JP3110850U - 金型用ガイドポスト - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造コストや作業工程が削減でき、緩みや破損の発生を軽減すると共に、剛性が高く変形の少ない金型用ガイドポストを提供すること。
【解決手段】 ポスト部10と、ポスト部10を保持固定するホルダー部20とを備える金型用ガイドポスト1において、ガイドポスト10がホルダー部20の貫通孔に下方より上方に向け圧入されて固定される。ポスト部10は、先端部と、ホルダー部の貫通孔より同一もしくは小径に形成された主軸部と、ホルダー部の貫通孔より大径に形成された圧入部と、ポスト部基端に形成された係止凸部とで構成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、製造が容易でコスト削減が実現でき、さらには剛性が高く変形の少ない金型用ガイドポストに関する。
一般的なプレス金型用のガイドポスト30は、図5に示すように、ポスト部31とホルダー部33とで構成されており、ポスト部31をホルダー部33の貫通孔34に挿入し保持固定されていた。前記ポスト部31をホルダー部33に固定する方法としては、ポスト部31を貫通孔34に挿入した後、ホルダー部33に穿孔された螺子穴35から止め螺子36をねじ込ませ、かかる止め螺子36の先端をポスト部31下方周囲に設けられた止め溝32に係止させる手法が採られていた。
しかしながら、従来のガイドポストの構造においては、ポスト部31の下方周囲に凹状の止め溝32を設け、ホルダー部33側面に螺子穴35を穿孔させる必要があった。また、螺子穴35に止め螺子36をねじ込ませてポスト部31を固定させなければならず、作業工程が増え、コスト高に繋がるという欠点があった。さらに、止め螺子36の緩みや破損が生じた場合、ポスト部31の抜けが生じて金型全体にまで悪影響を及ぼすという問題も発生した。
そこで本考案は上記の点に鑑み、製造コストや作業工程を削減でき、緩みや破損の発生を低減することができると共に、剛性が高く変形の少ない金型用ガイドポストを提供することにある。
上記課題を解決するために本考案の金型用ガイドポストは、ポスト部と、かかるポスト部を保持固定するホルダー部とで構成される金型用ガイドポストにおいて、前記ガイドポストは、ポスト部をホルダー部の貫通孔下方より圧入して固定されることを特徴とする。また前記ポスト部は、先端部と、ホルダー部の貫通孔より同一もしくは小径に形成された主軸部と、ホルダー部の貫通孔より大径に形成された圧入部と、ポスト部基端に形成された係止凸部とで構成される。また前記ホルダー部は、金型に装着されるホルダー本体と、ホルダー本体の中央に穿孔された、ポスト部の圧入部より小径状に形成された貫通孔と、前記貫通孔の基端に形成された、ポスト部の係止凸部を係止する係合部とで構成される
ポスト部をホルダー部の貫通孔下方より圧入して保持し、係合部で係止凸部を係止することにより、ポスト部に凹状の止め溝を設けたり、ホルダー部側面に螺子穴を穿孔させたりする加工を不要とする。また、螺子穴に止め螺子をねじ込ませて固定する作業も削減できる。さらには、止め螺子の緩みや破損により発生する金型全体に与える悪影響を防ぐこともできる。
以下、本考案の金型用ガイドポストにおける実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す金型用ガイドポスト1は、プレス金型に装着され、上型の位置決めや進退を精確に規制するために下型に装着されるもので、ポスト部10と、かかるポスト部10を保持固定するホルダー20とを備えている。また、上型には、ポスト部10が挿入されるブシュ24が装着される。
ポスト部10は、図2および図3に示すように、先端部11と、主軸部12と、主軸部12下方に設けられた圧入部13と、ポスト部10基端に形成された係止凸部14とで構成されている。また、ポスト部10の先端部11と係止凸部14には、センタ挿入孔15が穿設されている。
主軸部12は、後述詳細のホルダー部20の貫通孔22と同一もしくは小径に形成されている。また、主軸部12の下方に設けられた圧入部13は、ホルダー部20の貫通孔22の内径より大径に形成されている。さらに、ポスト部10基端周囲に形成された係止凸部14は、貫通孔22基端の係合部23と係止される。
ホルダー部20は、下型Aに装着されるホルダー本体21と、ホルダー本体21の中央に穿孔された、ポスト部10の圧入部13より小径状に形成された貫通孔22と、かかる貫通孔22の基端に形成された、ポスト部10の係止凸部14を係止する係合部23とで構成される。
本考案の金型用ガイドポスト1では、ポスト部10をホルダー部20の貫通孔22下方から上方に向け圧入することにより該ポスト部10が固定されている。このようにポスト部10をホルダー部20の貫通孔22に圧入して固定することにより、ポスト部10の圧入部13が貫通孔22内で密着された状態で保持固定されるので、全体の剛性が高くなり、変形の少ない金型用ガイドポストが実現できる。なお、ポスト部10の圧入強度は、圧入部13の径と貫通孔22の内径との差、および材質の弾性限界圧により適宜調整される。
また、他の好適例として、図4に示すように、ポスト部10基端の係止凸部14を薄いテーパ状に形成し、さらにホルダー部20の係合部23も同様の形状に形成してもよい。そのことにより、前述の構造と同様の効果が得られると共に、係止凸部14と係合部24との加工組み付けを簡易に行うことができる。
次に、ポスト部10をホルダー部20に保持固定する方法を図2及び図3に基づいて説明する。
先ず、図2の矢印に示すように、ポスト部10の先端部11をホルダー部20の貫通孔22の下方より上方に向け挿入する。挿入後、ポスト部10の圧入部13を貫通孔22内に圧入して密着させる。この際、ポスト部10の係止凸部14がホルダー部20の係合部23に係止されるまで圧入する。ポスト部10をホルダー部20に保持固定した後、図3に示すように、ホルダー部20をボルト(図示せず)等で下型Aに装着する。ホルダー部20を下型Aに装着した後、通常の金型プレス作業を行う。なお、24は予め上型Bに固定されているブシュである。
本考案の金型用ガイドポストの全体斜視図である。 ポスト部とホルダー部を分解した状態を示す説明図である。 ポスト部とホルダー部を固定させた状態を示す説明図である。 他の好適例を示す金型用ガイドポストの分解図である。 従来の金型用ガイドポストの側面図である。
符号の説明
1 金型用ガイドポスト
10 ポスト部
11 先端部
12 主軸部
13 圧入部
14 係止凸部
15 センタ挿入孔
20 ホルダー部
21 ホルダー本体
22 貫通孔
23 係合部
24 ブシュ
30 ガイドポスト
31 ポスト部
32 止め溝
33 ホルダー部
34 貫通孔
35 螺子穴
36 止め螺子
A 下型
B 上型

Claims (3)

  1. ポスト部と、該ポスト部を保持固定するホルダー部とを備える金型用ガイドポストにおいて、前記ポスト部が前記ホルダー部の貫通孔に下方より上方に向け圧入されて固定されることを特徴とする金型用ガイドポスト。
  2. 前記ポスト部は、先端部と、ホルダー部の貫通孔より同一もしくは小径に形成された主軸部と、ホルダー部の貫通孔より大径に形成された圧入部と、ポスト部基端に形成された係止凸部とで構成されている請求項1記載の金型用ガイドポスト。
  3. 前記ホルダー部は、金型に装着されるホルダー本体と、ホルダー本体の中央に穿孔された、ポスト部の圧入部より小径状に形成された貫通孔と、前記貫通孔の基端に形成された、ポスト部の係止凸部を係止する係合部とで構成されている請求項1記載の金型用ガイドポスト。
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