JPH1142583A - 多孔板吸着装置 - Google Patents
多孔板吸着装置Info
- Publication number
- JPH1142583A JPH1142583A JP21713597A JP21713597A JPH1142583A JP H1142583 A JPH1142583 A JP H1142583A JP 21713597 A JP21713597 A JP 21713597A JP 21713597 A JP21713597 A JP 21713597A JP H1142583 A JPH1142583 A JP H1142583A
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- JP
- Japan
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- perforated plate
- vacuum suction
- housing
- sucked
- hole
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- Pending
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- Manipulator (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】重ね合わさっている反りやうねりのある孔を有
する多孔板を１枚づつ吸着する。 【構成】真空発生装置に接続する、上部に小穴を有弁座
を設け、かつ内部に気流により移動可能な弁体を備えた
たハウジングの下部に真空吸着パッドを装着する。
する多孔板を１枚づつ吸着する。 【構成】真空発生装置に接続する、上部に小穴を有弁座
を設け、かつ内部に気流により移動可能な弁体を備えた
たハウジングの下部に真空吸着パッドを装着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板あるいは
セラミック基板等の穴を多数有し、表面が平滑でない多
孔板を吸着する装置に関する。
セラミック基板等の穴を多数有し、表面が平滑でない多
孔板を吸着する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来多孔板を吸着する場合は、真空吸着
パッドにより多孔板の穴を避けて吸着させている。
パッドにより多孔板の穴を避けて吸着させている。
【０００３】あるいはハウジング内に移動可能な弁体を
内蔵した機構であるが、吸着面が剛性のある平板である
吸着具により吸着している。
内蔵した機構であるが、吸着面が剛性のある平板である
吸着具により吸着している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらプリント
基板あるいはセラミック基板等の多孔板には小穴を多数
あるため、積み重ねられている多孔板を真空吸着パッド
にて吸着した場合、下にある基板も吸着するため、２枚
の基板を吸着し持ち上げることが多い。
基板あるいはセラミック基板等の多孔板には小穴を多数
あるため、積み重ねられている多孔板を真空吸着パッド
にて吸着した場合、下にある基板も吸着するため、２枚
の基板を吸着し持ち上げることが多い。
【０００５】またハウジング内に移動可能な弁体を内装
した機構の吸着具は、吸着面が剛性のある平板であるた
め、平滑な小穴のある多孔板ならば２枚吸着することな
く吸着することができるが、吸着具下面の吸着面は剛性
があり、かつ平滑であるため、プリント基板等の多孔板
には反り、うねりがあるので吸着することは不可能であ
る。
した機構の吸着具は、吸着面が剛性のある平板であるた
め、平滑な小穴のある多孔板ならば２枚吸着することな
く吸着することができるが、吸着具下面の吸着面は剛性
があり、かつ平滑であるため、プリント基板等の多孔板
には反り、うねりがあるので吸着することは不可能であ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、上部に弁座を設けたハウジング内に気流により移
動可能な弁体を内装させるとともに、前記ハウジングの
下端に真空吸着パッドを装着したことを特徴とする多孔
板吸着装置により解決できる。
めに、上部に弁座を設けたハウジング内に気流により移
動可能な弁体を内装させるとともに、前記ハウジングの
下端に真空吸着パッドを装着したことを特徴とする多孔
板吸着装置により解決できる。
【０００７】
【作用】ハウジングに接続している真空発生装置より空
気を吸引すると、多孔板に押し当てられている真空吸着
パッド内部は真空状態になり、多孔板を吸着する。
気を吸引すると、多孔板に押し当てられている真空吸着
パッド内部は真空状態になり、多孔板を吸着する。
【０００８】しかしながら真空吸着パッドの中に多孔板
の孔があった場合は、多孔板の孔より空気を吸引し、弁
体を押し上げ弁座に密着し空気の通過を塞ぐ。
の孔があった場合は、多孔板の孔より空気を吸引し、弁
体を押し上げ弁座に密着し空気の通過を塞ぐ。
【０００９】そのため多孔板の孔より空気を吸引しなく
なる。
なる。
【００１０】したがって積み重ねられている多孔板の最
上部の多孔板のみを吸着し、その下の多孔板は吸着しな
い。
上部の多孔板のみを吸着し、その下の多孔板は吸着しな
い。
【００１１】また真空吸着パッドは柔軟性のある材質で
できているので、多孔板表面に反りやうねりがあっても
吸着することが可能である。
できているので、多孔板表面に反りやうねりがあっても
吸着することが可能である。
【００１２】
【実施例１】以下本発明の実施例を図面にもとずいて説
明する。
明する。
【００１３】図１は、本発明の多孔板吸着装置の側面断
面図である。
面図である。
【００１４】図２は、本発明の多孔板吸着装置の下平面
図である。
図である。
【００１５】下部のベース２に穴を開けハウジング６と
し、ハウジング６上部に小穴８を設けて弁座８とする。
し、ハウジング６上部に小穴８を設けて弁座８とする。
【００１６】ハウジング６内部に球体の弁体７を内装８
し、ハウジング６下部に真空吸着パッド１２を装着す
る。
し、ハウジング６下部に真空吸着パッド１２を装着す
る。
【００１７】ベース２上面には、上部に真空吸引口３を
備え、下面を穿削し空気路４を形成するヘッダ１を締着
させて多孔板吸着装置Ａを構成する。
備え、下面を穿削し空気路４を形成するヘッダ１を締着
させて多孔板吸着装置Ａを構成する。
【００１８】上記の構成にて、真空発生装置に管路（図
示せず）を介して接続する真空吸引口３より空気を吸引
する。
示せず）を介して接続する真空吸引口３より空気を吸引
する。
【００１９】多数の孔１０を有している多孔板９に押し
当てられている真空吸着パッド１２内部の空気は吸引さ
れ、ハウジング６、弁座８の穴５を通り空気路４に入
り、真空吸引口３から真空発生装置により吸引される。
当てられている真空吸着パッド１２内部の空気は吸引さ
れ、ハウジング６、弁座８の穴５を通り空気路４に入
り、真空吸引口３から真空発生装置により吸引される。
【００２０】真空吸着パッド１２内部の空気は吸引され
るため真空吸着パッド１２内の圧力は下がり、押し当て
られている多孔板９は吸着される。
るため真空吸着パッド１２内の圧力は下がり、押し当て
られている多孔板９は吸着される。
【００２１】押し当てている真空吸着パッド１２内に多
孔板９の孔１０がある場合には、吸引する空気流により
弁体７が上昇させられ、弁座８の穴５に押し当てられ吸
引空気流を遮断する。
孔板９の孔１０がある場合には、吸引する空気流により
弁体７が上昇させられ、弁座８の穴５に押し当てられ吸
引空気流を遮断する。
【００２２】そのため多孔板９の穴１０より空気を吸引
しないので、真空吸着パッド内は真空状態にならず吸着
力は生じず、下に重なってる２枚目の多孔板９を吸着す
ることはない。
しないので、真空吸着パッド内は真空状態にならず吸着
力は生じず、下に重なってる２枚目の多孔板９を吸着す
ることはない。
【００２３】また真空吸着パッド１２は柔軟性のある材
質でできているので、多孔板表面に反りやうねりがあっ
ても、真空吸着パッド１２は多孔板９の表面に密着する
ので、多孔板９を吸着することが可能である。
質でできているので、多孔板表面に反りやうねりがあっ
ても、真空吸着パッド１２は多孔板９の表面に密着する
ので、多孔板９を吸着することが可能である。
【００２４】本実施例では、弁体は球体であったが平板
のような気流により移動するもの、その他気流により流
路を遮断する機構のものであればよい。
のような気流により移動するもの、その他気流により流
路を遮断する機構のものであればよい。
【００２５】またベースの下面に柔軟な穴を有する板を
装着し、真空吸着パッドに代えてもよい。
装着し、真空吸着パッドに代えてもよい。
【００２６】
【実施例２】図３は本発明の多孔板移載装置の実施例を
示す。
示す。
【００２７】積層された多孔板９を搭載している台１５
と、前記多孔板９を１枚づつ移送するコンベア１４との
間には、多孔板吸着装置Ａを装着している上下移動及び
回転自由な移送具１３を設置している。
と、前記多孔板９を１枚づつ移送するコンベア１４との
間には、多孔板吸着装置Ａを装着している上下移動及び
回転自由な移送具１３を設置している。
【００２８】このような構成に於て、台１５上の多孔板
９にロボット１３に装着された多孔板吸着装置Ａを接触
させて最上部の多孔板９を吸着し、ロボット１３により
上昇回転させてコンベア１４上にて多孔板吸着装置Ａよ
り多孔板９を脱着させ、多孔板９をコンベア１４により
所定の位置まで移送する。
９にロボット１３に装着された多孔板吸着装置Ａを接触
させて最上部の多孔板９を吸着し、ロボット１３により
上昇回転させてコンベア１４上にて多孔板吸着装置Ａよ
り多孔板９を脱着させ、多孔板９をコンベア１４により
所定の位置まで移送する。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多孔板吸
着装置は積み重ねられている孔を有する多孔板を２枚吸
着することがなく、１枚づつ吸着することが可能であ
り、かつ反りやうねりのある平滑でない多孔板でも吸着
が可能である。
着装置は積み重ねられている孔を有する多孔板を２枚吸
着することがなく、１枚づつ吸着することが可能であ
り、かつ反りやうねりのある平滑でない多孔板でも吸着
が可能である。
【図１】本発明の多孔板吸着装置の側面断面図である。
【図２】本発明の多孔板吸着装置の下平面図である。
【図３】本発明に多孔板移載装置の説明図である。
１ ヘッダ ２ ベース ３ 真空吸引口 ５ 小穴 ６ ハウジング ７ 弁体 ８ 弁座 ９ 多孔板 １０ 孔 １２ 真空吸着パッド １３ 移送具 １４ コンベア １５ 台 Ａ 多孔板吸着装置 Ｃ 気流
Claims (2)
- 【請求項１】 上部に弁座を設けたハウジング内に、気
流により移動可能な弁体を内装させるとともに、前記ハ
ウジングの下端に真空吸着パッドを装着したことを特徴
とする多孔板吸着装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の真空吸着パッドを装着し
た移動具による多孔板移載装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21713597A JPH1142583A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 多孔板吸着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21713597A JPH1142583A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 多孔板吸着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142583A true JPH1142583A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16699412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21713597A Pending JPH1142583A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 多孔板吸着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1142583A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1311545C (zh) * | 2002-07-29 | 2007-04-18 | 爱斯佩克株式会社 | 薄层基板移载用吸附垫 |
| CN100383413C (zh) * | 2006-04-21 | 2008-04-23 | 上海大学 | 单体太阳电池在线测试用防碎、防粘连移栽吸盘 |
| KR100839239B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-06-19 | (주)쏠백 | 진공 이송용 흡착장치 |
| CN104476568A (zh) * | 2014-12-16 | 2015-04-01 | 贵州联合光电股份有限公司 | 用于取放电子元件的可调式气动装置 |
| KR102252435B1 (ko) * | 2020-01-16 | 2021-05-14 | 한국기계연구원 | 소프트 그립유닛, 이를 포함하는 그립장치 및 그립장치 제어방법 |
| CN112917506A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-06-08 | 苏州安妮维斯电子科技有限公司 | 真空吸附机构 |
| JP2023510687A (ja) * | 2020-01-16 | 2023-03-15 | 韓国機械研究院 | ソフトグリップヘッド、これを含むソフトグリップユニット、及びソフトグリップユニットを含むグリップ装置 |
| CN116281159A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-06-23 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种多孔铝单板输送装置及其输送方法 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP21713597A patent/JPH1142583A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1311545C (zh) * | 2002-07-29 | 2007-04-18 | 爱斯佩克株式会社 | 薄层基板移载用吸附垫 |
| CN100383413C (zh) * | 2006-04-21 | 2008-04-23 | 上海大学 | 单体太阳电池在线测试用防碎、防粘连移栽吸盘 |
| KR100839239B1 (ko) * | 2007-06-28 | 2008-06-19 | (주)쏠백 | 진공 이송용 흡착장치 |
| CN104476568A (zh) * | 2014-12-16 | 2015-04-01 | 贵州联合光电股份有限公司 | 用于取放电子元件的可调式气动装置 |
| CN104476568B (zh) * | 2014-12-16 | 2015-11-18 | 贵州联合光电股份有限公司 | 用于取放电子元件的可调式气动装置 |
| KR102252435B1 (ko) * | 2020-01-16 | 2021-05-14 | 한국기계연구원 | 소프트 그립유닛, 이를 포함하는 그립장치 및 그립장치 제어방법 |
| JP2023510687A (ja) * | 2020-01-16 | 2023-03-15 | 韓国機械研究院 | ソフトグリップヘッド、これを含むソフトグリップユニット、及びソフトグリップユニットを含むグリップ装置 |
| CN112917506A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-06-08 | 苏州安妮维斯电子科技有限公司 | 真空吸附机构 |
| CN112917506B (zh) * | 2021-01-29 | 2022-03-04 | 苏州安妮维斯电子科技有限公司 | 真空吸附机构 |
| CN116281159A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-06-23 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种多孔铝单板输送装置及其输送方法 |
| CN116281159B (zh) * | 2023-05-06 | 2023-09-19 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种多孔铝单板输送装置及其输送方法 |
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