JPH1143300A - 車輌の全高喚起装置 - Google Patents

車輌の全高喚起装置

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JPH1143300A
JPH1143300A JP9199926A JP19992697A JPH1143300A JP H1143300 A JPH1143300 A JP H1143300A JP 9199926 A JP9199926 A JP 9199926A JP 19992697 A JP19992697 A JP 19992697A JP H1143300 A JPH1143300 A JP H1143300A
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JP
Japan
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vehicle
voice
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driver
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Application number
JP9199926A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Horinouchi
良和 堀之内
Tetsuya Nakao
哲也 中尾
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運転者に全高が高いことを認識させ、全高が高
いことによる事故を防止することができる車輌の全高喚
起装置を提供する。 【解決手段】車輌の全高を喚起させるための車輌の全高
喚起装置であって、車輌の全高を喚起させる音声を発声
させる音声発声装置としてのICメモリ92を備えてい
る。前記車輌は、車輌本体の上面よりも高くなる高所作
業装置などの作業装置が搭載された作業装置搭載車輌で
ある。前記ICメモリ92は、運転スイッチをOFF位
置からアクセサリー位置側に切り換えた際に音声を発声
する。前記ICメモリ92には、このICメモリ92か
ら発声する音声を停止させる停止スイッチ93が設けら
れ、当該停止スイッチ93の操作により音声が停止する
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌の全高を喚起
させる全高喚起装置に関し、特に、高所作業装置やクレ
ーン装置等の作業装置を搭載した作業装置搭載車輌に有
効な技術である。
【0002】
【従来の技術】従来、1ボックスタイプのバン型車輌
や、高所作業車輌など、全高が高い車輌を運転する場合
には、運転者は全高が高いことを自ら認識した上で運転
する必要があり、これを怠ると、例えば高架下を通過す
る際に車輌の上部と高架との衝突などの事故を招くこと
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は運転者が自発的に認識するしかなく、うっかりしてい
ると全高が高いことを認識せずにそのまま運転席に乗り
込んで運転してしまい、上述した事故を招くという問題
があった。特に、1ボックスタイプのバン型車輌の上部
に高所作業装置を搭載した高所作業車輌などでは、運転
席の雰囲気が普通車輌と略同様であることから、運転者
が運転席に乗り込んでも全高が高いことを認識しないで
そのまま運転してしまう虞が高く、上述した事故を招く
危険が大きい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
車輌の全高喚起装置は、車輌の全高を喚起させるための
車輌の全高喚起装置であって、車輌の全高を喚起させる
音声を発声させる音声発声装置を備えたものである。本
発明の請求項2記載の車輌の全高喚起装置は、前記車輌
が、車輌本体の上面よりも高くなる作業装置が搭載され
た作業装置搭載車輌である。
【0005】本発明の請求項3記載の車輌の全高喚起装
置は、運転スイッチをOFF位置からアクセサリー位置
側に切り換えた際に前記音声発声装置により音声を発声
するものである。本発明の請求項4記載の車輌の全高喚
起装置は、前記音声発声装置には、この音声発声装置か
ら発声する音声を停止させる停止スイッチが設けられ、
当該停止スイッチの操作により音声が停止するように構
成されたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、本実施の形態では全高が高
い車輌として1ボックスタイプのバン型車輌の上部に高
所作業装置を搭載した高所作業車輌を例に採って説明す
る。図2は、高所作業装置を搭載した高所作業車輌の全
体構成の概略を示している。
【0007】図2において、1は車輌本体であって、荷
箱部1aと運転席部1bとが一体の箱状に構成された、
所謂1ボックスタイプのバン型車輌である。この車輌本
体1には、高所作業装置2が搭載されている。高所作業
装置2は、荷箱部1aに搭載された旋回装置3と、この
旋回装置3に連接されたブーム4と、ブーム4の先端に
設けられた作業台5とで構成されている。
【0008】旋回装置3は、基端部が車輌本体1の車体
枠11に載置されたサブフレーム12上に搭載されると
ともに、上端部が荷箱部1aの天面を挿通して配置され
ており、図示しない油圧モータ等の駆動手段により水平
旋回自在に構成されている。ブーム4は、基端ブーム4
1と、先端ブーム45とから構成されている。
【0009】基端ブーム41の基端部は、上記旋回装置
3の上端にブラケット42を介して枢支されている。基
端ブーム41とブラケット42には起伏シリンダ43が
介装され、該起伏シリンダ43により基端ブーム41が
起伏自在に構成されている。また、基端ブーム41と先
端ブーム45との間には、回動シリンダ47が作動リン
ク48a、48bを介して設けられており、該回動シリ
ンダ47の伸縮作動によって基端ブーム41に対して先
端ブーム45がその基端を中心にして回動するように構
成されている。
【0010】荷箱部1aの後部上面には、ブーム4を格
納状態で保持する保持台6が設けられており、保持台6
は荷箱部1a内から上方に貫通した状態で配置されてい
る。保持台6は、上記サブフレーム12上に前記旋回装
置3とともに搭載されている。
【0011】前記作業台5は、先端ブーム45の先端に
垂直に固設されたブラケット5aに取付られている。こ
の作業台5は、図示しない水平保持手段により基端ブー
ム41の起伏動作及び先端ブーム45の回動動作に係わ
らず常に水平に保持されるように構成されている。
【0012】また、作業台5は、外バケット51と、こ
の外バケット51内に配置され、当該外バケット51か
ら上方へ上下方向に摺動自在に設けられた内バケット5
2と、内バケット52を外バケット51から上方へ引き
上げた状態でこの内バケット52を固定する固定手段
(図示省略)とから構成されている。車輌本体1の前後
には前部ジャッキ装置7aと後部ジャッキ装置7bとが
配設されている。
【0013】車輌本体1側には操作装置8が配置され、
操作装置8により旋回装置3やブーム4の各動作が操作
される。また、作業台5にも上記操作装置8と同様な操
作装置(図示省略)が設けられている。そして、このよ
うに構成された高所作業車輌を運転して作業現場に向か
う。この際、高所作業車輌は、図2に示すように、高所
作業装置2が車輌本体1の上部から上方へ突出配置した
格納状態で走行することになる。
【0014】作業現場においては、操作装置により基端
ブーム41の起伏や、基端ブーム41に対する先端ブー
ム45の回動、旋回装置3による旋回などの各動作を操
作することで、作業台5を所望の高所位置に配置し、高
所作業を行う。ここで、高所作業車輌には全高喚起装置
が設けられている。この全高喚起装置は、前述のように
して高所作業装置2を搭載したことにより全高が高くな
ったため、これを運転開始にあたって運転者に注意を喚
起するもので、図1に示す注意喚起回路9によって構成
されている。
【0015】注意喚起回路9は、例えば、高所作業車輌
を走行させる際に使用する運転スイッチを利用してお
り、この運転スイッチの操作に連動して作動する作動片
91が設けられている。上記運転スイッチは、運転キー
の回転操作によってOFF位置A、アクセサリー作動位
置B、ON位置C、セルスタータ位置Dをとり、これら
各位置A〜Dにそれぞれ対応して配置された接点A1〜
D1に上記作動片91が電気的に接続するように構成さ
れている。
【0016】前記アクセサリー作動位置Bに配置された
接点B1には音声発声装置としてのICメモリ92が接
続されている。ICメモリ92には、運転者に全高を喚
起させるための音声が記憶されている。この記憶されて
いる音声は、例えば、「ピンポン、この車輌は全高が
○.○mです。高さに注意して下さい。」などであり、
この音声を運転者が聞くことで全高が高いことを認識す
ることができる。
【0017】上述した音声メッセージは一例であり、全
高が高いことを喚起させる内容であればなんでもよい。
また、予め何通りかのメッセージを記憶させておき、こ
れらの中から適宜に選択するようにしてもよく、運転者
等が自ら入力するようにしてもよい。このICメモリ9
2は、前記作動片91により電気的に接続された際に、
図示しない制御部により上述した音声を発生するように
構成されている。
【0018】また、作動片91は、アクセサリー作動位
置B、ON位置C、セルスタータ位置Dのどの位置に運
転スイッチが配置された状態でも上記接点B1を通じて
ICメモリ92と通電状態を保持するように構成されて
おり、運転スイッチをOFF位置Aに配置したときだけ
ICメモリ92との通電状態を解除するように構成され
ている。
【0019】前記ICメモリ92による音声の発声は、
運転スイッチをOFF位置Aからアクセサリー作動位置
Bに切り換えた際にのみ発声するように構成されてい
る。つまり、一旦、ICメモリ92が通電され音声が発
声して後述する停止スイッチ93により音声を停止させ
ると、アクセサリー作動位置B、ON位置C及びセルス
タータ位置Dで運転スイッチを切り換え操作しても通電
状態は保持されており、この状態が保持されている間
は、再度ICメモリ92による音声は発声することがな
く、運転スイッチがOFF位置Aに切り換えられて通電
状態が一旦解除されたときに初めてICメモリ92がリ
セットされ、この後、さらに通電状態になったときにの
み音声を発声する。
【0020】従って、エンジンを一旦停止する際にON
位置Cからアクセサリー作動位置Bに切り換えたとして
も、音声は発生しない。これは、例えば、ガソリンスタ
ンドで停止したり、昼休み等に運転席1b内で食事をす
る際に運転スイッチをON位置Cからアクセサリー作動
位置Bに切り換えた状態で放置することがあり、このよ
うな場合にも音声が発生すれば運転者には逆にうっとう
しい感じを与えることになるため、これを防止してい
る。
【0021】さらに、ICメモリ92は、音声を停止さ
せる停止スイッチ93の操作により、上述した音声が停
止されるように構成されている。従って、停止スイッチ
93を操作しない限り、音声が繰り返し発せられ、運転
者の意思で停止スイッチ93を操作することによって初
めて音声が停止する。このように注意喚起回路9を構成
することにより、運転者が高所作業車輌に乗り込んで、
エンジンを始動させた時に上述した音声が発生し、運転
者が自ら停止スイッチ93を操作してこの音声を停止す
る。
【0022】従って、運転者は停止スイッチ93を操作
する意思をもって音声を停止することになり、これによ
り運転者は必ず音声を聞くことになり、全高が高いこと
を必ず認識することができ、高架下を通過する際に高所
作業装置2と高架とが衝突するなどの事故を防止するこ
とができる。また、ICメモリ92との通電状態が所定
時間継続していれば、再度音声を発声する機能を付加し
てもよい。すなわち、運転を継続していれば、途中で全
高が高いことを忘れてしまうこともあるため、ある時間
が経過するごとに再度音声を発声させることで、運転者
に注意を喚起させるようにすればよい。この場合、音声
メッセージを所定回数発声させると停止スイッチ93の
操作に係わらず自動的に停止させるようにするのが、運
転中の運転者の心理からして好ましい。
【0023】なお、本実施の形態では、高所作業装置2
を搭載した1ボックスタイプの高所作業車輌に全高喚起
装置を設けたものについて説明したが、この全高喚起装
置は例えばクレーン装置を搭載した車輌や、また、全高
が普通乗用車よりも高い1ボックスタイプの車輌に設け
ても有効である。また、音声を発声させるタンミングも
前述した場合に限らず、運転者に注意を喚起する最適な
タイミングを設定すればよい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、音
声発声装置により音声で車輌の全高が高いことを運転者
に知らせるため、運転者は全高が高いことを認識して運
転することができ、高架下を通過する際に高架と車輌の
上部とが衝突するなどの事故を防止することができる。
【0025】また、停止スイッチによって音声を停止さ
せることで、運転者が自ら停止スイッチを操作すること
になり、運転者に全高が高いことを確実に認識させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】注意喚起回路の構成を示す回路図である。
【図2】作業装置搭載車輌の一例である高所作業車輌の
全体構成を示す概略の側面図である。
【符号の説明】
9 全高喚起回路 92 ICメモリ(音声発声装置) 93 停止スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌の全高を喚起させるための車輌の全
    高喚起装置であって、 車輌の全高を喚起させる音声を発声させる音声発声装置
    を備えたことを特徴とする車輌の全高喚起装置。
  2. 【請求項2】 前記車輌は、車輌本体の上面よりも高く
    なる作業装置が搭載された作業装置搭載車輌である請求
    項1記載の車輌の全高喚起装置。
  3. 【請求項3】 運転スイッチをOFF位置からアクセサ
    リー位置側に切り換えた際に前記音声発声装置により音
    声を発声する請求項1又は2記載の車輌の全高喚起装
    置。
  4. 【請求項4】 前記音声発声装置には、この音声発声装
    置から発声する音声を停止させる停止スイッチが設けら
    れ、当該停止スイッチの操作により音声が停止するよう
    に構成された請求項1、2又は3記載の車輌の全高喚起
    装置。
JP9199926A 1997-07-25 1997-07-25 車輌の全高喚起装置 Pending JPH1143300A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08143297A (ja) * 1994-11-17 1996-06-04 Showa Aircraft Ind Co Ltd 高所作業車
JPH0967092A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Maeda Corp 高所作業車
JP2550367Y2 (ja) * 1992-07-22 1997-10-08 株式会社アイチコーポレーション 作業装置の規制状態確認装置

Patent Citations (3)

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