JPH0858482A - 天井材の取付治具と天井材の取付方法 - Google Patents

天井材の取付治具と天井材の取付方法

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JPH0858482A
JPH0858482A JP6196776A JP19677694A JPH0858482A JP H0858482 A JPH0858482 A JP H0858482A JP 6196776 A JP6196776 A JP 6196776A JP 19677694 A JP19677694 A JP 19677694A JP H0858482 A JPH0858482 A JP H0858482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling material
mounting
ceiling
roof panel
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6196776A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Kondo
高可 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP6196776A priority Critical patent/JPH0858482A/ja
Publication of JPH0858482A publication Critical patent/JPH0858482A/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運搬組付け時に、天井材の破損を防止する取
付治具を得る。 【構成】 天井材14をルーフパネル22の車内側へ組
付ける際、ボード12で天井材14の下面を支持する。
このため、天井材14が自重で撓んで折れ曲がり破損す
ることがない。また、ボード12と天井材14は取付孔
16、18へ挿入されるクリップ20で結合されるの
で、運搬中に天井材14がズレることがない。さらに、
クリップ20の脚部を長くすれば、ルーフパネル22に
設けられた取付孔24、26へ挿入可能となり、天井材
14を仮止めすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ルーフパネルの車内側へ天井材を
取付ける際に使用される天井材の取付治具及び天井材の
取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、ルーフパネルの車内
側へ取付けられる天井材14は、軽量化等のニーズに対
応するために、必要最小限の剛性が付与されているだけ
であるため、運搬し組付ける際、把持した所から撓んで
折れ曲がり破損する恐れがある。このような傾向は、エ
アーの吹出し口や、種々の取付孔が形成された天井材に
顕著である。
【0003】一方、この天井材14は、一旦ルーフパネ
ルへ取付けられれば、その機能を十分に発揮できる強度
を持っており、運搬のために強度を向上させることは経
済的でなく、また、重量が増して軽量化の妨げになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、運搬組付け時に、天井材の破損を防止する取付治
具と、この取付治具を用いた天井材の取付方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の取付治
具は、ルーフパネルの車内側へ組付けられる天井材の取
付治具において、前記天井材の下面を支持する板体と、
前記板体と前記天井材とを結合する結合手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の取付治具は、前記結合手
段が、前記板体の端部に形成され前記天井材の端部へ係
合されるフックで構成されたことを特徴としている。
【0007】請求項3に記載の取付治具は、前記結合手
段が、前記板体の板面から突設され前記天井材に穿設さ
れた取付孔へ挿入される挿入部材で構成されたことを特
徴としている。
【0008】請求項4に記載の天井材の取付方法は、天
井材の下面を支持する板体と、前記板体と前記天井材と
を結合する結合手段と、で構成された天井材の取付治具
を前記天井材に装着した状態で、ルーフパネルの車内側
へ運搬し、天井材を組付けた後、取付治具を取り外すこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の天井材の取付治具では、天井
材をルーフパネルの車内側へ組付ける際、板体で天井材
の下面を支持する。このため、天井材が自重で撓んで折
れ曲がり破損することがない。また、板体と天井材は結
合手段で結合されているので、運搬中に天井材がズレる
ことがない。
【0010】請求項2に記載の天井材の取付治具では、
板体の端部にフックが形成され、このフックに天井材の
端部が係合されている。このため、天井材の端部がボデ
イ等に衝突して欠損することを防止することができる。
【0011】請求項3に記載の天井材の取付治具では、
天井材に穿設された取付孔へ板体の板面から突設された
挿入部材が挿入されている。すなわち、サンバイザーの
取付孔、アシストグリップの取付孔等のように、天井材
に予め穿設された取付孔を利用することで、板体と天井
材を簡単に結合させることができる。また、挿入部材の
脚部を長くすれば、ボデイに設けられた取付孔へ挿入可
能となり、天井材を仮止めすることもできる。
【0012】請求項4に記載の天井材の取付方法では、
先ず、板体で天井材の下面を支持し、結合手段で板体と
天井材とを結合する。この板体で天井材を支えるように
して、ルーフパネルの車内側へ運搬し、天井材を組付け
た後、取付治具を取り外す。
【0013】これによって、運搬時に天井材が自重で撓
んで折れ曲がり破損することがない。また、天井材を補
強する板体は結合手段で結合されているので、運搬中に
天井材がズレ落ちることがない。さらに、天井材を補強
をする必要がないので、天井材の軽量化が図れる。
【0014】
【実施例】図1及び図2には、本実施例に係る取付治具
10が示されている。この取付治具10は、両面にスキ
ン層が形成された発泡ポリスチレン製のボード12を備
えている。このボード12は、剛性が大きくかつ軽量で
繰り返し使用できる耐久性を具備し、板状の天井材14
の幅方向の端部を長手方向に沿って支持するように長板
状とされている。また、ボード12の端部は、天井材1
4の端部に密着するように、反りが加えられ、ガタ付か
ないようになっている。
【0015】一方、天井材14には、アシストグリップ
用の取付孔16、サンバイザ用の取付孔18が形成され
ている。この取付孔16、18には、天井材14をボー
ド12で支持したとき、ボード12から立設するクリッ
プ20が挿入されるようになっている。このクリップ2
0によって、ボード12と天井材14が滑らないように
結合される。
【0016】また、クリップ20の脚長は、取付孔1
6、18と対応してルーフパネル22に形成された取付
孔24、26へ挿入可能な長さとされている。
【0017】さらに、ボード12の幅方向の端部には、
天井材14の端部と係合可能なフック28が形成されて
おり、天井材14の端部の欠損を防止すると共に、作業
員が運搬するときの把持部となっている(図2参照)。
【0018】次に、本実施例に係る取付治具10の取扱
い方法を説明する。先ず、天井材14の幅方向の両端
へ、ボード12を押し当てながら、クリップ20を取付
孔16、18へ挿入して、天井材14とボード12が外
れないように連結する。
【0019】次に、ボード12を下にして、天井材14
をボード12で支えるようにして、運搬する。このた
め、天井材14は、自重で折れ曲がって破損するような
ことがなくなる。
【0020】ここで、ボード12に支えられた状態で天
井材14をルーフパネル22へ押し当て、天井材14か
ら突出したクリップ20をサンバイザーの取付孔18
へ、次に、リアアシストグリップの取付孔16へ挿入し
て、天井材14をルーフパネル22に仮止めする。
【0021】次に、天井材14に形成された他の取付孔
30へボルト等を挿入してルーフパネル22へ固定す
る。ここで、ボード12を取り外して、残りの取付孔へ
ボルトを挿入して本締めする。
【0022】このように、天井材14は取付治具10で
補強され、同時に正確に位置決めされてルーフパネル2
2に組付けられるので、作業を迅速に進めることができ
る。
【0023】なお、上記実施例では、ボード12を天井
材14の幅方向の両端に配置するようにしたが、図3に
示すように、矩形枠状の取付治具32として天井材14
の周囲を支持するようにしてもよく、また、図4に示す
ように、H形状の取付治具34として、天井材14の幅
方向の両端及び中央部を支持するようにしてもよい。
【0024】また、天井材14をルーフパネル22に仮
止めするクリップとしては、その脚部が拡縮可能となる
ように、樹脂材で薄肉に成形してもよく、また、拡縮用
のスリットを脚部に設けた金属製のクリップでもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、運搬組付
け時に、天井材が破損することを防止でき、天井材をル
ーフパネルに仮止めすることができる。天井材の軽量化
が実現でき、その分車両の重量も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る取付治具と天井材及びルーフパ
ネルの関係を示した斜視図である。
【図2】本実施例に係る取付治具で天井材を支えた状態
を示した断面図である。
【図3】変形例に係る取付治具と天井材及びルーフパネ
ルの関係を示した斜視図である。
【図4】変形例に係る取付治具と天井材及びルーフパネ
ルの関係を示した斜視図である。
【図5】天井材をそのまま手で支えた状態を示した断面
図である。
【符号の説明】
10 取付治具 12 板体(ボード) 20 クリップ(挿入部材) 28 フック(結合手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルの車内側へ組付けられる天
    井材の取付治具において、 前記天井材の下面を支持する板体と、前記板体と前記天
    井材とを結合する結合手段と、を有することを特徴とす
    る天井材の取付治具。
  2. 【請求項2】 前記結合手段が、前記板体の端部に形成
    され前記天井材の端部へ係合されるフックで構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の天井材の取付治具。
  3. 【請求項3】 前記結合手段が、前記板体の板面から突
    設され前記天井材に穿設された取付孔へ挿入される挿入
    部材で構成されたことを特徴とする請求項1に記載の天
    井材の取付治具。
  4. 【請求項4】 天井材の下面を支持する板体と、前記板
    体と前記天井材とを結合する結合手段と、で構成された
    天井材の取付治具を前記天井材に装着した状態で、ルー
    フパネルの車内側へ運搬し、天井材を組付けた後、取付
    治具を取り外すことを特徴とする天井材の取付方法。
JP6196776A 1994-08-22 1994-08-22 天井材の取付治具と天井材の取付方法 Pending JPH0858482A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006205981A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Hayashi Telempu Co Ltd ルーフトリム仮留め構造、ルーフトリムに取り付けられる衝撃吸収リブ体、およびルーフトリムの取り付け方法
KR100772162B1 (ko) * 2006-04-28 2007-10-31 엔브이에이치코리아(주) 로봇을 이용한 자동차용 내장재 공급장치
JP2008284907A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hayashi Telempu Co Ltd 自動車天井内装材の補強構造および自動車天井内装材

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JP4511961B2 (ja) * 2005-01-31 2010-07-28 林テレンプ株式会社 ルーフトリム仮留め構造、およびルーフトリムに取り付けられる衝撃吸収リブ体
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