JPH11104153A - ステント用グラフト - Google Patents
ステント用グラフトInfo
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- JPH11104153A JPH11104153A JP26615297A JP26615297A JPH11104153A JP H11104153 A JPH11104153 A JP H11104153A JP 26615297 A JP26615297 A JP 26615297A JP 26615297 A JP26615297 A JP 26615297A JP H11104153 A JPH11104153 A JP H11104153A
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- Japan
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- tube
- stent
- graft
- outer diameter
- thermoplastic resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 弓部、湾曲部、蛇行部などの曲がり部でのキ
ンク、狭窄による血流等の流体の妨げがなく、人体の血
管等の管形状に適合しやすく、血管等の管内に挿入後、
挿入位置よりずれることのない薄型のステント用グラフ
トを提供すること。 【解決手段】 壁厚が５０μｍを超えて１６０μｍ以下
であり、端部外径の異なる熱可塑性樹脂繊維の布のチュ
ーブであることを特徴とするステント用グラフト。
ンク、狭窄による血流等の流体の妨げがなく、人体の血
管等の管形状に適合しやすく、血管等の管内に挿入後、
挿入位置よりずれることのない薄型のステント用グラフ
トを提供すること。 【解決手段】 壁厚が５０μｍを超えて１６０μｍ以下
であり、端部外径の異なる熱可塑性樹脂繊維の布のチュ
ーブであることを特徴とするステント用グラフト。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステント用グラフ
トに関し、血管等の管内に挿入後、挿入位置よりずれる
ことのない、キンク、狭窄によるの血流等の流体の妨げ
のない薄型のステント用グラフトに関するものである。
トに関し、血管等の管内に挿入後、挿入位置よりずれる
ことのない、キンク、狭窄によるの血流等の流体の妨げ
のない薄型のステント用グラフトに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、ステント付きグラフトは、動脈瘤
等の血管内手術や他の中空器官の代用として用いられて
いる。従来のステント付きグラフトは、管径が同じのチ
ューブ状のグラフトを用いていたため、血管等の管内に
挿入した場合、血液等の流体の流れにより、挿入した場
所よりずれる場合があった。特に、動脈瘤等の血管内手
術に主に使用されているステント付きグラフトは、壁厚
が主として約１８０μｍ以上の物が用いられており、シ
ースに挿入する場合、シース径が２４Ｆｒ以上のシース
が必要となる場合がある。そのため、開腹手術を行い、
血管の太い部分よりシースを挿入する必要が生じ、完全
経皮的血管内手術を行うことが困難な場合があった。そ
のため、挿入部よりずれのない、薄型のステント用グラ
フトが望まれていた。
等の血管内手術や他の中空器官の代用として用いられて
いる。従来のステント付きグラフトは、管径が同じのチ
ューブ状のグラフトを用いていたため、血管等の管内に
挿入した場合、血液等の流体の流れにより、挿入した場
所よりずれる場合があった。特に、動脈瘤等の血管内手
術に主に使用されているステント付きグラフトは、壁厚
が主として約１８０μｍ以上の物が用いられており、シ
ースに挿入する場合、シース径が２４Ｆｒ以上のシース
が必要となる場合がある。そのため、開腹手術を行い、
血管の太い部分よりシースを挿入する必要が生じ、完全
経皮的血管内手術を行うことが困難な場合があった。そ
のため、挿入部よりずれのない、薄型のステント用グラ
フトが望まれていた。
【０００３】端部外径の異なる人工血管としては、特開
昭６１−１９９８５５号公報には、大動脈と冠状動脈と
の間にバイパスを形成する人工血管であって、該人工血
管の一端を他端より大とし、該人工血管の両端間の一部
分又は全長に亘って小口径側に向かって先細になるよう
にテーパーが形成されている冠状動脈バイパス用人工血
管が開示されている。
昭６１−１９９８５５号公報には、大動脈と冠状動脈と
の間にバイパスを形成する人工血管であって、該人工血
管の一端を他端より大とし、該人工血管の両端間の一部
分又は全長に亘って小口径側に向かって先細になるよう
にテーパーが形成されている冠状動脈バイパス用人工血
管が開示されている。
【０００４】端部外径の異なるステント用グラフトとし
ては、特開平７−４７１３４号公報には、ステントとこ
のステントに固定された筒状の移植体とからなる管腔用
のステントおよび移植体が開示されている。
ては、特開平７−４７１３４号公報には、ステントとこ
のステントに固定された筒状の移植体とからなる管腔用
のステントおよび移植体が開示されている。
【０００５】また、特表平６−５１１４０８号公報に
は、展延性を有するプラスチック又は、エラストマーの
フィルムに覆われた伸張性の管状網状物によって構成さ
れたエンドプロスシーシスが開示されている。特開平８
−７１０９３号公報には、全長を通じて断面上における
糸数が一定であることを特徴とする、端部外径の異なる
長手円錐構造の布製、特に編物または織物の血管補綴物
が開示されている。
は、展延性を有するプラスチック又は、エラストマーの
フィルムに覆われた伸張性の管状網状物によって構成さ
れたエンドプロスシーシスが開示されている。特開平８
−７１０９３号公報には、全長を通じて断面上における
糸数が一定であることを特徴とする、端部外径の異なる
長手円錐構造の布製、特に編物または織物の血管補綴物
が開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、弓部、湾曲
部、蛇行部などの曲がり部でのキンク、狭窄による血流
等の流体の妨げがなく、人体の血管等の管形状に適合し
やすく、血管等の管内に挿入後、挿入位置よりずれるこ
とのない薄型のステント用グラフトを提供することを目
的とする。また、完全経皮的血管内手術に使用可能であ
る薄型のステント用グラフトを提供することを目的とす
る。
部、蛇行部などの曲がり部でのキンク、狭窄による血流
等の流体の妨げがなく、人体の血管等の管形状に適合し
やすく、血管等の管内に挿入後、挿入位置よりずれるこ
とのない薄型のステント用グラフトを提供することを目
的とする。また、完全経皮的血管内手術に使用可能であ
る薄型のステント用グラフトを提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、壁厚が５０μ
ｍを超えて１６０μｍ以下であり、端部外径の異なる熱
可塑性樹脂繊維の布のチューブであることを特徴とする
ステント用グラフトに関する。
ｍを超えて１６０μｍ以下であり、端部外径の異なる熱
可塑性樹脂繊維の布のチューブであることを特徴とする
ステント用グラフトに関する。
【０００８】さらに好ましくは、本発明は、上記布が、
平織した布であることを特徴とするステント用グラフト
に関する。
平織した布であることを特徴とするステント用グラフト
に関する。
【０００９】さらに好ましくは、本発明は、一方の端部
の外径（Ａ）と他方の端部の外径（Ｂ）とが、Ａ／Ｂ＝
０．５０を超えて０．９８以下である上記の端部外径の
異なるチューブを用いることを特徴とするステント用グ
ラフトに関する。
の外径（Ａ）と他方の端部の外径（Ｂ）とが、Ａ／Ｂ＝
０．５０を超えて０．９８以下である上記の端部外径の
異なるチューブを用いることを特徴とするステント用グ
ラフトに関する。
【００１０】さらに好ましくは、本発明は、上記チュー
ブが引張り強度７．５Ｋｇ〜３０Ｋｇのチューブである
ことを特徴とするステント用グラフトに関する。
ブが引張り強度７．５Ｋｇ〜３０Ｋｇのチューブである
ことを特徴とするステント用グラフトに関する。
【００１１】さらに好ましくは、本発明は、上記チュー
ブの長さが４ｃｍ以上で４０ｃｍを超えないチューブで
あることを特徴とするステント用グラフトに関する。
ブの長さが４ｃｍ以上で４０ｃｍを超えないチューブで
あることを特徴とするステント用グラフトに関する。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明のステント用グラフトは、
壁厚が５０μｍを超えて１６０μｍ以下、好ましくは壁
厚５２μｍ〜１４０μｍ、さらに好ましくは壁厚５２μ
ｍ〜９５μｍ、特に好ましくは壁厚５５μｍ〜８５μｍ
の熱可塑性樹脂繊維の布のチューブである。
壁厚が５０μｍを超えて１６０μｍ以下、好ましくは壁
厚５２μｍ〜１４０μｍ、さらに好ましくは壁厚５２μ
ｍ〜９５μｍ、特に好ましくは壁厚５５μｍ〜８５μｍ
の熱可塑性樹脂繊維の布のチューブである。
【００１３】ステントを構成する弾性線材による管状構
造物の形や径により異なるが、上記の壁厚より小さいと
目ズレが発生し問題となる場合がある。特に、上記の壁
厚より大きいと、グラフトが硬くなる場合があり、グラ
フトを血管などの管状構造物に挿入するとスムーズにフ
ィットしない場合、キンクが起きる場合が考えられるま
た、グラフトがスムーズにシース、特に細いシースに挿
入が困難になり、完全経皮的血管内手術を行うことが難
しくなる場合がある。
造物の形や径により異なるが、上記の壁厚より小さいと
目ズレが発生し問題となる場合がある。特に、上記の壁
厚より大きいと、グラフトが硬くなる場合があり、グラ
フトを血管などの管状構造物に挿入するとスムーズにフ
ィットしない場合、キンクが起きる場合が考えられるま
た、グラフトがスムーズにシース、特に細いシースに挿
入が困難になり、完全経皮的血管内手術を行うことが難
しくなる場合がある。
【００１４】本発明のステント用グラフトは、動脈瘤な
どの血管内手術、特に完全経皮的血管内手術に用いるこ
とが好ましい。
どの血管内手術、特に完全経皮的血管内手術に用いるこ
とが好ましい。
【００１５】本発明のステント用グラフトの布は、綾
織、平織、ニット織物が好ましく、ベロア構造を有して
もよい。特に、綾織および平織が、壁厚の薄い引張り強
度の大きな布を製造しやすく好ましい。
織、平織、ニット織物が好ましく、ベロア構造を有して
もよい。特に、綾織および平織が、壁厚の薄い引張り強
度の大きな布を製造しやすく好ましい。
【００１６】上記チューブは、シース径が２４Ｆｒ以
下、さらに１９Ｆｒ以下、特に１７Ｆｒ以下のシースに
挿入可能なものが好ましい。
下、さらに１９Ｆｒ以下、特に１７Ｆｒ以下のシースに
挿入可能なものが好ましい。
【００１７】上記チューブのシース挿入径が、上記範囲
より大きな場合、完全経皮的血管内手術が行うことが難
しい場合がある。
より大きな場合、完全経皮的血管内手術が行うことが難
しい場合がある。
【００１８】上記チューブは、引張り強度が７．５Ｋｇ
〜３０Ｋｇ、さらに７．７Ｋｇ〜２０Ｋｇ、特に８．０
Ｋｇ〜２０Ｋｇが好ましい。該引張り強度が該範囲より
小さい場合、シース挿入時に布の形状が変形する場合が
ある。該引張り強度が該範囲より大きい場合、布が硬く
なり、折り曲げが十分でない場合がある。
〜３０Ｋｇ、さらに７．７Ｋｇ〜２０Ｋｇ、特に８．０
Ｋｇ〜２０Ｋｇが好ましい。該引張り強度が該範囲より
小さい場合、シース挿入時に布の形状が変形する場合が
ある。該引張り強度が該範囲より大きい場合、布が硬く
なり、折り曲げが十分でない場合がある。
【００１９】上記チューブは、有孔度が１００〜２９５
０ml／（ｃｍ2・ｍｉｎ）、さらに２５０〜２９５０ｍ
ｌ／（ｃｍ2・ｍｉｎ）、さらに５１０〜２８００ｍｌ
／（ｃｍ2・ｍｉｎ）、特に５５０〜２７００ｍｌ／
（ｃｍ2・ｍｉｎ）が好ましい。該有孔度が該範囲より
大きいとチューブより血液が漏出する場合がある。
０ml／（ｃｍ2・ｍｉｎ）、さらに２５０〜２９５０ｍ
ｌ／（ｃｍ2・ｍｉｎ）、さらに５１０〜２８００ｍｌ
／（ｃｍ2・ｍｉｎ）、特に５５０〜２７００ｍｌ／
（ｃｍ2・ｍｉｎ）が好ましい。該有孔度が該範囲より
大きいとチューブより血液が漏出する場合がある。
【００２０】上記チューブは、外径が５〜４５ｍｍ、さ
らに７〜４０ｍｍ、特に８を超えて４０ｍｍ以下が好ま
しい。該外径が該範囲より大きい場合、細いシース、例
えば、２４Ｆｒ、特に１９Ｆｒに挿入することが難しい
場合がある。
らに７〜４０ｍｍ、特に８を超えて４０ｍｍ以下が好ま
しい。該外径が該範囲より大きい場合、細いシース、例
えば、２４Ｆｒ、特に１９Ｆｒに挿入することが難しい
場合がある。
【００２１】上記熱可塑性樹脂繊維を形成する熱可塑性
樹脂としては、ポリエチレン，ポリプロピレン，エチレ
ン−α−オレフィン共重合体などのポリオレフィン、ポ
リアミド、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレー
ト，ポリブチレンテレフタレート，ポリシクロヘキサン
テレフタレート，ポリエチレン−２，６−ナフタレート
などのポリエステル、ＰＴＦＥやＥＴＦＥなどフッ素樹
脂などを挙げることができる。さらに好ましくは、化学
的に安定で耐久性が大きく、組織反応の少ない、ＰＴＦ
ＥやＥＴＦＥなどのフッ素樹脂、化学的に安定で耐久性
が大きく、組織反応の少ない、引張り強度等機械的物性
の優れたポリエチレンテレフタレートなどのポリエステ
ルが好ましい。特に好ましくは、体温によりポリエステ
ル樹脂の強度が低下する場合が考えられるため、ガラス
転移温度６０℃以上のポリエチレンテレフタレートなど
のポリエステルが好ましい。
樹脂としては、ポリエチレン，ポリプロピレン，エチレ
ン−α−オレフィン共重合体などのポリオレフィン、ポ
リアミド、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレー
ト，ポリブチレンテレフタレート，ポリシクロヘキサン
テレフタレート，ポリエチレン−２，６−ナフタレート
などのポリエステル、ＰＴＦＥやＥＴＦＥなどフッ素樹
脂などを挙げることができる。さらに好ましくは、化学
的に安定で耐久性が大きく、組織反応の少ない、ＰＴＦ
ＥやＥＴＦＥなどのフッ素樹脂、化学的に安定で耐久性
が大きく、組織反応の少ない、引張り強度等機械的物性
の優れたポリエチレンテレフタレートなどのポリエステ
ルが好ましい。特に好ましくは、体温によりポリエステ
ル樹脂の強度が低下する場合が考えられるため、ガラス
転移温度６０℃以上のポリエチレンテレフタレートなど
のポリエステルが好ましい。
【００２２】上記熱可塑性樹脂繊維としては、紡糸可能
な円形、楕円、Ｕ型等の形状、太さの糸を用いることが
でき、０．０１〜５デニール、さらに０．１〜３デニー
ル、特に０．８を超えて３デニール以下のモノフィラメ
ント数〜数百本、さらに１０〜７００本、特に１０〜１
００本を撚った糸が好ましい。
な円形、楕円、Ｕ型等の形状、太さの糸を用いることが
でき、０．０１〜５デニール、さらに０．１〜３デニー
ル、特に０．８を超えて３デニール以下のモノフィラメ
ント数〜数百本、さらに１０〜７００本、特に１０〜１
００本を撚った糸が好ましい。
【００２３】本発明のステント用グラフトや上記熱可塑
性樹脂繊維は、抗血栓性材料、例えば、ヘパリン、コラ
ーゲン、アセチルサリチル酸、ゼラチン等で被覆処理さ
れていてもよい。
性樹脂繊維は、抗血栓性材料、例えば、ヘパリン、コラ
ーゲン、アセチルサリチル酸、ゼラチン等で被覆処理さ
れていてもよい。
【００２４】上記チューブは、端部外径の異なるチュー
ブであり、外径（Ｂ）の端部より外径（Ａ）の端部まで
チューブが均一小さくなった部分、不均一に小さくなっ
た部分、径が変化しなかった部分等を含んでいてもよ
く、外径（Ｂ）より大きな径を有する部分を含まないの
が好ましい。
ブであり、外径（Ｂ）の端部より外径（Ａ）の端部まで
チューブが均一小さくなった部分、不均一に小さくなっ
た部分、径が変化しなかった部分等を含んでいてもよ
く、外径（Ｂ）より大きな径を有する部分を含まないの
が好ましい。
【００２５】特に上記チューブが、一方の端部の外径
（Ａ）と他方の端部の外径（Ｂ）とが、Ａ／Ｂ＝０．５
０を超えて０．９８以下、好ましくは０．６０〜０．９
８、さらに好ましくは０．７０〜０．９８、特に好まし
くは０．７８〜０．９８である端部外径の異なるチュー
ブが好ましい。該端部外径の異なるチューブを用いるこ
とにより、血管等の管内に挿入した場合、最も太い管径
部が挿入の管内部に固着しやすく、血液等の流体の流れ
により、挿入した場所よりずれることがない。特に、一
方の端部の外径（Ａ）と他方の端部の外径（Ｂ）の関係
Ａ／Ｂが、上記の範囲より小さいと、狭窄の危険があ
る。上記の範囲より大きいと、挿入した場所よりずれる
ことがある。
（Ａ）と他方の端部の外径（Ｂ）とが、Ａ／Ｂ＝０．５
０を超えて０．９８以下、好ましくは０．６０〜０．９
８、さらに好ましくは０．７０〜０．９８、特に好まし
くは０．７８〜０．９８である端部外径の異なるチュー
ブが好ましい。該端部外径の異なるチューブを用いるこ
とにより、血管等の管内に挿入した場合、最も太い管径
部が挿入の管内部に固着しやすく、血液等の流体の流れ
により、挿入した場所よりずれることがない。特に、一
方の端部の外径（Ａ）と他方の端部の外径（Ｂ）の関係
Ａ／Ｂが、上記の範囲より小さいと、狭窄の危険があ
る。上記の範囲より大きいと、挿入した場所よりずれる
ことがある。
【００２６】上記チューブの長さは、４cm以上で４０cm
を超えない、さらに４cm以上で３０cmを超えない、さら
に４cm以上で２０cmを超えない、特に４〜１５ｃｍが好
ましい。
を超えない、さらに４cm以上で３０cmを超えない、さら
に４cm以上で２０cmを超えない、特に４〜１５ｃｍが好
ましい。
【００２７】上記チューブは、クリンプ加工されていな
いもの、または、クリンプ加工されていない部分とクリ
ンプ加工されていない部分間にクリンプ加工された部分
を有したものでさらに端部がクリンプ加工されていない
部分であるもの（端部を除いてクリンプ加工していない
部分を有していてもよい）などを好ましく用いることが
できる。該クリンプ加工されていない部分の長さとして
は、好ましくは１０ｍｍ以上、さらに１５ｍｍ以上、特
に２０ｍｍ以上のものが好ましい。長さが上記の範囲よ
り小さい場合、ステント設置等の操作性が悪くなる場合
がある。
いもの、または、クリンプ加工されていない部分とクリ
ンプ加工されていない部分間にクリンプ加工された部分
を有したものでさらに端部がクリンプ加工されていない
部分であるもの（端部を除いてクリンプ加工していない
部分を有していてもよい）などを好ましく用いることが
できる。該クリンプ加工されていない部分の長さとして
は、好ましくは１０ｍｍ以上、さらに１５ｍｍ以上、特
に２０ｍｍ以上のものが好ましい。長さが上記の範囲よ
り小さい場合、ステント設置等の操作性が悪くなる場合
がある。
【００２８】上記チューブは、クリンプ加工された部分
を含む場合、クリンプ部分の外径は、クリンプの山部と
谷部の中央部分を意味する。
を含む場合、クリンプ部分の外径は、クリンプの山部と
谷部の中央部分を意味する。
【００２９】上記クリンプ加工としては、熱可塑性樹脂
繊維の平織したチューブの表面を凹凸状に加工する方法
を用いることができる。例えば、米国特許第３３３７６
７３号明細書記載の方法、すなわち、丸棒表面に、熱可
塑性樹脂繊維の平織したチューブを嵌め込み、チューブ
の上から糸を等間隔に螺旋状に巻き付け、そのままチュ
ーブを軸方向に圧縮して縮めることにより襞を形成し、
加熱して熱セットする方法。特開平１−１５５８６０号
明細書記載の方法、すなわち、熱可塑性樹脂繊維の平織
したチューブを、表面を充分に研磨したネジ棒に嵌め込
み、ネジ溝に沿って適宜の糸を巻き付け、そのままの状
態で加熱処理して熱セットする方法などが好ましい。
繊維の平織したチューブの表面を凹凸状に加工する方法
を用いることができる。例えば、米国特許第３３３７６
７３号明細書記載の方法、すなわち、丸棒表面に、熱可
塑性樹脂繊維の平織したチューブを嵌め込み、チューブ
の上から糸を等間隔に螺旋状に巻き付け、そのままチュ
ーブを軸方向に圧縮して縮めることにより襞を形成し、
加熱して熱セットする方法。特開平１−１５５８６０号
明細書記載の方法、すなわち、熱可塑性樹脂繊維の平織
したチューブを、表面を充分に研磨したネジ棒に嵌め込
み、ネジ溝に沿って適宜の糸を巻き付け、そのままの状
態で加熱処理して熱セットする方法などが好ましい。
【００３０】上記チューブとしては、クリンプ加工され
る部分を有することにより、伸縮や曲がりに強く、人体
の血管等の管形状に適合しやすくなる。
る部分を有することにより、伸縮や曲がりに強く、人体
の血管等の管形状に適合しやすくなる。
【００３１】本発明のステント用グラフトは、チューブ
の外面、内面、または外面と内面にステントを設けるこ
とが好ましい。特に、チューブのクリンプ加工されてい
ない部分の外面、内面、または外面と内面にステントを
設けることが、キンク、狭窄に有効であり好ましい。ス
テントは、公知のものを用いることが出来、例えば、頂
部および谷部を有するジグザグ形のワイヤからなる支持
骨組を有する弾性線材で構成された管状構造物などが好
ましい。
の外面、内面、または外面と内面にステントを設けるこ
とが好ましい。特に、チューブのクリンプ加工されてい
ない部分の外面、内面、または外面と内面にステントを
設けることが、キンク、狭窄に有効であり好ましい。ス
テントは、公知のものを用いることが出来、例えば、頂
部および谷部を有するジグザグ形のワイヤからなる支持
骨組を有する弾性線材で構成された管状構造物などが好
ましい。
【００３２】以下に、本発明の実施の形態を図面および
実施例につき詳しく説明する。本発明は、これらの実施
の形態のみに限定されるものではない。
実施例につき詳しく説明する。本発明は、これらの実施
の形態のみに限定されるものではない。
【００３３】図１は、外径（Ｂ）の端部より外径（Ａ）
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分のみ（ｔ
１）を含むステント用グラフトの縦断面の一例を示す。
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分のみ（ｔ
１）を含むステント用グラフトの縦断面の一例を示す。
【００３４】図２は、外径（Ｂ）の端部より外径（Ａ）
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分（ｔ２）と
径が変化しない部分を含むステント用グラフトの縦断面
の一例を示す。
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分（ｔ２）と
径が変化しない部分を含むステント用グラフトの縦断面
の一例を示す。
【００３５】図３は、外径（Ｂ）の端部より外径（Ａ）
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分(ｔ３とｔ
４)と径が変化しない部分を含むステント用グラフトの
縦断面の一例を示す。
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分(ｔ３とｔ
４)と径が変化しない部分を含むステント用グラフトの
縦断面の一例を示す。
【００３６】図４は、外径（Ｂ）の端部より外径（Ａ）
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分（ｔ５）と
径が変化しない部分を含むステント用グラフトの縦断面
の一例を示す。
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分（ｔ５）と
径が変化しない部分を含むステント用グラフトの縦断面
の一例を示す。
【００３７】図５は、外径（Ｂ）の端部より外径（Ａ）
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分（ｔ６）と
径が変化しない部分を含むステント用グラフトの縦断面
の一例を示す。
の端部まで、チューブの径が小さくなる部分（ｔ６）と
径が変化しない部分を含むステント用グラフトの縦断面
の一例を示す。
【００３８】以下に実施例により詳細に説明する。実施
例および比較例で得られる平織した布とチューブの特性
値の測定方法を示す。 （１）引張強度：平織した布の緯糸方向の引張強度を測
定した。引張強度の測定条件は、温度２３℃、引張り速
度１０ｍｍ／ｍｉｎ、試料として経糸方向（幅）に１ｃ
ｍ、緯糸方向（長さ）に２ｃｍで行った。引張強度は、
測定試料数５の平均値とした。 （２）壁厚：チューブの厚みはデジマチックマイクロメ
ーターにより測定した。 （３）有孔度：平織したチューブに３７℃で１２０ｍｍ
Ｈｇの水を流し、チューブの表面積（１ｃｍ2）、測定
時間（１分）で流出した水の容量を有孔度とした。
例および比較例で得られる平織した布とチューブの特性
値の測定方法を示す。 （１）引張強度：平織した布の緯糸方向の引張強度を測
定した。引張強度の測定条件は、温度２３℃、引張り速
度１０ｍｍ／ｍｉｎ、試料として経糸方向（幅）に１ｃ
ｍ、緯糸方向（長さ）に２ｃｍで行った。引張強度は、
測定試料数５の平均値とした。 （２）壁厚：チューブの厚みはデジマチックマイクロメ
ーターにより測定した。 （３）有孔度：平織したチューブに３７℃で１２０ｍｍ
Ｈｇの水を流し、チューブの表面積（１ｃｍ2）、測定
時間（１分）で流出した水の容量を有孔度とした。
【００３９】（実施例１）熱可塑性樹脂繊維は、１．０
デニールのポリエチレンテレフタレート製モノフィラメ
ントを撚糸したものを用いた。緯糸（長さ方向）として
熱可塑性樹脂繊維５０デニール（３０７本）、経糸（周
方向）として５０デニールの熱可塑性樹脂繊維を用い
て、図２に示す形状の端部の内径（ａ）１６ｍｍと内径
（ｂ）２０ｍｍ、長さ１０ｃｍの平織した布チューブを
作成した。得られた平織したチューブは、引張強度９．
５Ｋｇ、壁厚６４μｍ、有孔度は、１７００ｍｌ／（ｃ
ｍ2・ｍｉｎ）であった。得られた平織したチューブに
頂部および谷部を有するジグザグ形の外径約０．４ｍｍ
のワイヤからなるステントを設けたステント付きグラフ
トは、１９Ｆｒシースに挿入可能であった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（１６＋０．０６４×２）／
（２０＋０．０６４×２）＝０．８０
デニールのポリエチレンテレフタレート製モノフィラメ
ントを撚糸したものを用いた。緯糸（長さ方向）として
熱可塑性樹脂繊維５０デニール（３０７本）、経糸（周
方向）として５０デニールの熱可塑性樹脂繊維を用い
て、図２に示す形状の端部の内径（ａ）１６ｍｍと内径
（ｂ）２０ｍｍ、長さ１０ｃｍの平織した布チューブを
作成した。得られた平織したチューブは、引張強度９．
５Ｋｇ、壁厚６４μｍ、有孔度は、１７００ｍｌ／（ｃ
ｍ2・ｍｉｎ）であった。得られた平織したチューブに
頂部および谷部を有するジグザグ形の外径約０．４ｍｍ
のワイヤからなるステントを設けたステント付きグラフ
トは、１９Ｆｒシースに挿入可能であった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（１６＋０．０６４×２）／
（２０＋０．０６４×２）＝０．８０
【００４０】（実施例２）緯糸（長さ方向）として熱可
塑性樹脂繊維５０デニールの糸の数を変えた以外は、実
施例１と同様な方法で熱可塑性樹脂繊維を用いて内径３
０ｍｍの平織したチューブを作成した。このチューブを
図１に示す端部の外径が２９ｍｍと２６ｍｍの金型に挿
入し、１６０℃、３０分間熱処理を行った。得られたチ
ューブは、長さ１０ｃｍ、壁厚６５μｍ、端部の内径
（Ａ）２６ｍｍと内径（Ｂ）２９ｍｍであった。このチ
ューブに実施例１と同じステントを設けたステント付き
グラフトは、１９Ｆｒシースに挿入可能であった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（２６＋０．０６５×２）／
（２９＋０．０６５×２）＝０．９０
塑性樹脂繊維５０デニールの糸の数を変えた以外は、実
施例１と同様な方法で熱可塑性樹脂繊維を用いて内径３
０ｍｍの平織したチューブを作成した。このチューブを
図１に示す端部の外径が２９ｍｍと２６ｍｍの金型に挿
入し、１６０℃、３０分間熱処理を行った。得られたチ
ューブは、長さ１０ｃｍ、壁厚６５μｍ、端部の内径
（Ａ）２６ｍｍと内径（Ｂ）２９ｍｍであった。このチ
ューブに実施例１と同じステントを設けたステント付き
グラフトは、１９Ｆｒシースに挿入可能であった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（２６＋０．０６５×２）／
（２９＋０．０６５×２）＝０．９０
【００４１】（比較例１）緯糸として熱可塑性樹脂繊維
５０デニール（１５４５本）を用いて、実施例１と同様
な方法で平織した内径３０ｍｍの直管状チューブを作成
した。これに図１に示す端部の外径Ｂが３０ｍｍ、外径
Ａが２９ｍｍの金型に挿入し、１６０℃，３０分間熱処
理した。得られたチューブは、端部の内径Ｂが３０ｍ
ｍ、内径Ａが２９.８ｍｍのチューブが得られた。管引
張強度３１．０Ｋｇ、壁厚１９０μｍ、有孔度は、１８
ｍｌ／（ｃｍ2・ｍｉｎ）であった。このチューブに実
施例１と同じステントを設けたステント付きグラフト
は、１９Ｆｒシースに挿入困難であった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（２９．８＋０．１９０×
２）／（３０＋０．１９０×２）＝０．９９
５０デニール（１５４５本）を用いて、実施例１と同様
な方法で平織した内径３０ｍｍの直管状チューブを作成
した。これに図１に示す端部の外径Ｂが３０ｍｍ、外径
Ａが２９ｍｍの金型に挿入し、１６０℃，３０分間熱処
理した。得られたチューブは、端部の内径Ｂが３０ｍ
ｍ、内径Ａが２９.８ｍｍのチューブが得られた。管引
張強度３１．０Ｋｇ、壁厚１９０μｍ、有孔度は、１８
ｍｌ／（ｃｍ2・ｍｉｎ）であった。このチューブに実
施例１と同じステントを設けたステント付きグラフト
は、１９Ｆｒシースに挿入困難であった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（２９．８＋０．１９０×
２）／（３０＋０．１９０×２）＝０．９９
【００４２】（比較例２）緯糸として熱可塑性樹脂繊維
５０デニール（２５３本）を用いて以外は、実施例１と
同様な方法で平織した内径２０ｍｍの直管状チューブを
作成した。これに図１に示す外径Ｂが２０ｍｍ、外径Ａ
が１６ｍｍ金型に挿入し、１６０℃，３０mｉｎ熱処理
した。これにより内径Ｂが２０.０ｍｍ、内径Ａが１６.
０ｍｍのチューブが得られた。引張強度７．４Ｋｇ、壁
厚５０μｍ、有孔度は、２９６０ｍｌ／（ｃｍ2・ｍｉ
ｎ）であった。得られた平織したチューブにステントを
設けたところ、目ずれが発生し、ステント付きグラフト
として用いることが出来なかった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（１６＋０．０５０×２）／
（２０＋０．０５０×２）＝０．８０
５０デニール（２５３本）を用いて以外は、実施例１と
同様な方法で平織した内径２０ｍｍの直管状チューブを
作成した。これに図１に示す外径Ｂが２０ｍｍ、外径Ａ
が１６ｍｍ金型に挿入し、１６０℃，３０mｉｎ熱処理
した。これにより内径Ｂが２０.０ｍｍ、内径Ａが１６.
０ｍｍのチューブが得られた。引張強度７．４Ｋｇ、壁
厚５０μｍ、有孔度は、２９６０ｍｌ／（ｃｍ2・ｍｉ
ｎ）であった。得られた平織したチューブにステントを
設けたところ、目ずれが発生し、ステント付きグラフト
として用いることが出来なかった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（１６＋０．０５０×２）／
（２０＋０．０５０×２）＝０．８０
【００４３】（比較例３）緯糸として熱可塑性樹脂繊維
５０デニール（１８５本）を用いて、実施例１と同様な
方法で平織した図２に示す内径Ｂが２０ｍｍ、内径Ａが
１６ｍｍのチューブを作成した。壁厚４２μｍ、有孔度
は、３８４０ｍｌ／（ｃｍ2・ｍｉｎ）であった。得ら
れた平織したチューブにステントを設けたところ、目ず
れが発生し、ステント付きグラフトとして用いることが
出来なかった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（１６＋０．０４２×２）／
（２０＋０．０４２×２）＝０．８０
５０デニール（１８５本）を用いて、実施例１と同様な
方法で平織した図２に示す内径Ｂが２０ｍｍ、内径Ａが
１６ｍｍのチューブを作成した。壁厚４２μｍ、有孔度
は、３８４０ｍｌ／（ｃｍ2・ｍｉｎ）であった。得ら
れた平織したチューブにステントを設けたところ、目ず
れが発生し、ステント付きグラフトとして用いることが
出来なかった。 端部外径の比（Ａ／Ｂ）＝（１６＋０．０４２×２）／
（２０＋０．０４２×２）＝０．８０
【００４４】
【発明の効果】本発明のステント用グラフトは、特定の
膜厚、有孔度、引張り強度等を有するチューブを用いる
ことにより、細いシース径のシースに挿入可能であり、
弓部、湾曲部、蛇行部などの曲がり部でのキンク、狭窄
による血流の妨げがなく、伸縮や曲がりに強く、人体の
血管形状に適合しやすく、挿入した場所よりずれること
が無く、完全経皮的血管内手術に使用可能であり、接続
部より漏血するおそれがないものである。
膜厚、有孔度、引張り強度等を有するチューブを用いる
ことにより、細いシース径のシースに挿入可能であり、
弓部、湾曲部、蛇行部などの曲がり部でのキンク、狭窄
による血流の妨げがなく、伸縮や曲がりに強く、人体の
血管形状に適合しやすく、挿入した場所よりずれること
が無く、完全経皮的血管内手術に使用可能であり、接続
部より漏血するおそれがないものである。
【図１】 本発明の端部外径の異なるステント用グラフ
トの縦断面図である。
トの縦断面図である。
【図２】 本発明の別の端部外径の異なるステント用グ
ラフトの縦断面図である。
ラフトの縦断面図である。
【図３】 本発明の別の端部外径の異なるステント用グ
ラフトの縦断面図である。
ラフトの縦断面図である。
【図４】 本発明の別の端部外径の異なるステント用グ
ラフトの縦断面図である。
ラフトの縦断面図である。
【図５】 本発明の別の端部外径の異なるステント用グ
ラフトの縦断面図である。
ラフトの縦断面図である。
１、２、３、４、５ 端部外径の異なる熱可塑性樹脂繊
維の布のチューブ
維の布のチューブ
Claims (5)
- 【請求項１】 壁厚が５０μｍを超えて１６０μｍ以下
であり、端部外径の異なる熱可塑性樹脂繊維の布のチュ
ーブであることを特徴とするステント用グラフト。 - 【請求項２】 布が、平織した布であることを特徴とす
る請求項１記載のステント用グラフト。 - 【請求項３】 一方の端部の外径（Ａ）と他方の端部の
外径（Ｂ）とが、Ａ／Ｂ＝０．５０を超えて０．９８以
下である端部外径の異なるチューブを用いることを特徴
とする請求項１〜２記載のステント用グラフト。 - 【請求項４】 チューブが引張り強度７．５Ｋｇ〜３０
Ｋｇのチューブであることを特徴とする請求項１〜３記
載のステント用グラフト。 - 【請求項５】 チューブの長さが４ｃｍ以上で４０ｃｍ
を超えないチューブであることを特徴とする請求項１〜
４記載のステント用グラフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26615297A JPH11104153A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ステント用グラフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26615297A JPH11104153A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ステント用グラフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11104153A true JPH11104153A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17427023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26615297A Pending JPH11104153A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ステント用グラフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11104153A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525704A (ja) * | 2000-03-06 | 2003-09-02 | サーモディックス，インコーポレイティド | 血管内グラフトのコーティング |
| WO2011136243A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 東レ株式会社 | ステントグラフト用基布およびステントグラフト |
| JP2012005867A (ja) * | 2001-03-13 | 2012-01-12 | Yoram Richter | ステント式拡開方法および装置 |
| EP1420717B2 (en) † | 2001-08-07 | 2016-07-27 | Advanced Bio Prosthetic Surfaces, Ltd. | Self-supporting metallic implantable grafts |
| CN110251285A (zh) * | 2019-05-21 | 2019-09-20 | 泰升医疗有限公司 | 扩张支架 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26615297A patent/JPH11104153A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003525704A (ja) * | 2000-03-06 | 2003-09-02 | サーモディックス，インコーポレイティド | 血管内グラフトのコーティング |
| JP2012005867A (ja) * | 2001-03-13 | 2012-01-12 | Yoram Richter | ステント式拡開方法および装置 |
| EP1420717B2 (en) † | 2001-08-07 | 2016-07-27 | Advanced Bio Prosthetic Surfaces, Ltd. | Self-supporting metallic implantable grafts |
| WO2011136243A1 (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-03 | 東レ株式会社 | ステントグラフト用基布およびステントグラフト |
| US9260805B2 (en) | 2010-04-28 | 2016-02-16 | Toray Industries, Inc. | Base fabric for stent graft, and stent graft |
| CN110251285A (zh) * | 2019-05-21 | 2019-09-20 | 泰升医疗有限公司 | 扩张支架 |
| CN110251285B (zh) * | 2019-05-21 | 2021-06-18 | 泰升医疗有限公司 | 渐缩型血管支架 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040521 |