JP2553462Y2 - お札立 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は壁掛台に左右に移動す
る受板とスタンド台を接続するお札立に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、箱型のお札立があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）大きさの異なるお札の使用には不向であった。 （ロ）限られた場所でした使用できなかった。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】壁掛台（１）の上部側面
にスリット（２）を設け、受板（３）（３′）がスリッ
ト（２）内を左右に移動し、その下部を上方向に向けて
折曲げた壁掛台（１）を、スタンド台（５）に着脱自在
に取付ける。本考案は、以上のような構成よりなるお札
立である。

【０００５】

【作用】受板（３）（３′）を左右に移動させることに
より大きさの異なるお札が立てられる。また上下の２ヵ
所でお札を支持することができるとともに、必要に応じ
て壁に掛けることもできる。

【０００６】

【実施例】以下、本案の実施例について説明する。 （イ）壁掛台（１）の上部側面にスリット（２）を設け
るとともに、壁掛台（１）の下部を上方向に向けてほぼ
コの字状に折曲げて形成する。 （ロ）スリット（２）に挿入する受板（３）（３′）を
設ける。 （ハ）壁掛台（１）を着脱自在に取付けられるスタンド
台（５）を設ける。 （ニ）スリット（２）に受板（３）（３′）を挿入す
る。 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、受
板（３）（３′）を指先にやや力を入れ、お札の大きさ
に応じて左右に移動させ、お札を挾むように固定させる
とともに、壁掛台（１）の下部に設けられた折曲部内に
お札の下部を挿入する。柱、壁等に掛けて使用するとき
は、壁掛台（１）をスタンドから外して穴（４）を釘で
止めればよい。また棚等へ載せるスタンドとして使用す
るときは、壁掛台（１）を図１に示すようにスタンド台
（５）に挿入すればよい。

【０００７】

【考案の効果】大きさの異なったお札を自由に立てら
れ、場所を選ばず使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の斜視図である。

【図４】本考案の分解斜視図である。

【符号の説明】

１ 壁掛台 ２ スリット ３ ３′受板 ４ 穴 ５ スタンド台

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 壁掛台（１）の上部側面にスリット
   （２）を設け、スリット（２）に挿入して左右に移動す
   る受板（３）（３′）を設け、その下部を上方向に向け
   て折曲げた壁掛台（１）を、スタンド台（５）に着脱自
   在に取付けたことを特徴とするお札立。