JPH1142284A - ステント付き人工血管 - Google Patents
ステント付き人工血管Info
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Abstract
ンク、狭窄による血流の妨げがなく、伸縮や曲がりに強
く、人体の血管形状に適合しやすく、完全経皮的血管内
手術に使用可能であり、ステントが、生体と直接接する
ことのない、体内留置可能な薄型のステント付き人工血
管を提供することを目的とする。 【解決手段】 頂部および谷部を有するジグザグ形のワ
イヤからなる支持骨組を有する弾性線材で構成されたス
テントの内面および外面に、ポリエステル樹脂繊維の平
織した壁厚20μm〜100μmのチューブを設けたス
テント付き人工血管であって、該チューブの内面および
外面の相互間を部分的にポリエステル樹脂で接着させる
ことを特徴とするステント付き人工血管に関するもので
ある。
Description
血管に関し、血管との接続部より漏血のない、キンク、
狭窄によるの血流の妨げのない薄型のステント付き人工
血管に関するものである。
の血管内手術に主に使用されている。血管が細い場合、
開腹手術を行い、血管の太い部分よりシースを挿入する
必要が生じ、完全経皮的血管内手術を行うことが困難な
場合がある。
状膜の内面にあるものが主なため、ステントを構成する
各種の素材、例えば、金属、プラスチック等が、生体や
血液と直接接するため、問題となる場合がある。
状膜の内面または外面に固定する場合、吻合用糸により
針を用いて固定することがある。この場合、管状膜が針
により部分的に穴があき、その部分より血液が漏洩する
ため問題となる場合がある。
がステントの外面及び内面に固定されたものとして、例
えば、特開平7−24072号では、弾性線材で構成さ
れた管状構造物の内面及び外面に、四弗化エチレン樹脂
多孔質体膜からなる被覆層が設けられているステントが
開示されている。
状に形成され、該円筒形状の外面と内面を連通する複数
の開口が形成された縮径可能なステント本体と、該ステ
ント本体を被覆する熱可塑性樹脂層と、該ステント本体
の外周及び/又は内周を被覆し、該開口を塞ぐととも
に、該熱可塑性樹脂層に固着された筒状カバーとを備え
る生体内留置用ステントが開示されている。ステント本
体が、熱可塑性樹脂層に被覆されているため、ステント
が直に生体と接することがないが、ステントが完全に筒
状カバーに固着されているため、生体内で留置された場
合、生体の動き、例えば、長さ方向、径方向の伸縮等の
動きに対して、柔軟な動きが出来ない場合が考えられ
る。
支持体の内側に実質的に細胞の通過を許容する孔の存在
しない状態の被覆層があり、外側に繊維が不規則に絡み
合った状態の被覆層のある被覆ステント及びその製造方
法に関して開示されている。
部、蛇行部などの曲がり部でのキンク、狭窄による血流
の妨げがなく、伸縮や曲がりに強く、人体の血管形状に
適合しやすく、完全経皮的血管内手術に使用可能であ
り、ステントが、生体と直接接することのない、体内留
置可能な薄型のステント付き人工血管を提供することを
目的とする。
部を有するジグザグ形のワイヤからなる支持骨組を有す
る弾性線材で構成されたステントの内面および外面に、
ポリエステル樹脂繊維の平織した壁厚20μm〜100
μmのチューブを設けたステント付き人工血管であっ
て、該チューブの内面および外面の相互間を部分的にポ
リエステル樹脂で接着させることを特徴とするステント
付き人工血管に関するものである。
ブの内面および外面の相互間を、外面よりポリエステル
樹脂を注入することにより接着させることを特徴とする
ステント付き人工血管に関するものである。
トの頂部および/または谷部で上記チューブの内面およ
び外面の相互間を部分的に接着させることを特徴とする
ステント付き人工血管に関するものである。
は、頂部および谷部を有するジグザグ形のワイヤからな
る支持骨組を有する弾性線材で構成されたステントの内
面および外面に、ポリエステル樹脂繊維の平織した壁厚
20μm〜100μm、好ましくは20μm〜70μ
m、さらに好ましくは20μm〜60μm、特に好まし
くは30μm〜50μmのチューブを設けたステント付
き人工血管であって、該チューブの内面および外面の相
互間を部分的にポリエステル樹脂で接着しているもので
ある。
が、上記の範囲より小さい場合、チューブの内面および
外面の相互間を部分的にポリエステル樹脂で接着させて
も、目ズレが発生する場合がある。上記の範囲より大き
い場合、細いシース径に挿入が困難で、完全経皮手術が
出来ない場合がある。
相互間を、外面よりポリエステル樹脂を注入することに
より接着させることが好ましく、接着剤の注入時、該チ
ューブの内面に傷を付けることがないため、チューブの
内面と外面の間やチューブの外面に血液が漏れることが
ない。特に、上記ステントの頂部および/または谷部で
チューブの内面および外面の相互間を好ましくは部分的
に、接着させることにより、ステントがチューブの内面
と外面の間で初期の形状を損なうことなく固定され、血
管の動きに対して、ステントが長さ方向や周方向に位置
ずれが生じたり、ステントが一方向にかたよったりする
ことがないので好ましい。
らに7〜40mm、特に8を超えて40mm以下が好ま
しい。該外径が該範囲より大きい場合、細いシースに挿
入することが難しい場合がある。
シースに挿入できるものが好ましい。
手術、特に完全経皮的血管内手術に用いることが好まし
い。
有するジグザグ形のワイヤからなる支持骨組を有する弾
性線材で構成された管状構造物であり、該支持骨組が下
記の特徴のものを好ましく用いることができる。 ・支持骨組 (A1)太さ=0.10〜0.50mm、さらに0.1
5〜0.50mm (A2)長さ(血流方向)=0.5〜3.0cm、さら
に0.7〜3.0cm、特に0.7〜2.5cm (但し、上記長さとは、ジグザグ形のワイヤの頂部と隣
の頂部を結ぶ線と、谷部と隣の谷部を結ぶ線との間の最
も短い距離を示す。太さとは、ワイヤの線材の最も太い
部分の径を示す。)
頂部および谷部を有するジグザグ形にした好ましくは1
〜150の巻回、特に好ましくは1〜100の巻回、さ
らに好ましくは2〜100個を有する連続螺旋体および
/または、ワイヤを頂部および谷部を有するジグザグ形
にした好ましくは1〜150個、特に好ましくは1〜1
00個、さらに好ましくは2〜100個のリングなどを
用いることができる。これらの連続螺旋体およびリング
を組み合わせて用いることが好ましい。
の頂部と、隣接する支持骨組の谷部とが交差および/ま
たは上記締付材により結合していてもよい。該支持骨組
の頂部が、隣接する支持骨組の谷部と交差することによ
り、収縮に対する形状保持性能が向上する。
部のワイヤと端部に挟まれた部分のワイヤとが太さの異
なるものを用いることが好ましい。特に、上記支持骨組
の端部のワイヤが端部に挟まれた部分のワイヤより太い
場合、ステント付き人工血管がシースに挿入しやすく、
端部の弾性が強いため血管内でステントが固定されやす
く、適度な弾性回復力を有し、曲げに強くスムーズに血
管に適合できるなど特性が優れている。
ススチール、チタン−ニッケル系合金等の形状記憶合
金、タンタル−チタン等の金属製の線材、形状記憶樹脂
製の線材などを用いることが好ましい。
リオレフィン(例えば、低密度ポリエチレン、低密度ポ
リプロピレン、低密度エチレン−α−オレフィン共重合
体など)、ポリエステル(例えば、低融点ポリエステル
など)、ポリカーボネート、ポリウレタンなどの熱可塑
性の重合体、ヘパリン、コラーゲン、アセチルサリチル
酸、ゼラチンなどの抗血栓性材料などで被覆処理されて
いてもよい。
プロピレン、エチレン−α−オレフィン共重合体などの
ポリオレフィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチ
レンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポ
リシクロヘキサンテレフタレート,ポリエチレン−2,
6−ナフタレートなどのポリエステル、PTFEやET
FEなどのフッ素樹脂、形状記憶樹脂などの熱可塑性樹
脂繊維、ステンレススチール、チタン−ニッケル系合金
等の形状記憶合金、タンタル−チタン等の金属製の線材
を用いることができる。該熱可塑性樹脂繊維または該形
状記憶合金や該金属製の線材は、熱可塑性フッ素樹脂、
ポリオレフィン(例えば、低密度ポリエチレン、低密度
ポリプロピレン、低密度エチレン−α−オレフィン共重
合体など)、ポリエステル(例えば、低融点ポリエステ
ルなど)、ポリカーボネート、ポリウレタンなどの熱可
塑性の重合体、ヘパリン、コラーゲン、アセチルサリチ
ル酸、ゼラチンなどの抗血栓性材料などで被覆処理され
ていてもよい。
エチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフタレー
ト,ポリシクロヘキサンテレフタレート,ポリエチレン
−2,6−ナフタレートなどのポリエステル樹脂の繊維
が好ましい。特に、化学的に安定で耐久性が大きく、組
織反応の少ない、引張り強度等機械的物性の優れたのポ
リエチレンテレフタレートが好ましい。
はガラス転移温度50℃以上、特にガラス転移温度60
℃以上のものを用いることが好ましい。上記ガラス転移
温度の範囲より小さい場合、体温によりポリエステル樹
脂の強度が低下する場合が考えられ好ましくない。
01〜5デニール、さらに0.03〜3デニール、特に
0.5〜1デニールのモノフィラメント数〜数百本、さ
らに10〜700本、特に10〜100本を撚った糸が
好ましい。
栓性材料、例えば、ヘパリン、コラーゲン、アセチルサ
リチル酸、ゼラチン等で被覆処理されていてもよい。
脂繊維を規則正しく織ったものであり、実質的に細胞の
通過を許容する孔が存在するものが好ましく、クリンプ
加工されていないものが好ましい。
実施例につき詳細に説明する。本発明は、これらの実施
の形態のみに限定されるものではない。
いないステント付き人工血管1の一例を示す斜視図で、
外面のチューブ3の一部を切り取った形状を示してい
る。ステント付き人工血管1は、ステント4の内面と外
面にチューブ2およびチューブ3を設けている。
一例を示す斜視図である。ステント付き人工血管11
は、ステント14の内面と外面にチューブ12およびチ
ューブ13を設けている。接着部5は、ステントの頂部
および谷部でチューブの内面および外面の相互間を、外
面よりポリエステル樹脂を注入することにより接着して
いる。
グ形のリング状ワイヤ16の斜視図が部分的に示されて
いる。
に示されている。ステント21は、支持骨組22と締付
材24を備えている。支持骨組22は、頂部および谷部
を有するジグザグ形のリング状ワイヤ23から構成され
ている。支持骨組は、該支持骨組の頂部と、隣接する支
持骨組の谷部とが締付材24により結合している。
に示されている。ステント31は、支持骨組32を備え
ている。支持骨組32は、頂部および谷部を有するジグ
ザグ形のリング状ワイヤ33から構成されている。支持
骨組は、該支持骨組の頂部と、隣接する支持骨組の谷部
とが交差により結合し、その部分を交差部分34として
示している。
に示されている。ステント41は、支持骨組42と締付
材44を備えている。支持骨組42は、頂部および谷部
を有するジグザグ形のリング状ワイヤ43から構成され
ている。支持骨組は、該支持骨組の頂部と、隣接する支
持骨組の谷部とが締付材44により結合している。
に示されている。ステント51は、支持骨組52と締付
材54とを備えている。支持骨組52は、複数の巻回を
有する連続螺旋体で頂部および谷部を有するジグザグ形
のワイヤ53から構成されている。
図が部分的に示されている。締付材24,44、54
は、支持骨組の頂部と隣接する支持骨組の谷部とを結合
している。支持骨組の頂部と隣接する支持骨組の谷部と
は、互いに当接している。
骨組の谷部とを交差により結合している交差部分34が
部分的に示されている。支持骨組の頂部と隣接する支持
骨組の谷部とは、交差部分34により結合している。
熱可塑性樹脂繊維を用いて平織したチューブの厚みはデ
ジマチックマイクロメーターにより測定した。
レフタレート製モノフィラメントを撚糸したものを用い
た。経糸(長さ方向)として熱可塑性樹脂繊維50デニ
ール(253本)、緯糸(周方向)として50デニール
の熱可塑性樹脂繊維を用いて平織りした外径20mmの
チューブを作製した。得られた平織りしたチューブの壁
厚は、50μmであった。上記平織りしたチューブに頂
部および谷部を有する直径0.4mmのジグザグ形のリ
ング状ワイヤからなる支持骨組を有するステントを挿入
し、次に外側のチューブを内側に折り返してステントを
チューブで挟み込み、図1に示す形態のステント付き人
工血管Aを作製した。
20mmのステンレス棒を挿入し、160℃,10mi
n熱処理した。こののち、人工血管の内面と外面との相
互間をステントのジグザグ形のリング状ワイヤの頂部お
よび谷部の内側の部位に溶解したホ゜リエステル樹脂を外面の
チューブより注入し、内面と外面のチューブを接着し、
図2に示す形態のステント付き人工血管Bを作製した。
は、24Frシースに挿入可能であった。ステント付き人
工血管Bの水漏れを観察した。ステント付き人工血管B
の内面に120mmHgの圧力下で37℃の水を流し、
チューブ外面よりの水漏れを観察した。ポリエステル樹
脂で注入した部分および接着した部位からの水漏れは見
られなかった。ステント付き人工血管Bのステントは、
ステント付き人工血管Bを振り回したり、伸縮を行って
もステントの位置ずれが認められなかった。
径20mmのステンレス棒を挿入し、160℃,10m
in熱処理した。こののち、人工血管の内面と外面との
相互間をジグザグ形のステントの頂部,谷部の位置でポ
リエステル性縫合糸(6−0)で縫合し固定し、ステン
ト付き人工血管Cを作製した。実施例1と同様にステン
ト付き人工血管Cの水漏れを観察した。120mmHg
の圧力下で37℃の水を流し、観察した。外面のチュー
ブのポリエステル性縫合糸(6−0)で縫合固定した部
位から噴水状の水漏れがみられた。
レフタレート製モノフィラメントを撚糸したものを用い
た。経糸(長さ方向)として熱可塑性樹脂繊維50デニ
ール(1053本)、緯糸(周方向)として100デニ
ールの熱可塑性樹脂繊維を用いて平織りした外径20m
mのチューブを作製した。得られた平織りしたチューブ
の壁厚は、180μmであった。上記壁厚 180μm
平織りしたチューブに頂部および谷部を有する直径0.
4mmのジグザグ形のリング状ワイヤからなる支持骨組
を有するステントを挿入し、次に外側のチューブを内側
に折り返してステントをチューブで挟み込み、図1に示
す形態のステント付き人工血管Dを作製した。
20mmのステンレス棒を挿入し、160℃,10mi
n熱処理した。こののち、人工血管の内面と外面との相
互間をステントのジグザグ形のリング状ワイヤの頂部お
よび谷部の内側の部位に溶解したポリエステル樹脂を外
面のチューブより注入し、内面と外面のチューブを接着
し、図2に示す形態のステント付き人工血管Eを作製し
た。作製したステント付き人工血管DおよびEは、24
Frシースに挿入困難であった。
部、湾曲部、蛇行部などの曲がり部でのキンク、狭窄に
よる血流の妨げがなく、伸縮や曲がりに強く、人体の血
管形状に適合しやすく、薄型の人工血管のため細い径の
シースに挿入可能で完全経皮的血管内手術に使用可能で
あり、血管との接続部より漏血するおそれがなく、ステ
ントが、生体と直接接することのない体内留置可能なも
のである。
血管の一例を示す斜視図で、外面の一部を切り取った形
状を示す。
斜視図である。
状ワイヤの一例の斜視図である。
トの一例の部分展開図である。
テントの部分展開図である。
テントの斜視図である。
テントの斜視図である。
る。
る。
(破線)、 5、21、31、41、51:ステント、 15:接着部、 16:リング状ワイヤ、 22、32、42、52:支持骨組、 23、33、43、53:頂部および谷部を有するジグ
ザグ形のワイヤ、 24、44、54:締付材、 34:支持骨組の頂点と隣接する支持骨組の谷部との交
差部。
Claims (3)
- 【請求項1】 頂部および谷部を有するジグザグ形のワ
イヤからなる支持骨組を有する弾性線材で構成されたス
テントの内面および外面に、ポリエステル樹脂繊維の平
織した壁厚20μm〜100μmのチューブを設けたス
テント付き人工血管であって、該チューブの内面および
外面の相互間を部分的にポリエステル樹脂で接着させる
ことを特徴とするステント付き人工血管。 - 【請求項2】 上記チューブの内面および外面の相互間
を、外面よりポリエステル樹脂を注入することにより接
着させることを特徴とする請求項1記載のステント付き
人工血管。 - 【請求項3】 上記ステントの頂部および/または谷部
で上記チューブの内面および外面の相互間を部分的に接
着させることを特徴とする請求項1〜2記載のステント
付き人工血管。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19953497A JPH1142284A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ステント付き人工血管 |
PCT/JP1998/003213 WO1999004727A1 (fr) | 1997-07-25 | 1998-07-17 | Greffe munie d'une prothese endovasculaire |
US09/463,220 US6346119B1 (en) | 1997-07-25 | 1998-07-17 | Graft equipped with stent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19953497A JPH1142284A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ステント付き人工血管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1142284A true JPH1142284A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16409441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19953497A Pending JPH1142284A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | ステント付き人工血管 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6346119B1 (ja) |
JP (1) | JPH1142284A (ja) |
WO (1) | WO1999004727A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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