JP2857613B2 - コンバインにおける動力伝達装置 - Google Patents

コンバインにおける動力伝達装置

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JP2857613B2
JP2857613B2 JP8275652A JP27565296A JP2857613B2 JP 2857613 B2 JP2857613 B2 JP 2857613B2 JP 8275652 A JP8275652 A JP 8275652A JP 27565296 A JP27565296 A JP 27565296A JP 2857613 B2 JP2857613 B2 JP 2857613B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の走行ク
ローラを備え、刈取脱穀できるコンバインにおける動力
伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンバインにおける走行部
を、左右一対の走行クローラにて構成し、左右各走行ク
ローラを、一つの油圧ポンプと油圧モータとの組により
駆動する構成、換言すれば、左右の走行クローラを左右
独立の油圧駆動系統(2ポンプ、2モータ形式)にて駆
動させて、刈取作業時の作物列に沿っての操向制御と、
通常の直進走行制御とを実行することは、例えば、特開
昭53−131627号公報、特公昭54−34972
号公報、実開平3−116422号公報等に開示されて
いる。
【0003】ところで、これらの2ポンプ2モータの駆
動形式において、左右の走行クローラの対地スリップ率
が零であると仮定して、通常の直進走行制御において
は、左右の走行クローラへ伝達する駆動力は、略半々と
しているが、緩旋回時には、旋回外側の走行クローラへ
の駆動力はそのままで、旋回内側の走行クローラへの駆
動力の伝達を少なくするか、伝達を零にするようにして
いる。
【0004】また、旋回半径を極端に小さくして旋回す
る、いわゆるスピンターン(芯地旋回)のときには、旋
回外側の走行クローラを前進方向に駆動し、旋回内側の
走行クローラは後進方向に駆動するようにしている。こ
のように、旋回作業に際して、旋回内側の走行クローラ
への駆動力の伝達を少なくするか、伝達を零にすると、
直進走行から旋回走行に入るとき、左右の走行クローラ
への動力伝達のタイミング、つまり、左右の油圧駆動機
構の切換えタイミングがずれ易く、左右の走行クローラ
への駆動力の伝達に段差ができ、走行車両の加減速の変
化が激しく直進と旋回との間で滑らかな移行ができず、
旋回フィーリングが悪いという問題があった。
【0005】さらに、 前述のように左右の走行クロー
ラを別々の油圧駆動系統にて走行させ且つ操向操作を実
行する構成をコンバインに適用した場合においては、車
速(走行速度)に同調させて刈取作業の駆動力を安定し
て取り出すことは困難であった。例えば、特開昭53−
131627号公報に開示されているように、前記左右
油圧駆動系の高速回転側(エンジンの出力軸に近い側)
から選択的にPTO軸に出力するので、車速に比例した
速度で安定して動力を取り出すことができないのであっ
た。
【0006】他方、実開平4−1077号公報では、左
右走行クローラへの出力軸に動力伝達する差動傘歯車機
構として、前記左右各出力軸に太陽傘歯車を固定し、一
対の出力軸に対して自由回転するデフギヤケースに駆動
源から傘歯車を介して入力し、デフギヤケースには、前
記左右両側の太陽傘歯車にそれぞれ噛み合う遊星傘歯車
を回転可能に装着するにあたり、その一方の遊星傘歯車
の回転方向及び速度をデフギヤケースに装着した油圧モ
ータにて制御することを提案している。
【0007】この構成においては、油圧モータにて回転
する遊星傘歯車の回転方向により、旋回外側の太陽歯車
の回転数を増加させる分だけ旋回内側の太陽歯車の回転
数を減少させて任意の旋回半径に無段階に変更させるこ
とができる。また、デフギヤケースの回転を停止した状
態で、油圧モータを回転させると、一方の出力軸の回転
方向と他方の出力の回転方向が逆になり、いわゆるスピ
ンターンができるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、デフギヤケースの回転を停止すべく動力伝達を遮断
し、且つデフギヤケースを固定するという作業を実行し
なければならず、滑らかにスピンターン旋回作業に移行
できないという欠点があった。これを解消するため、米
国特許第4471669号公報や、特開平3−1697
45号公報等では、エンジンの回転駆動力で作動する走
行用油圧ポンプと、走行用油圧ポンプにより作動する走
行用油圧モータと、走行用油圧モータの作動にて左右の
走行クローラに動力伝達する歯車伝動機構とを備える一
方、前記歯車伝動機構中に、左右一対のリングギヤ等を
備えた左右一対の遊星歯車機構を配置し、これに、エン
ジンの回転駆動力で作動する可変容量型の旋回用油圧ポ
ンプにより作動する旋回用油圧モータの出力を関連させ
るように構成したものが開示されている。
【0009】この構成によれば、走行用油圧ポンプ及び
走行用油圧モータの作動中に、可変容量型の旋回用油圧
ポンプにより作動する旋回用油圧モータの出力を、前記
左右一対の遊星歯車機構中に配置した左右一対のリング
ギヤに互いに逆方向に回転するように伝達するときに
は、左右走行クローラの走行速度を変更させて旋回でき
る一方、旋回用油圧ポンプの吐出量を零にして旋回用油
圧モータを停止させて、且つその出力軸をブレーキ手段
にて固定とし、走行用油圧ポンプ及び走行用油圧モータ
を作動させると、直進できることになる。
【0010】他方、コンバイン等の走行作業機に搭載し
た作業部を動力駆動する場合、従来ではエンジンからの
動力を、一旦ミッション(変速機構)に入力し、このミ
ッションから動力を分岐して走行部と前記作業部とに伝
達することにより、走行部の速度(車速)と作業部の速
度とを同調させるように構成したものがあったが、前述
の米国特許第4471669号公報及び特開平3−16
9745号公報に記載の走行装置には、作業部を動力駆
動するための動力取り出し部(PTO軸)が備わってお
らず、従って、走行部の速度(車速)と作業部の速度と
を同調させることも出来ないという問題があった。
【0011】特に、コンバインでは、通常の乾いた圃場
での高速走行しながらの刈取作業に加えて、湿田での刈
取作業や、台風等により倒伏した穀稈を刈取りを実行す
る場合には、走行速度を低速にしながら、且つ刈取前処
理装置は所定速度以上で駆動させて穀稈を引き起こし及
び刈取を実行する必要があり、さらに、湿田における旋
回時に、走行クローラの一方をスリップさせないで、小
回りできるようにする必要があった。
【0012】本発明は、これらの従来の技術の問題を解
決し、且つ従来からの要望に応えるべくなされたもので
あって、走行速度に同調させた速度で刈取脱穀作業を駆
動させることができるものでありながら、低速走行時に
は、刈取前処理装置の駆動速度を余り低下させないよう
にすることができるコンバインの操向装置の構成及び操
向操作を円滑にすることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のコンバインにおける動力伝達装置は、左右
一対の走行クローラを備えた走行機体に、エンジン及び
脱穀部を搭載し、前記走行機体の前部に刈取前処理装置
を備え、前記左右一対の走行クローラに対する動力伝動
機構として、太陽歯車に噛み合う複数の遊星歯車を軸支
した腕輪と、遊星歯車に内歯で噛み合うリングギヤとに
より構成された左右一対の遊星変速機構を備え、エンジ
ンの出力にて駆動する可変式の第1油圧ポンプに第1油
圧モータを油圧接続し、該第1油圧モータからの入力軸
の動力を前記一対の太陽歯車に動力伝達する一方、前記
エンジンの出力にて駆動する可変式の第2油圧ポンプに
第2油圧モータを油圧接続し、該第2油圧モータの回転
出力を、前記左右一対の遊星変速機構における一対のリ
ングギヤの外歯に互いに逆回転力を付与するように歯車
連結し、左右一対の走行クローラへの出力軸に動力伝達
させるにおいて、前記第1油圧モータからの入力軸の動
力を前記刈取前処理装置を駆動するためのPTO軸に伝
達するように構成すると共に、前記PTO軸と並列的で
あって前記第1油圧モータからの入力軸と前記一対の太
陽歯車との間に歯車式副変速機構を配置したことを特徴
とするものである。
【0014】
【発明の作用・効果】このように構成することによっ
て、第2油圧ポンプと第2油圧モータとからなる旋回用
の油圧式駆動手段からの動力を与えず、停止させた状態
のもとで、走行用の油圧式駆動手段の動力を、左右一対
の遊星変速機構を介して走行車両における左右一対の走
行クローラへの出力軸に伝達させると、直進走行を実行
することになり、泥濘、湿田等走行面の状態が悪くて
も、左右の走行クローラの回転数を一致させて直進走行
し易くなり、直進性能が向上する。また、走行用の油圧
式駆動手段を作動させた状態で、旋回用の油圧式駆動手
段を作動させることにより、任意の走行速度で且つ任意
の旋回半径にて無段階の旋回作業に移行でき、その移行
動作をきわめて滑らかに実行でき、湿田内においても穀
稈列に沿うように小回りできるという効果を奏する。
【0015】また、走行用の油圧式駆動手段を停止した
状態で、旋回用の油圧式駆動手段を作動させると、左右
の走行クローラは同一回転数で回転方向を互いに逆とし
たスピンターンを行うことができ、そのときの旋回速度
も任意に調節することができる。そして、直進時、旋回
時共に、油圧ポンプと油圧モータとから成る走行用の油
圧式駆動手段からの動力回転数を変更することより、そ
の直進速度及び旋回時の旋回内側と旋回外側の走行クロ
ーラの速度比率を任意(無段階)に変更できて、操向操
作も円滑に行える。
【0016】さらに、前記動力伝達装置中に、前記第1
油圧モータからの入力軸の動力を前記刈取前処理装置を
駆動するためのPTO軸に伝達するように構成すると共
に、前記PTO軸と並列的であって前記第1油圧モータ
からの入力軸と前記一対の太陽歯車との間に歯車式副変
速機構を配置したものであるから、湿田での刈取作業や
倒伏穀稈の刈取作業において、歯車式副変速機構によ
り、走行クローラの駆動速度を低速にした状態に切り換
えても、前記第1油圧モータからの入力軸の回転速度を
PTO軸に伝達するので、高速走行時における走行クロ
ーラの速度に対する刈取前処理装置の駆動速度の比率よ
りも、高い速度比率で刈取前処理装置を駆動することが
できる。従って、低速走行でありながら刈取前処理装置
を所定の速度で駆動できることになり、倒伏する等した
穀稈の引き起こし作用を損なうことなく円滑に刈取作業
を実行できるという効果を奏する。
【0017】そして、走行伝動機構と、操向伝動機構
と、PTO軸とを前記一対の遊星変速機構を収納したミ
ッションケースに組み込むことにより、機械的な動力分
岐伝達機構の構成が簡単となると共に、コンパクトに構
成できるという効果も奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明をコンバインに適用
した実施例について説明すると、図1は左右一対の走行
クローラ2a,2bを有する走行車両である汎用コンバ
インの走行機体1の側面図であり、該走行機体1上には
脱穀装置3を搭載し、該脱穀装置3における扱室内の扱
胴4をその軸線が走行機体1の進行方向に沿うように配
設し、その下方には受け網とシーブ等による揺動選別装
置5と唐箕フアン6の風による風選別装置とを備え、脱
穀装置3の側方に脱穀済みの穀粒を貯留する籾タンクを
搭載してある。
【0019】刈取前処理装置7は、前記脱穀装置3の前
部に開口し、昇降用油圧シリンダ8にて昇降自在な角筒
状のフイーダハウス9(内部にチエンスコンベヤ9aを
備える)と、該フイーダハウス9の前端に連設した横長
のバケット状のプラットホーム10と、該プラットホー
ム10内に横設した横長の掻き込みオーガ11と、その
前方上部位置のタインバー付きリール12と、プラット
ホーム10下面側に左右長手に配設したバリカン状の刈
刃14とから成る。また、刈取前処理装置7の前部左右
両端には、前向きに突出する左右一対の分草体15を備
えている。
【0020】左右の走行クローラ2a,2bは、それぞ
れ、後述する操向装置20の左右の出力軸21a,21
bから出力される動力にて回転駆動する起動輪22,2
2と、走行機体1の後端側に後向き付勢された誘導輪2
3,23とに巻掛けられた履帯24,24と、各履帯2
4の下側内周面を支持する懸下輪(下部転輪)25等か
らなる。
【0021】次に、操向装置20の構成について説明す
る。図2〜図4に示す第1実施例は、ミッションケース
30内に、後述する左右一対の遊星変速機構31,31
と、第1油圧ポンプ33及び第1油圧モータ34からな
る走行用の油圧式駆動手段32と、第2油圧ポンプ36
及び第2油圧モータ37からなる旋回用の油圧式駆動手
段35等を内装する。
【0022】左右一対の遊星変速機構31,31は左右
対称状であって、同一半径上に複数(実施例では3つ)
の遊星歯車39,39,39がそれぞれ回転自在に軸支
された左右一対の腕輪38,38をミッションケース3
0内にて同軸線上にて適宜隔てて相対向させて配置す
る。前記各遊星歯車39にそれぞれ噛み合う太陽歯車4
0,40を固着した太陽軸41の左右両端は、両腕輪3
8,38の内側にてその回転中心部に位置する軸受に回
転自在に軸支されている。
【0023】内周面の内歯と外周面の外歯とを備えたリ
ングギヤ42は、その内歯が前記3つの39,39,3
9にそれぞれ噛み合うように、太陽軸41と同心状に配
置されており、このリングギヤ42は、前記太陽軸41
上または、前記腕輪38の外側面から外向きに突出する
中心軸43上に軸受を介して回転自在に軸支される。前
記走行用の油圧式駆動手段32における容量可変式の第
1油圧ポンプ33の回転斜板の角度を変更調節すること
により、第1油圧モータ34への圧油の吐出方向と吐出
量とを変更して、当該第1油圧モータ34の回転方向及
び回転数が調節可能に構成されている。第1油圧モータ
34からの回転動力は、入力軸44の入力歯車45から
副変速機構の歯車46,47,48を介して、太陽軸4
1に固定したセンター歯車49に伝達される。なお、歯
車48が取付くブレーキ軸50には図示しないブレーキ
機構が設けられている。また、歯車46に噛み合う歯車
51を介して作業機等への回転力を伝達するPTO軸5
2に出力する。
【0024】そして、前記走行用の油圧式駆動手段32
からの回転動力は、前記太陽軸41上に固定した前記セ
ンター歯車49を介して、前記左右一対の遊星変速機構
31,31に伝達され、前記左側の腕輪38の中心軸4
3に固着した伝動歯車53を、左側の出力軸21aに固
着した伝動歯車54に噛み合わせて出力する。同様に、
右側の腕輪38の中心軸43に固着した伝動歯車53
を、右側の出力軸21bに固着した伝動歯車54に噛み
合わせて出力する(図2及び図4参照)。
【0025】旋回用の油圧式駆動手段35における容量
可変式の第2油圧ポンプ36の回転斜板の角度を変更調
節することにより、第2油圧モータ37への圧油の吐出
方向と吐出量とを変更して、当該第2油圧モータ37の
回転方向及び回転数が調節可能に構成されている。第2
油圧モータ37からの回転動力は、入力軸55に取付く
一対の伝動歯車56,57に伝達される。そして、図2
に示すように左側のリングギヤ42の外歯に対しては伝
動歯車56と直接噛み合い、右側の伝動歯車57が逆転
軸58に取付く逆転歯車59に噛み合い、この逆転歯車
59と右側のリングギヤ42の外歯とが噛み合う。
【0026】従って、第2油圧モータ37の正回転に
て、左側のリングギヤ42が所定回転数にて逆回転する
と、右側のリングギヤ42が前記と同一回転数にて正回
転することになる。なお、エンジン(図示しない)から
の回転力は、ミッションケース30の外側にて一方の油
圧ポンプの軸(例えば走行用の油圧式駆動手段の第1油
圧ポンプ33の軸33a)に無端チェン60にて伝達
し、第1油圧ポンプ33の軸33aと第2油圧ポンプ3
6の軸36aとをミッションケース30にてチェン61
巻掛けにて動力伝達するように構成すれば(図3参
照)、エンジンからの動力伝達箇所が1か所で済み、操
向装置がコンパクトになる。
【0027】走行機体1の操縦部における座席に設けた
一本の操作レバー(図示せず)は、平面視で前後方向と
左右方向との互いに直交する2つの方向に動かすことが
可能で、走行速度の調節と操向操作を同時に実行できる
ようにしたものである。実施例では、前記操作レバーを
略垂直状に上向きに立てた時を中立位置とし、前方向に
回動すると走行機体1を前進させ、後方向に回動させる
と後退させ、且つその走行速度は操作レバーの前後傾斜
角度(垂直に対する傾き角度)が大きくなる程速くなる
ように設定するものであり、操作レバーを左右に傾動す
るときはその方向に走行機体1を旋回させ、左右傾斜角
度が大きくなる程旋回半径を小さくする(小廻りさせ
る)ように、走行用の油圧式駆動手段32及び旋回用の
油圧式駆動手段35の油圧ポンプ33,36の圧油吐出
方向及び吐出量を調節するものである。
【0028】この構成により、例えば、旋回用の油圧式
駆動手段35を停止させておけば、左右両側のリングギ
ヤ42,42の回転は停止した固定状態である。この状
態で走行用の油圧式駆動手段32を駆動すると、第1油
圧モータ34からの回転力は、太陽軸41のセンター歯
車49に入力され、その回転力は、左右両側の太陽歯車
40,40に同一回転数にて伝達され、左右両側の遊星
変速機構の遊星歯車39、腕歯車38を介して左右両側
の出力軸21a,21bに平等に同方向の同一回転数に
て出力されるので、直進走行ができる。
【0029】反対に、走行用の油圧式駆動手段32を停
止した状態では、前記太陽軸41及び左右両側の太陽歯
車40,40は固定される。この場合、ブレーキ軸50
を固定すべくブレーキ手段を作動させるのが好ましい。
この状態にて、旋回用の油圧式駆動手段35を例えば正
回転駆動させると、左の遊星歯車39、腕歯車38から
なる遊星変速機構は逆回転する一方、右の遊星歯車3
9、腕歯車38からなる遊星変速機構は正回転すること
になる。従って、左走行クローラ2aは後進する一方、
右走行クローラ2bは前進するので、走行機体1はその
場で、左にスピンターンすることになる。
【0030】図5は、横軸に前記操作レバーの左右傾動
角度、縦軸に左右の走行クローラの走行速度(m/se
c.)を採ったもので、実線及び点線はスピンターンの状
態を示し、実線A1、点線a1は左走行クローラ2aを
示し、実線B1、点線b1は右走行クローラ2bを示
す。実線A1、点線a1は前進(+符号)、実線B1、
点線b1は後進(−符号)であり、操作レバーの左方向
または右方向(旋回方向)の同一傾斜角度に対して、左
右両走行クローラの走行速度の絶対値は同じであること
を示す。なお、実線と点線とは操作レバーの前傾角度の
大小、つまり走行速度の大小によるものである。従っ
て、操作レバーの前傾角度、または後傾角度と左右傾斜
角度を変更することにより、任意の速さでスピンターン
を無段階調節することができる。
【0031】図5の一点鎖線及び二点鎖線は、緩旋回〜
急旋回までを任意の速さで且つ旋回半径を任意に無段階
調節する場合であって、例えば、左右両走行クローラ2
a,2bを1.5(m/sec.)にて前進走行させている
状態から右旋回する場合、左走行クローラ2aがx(m
/sec.)の速度増速する一方(一点鎖線A2参照)、右
走行クローラ2bは前記と同じ値x(m/sec.)の速度
減速することになる(一点鎖線B2参照)。即ち、左走
行クローラ2aは、1.5+x(m/sec.)で走行し、
右走行クローラ2bは1.5−x(m/sec.)にて走行
して右旋回することになる。また、この増速・減速x
(m/sec.)は、操作レバーの傾斜角度により任意に無
段階に調節でき、二点鎖線で示す左走行クローラ2aの
速度線a2及び右走行クローラ2bの速度線b2のよう
に緩旋回もできる。
【0032】この場合、左走行クローラ2aの速度線A
2や速度線a2が大きい状態で、右走行クローラ2bの
速度線B2や速度線b2のように速度0の状態や後進状
態も採ることができる。これらの場合、走行用の油圧式
駆動手段32及び旋回用の油圧式駆動手段35のいずれ
も、ブレーキもしくはクラッチのすべりによる動力損失
はなく、油圧ポンプと油圧モータの通常の油圧動力伝達
損失のみであるので、損失馬力を大幅に少なくすること
ができる効果を奏する。
【0033】この種の操向装置では、走行用の油圧式駆
動手段32の第1油圧ポンプ33及び第1油圧モータ3
4を馬力(容量)の大きなものを使用し、旋回用の油圧
式駆動手段35の第2油圧ポンプ36及び第2油圧モー
タ37の馬力(容量)を小さいものに設定することがで
き、エネルギー効率が向上する。これに対して、従来の
ように左右の走行クローラを、油圧ポンプと油圧モータ
からなる2組の油圧式駆動手段で別個独立的に駆動する
場合には、直進時に左右両走行クローラを同一速度で駆
動するのに必要な大きい馬力(容量)のものを備えてお
く必要があり、緩旋回時には旋回内側の油圧式駆動手段
の馬力(容量)が余ることになり、エネルギーロスが大
きい。
【0034】図6及び図7に示す第2実施例では、走行
用の油圧式駆動手段32における第1油圧モータ33か
らの入力軸44は、左右の走行クローラ2a,2bへの
出力軸21a,21bと平行状であり、旋回用の油圧式
駆動手段35における第2油圧モータ3からの入力軸5
5は前記入力軸44と直交して配置し、この入力軸55
の先端の傘歯車62は、相対向配置された傘歯車63,
64に噛み合い。各傘歯車63,64とそれと一体的に
回転する伝動歯車65,66がそれぞれ前記左右のリン
グギヤ42,42の外歯に噛み合って回転力が伝達され
る。従って、第2油圧モータ37の正回転に対して、傘
歯車63は正回転するとすれば傘歯車64は逆回転し、
もって左リングギヤ42は正回転して右リングギヤ42
は逆回転することになる。
【0035】なお、走行用の油圧式駆動手段32におけ
る第1油圧ポンプ33の軸と旋回用の油圧式駆動手段3
5における第2油圧ポンプ36の軸とは平行状に配置さ
れているので、エンジンからの動力は一方の油圧ポンプ
の軸に入力し、この軸から他方の油圧ポンプの軸にチェ
ン巻掛け伝動すれば良い。その他、遊星変速機構や走行
用の油圧式駆動手段32等の歯車の噛み合い関係は前記
第1実施例と同じであるので、同じ部品に対して同じ符
号を付し、構成及び作用の詳細な説明は省略する。
【0036】図8及び図9は第3実施例を示し、走行用
の油圧式駆動手段32における第1油圧ポンプ33の軸
と旋回用の油圧式駆動手段35における第2油圧ポンプ
36の軸とは共通軸70であって、この共通軸70に固
着したプーリ71にエンジンからベルト72等により動
力を入力する。この共通軸70は、図9の実施例ではミ
ッションケース30から突出する左右の出力軸21a,
21bと平行状とするが、直交するように配置しても良
いのである。他方、走行用の油圧式駆動手段32におけ
る第1油圧モータ34からの入力軸73と旋回用の油圧
式駆動手段35における第2油圧モータ37からの入力
軸74とは、前記両出力軸21a,21bに対して直交
して配置されている。そして、走行用の油圧式駆動手段
32における入力軸73の先端に取付く傘歯車75に対
向して噛み合う傘歯車対76,77は太陽軸41と一体
的に回転する。
【0037】そして、左右一対の遊星変速機構31,3
1は左右対称状であって、同一半径上に3つの遊星歯車
39,39,39がそれぞれ回転自在に軸支された左右
一対の腕輪38,38をミッションケース30内にて同
軸線上にて適宜隔てて相対向させて配置する。前記各遊
星歯車39にそれぞれ噛み合う太陽歯車40,40を固
着した前記太陽軸41の左右両端は、両腕輪38,38
の内側にてその回転中心部に位置する軸受に回転自在に
軸支されている。
【0038】また、内周面の内歯と外周面の外歯とを備
えたリングギヤ42は、その内歯が前記3つの39,3
9,39にそれぞれ噛み合うように、太陽軸41と同心
状に配置されており、このリングギヤ42は、前記太陽
軸41上または、前記腕輪38の外側面から外向きに突
出する中心軸43上に軸受を介して回転自在に軸支され
る。
【0039】旋回用の油圧式駆動手段35における第2
油圧モータ37からの回転動力は、入力軸74の先端に
取付く傘歯車78は相対向して配置された傘歯車対7
9,80と噛み合い、一方の傘歯車79と一体的に回転
する伝動歯車81が図8に示す左側のリングギヤ42の
外歯に噛み合い、他方の傘歯車80と一体的に回転する
伝動歯車82は右側のリングギヤ42の外歯と噛み合
う。
【0040】従って、第2油圧モータ37の正回転に対
して、傘歯車79が正回転するとすれば傘歯車80は逆
回転し、もって左リングギヤ42は正回転して右リング
ギヤ42は逆回転することになる。なお、前記走行用の
入力軸73の傘歯車75と噛み合う一方の傘歯車77ま
たは太陽軸41にはプーリ83を一体的に回転するよう
に設け、該プーリ83と、作業機等への回転力を伝達す
るPTO軸52のプーリ84をチェン85にて巻掛けし
て出力するように構成する。
【0041】そして、前記走行用の油圧式駆動手段32
からの回転動力は、前記太陽軸41を介して、前記左右
一対の遊星変速機構31,31に伝達され、前記左側の
腕輪38の中心軸43に固着した伝動歯車53を、左側
の出力軸21aに固着した伝動歯車54に噛み合わせて
出力する。同様に、右側の腕輪38の中心軸43に固着
した伝動歯車53を、右側の出力軸21bに固着した伝
動歯車54に噛み合わせて出力する(図8及び図9参
照)。
【0042】この構成により、例えば、旋回用の油圧駆
動手段35を停止させておけば、左右両側のリングギヤ
42,42の回転は停止した固定状態である。この状態
で走行用の油圧式駆動手段32を駆動すると、第1油圧
モータ34からの回転力は、傘歯車75、76,77を
介して太陽軸41に入力され、その回転力は、左右両側
の遊星変速機構31,31における太陽歯車40,40
に同一回転数にて伝達され、左右両側の遊星変速機構の
遊星歯車39、腕歯車38を介して左右両側の出力軸2
1a,21bに平等に出力されるので、直進走行ができ
る。
【0043】反対に、走行用の油圧式駆動手段32を停
止した状態では、前記太陽軸41及び左右両側の太陽歯
車40,40は固定される。この状態にて、旋回用の油
圧式駆動手段35を例えば正回転駆動させると、リング
ギヤ42を介して左の遊星歯車39、腕歯車38からな
る遊星変速機構は正回転する一方、リングギヤ42を介
して右の遊星歯車39、腕歯車38からなる遊星変速機
構は逆回転することになる。従って、左走行クローラ2
aは前進する一方、右走行クローラ2bは後進するの
で、走行機体1はその場で、左にスピンターンすること
になる。
【0044】そして、前記走行用の油圧式駆動手段32
における容量可変式の第1油圧ポンプ33及び、旋回用
の油圧式駆動手段35における容量可変式の第2油圧ポ
ンプ36の回転斜板の角度をそれぞれ変更調節すること
により、第1油圧モータ34第2油圧モータ37への圧
油の吐出方向と吐出量とをそれぞれ変更することができ
るので、前記第1実施例と同様にして、緩旋回から急旋
回まで無段階に旋回半径や旋回速度を変更調節できると
共にスピンターンの速度も無段階にて調節できるもので
ある。
【0045】この実施例では、第1油圧ポンプ33及び
第2油圧ポンプ37から各傘歯車75、78間での入力
軸73、74の長さを任意に設定できるから、ミッショ
ンケース30をコンパクトにできる。また、両油圧式駆
動手段と、起動輪22への出力軸までの距離も任意に設
定することができる。さらに、PTO軸52にはチェン
による動力伝達であるので、PTO軸52の配置位置を
任意に設定できるという利点がある。
【0046】なお、走行速度が一定(所定)の値以上の
とき、旋回操作をすると、遠心力が大きくなって、搭乗
者が旋回外側に振り回されて走行機体1から落ちる危険
がある。そこで、車速(走行速度)が一定以上の時に旋
回操作を実行すると、走行速度が減速されるように、第
1油圧ポンプ33の吐出量制御と第2油圧ポンプ36の
吐出量制御とを機械的、または電気的に連動させるよう
に構成することが好ましい。さらに、走行用の油圧式駆
動手段32において、操作レバーが中立位置(停止位
置)近傍にあるとき、旋回操作が出来ないようにする機
械的または電気的な制限手段を設けておけば、誤って操
作レバーに触れて、作業者が予期しないときに旋回する
という危険を防止できる。
【0047】図2の実施例に代えて、走行用の油圧式駆
動手段32からの伝動歯車48を介して左右両側のリン
グギヤ42,42に、同一方向、同一回転数にて動力伝
達する一方、前記センター歯車49を省略し、且つ左右
の太陽歯車40,40が互いに独立的に回転可能となる
ように、太陽軸41を左右に分割し、旋回用の油圧式駆
動手段35における左の伝動歯車65を左の太陽軸41
に固着した歯車(図示せず)に噛み合わせ、右の伝動歯
車65を右の太陽軸41に固着した歯車(図示せず)に
噛み合わせるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図である。
【図2】第1実施例の操向装置の動力伝達ブロック図で
ある。
【図3】第1実施例の操向装置の側面図である。
【図4】第1実施例の操向装置の一対の遊星変速機構部
の一部断面図である。
【図5】第1実施例の作用説明図である。
【図6】第1実施例の操向装置の動力伝達ブロック図で
ある。
【図7】第2実施例の操向装置の側面図である。
【図8】第3実施例の操向装置の動力伝達ブロック図で
ある。
【図9】第3実施例の操向装置の側面図である。
【符号の説明】
20 操向装置 21a,21b 出力軸 30 ミッションケース 31,31 遊星変速機構 32 走行用の油圧式駆動手段 33 第1油圧ポンプ 34 第1油圧モータ 35 旋回用の油圧式駆動手段 36 第2油圧ポンプ 37 第2油圧モータ 38 腕輪 39 遊星歯車 40 太陽歯車 42 リングギヤ 49 センター歯車

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行クローラを備えた走行機
    体に、エンジン及び脱穀部を搭載し、前記走行機体の前
    部に刈取前処理装置を備え、前記左右一対の走行クローラに対する動力伝動機構とし
    て、太陽歯車に噛み合う複数の遊星歯車を軸支した腕輪
    と、遊星歯車に内歯で噛み合うリングギヤとにより構成
    された左右一対の遊星変速機構を備え、 エンジンの出力にて駆動する可変式の第1油圧ポンプに
    第1油圧モータを油圧接続し、該第1油圧モータからの
    入力軸の動力を前記一対の太陽歯車に動力伝達する一
    方、前記エンジンの出力にて駆動する可変式の第2油圧
    ポンプに第2油圧モータを油圧接続し、該第2油圧モー
    タの回転出力を、前記左右一対の遊星変速機構における
    一対のリングギヤの外歯に互いに逆回転力を付与するよ
    うに歯車連結し、左右一対の走行クローラへの出力軸に
    動力伝達させるにおいて、 前記第1油圧モータからの入力軸の動力を前記刈取前処
    理装置を駆動するためのPTO軸に伝達するように構成
    すると共に、前記PTO軸と並列的であって前記第1油
    圧モータからの入力軸と前記一対の太陽歯車との間に歯
    車式副変速機構を配置した ことを特徴とするコンバイン
    における動力伝達装置。
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