JPH1142132A - 底を取りはずして深さの変更が可能な机等の引き出し - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 机等の引き出しの深さを、既存の引き出し枠
を用いて変更する。 【構成】 上下の位置関係にある引き出しの上側の引き
出しの底受けと底を完全に固定せず、上側の引き出しの
底を取りはずした状態である引き出し枠と下側の引き出
しを固定具で固定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は、机等の引き出しの深さを必要に
応じて変更できるようにし、物の大きさに対応した収納
が可能となる机等の引き出しに関するものである。

【０００２】従来、机等のそれぞれの引き出しの深さの
違いに合わせて物を収納していたが、大きな物が多い時
などに引き出しの深さを変更できず不便であった。

【０００３】本発明は、上下の位置関係にある引き出し
において、必要に応じて引き出しの深さを深くできる机
等の引き出しに関するもので、それを図面について説明
すれば、上側の引き出し（１）の底受け（２）と底
（３）を完全に固定せず、引き出しから底を取りはずし
た後の引き出し枠（４）と下側の引き出し（６）を固定
具（５）で固定したものである。

【０００４】このようにすれば、必要に応じて上側の引
き出しの底を取りはずした後の引き出し枠と下側の引き
出しを固定することで、引き出しの数は減るものの２個
の引き出しを合体させて１個の深さの深い引き出しを生
成することができ、必要なくなれば、固定具を解除し底
を取り付ければ従来の上下２段の引き出しとして使用す
ることができる。また、固定具としては、上に位置する
引き出し枠と下側の引き出しの内側に柱状体を立てて固
定するものや、棒状体により固定するものや、板状体を
引き出し枠と下側の引き出しの前面の間に差し込み固定
するものや、Ｈ状の断面をした棒状体を引き出し枠と下
側の引き出しの前面のすき間に差し込み固定するもの
や、引き出し枠と下側の引き出しの前面をはさみ込んで
固定するものや、板状体により固定するもの等がある。
さらに、これらの固定具は必要に応じて内側に取り付け
たり、外側に取り付けたりし、場合によっては、引き出
し枠や下側の引き出しに一部埋め込み使用する。また、
底は必要に応じて補強するものとし、多様な底受けにお
いても取りはずしが可能な底であれば、底受けと底の簡
単な固定具は取り付け可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】上側の引き出しの底を取りはずしていない上・
下引き出しの斜視図である。

【図２】上側の引き出しの底を取りはずした引き出し枠
と下側の引き出しの斜視図である。

【図３】固定具に柱状体を用いて固定した場合の斜視図
である。

【図４】固定具に棒状体を用いて固定した場合の斜視図
である。

【図５】固定具に板状体を前面に差し込み固定した場合
の斜視図である。

【図６】固定具にＨ状の断面の棒状体を用いて固定した
場合の斜視図である。

【図７】固定具に引き出し枠及び引き出しの前面をはさ
み込むものを用いて固定した場合の斜視図である。

【図８】固定具に板状体を前面に差し込み固定した場合
の斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）上下の位置位関係にある引き出しの
   上側の引き出しにおいて、底受けと底を完全に固定せ
   ず、底の取りはずしを可能にする。 （ロ）底を取りはずした上側の引き出しの引き出し枠
   と、下側の引き出しを固定する固定具を、引き出し枠
   か、または下側の引き出しか、または引き出し枠と下側
   の引き出しの両方に設ける。 以上の如く構成された机等の引き出し。