JP2004197762A - スペーサ部品 - Google Patents

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一博 上羽
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Abstract

【課題】圧造により量産可能で、しかも抜け止め機能の十分なスペーサ部品を提供する。
【解決手段】スペーサ部品1は、廻り止め機能を備えた非円形の頭部3とダレ部4aを持つ段付き部4とこれに連結された筒部5とから構成されている。そのため、外装ケース2にスペーサ部品1を固定する際には、段付き部4のダレ部4aを押しつぶしてこれを外装ケース2の下穴2a周辺に押し込むことができ、外装ケース2にスペーサ部品1を緊締することができるばかりか、スペーサ部品1の製造の際に円周溝の切削等二次加工が不要となり、圧造工程のみでよく、量産に適した安価なスペーサ部品1を提供することができる。また、外装ケース2の下穴2a周辺にテーパ穴2bを設けた場合には、頭部圧入時に押しつぶされるダレ部4aがテーパ穴2bに押し込まれ、抜け止め機能の十分なスペーサ部品1が得られる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄板材でなる相手材に制御基板、各種部品等の被締結部材を締結または位置決めする際に使用される金属製のスペーサ部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、各種機器に使用される表示装置は軽量化、軽薄化が推し進められており、これにともない各装置の外装ケース、カバー等に肉厚の薄い薄板材が数多く使用されている。そのため、これら薄板材に制御基板等被締結部材を取り付ける際はもちろんのこと、これらの位置決めの際には薄板材に締結される金属製のスペーサ部品が使用されている。このスペーサ部品1は、被締結部材の取付用としては図5に示すように廻り止めとなる非円形の頭部3と、雌ねじが形成された筒部5と首下に設けられた円周溝7とから構成されものがある。このスペーサ部品は、非円形の頭部3が薄板材の一部を押しつぶしてこれを頭部3と薄板材との間の間隙に押し込むとともに、その一部を円周溝7内に押し込んで薄板材から抜け落ちないように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、スペーサ部品1は薄板材にしっかりと固定され、被締結部材をスペーサ部品に緊締できるが、首下部に円周溝を形成する際に切削加工等の二次加工が必要となり、高価となるばかりか、量産に適さない等の欠点が生じている。
【0004】
本発明は、上記欠点の除去を目的とするもので、圧造により量産可能で、しかも抜け止め機能の十分なスペーサ部品を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
非円形の頭部と胴部とを備え、頭部と胴部との間に段付き部を配置し、この段付き部の端面側に胴部側に延びるダレ部が設けられている。前記胴部は、ねじが螺入される筒部であっても、位置決めピンであってもよい。また、前記胴部が挿入される相手材の裏面に下穴を囲むようにテーパ穴を設けるとともに、このテーパ穴に頭部圧入時に押しつぶされたダレ部が押し込まれるように構成してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。図1ないし図3において、1は薄型表示装置(図示せず)の外装ケース2に固定される軟質金属製のスペーサ部品であり、外周に鋸歯3aを有する非円形の頭部3とその首下に設けられた段付き部4とこれに連接された胴部の一例の筒部5とからなっている。前記頭部3は段付き部4の厚みと合わさって外装ケース2の板厚となる厚みを有し、頭部圧入時に外装ケース2の下穴2a周辺を押しつぶしてその余肉が鋸歯3aと外装ケース2との間の間隙に廻り込むように構成されている。また、前記筒部5は中空穴5aを有し、この中空穴5aにねじ部品(図示せず)が螺入されて筒部5の端面に、制御基板、カバー等の被締結部材(図示せず)を緊締するように構成されている。さらに、前記段付き部4は外装ケース2の下穴2aの径よりもわずかに小径に形成されており、しかもその端面には全周にわたって筒部5側に突出するダレ部4aが設けられている。
【0007】
上記スペーサ部品を薄板材でなる外装ケース2に固定する場合には、図3に示すように外装ケース2の下穴2aの上部周辺に案内穴2cを設けておき、この外装ケース2が押圧プレス機の下型6で保持された状態で、下穴2aにスペーサ部品1が供給される。その後、上型(図示せず)によりスペーサ部品1が押圧され、スペーサ部品1の頭部3が外装ケース2の下穴2aの周辺の一部を押しつぶしてその余肉が鋸歯3aの谷部に廻り込む。同時に段付き部4のダレ部4aが下型6に当接して押しつぶされ、その一部が外装ケース2の下穴2a内に押し込まれる。この時、外装ケースの裏面に下穴2aを囲むようにテーパ穴2bが形成されていると、ダレ部4aの一部がこのテーパ穴2b内にも押し込まれ、図4に示すように大きな抜け止め機能を持つ締結構造が得られる。その後、筒部5の中空穴5aにねじ部品(図示せず)が螺入されて、被締結部材がスペーサ部品1に緊締される。
【0008】
なお、実施例では筒部は中空穴を有しているが、貫通穴(図示せず)であってもよい。また、胴部はねじ部品が螺入される筒部5となっているが、これを位置決めピン(図示せず)としてもよい。
【0009】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は廻り止め機能を備えた非円形の頭部とダレ部を持つ段付き部とこれに連結された胴部とから構成されているため、相手材にスペーサ部品を固定する際には、段付き部のダレ部を押しつぶしてこれを相手材の下穴周辺に押し込むことができ、相手材にスペーサ部品をしっかりと固定することができるばかりか、スペーサ部品の製造の際に円周溝の切削等の二次加工が不要となり、圧造工程のみでよく、量産に適した安価な部品を提供することができる等の利点がある。また、本発明は胴部を筒部としたり、位置決めピンとしたりでき、用途に応じたスペーサを提供できる等の利点がある。さらに、本発明は相手材の下穴周辺にテーパ穴を設けているため、頭部圧入時に押しつぶされるダレ部がテーパ穴に押し込まれ、抜け止め機能の十分なスペーサ部品を提供することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部を切り欠いた正面図である。
【図2】本発明の平面図である。
【図3】本発明の取付作業時の説明図である。
【図4】本発明の使用状態を説明する要部断面図である。
【図5】従来のスペーサ部品の一部を切り欠いた正面図である。
【符号の説明】
1 スペーサ部品
2 外装ケース
2a 下穴
2b テーパ穴
2c 案内穴
3 頭部
3a 鋸歯
4 段付き部
4a ダレ部
5 筒部
5a 中空穴
6 下型
7 円周溝

Claims (4)

  1. 非円形の頭部と胴部とを備え、頭部と胴部との間に段付き部を配置し、この段付き部の端面側に胴部側に延びるダレ部を設けたことを特徴とするスペーサ部品。
  2. 胴部は筒部であることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部品。
  3. 胴部は位置決めピンであることを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部品。
  4. 頭部が圧入される相手材の裏面に下穴を囲むようにテーパ穴を設けて頭部圧入時に押しつぶされたダレ部をテーパ穴に押し込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスペーサ部品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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