JPH1144395A - 重量物用フレーム - Google Patents

重量物用フレーム

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JPH1144395A
JPH1144395A JP9201216A JP20121697A JPH1144395A JP H1144395 A JPH1144395 A JP H1144395A JP 9201216 A JP9201216 A JP 9201216A JP 20121697 A JP20121697 A JP 20121697A JP H1144395 A JPH1144395 A JP H1144395A
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陽三 長谷川
Yasuyuki Mizutani
泰之 水谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】重量物用フレームの輸送時のスペースファクタ
ーを改善して輸送コストを下げ、重量物用フレームが大
型化しても加工のコストアップを改善する重量物用フレ
ームを提供する。 【解決手段】一本の中空の金属材料から形成された側面
L字状で平面コ字状のフレーム部材1と、前記フレーム
部材1の開放端側に架橋されフレーム部材1に固着され
た平板状の底板2と、前記底板2に固定される剛体の重
量物20と、から構成され、前記フレーム部材1の開放
端側の一方の先端に前記中空に嵌合する接続部1aを形
成して接続部1aを互いのフレーム部材1の前記中空に
差し込んで2個のフレーム部材1を結合し、前記底板に
形成した取付け孔2aに重量物20を取付けネジ3で固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンポンプや
エンジン発電機等の重量物に取り付けるフレームに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンポンプやエンジン発電機等の重
量物を搬送したり、据え付けする場合は、その重量や形
状のため、直接手で取り扱うのが困難なので、図5に示
すような専用の重量物用フレームに固定される。この重
量物用フレームは、金属製のパイプ材や角材を重量物2
0の寸法に合わせて折り曲げられた一体のフレーム部材
11と、このフレーム部材11に溶接等で固着された取
付け板12から構成されており、この取付け板12には
本体20の取付け寸法に合わせた取付け孔12aが形成
されており、この取付け孔12aに取付けネジ13等に
よって重量物20を固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
重量物用フレームにおいては、重量物用フレームを製造
する工場と、エンジンポンプやエンジン発電機等の重量
物を製造する工場と、その形態からして別工場で製造さ
れるのが普通であり、そのため重量物用フレームは、重
量物用フレームの製造工場からエンジンポンプやエンジ
ン発電機等の重量物製造工場へ搬送する必要があった。
この重量物用フレームは、その形状から重量物20を載
せてなくとも、載せた状態と同様のスペースを必要とす
るので、フレームが大きくなればなるほど大きなスペー
スを必要し、輸送コストがかかるという問題があった。
また、フレーム部材11が一本の金属材料により一体に
形成されているので、重量物20が長大になるとフレー
ム部材11も当然大きくなり、そのフレーム部材11を
加工するベンダーやプレス等の加工機械も大形のものを
用意しなければならず、重量物用フレームの加工コスト
が高くなるという問題もあった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みなさ
れたもので、重量物用フレームの輸送時のスペースファ
クターを改善して輸送コストを下げ、フレームの大型化
に伴う加工のコストアップを改善する重量物用フレーム
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明は、一本の中空の金属材料から形成された側
面L字状で平面コ字状のフレーム部材と、前記フレーム
部材の開放端側に架橋されフレーム部材に固着された平
板状の底板と、前記底板に固定される剛体の重量物と、
から構成され、前記フレーム部材の開放端側の一方の先
端に前記中空に嵌合する接続部を形成して前記接続部を
互いのフレーム部材の前記中空に差し込んで2個のフレ
ーム部材を結合し、前記底板に形成した取付け孔に重量
物を取付けネジで固定する構造としたものである。ま
た、前記底板とフレーム部材の固着はネジ止めによるこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る重量物用フレ
ームの実施の形態について、添付する図に基づいて説明
を行う。図1は、本発明の重量物用フレームの分解斜視
図、図2は、図1の重量物用フレームのフレーム部材を
積層した状態の側面図、図3は、図1の重量物用フレー
ムの組立手順を示す模式図、図4は、図1の重量物用フ
レームのフレーム部材と底板の取り付けを示す要部拡大
図である。なお、従来例と同一の部品には同一の符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0007】図1に示すように、本発明の重量物用フレ
ームAにおけるフレーム部材1は、鉄やステンレス等の
一本の中空の金属材料にベンダーやプレス等の加工機械
を使用して、側面はL字状に、平面はコ字状に曲げ加工
が施されたもので、このフレーム部材1の両側の開放端
のうち一方の開放端には絞り加工やプレス加工を施し
て、外径をフレーム部材1の中空部分と嵌合する寸法に
細めた接続部1aを形成している。また、フレーム部材
1の開放端側には平板状の底板2が架橋され、溶接でフ
レーム1に固着されている。この底板2は重量物20を
重量物用フレームAに固定するためのものであり、重量
物20を取付けネジ3で固定するための取付け孔2aが
形成されている。
【0008】このように形成された重量物用フレームA
は、まず、フレーム部材1の加工工場より組立工場に搬
送されるが、この場合は、図2に示すように、フレーム
部材1を積み重ねると、フレーム部材1を収納するスペ
ースが大幅に削減されるので、一度に大量のフレーム部
材1を運ぶことができ、輸送にかかるコストを大幅に削
減できるものである。
【0009】このようにして組み立て工場に搬送された
フレーム部材1を使用して重量物用フレームAを組み立
てる手順を説明する。まず、最初に図3(a)に示すよ
うに、2つのフレーム部材1を用意して向き合わせる。
次いで、図3(b)に示すように、フレーム部材1の先
端の接続部1aを、それぞれ相手側のフレーム部材1の
中空部分に差し込んで、フレーム部材1同士を接続す
る。この段階では2つのフレーム部材1は仮止めの状態
であり、フレーム部材1同士は強固に固定されておら
ず、お互いのフレーム部材1を外側に引っ張ると分離可
能となっている。次いで、図3(c)に示すように、底
板2に重量物20を載せて、重量物20の取付けネジ孔
20aと底板2の取付け孔2aとを合わせ、取付けネジ
3で固定すると重量物用フレームAが完成する。
【0010】このように構成された重量物用フレームA
は、それぞれのフレーム部材1が剛体であるエンジンポ
ンプやエンジン発電機等の重量物20に強固に取付けら
れるので、この重量物20が結合部材となり、フレーム
部材1同士を強固に接続するため、フレーム部材1は外
側に引っ張られても抜けることはなくなる。この状態で
重量物用フレームAは目的の場所に搬送される。この場
合の重量物用フレームAは、重量物20のキャリヤーと
しての機能を果しており、重量物20を持ち上げたり、
移動したりする際に重量物20の取扱が楽になるので、
作業効率が向上するものである。また、この重量物用フ
レームAは、重量物20を目的の場所に搬送したり、或
いは実際に使用される場合に重量物20のガードにもな
り、外界からの様々な外力から重量物20を保護する機
能も果している。
【0011】次に、図4に示す底板4はフレーム部材1
との固着を固着ネジ5でネジ止めとしたもので、この底
板4の位置を自由に変えられるようにしてある。この底
板4は、重量物20が変わると、重量物20の取付けネ
ジ孔20aの位置も変わってくるので、この取付けネジ
孔20aの位置に合わせて、底板4の位置を変えて重量
物20を固定できるようにしたものである。この位置可
変の底板4により、フレーム部材1のサイズを変えない
で、様々な重量物に対応できるので、重量物用フレーム
Aの用途が広くなるものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、一本の
中空の金属材料から形成された側面L字状で平面コ字状
のフレーム部材と、前記フレーム部材の開放端側に架橋
されフレーム部材に固着された平板状の底板と、前記底
板に固定される剛体の重量物と、から構成され、前記フ
レーム部材の開放端側の一方の先端に前記中空に嵌合す
る接続部を形成して前記接続部を互いのフレーム部材の
前記中空に差し込んで2個のフレーム部材を結合し、前
記底板に形成した取付け孔に重量物を取付けネジで固定
することにより、重量物に取り付けた場合は強固な搬送
用架台となり、重量物用フレームのみを搬送する場合
は、積層して搬送できるので、輸送時のスペースファク
ターを改善して輸送コストを下げることができるという
優れた効果を奏する。また、重量物用フレームのフレー
ム部材を加工する場合は、従来の重量物用フレームの略
半分のサイズのフレーム部材の加工で済むので、重量物
用フレームが大型化しても加工機械は大型する必要がな
く、加工コストの改善が図れる。また、底板とフレーム
部材の固着はネジ止めとしたことにより、底板の位置を
変更できるので、フレーム部材の寸法を変えることなし
に、様々な大きさの重量物に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量物用フレームの分解斜視図で
ある。
【図2】図1の重量物用フレームのフレーム部材を積層
した状態の側面図である。手順を示す模式図である。
【図3】図1の重量物用フレームの組み立て手順を示す
模式図である。
【図4】図1の重量物用フレームのフレーム部材と底板
の取付けを示す要部拡大図である。
【図5】従来の重量物用フレームを示す側面図である。
【符号の説明】
A 重量物用フレーム 1 フレーム部材 1a 接続部 2 底板 2a 取付け孔 3 取付けネジ 4 底板 5 固着ネジ 20 重量物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の中空の金属材料から形成された側
    面L字状で平面コ字状のフレーム部材と、 前記フレーム部材の開放端側に架橋されフレーム部材に
    固着された平板状の底板と、 前記底板に固定される剛体の重量物と、から構成され、 前記フレーム部材の開放端側の一方の先端に前記中空に
    嵌合する接続部を形成して前記接続部を互いのフレーム
    部材の前記中空に差し込んで2個のフレーム部材を結合
    し、 前記底板に形成した取付け孔に重量物を取付けネジで固
    定する構造であることを特徴とする重量物用フレーム。
  2. 【請求項2】 前記底板とフレーム部材の固着はネジ止
    めによることを特徴とする請求項1記載の重量物用フレ
    ーム。
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