JP2578315B2 - 棚固定具 - Google Patents

棚固定具

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JP2578315B2
JP2578315B2 JP3494594A JP3494594A JP2578315B2 JP 2578315 B2 JP2578315 B2 JP 2578315B2 JP 3494594 A JP3494594 A JP 3494594A JP 3494594 A JP3494594 A JP 3494594A JP 2578315 B2 JP2578315 B2 JP 2578315B2
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shelf
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cylinder
shelf fixing
outer cylinder
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徳三 小林
順一 川田
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OM Kiki Co Ltd
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OM Kiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として組立式棚の棚
板を四方の柱によって支持する際に、柱の任意な位置へ
棚板を固定維持するための棚固定具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】棚板を四隅の受金具によって所定の位置
へ固定維持する手段として、受金具を下に広がる(下方
が大径)テーパ内面を有するものとし、その受金具と柱
との間へ下方より上部が狭い(上部が小径)テーパ外面の
スペーサを挿入する構造のものを提案している(実公平1
-30908号、実公平3-34114号)。この際、スペーサには円
柱又は角柱に設けられた位置決め凹部へ嵌まる内面凸部
があり、受金具は棚板の四隅に一体である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来提案した構造
のものは、棚の受金具を上部が小径のテーパ外面のスペ
ーサへ合体する目的で下部が大径のテーパ内面を有した
構造としているため、支柱に支持する棚は表裏が決まっ
ており、表面側のみしか利用できなかった。
【0004】また、このように内面をテーパー状に加工
するためには、機械による削り加工を必要とするなど、
製作も難しく、コストアップの要因となっていた。
【0005】本発明はこれを一枚の棚を表裏いずれの面
にでも固定支持でき、例えば通常は縁がないフラットタ
イプで裏返せば縁が上方へ起立したトレイ状の棚として
使用できるような棚板の両面を使用可能とする棚の固定
具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を検討した結
果、本発明者は、スリ割り1を有しかつ柱10の位置決め
凹部11へ嵌まる係止突起2を内面に有した上部が小径の
テーパ外面からなる内筒3と、スリ割り4を有し下方が
大径のテーパ内面からなる外筒5とで構成し、前記内外
筒3,5を合一して全長にわたってほぼ同一肉厚の筒状
体とした棚固定具6を開発したのである。
【0007】この棚の組み立て方法は、まず内筒を柱の
側方から所定の位置へ嵌め、次に外筒を内筒の上にかぶ
せたのち、取付穴を設けた棚を柱の上方から挿通し組み
立てるか、又は、あらかじめ取付穴に外筒を装着してお
き、内筒を取り付けた柱に挿通して組み立てるのであ
る。
【0008】柱10が断面角形状の角柱の場合は、ここに
いう内外筒3,5は断面角枠形状であり、柱10が断面丸
形状の円柱の場合は、内外筒3,5は断面リング状であ
る。
【0009】内外筒3,5のスリ割り1,4は、下方を拡
げると嵌め易いが、内外筒3,5が軟らかく拡げ易い素
材で形成されている場合は必ずしも拡げる必要がない。
【0010】また、外筒5は棚板支持のために下方にフ
ランジ部8を設けるか、外周面に突条9を設けるかは任
意であり、更に、フランジ部8と突条9の両方を設けて
もよい。
【0011】
【作用】上記のような構造の棚固定具6は、上下全長に
亘ってほぼ同一径であるから、これが装着される棚板12
の受金具13に設けられる取付穴14は上下ほぼ同一径とな
る。この取付穴14内へ保持溝15を設けるか又は保持溝な
しで棚固定具6によって棚板12が支持される。そこで、
棚板12は両面使用が可能となる。また、組み替えに際し
ても、分解が木槌一本で容易に可能である。
【0012】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は本発明の棚固定具による棚の固定支持状
態を示す断面図である。図2は棚固定具の実施例の分解
斜視図である。図3は棚固定具の他の実施例の分解斜視
図である。図4は本発明の棚固定具6で組立てられた棚
の斜視図である。
【0013】図1,2にみられる本発明実施例では、内
筒3及び外筒5がそれぞれ棚板の荷重を受けるフランジ
部7,8を有している。外筒のフランジ部及び突条は主
に外筒の位置決めの役割をしている。ただし、棚板に一
定以上の荷重がかかった場合に棚板が外筒からズレ落ち
るのを防止する機能も有する。また、図3の例では、フ
ランジ部はなく、外筒5の外周に設けた2本の突条9で
棚板の位置決めをするようにしている。
【0014】いずれの実施例の場合も、内筒3は柱へ嵌
め易い下部が広い縦方向のスリ割り1を有しており、か
つ柱10の位置決め凹部11へ嵌まる係止突起2を内面に有
した構造で、外面は上部にいくほど小径となるテーパ状
である。また、外筒5もスリ割り4を有しており、内面
は下部が大径のテーパ内面を有した構造である。内筒3
の外面テーパと外筒5の内面テーパとはほぼ合致する傾
斜となっており、前記内外筒3,5を合一すると、全長
ほぼ同一肉厚の筒状体の棚固定具6となる。したがっ
て、これを嵌合する受金具13の内面は全長にわたって直
円筒面となっている。
【0015】上記構造において、内外筒3,5のスリ割
り1,4は、下方を拡げると柱に嵌め易いため、図2の
内外筒及び図3の内筒は下方を拡げている。しかし、図
3の外筒5のように、軟らかく拡げ易い素材で形成され
ている場合はスリ割り4の下方を必ずしも拡げる必要が
ない。また、外筒5は図2のように下方にフランジ部8
を設けるか、図3のように外周面に突条9を設けるかは
任意である。更に、図1に示すように、フランジ部8と
突条9の両方を設けてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の棚固定具は以上のように、内筒
と外筒とからなる全長にわたってほぼ同一肉厚の筒状体
であるから、同一の棚板を必要に応じてフラットな表面
と縁のあるトレイとしての裏面など表裏異なる棚板の表
裏両面いずれでも使用できる。また、ノックダウン方式
で組立てができ、高さ調節も容易に可能である。
【0017】本発明の機能を利用すれば、作業台とか柱
の下部に車輪を付けてカートにする等、多くの分野に利
用できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棚固定具による棚の固定支持状態を示
す断面図である。
【図2】棚固定具の実施例の分解斜視図である。
【図3】棚固定具の他の実施例の分解斜視図である。
【図4】本発明の棚固定具で組立てられた棚の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 スリ割り 2 係止突起 3 内筒 4 スリ割り 5 外筒 6 棚固定具 7 フランジ部 8 フランジ部 9 突条 10 柱 11 位置決め凹部 12 棚板 13 受金具 14 取付穴 15 保持溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板の四隅に柱を挿通する受金具を設
    け、柱と受金具の間にスペーサーを装着して棚を所定高
    さに止着する棚固定具において、スリ割り1を有しかつ
    柱10の位置決め凹部11へ嵌まる係止突起2を内面に有し
    た上部が小径のテーパ外面からなる内筒3と、スリ割り
    4を有し下部が大径のテーパ内面からなる外筒5とで構
    成し、前記内外筒3,5を合一して全長にわたってほぼ
    同一肉厚の筒状体としてなる棚固定具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の外筒5は下方にフランジ
    部8又は外周面に突条9を設けてなる棚固定具。
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GB2387766A (en) * 2002-04-23 2003-10-29 Protrend Co Ltd Shelf positioning device
JP4621431B2 (ja) * 2004-02-02 2011-01-26 株式会社若本製作所 組立棚及び組立棚用固定装置
JP4705356B2 (ja) * 2004-10-06 2011-06-22 株式会社ロイヤル 棚等の支持装置
JP5685698B2 (ja) * 2011-04-19 2015-03-18 株式会社ダイクレ サンゴ育成用構造物

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