯している時には既にG1〜G4は消
えているのであるから、G1〜G4が点灯していた時か
らずっとこのバー表示全体を乗客が見続けていない限り
は、乗客にとってはG5〜G7が短いということも認知
されない。そして一般に乗客は、タクシーメータの料金
表示をずっと見続けているわけではないので、バー表示
をG5、G6、G7だけ短くしても、乗客にとってはそ
れが何を意味しているか実際には判り難いという問題が
ある。
【0010】また、バー表示G1〜G7は、乗車料金表
示部つまり料金の数値を表示する複数桁の数値(の表示
領域)3−1〜3−5の左端から右端に亙って横一列に
配設されており、これによってこのバー表示が料金表示
に関係する表示であることを示そうとするものだが、実
際には全桁の数値3−1〜3−5が点灯して表示される
のはかなり料金が高額になった場合であって、通常は最
高桁(つまり左端)の数値3−5は消えていて乗客には
見えないことが多い。従って、バー表示の左端にあたる
前記の最高桁は定常的には示すことができないのである
から、バー表示の左端は定常的に認識できない。またそ
の一方で、最低桁(つまり右端)の数値3−1は通常は
0であって端数が生じる計算結果を表示するような場合
以外では、この最低桁の数字は0のまま変化しないの
で、乗客がこの部分を注意して見ることはほとんど無
い。従って、G5、G6、G7の存在に乗客が気付いて
それを認知することも、実際は少ない傾向にある。
【0011】このように、バー表示G1〜G7を乗車料
金の表示領域の左端から右端に亙って横並びに配設して
も、その全体の長さを定常的に提示することは実際上不
可能であり、またその右端に位置するG5、G6、G7
の認知度も実際は低いものであるという問題がある。
【0012】また、一般にタクシー料金は賃走距離や時
間が増加するにつれて追加されて増加して行くものであ
るから、そのようなタクシー料金に関する表示ならば、
上記の1単位のじ後距離内での進捗を示す表示も、その
表示の意味を乗客が予め知らない限りは、直観的には増
加する方向に変化することが期待されるはずである。
【0013】しかしながら、上記の従来提案のバー表示
の場合には、賃走距離や時間の増加につれて減少して行
くような表示であるため、そのバー表示の意味が乗客に
とって直観的には判り難いという問題もある。このよう
に、従来のタクシーメータにおいては、じ後料金の上り
を乗客が確認することができないという問題があった。
またそのようなじ後料金の上りが近付いたことを、じ後
距離の残りの距離を表示することで乗客に示すことを企
図して提案された技術についても、実際には乗客が予め
その表示の意味および表示位置を認識していることが少
ないので、乗客にとってはバー表示を見ただけでその意
味を直観的に明確に判ることが困難であるという問題が
あった。
【0014】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものである。本発明は、タクシー料金のじ後
料金上りの警告を乗客に対して直観的に認知可能に表示
するタクシーメータを実現することを課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のタクシーメータ
100は、第1に、タクシー車両が賃走を開始すると該
タクシー車両の賃走距離データを演算する賃走距離演算
手段101と、前記タクシー車両の賃走距離データが予
め定められた単位距離に対応する数値ずつ増加する毎
に、該単位距離に対応した単位料金の数値を段階的に基
本料金に加算して賃走料金データを演算する賃走料金演
算手段102と、前記賃走料金データが前記単位料金の
数値を加算される毎に、表示内容を前記数値の加算され
た賃走料金データに対応した料金数値に書き換えて、該
書き換えた料金数値201を次回の書き換えまで継続し
て表示する賃走料金表示手段103とを有するタクシー
メータ100において、前記料金数値201の書き換え
が近付いたことを警告する指標202を、前記料金数値
201の複数の桁の数値201a,b,c,d…のうち
書き換えられる予定の桁の数値201a等の表示領域の
上部及び下部及び左側及び右側のうち少なくともいずれ
か一か所に表示する警告表示発生手段104を具備する
ことを特徴としている。
【0016】即ち本発明によれば、じ後料金上がりの際
に書き換えられる予定の桁の数値201a、つまり乗客
が最も注目する部分の表示の上部あるいは下部等に付随
して、その数値201aの書き換えを警告するための表
示、つまりじ後料金上がりを警告するための指標202
を表示することによって、タクシー料金のじ後料金上り
の警告を乗客に対して直観的に明確に知らせることがで
きる。
【0017】このとき、乗客は上記の警告がじ後料金上
がりの警告を意味しているということを予め知らなくと
も、表示されている料金の数値(数字)201a,b,
c,d…のうちこれから変化する予定の数値201a、
c,dの表示領域の上部や下部で前記の指標202が表
示されているのであるから、これらの数値201a…と
指標202とを直ちに直観的に結び付けて考えることが
でき、その指標202の意味を直観的に直ちに理解する
ことができる。即ち本発明は、注目すべき対象そのもの
又はその直近にそれとの関係性の深い意味を有するもの
(この場合、じ後上がりの警告としての指標202)を
配置(表示)し、しかもその意味をより直観的に理解し
やすい形で配置(表示)することによってそれらの関係
および情報内容自体を予備知識が無くとも直観的に認識
できるようにした技術である。
【0018】しかもこの場合には変化(じ後上がり)が
予定される全ての桁の数値201a等に対してその変化
を警告する指標202を表示することができるので、単
に料金のじ後上がりが近いことを認識できるのみなら
ず、それが料金のどの桁において成されるのかについて
も認識できる。つまり本技術によれば、場合によっては
タクシー料金の桁数が支払い直前に変ることを乗客に対
して明確に認識可能に警告することができる。即ち乗客
は、例えば千円札で支払いを用意すればよいかあるいは
一万円札で支払いを用意すればよいかなどについてを、
予め目的地に到着する前に余裕を持って用意ができるよ
うになる、といった効果をも本発明によって得ることが
できる。
【0019】また、第2に、タクシー車両が賃走を開始
すると該タクシー車両の賃走距離データを演算する賃走
距離演算手段101と、前記タクシー車両の賃走距離デ
ータが予め定められた単位距離に対応する数値だけ増加
する毎に、該単位距離に対応した単位料金の数値ずつを
段階的に基本料金に加算して賃走料金データを演算する
賃走料金演算手段102と、前記賃走料金データに前記
単位料金の数値を加算される毎に、表示内容を前記数値
の加算された賃走料金データに対応した料金数値に書き
換えて、該書き換えた料金数値201を次回の書き換え
まで継続して表示する賃走料金表示手段103とを有す
るタクシーメータにおいて、前記料金数値の書き換えが
近付いたことを警告する指標202を、前記料金数値2
01の複数の桁201a,b,c,d…のうち少なくと
も前記単位料金の桁数に相当する桁の数値201aの表
示領域の、上部及び下部及び左側及び右側のうち少なく
ともいずれか一方に表示する警告表示発生手段104を
具備することを特徴としている。
【0020】即ち、上記第1に記載の技術においては、
料金表示の桁のうち書き換えられる予定の桁の数値20
1全てについて前記のような警告のための指標202を
表示したが、この第2の技術においては、指標202を
表示する位置をさらに絞り込んで、料金じ後上がりが生
じる毎に必ず変化する桁、つまりじ後上がりの単位料金
の桁数に相当する数値201aの表示に付随してその上
部あるいは下部等に、そのじ後上がりを警告するための
指標202を表示することによって、タクシー料金のじ
後料金上りの警告を乗客に対して直観的に明確に知らせ
ることができる。そしてその他の桁の数値201b,
c,d…には、指標202を表示しなくともよい。ある
いは、その他の桁でも必要であれば、例えば現示料金の
最高桁201dが変化する場合に上記の桁の変化と共に
その最高桁201d等の上にも前記の指標202を表示
するようにしてもよい。
【0021】このような構成を採用することにより、指
標202を数値201a等の必ず書き換えられる桁の数
値に絞り込むことで、上記第1の場合と同様あるいはそ
れ以上に目立つ表示効果を得られると共に、指標202
を表示する警告表示発生手段104を上記第1の記載の
場合よりもさらに簡易化することができるという効果を
も得ることができる。
【0022】また、第3に、上記第1又は第2記載のタ
クシーメータ100において、前記警告表示発生手段1
04は、前記指標202として前記料金数値201の書
き換えが近付くにつれて個数又は量が増加する指標20
2を表示する警告表示発生手段104であることを特徴
としている。
【0023】即ち、従来は1単位じ後距離の走行の経過
ごとに急に段階的に料金の数値がじ後上がりしていた
が、本発明によれば、料金の数値201の書き換えが近
付くにつれてその料金上がりの途中の進捗状況が、その
書き換え予定の数値201に付随して前記の指標202
の個数や量の増加によって直観的に直ちに認識可能なも
のとして表示されるので、上記第1および第2の技術と
あいまって、乗客はそのような増加して行く指標が1単
位じ後距離の走行途中におけるじ後料金上がりの進捗状
況を表示するものであることを直観的に明確に理解する
と共に、その進捗状況自体を定量的にも直ちに理解する
ことができる。
【0024】しかもこのとき、従来の提案では、じ後距
離が進むにつれてバー表示が消えていく方向で変化する
方式の表示だったので、過去に点灯していた表示はもは
や認識の仕様が無く、指標の個数や面積が変化しても過
去のそれとの対比が困難であるため定量的には判り難か
ったが、この本発明に係る第3記載の技術のように次第
に指標が増加して行く表示つまり過去の経過が残る表示
を行うことによって、じ後上がりの近付き(経過)を指
標202の個数や面積で定量的にも常に理解可能に示す
ことができる。
【0025】また、第4に、上記第1乃至第3記載のタ
クシーメータにおいて、前記警告表示発生手段104
は、前記単位距離の途中から前記指標の表示を開始する
警告表示発生手段104であることを特徴としている。
即ち、上記第1〜第3の技術に加えて、上記警告のため
の指標202を、1単位のじ後距離の走行中の始めの頃
は表示せず、料金の数値201の書き換えつまり料金じ
後上がりが押し迫ってきたと乗客に認識されるような所
定の時刻から表示を開始することにより、上記第1〜第
3の技術とあいまって、乗客はそのような指標202が
1単位じ後距離の走行途中におけるじ後料金上がりの進
捗状況を表示するものであることを、直観的に明確に理
解できると共に、その進捗状況自体を、つまり書き換え
(じ後上がり)が押し迫ってきたことを、直観的に認識
することができる。
【0026】しかもこのとき、警告としての指標202
は、料金じ後上がりの少し前に特に目立つときだけ表示
し、それ以前には表示しなくともよいので、その部分に
ついては警告表示発生手段104の回路系の構成あるい
は作動ステップを省略可能である。つまりそのような部
分については警告表示発生手段104を簡略化できると
いう効果をも得ることができる。
【0027】また、第5に、上記第1〜第4記載のタク
シーメータ100において、前記警告表示発生手段10
4は、前記料金数値201の書き換えが近付くにつれて
前記指標202の表示の色を変化させて表示する警告表
示発生手段104であることを特徴とするタクシーメー
タである。
【0028】即ち、上記第1〜第4記載の技術にさらに
加えて、指標202は料金数値201の書き換えが近付
くにつれて例えば青、黄、赤の順で色が変化する、ある
いは指標202の個数や面積等の増加と共に、その指標
202の表示色が前記の順に変化することにより、上記
第1〜第4の技術とあいまって、乗客はそのような指標
202が1単位じ後距離の走行途中におけるじ後料金上
がりの進捗状況を表示するものであることを、さらに直
観的に理解できると共に、その表示色の変化に対応して
書き換え(じ後上がり)が次第に押し迫ってきたこと
を、さらに直観的に認識することが可能となる。
【0029】しかもこのとき、従来は消えていく方向で
変化する表示だったので過去に点灯していた表示はもは
や認識の仕様が無く、従って指標の表示色が変化しても
過去の色との対比が困難なのでほとんどその意味がなか
ったが、本発明のように次第に指標202の色が変化し
ていくような表示を行うことで、指標202の警告とし
ての認知度をさらに向上することができる。
【0030】また、第6に、上記第1〜第5記載のタク
シーメータ100において、前記警告表示発生手段10
4は、前記料金数値201の書き換えが近付くにつれて
個数が増加又は個数が増加すると共に面積が変化してい
く複数個のセグメント202−1,2…を前記指標20
2として表示し、前記セグメントのうち少なくとも終端
のセグメント202z又は前記セグメントの終端部20
4を継続的に表示する警告表示発生手段であることを特
徴とするタクシーメータである。
【0031】即ち、上記第1〜第5記載の技術にさらに
加えて、上記指標202を複数個のセグメント202−
1,−2…から形成されるものとした場合、それが料金
じ後上がりに関しての表示であることは上記第1〜第5
記載の技術からも理解されるが、そのさらに詳細な数値
的意味は判り難い。つまり、表示されているそのセグメ
ントの個数あるいは面積が、1単位じ後距離のうちどの
位の割合(比率)に相当するものであるのか、という情
報は、本発明のような増加して行くように表示されるセ
グメントであっても、そのセグメントの表示だけからは
判り難い。
【0032】そこで、そのセグメントの表示が1単位の
じ後距離に対応する全表示となる位置、つまり全セグメ
ントの終端部204の位置を常に視認可能に表示あるい
は提示しておくことにより、表示中のセグメントの全体
に対する割合(比率)を明確に認識できるようになり、
乗客がそれを一目見ただけで直観的にその数値の持つ意
味(情報)を理解することが可能となる。その結果、上
記第1〜第5記載の技術とあいまって、乗客はそのよう
な指標202が1単位じ後距離の走行途中におけるじ後
料金上がりの進捗状況を表示するものであることを、直
観的に明確に理解できると共に、その進捗状況自体、つ
まり書き換え(じ後上がり)がどれ程の割合(比率)ま
で押し迫っているかについても、その指標202の表示
を一見しただけで直観的に認識することができる。
【0033】また、第7に、第1〜第6記載のタクシー
メータ100において、前記警告表示発生手段104
は、前記指標202の少なくとも一部分を点滅して表示
する警告表示発生手段104であることを特徴とするタ
クシーメータである。即ち、この第7記載の技術によれ
ば、本発明に係る指標202を点滅させることによっ
て、その指標202自体をさらに目立たせることがで
き、しかも上記第1〜第6の技術とあいまって、タクシ
ー料金のじ後料金上りの警告を、乗客に対してさらに目
立って直観的に明確に認識可能なものとすることができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタクシーメー
タの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 (実施形態1)図1は、本発明に係る第1の実施形態の
タクシーメータの構成の概要を示す図である。図2は、
その料金表示パネル部分つまり賃走料金表示手段103
およびその周囲の概要を示す図である。また図3、図
4、図5は、本発明に係る実施形態のタクシーメータの
動作の主要なプロセス、特にそのじ後料金上がりの警告
のための指標を発生させてそれを表示するプロセスを中
心として示す概要フローチャートである。
【0035】このタクシーメータ100は、タクシー車
両の賃走距離データを演算する賃走距離演算手段101
と、タクシー車両の賃走距離データが予め定められた単
位距離に対応する数値ずつ増加するごとに、その単位距
離に対応した単位料金の数値を段階的に基本料金に加算
して賃走料金データを演算する賃走料金演算手段102
と、前記賃走料金データが前記単位料金の数値を加算さ
れるごとに、表示内容を前記数値の加算された賃走料金
データに対応した料金数値に書き換えて、この書き換え
た料金数値201を次回の書き換えまで継続して表示す
る賃走料金表示手段103とを有している。そしてさら
に、前記の料金数値201の書き換えが近付いたことを
警告する指標202を、料金数値201の複数の桁の数
値201a,b,c…のうち、次に書き換えられる予定
の桁の数値201a,c,d等の表示領域の上部一か所
ずつに表示する警告表示発生手段104を備えている。
【0036】タクシー車両の駆動系に配設されたロータ
リーエンコーダのような走行センサを用いた走行パルス
発生装置(図示省略)によって、そのタクシー車両の走
行に対応した走行パルスを発生させ、この走行パルスを
賃走距離演算手段101に送出する。
【0037】賃走距離演算手段101は、料金制に基づ
いて予め定められた最低速度に対応した周波数以上の走
行パルスが入力されているときは、その走行パルスをそ
のまま演算パルス(Pc)として用いて賃走距離データ
(IDP)を演算し、賃走料金演算手段102に対して
送出する。しかし前記の最低速度以下の低速走行時にそ
れに対応した低周波数の走行パルスが入力されると、料
金制に基づいて予め定められた周波数の疑似走行パルス
を発生し、これを前記の演算パルスとして用いて賃走距
離データを演算し、賃走料金演算手段102に対して送
出する。
【0038】またその一方で、賃走距離演算手段101
は警告表示発生手段104に対しても前記の賃走距離デ
ータを送出する。この賃走距離演算手段101が実行す
る演算パルス発生や賃走距離データの演算機能自体につ
いては従来のタクシーメータに於けるそれと同様のもの
で構わない。ただし本発明の場合はその賃走距離データ
を警告表示発生手段104に対しても送出していること
が異なる。
【0039】賃走料金演算手段102は、賃走距離演算
手段101から伝送されてきた賃走距離データに基づい
て、料金制に則して予め定められた比率に従って、賃走
料金を演算する。そしてその演算結果の値を、賃走料金
表示手段103の数値201a,b,c…に表示させ
る。この賃走距離演算手段101が実行する賃走料金値
の演算機能それ自体についても、従来のタクシーメータ
に於けるそれと同様のもので構わない。
【0040】そして警告表示発生手段104は、予め定
めてあった賃走距離(例えば本実施形態では 184m, 2
14m…)ごとに対応したIDPカウント数と、前記の賃
走距離演算手段101から伝送されて来たIDPのカウ
ント数とを比較して、そのカウント数に対応した指標2
02を発生する。つまり指標202を賃走料金表示手段
103に表示するための表示用データを、その時点での
IDPのカウント数に基づいて発生し、それを賃走料金
表示手段103に送出する(警告表示発生手段104の
動作の詳細は後述する)。
【0041】そして賃走料金表示手段103は、前記の
表示用データを受けると、その表示用データに基づいて
じ後上がりを警告するための指標202を、次回に書き
換えられる予定の桁の数値201a,c,d,eの上部
一か所ずつに表示する。図2に示す一例の場合には、現
示料金が9940円であり1単位のじ後料金が80円の場合を
示しているので、次回に書き換えられる予定の桁の数値
201a,c,d,eの上部一か所ずつに表示すること
になる。
【0042】この賃走料金表示手段103としては、本
実施形態においてはカラー液晶表示装置を用いた。この
賃走料金表示手段103の具体的な表示装置の種類とし
ては液晶表示装置が好ましく、さらに好ましくはカラー
液晶表示装置のような、表示画像の色も変化可能で様々
な形状および色の画像を自由に表示可能であって、しか
もタクシーメータに搭載可能な薄型・低消費電力な表示
装置が、特に好適である。しかしこれのみには限定され
ないことは言うまでもない。この他にも例えば、矩形の
表示パターン状に形成されたLED素子や、表示部内に
指標202の矩形の表示パターンが配設された蛍光表示
管などを用いることもできる。
【0043】こうして、前記の警告表示発生手段104
によって発生された表示用データに基づいて、賃走料金
表示手段103に指標202が表示される。指標202
は、図2に示すように、本実施形態においては横長な矩
形のセグメント202−1,202−2,202−3が
この順に 1個ずつ合計 3個まで縦積みの形状に表示され
て行くものとした。そしてセグメント202−1は青色
に、セグメント202−2は黄色に、セグメント202
−3は赤色に、それぞれ着色されている。
【0044】また、指標202の終端部204は賃走料
金表示手段103の表示画面の周縁部分に相当(到達)
している。その表示画面の周縁部分から外側つまりタク
シーメータの筐体(ボディ)301の色は黒色系に、ま
た賃走料金表示手段103の表示画面の地色は常に薄青
色等の明色系に着色されているので、それらの境界線つ
まり前記の表示画面の周縁部分が常に明確に視認可能と
なっている。従って、その表示画面の周縁部分つまり前
記の指標202の終端部204は、常に明確に認知可能
に示されている。よって指標202の縦方向の全体的な
大きさは、そのセグメント202−2や202−3が消
灯しているときでも明確に直観的に認識可能となってい
る。
【0045】次に、本発明に係るタクシーメータの動作
の概要を、特に警告表示発生手段104の作動プロセス
を中心に述べる。タクシー車両が空車で走行中(s1)
に賃走タリフボタン(図示省略)が押下され賃走タリフ
モードが選択されるとタクシーメータ100の走行距離
演算手段101内で賃走タリフモードに切り替わり、賃
走を開始する(s2のY)。しかし賃走タリフボタンが
押下されなければ賃走は開始されず空車走行を続ける
(s2のN)。
【0046】そして賃走が開始されると(s2のY)、
賃走料金演算手段102は賃走料金表示手段103に基
本料金(Yb)を表示する(s3)。即ち、賃走料金演
算手段102は基本料金の数値(Yb)を、賃走料金表
示手段103の該当する桁の数値201a,b,c,
d,eごとにそれぞれ表示する。本実施形態では、基本
料金(Yb)が 660円の場合についてを一例として述べ
た。即ち、本実施形態の場合では、s3において数値2
01cには 6、数値201aには 6、数値201b,
d,eには 0が表示される。
【0047】賃走が開始されると、走行距離演算手段1
01はタクシー車両の賃走距離に対応した賃走距離デー
タの演算を開始する。このとき走行距離演算手段101
は演算パルスのカウント数Pcを初期値 0にセットして
から(s4)、そのカウントを開始〜継続する(s
5)。また賃走料金演算手段102は、賃走距離データ
であるIDPの値をまず初期値の2000にセットする(s
4)。
【0048】そして演算パルスのカウント数の増加量Δ
Pcが 1mの走行に対応したカウント数Px以上に増加
するまでは(s6のN)、前記のカウント(s5)を継
続する。そして前記のカウント数の増加量ΔPcが前記
の 1mに対応したカウント数Pxを超過すると(s6の
Y)、その時点でタクシー車両が 1m走行経過したもの
と判定し前記のIDPの初期値2000から値を 1ずつ減算
して行く(s7)。
【0049】こうして走行距離演算手段101内では、
賃走距離が増加するにつれてIDPの値を初期値2000か
ら漸次 1ずつ減少させて行くような演算を実行する。こ
れはIDPの値が 0になるまで継続される(s9の
N)。そしてIDP= 0になると(s9のY)、前記の
基本距離を経過したものとして、賃走料金演算手段10
2は前記の基本料金Ybに1単位のじ後料金Yrを加算
し(s10)、これを前記のYbから新たな賃走料金Y
dとして書き換えて賃走料金表示手段103に表示する
(s11)。
【0050】しかしここで、IDPの値が初期値の2000
から前記の 0になるまでの間、つまりタクシー車両が賃
走を開始してから基本距離を過ぎるまでの間には、本発
明に係る指標202を表示するための指標サブルーチン
R1(s8)が主に警告表示発生手段104に於て実行
される。
【0051】即ち、前記のs7のようにしてタクシー車
両の賃走距離が増加するにつれてIDPが減算されて行
くと、図4(a)に示すように、IDPはやがて90以下
になる(s12のY)。つまり賃走距離が1910mにまで
達すると、次に書き換えが必ず予定される1単位のじ後
料金の金額の桁に相当する第2桁の数値201a上のセ
グメント202−1とその1桁上の第3桁の数値201
c上のセグメント202−1とを、警告表示発生手段1
04は賃走料金表示手段103に表示させる(s1
3)。つまりそのようなセグメント202−1を表示す
るための表示用データを警告表示発生手段104が発生
して賃走料金表示手段103に送出し、賃走料金表示手
段103はそのセグメント202−1を表示する。
【0052】本実施形態の場合には、基本料金Ybが 6
60円、1単位のじ後料金Yrが80円の場合の一例につい
てを例示しているので、料金表示Ydとして基本料金 6
60円の次に書き換えられる数値はYb+Yr= 740円と
なる。従ってこのとき指標202を表示されるべき数値
201としては、上記のように第2桁の数値201a上
のセグメント202−1とその1桁上の第3桁の数値2
01cとが該当することになる。ただしYbやYrはこ
の他にも種々の場合があるので、書き換えられる桁は上
記のみには限定されないことは言うまでもない。例えば
基本料金Ybが610円、1単位のじ後料金Yrが70円の
場合などには、s10〜s11においてYdで書き換え
られるのは第2桁の数値201aのみであるから、この
ような場合には第2桁の数値201aの上のみに指標2
02を表示すればよい。
【0053】続いて賃走を継続するにつれてIDPがさ
らに減算されて60以下になると(s14のY)、前記の
第2桁の数値201a上のセグメント202−2と第3
桁の数値201c上のセグメント202−2とを、警告
表示発生手段104が賃走料金表示手段103に表示さ
せる(s15)。
【0054】そしてさらに賃走を継続するにつれてID
Pがさらに減算されて、30以下になると(s16の
Y)、前記の第2桁の数値201a上のセグメント20
2−3と第3桁の数値201c上のセグメント202−
3とを、警告表示発生手段104が賃走料金表示手段1
03に表示させる(s17)。
【0055】このようにして、賃走が開始されてからま
ず基本料金Ybの書き換えが近付いて来ると、次に書き
換えられることが予定されている数値201aや数値2
01cの上に、賃走距離の増加につれて徐々に点灯個数
が増加して行くセグメント202−1,2,3、即ち指
標202が、警告表示発生手段104によって賃走料金
表示手段103上に表示される。
【0056】前記の如く基本距離を経過すると(s9の
Y)、その瞬間から賃走料金演算手段102はじ後料金
を加算していく料金演算モードに入ると共に、警告表示
発生手段104は前記の表示用データおよびその発生プ
ロセスをリセットして、賃走料金表示手段103に表示
していた全部の指標202を消灯し(s18)、それ以
降から開始されるじ後料金の書き換えに対応した指標を
表示するための表示用データの発生プロセス(s19
〜)に入る。
【0057】即ち、図3に示すように、賃走距離演算手
段101は、じ後距離データADPを初期値 274にセッ
トする(s19)。つまり本実施形態においては1単位
のじ後距離が 274mの場合について記述している。な
お、じ後距離の値はその時点での料金制に基づいて変化
するものであるから、この他の値を用いることも可能で
あることは言うまでもない。
【0058】続いて、賃走が継続されると、前記のs5
と同様にその賃走距離に対応して演算パルスの増加量Δ
Pcをカウントし(s20)、その値ΔPcが 1mに対
応したカウント数Pxを超過すると(s21のY)、そ
の時点でタクシー車両が 1m走行経過したものと判定し
前記のADPの初期値2000から値を 1ずつ減算して行く
(s22)。
【0059】こうして走行距離演算手段101内では、
賃走距離が増加するにつれてADPの値を初期値 274か
ら漸次 1ずつ減少させて行くような演算を実行する。こ
れはADPの値が 0になるまで継続される(s23の
N)。そしてADP= 0になると(s23のY)、前記
の1単位のじ後距離を経過したものとして、賃走料金演
算手段102は賃走料金表示手段賃走料金表示手段10
3に現示されている値Ydに1単位のじ後料金Yrを加
算し(s24)、これをそれまで現示されていた値Yd
から新たな賃走料金Ydとして書き換えて賃走料金表示
手段103に表示する(s25)。
【0060】しかしここで、ADPの値が初期値の 274
から前記の 0になるまでの間、つまり前回の料金表示を
書き換えてからそのタクシー車両が1単位のじ後距離を
経過して次に料金表示を書き換えるまでの間には、本発
明に係る指標202を表示するための指標サブルーチン
R2(s26)が、主に警告表示発生手段104に於て
実行される。
【0061】即ち、タクシー車両の賃走距離が増加する
につれて前記のs19〜s22のようにしてADPが減
算されて行き、図5に示すように、ADPはやがて90以
下になる(s27のY)と、つまりじ後距離の増加分が
184mにまで達すると、次に書き換えが必ず予定される
1単位のじ後料金の数値に相当する第2桁の数値201
a上のセグメント202−1をはじめとして(s2
8)、表示料金の桁が繰り上がるような場合には(s2
9のYおよびs31のYおよびs33のY)、その1桁
上の第3桁の数値201cあるいはさらに1桁上の第4
桁の数値201dのセグメント202−1あるいはさら
に1桁上の第5桁の数値201e上のセグメント202
−1を、警告表示発生手段104は賃走料金表示手段1
03に表示させる(s30,s32,s34)。つまり
そのようなセグメント202−1を表示するための表示
用データを警告表示発生手段104が発生して賃走料金
表示手段103に送出し、賃走料金表示手段103はそ
のセグメント202−1を表示する。
【0062】図2に示した一例の場合には、現示料金Y
dが9940円、1単位のじ後料金が80円の場合について示
しているので、現示料金Ydが次回書き換えられる際に
はYd= 10020円となり桁の繰り上がりが生じる。つま
り数値201a,c,d,eが書き換えられる予定とな
る。従ってこの場合には、指標202つまりセグメント
202−1,2,3は数値201a,c,d,eの上に
表示(点灯)されることになる。ただしここで、書き換
えられる桁は上記のみには限定されないことは言うまで
もない。例えば現示料金がYd=1700円の場合などに
は、次回に書き換えられて表示される値がYd=1780な
ので第2桁の数値201aのみ書き換えられるのだか
ら、このような場合には第2桁の数値201aの上のみ
に指標202を表示すればよい。
【0063】このような書き換えられる桁を警告表示発
生手段104が判別する際には、s29,s31,s3
3にそれぞれ示したような各しきい値(2,9,9)を
用いれば良い。即ち、料金がじ後上がりする際に必ず1
単位(本実施形態では80円)ずつ加算される桁(本実施
形態では第2桁)の数値201aにおいては、その数値
201aの値(これをAとする)がA≧2ならば、2+
8=10となるので1桁繰り上がることになる。従ってA
≧2が否かによってこの第2桁から次桁の第3桁に桁が
繰り上がってその数値201cが次回に書き換えられる
か否かを判別することができる(s29)。
【0064】そしてその第3桁よりも上の桁つまり第4
桁や第5桁の数値201d,eについては、前記のよう
な桁の繰り上がりによって書き換えられるのであるか
ら、それらの桁の1つ下の数値201c,dとして現示
されている値(これをそれぞれC,D,とする)が、そ
れぞれC≧9,D≧9であるか否かを警告表示発生手段
104が判別し、そうであった場合には(s31のY,
s33のY)、それに該当する桁の数値201d,eの
上に指標202を表示するか否かを決定し、その上部に
指標202を点灯することができる(s32,s3
4)。
【0065】なお、第2桁から第3桁への繰り上がりを
判別するためのしきい値(本実施形態の場合≧2つまり
しきい値=2)は、本実施形態の場合には1単位のじ後
料金が80円なので上記のようにA≧2としたが、1単位
のじ後料金が例えば60円の場合にはしきい値は4(つま
りA≧4)となる。このように、しきい値は1単位のじ
後料金に合わせて適宜変更されることは言うまでもな
い。
【0066】続いて賃走を継続するにつれADPがさら
に減算されて60以下になると(s35のY)、前記の1
個目のセグメント202−1の場合と同様の方法によ
り、各桁の数値201a,c,d,e上の各セグメント
202−2を、警告表示発生手段104が賃走料金表示
手段103に表示させる(s36〜s42)。
【0067】そしてさらに賃走を継続するにつれてAD
Pが30以下になると(s43のY)、前記の1個目およ
び2個目のセグメント202−2の場合と同様の方法に
よって、各桁の数値201a,c,d,eの上の各セグ
メント202−3を、警告表示発生手段104が賃走料
金表示手段103に表示させる(s44〜s50)。
【0068】このようにして、基本距離走行を経過した
後にじ後料金上がりが適用されるモードに入り、1つの
じ後距離の経過が終了に近付いて、賃走料金表示手段1
03に現示されていた料金の書き換えが近付いて来る
と、次に書き換えられることが予定されている数値20
1a、201c…等の上に、賃走距離の増加につれて徐
々に点灯個数が増加して行くセグメント202−1,
2,3即ち指標202が、警告表示発生手段104によ
って賃走料金表示手段103上に表示される。
【0069】そしてさらに賃走が継続され、やがてAD
Pの値が0になると(図3のs23)、前記したように
それまで賃走料金表示手段103の各数値201で表示
されていたYdが、1単位のYrを追加されて新たなY
dとして演算され書き換えられて(s24)、新たに賃
走料金表示手段103に表示される(s25)。そして
このとき前述したように警告表示発生手段104はリセ
ットされて指標202も全て消灯される(s18,s1
9)。
【0070】以上のような動作が1度の賃走中に継続さ
れる。そしてこれら一連のプロセスは、その各段階のプ
ロセスに対して割込可能な、図4(b)に示すような賃
走終了割込サブルーチンR3、即ち支払いタリフが選択
され(s57)、さらにその後で空車タリフが選択され
て(s58)、最終的な空車処理(s59)を施された
後に終了される。なお、このような賃走終了割込サブル
ーチンR3自体についても従来のものと同様なので、そ
の詳述は本説明においては省略する。
【0071】(実施形態2)上記第1の実施形態におい
ては、次回に書き換えが予定される全ての数値201の
上に指標201としてセグメント202−1,2,3を
表示する場合の一例を述べたが、この第2の実施形態に
おいては、毎回の書き換え時に必ず書き換えられる桁、
つまり第1の実施形態の場合で言えば第2桁の数値20
1aの上のみに指標202を表示する場合について述べ
る。
【0072】このタクシーメータの賃走料金表示手段1
03を含む前面の料金表示パネル部分は、図6に示すよ
うに形成されている。即ち、第2桁の数値201aの上
のみに指標202としてセグメント202−1,2,3
が、第1の実施形態と同様の順序で203−1〜203
−2〜203−3の順に点灯して行くように、103お
よび104が形成されている。このような指標202と
してのセグメント201−1,2,3の点灯順序、およ
びそれに対応する1単位のじ後距離内での経過距離(単
位はm)の関係を図7(a)に示す。
【0073】このように、指標202を表示する位置を
さらに絞り込んで、料金じ後上がりが生じる毎に必ず変
化する桁、つまりじ後上がりの単位料金の桁数(本実施
形態では第2桁)に相当する数値201aの表示に付随
してその上部に、そのじ後上がりを警告するための指標
202つまりセグメント202−1,2,3を表示する
ことによって、タクシー料金のじ後料金上りの警告を乗
客に対してさらに明確に直観的に知らせることができ
る。そしてその他の桁の数値201b,c,d,eの上
には指標202を表示しない。
【0074】なお、201aの他の桁でも必要であれ
ば、例えば現示料金の最高桁201eが変化する場合な
どに上記の第2桁の変化と共にその最高桁201eの上
にも指標202を表示するようにしてもよい。このよう
に指標202を数値201aに絞り込むことで、上記第
1の実施形態場合と同様あるいはそれ以上に目立つ表示
効果を得ることができる。
【0075】しかも、指標202を表示する警告表示発
生手段104を上記第1の実施形態の場合よりもさらに
簡易化することができるという効果をも得ることができ
る。つまり、第1の実施形態の動作プロセスに於ける、
s29…s34、s37…s42、s45…s50の各
プロセスは全て省略することができるので、警告表示発
生手段104の構造およびその作動プロセスを第1の実
施形態の場合よりもさらに飛躍的に簡易化できるという
利点が得られる。
【0076】(実施形態3)上記第1の実施形態および
第2の実施形態においてはいずれも、指標202は、セ
グメント202−1,202−2,202−3の3個が
下から上へと積み上げられるように順次点灯(表示)さ
れて行く場合についてを示したが、本発明に係る指標2
02としては、この他にも種々の有効な形態がある。そ
こで第3の実施形態においては、そのような指標202
の種々の有効な形態について示す。
【0077】まず、第1の実施形態および第2の実施形
態においてはいずれも、指標202は、セグメント20
2−1,202−2,202−3の3個が下から上へと
積み上げられるような順序で点灯される場合を示した
が、この他にも、図7(b)に示すように、指標202
はセグメント202−1,202−2,202−3,2
02−4の4個で形成されており、しかもこの順で上か
ら下へと点灯されて増えていくように表示することもで
きる。そして料金表示の数値201aに最も近いセグメ
ント202−4の概形は、他の矩形のセグメント202
−1,2,3とは異なり、下向きの三角形(つまり、あ
たかも数値201aを指示しているように直観的に理解
できる形)に形成されている。
【0078】このように指標202のセグメントの形状
および点灯順序を形成することによって、じ後料金の書
き換えが近付くにつれて指標のセグメント202−1,
2,3,4が漸次にその書き換えられる予定の数値20
2aを目指して近付いて行くように表示することができ
るので、じ後料金の書き換えいたことをさらに明確に認
識可能に表示することができる。
【0079】次に、指標202の形態についても、上記
各実施形態以外にも図8に示すような形態が有効であ
る。即ち、図8(a)に示すように、指標202はセグ
メント202−1,202−2,202−3…,202
−nの複数個(n個;nは5や10などの自然数)で形
成されており、この順で下から上へと次々に積み重ねら
れるように点灯するが、最後に表示されるセグメント2
02−nのさらに上の位置、つまり指標202の終端部
には、その位置を常に表示するセグメント202−zが
配置されている。
【0080】このようにセグメント202−1,202
−2…,202−nで形成される指標202の終端部の
位置を、セグメント202−zによって常に表示するこ
とにより、指標202が途中まで点灯しているとき(つ
まり202−nまでは点灯していないとき)でも、その
終端の位置を明示することができる。その結果、指標2
02の全体としての長さ(つまりセグメント202−1
から202−nまでの長さ)を、乗客は常に明確に認識
することができるので、料金じ後上がりが近付くその進
捗状況を、定量的にも一目瞭然に直観的に認識すること
ができる。
【0081】なお、上記のセグメント202−1…20
2−nとセグメント202−zとは、同じ色や形状に形
成(表示)してもよいが、例えばセグメント202−1
…202−nは赤色で表示し、セグメント202−zは
橙色で表示するというように、異なった色で表示しても
良い。また、その形状も、同図に示すようにセグメント
202−zを他のセグメントよりも異なる面積の外形に
形成しても良い。このように、じ後料金上がりを警告す
るためのセグメント202−1…202−nと、それら
指標202の終端部を常に表示するためのセグメント2
02−zとを、異なった色や形状に形成(表示)して、
それらが異なった意味を持つ表示であることをさらに明
確化することも有効である。
【0082】また、図8(b)に示すように、指標20
2の各セグメント202−1,202−2…202−
n,202−zを、上から下に向かって漸次にその横幅
が狭まって行くような形状に形成する。そして指標20
2の終端部に相当するセグメント202−zは常に点灯
する。このように指標202を形成しても有効である。
即ち、例えばセグメント202−1…202−nは順次
に点灯されていくが、その間はセグメント202−zは
常に点灯している。そして最後にこのセグメント202
−zが選択される順番になると、このセグメント202
−zは点滅を開始することで、じ後料金上がりが近付い
ていることを認識可能に表示することができる。
【0083】なお、セグメント202−zをその他のセ
グメント202−1…202−nとは異なった色に形成
しても良い。例えば、セグメント202−1…202−
nは赤色で、またセグメント202−zは橙色で、それ
ぞれ表示しても良い。また、図8(c)に示すように、
指標202の各セグメント202−1,202−2…2
02−n,202−zを、いずれも赤色で上向きの三角
形に形成し、かつ上記各場合とは異なりそれらを料金表
示の数値201aの上部ではなく右側脇に、その数値2
01aの高さ方向下端から上端までの間に配置する。そ
して指標202の終端部に相当するセグメント202−
zは常に点灯させる。その点灯順序および点灯方式は上
記の下から上へと点灯が増える場合と同様である。この
ように、指標202は数値201の上部ではなく横側
(本実施形態では右側)に配置しても良い。ただしこの
場合、指標202の表示が数値201の料金の金額とし
ての表示の視認性を損なうことの無いように配慮するこ
とが好ましい。例えば、指標202が数字の1と誤認さ
れるようなことがあると、料金表示としては不都合であ
る。そこでそのような不都合を避けるためには、例えば
数値201の表示色と指標202の表示色とを異なった
色にすれば良い。あるいはその形状を、数値201の形
状つまりこの数値201として表示される1〜9までの
形状とは明らかに異なって見えるような形状にすれば良
い。あるいは本実施形態の場合のように、数値201a
の右隣りは第1桁目の数値201bで、通常は殆ど変化
すること無く数字0が表示されているのであるから、数
値201aの右脇部分が1のような数字に誤認される確
率は低い。そこでそのような位置に指標202配置して
も良い。
【0084】あるいは、上記のような数値201の上部
や側部以外にも、数値201の下部に指標202を表示
しても良い。このように、指標202としては上述の如
く種々の形態を有効に用いることができる。
【0085】また、上記各実施形態にさらに加えて、指
標202を点滅させても良い。これにより指標202を
さらに目立たせることができるので好ましい。なお、上
記各実施形態はいずれも、説明の簡潔化のために賃走タ
リフモードが選択されている場合についてを述べたが、
この他にも例えば高速タリフモードや割増タリフモード
などが選択されているときの賃走の場合にも、本発明の
上記のような指標202を表示する技術を適用可能であ
ることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、タクシー料金のじ後料金上りの警告を乗
客に対して直観的に認知可能に表示するタクシーメータ
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態のタクシーメータ
の構成の概要を示す図である。
【図2】本発明に係る第1の実施形態のタクシーメータ
の料金表示パネル部分、つまり賃走料金表示手段103
およびその周囲の概要を示す図である。
【図3】本発明に係るタクシーメータの動作の主要なプ
ロセス、特にそのじ後料金上がりの警告のための指標を
発生させ、それを表示するプロセスを中心として示す、
概要フローチャートである。
【図4】本発明に係るタクシーメータの動作の主要なプ
ロセス、特にそのじ後料金上がりの警告のための指標を
発生させ、それを表示するプロセスを中心として示す、
概要フローチャートである。
【図5】本発明に係るタクシーメータの動作の主要なプ
ロセス、特にそのじ後料金上がりの警告のための指標を
発生させ、それを表示するプロセスを中心として示す、
概要フローチャートである。
【図6】第2の実施形態のタクシーメータの賃走料金表
示手段103を含む前面の料金表示パネル部分を示す図
である。
【図7】セグメント201−1,2,3等の点灯順序、
及びそれらと単位距離内での経過距離(単位はm)との
関係を示す図である。
【図8】第3の実施形態として、指標202の各種バリ
エーションを例示する図である。
【図9】従来提案されたタクシーメータに関する技術を
例示する図である。
【符号の説明】
100…タクシーメータ、101…賃走距離演算手段、
102…賃走料金演算手段、103…賃走料金表示手
段、104…警告表示発生手段、201…料金表示の数
値、202…指標

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タクシー車両が賃走を開始すると該タク
    シー車両の賃走距離データを演算する賃走距離演算手段
    と、前記タクシー車両の賃走距離データが予め定められ
    た単位距離に対応する数値ずつ増加する毎に、該単位距
    離に対応した単位料金の数値ずつを段階的に基本料金に
    加算して賃走料金データを演算する賃走料金演算手段
    と、前記賃走料金データに前記単位料金の数値を加算さ
    れる毎に、表示内容を前記数値が加算された賃走料金デ
    ータに対応した料金数値に書き換えて、該書き換えた料
    金数値を次回の書き換えまで継続して表示する賃走料金
    表示手段とを有するタクシーメータにおいて、 前記料金数値の書き換えが近付いたことを警告する指標
    を、前記料金数値の複数の桁のうち書き換えられる予定
    の桁の数値の表示領域の上部及び下部及び左側及び右側
    のうち少なくともいずれか一か所に表示する警告表示発
    生手段を具備することを特徴とするタクシーメータ。
  2. 【請求項2】 タクシー車両が賃走を開始すると該タク
    シー車両の賃走距離データを演算する賃走距離演算手段
    と、前記タクシー車両の賃走距離データが予め定められ
    た単位距離に対応する数値ずつ増加する毎に、該単位距
    離に対応した単位料金の数値ずつを段階的に基本料金に
    加算して賃走料金データを演算する賃走料金演算手段
    と、前記賃走料金データに前記単位料金の数値を加算さ
    れる毎に、表示内容を前記数値が加算された賃走料金デ
    ータに対応した料金数値に書き換えて、該書き換えた料
    金数値を次回の書き換えまで継続して表示する賃走料金
    表示手段とを有するタクシーメータにおいて、 前記料金数値の書き換えが近付いたことを警告する指標
    を、前記料金数値の複数の桁のうち少なくとも前記単位
    料金の桁数に相当する桁の数値の表示領域の、上部及び
    下部及び左側及び右側のうち少なくともいずれか一方
    に、表示する警告表示発生手段を具備することを特徴と
    するタクシーメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のタクシーメータに
    おいて、 前記警告表示発生手段は、前記指標として前記料金数値
    の書き換えが近付くにつれて個数又は量が増加する指標
    を表示する警告表示発生手段であることを特徴とするタ
    クシーメータ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のタクシーメータに
    おいて、 前記警告表示発生手段は、前記単位距離の途中から前記
    警告の表示を開始する警告表示発生手段であることを特
    徴とするタクシーメータ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のタクシーメータに
    おいて、 前記警告表示発生手段は、前記料金数値の書き換えが近
    付くにつれて前記指標の表示の色を変化させて表示する
    警告表示発生手段であることを特徴とするタクシーメー
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載のタクシーメータに
    おいて、 前記警告表示発生手段は、前記料金数値の書き換えが近
    付くにつれて個数が増加又は個数が増加すると共に面積
    が変化していく複数個のセグメントを前記指標として表
    示し、前記セグメントのうち少なくとも終端のセグメン
    ト又は前記セグメントの終端部は継続的に表示する警告
    表示発生手段であることを特徴とするタクシーメータ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載のタクシーメータに
    おいて、 前記警告表示発生手段は、前記指標の少なくとも一部分
    を点滅して表示する警告表示発生手段であることを特徴
    とするタクシーメータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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