JPH1139518A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JPH1139518A
JPH1139518A JP9192298A JP19229897A JPH1139518A JP H1139518 A JPH1139518 A JP H1139518A JP 9192298 A JP9192298 A JP 9192298A JP 19229897 A JP19229897 A JP 19229897A JP H1139518 A JPH1139518 A JP H1139518A
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tickets
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Mamoru Nakayama
守 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、集積部の前段に複数の搬送路を配置
することなく、集積部に対し単一の搬送路で複数枚の乗
車券を集積できるようにした自動改札装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】本発明の集積部72は、導入口部72aか
ら導入される乗車券を正方向に走行することにより、集
積位置に搬送する搬送ベルト101,102と、この搬
送ベルト101,102の正方向への走行により、乗車
券が集積位置に搬送されたのち、前記搬送ベルト10
1,102を逆方向へ走行させて乗車券を逆送りし、そ
の端部を前記搬送手段の搬出側に逆流しないように前記
導入口部72aから突出させ、この突出端部の上面部に
搬送路T1 から搬出される後続の乗車券を送り込んで、
前記走行部材を正方向に走行させることにより、前記集
積位置に重ね合わせた状態で搬送集積させる制御部12
6とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の情報が磁気
的に記録されている乗車券や入場券などの改札券に対し
て自動改札処理を行なう自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道などの交通機関の駅や種々の
施設などの入場口や退出口には、改札業務の省力化を目
的として、自動改札処理を行なう自動改札装置が設置さ
れている。この自動改札装置は、利用者が施設に入場す
る際や施設から退出する際あるいは施設を変更する際
に、利用者によって投入された乗車券や入場券などの改
札券を検査し、正当な改札券に対しては利用者の通過を
許可し、不当な改札券に対しては利用者の通過を阻止す
る。
【0003】このような自動改札装置は、駅への入退出
の際や電車の乗り継ぎの際に、利用者によって投入され
た乗車券の片面すなわち印刷処理が施された面の裏側の
面に設けられた磁気記録部に記録されている磁気情報、
例えば入場駅情報や料金情報を読み取り、この読み取っ
た情報に基づいて利用者の通行の可否を判定するとも
に、必要に応じて投入された乗車券に対して、磁気情報
の書き込みやパンチ処理や印字処理などを行なう。
【0004】また、複数枚の乗車券の投入に対応した自
動改札装置は、たとえば、大きい乗車券と小さい乗車券
を一緒に排出する場合には、利用者による乗車券の取り
忘れを防止するため、一旦、集積部で大きい乗車券の上
に小さい乗車券を重ねて集積したのち、排出するように
なっている。
【0005】集積部に複数枚の乗車券を重ねて集積する
場合、従来においては、集積部の前段に乗車券の枚数分
の搬送路を配設し、これら搬送路にアクチュエータによ
り乗車券を振り分けて集積部に送り込むようしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機構では、搬送路を複数必要とし、一つの搬送路には一
枚の乗車券しか通さないため、同時処理枚数が増加すれ
ば、搬送路もその分増加してしまう。
【0007】このため、客先の使用上処理枚数が異なれ
ば、搬送部の大きさも変わり、自動改札装置本体の大き
さも予め、大きく作らざるを得ない。また、各搬送路に
1枚ずつ振り分けるアクチュエータ等の機構も搬送路分
必要になり、部品点数が大となり、大型化するとともに
コスト高になるという不都合がある。
【0008】本発明は、このような現状を鑑みて成され
たものであり、集積部の前段に複数の搬送路を配置する
ことなく、集積部に対し単一の搬送路で複数枚の乗車券
を集積できるようにした自動改札装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、複数枚の乗車券を投
入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車券
を一枚ずつ搬送する搬送手段と、前記搬送手段の中途部
に設けられ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処理
手段と、この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬
出される乗車券を導入させて集積する集積手段とを具備
し、前記集積手段は、前記搬送手段から搬出される乗車
券を導入させる導入口部と、この導入口部から導入され
る乗車券を正方向及び逆方向に走行することにより、集
積位置に搬送する正逆走行自在な走行手段と、この走行
手段上に設けられ、前記走行手段によって正方向に搬送
される乗車券を選択的に当接させて前記集積位置に停止
させる第1のストッパと、前記走行手段上に設けられ、
前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
的に当接させて停止させるもので、前記第1のストッパ
と前記導入口部との間、かつ、前記導入口部からの離間
距離が投入される乗車券の搬送方向に沿う長さが最小サ
イズの乗車券の長さよりも短い位置に設けられる第2の
ストッパと、前記第1のストッパにより乗車券が停止さ
れたとき、該乗車券を検知する検知手段と、この検知手
段が乗車券を検知したとき、前記走行部材を逆方向へ走
行させて乗車券を逆送りし正方向における乗車券の先頭
部が前記第2のストッパを通過するまで搬送させ、か
つ、正方向における乗車券の後端部が前記搬送手段の搬
出側に逆流しないように前記導入口部から突出させ、前
記第2のストッパを閉じて、前記走行手段を正方向に走
行させることにより乗車券を前記第2のストッパで停止
させ、この状態から前記乗車券の面部に向かって前記搬
送手段から搬出される後続の乗車券を送り込んで搬送す
るとともに、前記第2のストッパの停止を解除して先行
及び後続の乗車券を前記集積位置に重ね合わせた状態で
搬送集積させる制御手段とを具備する。
【0010】請求項2記載のものは、複数枚の乗車券を
投入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車
券を一枚ずつ搬送する搬送手段と、前記搬送手段の中途
部に設けられ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処
理手段と、この処理手段で処理されて前記搬送手段から
搬出される乗車券を導入させて集積する集積手段と、を
具備し、前記集積手段は、前記搬送手段から搬出される
乗車券を導入させる導入口部と、この導入口部から導入
される乗車券を正方向及び逆方向に走行することによ
り、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手段と、こ
の走行手段上に設けられ、前記走行手段によって正方向
に搬送される乗車券を選択的に当接させて前記集積位置
に停止させるもので、前記導入口部からの離間距離が投
入される乗車券のうちの最大サイズの乗車券の長さより
も長い位置に設けられる第1のストッパと、前記走行手
段上に設けられ、前記走行手段によって正方向に搬送さ
れる乗車券を選択的に当接させて停止させるもので、前
記導入口部からの離間距離が投入される乗車券の搬送方
向に沿う長さが最小サイズの乗車券の長さよりも短い位
置に設けられる第2のストッパと、前記第1のストッパ
により乗車券が停止されたとき、該乗車券を検知する検
知手段と、この検知手段が乗車券を検知したとき、前記
走行部材を逆方向へ走行させて乗車券を逆送りし正方向
における乗車券の先頭部が前記第2のストッパを通過す
るまで搬送させ、かつ、正方向における乗車券の後端部
が前記搬送手段の搬出側に逆流しないように前記導入口
部から突出させ、前記第2のストッパを閉じて、前記走
行手段を正方向に走行させることにより乗車券を前記第
2のストッパで停止させ、この状態から前記乗車券の面
部に向かって前記搬送手段から搬出される後続の乗車券
を送り込んで搬送するとともに、前記第2のストッパの
停止を解除して先行及び後続の乗車券を前記集積位置に
重ね合わせた状態で搬送集積させる制御手段とを具備す
る。
【0011】請求項3記載のものは、複数枚の乗車券を
投入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車
券を一枚ずつ搬送する搬送手段と、この搬送手段の中途
部に設けられ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処
理手段と、この処理手段で処理されて前記搬送手段から
搬出される乗車券を導入させて集積する集積手段と、を
具備し、前記集積手段は、前記搬送手段から搬出される
乗車券を導入させる導入口部と、この導入口部から導入
される乗車券を正方向及び逆方向に走行することによ
り、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手段と、こ
の走行手段の正方向への走行により、乗車券が集積位置
に搬送されたのち、前記走行手段を逆方向へ走行させて
乗車券を逆送りし、その端部を前記導入口部から突出さ
せ、かつこの乗車券の面部に向かって前記搬送手段から
搬出される後続の乗車券を送り込んで、前記走行手段を
正方向に走行させることにより、前記集積位置に重ね合
わせた状態で搬送集積させる制御手段とを具備する。
【0012】請求項4記載のものは、複数枚の乗車券を
投入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車
券を一枚ずつ搬送する搬送手段と、この搬送手段の中途
部に設けられ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処
理手段と、この処理手段で処理されて前記搬送手段から
搬出される乗車券を導入させて集積する集積手段と、を
具備し、前記集積手段は、前記搬送手段から搬出される
乗車券を導入させる導入口部と、この導入口部から導入
される乗車券を正方向に走行することにより、集積位置
に搬送する正逆走行自在な走行手段と、この走行手段に
よって正方向に搬送される乗車券を選択的に当接させて
前記集積位置に停止させるもので、前記導入口部からの
離間距離が投入される乗車券のうちの最大サイズの乗車
券の長さよりも長い第1のストッパと、前記走行手段に
よって正方向に搬送される乗車券を選択的に当接させて
停止させるもので、前記導入口部からの離間距離が投入
される乗車券のうちの最小サイズの乗車券の長さよりも
短い第2のストッパと、前記走行手段の正方向への走行
により、乗車券が搬送されて前記第1のストッパにより
前記集積位置に停止されたのち、前記走行手段を逆方向
へ走行させて乗車券を逆送りし、前記第2のストッパを
通過させてその端部を前記搬送手段の搬出側に逆流しな
いように前記導入口部から突出させたのち、前記第2の
ストッパを閉じて、前記走行手段を正方向に走行させる
ことにより、乗車券を前記第2のストッパで停止させ、
この状態から前記乗車券の面部に向かって前記搬送手段
から搬出される後続の乗車券を送り込んで搬送したの
ち、前記第2のストッパの停止を解除することにより、
先行及び後続の乗車券を前記集積位置に重ね合わせた状
態で搬送集積させる制御手段とを具備する。
【0013】請求項5記載のものは、複数枚の乗車券を
投入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車
券を一枚ずつ搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動
する第1の駆動手段と、前記搬送手段の中途部に設けら
れ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処理手段と、
この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
乗車券を導入させて集積する集積手段とを具備し、前記
集積手段は、前記搬送手段から搬出される乗車券を導入
させる導入口部と、この導入口部から導入される乗車券
を正方向に走行することにより、集積位置に搬送する正
逆走行自在な走行手段と、この走行手段を正逆方向に走
行させる第2の駆動手段と、前記走行手段によって正方
向に搬送される乗車券を選択的に当接させて前記集積位
置に停止させるもので、前記導入口部からの離間距離が
投入される乗車券のうちの最大サイズの乗車券の長さよ
りも長い第1のストッパと、前記走行手段によって正方
向に搬送される乗車券を選択的に当接させて停止させる
もので、前記導入口部からの離間距離が投入される乗車
券のうちの最小サイズの乗車券の長さよりも短い第2の
ストッパと、前記走行手段の正方向への走行により、乗
車券が搬送されて前記第1のストッパにより前記集積位
置に停止されたのち、前記走行手段を逆方向へ走行させ
て乗車券を逆送りし、前記第2のストッパを通過させて
その端部を前記搬送手段の搬出側に逆流しないように前
記導入口部から突出させたのち、前記第2のストッパを
閉じて、前記走行手段を正方向に走行させることによ
り、乗車券を前記第2のストッパで停止させ、この状態
から前記乗車券の面部に向かって前記搬送手段から搬出
される後続の乗車券を送り込んで搬送したのち、前記第
2のストッパの停止を解除することにより、先行及び後
続の乗車券を前記集積位置に重ね合わせた状態で搬送集
積させる制御手段とを具備する。
【0014】請求項6記載のものは、複数枚の乗車券を
投入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車
券を一枚ずつ搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動
する第1の駆動手段と、前記搬送手段の中途部に設けら
れ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処理手段と、
この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
乗車券を導入させて集積する集積手段とを具備し、前記
集積手段は、前記搬送手段から搬出される乗車券を導入
させる導入口部と、この導入口部から導入される乗車券
を正方向に走行することにより、集積位置に搬送する正
逆走行自在な走行手段と、この走行手段を正逆方向に走
行させる第2の駆動手段と、前記走行手段によって正方
向に搬送される乗車券を選択的に当接させて前記集積位
置に停止させるもので、前記導入口部からの離間距離が
投入される乗車券のうちの最大サイズの乗車券の長さよ
りも長い第1のストッパと、前記走行手段によって正方
向に搬送される乗車券を選択的に当接させて停止させる
もので、前記導入口部からの離間距離が投入される乗車
券のうちの最小サイズの乗車券の長さよりも短い第2の
ストッパと、前記第1のストッパにより乗車券が停止さ
れたとき、該乗車券を検知する検知手段と、この検知手
段が乗車券を検知したとき、前記第2の駆動手段により
前記走行手段を逆方向へ走行させて乗車券を逆送りして
前記第2のストッパを通過させその端部を前記搬送手段
の搬出側に逆流しないように前記導入口部から突出させ
たのち、前記第2のストッパを閉じて、前記走行手段を
正方向に走行させることにより乗車券を前記第2のスト
ッパで停止させ、この状態から前記乗車券の面部に向か
って前記搬送手段から搬出される後続の乗車券を送り込
んで搬送するとともに、前記第2のストッパの停止を解
除して先行及び後続の乗車券を前記集積位置に重ね合わ
せた状態で搬送集積させる制御手段とを具備する。
【0015】請求項7記載のものは、複数枚の乗車券を
投入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車
券を一枚ずつ搬送する搬送手段と、この搬送手段の中途
部に設けられ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処
理手段と、この処理手段で処理されて前記搬送手段から
搬出される乗車券を第1及び第2の方向に振り分ける振
分手段と、この振分手段により第1の方向に振り分けら
れた乗車券を導入させて集積したのち放出させる集積手
段と、前記振分手段により第2の方向に振り分けられた
乗車券を回収する回収手段とを具備し、前記集積手段
は、前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導
入口部と、この導入口部から導入される乗車券を正方向
に走行することにより、集積位置に搬送する正逆走行自
在な走行手段と、この走行手段の正方向への走行によ
り、乗車券が集積位置に搬送されたのち、前記走行手段
を逆方向へ走行させて乗車券を逆送りし、その端部が前
記搬送手段の搬出側に逆流しないように前記振分手段に
より前記導入口部から突出させ、この乗車券の面部に向
かって前記搬送手段から搬出される後続の乗車券を送り
込んで、前記走行手段を正方向に走行させることによ
り、前記集積位置に重ね合わせた状態で搬送集積させる
制御手段とを具備する。
【0016】請求項8記載のものは、複数枚の乗車券を
投入させる投入口部と、この投入口部に投入された乗車
券を一枚ずつ搬送する搬送手段と、この搬送手段を駆動
する第1の駆動手段と、前記搬送手段の中途部に設けら
れ、前記乗車券に磁気及び印刷処理を施す処理手段と、
この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
乗車券を第1及び第2の方向に振り分ける振分手段と、
この振分手段により第1の方向に振り分けられた乗車券
を導入させて集積したのち放出させる集積手段と、前記
振分手段により第2の方向に振り分けられた乗車券を回
収する回収手段とを具備し、前記集積手段は、前記搬送
手段から搬出される乗車券を導入させる導入口部と、こ
の導入口部から導入される乗車券を正方向に走行するこ
とにより、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手段
と、この走行手段を正逆方向に走行させる第2の駆動手
段と、前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券
を選択的に当接させて前記集積位置に停止させるもの
で、前記導入口部からの離間距離が投入される乗車券の
うちの最大サイズの乗車券の長さよりも長い第1のスト
ッパと、前記走行手段によって正方向に搬送される乗車
券を選択的に当接させて停止させるもので、前記導入口
部からの離間距離が投入される乗車券のうちの最小サイ
ズの乗車券の長さよりも短い第2のストッパと、前記走
行手段の正方向への走行により、乗車券が搬送されて前
記第1のストッパに当接して前記集積位置に停止された
のち、前記走行手段を逆方向へ走行させて乗車券を逆送
りして前記第2のストッパを通過させてその端部を前記
搬送手段の搬出側に逆流しないように前記振分手段によ
り前記導入口部から突出させたのち、前記第2のストッ
パを閉じて、前記走行手段を正方向に走行させることに
より、乗車券を前記第2のストッパに当接させ、この状
態から前記乗車券の面部に向かって前記搬送手段から搬
出される後続の乗車券を送り込んで、前記第2のストッ
パの停止を解除することにより、先行及び後続の乗車券
を前記集積位置に重ね合わせた状態で搬送集積させる制
御手段とを具備する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して説明する。図1は、自動改札装置の概
略的な構成を示している。自動改札装置10は、利用者
によって投入された乗車券を検査し、乗車券が正当な場
合には利用者の通過を許可し、乗車券が不当な場合には
利用者の通過を阻止する。また、自動改札装置10は、
投入された乗車券に対して必要に応じてパンチ処理や印
字処理を施した後、乗車券の種類や通過の目的(入場か
退出か)に応じて、利用者へ乗車券を返却したり、乗車
券を回収したりする。
【0018】自動改札装置に投入される乗車券は、その
片面に種々の情報が磁気的に記録されており、自動改札
装置はこの情報に基づいて乗車券の検査や券種の判別を
行なう。このような乗車券としては、普通乗車券、回数
乗車券、定期乗車券、プリペイドカードなどがある。
【0019】以下の説明においては、普通乗車券や回数
乗車券の様に比較的小さい乗車券を小型乗車券と記し、
定期乗車券やプリペイドカードの様に比較的大きい乗車
券を大型乗車券と記し、さらに、プリペイドカードの様
に予め支払った金額の情報が記録されており、乗車の度
に乗車料金相当分が減算されるカードを金額カードと記
し、それ以外の乗車券(普通乗車券や回数乗車券や定期
乗車券等)を総称して通常乗車券と記すことにする。ま
た、乗車券は、磁気的に情報が記録されている面を裏面
とし、その反対側を表面とする。
【0020】図1に示されるように、自動改札装置10
は、乗車券を投入する投入口12、投入された乗車券を
送り出す送出部14、乗車券の向きを正しい向きに整え
る整列部16、乗車券の検査と乗車券への情報書込とパ
ンチ処理と印字処理を行なう中央処理部20、返却か回
収かに応じて乗車券を振り分ける振分部70、返却のた
めに乗車券を集積する集積部72、乗車券を排出させる
排出口84、回収した乗車券を収容する回収箱86を有
している。
【0021】この自動改札装置10は複数枚の乗車券の
一括投入に対応しており、複数枚の乗車券の一括投入に
対しては、送出部14は投入された複数枚の乗車券を一
枚ずつ送り出し、中央処理部20は先に大型乗車券を処
理して送り出してから続いて小型乗車券を処理して送り
出し、集積部72は送られてくる複数枚の乗車券を重ね
てから排出する。
【0022】中央処理部20は、乗車券に記録されてい
る情報を読み取る情報読取部22、裏返しに投入された
乗車券を裏返す反転部28、乗車券に情報を書き込む情
報書込部32、小型乗車券に対してパンチ処理と印字処
理を行なう小型乗車券処理部42、金額カードに対して
パンチ処理と印字処理を行なう金額カード処理部52、
大型乗車券と小型乗車券の混ざった複数枚の乗車券の投
入に対して大型乗車券と小型乗車券の搬送順番を整える
ための一時保留部92を有している。
【0023】また、中央処理部20は、投入された乗車
券の種類、送出部14から送り出された複数の乗車券の
順序、情報書込部32での乗車券への書込エラー等に応
じて、前述の各部を適切な順番で経由させて乗車券を搬
送する複数の搬送路を形成する搬送機構を含んでいる。
この搬送機構は、第1及び第2の切替手段としての複数
のフラッパ62、64、66を制御手段100により切
り換えることにより複数の搬送路の一つを作り出す。搬
送機構については後に詳しく説明する。
【0024】情報読取部22は第一の読取ヘッド24と
第二の読取ヘッド26を有している。第一の読取ヘッド
24はそこを通過する乗車券の上側に配置され、第二の
読取ヘッド26はそこを通過する乗車券の下側に配置さ
れており、第一の読取ヘッド24は表裏が逆に投入され
た乗車券の裏面に記録されている情報を読み取り、第二
の読取ヘッド26は表裏が正しく投入された乗車券の裏
面に記録されている情報を読み取る。
【0025】情報読取部22は、どちらの読取ヘッドが
乗車券の情報を読み取ったを調べることで乗車券の表裏
を判定すると共に、読み取った情報に基づいて乗車券の
種類を識別する。
【0026】反転部28は、読取部22による表裏の正
しい乗車券の投入の検出、言い換えれば情報記録面すな
わち裏面が下側を向いた乗車券の確認に対しては、図2
に矢印で示されるように、乗車券をそのままの姿勢で情
報書込部32に送る搬送路を形成し、これとは逆に、読
取部22による表裏の間違った乗車券の投入の検出、つ
まり、情報記録面すなわち裏面が上側を向いた乗車券の
確認に対しては、図3に太線の矢印で示されるように、
乗車券を裏返して情報書込部32に送る搬送路を形成す
る。
【0027】この搬送路の切り替えは、揺動可能に支持
されたフラッパ30の切り替えによって行なわれ、フラ
ッパ30は、乗車券の表裏が正しい場合には、図2に示
されるように乗車券の直進を妨げない姿勢を取り、乗車
券の表裏が正しくない場合には、図3に示されるように
乗車券の直進を妨げる姿勢を取る。図3において、表裏
の正しくない乗車券は、まず、右側の小さい矢印に示さ
れるように、先端から下方に引き込まれ、その後で、左
側の小さい矢印に示されるように、後端から上方に引き
上げられることにより裏返されて、表裏が正しい姿勢と
なって情報書込部32に送られる。
【0028】情報書込部32は書込ヘッド34とベリフ
ァイヘッド36を有しており、書込ヘッド34は乗車券
の裏面の情報記録面に磁気的手段により必要な情報を書
き込み、ベリファイヘッド36は書込ヘッド34によっ
て乗車券の裏面に書き込まれた情報を読み取る。情報処
理部32は、ベリファイヘッド36による読取結果に基
づいて、所定の情報が乗車券に正しく書き込まれたか否
かを判断する。
【0029】小型乗車券処理部42はパンチ装置44と
サーマルヘッド46を有しており、パンチ装置44はそ
こを通過する小型乗車券に対して必要に応じて、例えば
入場時に、パンチ処理すなわち穴開けを行ない、サーマ
ルヘッド46はそこを通過する小型乗車券の表面に所定
の情報、例えば日時等を印字する。
【0030】金額カード処理部52はパンチ装置54と
サーマルヘッド56を有しており、パンチ装置54はそ
こを通過する金額カードに対して必要に応じて、例えば
プリペイドカードに対してその残り金額に応じて所定の
位置に、パンチ処理すなわち穴開けを行ない、サーマル
ヘッド56はそこを通過する金額カードの裏面に所定の
情報、例えば駅名や日時等を印字する。
【0031】振分部70は、集積部72と、乗車券を回
収箱86に送る回収用搬送部74と、乗車券を案内する
搬送路を切り替えるための切替フラッパ76を有してい
る。切替フラッパ76は、例えば、退出時の小型乗車券
に対しては、これを回収用搬送部74へ案内する搬送路
を形成する姿勢を取り、それ以外、例えば、入場時の小
型乗車券に対して、また大型乗車券に対しては常に、こ
れを集積部72へ案内する搬送路を形成する姿勢を取
る。
【0032】次に、中央処理部20の搬送機構について
述べる。この搬送機構は、前述したように、複数の搬送
路を形成でき、乗車券の種類や処理形態や処理結果に応
じて適切な一つの搬送路を形成する。
【0033】まず、一枚の乗車券が単独で投入された状
況における搬送機構の動作について述べる。搬送機構
は、情報書込部32による情報の書き込みが正しく行な
われた通常乗車券、例えば普通乗車券や回数乗車券や定
期乗車券に対しては、これを改札処理するため、図4に
示されるように、小型乗車券処理部42のパンチ装置4
4とサーマルヘッド46を経由させて振分部70に送る
第1の搬送手段としての第一の搬送路(通常乗車券改札
用搬送路)T1 を形成する。第1の搬送路T1 は、フラ
ッパ62とフラッパ64の姿勢の切り替えによって形成
される。フラッパ62は、情報読取部22による通常乗
車券の確認に対して、情報書込部32を通過した乗車券
を小型乗車券処理部42に案内する姿勢を取り、フラッ
パ64は、情報書込部32による情報の書き込みの成功
の確認に対して、小型乗車券処理部42を通過した乗車
券を振分部70に案内する姿勢を取る。
【0034】振分部70は、返却すべき乗車券、例えば
定期乗車券や入場の際の普通乗車券や回数乗車券に対し
ては、フラッパ76と集積部72の共働により、乗車券
を排出口84に送る返却用搬送路Te を形成し、回収す
べき乗車券、例えば退出の際の普通乗車券や回数乗車券
に対しては、フラッパ76と回収用搬送部74の共働に
より、乗車券を回収箱86に送る回収用搬送路Tc を形
成する。
【0035】搬送機構は、情報書込部32による情報の
書き込みが正しく行なわれなかった通常乗車券に対して
は、これを再び情報書込部32に送るため、図5に示さ
れるように、小型乗車券処理部42を通過した後に振分
部70の手前から情報書込部32に戻す第二の搬送路
(通常乗車券用ループ搬送路)T2 を形成する。通常乗
車券用ループ搬送路T2 は、フラッパ62とフラッパ6
4とフラッパ66の姿勢の切り替えによって形成され
る。フラッパ62は、情報読取部22による通常乗車券
の確認に対して、情報書込部32を通過した乗車券を小
型乗車券処理部42に案内する姿勢を取り、フラッパ6
4とフラッパ66は、情報書込部32による情報の書き
込みの失敗の確認に対して、小型乗車券処理部42を通
過した乗車券を再び情報書込部32に案内する姿勢を取
る。なお、通常乗車券用ループ搬送路T2 に沿って搬送
される乗車券に対して、小型乗車券処理部42は一切処
理を行なわない。
【0036】情報書込部32は、再度送られてきた通常
乗車券に対して、書込ヘッド34により情報を書き込
み、ベリファイヘッド36により書き込み結果を確認す
る。従って、情報書込部32による情報の書き込みが正
しく行なわれなかった通常乗車券は、情報書込部32に
よる情報の書き込みが正しく行なわれるまで、図5に示
される通常乗車券用ループ搬送路T2 によって繰り返し
情報書込部32に戻され、情報書込部32による情報の
書き込みが正しく行なわれた通常乗車券は、図4に示さ
れる通常乗車券改札用搬送路T1 によって振分部70に
送られる。
【0037】搬送機構は、情報書込部32による情報の
書き込みが正しく行なわれた金額カードに対しては、こ
れを改札するため、図6に示されるように、金額カード
処理部52のパンチ装置54とサーマルヘッド56を経
由させて振分部70に送る第3の搬送手段としての第三
の搬送路(金額カード改札用搬送路)T3 を形成する。
金額カード改札用搬送路T3 は、フラッパ62とフラッ
パ66とフラッパ64の姿勢の切り替えによって形成さ
れる。フラッパ62は、情報読取部22による金額カー
ドの確認に対して、情報書込部32を通過した金額カー
ドをフラッパ66へ案内する姿勢を取り、フラッパ66
は、情報書込部32による情報の書き込みの成功の確認
に対して、金額カードを金額カード処理部52に案内す
る姿勢を取り、フラッパ64は、金額カード処理部52
を通過した金額カードを振分部70に案内する姿勢を取
る。
【0038】振分部70は、金額カードに対しては常に
これを返却するように、フラッパ76と集積部72の共
働により、金額カードを排出口84に送る返却用搬送路
Teを形成する。
【0039】搬送機構は、情報書込部32による情報の
書き込みが正しく行なわれなかった金額カードに対して
は、これを再び情報書込部32に送るため、図7に示さ
れるように、フラッパ66から情報書込部32に戻す第
2の搬送手段としての第四の搬送路(金額カード用ルー
プ搬送路)T4 を形成する。金額カード用ループ搬送路
T4 は、フラッパ62とフラッパ66の姿勢の切り替え
によって形成される。フラッパ62は、情報読取部22
による金額カードの確認に対して、情報書込部32を通
過した金額カードをフラッパ66に案内する姿勢を取
り、フラッパ66は、情報書込部32による情報の書き
込みの失敗の確認に対して、金額カードを再び情報書込
部32に案内する姿勢を取る。
【0040】従って、情報書込部32による情報の書き
込みが正しく行なわれなかった金額カードは、情報書込
部32による情報の書き込みが正しく行なわれるまで、
図7に示される金額カード用ループ搬送路T4 によって
繰り返し情報書込部32に戻され、情報書込部32によ
る情報の書き込みが正しく行なわれた金額カードは、図
6に示される金額カード改札用搬送路T3 によって振分
部70に送られる。
【0041】次に、複数枚の乗車券が一括で投入された
状況における搬送機構の動作について述べる。小型乗車
券と大型乗車券の両方を含む複数枚の乗車券の一括投入
に対しては、大型乗車券の上に小型乗車券が重ねられて
排出されることが望ましい。このため、搬送機構は、先
に大型乗車券を振分部70に送り、その後で小型乗車券
を振分部70に送る。
【0042】図5に示される通常乗車券用ループ搬送路
T2 と図7に示される金額カード用ループ搬送路(以
下、ループ搬送路という)T4 は共通する部分を有して
おり、その共通部分には一時保留部92が設けられてい
る。一時保留部92は第2及び第3の停止手段としての
第一のストッパ94と第二のストッパ96を有してお
り、第一のストッパ94と第二のストッパ96は共に、
通常乗車券用ループ搬送路T2 と金額カード用ループ搬
送路T4 の共通部分を搬送される乗車券を保留する。
【0043】また、第1の搬送路T1 には、第1の停止
手段としての第三のストッパ98が設けられ、第1の搬
送路T1 を搬送される乗車券は選択的に停止されて保留
されるようになっている。第一乃至第三のストッパ9
4,96,98は制御手段100によって後述するよう
に所定のタイミングで動作されるようになっている。
【0044】以下では、三枚の乗車件が一括投入された
ものとして説明する。三枚の乗車券の一括投入に対し
て、送出部14は一枚ずつ順番に乗車券を送り出し、乗
車券は整列部16を経て中央処理部20に供給される。
情報読取部22は、乗車券の情報を読み取ることによ
り、順番に搬送される乗車券の種類、つまり小型乗車券
か大型乗車券かを認識する。
【0045】三枚の乗車券が共に同じ種類である場合に
は、三枚の乗車券は順番に情報書込部32によって情報
の書き込みが行なわれる。情報処理部32による情報書
き込みが正しく行なわれた乗車券は、乗車券が金額カー
ドの場合には、図6に示される第3の搬送路(以下、バ
イパス搬送路という)T3 に沿って搬送され、金額カー
ド処理部52を経て振分部70に送られ返却され、乗車
券が通常乗車券の場合には、図4に示される第1の搬送
路T1 に沿って搬送され、小型乗車券処理部42を経て
振分部70に送られ、返却または回収される。
【0046】三枚の乗車券が小型乗車券と大型乗車券の
両方を含む場合には、大型乗車券が先に振分部70に送
られ、その後で小型乗車券が振分部70に送られるよう
に、搬送機構は、必要に応じて図6、図7に示されるバ
イパス搬送路T3 、ループ搬送路T4 を形成して、そこ
から送り出す三枚の乗車券の順番を変える。
【0047】以下、具体例をあげて説明する。三枚の乗
車券が、小型乗車券、大型乗車券、大型乗車券の順番で
中央処理部20に供給された場合、搬送機構は一枚目の
小型乗車券及び二枚目の大型乗車券に対してループ搬送
路T4 を形成し、一枚目の小型乗車券及び二枚目の大型
乗車券は情報書込部32を素通りして一時保留部92に
送られ、一時保留部92は送られて来る一枚目の小型乗
車券を第一のストッパ94、二枚目の大型乗車券を第二
のストッパ96を用いて一時的に保留する。三枚目の大
型乗車券は情報書込部32に送られて情報の書き込みが
行なわれる。一時保留部92は、三枚目の大型乗に対す
る情報の書き込みが正しく行なわれたことが確認された
後、第一及び第二のストッパ94、96による一枚目の
小型乗車券及び二枚目の大型乗車券の保留を解除して送
り出し、小型乗車券は情報書込部32を素通りして再
び、ループ搬送路T4 を通って一時保留部92に送られ
て第一のストッパ94で保留され、二枚目の大型乗車券
は情報書込部32で情報の書き込みが行なわれる。一時
保留部92は、二枚目の大型乗車乗に対する情報の書き
込みが正しく行なわれたことが確認された後、小型乗車
券の保留を解除して送り出し、情報書込部32で情報の
書き込みを行う。
【0048】したがって、情報の書き込みが行われた乗
車券は三枚目の大型乗車券、二枚目の大型乗車券、一枚
目の小型乗車券の順で送り出される。搬送機構は三枚目
と二枚目の大型乗車券に対して、大型乗車券が定期乗車
券であれば第1の搬送路T1 を形成し、大型乗車券が金
額カードであればバイパス搬送路T3 を形成し、一枚目
の小型乗車券に対しては第1の搬送路T1 を形成し、こ
れにより、乗車券は、三枚目の大型乗車券、二枚目の大
型乗車券、一枚目の小型乗車券の順に集積部72に送ら
れて排出口84に排出される。
【0049】三枚の乗車券が、大型乗車券、小型乗車
券、大型乗車券の順番で中央処理部20に供給された場
合、搬送機構は一枚目の大型乗車券及び二枚目の小型乗
車券に対してループ搬送路T4 を形成し、一枚目の大型
乗車券及び二枚目の小型乗車券は情報書込部32を素通
りして一時保留部92に送られ、一時保留部92は送ら
れて来る一枚目の大型乗車券を第一のストッパ94、二
枚目の小型乗車券を第二のストッパ96を用いて一時的
に保留する。三枚目の大型乗車券は情報書込部32に送
られて情報の書き込みが行なわれる。一時保留部92
は、三枚目の大型乗に対する情報の書き込みが正しく行
なわれたことが確認された後、第一及び第二のストッパ
94、96による一枚目の大型乗車券及び二枚目の小型
乗車券の保留を解除して送り出し、一枚目の大型乗車券
は情報書込部32で情報の書き込みが行なわれる。一時
保留部92は、一枚目の大型乗車乗に対する情報の書き
込みが正しく行なわれたことが確認された後、小型乗車
券の保留を解除して送り出し、情報書込部32で情報の
書き込みを行う。
【0050】したがって、情報の書き込みが行われた乗
車券は三枚目の大型乗車券、一枚目の大型乗車券、二枚
目の小型乗車券の順で送り出される。搬送機構は三枚目
と一枚目の大型乗車券に対して、大型乗車券が定期乗車
券であれば第1の搬送路T1 を形成し、大型乗車券が金
額カードであればバイパス搬送路T3 を形成し、二枚目
の小型乗車券に対しては第1の搬送路T1 を形成し、こ
れにより、乗車券は、三枚目の大型乗車券、一枚目の大
型乗車券、二枚目の小型乗車券の順に集積部72に送り
出されて排出口84に排出される。
【0051】三枚の乗車券が、小型乗車券、小型乗車
券、大型乗車券の順番で中央処理部20に供給された場
合、搬送機構は一枚目及び二枚目の小型乗車券に対して
ループ搬送路T4 を形成し、一枚目及び二枚目の小型乗
車券は情報書込部32を素通りして一時保留部92に送
られ、一時保留部92は送られて来る一枚目の小型乗車
券を第一のストッパ94、二枚目の小型乗車券を第二の
ストッパ96を用いて一時的に保留する。三枚目の大型
乗車券は情報書込部32に送られて情報の書き込みが行
なわれる。一時保留部92は、三枚目の大型乗乗車券に
対する情報の書き込みが正しく行なわれたことが確認さ
れた後、第一及び第二のストッパ94、96による一枚
目及び二枚目の小型乗車券の保留を解除して送り出し、
情報書込部32で情報の書き込みが行なわれる。
【0052】したがって、情報の書き込みが行われた乗
車券は三枚目の大型乗車券、一枚目及び二枚目の小型乗
車券の順で送り出される。搬送機構は三枚目の大型乗車
券に対して、大型乗車券が定期乗車券であれば第1の搬
送路T1 を形成し、大型乗車券が金額カードであればバ
イパス搬送路T3を形成し、一枚目及び二枚目の小型乗
車券に対しては第1の搬送路T1 を形成し、これによ
り、乗車券は、三枚目の大型乗車券、一枚目及び二枚目
の小型乗車券の順に集積部72に送り出されて排出口8
4に排出される。
【0053】三枚の乗車券が、小型乗車券、大型乗車
券、小型乗車券の順番で中央処理部20に供給された場
合、搬送機構は一枚目の小型乗車券及び二枚目の大型乗
車券に対してループ搬送路T4 を形成し、一枚目の小型
乗車券及び二枚目の大型乗車券は情報書込部32を素通
りして一時保留部92に送られ、一時保留部92は送ら
れて来る一枚目の小型乗車券を第一のストッパ94、二
枚目の大型乗車券を第二のストッパ96を用いて一時的
に保留する。
【0054】三枚目の小型乗車券は情報書込部32に送
られて情報の書き込みが行なわれる。この三枚目の小型
乗車券は第1の搬送路T1 で第三のストッパ98により
一時的に停止されて保留される。
【0055】一時保留部92は、三枚目の小型乗車券に
対する情報の書き込みが正しく行なわれたことが確認さ
れた後、第一及び第二のストッパ94、96による一枚
目の小型乗車券及び二枚目の大型乗車券の保留を解除し
て送り出し、小型乗車券は情報書込部32を素通りして
再び、一時保留部92に送られて第一のストッパ94で
保留され、二枚目の大型乗車券は情報書込部32で情報
の書き込みが行なわれる。一時保留部92は、二枚目の
大型乗車券に対する情報の書き込みが正しく行なわれた
ことが確認された後、小型乗車券の保留を解除して送り
出し、情報書込部32で情報の書き込みを行う。
【0056】搬送機構は二枚目の大型乗車券及び一枚目
の小型乗車券に対して、バイパス搬送路T3 を形成し、
このバイパス搬送路T3 により二枚目の大型乗車券及び
一枚目の小型乗車券が搬送されたのち、三枚目の小型乗
車券に対して、第1の搬送路T1 を形成するとともに、
第三のストッパ98の保留を解除する。これにより、乗
車券は、二枚目の大型乗車券、一枚目及び三枚目の小型
乗車券の順に集積部72に送り出されて排出口84に排
出される。
【0057】三枚の乗車券が、大型乗車券、小型乗車
券、小型乗車券の順番で中央処理部20に供給された場
合、搬送機構は一枚目の大型乗車券及び二枚目の小型乗
車券に対してループ搬送路T4 を形成し、一枚目の大型
乗車券及び二枚目の小型乗車券は情報書込部32を素通
りして一時保留部92に送られ、一時保留部92は送ら
れて来る一枚目の大型乗車券を第一のストッパ94、二
枚目の小型乗車券を第二のストッパ96を用いて一時的
に保留する。
【0058】三枚目の小型乗車券は情報書込部32に送
られて情報の書き込みが行なわれる。この三枚目の小型
乗車券は第1の搬送路T1 で第三のストッパ98により
一時的に保留される。
【0059】一時保留部92は、三枚目の小型乗車券に
対する情報の書き込みが正しく行なわれたことが確認さ
れた後、第一及び第二のストッパ94、96による一枚
目の大型乗車券び二枚目の小型乗車券及の保留を解除し
て送り出し、一枚目の大型乗車券は情報書込部32で情
報の書き込みが行なわれる。一時保留部92は、一枚目
の大型乗車券に対する情報の書き込みが正しく行なわれ
たことが確認された後、二枚目の小型乗車券の保留を解
除して送り出し、情報書込部32で情報の書き込みを行
う。
【0060】搬送機構は一枚目の大型乗車券及び二枚目
の小型乗車券に対して、ループ搬送路T3 を形成し、こ
のループ搬送路T3 により一枚目の大型乗車券及び二枚
目の小型乗車券が搬送されたのち、三枚目の小型乗車券
に対して、第1の搬送路T1を形成するとともに、第三
のストッパ98の保留を解除する。これにより、乗車券
は、一枚目の大型乗車券、二枚目及び三枚目の小型乗車
券の順に集積部72に送り出されて排出口84に排出さ
れる。
【0061】三枚の乗車券が、大型乗車券、大型乗車
券、小型乗車券の順番で中央処理部20に供給された場
合、搬送機構は一枚目の及び二枚目の大型乗車券に対し
てループ搬送路T4 を形成し、一枚目及び二枚目の大型
乗車券は情報書込部32を素通りして一時保留部92に
送られ、一時保留部92は送られて来る一枚目の大型乗
車券を第一のストッパ94、二枚目の大型乗車券を第二
のストッパ96を用いて一時的に保留する。
【0062】三枚目の小型乗車券は情報書込部32に送
られて情報の書き込みが行なわれる。この三枚目の小型
乗車券は第1の搬送路T1 で第三のストッパ98により
一時的に保留される。
【0063】一時保留部92は、三枚目の小型乗車券に
対する情報の書き込みが正しく行なわれたことが確認さ
れた後、第一及び第二のストッパ94、96による一枚
目及び二枚目の大型乗車券の保留を解除して送り出し、
一枚目及び二枚目の大型乗車券は情報書込部32で情報
の書き込みが行なわれる。
【0064】搬送機構は一枚目及び二枚目の大型乗車券
に対して、バイパス搬送路T3 を形成し、このバイパス
搬送路T3 により一枚目及び二枚目の大型乗車券が搬送
されたのち、三枚目の小型乗車券に対して、第1の搬送
路T1 を形成するとともに、第三のストッパ98の保留
を解除する。これにより、乗車券は、一枚目及び二枚目
の大型乗車券、そして三枚目の小型乗車券の順に集積部
72に送り出されて排出口84に排出される。
【0065】なお、情報処理部32による情報書き込み
が正しく行なわれた大型乗車券は、上記したように、大
型乗車券が定期乗車券であれば通常乗車券改札用搬送路
T1に沿って、大型乗車券が金額カードであれば金額カ
ード改札用搬送路T3 に沿って搬送され、金額カード処
理部52で適宜処理された後、振分部70を経て排出口
84に送られる。また、情報の書き込みが正しく行なわ
れた小型乗車券は、通常乗車券改札用搬送路T1 に沿っ
て搬送され、小型乗車券処理部42で適宜処理された
後、振分部70によって振分けられ、集積部72または
回収箱86のいずれかに送られる。集積部72は、小型
乗車券を返却する場合には、大型乗車券の上に小型乗車
券を重ねて排出口84に排出し、小型乗車券を回収する
場合には、大型乗車券だけを排出口84に排出する。
【0066】図8は集積部72を詳細に示す構成図であ
る。集積部72は排出口84に向かって傾斜する走行部
材としての第1の搬送ベルト101と、この第1の搬送
ベルト101に対向接触する第2の搬送ベルト102を
備え、これら第1及び第2の搬送ベルト101,102
により乗車券を挾持搬送して集積する。第1の搬送ベル
ト101は駆動ローラ104と従動ローラ105との間
に掛け渡され、正逆方向に走行可能になっている。第2
の搬送ベルト102はローラ106,107との間に掛
け渡され、第1の搬送ベルト101と同方向に走行す
る。第1及び第2の搬送ベルト101,102の下端部
間には乗車券を導入させるための導入口部72aが形成
されている。第1の搬送ベルト101の駆動ローラ10
4には、駆動ベルト109を介して第2の駆動手段とし
ての正逆回転するパルスモータ110が連結されてい
る。図中122は、第1の駆動手段としての主搬送モー
タ122で、この主搬送モータ122の駆動により、装
置本体側のメイン搬送系が駆動される。すなわち、集積
部72の駆動は装置本体側のメイン搬送系とは別駆動と
なっている。
【0067】第1の搬送ベルト101を掛け渡す駆動ロ
ーラ104の近傍には正方向(上方に向かう方向)搬送
されてくる乗車券を選択的に当接させて停止させる第1
のストッパ112が設けられ、第1のストッパ112の
下方部には正方向に搬送されてくる乗車券を選択的に当
接させて停止させる第2のストッパ113が設けられて
いる。
【0068】第1のストッパ112と導入口部72aと
の間の距離は大型乗車券の長さより長く、第2のストッ
パ112と導入口部72aとの間の距離は小型乗車券の
長さより短くなっている。したがって、第2のストッパ
112により乗車券が停止されたときは、該乗車券の下
部側の端部は導入口部72aから突出されるようになっ
ている。第1及び第2のストッパ112,113には操
作レバー117,118を介して第1及び第2のソレノ
イド119,120の操作子121,122が接続され
ている。第1及び第2のストッパ112,113は第1
及び第2のソレノド119,120のオン、オフによ
り、第1及び第2の搬送ベルト101,102の走行路
に対して突没する方向に回動し、搬送されてくる乗車券
を選択的に当接させて集積位置あるいは集積位置の手前
で停止できるようになっている。
【0069】また、第1のストッパ112の近傍には発
光素子124aと受光素子124bからなり、乗車券を
光学的に検知する検知手段としての検知器124が設け
られている。
【0070】検知器124は図9に示すように、制御手
段としての制御部126に接続され、制御部126は検
知器124から検知信号を受けることにより、パルスモ
ータ110を所定パルス逆転させて、乗車券をその上部
側の券端が第2のストッパ113を通過して下部側の券
端が導入口部72aから所定量突出するまで逆送りさせ
る。
【0071】次に、乗車券の集積動作について図10乃
至図14を参照して説明する。搬送路T1 に沿って搬送
されてくる乗車券は大型、小型の順番で搬送されて搬出
される。この搬出される乗車券が返却すべきものである
場合には、振分ゲート76を介して集積部72の方向に
送られ、図10に示すように、振分ゲート76の爪部7
6aをスプリング76bの付勢力に抗して押し込むこと
により、集積部72の導入口部72aから導入される。
この乗車券は第1及び第2の搬送ベルト101,102
の正方向への走行により、内部に取り込まれる。このと
き、第1のストッパ112は閉じられて第2のストッパ
113は開放されており、内部に取り込まれた乗車券は
図11に示すように、第1のストッパ112に当接して
集積位置に停止される。この乗車券は検出器124によ
り、光学的に検出され、この検知により制御手段125
によりパルスモータ110が逆回転される。これによ
り、第1及び第2の搬送ベルト101,102が逆走行
されて乗車券が逆走され、その上部側の券端が図12に
示すように第2のストッパ113を通過して下部側の券
端が導入口部72aから所定量突出されると、パルスモ
ータ110の駆動が停止される。このとき、導入口部7
2aから所定量突出される乗車券の下部側の券端は、振
分ゲート76の爪部76aがスプリング76aの付勢力
により初期位置に復帰しているため、搬送路T1 の搬出
側に逆流することなく、集札方向に送られる。また、こ
のとき、乗車券の下部側の券端が集札方向に送られ過ぎ
ると、回収用搬送部74に取り込まれて集札されてしま
うため、乗車券の導入口部72aからの突出量は回収用
搬送部74に取り込まれないように制御されている。
【0072】このように、乗車券の下部側の券端が導入
口部72aから所定量突出されたのち、第2のソレノイ
ド120が励磁されて第2のストッパ113が閉じられ
るとともに、パルスモータ110が正回転される。これ
により、図13に示すように、乗車券は正方向に搬送さ
れて第2のストッパ113に当接して停止される。第2
のソレノイド120と振り分けゲート76の爪部76a
との間の距離は最小サイズの乗車券の長さより短くされ
ているため、第2のストッパ113に当接して停止され
る乗車券は必ず、所定量だけ導入口部72aから突出さ
れて停止される。
【0073】この状態から後続する乗車券が集積部72
に送り込まれる。したがって、後続の乗車券は図14に
示すように先行乗車券の突出端部の上面部に沿って導入
口部72aに送り込まれ、搬送ベルト101,102の
走行により搬送されて図15に示すように第2のストッ
パ113に当接して停止する。このとき、後続乗車券の
下部側の端部は搬送路T1 の搬出側に位置し、集積部7
2内に完全に取り込まれないため、第2のストッパ11
3が開放される。この開放により、先行の乗車券及び後
続の乗車券は一緒に搬送されて図16に示すように、第
1のストッパ112に当接されて停止し、その券端が揃
った状態で完全に内部に取り込まれて集積される。3枚
目以降の乗車券は上記した工程を繰り返して集積部72
に集積される。
【0074】このように、集積部72内に乗車券が集積
されたのち、第1のストッパ112が開放されて複数枚
の乗車券は重なった状態で排出口84に放出されること
になる。
【0075】上記したように、集積部72内に乗車券を
取り込んだのち、該乗車券を逆送りしてその券端を所定
量、導入口部72aから搬送路T1 の搬出側に逆流しな
い方向に突出させるため、後続の乗車券は先行乗車券の
導入口部72aから突出する端部の上面部に沿って集積
部72内に導入される。
【0076】したがって、従来のように、集積部72の
前段に乗車券の集積枚数分だけ、搬送路を必要とするこ
となく、集積部72に対し、単一の搬送路で集積部72
に乗車券を送り込んで集積することができる。
【0077】また、集積部72の搬送ベルト101,1
02をパルスモータ110により主搬送系とは別駆動と
するため、パルスモータ110としては、出力の小さな
省スペースタイプのものの使用が可能になり、コンパク
ト化が可能になる。
【0078】さらに、パルスモータ110を逆転してい
る間、主搬送モータ122は継続して正転しているた
め、他の乗車券の処理も平行して同時にできる。また、
第1のストッパ112と導入口部72aとの間の距離を
大型乗車券の長さより長くし、第2のストッパ113と
導入口部72aとの間の距離を小型乗車券の長さより短
くするため、異なるサイズの乗車券の集積が可能であ
る。
【0079】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、集積部内
に先行乗車券を取り込んだのち、該乗車券を逆送りして
その逆送り方向側の端部を所定量、導入口部から搬送手
段の搬出側に逆流しない方向に突出させるから、後続の
乗車券は先行乗車券の導入口部から突出する端部の面部
に沿って集積部内に導入されて取り込まれる。
【0080】したがって、従来のように、集積部の前段
に乗車券の集積枚数分だけ、搬送路を必要とすることな
く、集積部に対し単一の搬送路で乗車券を送り込んで集
積することができる。よって、自動改札装置を客先の処
理枚数の変化に対応できるように予め大きく制作する必
要はなく、小型化を図ることができる。
【0081】また、アクチュエータ等の機構も複数必要
とすることがなく、部品点数が削減でき、小型化すると
ともにコストを低減できる。さらに、集積部の走行手段
を第2の駆動手段により、主搬送系とは別駆動するか
ら、第2の駆動手段としては、出力の小さな省スペース
タイプのものを使用することができ、コンパクト化が可
能になる。
【0082】また、第2の駆動手段により走行手段を逆
走行させている間、主搬送系の第1の駆動手段を継続し
て正方向に駆動でき、他の乗車券の処理も平行して同時
にでき、処理効率を向上できる。
【0083】また、第1のストッパと導入口部との間の
距離を最大サイズの乗車券の長さより長くし、第2のス
トッパと導入口部との間の距離を最小サイズの乗車券の
長さより短くするから、異なるサイズの乗車券の集積が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である自動改札装置を示
す概略的構成図。
【図2】反転部における表裏の正しい乗車券の搬送状態
を示す図。
【図3】反転部における表裏が逆の乗車券の搬送状態を
示す図。
【図4】搬送機構が形成する通常乗車券改札用搬送路を
示す図。
【図5】搬送機構が形成する通常乗車券用ループ搬送路
を示す図。
【図6】搬送機構が形成するバイパス搬送路を示す図。
【図7】搬送機構が形成するループ搬送路を示す図。
【図8】集積部を示す概略的構成図。
【図9】集積部の制御系を示すブロック図。
【図10】集積部に乗車券が導入される状態を示す図。
【図11】集積部に乗車券が搬送された状態を示す図。
【図12】集積部に搬送された乗車券が逆送りされた状
態を示す図。
【図13】乗車券が正方向に送られて第2のストッパに
当接した状態を示す図。
【図14】集積部に後続の乗車券が導入される状態を示
す図。
【図15】集積部内に後続の乗車券が取り込まれる状態
を示す図。
【図16】集積部内に先行乗車券と後続乗車券が重なっ
て集積された状態を示す図。
【符号の説明】 12…投入口部 T1 …第1の搬送路(搬送手段) 122…主搬送モータ(第1の駆動手段) 32…情報書込部(処理手段) 42…券処理部(処理手段) 52…カード処理部(処理手段) 72…集積部(集積手段) 72a…導入口部 101…第1の搬送ベルト(走行手段) 102…第2の搬送ベルト(走行手段) 110…パルスモータ(第2の駆動手段) 112…第1のストッパ 113…第2のストッパ 124…検知器(検知手段) 126…制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 前記搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を導入させて集積する集積手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向及び逆方向
    に走行することにより、集積位置に搬送する正逆走行自
    在な走行手段と、 この走行手段上に設けられ、前記走行手段によって正方
    向に搬送される乗車券を選択的に当接させて前記集積位
    置に停止させる第1のストッパと、 前記走行手段上に設けられ、前記走行手段によって正方
    向に搬送される乗車券を選択的に当接させて停止させる
    もので、前記第1のストッパと前記導入口部との間、か
    つ、前記導入口部からの離間距離が投入される乗車券の
    搬送方向に沿う長さが最小サイズの乗車券の長さよりも
    短い位置に設けられる第2のストッパと、 前記第1のストッパにより乗車券が停止されたとき、該
    乗車券を検知する検知手段と、 この検知手段が乗車券を検知したとき、前記走行部材を
    逆方向へ走行させて乗車券を逆送りし正方向における乗
    車券の先頭部が前記第2のストッパを通過するまで搬送
    させ、かつ、正方向における乗車券の後端部が前記搬送
    手段の搬出側に逆流しないように前記導入口部から突出
    させ、前記第2のストッパを閉じて、前記走行手段を正
    方向に走行させることにより乗車券を前記第2のストッ
    パで停止させ、この状態から前記乗車券の面部に向かっ
    て前記搬送手段から搬出される後続の乗車券を送り込ん
    で搬送するとともに、前記第2のストッパの停止を解除
    して先行及び後続の乗車券を前記集積位置に重ね合わせ
    た状態で搬送集積させる制御手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 前記搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を導入させて集積する集積手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向及び逆方向
    に走行することにより、集積位置に搬送する正逆走行自
    在な走行手段と、 この走行手段上に設けられ、前記走行手段によって正方
    向に搬送される乗車券を選択的に当接させて前記集積位
    置に停止させるもので、前記導入口部からの離間距離が
    投入される乗車券のうちの最大サイズの乗車券の長さよ
    りも長い位置に設けられる第1のストッパと、 前記走行手段上に設けられ、前記走行手段によって正方
    向に搬送される乗車券を選択的に当接させて停止させる
    もので、前記導入口部からの離間距離が投入される乗車
    券の搬送方向に沿う長さが最小サイズの乗車券の長さよ
    りも短い位置に設けられる第2のストッパと、 前記第1のストッパにより乗車券が停止されたとき、該
    乗車券を検知する検知手段と、 この検知手段が乗車券を検知したとき、前記走行部材を
    逆方向へ走行させて乗車券を逆送りし正方向における乗
    車券の先頭部が前記第2のストッパを通過するまで搬送
    させ、かつ、正方向における乗車券の後端部が前記搬送
    手段の搬出側に逆流しないように前記導入口部から突出
    させ、前記第2のストッパを閉じて、前記走行手段を正
    方向に走行させることにより乗車券を前記第2のストッ
    パで停止させ、この状態から前記乗車券の面部に向かっ
    て前記搬送手段から搬出される後続の乗車券を送り込ん
    で搬送するとともに、前記第2のストッパの停止を解除
    して先行及び後続の乗車券を前記集積位置に重ね合わせ
    た状態で搬送集積させる制御手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を導入させて集積する集積手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向及び逆方向
    に走行することにより、集積位置に搬送する正逆走行自
    在な走行手段と、 この走行手段の正方向への走行により、乗車券が集積位
    置に搬送されたのち、前記走行手段を逆方向へ走行させ
    て乗車券を逆送りし、その端部を前記導入口部から突出
    させ、かつこの乗車券の面部に向かって前記搬送手段か
    ら搬出される後続の乗車券を送り込んで、前記走行手段
    を正方向に走行させることにより、前記集積位置に重ね
    合わせた状態で搬送集積させる制御手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を導入させて集積する集積手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向に走行する
    ことにより、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手
    段と、 この走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて前記集積位置に停止させるもので、前記
    導入口部からの離間距離が投入される乗車券のうちの最
    大サイズの乗車券の長さよりも長い第1のストッパと、 前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて停止させるもので、前記導入口部からの
    離間距離が投入される乗車券のうちの最小サイズの乗車
    券の長さよりも短い第2のストッパと、 前記走行手段の正方向への走行により、乗車券が搬送さ
    れて前記第1のストッパにより前記集積位置に停止され
    たのち、前記走行手段を逆方向へ走行させて乗車券を逆
    送りし、前記第2のストッパを通過させてその端部を前
    記搬送手段の搬出側に逆流しないように前記導入口部か
    ら突出させたのち、前記第2のストッパを閉じて、前記
    走行手段を正方向に走行させることにより、乗車券を前
    記第2のストッパで停止させ、この状態から前記乗車券
    の面部に向かって前記搬送手段から搬出される後続の乗
    車券を送り込んで搬送したのち、前記第2のストッパの
    停止を解除することにより、先行及び後続の乗車券を前
    記集積位置に重ね合わせた状態で搬送集積させる制御手
    段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、 前記搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を導入させて集積する集積手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向に走行する
    ことにより、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手
    段と、 この走行手段を正逆方向に走行させる第2の駆動手段
    と、 前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて前記集積位置に停止させるもので、前記
    導入口部からの離間距離が投入される乗車券のうちの最
    大サイズの乗車券の長さよりも長い第1のストッパと、 前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて停止させるもので、前記導入口部からの
    離間距離が投入される乗車券のうちの最小サイズの乗車
    券の長さよりも短い第2のストッパと、 前記走行手段の正方向への走行により、乗車券が搬送さ
    れて前記第1のストッパにより前記集積位置に停止され
    たのち、前記走行手段を逆方向へ走行させて乗車券を逆
    送りし、前記第2のストッパを通過させてその端部を前
    記搬送手段の搬出側に逆流しないように前記導入口部か
    ら突出させたのち、前記第2のストッパを閉じて、前記
    走行手段を正方向に走行させることにより、乗車券を前
    記第2のストッパで停止させ、この状態から前記乗車券
    の面部に向かって前記搬送手段から搬出される後続の乗
    車券を送り込んで搬送したのち、前記第2のストッパの
    停止を解除することにより、先行及び後続の乗車券を前
    記集積位置に重ね合わせた状態で搬送集積させる制御手
    段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  6. 【請求項6】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、 前記搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を導入させて集積する集積手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向に走行する
    ことにより、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手
    段と、 この走行手段を正逆方向に走行させる第2の駆動手段
    と、 前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて前記集積位置に停止させるもので、前記
    導入口部からの離間距離が投入される乗車券のうちの最
    大サイズの乗車券の長さよりも長い第1のストッパと、 前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて停止させるもので、前記導入口部からの
    離間距離が投入される乗車券のうちの最小サイズの乗車
    券の長さよりも短い第2のストッパと、 前記第1のストッパにより乗車券が停止されたとき、該
    乗車券を検知する検知手段と、 この検知手段が乗車券を検知したとき、前記第2の駆動
    手段により前記走行手段を逆方向へ走行させて乗車券を
    逆送りして前記第2のストッパを通過させその端部を前
    記搬送手段の搬出側に逆流しないように前記導入口部か
    ら突出させたのち、前記第2のストッパを閉じて、前記
    走行手段を正方向に走行させることにより乗車券を前記
    第2のストッパで停止させ、この状態から前記乗車券の
    面部に向かって前記搬送手段から搬出される後続の乗車
    券を送り込んで搬送するとともに、前記第2のストッパ
    の停止を解除して先行及び後続の乗車券を前記集積位置
    に重ね合わせた状態で搬送集積させる制御手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  7. 【請求項7】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を第1及び第2の方向に振り分ける振分手段と、 この振分手段により第1の方向に振り分けられた乗車券
    を導入させて集積したのち放出させる集積手段と、 前記振分手段により第2の方向に振り分けられた乗車券
    を回収する回収手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向に走行する
    ことにより、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手
    段と、 この走行手段の正方向への走行により、乗車券が集積位
    置に搬送されたのち、前記走行手段を逆方向へ走行させ
    て乗車券を逆送りし、その端部が前記搬送手段の搬出側
    に逆流しないように前記振分手段により前記導入口部か
    ら突出させ、この乗車券の面部に向かって前記搬送手段
    から搬出される後続の乗車券を送り込んで、前記走行手
    段を正方向に走行させることにより、前記集積位置に重
    ね合わせた状態で搬送集積させる制御手段と、 を具備することを特徴とする自動改札装置。
  8. 【請求項8】複数枚の乗車券を投入させる投入口部と、 この投入口部に投入された乗車券を一枚ずつ搬送する搬
    送手段と、 この搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、 前記搬送手段の中途部に設けられ、前記乗車券に磁気及
    び印刷処理を施す処理手段と、 この処理手段で処理されて前記搬送手段から搬出される
    乗車券を第1及び第2の方向に振り分ける振分手段と、 この振分手段により第1の方向に振り分けられた乗車券
    を導入させて集積したのち放出させる集積手段と、 前記振分手段により第2の方向に振り分けられた乗車券
    を回収する回収手段と、 を具備し、 前記集積手段は、 前記搬送手段から搬出される乗車券を導入させる導入口
    部と、 この導入口部から導入される乗車券を正方向に走行する
    ことにより、集積位置に搬送する正逆走行自在な走行手
    段と、 この走行手段を正逆方向に走行させる第2の駆動手段
    と、 前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて前記集積位置に停止させるもので、前記
    導入口部からの離間距離が投入される乗車券のうちの最
    大サイズの乗車券の長さよりも長い第1のストッパと、 前記走行手段によって正方向に搬送される乗車券を選択
    的に当接させて停止させるもので、前記導入口部からの
    離間距離が投入される乗車券のうちの最小サイズの乗車
    券の長さよりも短い第2のストッパと、 前記走行手段の正方向への走行により、乗車券が搬送さ
    れて前記第1のストッパに当接して前記集積位置に停止
    されたのち、前記走行手段を逆方向へ走行させて乗車券
    を逆送りして前記第2のストッパを通過させてその端部
    を前記搬送手段の搬出側に逆流しないように前記振分手
    段により前記導入口部から突出させたのち、前記第2の
    ストッパを閉じて、前記走行手段を正方向に走行させる
    ことにより、乗車券を前記第2のストッパに当接させ、
    この状態から前記乗車券の面部に向かって前記搬送手段
    から搬出される後続の乗車券を送り込んで、前記第2の
    ストッパの停止を解除することにより、先行及び後続の
    乗車券を前記集積位置に重ね合わせた状態で搬送集積さ
    せる制御手段と、を具備することを特徴とする自動改札
    装置。
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