JP2522737Y2 - トラックの荷台構造 - Google Patents

トラックの荷台構造

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JP2522737Y2
JP2522737Y2 JP13035790U JP13035790U JP2522737Y2 JP 2522737 Y2 JP2522737 Y2 JP 2522737Y2 JP 13035790 U JP13035790 U JP 13035790U JP 13035790 U JP13035790 U JP 13035790U JP 2522737 Y2 JP2522737 Y2 JP 2522737Y2
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JP
Japan
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hook
rear gate
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attached
along
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JP13035790U
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JPH0486587U (ja
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慎治 渡辺
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラックの荷台構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に、トラックの荷台の後部には、第4図及び第9
図に示すように板状部材を折曲げて形成したリヤゲート
1が取付けられている。そして、このリヤゲート1に
は、第6図ないし第8図に示すように、ロープ等を係止
可能にフック2が取付けられており、例えば第5図に示
すように運搬する木材等の荷物を固定する等のために用
いられている。
ところで、フック2はリヤゲート1に形成した長手方
向に延びる凹部3に取付けて該フック2の下側に空間部
を形成することによりロープ等を容易に掛けられるよう
にしているが、ロープ等の締付けあるいは運搬に伴う揺
れなどによりフック2に大きな力が掛かることがあり、
このようなとき、該凹部3の下側の部分3aに応力が集中
し、これにより当該部が変形し易いという問題があっ
た。
なお、第10図及び第11図に示すようにリヤゲート1
に、長手方向に沿って複数個のリーンフォースメントメ
ンバ4を取付けてリヤゲート1の剛性を確保することに
より、上述の問題点の解決を図るようにしたものもあ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述したようにリヤゲートにリーンフ
ォースメントメンバを取付けたものでは、該リーンフォ
ースメントメンバの取付けによりトラックの重量が重く
なると共にコストアップになってしまい、リヤゲートの
剛性を確保する上で、必ずしも適切な解決策になってい
ないというのが実状であった。
本考案は、重量の増加を伴うことなくリヤゲートの剛
性を大きくできるトラックの荷台構造を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、荷台の後部
に、略板状のリヤゲートを取付け、該リヤゲートの上部
に、後方に向けて突出する凸部を長手方向に沿って形成
し、該凸部の下側に、該凸部に沿って長手方向に延びる
凹部を形成し、該凹部にフックを取付けたトラックにお
いて、前記フックの基端部に前記凹部に沿った形状の湾
曲した保持部を設けると共に、前記フックに前記凸部に
延びる突起部を設け、該突起部を前記凸部に固着したこ
とを特徴とする。
(作用) 本考案は、上記のように構成したので、フックが凹部
と凸部を橋渡すようにしてリヤゲートを支持しているの
で、その剛性を大きな値に設定することになり、該フッ
クが従来用いられていたリーンフォースメントメンバと
同様にリヤゲートの補強材として機能する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図に基い
て説明する。5はトラックで、このトラック5の荷台6
の後部には、略板状のリヤゲート7が取付けられてい
る。該リヤゲート7の上部には、トラック1の後方に向
けて突出する凸部8が長手方向に沿って形成されてい
る。この凸部8の下側には、該凸部8に沿って長手方向
に延びる凹部9が形成されている。この凹部9の凸部8
近傍には、フック本体10とフック本体10の基部に取付け
られて該フック本体10を支持する保持部11とからなるフ
ック12が取付けられている。保持部11は、凹部9に沿っ
た湾曲した板形状をなし、凹部9に重ねるようにして該
凹部9に固着されている。フック本体10は、軸状部材を
折返すように屈曲させた形状を成し、その先端部10aを
下側に向けて前記保持部11に支持されている。フック本
体10の中間部分は、前記先端部10aを下側に取付けたこ
とにより上側に突出形成されており、突起部10bを構成
している。この突起部10bはリヤゲート7の凸部8近傍
に延びており、該突起部10bと凸部8とは、アーク溶接
等により接合されている。
このように構成されたトラックでは、フック12が凹部
9と凸部8を橋渡すようにしてリヤゲート7を支持して
いるので、その剛性を大きな値に設定することになり、
このフック12が従来用いられていたリーンフォースメン
トメンバと同様にリヤゲート7の補強材として機能する
ことになる。これによりリーンフォースメントメンバの
取付を省略できて重量を軽減すると共に低廉化が図れる
ことになる。なお、この場合、凹部9に沿った形状の湾
曲した保持部11を該凹部9に重ね合わせてフック12を固
着しているので、ロープ等の締付けあるいは運搬に伴う
揺れなどによりフック12に大きな力が掛かったようなと
きにも、該凹部9に応力を集中させることがなくなり、
該凹部9が変形するようなことを防止できる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、フックが凹部と凸部
を橋渡すようにしてリヤゲートを支持しているので、リ
ヤゲートの剛性を大きくできる。さらに、フックが、従
来用いられていたリーンフォースメントメンバと同様に
補強材として機能することになり、これによりリーンフ
ォースメントメンバの取付を省略して重量を軽減できる
と共に低廉化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のフックを示す斜視図、第3図は本考案が適用される
トラックを示す斜視図、第4図は従来の一例を示す斜視
図、第5図はトラックの荷台への荷物の搭載例を示す側
面図、第6図は従来のリヤゲートの一例を示す斜視図、
第7図は第6図のA-A線矢視図、第8図は第7図のフッ
クを示す斜視図、第9図はリーンフォースメントメンバ
を取り付けないリヤゲートを示す断面図、第10図はリー
ンフォースメントメンバを取り付けたリヤゲートを示す
斜視図、第11図は第10図のB-B線矢視図である。 6……荷台 7……リヤゲート 8……凸部 9……凹部 10……フック本体 10b……突起部 11……保持部 12……フック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台の後部に、略板状のリヤゲートを取付
    け、該リヤゲートの上部に、後方に向けて突出する凸部
    を長手方向に沿って形成し、該凸部の下側に、該凸部に
    沿って長手方向に延びる凹部を形成し、該凹部にフック
    を取付けたトラックにおいて、前記フックの基端部に前
    記凹部に沿った形状の湾曲した保持部を設けると共に、
    前記フックに前記凸部に延びる突起部を設け、該突起部
    を前記凸部に固着したことを特徴とするトラックの荷台
    構造。
JP13035790U 1990-11-30 1990-11-30 トラックの荷台構造 Expired - Lifetime JP2522737Y2 (ja)

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JPH0486587U JPH0486587U (ja) 1992-07-28
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