JPH1142134A - 家具等に取着される摘子の製造方法 - Google Patents

家具等に取着される摘子の製造方法

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JPH1142134A
JPH1142134A JP21570697A JP21570697A JPH1142134A JP H1142134 A JPH1142134 A JP H1142134A JP 21570697 A JP21570697 A JP 21570697A JP 21570697 A JP21570697 A JP 21570697A JP H1142134 A JPH1142134 A JP H1142134A
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
shaped member
annular member
knob
annular
Prior art date
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Pending
Application number
JP21570697A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Aono
信行 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUYOSHI KOGYO KK
Original Assignee
MARUYOSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造の工程を省略することで部材の点数を減
らし、組立が簡単で正確に行なえる安価な製品を得るこ
とを可能にする。 【解決手段】 基材1を所定の長さに裁断した後、基材
の表面を所定の長さに亘って削り取って棒状部材16を
形成するのと同時に、棒状部材の一端の外周には連続し
て突出部15を形成する第一の工程と、第一の工程によ
って形成された棒状部材に嵌合するための環状部材17
を、基材4を削り加工または打ち抜き加工することによ
って形成する第二の工程と、第二の工程によって形成さ
れた環状部材17を棒状部材に挿嵌して環状部材の一方
の面17aを棒状部材の一端に設けた突出部に当接させ
た後、環状部材の他方の面17bの内周付近を適宜手段
によってかしめて棒状部材の外周面に圧着18させる第
三の工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組立が容易であると
ともに安価な家具等に取着される摘子の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように所定の長で所定
の太さに加工された中央に螺子孔22aを有する棒状部
材20の一端面に、環状に加工された環状部材21を配
し、この環状部材21と前記棒状部材20とをボルト2
2付き固定部材23によって固定することにり家具等に
取着される摘子24を製造する方法が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このような
方法では製造工程が多くなって製作費が高く付くのに加
え、部材点数も多く組立が面倒である、また、各部材に
施こしてあるメッキにもムラが生じて厚いところや薄い
ところができるために、これら部材を組み立てて製品に
したときにくるいがでる等の問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、特に製造の
工程を省略することで部材の点数を減らすことができ、
これによりメッキを施す部材も少なくすみ、組立が簡単
で正確に行なえる安価な製品を得ることができる家具等
に取着される摘子の製造方法を提案することをその課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る家具等に取着される摘子の
製造方法は、基材を所定の長さに裁断した後、この基材
の表面を所定の長さに亘って削り加工によって削り取っ
て棒状部材を形成するのと同時に、この棒状部材の一端
の外周には連続して突出部を形成する第一の工程と、こ
の第一の工程によって形成された棒状部材に嵌合するた
めの環状部材を、基材を削り加工または打ち抜き加工す
ることによって形成する第二の工程と、この第二の工程
によって形成された環状部材を棒状部材に挿嵌してこの
環状部材の一方の面を前記棒状部材の一端に設けた突出
部に当接させた後、前記環状部材の他方の面の内周付近
をかしめ手段によってかしめて前記棒状部材の外周面に
圧着させる第三の工程とを有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態の一例について説明する。
【0007】図7において、符号14は本発明に係る家
具等に取着される摘子の製造方法によって製造された摘
子を示し、この摘子14は一端に突出部15を有する棒
状部材16とこの棒状部材16に挿嵌され固定された環
状部材17とによって構成されており、固定螺子18を
介して引き出し19に取着されている。そして、前記摘
子14は次の工程によって製造される。
【0008】まず、第一の工程は図1及び図2に示すよ
うに、金属製の基材1を裁断装置2によって所定の長さ
に裁断した後、前記基材1の表面を旋盤3のバイト3a
によって所定の長さに亘って削り加工によって削り取っ
て棒状部材16を形成する。そして、この棒状部材16
を形成する過程においてその一端の外周に連続して突出
部15を形成する。このような工程によって、一端の外
周に突出部15を有する棒状部材16を形成することが
できる。
【0009】なお、金属製の基材1としては角材又は棒
材等の形状のものを使用すればよく、また、材質も鉄、
真鍮、アルミ等のものが考えられる。
【0010】次に、第二の工程は図3に示すように、金
属製の基材4を旋盤5のバイト5aによって削り加工し
て削りとって環状部材17を形成する。この場合、この
環状部材17は初めに外側の輪郭を削り取った後に内側
の輪郭を削り取るようにして形成するのが好ましい。ま
た、内側の輪郭は棒状部材16の外周より心持ち大きく
形成し、前記棒状部材16に環状部材17が摺動するよ
うにして挿嵌されるようにするのが好ましい。このよう
な工程によって、第一の工程によって形成された棒状部
材16に嵌合するための環状部材17を形成することが
できる。
【0011】なお、金属製の基材4としては角材、棒
材、板材等の形状のものを使用すればよく、また、材質
も鉄、真鍮、アルミ等を使用するのが好ましい。
【0012】さらに、第三の工程は図4に示すように、
棒状部材16に環状部材17を挿嵌してこの環状部材1
7の一方の面17aを前記棒状部材16の一端に設けた
突出部15に当接させた後、前記環状部材17の他方の
面17bの内周付近をかしめ手段を成す筒状を有する金
型6の先端の刃部6aで押圧してかしめて前記棒状部材
16の外周面に圧着18させる。
【0013】ところで、前記金型6はプレス機7によっ
て押圧されて作動するように設けられているので、この
ような工程によって棒状部材16に環状部材17を簡単
に嵌合固定することができる。
【0014】さらにまた、第四の工程は図5に示すよう
に、環状部材17が嵌合固定された棒状部材16を固定
具8によって固定した後、前記棒状部材16の先端中央
から内部に亘って旋盤9によって固定螺子25用の螺子
孔10を穿設する。
【0015】なお、上記工程において形成された、棒状
部材16と環状部材17とは必要に応じて表面に塗装を
施すようにしてもよい。
【0016】このような工程によって家具等に取着され
る摘子14を製造することができる。
【0017】上述のように家具等に取着される摘子の製
造方法によれば、第一の工程によって形成された一端の
外周に突出部15を有する棒状部材16と、第二の工程
によって形成された環状部材17とを第三の工程に示す
ような手順によって組み立て固定することにより摘子1
4を製造するものであるから、その製造の工程を省略す
ることができるのに加え、前記摘子14を構成する部材
の点数を減らすことができるので経済的である。また、
各部材にメッキを施すときにもその量が少ないために費
用を安く押えることができる。さらに、組立をするとき
にも簡単で正確に行なえる。そして、全体として安価な
製品を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】前記構成のように、本発明に係る家具等
に取着される摘子の製造方法によれば、一端外周に突出
部を有する棒状部材を形成する第一の工程と、環状部材
を形成する第二の工程と、環状部材を棒状部材に挿嵌し
てこの環状部材の一方の面を前記棒状部材の一端に設け
た突出部に当接させた後、前記環状部材の他方の面の内
周付近をかしめ手段によってかしめて前記棒状部材の外
周面に圧着させる第三の工程とによって摘子を製造する
ものであるから、従来のものに比べてその製造の工程を
省略することができるのに加え、部材の点数を減らすこ
とができて経済的である。また、組立も簡単で正確に行
なえるとともに、棒状部材に対し環状部材の嵌合固定を
かしめによって行なっているので強固にすることができ
る。そして、この方法によれば安価な摘子を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る家具等に取着される摘子の製造方
法において、金属製の基材を裁断装置によって所定の長
さに裁断する状態を示す説明図
【図2】前記基材の表面を旋盤によって所定の長さに亘
って削り取って一端に突出部を有する棒状部材を形成す
る状態を示す説明図
【図3】前記基材を旋盤によって削りとって環状部材を
形成する状態を示す説明図
【図4】前記棒状部材に環状部材を挿嵌してこの環状部
材の他方の面の内周付近を金型の先端の刃部で押圧しか
しめて前記棒状部材の外周面に圧着させる状態を示す説
明図
【図5】前記棒状部材の先端中央から内部に亘って旋盤
によって固定螺子用の螺子孔を穿設する状態を示す説明
【図6】本発明によって製造された摘子の縦断面図
【図7】前記摘子の使用状態を示す斜視図
【図8】従来の摘子の分解斜視図
【符号の説明】
1、4 基材 14 摘子 15 突出部 16 棒状部材 17 環状部材 17a 一方の面 17b 他方の面 18 圧着
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】図7において、符号14は本発明に係る家
具等に取着される摘子の製造方法によって製造された摘
子を示し、この摘子14は一端に突出部15を有する棒
状部材16とこの棒状部材16に挿嵌され固定された環
状部材17とによって構成されており、固定螺子25
介して引き出し19に取着されている。そして、前記摘
子14は次の工程によって製造される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材を所定の長さに裁断した後、この基
    材の表面を所定の長さに亘って削り加工によって削り取
    って棒状部材を形成するのと同時に、この棒状部材の一
    端の外周には連続して突出部を形成する第一の工程と、
    この第一の工程によって形成された棒状部材に嵌合する
    ための環状部材を、基材を削り加工または打ち抜き加工
    することによって形成する第二の工程と、この第二の工
    程によって形成された環状部材を棒状部材に挿嵌してこ
    の環状部材の一方の面を前記棒状部材の一端に設けた突
    出部に当接させた後、前記環状部材の他方の面の内周付
    近をかしめ手段によってかしめて前記棒状部材の外周面
    に圧着させる第三の工程とを有することを特徴とする家
    具等に取着される摘子の製造方法。
JP21570697A 1997-07-25 1997-07-25 家具等に取着される摘子の製造方法 Pending JPH1142134A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9931618B2 (en) 2014-04-02 2018-04-03 Clariant International Ltd. Alkali metal-modified vanadium-phosphorus oxide (VPO) catalyst

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9931618B2 (en) 2014-04-02 2018-04-03 Clariant International Ltd. Alkali metal-modified vanadium-phosphorus oxide (VPO) catalyst

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