JPH1140118A - アルカリ二次電池用シール剤、およびそれを用いたアルカリ二次電池 - Google Patents

アルカリ二次電池用シール剤、およびそれを用いたアルカリ二次電池

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JPH1140118A
JPH1140118A JP9209843A JP20984397A JPH1140118A JP H1140118 A JPH1140118 A JP H1140118A JP 9209843 A JP9209843 A JP 9209843A JP 20984397 A JP20984397 A JP 20984397A JP H1140118 A JPH1140118 A JP H1140118A
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JP
Japan
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rubber
secondary battery
rubbers
alkaline secondary
sealing
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JP9209843A
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Inventor
Koichiro Maeda
耕一郎 前田
Akihisa Yamamoto
陽久 山本
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のコイン型やパーソナルコンピュータや
携帯電話等に用いられている円筒型や角型に対してはも
ちろんのこと、現在開発が進んでいる自動車用等の大型
のアルカリ二次電池でも安全性の高いシール剤を得る。 【解決手段】 ポリメチレンタイプの飽和主鎖を持つゴ
ムおよびジエン系ゴムより選ばれる1種または2種以上
のゴムを主成分とするアルカリ二次電池用シール剤に用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はニッケル水素二次電
池やニッケルカドミウム二次電池(以下、アルカリ二次
電池とよぶことがある)に用いられる高温時の密閉性に
特に優れたシール剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アルカリ二次電池は酸化ニッケル
を主とするペーストを基板に塗布乾燥した正極板と、カ
ドミウムもしくは水素吸蔵合金粉を主とするペーストを
基板に塗布乾燥した負極板とを、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどからなる不織布であるセパレータを間に介
在させ、渦巻状に捲回して発電要素としている。
【0003】この発電要素を開口部を拡口した円筒形も
しくは角形の負極金属容器に圧挿入し、高濃度で粘度の
高いアルカリ電解液を注液し、絶縁ガスケットを介して
封口蓋等の封口体で封口し、負極金属容器の開口部を縮
径しさらに開口端を内方へ折曲して、電池を密閉してい
る。絶縁ガスケットと負極金属容器の開口部の内面との
間には、封口をより完全にするためシール剤を塗布介在
している。
【0004】しかしながら、通常用いられている負極金
属容器の開口部の内側の表面は、絞り加工の時に形成さ
れたたて方向の細かい凹凸があり、粘着性のシール剤が
充分に凹凸の谷底まで埋めることができていないことが
あり、電池内部に注液されたアルカリ電解液が電気毛管
現象により這い上り電池外部へ漏液することがある。こ
のため電池性能を損うのみならず、使用機器までアルカ
リ電解液により損傷させてしまうといった問題がある。
こうした問題を解決するために、特殊なシール剤を用い
たり、クリンプ型の改良、封口圧の強化、絶縁ガスケッ
ト材質の改良等が試みられている。例えばシール剤とし
てはピッチ、タール、アスファルトあるいはポリスルフ
ォン化エチレンにタール、アスファルトなどを混合した
もの(例えば特開昭59−18566号公報)、RSH
(Rはアルキル基)で表わされるメルカプタン(特公昭
55−32191号公報)、ポリフッ化ビニリデン(特
公平1−40469号公報)、アスファルトにカルシウ
ム、リチウム、バリウムのグループから選択された一種
以上の金属石ケンを含むグリスを添加した組成物(特公
昭55−32190号公報)、ポリブタジエンをベース
としたウレタン液状ゴムに硬化剤を混合したもの(特開
昭64−71057号公報)、更には溶剤に溶解もしく
は分散せしめたポリアミド樹脂等を生乾燥状態で用いる
(特開昭62−12061号公報)等によってアルカリ
電解液の漏液の防止等が図られている。ところで、アル
カリ二次電池は近年パソコンや携帯電話に多用されてお
り、その使用範囲の拡大に伴い、非常に過酷な環境下に
おいても、従来以上に高い安全性が要求されて来てい
る。例えば万一アルカリ二次電池が異常に高温となった
り、電池内部が高圧になった場合においても、アルカリ
電解液の漏液による機器の損傷が全くないことが強く望
まれている。こうした性能を得るため、各種の方法が検
討されているが、シール剤についても、従来のものでは
まだ充分でなく、高温でのシール剤そのものの安定性や
アルカリ電解液や負極金属容器材料への安定性、電解液
の漏液防止性について、より高いレベルが要求されつつ
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術のも
と、本発明者らは、従来の小型のコイン型やパーソナル
コンピュータや携帯電話等に用いられている円筒型や角
型に対してはもちろんのこと、現在開発が進んでいる自
動車用等の大型のアルカリ二次電池でも安全性の高いシ
ール剤を得るべく鋭意検討した結果、ポリメチレンタイ
プの飽和主鎖を持つゴムおよびジエン系ゴムより選ばれ
る1種または2種以上のゴムを主成分とするシール剤で
封口部を密封することによって水分の浸入や電解液の漏
液のない安全性に優れたアルカリ二次電池が得られるこ
とを見いだし、本発明を完成するに到った。
【0006】
【発明を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、第一の発明として、ポリメチレンタイプの飽和主鎖
を持つゴムおよびジエン系ゴムより選ばれる1種または
2種以上のゴムを主成分とするアルカリ二次電池用シー
ル剤が提供され、第二の発明として、発電要素を収納し
た負極金属容器の開口部に装着された絶縁ガスケットと
金属容器との間、および/または絶縁ガスケットと封口
板の如き封口体との間に当該シール剤で形成された層が
設けられているアルカリ二次電池が提供される。以下
に、本発明を詳述する。
【0007】1.シール剤 本発明のシール剤はアルカリ二次電池用のシール剤であ
り、ある種のゴムを含有する。
【0008】(ポリメチレンタイプの飽和主鎖を持つゴ
ム)本発明のシール剤に使用されるゴムは、主鎖がポリ
メチレンタイプの飽和主鎖であるゴムであり、その好ま
しい例としてはASTM D 1418−94で指定さ
れたMクラスに分類されるゴムが挙げられる。以下、本
発明において使用されるポリメチレンタイプの飽和主鎖
を持つゴムを、Mクラスのゴムと言うことがあり、また
ゴムの略号はASTM D 1418−94の表記に従
った。このようなMクラスのゴムの具体例としては、A
CM、AEM、ANMなどのようなアクリレート系ゴ
ム;CM、CSMなどのような塩素化ポリエチレン系ゴ
ム;EPDM、EPMなどのようなエチレンとプロピレ
ンを含むモノマーの共重合ゴム;SEBM、SEPMな
どのようなスチレンを含有するブロック三元系ゴム;F
EPM、FFKM、FKMなどのようなフッ素ゴム;そ
の他EVMなどが具体例としてあげられる。もちろん、
これらのMクラスのゴムは本発明のシール剤として単独
で用いても、混合比を目的に応じて適宜設定して2種類
以上を混合して用いてもよい。以下に、具体的にこれら
のゴムを説明する。
【0009】本発明で用いるアクリレート系ゴムとして
は、エチルアクリレートまたはその他のアクリレートと
加硫させるためのモノマー少量との共重合体であるAC
M、エチルアクリレートまたはその他のアクリレートと
エチレンとの共重合体であるAEM、エチルアクリレー
トまたはその他のアクリレートとアクリロニトリルとの
共重合体であるANMなどが例示される。上記のアクリ
レートとしては、アルキル基が炭素数1〜8個のアルキ
ルアクリレート、炭素数1〜4個のアルコキシ基を有す
る炭素数1〜8のアルキルアクリレート、および炭素数
2〜5個のアルキレン基を有する炭素数1〜8のアルキ
ルアクリレートよりなる群から選択された少なくとも1
種類のアクリレート単量体が好ましく、ゴムの合成に際
して、このアクリレート単量体の使用割合は通常20重
量%以上、好ましくは40重量%以上、より好ましくは
60重量%以上である。
【0010】このようなアクリレート系ゴムの100℃
で測定されたムーニー粘度は、10〜150であること
が好ましく、より好ましくは20〜80である。また、
ガラス転移温度(示差走査熱量計により測定;Tg)
は、好ましくは10〜−60℃、より好ましくは0〜−
40℃である。
【0011】本発明で用いる塩素化ポリエチレン系ゴム
としては、塩素化ポリエチレン(CM)およびクロルス
ルホン化ポリエチレン(CSM)等である。
【0012】本発明で用いるエチレンとプロピレンを含
むモノマーの共重合ゴムとしては、エチレンとプロピレ
ンとの共重合体であるEPMやエチレン・プロピレン・
ジエン類からなる三元共重合体であるEPDM等であ
る。本発明に用いられるEPMおよびEPDMのエチレ
ン/プロピレン比率(重量比)は、特に制限されない
が、好ましくは、30/70〜80/20、更に好まし
くは50/50〜70/30である。
【0013】また、本発明で用いられるEPDMの原料
となるジエン類としては、ジシクロペンタジエン、エチ
リデンノルボルネン、シクロペンタジエン、1,3−シ
クロヘキサジエン、1,4−シクロヘキサジエン、2,
5−ノルボルナジエンなどの任意の環状ジエンの中から
任意に選択することができるが、ジシクロペンタジエン
やエチリデンノルボルネンは特に好ましい例である。ま
た、このようなジエン類は、EPDM合成時の使用割合
として15重量%以下、好ましくは10重量%以下であ
る。
【0014】これらのEPMおよびEPDMのトルエン
を用いたゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー
によって測定されるスチレン換算重量平均分子量は、
2,000〜1,000,000、好ましくは4,00
0〜500,000、特に好ましくは5,000〜30
0,000であり、100℃で測定されるムーニー粘度
は5〜200、好ましくは10〜150である。
【0015】本発明で用いるスチレンを有するブロック
三元系ゴムとしては、スチレン・エチレン・ブチレン三
元ブロック共重合体であるSEBM(SEBおよびSE
BS)、スチレン・エチレン・プロピレン三元ブロック
共重合体であるSEPM(SEPおよびSEPS)等で
ある。
【0016】本発明で用いるスチレンを有するブロック
三元系ゴムのトルエンを用いたゲル・パーミエーション
・クロマトグラフィーによって測定されるスチレン換算
重量平均分子量は、2,000〜1,000,000、
好ましくは4,000〜500,000、特に好ましく
は5,000〜300,000である。当該三元系ゴム
のスチレン含量は、5〜80重量%、好ましくは8〜5
0重量%、より好ましくは10〜30重量%である。ま
た、SEBMおよびSEPMのヨウ素価は、通常120
以下、好ましくは50以下、より好ましくは30以下で
ある。
【0017】本発明で用いるフッ素ゴムとしては、テト
ラフルオロエチレンとプロピレンとの共重合体であるF
EPM、すべての側鎖がフルオロおよびパーフルオロア
ルキル基またはパーフルオロアルコキシ基であるポリメ
チレンタイプのフッ素ゴムであるFFKM、フルオロお
よびパーフルオロアルキル基またはパーフルオロアルコ
キシ基を側鎖に持つポリメチレンタイプのフッ素ゴムで
あるFKMなどが例示される。本発明で用いるフッ素ゴ
ムの100℃で測定されるムーニー粘度は、5〜20
0、フッ素含量は60重量%〜75重量%であることが
好ましい。
【0018】このほか、本発明で用いることのできるゴ
ムとしては、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体である
EVMが挙げられる。これらのゴムの中でも構成元素と
して塩素を含まないACM、AEM、EPM、EPD
M、SEBM、SEPM、FEPM、FFKM、FKM
が好ましい。
【0019】(ジエン系ゴム)本発明のシール剤に用い
られるジエン系モノマーを原料に含有するジエン系ゴム
の好ましい例としては、ASTM D 1417−94
で指定されたRクラスに分類されるゴムが挙げられる。
Rクラスのゴムの具体例をASTM D 1417−9
4の標記に従って例示すれば、ABR、BR、HNB
R、NBR、PBR、BIR、PSBR、SBR、SB
S、XSBR、XNBRなどのようなブタジエンを含有
するゴム;BIIR、CIIR、IR、NIR、SI
R、SISなどのようなイソプレンを含有するゴム;C
R、NCR、SCRなどのようなクロロプレンを含有す
るゴム;が例示される。このほか、ピペリレンを含有す
るゴムや1,3−ペンタジエンを含有するゴムなどもゴ
ム原料にジエン系モノマーが使用されており、これらも
本発明で使用可能なジエン系ゴムの一種である。もちろ
んこれらのジエン系ゴムは本発明のシール剤として単独
で用いても、混合比を目的に応じて適宜選択して2種類
以上を併用しても良いし、上述したポリメチレンタイプ
の飽和主鎖を持つゴム、特にMクラスのゴムと併用する
こともできる。
【0020】本発明のジエン系ゴムはトルエンを用いた
ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーによって
測定された重量平均分子量が2,000〜1,500,
000、好ましくは5,000〜800,000、より
好ましくは10,000〜700,000のジエン系ゴ
ムを主成分とするものである。本発明のジエン系ゴム
は、好ましくはジエン系モノマーの単独重合体または二
種以上のジエン系モノマーの共重合体、あるいはジエン
系モノマーと非極性重合性モノマーとの共重合体であ
り、特にBR、BIR、SBR、SBS、IR、SI
R、SIS等が好ましい。
【0021】このようなジエン系ゴムと上述したMクラ
スのゴムとを併用する場合、好ましい割合は、Mクラス
のゴム1重量部に対してジエン系ゴム100〜0.01
重量部、より好ましくは50〜0.02重量部、更に好
ましくは20〜0.05重量部である。
【0022】本発明のシール剤は、上述したゴムととも
に沸点が常圧(760mmHg)で50〜400℃の有
機液状物質とを含有するものであってもよく、このシー
ル剤を金属容器や絶縁ガスケットに塗布乾燥し、絶縁ガ
スケットと金属容器との密閉性を高めるシールとなる。
ここで用いられる有機液状物質は、常温(25℃)常圧
で液体のものである炭素数2〜15の有機液状物質が好
ましい。
【0023】本発明で使用される好ましい有機液状物質
の具体例としては、例えば炭化水素化合物、含窒素系有
機化合物、含酸素系有機化合物、含塩素系有機化合物、
含硫黄系有機化合物などであり、具体的には、(1)炭
化水素化合物としては、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素系化合物;n−ヘキサン、シクロヘ
キサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサ
ン、ノナン、デカン、デカリン、ドデカン、ガソリン、
工業用ガソリンなどの飽和炭化水素系有機化合物;が挙
げられ、(2)含窒素系有機化合物としては、ニトロエ
タン、1−ニトロプロパン、2−ニトロプロパン、アセ
トニトリル、トリエチルアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ピリジン、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、ホルホリン、N,N−ジメチルホルムアミド、N
−メチルピロリドンなどの含窒素有機化合物が挙げられ
る。(3)含酸素系有機化合物としては、メタノール、
エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、第二ブチルアルコール、アミルアルコール、イソア
ミルアルコール、メチルイソブチルカルビノール、2−
エチルブタノール、2−エチルヘキサノール、シクロヘ
キサノール、フルフリルアルコール、テトラヒドロフル
フリルアルコール、エチレングリコール、へキシレング
リコール、グリセリンなどのヒドロキシル基を有する化
合物;プロピルエーテル、イソプロピルエーテル、ブチ
ルエーテル、イソブチルエーテル、n−アミルエーテ
ル、イソアミルエーテル、メチルブチルエーテル、メチ
ルイソブチルエーテル、メチルn−アミルエーテル、メ
チルイソアミルエーテル、エチルプロピルエーテル、エ
チルイソプロピルエーテル、エチルブチルエーテル、エ
チルイソブチルエーテル、エチルn−アミルエーテル、
エチルイソアミルエーテルなどの脂肪族飽和系エーテル
類;アリルエーテル、エチルアリルエーテルなどの脂肪
族不飽和系エーテル類;アニソール、フェネトール、フ
ェニルエーテル、ベンジルエーテルなどの芳香族エーテ
ル類;テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、ジオ
キサンなどの環状エーテル類;エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテルなどのエチレングリコール類;ギ酸、酢酸、
無水酢酸、酪酸などの有機酸類;ギ酸ブチル、ギ酸アミ
ル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢
酸第二ブチル、酢酸アミル、酢酸イソアミル、酢酸2−
エチルヘキシル、酢酸シクロヘキシル、酢酸ブチルシク
ロヘキシル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ブチ
ル、プロピオン酸アミル、酪酸ブチル、炭酸ジエチル、
シュウ酸ジエチル、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチ
ル、リン酸トリエチルなどの有機酸エステル類;エチル
ケトン、プロピルケトン、ブチルケトン、メチルイソプ
ロピルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、ジイソブチルケトン、アセチルアセトン、
ジアセトンアルコール、シクロヘキサノン、シクロペン
タノン、メチルシクロヘキサノン、シクロヘプタノンな
どのケトン類;1,4−ジオキサン、イソホロン、フル
フラールなどのその他の含酸素有機化合物が挙げられ
る。(4)含塩素系有機化合物としては、テトラクロロ
エタン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン、ジ
クロロプロパン、塩化アミル、ジクロロペンタン、クロ
ルベンゼンなどの炭化水素の塩素置換体が挙げられる。
(5)含硫黄系有機化合物としては、チオフェン、スル
ホラン、ジメチルスルホキシドなどが挙げられる。
【0024】更に好ましくは炭素数6〜12の炭化水素
溶液・含窒素系有機溶媒・含酸素系有機溶媒などであ
り、特にベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素系溶媒やn−ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサン、エチルシクロヘキサンなどの飽和炭化水
素系溶媒が好ましい例である。
【0025】本発明のシール剤中のゴム(Mクラスのゴ
ムとジエン系ゴムとの合計)の割合は、有機液状物質に
対して、1重量%〜50重量%、好ましくは2重量%〜
40重量%、より好ましくは5重量%〜30重量%であ
る。ゴムの濃度が高過ぎるとシール剤の粘度が高くな
り、塗布性が低下する傾向にある。逆にゴム濃度が少な
すぎると有機液状物質が多すぎシール性形成に劣る傾向
が出る。なお、本発明のシール剤は上述のゴムが上記の
有機液状物質に溶解していても、分散していてもよい。
【0026】更に本発明のシール剤には、必要に応じて
着色剤などの添加剤を添加することも可能である。添加
可能な着色剤としては、電解液と反応せず、また電解液
に溶解しないものであるのが望ましく、各種の有機系・
無機系の顔料が挙げられる。中でもカーボンブラック、
特にファーネスブラック、チャンネルブラック等の粒子
系0.1μm以下のカーボンブラックが好ましい。この
ような着色剤を添加する場合、シール剤に十分均一に溶
解または分散させる必要があり、造粒されているものや
凝集構造を持ったものを用いる場合は、ボールミル、サ
ンドミルや超音波などで分散させるのが良い。このよう
な着色剤などの添加剤の添加量は、必要に応じ、任意の
量を添加することができるが、ゴムに対して通常0.0
1重量%〜20重量%、好ましくは0.01重量%〜5
重量%、より好ましくは0.02重量%〜3重量%であ
る。添加剤の添加量が20重量%を超えるとシール剤の
柔軟性が小さくなり、ひび割れの原因となることがあ
る。さらに本発明のシール剤には、絶縁ガスケットの性
能を劣化させず、電解液と反応および溶解しない老化防
止剤、紫外線吸収剤等、ゴムに使用される通常の添加剤
を添加することができる。
【0027】2.アルカリ二次電池 本発明のアルカリ二次電池は酸化ニッケルを主とするペ
ーストを基板に塗布乾燥した正極板と、カドミウムもし
くは水素吸蔵合金粉を主とするペーストを基板に塗布乾
燥した負極板とを、ポリエチレン、ポリプロピレンなど
からなる不織布であるセパレータを間に介在させ、渦巻
状に捲回して発電要素としている。
【0028】この発電要素を開口部を拡口した円筒形も
しくは角形の負極金属容器に圧挿入し、高濃度で粘度の
高いアルカリ電解液を注液し、絶縁ガスケットを介して
封口蓋等の封口体で封口し、負極金属容器の開口部を縮
径しさらに開口端を内方へ折曲して、電極を密閉してい
る。絶縁ガスケットと負極金属容器の開口部の内面との
間、及び/又は絶縁ガスケットと封口体である封口蓋と
のあいだに、本発明のシール剤で形成された層を設ける
ことによって、負極金属容器に充填されているアルカリ
電解液の漏洩を防ぐことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、コイン型、円筒形、あ
るいは角型はもちろんのこと電機自動車用等の大型アル
カリ二次電池にも使用できるシール剤が得られ、このシ
ール剤を用いれば密ペイ性に優れた安全性の極めて高い
アルカリ二次電池が得られる。
【0030】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。なお、各例中の部及び%は、特に断りな
い限り重量基準である。また、重量平均分子量(以下、
Mwという)は、トルエンを溶媒としたゲルパーミエー
ションクロマトグラフィーにより測定された値である。 (実施例1)10リットルの攪拌機付きオートクレーブ
にトルエン4000g、ブタジエン800gを加え、十
分攪拌した後、ジエチルアルミニウムクロライド0.2
5mol、塩化クロム・ピリジン錯体0.6mmolを
加え、60℃で3時間攪拌しながら重合した。その後、
メタノール100mlを加えて重合を停止した。重合停
止後、室温まで冷却した後、重合液を取り出した。得ら
れた重合液を水蒸気凝固した後、60℃で48時間真空
乾燥して固体状のBRを770g得た。得られたBRの
Mwは345,000であった。また、13C−NMR
スペクトルの結果からこのBRのシス体含量は93.5
%であった。このBRをエチルシクロヘキサンに溶解さ
せ、濃度10重量%のシール剤を調製した。その後、ナ
イロン66にカーボン粉を混合した絶縁ガスケット表面
に定量ディスペンサーを使用して乾燥後のシール材層厚
が12μmとなるように塗布、乾燥を行い、シール剤層
を形成した。これとは別にAAサイズの負極金属容器内
に正極板と負極板をセパレータを介して捲回してなる発
電要素を圧挿入する。この容器の開口部近傍に封口部固
定のため、ビードを形成した。このビード部の絶縁ガス
ケットと接触する部分へ、前記シール剤を定量ディスペ
ンサーを使用して乾燥後のシール材層厚が13ミクロン
となるように塗布、乾燥を行い、シール剤層を形成し
た。この後、7規定のKOH及び1規定のLiOHから
なる電解液を注入し、前記の表面にシール剤層を形成さ
れた絶縁ガスケットを介して、負極金属容器に封口体で
ある封口蓋板を嵌合し、封口してアルカリ二次電池とし
た。アルカリ二次電池の構成図を図1に示す。得られた
アルカリ二次電池を45℃で24時間エージングした
後、初充電をかけ慣らした。初充電が施された電池10
個をアルカリによって黄色から紫に変色するCR試験紙
を付着して、温度95℃、湿度90%の恒温恒湿槽で、
48時間放置し、アルカリ電解液が漏液して試験紙が変
色した電池の有無を調べた。またこれとは別に電池10
個を2.5mの高さから任意方向に10回落下させた
後、各々の電池を50mlの水で充分に水洗し、水洗後
の水にCR試験紙をひたして、その変色の有無から、ア
ルカリ電解液の漏液の有無を調べた。その結果、恒温恒
湿放置試験、落下試験のいづれにおいても、有意な変色
は観察されず、十分に電池内容物を密閉していることが
確認された。
【0031】(実施例2)10リットルの攪拌機付きオ
ートクレープに、トルエン5000g、ブタジエン71
0g、スチレン100gを加え、十分攪拌した後、N,
N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミンのトル
エン溶液(濃度は0.05mol/リットル)を10m
l、チーグラー触媒(0.2mmol)を加え、60℃
で4時間攪拌しながら重合した。その後、メタノール1
00mlを加えて重合を停止した。重合停止後、室温ま
で冷却した後、重合液を取り出す。得られた重合液を水
蒸気凝固した後、60℃で48時間真空乾燥して固体状
のSBR 750gを得た。得られたSBRのMwは2
80,000であった。また、13C−NMRスペクト
ルの結果からこのポリマーのシス体含量は93%であっ
た。次いで、このSBRをトルエンに溶解させ、濃度1
5重量%のシール剤を調製した。実施例1と同様の方法
により円筒形の絶縁ガスケット表面にシール剤層を形成
した。この層の厚さは14μmであった。このシール剤
層の塗布された絶縁ガスケットを用いて、実施例1と同
様の試験を行った結果、10個の電池は、いずれも有意
な変色は観測されず、十分に内容物を密閉していること
が確認された。
【0032】(実施例3)表1記載のゴムを表1記載の
溶剤に表1記載の濃度で混合したシール剤をそれぞれ用
いて、実施例1と同様の電池を作成し、実施例1と同様
の方法で電解液の漏液の有無を調べた。その結果、恒温
恒湿放置試験、落下試験のいづれにおいても、有意な変
色は観察されず、十分に電池内容物を密閉していること
が確認された。
【0033】
【表1】
【0034】(比較例1)シール剤として、針入れ深度
18〜35のブローンアスファルト100重量部とトル
エン375重量部とを混合したシール剤を用い、実施例
1と同様の厚さにシール剤層を形成し、実施例1と同様
の試験を行った。その結果、高温保存を行ったアルカリ
二次電池のうち5個、落下試験を行ったアルカリ二次電
池のうち2個から電解液の漏液による変色が確認され
た。
【0035】以上の実施例および比較例の結果から、従
来のシール剤と比較して本発明のシール剤は優れた密閉
性を示すことが判った。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】アルカリ二次電池の内部構造を示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリメチレンタイプの飽和主鎖を持つゴ
    ムおよびジエン系ゴムより選ばれる1種または2種以上
    のゴムを主成分とするアルカリ二次電池用シール剤。
  2. 【請求項2】 ポリメチレンタイプの飽和主鎖を持つゴ
    ムおよびジエン系ゴムより選ばれる1種または2種以上
    のゴムと共に沸点が常圧で50〜400℃の有機液状物
    質とを含有するシール剤。
  3. 【請求項3】 発電要素を収納した負極金属容器の開口
    部に装着された絶縁ガスケットと金属容器との間、およ
    び/または絶縁ガスケットと封口体との間に請求項1ま
    たは2記載のシール剤で形成された層が設けられている
    アルカリ二次電池。
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