JPH113A - 移動収穫機 - Google Patents

移動収穫機

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JPH113A
JPH113A JP15557297A JP15557297A JPH113A JP H113 A JPH113 A JP H113A JP 15557297 A JP15557297 A JP 15557297A JP 15557297 A JP15557297 A JP 15557297A JP H113 A JPH113 A JP H113A
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JP
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hydraulic
traveling
support frame
oil tank
oil
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JP15557297A
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Masahiro Komatsu
正寛 小松
Shinji Nagashima
新治 永島
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧パイプが前処理部と支持フレームとの間
に挟まれないようにするとともに、油圧パイプの配管作
業を容易に行えるようにする。 【解決手段】 走行機体1の一側方にオイルタンク15
を配設し、支持フレーム8に穿設された孔8a,8bに
オイルタンク15と油圧変速装置12および油圧ポンプ
11とをそれぞれ接続する油圧パイプ16a,16b,
17a,17bを貫通させるようにした。これによりオ
イルタンク15からのオイルを油圧ポンプ11に給排さ
せて走行機体1や、前処理部2などを作動させるととも
に、オイルタンク15からのオイルを油圧変速装置12
に給排させて、この油圧変速装置12によってトランス
ミッション13の回転を変速してその出力を走行クロー
ラ14に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインなど
の移動収穫機に係り、詳しくはエンジン出力軸の回転を
変速して走行部に伝達する油圧変速装置を有する移動収
穫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動収穫機は、脱穀装置を有す
る走行機体と、この走行機体に対して油圧シリンダ装置
によって昇降される前処理部とを備えたもので、走行機
体に搭載されるエンジンの出力軸とクローラ走行装置な
どを有する走行部との間には、エンジンの出力軸の回転
を変速して走行部に伝達する油圧変速装置(以下「HS
T」という)が介在されるともに、油圧シリンダ装置お
よびHSTにオイルを給排するオイルタンクが設けられ
ている。
【0003】すなわち、エンジンの動力は、エンジンプ
ーリから走行ベルトでHSTの入力プーリに伝達され、
このHSTからトランスミッションを経てトランスミッ
ションのドライブシャフトによりクローラ走行装置が駆
動される。
【0004】ところで、HSTは、閉回路で接続された
一対の油圧ポンプと油圧モータとの間に、オイルフィル
タ、チャージポンプ、低圧リリーフバルブおよびチェッ
ク&高圧リリーフバルブを組合せて構成され、これらを
トランスミッションケースに直結されたものである。
【0005】そして、オイルタンクからHSTにオイル
を供給させるために、HST駆動用の油圧パイプおよび
オイルの供給を制御する配線を、穀稈を刈取り搬送する
前処理部を支持する支持フレームの前側を通して配設さ
せている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動収穫機は、HST駆動用の油圧パイプおよびその配
線を支持フレームの前側を通して配設させているので、
前処理部を支持するメインフレームと支持フレームとの
間に油圧パイプやその配線が挟まれないようにするため
に、油圧パイプを複雑に屈曲させる必要があり、油圧パ
イプの配管作業が煩雑であるという問題があった。
【0007】また、油圧パイプの垂れ下がりを防止する
保持部材を備える必要が生じ、構造および製作手数が掛
るという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、油圧パイプが前処理部と支持フ
レームとの間に挟まれないようにし、油圧パイプの配管
作業を容易に行えるようにした移動収穫機を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するため、この発明に係る移動収穫機では、走行機体
(1)と前処理部(2)との間に配置され、該前処理部
(2)を昇降駆動する油圧シリンダ装置(10)と、エ
ンジン出力軸(13)と走行部(14)との間に介在
し、前記エンジン出力軸(13)の回転を変速して前記
走行部(14)に伝達する油圧変速装置(12)と、前
記油圧シリンダ装置(10)および前記油圧変速装置
(12)にオイルを給排するオイルタンク(15)と、
を備えたものであって、前記走行機体(1)の前部に、
前記前処理部(2)を支持する支持フレーム(8)を配
置するとともに、その一側方に前記オイルタンク(1
5)を配置し、前記支持フレーム(8)に孔(8a,8
b)を穿設し、該孔(8a,8b)に、前記オイルタン
ク(15)と前記油圧変速装置(12)とを接続する油
圧パイプ(17a,17b)を貫通させて配設したこと
を特徴とする。
【0010】[作用]以上の構成に基づき、走行機体
(1)の一側方にオイルタンク(15)を配設し、支持
フレーム(8)に穿設された孔(8a,8b)に前記オ
イルタンク(15)と油圧変速装置(12)とを接続す
る油圧パイプ(17a,17b)を貫通させる。これに
より前記オイルタンク(15)からのオイルを前記油圧
変速装置(12)に給排させて、該油圧変速装置(1
2)によってエンジン出力軸(13)の回転を変速して
その出力を走行部(14)に伝達する。
【0011】なお、上述の括弧内の符号は、図面を対照
するためのものであって、この発明の構成を何ら限定す
るものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
る移動収穫機を示す側面図、図2は、同上の要部を拡大
して示す側面図、図3は、移動収穫機の走行機体前方か
らみた正面図、図4は、図3の平面図である。
【0014】図1において、移動収穫機は、走行機体1
の前部に走行機体1に対して昇降自在に前処理部2を備
え、この前処理部2によって穀稈の引起こし、刈取りお
よび搬送を行い、走行機体1に搭載されている脱穀装置
3により穀粒の脱穀を行うようにしている。
【0015】すなわち、一方の前処理部2には、引起こ
し装置4、刈取装置5および穀稈搬送装置6が備えられ
ている。そして、走行機体1の左右方向に伝動ケース7
を延出させており、この伝動ケース7内を挿通する図示
を省略した動力伝達機構によって引起こし装置4や刈取
装置5などが動力を伝達されるように構成されている。
【0016】伝動ケース7は、走行機体1の前部に取り
付けられた支持フレーム8に支持されるとともに、伝動
ケース7に連設されているメインフレーム9によって前
処理部2を支持させている。そして、このメインフレー
ム9と走行機体1との間には、図2に示すように前処理
部2を昇降させる油圧シリンダ装置10が配置されてい
る。
【0017】また、他方の走行機体1には、グレンタン
ク(図示省略)の回動や走行機体1の方向制御時にオイ
ルを給排する油圧ポンプ11と、エンジン(図示省略)
の回転を変速する油圧変速装置としてのHST12と、
このHST12によって変速された回転がエンジン出力
軸としてのトランスミッション13を介して伝達される
走行部としての左右一対の走行クローラ14と、油圧ポ
ンプ11およびHST12にオイルを給排するオイルタ
ンク15とが備えられ、HST12には油圧ポンプ(図
示省略)および油圧モータ(図示省略)が内蔵されてい
る。
【0018】すなわち、HST12は、閉回路で接続さ
れた一対の油圧ポンプと油圧モータとにオイルフィル
タ、チャージポンプ、低圧リリーフバルブおよびチェッ
クアンド高圧リリーフバルブを組合せて構成されたもの
である。
【0019】このオイルタンク15は、走行機体1の一
側方に配置され、HST12は支持フレーム8を挟んだ
他側方に配置されている。そして、オイルタンク15と
油圧ポンプ11およびHST12との間には、支持フレ
ーム8に穿設された孔8aおよび孔8bを貫通して油圧
ポンプ作動用の油圧パイプ16a,16bおよびHST
作動用の油圧パイプ17a,17bがそれぞれ接続され
ている。
【0020】本実施の形態の移動収穫機は、上述のよう
に構成されているので、HST12がエンジンからの入
力回転をHST油圧ポンプで油圧に変換して油圧モータ
を作動させることにより出力回転を得る。そして、この
出力回転は、トランスミッション13を介して走行クロ
ーラ14に伝達される。
【0021】また、オイルタンク15に接続された油圧
パイプ16a,16bは、グレンタンクの整備点検時に
回動させたり、走行機体1の方向を制御させたり、油圧
シリンダ装置10にオイルを給排して前処理部2を昇降
駆動させる際に、油圧ポンプ11にオイルを給排する。
同様に、オイルタンク15に接続された油圧パイプ17
a,17bは、トランスミッション13の回転を変速す
る際に、HST12にオイルを給排する。
【0022】トランスミッション13の回転を変速して
伝達するHST12にオイルを給排する際の油圧パイプ
17a,17bを支持フレーム8の孔8a,8bを貫通
させて配設するとともに、油圧ポンプ11にオイルタン
ク15からオイルを給排する際の油圧パイプ16a,1
6bを支持フレーム8の孔8a,8bを貫通させて配設
しているので、前処理部2と支持フレーム8との間に油
圧パイプ16a,16b,17a,17bが挟まれるこ
とがなくなるとともに、油圧パイプ16a,16b,1
7a,17bが前処理部2の昇降の妨げとならないこと
になる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
によれば、走行機体の一側方にオイルタンクを配設し、
支持フレームに穿設された孔に前記オイルタンクと油圧
変速装置とを接続する油圧パイプを貫通させるようにし
たので、油圧パイプが前処理部と支持フレームとの間に
挟まれず、また油圧パイプの配管作業を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る移動収穫機
を示す側面図である。
【図2】同上の要部を拡大して示す側面図である。
【図3】移動収穫機の走行機体前方からみた正面図であ
る。
【図4】図3の平面図である。
【符号の説明】
1 走行機体 2 前処理部 8 支持フレーム 8a 孔 8b 孔 10 油圧シリンダ装置 12 油圧変速装置(HST) 13 エンジン出力軸(トランスミッション) 14 走行部(走行クローラ) 15 オイルタンク 17a 油圧パイプ 17b 油圧パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体と前処理部との間に配置され、
    該前処理部を昇降駆動する油圧シリンダ装置と、エンジ
    ン出力軸と走行部との間に介在し、前記エンジン出力軸
    の回転を変速して前記走行部に伝達する油圧変速装置
    と、前記油圧シリンダ装置および前記油圧変速装置にオ
    イルを給排するオイルタンクと、を備えた移動収穫機に
    おいて、 前記走行機体の前部に、前記前処理部を支持する支持フ
    レームを配置するとともに、その一側方に前記オイルタ
    ンクを配置し、 前記支持フレームに孔を穿設し、該孔に、前記オイルタ
    ンクと前記油圧変速装置とを接続する油圧パイプを貫通
    させて配設した、 ことを特徴とする移動収穫機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886922A (en) * 1984-09-14 1989-12-12 The Dow Chemical Company Catalyst for dehydrohalogenation
JP2005162003A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバインの伝動装置
JP2006149251A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン

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