JPH1140638A - 半導体のパターン欠陥検査装置及び方法 - Google Patents

半導体のパターン欠陥検査装置及び方法

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JPH1140638A
JPH1140638A JP9192306A JP19230697A JPH1140638A JP H1140638 A JPH1140638 A JP H1140638A JP 9192306 A JP9192306 A JP 9192306A JP 19230697 A JP19230697 A JP 19230697A JP H1140638 A JPH1140638 A JP H1140638A
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JP
Japan
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pattern
pellet
semiconductor wafer
shape
semiconductor
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Pending
Application number
JP9192306A
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English (en)
Inventor
Machio Yamagishi
万千雄 山岸
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出精度を低下させることなく半導体ウエハ
全面について短時間でパターンの欠陥検査を行うことが
できるようにした半導体のパターン欠陥検査装置及び方
法を提供する。 【解決手段】 半導体ウエハ1上の特定の位置にあるペ
レット2sを基準となるペレットとして選び、この基準
ペレット2sのパターンPsの形状に関する情報をCC
Dカメラ12を用いて取り込み、これを画像情報記憶装
置14に基準信号として記憶しておくとともに、同じ半
導体ウエハ2上の任意の位置にある被検査用のペレット
2nのパターン形状を取り込み、この取り込んだ信号P
nと基準信号Psとを比較回路15により比較し、両者
の誤差からパターンの正否を判定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路
(LSI)の製造工程において使用されるフォトマスク
等、ペレット上に形成されているパターンの正否を検査
する半導体のパターン欠陥検査装置及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は半導体ウエハ上に形成しているペ
レットの配置構造の一例を示す図である。図4におい
て、半導体ウエハ1の表面には複数個のチップに相当す
るペレット(素子パターン)2を升目状に形成してい
る。そのペレット2上のパターンは、一般的にはフォト
マスクによりパターン転写し、かつ写真製版処理して形
成する方法が取られているが、形成後には欠陥パターン
がないかどうかの検査も行われる。
【0003】次に、従来における半導体のパターン欠陥
検査方法の一例を図4及び図5を用いて説明する。な
お、図5は図4のA部を取り出して拡大図示したもので
ある。その従来における半導体のパターン欠陥検査方法
では、次の(1)〜(4)の手順により検査される。 (1)まず、CCDカメラ等を用いて、3つ並んだペレ
ット2a,2b,2cのうちの、中央にあるペレット2
b上のパターン形状を光学的に読み取り、画像処理して
メモリされる。 (2)次に、左側にあるペレット2a上のパターン形状
を画像処理をし、中央のペレット2b上のパターン形状
と比較する。 (3)次に、右側にあるペレット2c上のパターン形状
を画像処理をし、同じくこれを中央のペレット2b上の
パターン形状と比較する。 (4)ここで、例えば、中央のペレット2bの情報が左
側にあるペレット2a上のパターン形状と異なり、右側
のペレット2cと合致していれば、左側のペレット2a
の形状には欠陥が存在していることになる。次に、中央
のペレット2bの情報が左右のペレット2a,2cと異
なれば、パターン形状に異常があるかどうか不明にな
る。そこで、別の隣り合う異なる3つのペレットが新た
に組合わされて、同じ比較検査が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の検査方法では、パターン形状Pa,Pb,Pc
が位置の移動とともに僅かずつ連続的に形状変化してい
る場合には、正常なパターン形状からズレが生じて異常
な形状になっていたとしても、ここではあくまでも隣り
合うペレット2との関係で判定するので、隣同志では僅
かな誤差しか得られず判定ができないことが生じる。こ
のため、検査精度が低いと言う問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は検出精度を低下させることなく半
導体ウエハ全面について短時間でパターンの欠陥検査を
行うことができるようにした半導体のパターン欠陥検査
装置及び方法を提供することにある。さらに、他の目的
は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、半導体のパターン欠陥装置としては次の技
術手段を講じたことを特徴とする。すなわち、半導体ウ
エハ上のペレットのパターンを光学的に読み取り電気信
号として出力するパターン読み取り手段を備えた半導体
のパターン欠陥検査装置において、特定の位置にあるペ
レットを原点とし、そのパターン形状に関する情報を前
記パターン読み取り手段により取り込み、その情報を基
準信号として記憶しておく手段と、任意の位置にある被
検査用のペレットのパターン形状に関する情報を前記パ
ターン読み取り手段により取り込み、この取り込んだ信
号と前記基準信号とを比較し、前記パターンの正否を判
定する比較手段とを備えてなる構成としたものである。
【0007】また、半導体のパターン欠陥検査方法とし
ては次の技術手段を講じたことを特徴とする。すなわ
ち、半導体ウエハ上のペレットのパターンを光学的に読
み取ってパターンの欠陥検査を行う方法において、前記
ウエハ上の特定の位置にあるペレットを基準となるペレ
ットとして選び、この基準ペレットのパターン形状に関
する情報を取り込み、基準信号として記憶しておくとと
もに、前記同じ半導体ウエハ上の任意の位置にある被検
査用のペレットのパターン形状を取り込み、この取り込
んだ信号と前記基準信号とを比較し前記パターンの正否
を判定するようにしたものである。
【0008】この装置及び方法によれば、特定の位置に
あるペレットのパターン形状の情報を基準として任意の
位置にあるパターン形状が正しいものか誤っているかを
判定することになる。したがって、パターンの形状が検
査位置の移動とともに、僅かづつ変化している場合に
は、従来の方法では常に隣同士と比較していたので僅か
な誤差しか得られずに判定がしにくかったが、本発明の
場合では相対変化が大きくなり、正否の判定がし易くな
る。このため、パターンの形状が検査位置の移動ととも
に、僅かづつ変化している場合に大きな効果を発揮す
る。また、従来の3ペレットを検査していた方式に対し
て、2ペレットのみで検査が完了するので、検査時間が
短時間で済み、作業時間の短縮が可能になる。なお、基
準となるペレットは、1つの半導体ウエハにつき最初に
一度だけ検査し、その後は任意の被検査位置にあるペレ
ットだけを検査すれば良いので、実質上は1ペレットの
検査だけで済むことになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態を添付図面に
基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる形態は、
本発明の好適な具体例であるから技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの形態に限られるものではないものである。
【0010】図1及び図2は本発明の一形態例を示して
おり、半導体ウエハ1は図5に示したものと同じものを
使用した場合としている。すなわち、図2に示すように
被検査体としての半導体ウエハ1の表面には複数個(n
個:nは整数)のチップに相当するペレット2を升目状
に形成しており、この半導体ウエハ1はパターン欠陥検
査を行う場合、図1に示すステージ11上に載置され
る。また、ステージ11に載置された半導体ウエハ1の
上方にはx−y方向に移動可能なCCDカメラ12を配
置しており、このCCDカメラ12で半導体ウエハ1上
の任意のペレットのパターンを読み取り、これを画像処
理回路13で画像処理して電気信号として出力する。さ
らに、画像処理回路13には、この画像処理回路13で
変換された電気信号を画像情報として記憶しておくため
の画像情報記憶装置14と、比較回路15等が接続され
ている。
【0011】次に、図1に示したパターン欠陥検査装置
の動作を説明する。 (1)まず、半導体ウエハ1がステージ11上に載置さ
れたら、半導体ウエハ1上の多数あるペレット2の中か
ら原点となるペレット2s(図2参照)、すなわち基準
とすべきペレット2sを選び、このペレット2sのパタ
ーンをCCDカメラ12で読み取り、画像処理回路13
で画像処理した後、電気信号として出力し、これを画像
情報記憶装置14に記憶させておく。なお、この基準と
すべきペレット2sとして選ばれたペレットの画像情報
は、画像情報記憶装置14内に予め記憶されているマス
ター画像情報と比較され、許容値内にある場合には基準
とすべきペレットとして選定され、許容値外の場合には
別のペレットが基準とすべきペレットとして新たに選定
され、これを基準のペレット2sとして検査が行われ
る。 (2)次に、CCDカメラ12が半導体ウエハ1の上方
でx−y方向に動かされ、任意の位置にある被検査をす
るための一つのペレット2nを捉え、このペレット2n
のパターンをCCDカメラ12で読み取り、画像処理回
路13で画像処理する。続いて、画像情報記憶装置14
から基準となるペレット2sのパターン情報(基準信号
Psに相当)が読み出されるとともに、任意のペレット
2nのパターン情報(信号P2)が読み出され、両情報
が比較回路15により比較される。そして、この2つの
ペレット2sと2nとの間でパターン情報に差があれば
異常と言うことになり、これが画像情報記憶装置14に
記憶されるとともに、ディスプレイ(図示せず)に表示
される。これを図3に示すように、ペレット21から2
nまで、すなわちペレット2sと21、ペレット2sと
22、ペレット2sと23、・・・、ペレット2sと2n
までのパターンの正否が判定される。なお、ここで比較
ペレット21,22,23、・・・2nの位置は繰り返しパタ
ーンの整数倍に相当する。
【0012】上述したように、上記形態例の装置では、
特定の位置にあるペレット2sのパターン形状の情報を
基準として任意の位置にあるペレット2nのパターン形
状が正しいものか誤っているかを判定するようにしてい
る。したがって、パターンの形状が検査位置の移動とと
もに、僅かづつ変化している場合でも、従来のパターン
欠陥検査方法のように、隣り合ったペレット同志で比較
すると言うようなことなく、常に基準となるペレット2
sと任意の位置にあるペレット2nとの間で比較判定し
ているので、相対変化は大きくなり、正否の誤差も大き
くなる。このため、パターンの形状が検査位置の移動と
ともに、僅かづつ変化している場合でも確実に検出する
ことができる。また、従来の3ペレットを検査していた
方式に対して、2ペレットのみで検査が完了するので、
検査時間が短時間で済み、作業時間の短縮が可能にな
る。なお、基準となるペレット2sは、1つの半導体ウ
エハ1につき最初に一度だけ検査し、その後は任意の被
検査位置にあるペレット2nだけを検査すれば良いの
で、実質上は1ペレットの検査だけで済むことになる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
特定の位置にあるペレットのパターン形状の情報を基準
として任意の位置にあるパターン形状が正しいものか誤
っているかを正確に判定することが可能となる。特に、
パターンの形状が検査位置の移動とともに、僅かづつ変
化している場合でも、基準となる特定位置にあるペレッ
トと任意の位置にあるペレットとは、その殆どが離れた
位置に置かれるので、相対変化は大きくなり、正否の判
定が大きくなる。このため、パターンの形状が検査位置
の移動とともに、僅かづつ変化している場合に大きな効
果を発揮する。また、従来の3ペレットを検査していた
方式に対して、2ペレットのみで検査が完了するので、
検査時間が短時間で済み、作業時間の短縮が可能にな
る。なお、基準となるペレットは、1つの半導体ウエハ
につき最初に一度だけ検査し、その後は任意の被検査位
置にあるペレットだけを検査すれば良いので、実質上は
1ペレットの検査だけで済むことになる。これにより、
検出精度を低下させることなく半導体ウエハ全面につい
て短時間でパターンの欠陥検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一構成例を模式的に示す図であ
る。
【図2】本発明装置で使用している半導体ウエハの一例
を示す全体図である。
【図3】本発明装置の検査処理手順の一例を説明するた
めの図である。
【図4】従来装置の検査方法を説明するのに示す半導体
ウエハの全体図である。
【図5】図4のA部拡大図である。
【符号の説明】
1…半導体ウエハ、2…ペレット、2s…基準となるペ
レット、21〜2n…被検査位置にあるペレット、12…
CCDカメラ(パターン読み取り手段)、13…画像処
理回路、14…画像情報記憶装置、15…比較回路(比
較手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハ上のペレットのパターンを
    光学的に読み取り電気信号として出力するパターン読み
    取り手段を備えた半導体のパターン欠陥検査装置におい
    て、 特定の位置にあるペレットを原点とし、そのパターン形
    状に関する情報を前記パターン読み取り手段により取り
    込み、その情報を基準信号として記憶しておく手段と、 任意の位置にある被検査用のペレットのパターン形状に
    関する情報を前記パターン読み取り手段により取り込
    み、この取り込んだ信号と前記基準信号とを比較し、前
    記パターンの正否を判定する比較手段、 とを備えたことを特徴とする半導体のパターン欠陥検査
    装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン読み取り手段としてCCD
    カメラを用いてなる請求項1に記載の半導体のパターン
    欠陥検査装置。
  3. 【請求項3】 半導体ウエハ上のペレットのパターンを
    光学的に読み取ってパターンの欠陥検査を行う方法にお
    いて、 前記ウエハ上の特定の位置にあるペレットを基準となる
    ペレットとして選び、この基準ペレットのパターン形状
    に関する情報を取り込み、基準信号として記憶しておく
    とともに、 前記同じ半導体ウエハ上の任意の位置にある被検査用の
    ペレットのパターン形状を取り込み、この取り込んだ信
    号と前記基準信号とを比較し前記パターンの正否を判定
    する、 ことを特徴とする半導体のパターン欠陥検査方法。
JP9192306A 1997-07-17 1997-07-17 半導体のパターン欠陥検査装置及び方法 Pending JPH1140638A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100583123B1 (ko) * 2004-04-12 2006-05-23 주식회사 하이닉스반도체 웨이퍼 검사 방법

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