JPH114151A - ダイオードスイッチ回路 - Google Patents
ダイオードスイッチ回路Info
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- JPH114151A JPH114151A JP15397497A JP15397497A JPH114151A JP H114151 A JPH114151 A JP H114151A JP 15397497 A JP15397497 A JP 15397497A JP 15397497 A JP15397497 A JP 15397497A JP H114151 A JPH114151 A JP H114151A
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- frequency signal
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- pin diodes
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 39
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
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- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】RFスイッチがオン状態のRF高周波信号の挿
入損失を少なくするとともに、オフ状態におけるRF高
周波信号の高アイソレーションを実現させる。 【解決手段】複数のPINダイオードPD1〜PD6を順
方向に直列接続してスイッチング用直流バイアス源+B
に印加され、複数のPINダイオードを均等に並列接続
してコンデンサC1〜C4を介してRF高周波信号入出力
源T1、T2に印加される。
入損失を少なくするとともに、オフ状態におけるRF高
周波信号の高アイソレーションを実現させる。 【解決手段】複数のPINダイオードPD1〜PD6を順
方向に直列接続してスイッチング用直流バイアス源+B
に印加され、複数のPINダイオードを均等に並列接続
してコンデンサC1〜C4を介してRF高周波信号入出力
源T1、T2に印加される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイオードスイッチ
回路に関し、特に、RF高周波信号をオン/オフ制御す
るダイオードスイッチ回路に係わる。
回路に関し、特に、RF高周波信号をオン/オフ制御す
るダイオードスイッチ回路に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から図4に示す特開平2−1641
24号公報のダイオードスイッチ回路が提案されてい
る。図4のダイオードスイッチ回路は、PINダイオー
ドPD51〜PD54と、PINダイオードPD51〜PD54
が2個ずつ(PD51〜PD52、PD53〜PD54)直列に
接続されて構成されているダイオードブリッジ50と、
2つのPINダイオードPD51〜PD52、PD53〜PD
54からなり、かつダイオードブリッジ50にバイアス電
圧が供給される一対の端子間のPINダイオードPD51
〜PD54に対して逆方向に直列に接続されているダイオ
ード51と、RF高周波信号の入出力端子T51、T52
と、ダイオード51の中点に接続されているコンデンサ
C51と、交流電源防止のためのコンデンサC52、C53
と、抵抗R51、R52と、チョークコイルCC51、CC52
とが備えられている。
24号公報のダイオードスイッチ回路が提案されてい
る。図4のダイオードスイッチ回路は、PINダイオー
ドPD51〜PD54と、PINダイオードPD51〜PD54
が2個ずつ(PD51〜PD52、PD53〜PD54)直列に
接続されて構成されているダイオードブリッジ50と、
2つのPINダイオードPD51〜PD52、PD53〜PD
54からなり、かつダイオードブリッジ50にバイアス電
圧が供給される一対の端子間のPINダイオードPD51
〜PD54に対して逆方向に直列に接続されているダイオ
ード51と、RF高周波信号の入出力端子T51、T52
と、ダイオード51の中点に接続されているコンデンサ
C51と、交流電源防止のためのコンデンサC52、C53
と、抵抗R51、R52と、チョークコイルCC51、CC52
とが備えられている。
【0003】抵抗R51、R52は、各チョークコイルCC
51、CC52を介してダイオードブリッジ50の一対の端
子に各々接続されている。また、RF高周波信号入出力
端子T51、T52は各々コンデンサC52、C53を介してダ
イオードブリッジ50の他の一対の端子に各々接続され
ている。コンデンサC51の一方はダイオード51の中点
に接続されており、コンデンサC51の他方は基準電位点
に接続されている。
51、CC52を介してダイオードブリッジ50の一対の端
子に各々接続されている。また、RF高周波信号入出力
端子T51、T52は各々コンデンサC52、C53を介してダ
イオードブリッジ50の他の一対の端子に各々接続され
ている。コンデンサC51の一方はダイオード51の中点
に接続されており、コンデンサC51の他方は基準電位点
に接続されている。
【0004】このように構成されている図4に示す従来
のダイオードスイッチ回路について、以下その動作につ
いて説明する。電源供給の極性を正転および反転させる
ことによりRFスイッチをオン/オフさせることから、
ダイオードブリッジ50を構成するPINダイオードP
D51〜PD54に順方向となるバイアス電圧を抵抗R51お
よびチョークコイルCC51を介して印加すると、このバ
イアス電圧はダイオード51に対しては逆方向に印加さ
れることにより、PINダイオードPD51〜PD54がオ
ンとなり、ダイオード51はオフとなることからRF高
周波信号入出力端子T51〜T52間は低損失となり、RF
高周波信号の伝送が可能となる。一方、ダイオードブリ
ッジ50を構成する各PINダイオードPD51〜PD54
に逆方向となるバイアス電圧を抵抗R52およびチョーク
コイルCC52を介して印加すると、このバイアス電圧は
ダイオード51に対しては順方向に印加されることによ
り、ダイオード51はオンとなり、PINダイオードP
D51〜PD54はオフとなる。よってRF高周波信号入出
力端子T51〜T52間はRF高周波信号に対しては高損失
となり、ダイオード51から減衰されて漏れるRF高周
波信号はダイオード51およびコンデンサC51を介して
基準電位点に伝送されアースされるため、RF高周波信
号入出力端子T51〜T52間のRF高周波信号の伝送は完
全にオフされる。
のダイオードスイッチ回路について、以下その動作につ
いて説明する。電源供給の極性を正転および反転させる
ことによりRFスイッチをオン/オフさせることから、
ダイオードブリッジ50を構成するPINダイオードP
D51〜PD54に順方向となるバイアス電圧を抵抗R51お
よびチョークコイルCC51を介して印加すると、このバ
イアス電圧はダイオード51に対しては逆方向に印加さ
れることにより、PINダイオードPD51〜PD54がオ
ンとなり、ダイオード51はオフとなることからRF高
周波信号入出力端子T51〜T52間は低損失となり、RF
高周波信号の伝送が可能となる。一方、ダイオードブリ
ッジ50を構成する各PINダイオードPD51〜PD54
に逆方向となるバイアス電圧を抵抗R52およびチョーク
コイルCC52を介して印加すると、このバイアス電圧は
ダイオード51に対しては順方向に印加されることによ
り、ダイオード51はオンとなり、PINダイオードP
D51〜PD54はオフとなる。よってRF高周波信号入出
力端子T51〜T52間はRF高周波信号に対しては高損失
となり、ダイオード51から減衰されて漏れるRF高周
波信号はダイオード51およびコンデンサC51を介して
基準電位点に伝送されアースされるため、RF高周波信
号入出力端子T51〜T52間のRF高周波信号の伝送は完
全にオフされる。
【0005】よってRF高周波信号の挿入損失や出力電
流を増大させることなく高アイソレーション特性が得ら
れる。
流を増大させることなく高アイソレーション特性が得ら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ダイオードスイッチ回路では、RFスイッチをオン/オ
フ切り替えるために電源の供給極性を正転および反転さ
せ、RFスイッチがオンのときにはRF高周波信号の低
損失の特性が得られ、RFスイッチがオフのときには高
アイソレーションの特性が各々得られたが、前述、低損
失化させるためにはPINダイオードを並列に接続し、
高アイソレーション化させるためにはダイオードを直列
に接続せねばならず、またダイオードの内部抵抗値には
バラツキがあるために一定の電流を流すのが困難である
ため、各ダイオードに個別の電流制限回路が必要になる
という難点があった。
ダイオードスイッチ回路では、RFスイッチをオン/オ
フ切り替えるために電源の供給極性を正転および反転さ
せ、RFスイッチがオンのときにはRF高周波信号の低
損失の特性が得られ、RFスイッチがオフのときには高
アイソレーションの特性が各々得られたが、前述、低損
失化させるためにはPINダイオードを並列に接続し、
高アイソレーション化させるためにはダイオードを直列
に接続せねばならず、またダイオードの内部抵抗値には
バラツキがあるために一定の電流を流すのが困難である
ため、各ダイオードに個別の電流制限回路が必要になる
という難点があった。
【0007】本発明はこのような難点を解消するために
なされたもので、RFスイッチがオフの際のRF高周波
信号の挿入損失を少なくするために、PINダイオード
を直列に接続し各PINダイオードに一定の電流を流
し、RF高周波成分はコンデンサを用いて並列に流すダ
イオードスイッチ回路を提供することを目的としてい
る。
なされたもので、RFスイッチがオフの際のRF高周波
信号の挿入損失を少なくするために、PINダイオード
を直列に接続し各PINダイオードに一定の電流を流
し、RF高周波成分はコンデンサを用いて並列に流すダ
イオードスイッチ回路を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明のダイオードスイッチ回路は、複数のPINダ
イオードを順方向に直列接続してスイッチイング用直流
バイアス源に印加され、複数のPINダイオードを均等
に並列接続してコンデンサを介してRF高周波信号入出
力源に印加されるものである。
る本発明のダイオードスイッチ回路は、複数のPINダ
イオードを順方向に直列接続してスイッチイング用直流
バイアス源に印加され、複数のPINダイオードを均等
に並列接続してコンデンサを介してRF高周波信号入出
力源に印加されるものである。
【0009】本発明のダイオードスイッチ回路におい
て、スイッチング用直流バイアス源から直流電流が供給
され、この直流電流により順方向に直列接続された複数
のPINダイオードがオンされ、コンデンサによりRF
高周波信号を複数のPINダイオードが2個、もしくは
3個ずつ均等に直列接続されたダイオードブロックに並
列に流すことが出来る。
て、スイッチング用直流バイアス源から直流電流が供給
され、この直流電流により順方向に直列接続された複数
のPINダイオードがオンされ、コンデンサによりRF
高周波信号を複数のPINダイオードが2個、もしくは
3個ずつ均等に直列接続されたダイオードブロックに並
列に流すことが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のダイオードスイッ
チ回路の一実施例について、図面を参照して説明する。
図1(a)に示す本発明のダイオードスイッチ回路は、
直流電流を供給するスイッチング用直流バイアス源+B
と、スイッチング用直流バイアス源+Bから供給された
直流電流を一定のダイオード電流値にコントロールする
ための抵抗R1、R2と、バイアス電圧には低インピーダ
ンスであり、RF高周波信号には高インピーダンスであ
るため直流電流は流し、RF高周波信号を遮断するチョ
ークコイルCC1、CC2と、コンデンサC1〜C4と、2
個ずつ(PD1〜PD2、PD3〜PD4、PD5〜PD6)
直列接続されペアをなすダイオードブロックDB1〜D
B3を形成する複数のPINダイオードPD1〜PD6
と、RF高周波信号入出力端子T1、T2と、各ダイオー
ドブロックDB1〜DB3に対して並列接続されているコ
ンデンサC1〜C4とが備えられている。
チ回路の一実施例について、図面を参照して説明する。
図1(a)に示す本発明のダイオードスイッチ回路は、
直流電流を供給するスイッチング用直流バイアス源+B
と、スイッチング用直流バイアス源+Bから供給された
直流電流を一定のダイオード電流値にコントロールする
ための抵抗R1、R2と、バイアス電圧には低インピーダ
ンスであり、RF高周波信号には高インピーダンスであ
るため直流電流は流し、RF高周波信号を遮断するチョ
ークコイルCC1、CC2と、コンデンサC1〜C4と、2
個ずつ(PD1〜PD2、PD3〜PD4、PD5〜PD6)
直列接続されペアをなすダイオードブロックDB1〜D
B3を形成する複数のPINダイオードPD1〜PD6
と、RF高周波信号入出力端子T1、T2と、各ダイオー
ドブロックDB1〜DB3に対して並列接続されているコ
ンデンサC1〜C4とが備えられている。
【0011】スイッチング用直流バイアス源+Bの一方
は抵抗R1およびチョークコイルCC1を介してダイオー
ドブロックDB1を構成するPINダイオードPD1の入
力側に接続され、スイッチング用直流バイアス源+Bの
他方は基準電位点に接続されている。RF高周波信号出
力端子T1はコンデンサC1およびC2に各々接続されて
おり、コンデンサC1はダイオードブロックDB1および
コンデンサC3を介してRF高周波信号入力端子T2に接
続され、コンデンサC2はダイオードブロックDB2およ
びコンデンサC3を介してRF高周波信号入力端子T2
と、ダイオードブロックDB3およびコンデンサC4を介
してRF高周波信号入力端子T2に各々接続されてい
る。
は抵抗R1およびチョークコイルCC1を介してダイオー
ドブロックDB1を構成するPINダイオードPD1の入
力側に接続され、スイッチング用直流バイアス源+Bの
他方は基準電位点に接続されている。RF高周波信号出
力端子T1はコンデンサC1およびC2に各々接続されて
おり、コンデンサC1はダイオードブロックDB1および
コンデンサC3を介してRF高周波信号入力端子T2に接
続され、コンデンサC2はダイオードブロックDB2およ
びコンデンサC3を介してRF高周波信号入力端子T2
と、ダイオードブロックDB3およびコンデンサC4を介
してRF高周波信号入力端子T2に各々接続されてい
る。
【0012】また、直列ダイオードブロックDB3を構
成するPINダイオードPD6の出力側とコンデンサC4
の間には、基準電位点に接続されている抵抗R2を介し
てチョークコイルCC2が接続されている。このように
構成されている図1(a)のダイオードスイッチ回路に
ついて、以下その動作について説明する。
成するPINダイオードPD6の出力側とコンデンサC4
の間には、基準電位点に接続されている抵抗R2を介し
てチョークコイルCC2が接続されている。このように
構成されている図1(a)のダイオードスイッチ回路に
ついて、以下その動作について説明する。
【0013】スイッチ用直流バイアス源+Bから供給さ
れる直流電流は抵抗R1にて一定の値であるダイオード
電流にコントロールされ、スイッチ用直流バイアス源+
B→抵抗R1→チョークコイルCC1→PINダイオード
PD1→PD2→PD3→PD4→PD5→PD6→チョーク
コイルCC2→抵抗R2→基準電位点の経路で供給され
る。よって前述の経路で供給された直流電流により複数
のPINダイオードPD1〜PD6にも一定の直流電流
(ダイオード電流)が各々供給されることにより複数の
PINダイオードPD1〜PD6全てがオン状態となる。
れる直流電流は抵抗R1にて一定の値であるダイオード
電流にコントロールされ、スイッチ用直流バイアス源+
B→抵抗R1→チョークコイルCC1→PINダイオード
PD1→PD2→PD3→PD4→PD5→PD6→チョーク
コイルCC2→抵抗R2→基準電位点の経路で供給され
る。よって前述の経路で供給された直流電流により複数
のPINダイオードPD1〜PD6にも一定の直流電流
(ダイオード電流)が各々供給されることにより複数の
PINダイオードPD1〜PD6全てがオン状態となる。
【0014】また、RF高周波信号出力端子T1より送
出されるRF高周波信号fは3つの経路にてRF高周波
信号入力端子T2へと伝送される。すなわち、前述のR
F高周波信号fは、RF高周波信号出力端子T1→コン
デンサC1→PINダイオードPD1→PD2→コンデン
サC3→RF高周波信号入力端子T2の経路で伝送される
RF高周波信号f1と、RF高周波信号出力端子T1→コ
ンデンサC2→PINダイオードPD4→PD3→コンデ
ンサC3→RF高周波信号入力端子T2の経路で伝送され
るRF高周波信号f2と、RF高周波信号出力端子T1→
コンデンサC2→PINダイオードPD5→PD6→コン
デンサC4→RF高周波信号入力端子T2の経路で伝送さ
れるRF高周波信号f3と、異なった3つの経路で低損
失で伝送される。
出されるRF高周波信号fは3つの経路にてRF高周波
信号入力端子T2へと伝送される。すなわち、前述のR
F高周波信号fは、RF高周波信号出力端子T1→コン
デンサC1→PINダイオードPD1→PD2→コンデン
サC3→RF高周波信号入力端子T2の経路で伝送される
RF高周波信号f1と、RF高周波信号出力端子T1→コ
ンデンサC2→PINダイオードPD4→PD3→コンデ
ンサC3→RF高周波信号入力端子T2の経路で伝送され
るRF高周波信号f2と、RF高周波信号出力端子T1→
コンデンサC2→PINダイオードPD5→PD6→コン
デンサC4→RF高周波信号入力端子T2の経路で伝送さ
れるRF高周波信号f3と、異なった3つの経路で低損
失で伝送される。
【0015】また、スイッチング用直流バイアス源+B
からの電源供給が遮断されると複数のダイオードPD1
〜PD6全てがオフ状態となり、RF高周波信号f(f
1、f2、f3)もオフとなる。また、上記図1(a)で
示すダイオード回路では、直列ダイオードブロックDB
1〜DB3を構成する6個のPINダイオードPD1〜P
D6を2個ずつ直列に接続してダイオードブロックを構
成したが、図1(a)のダイオードスイッチ回路は図1
(b)の様に書き直す事が出来るとともに、図2(a)
に示すダイオードスイッチ回路の(直列)ダイオードブ
ロックDB81〜DB84を構成するPINダイオードを
8、10、12、・・・・と無限大に増やすことが可能で、
かつ同様に図2(b)に示すようなダイオードスイッチ
回路に用いられ、(直列)ダイオードブロックDB91〜
DB93を構成するPINダイオードが3個ずつ直列に接
続されているときも、6、9、12、・・・・と無限大に増
やすことも可能であり、上述の図2(a)、(b)の各
(直列)ダイオードブロックDB81〜DB84、DB91〜
DB93に対して並列にコンデンサC81〜C83およびC91
〜C94をそれぞれ接続し、直流電流を供給することでR
Fスイッチがオン状態のときにRF高周波信号の挿入損
失を少なくするとともに、RFスイッチがオフ状態のと
きにRF高周波信号の高アイソレーション化が可能とな
る。
からの電源供給が遮断されると複数のダイオードPD1
〜PD6全てがオフ状態となり、RF高周波信号f(f
1、f2、f3)もオフとなる。また、上記図1(a)で
示すダイオード回路では、直列ダイオードブロックDB
1〜DB3を構成する6個のPINダイオードPD1〜P
D6を2個ずつ直列に接続してダイオードブロックを構
成したが、図1(a)のダイオードスイッチ回路は図1
(b)の様に書き直す事が出来るとともに、図2(a)
に示すダイオードスイッチ回路の(直列)ダイオードブ
ロックDB81〜DB84を構成するPINダイオードを
8、10、12、・・・・と無限大に増やすことが可能で、
かつ同様に図2(b)に示すようなダイオードスイッチ
回路に用いられ、(直列)ダイオードブロックDB91〜
DB93を構成するPINダイオードが3個ずつ直列に接
続されているときも、6、9、12、・・・・と無限大に増
やすことも可能であり、上述の図2(a)、(b)の各
(直列)ダイオードブロックDB81〜DB84、DB91〜
DB93に対して並列にコンデンサC81〜C83およびC91
〜C94をそれぞれ接続し、直流電流を供給することでR
Fスイッチがオン状態のときにRF高周波信号の挿入損
失を少なくするとともに、RFスイッチがオフ状態のと
きにRF高周波信号の高アイソレーション化が可能とな
る。
【0016】次に本発明のダイオードスイッチ回路の他
の実施例について、図面を参照して説明する。図3に示
すダイオードスイッチ回路は、直流電流を供給するスイ
ッチ用直流バイアス源+Bと、スイッチSW21、SW22
と、バイアス電圧には低インピーダンスであり、RF高
周波信号には高インピーダンスであるチョークコイルC
C21、CC22と、2個ずつ(PD21〜PD22、PD23〜
PD24)直列接続されペアをなすダイオードブロックD
B21、DB22を構成しているPINダイオードPD21〜
PD24と、コンデンサC21〜C25と、RF高周波信号入
出力端子T21、T22とが備えられている。
の実施例について、図面を参照して説明する。図3に示
すダイオードスイッチ回路は、直流電流を供給するスイ
ッチ用直流バイアス源+Bと、スイッチSW21、SW22
と、バイアス電圧には低インピーダンスであり、RF高
周波信号には高インピーダンスであるチョークコイルC
C21、CC22と、2個ずつ(PD21〜PD22、PD23〜
PD24)直列接続されペアをなすダイオードブロックD
B21、DB22を構成しているPINダイオードPD21〜
PD24と、コンデンサC21〜C25と、RF高周波信号入
出力端子T21、T22とが備えられている。
【0017】スイッチSW21の一方はスイッチ用直流バ
イアス源+Bに接続されており、スイッチSW21の他方
は、チョークコイルCC21を介してダイオードブロック
DB21を成すPINダイオードPD21に接続されてい
る。また、ダイオードブロックDB21、DB22を構成
し、各々直列に接続されているPINダイオードPD21
〜PD22およびPD23〜PD24の接続中点には、コンデ
ンサC21およびC22を介してスイッチSW22が接続され
ており、スイッチSW22の他方は基準電位点に接続され
ている。
イアス源+Bに接続されており、スイッチSW21の他方
は、チョークコイルCC21を介してダイオードブロック
DB21を成すPINダイオードPD21に接続されてい
る。また、ダイオードブロックDB21、DB22を構成
し、各々直列に接続されているPINダイオードPD21
〜PD22およびPD23〜PD24の接続中点には、コンデ
ンサC21およびC22を介してスイッチSW22が接続され
ており、スイッチSW22の他方は基準電位点に接続され
ている。
【0018】RF高周波信号出力端子T21はコンデンサ
C23、C24に各々接続されており、コンデンサC23はダ
イオードブロックDB21およびコンデンサC25を介しR
F高周波信号入力端子T22に接続され、コンデンサC24
はダイオードブロックDB22およびコンデンサC25を介
してRF高周波信号入力端子T22に接続されている。コ
ンデンサC24と直列ダイオードブロックDB22を構成す
るPINダイオードPD23間には、他方が基準電位点に
接続されているチョークコイルCC22が接続されてい
る。
C23、C24に各々接続されており、コンデンサC23はダ
イオードブロックDB21およびコンデンサC25を介しR
F高周波信号入力端子T22に接続され、コンデンサC24
はダイオードブロックDB22およびコンデンサC25を介
してRF高周波信号入力端子T22に接続されている。コ
ンデンサC24と直列ダイオードブロックDB22を構成す
るPINダイオードPD23間には、他方が基準電位点に
接続されているチョークコイルCC22が接続されてい
る。
【0019】このように構成されている図3のダイオー
ドスイッチ回路について、以下その動作について説明す
る。図1のダイオードスイッチ回路の動作と同様に、ス
イッチ用直流バイアス源+Bから直流電流が供給され
る。しかし、RFスイッチがオフ状態のときはスイッチ
SW21がオフであるためにスイッチSW21以降の回路に
直流電流が供給されない。故にPINダイオードPD21
〜24はオフ状態となり高抵抗となる。よってRF高周波
信号出力端子T21より2つの経路で伝送されるRF高周
波信号f(f21、f22)のRF高周波信号f21は、コン
デンサC23、ダイオードブロックDB21およびコンデン
サC25を介して伝送されるが、ダイオードブロックDB
21を構成するPINダイオードPD21〜PD22が高抵抗
なためにRF高周波信号入力端子T22への伝送が阻止さ
れ、減衰しきれずに漏れた信号がスイッチSW21に連動
して動作するオン状態のスイッチSW22を介して基準電
位点へアースされる。また、一方のRF高周波信号f22
も前述のRF高周波信号f21と同様に、PINダイオー
ドPD23〜PD24が高抵抗なために、減衰しきれずに漏
れた信号がスイッチSW22を介して基準電位点へアース
される。
ドスイッチ回路について、以下その動作について説明す
る。図1のダイオードスイッチ回路の動作と同様に、ス
イッチ用直流バイアス源+Bから直流電流が供給され
る。しかし、RFスイッチがオフ状態のときはスイッチ
SW21がオフであるためにスイッチSW21以降の回路に
直流電流が供給されない。故にPINダイオードPD21
〜24はオフ状態となり高抵抗となる。よってRF高周波
信号出力端子T21より2つの経路で伝送されるRF高周
波信号f(f21、f22)のRF高周波信号f21は、コン
デンサC23、ダイオードブロックDB21およびコンデン
サC25を介して伝送されるが、ダイオードブロックDB
21を構成するPINダイオードPD21〜PD22が高抵抗
なためにRF高周波信号入力端子T22への伝送が阻止さ
れ、減衰しきれずに漏れた信号がスイッチSW21に連動
して動作するオン状態のスイッチSW22を介して基準電
位点へアースされる。また、一方のRF高周波信号f22
も前述のRF高周波信号f21と同様に、PINダイオー
ドPD23〜PD24が高抵抗なために、減衰しきれずに漏
れた信号がスイッチSW22を介して基準電位点へアース
される。
【0020】一方、RFスイッチがオン状態のときには
スイッチSW21がオンであり、スイッチSW22がオフで
あることから、スイッチ用直流バイアス源+Bから供給
される直流電流によりPINダイオードPD21〜PD24
全てがオンされることから、PINダイオードPD21〜
PD24は全て低抵抗となり、RF高周波信号出力端子T
21から送出されるRF高周波信号f(f21、f22)はR
F高周波信号入力端子T22へ低損失で伝送される。
スイッチSW21がオンであり、スイッチSW22がオフで
あることから、スイッチ用直流バイアス源+Bから供給
される直流電流によりPINダイオードPD21〜PD24
全てがオンされることから、PINダイオードPD21〜
PD24は全て低抵抗となり、RF高周波信号出力端子T
21から送出されるRF高周波信号f(f21、f22)はR
F高周波信号入力端子T22へ低損失で伝送される。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のダイオードスイッチ回路によれば、使用する複数のP
INダイオードを直列に接続し直流電流を流すことによ
り、PINダイオードの内部抵抗のバラツキに関係なく
等しい値の電流を供給可能で、一つの電流制限回路を用
いるのみで電流値をコントロールでき、スイッチングの
目的であるRF高周波信号は、コンデンサ等を使用して
各ダイオードに並列に通過させることで、容易に低損失
なダイオードスイッチを実現できるとともに、ダイオー
ドスイッチ回路に使用されるPINダイオードの数を回
路性能に応じて制限なく自由に選択することができる。
のダイオードスイッチ回路によれば、使用する複数のP
INダイオードを直列に接続し直流電流を流すことによ
り、PINダイオードの内部抵抗のバラツキに関係なく
等しい値の電流を供給可能で、一つの電流制限回路を用
いるのみで電流値をコントロールでき、スイッチングの
目的であるRF高周波信号は、コンデンサ等を使用して
各ダイオードに並列に通過させることで、容易に低損失
なダイオードスイッチを実現できるとともに、ダイオー
ドスイッチ回路に使用されるPINダイオードの数を回
路性能に応じて制限なく自由に選択することができる。
【図1】(a)、(b)本発明のダイオードスイッチ回
路の一実施例を示すブロック図。
路の一実施例を示すブロック図。
【図2】(a)、(b)本発明のダイオードスイッチ回
路の一実施例に用いられるPINダイオードを複数使用
したブロック図。
路の一実施例に用いられるPINダイオードを複数使用
したブロック図。
【図3】本発明のダイオードスイッチ回路の他の実施例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図4】従来のダイオードスイッチ回路を示すブロック
図。
図。
PD1〜PD6・・・・・・(複数の)PINダイオード C1〜C4・・・・・・コンデンサ T1、T2・・・・・・RF高周波信号入出力源(端子) +B・・・・・・スイッチング用直流バイアス源
Claims (1)
- 【請求項1】複数のPINダイオード(PD1〜PD6)
を順方向に直列接続してスイッチイング用直流バイアス
源(+B)に印加され、前記複数のPINダイオードを
均等に並列接続してコンデンサ(C1〜C4)を介してR
F高周波信号入出力源(T1、T2)に印加されることを
特徴とするダイオードスイッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15397497A JPH114151A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ダイオードスイッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15397497A JPH114151A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ダイオードスイッチ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH114151A true JPH114151A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15574156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15397497A Withdrawn JPH114151A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ダイオードスイッチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH114151A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10305361A1 (de) * | 2003-02-10 | 2004-08-26 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Elektronischer Hochfrequenz-Schalter |
EP1578017A3 (de) * | 2004-03-19 | 2006-06-28 | Feig Electronic GmbH | Elektronischer Schalter für Hochfrequenz-Verbindungen |
DE102005013123B4 (de) * | 2004-03-19 | 2007-09-13 | Feig Electronic Gmbh | Elektronischer Schalter für Hochfrequenz-Verbindungen |
KR100777445B1 (ko) * | 2006-07-28 | 2007-11-21 | 삼성전자주식회사 | 고주파 신호의 스위칭 장치 |
WO2023133219A1 (en) * | 2022-01-06 | 2023-07-13 | Advanced Energy Industries, Inc. | Dc series rf parallel pin diode switch |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15397497A patent/JPH114151A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10305361A1 (de) * | 2003-02-10 | 2004-08-26 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Elektronischer Hochfrequenz-Schalter |
DE10305361B4 (de) * | 2003-02-10 | 2008-07-31 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Elektronischer Hochfrequenz-Schalter |
EP1578017A3 (de) * | 2004-03-19 | 2006-06-28 | Feig Electronic GmbH | Elektronischer Schalter für Hochfrequenz-Verbindungen |
DE102005013123B4 (de) * | 2004-03-19 | 2007-09-13 | Feig Electronic Gmbh | Elektronischer Schalter für Hochfrequenz-Verbindungen |
KR100777445B1 (ko) * | 2006-07-28 | 2007-11-21 | 삼성전자주식회사 | 고주파 신호의 스위칭 장치 |
WO2023133219A1 (en) * | 2022-01-06 | 2023-07-13 | Advanced Energy Industries, Inc. | Dc series rf parallel pin diode switch |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |