JPH1137469A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JPH1137469A
JPH1137469A JP18964197A JP18964197A JPH1137469A JP H1137469 A JPH1137469 A JP H1137469A JP 18964197 A JP18964197 A JP 18964197A JP 18964197 A JP18964197 A JP 18964197A JP H1137469 A JPH1137469 A JP H1137469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
cooking
food
turned
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18964197A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Murano
元宏 村野
Shigeru Ikemura
茂 池村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP18964197A priority Critical patent/JPH1137469A/ja
Publication of JPH1137469A publication Critical patent/JPH1137469A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品載置の重量を短時間で確実に検出して重
量検知手段の出力の零点を補正すると共に、零点の補正
中は使用者に調理を受付けない旨報知するようにした加
熱調理器を得ること。 【解決手段】 加熱調理器の制御手段に、この制御手段
に電源を投入したときは操作部3の表示部3cに調理準
備前である旨の表示を行い、操作キーの1つをONする
と重量検知手段により食品載置器10の重量を検知して
あらかじめ制御手段に記憶された標準の食品載置器の重
量と比較し、重量検知手段の出力の零点を補正して操作
部10の表示部3cを調理可能の表示に切換える機能を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱調理器に係
り、さらに詳しくは、調理物の重量検知手段を備え、電
子レンジあるいはオーブンレンジの如きマイクロ波やヒ
ータにより加熱室内の調理物を調理する加熱調理器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種加熱調理器においては、一般に重
量センサを備えており、重量センサの出力により調理物
の重量を検知し、この検知重量に基づいて加熱時間等を
制御して調理を行うようにしている。この場合、通常、
標準の食品載置器をターンテーブル上に載置したときの
重量センサの検知重量を零点としてマイクロコンピュー
タに記憶させておき、調理時に食品載置器に調理物を載
置した状態で得られる重量センサの検知重量との差から
調理物の重量を検知するようにしている(従来技術
1)。
【0003】また、例えば特開昭63−172829号
公報に記載された調理器は、電源投入時にターンテーブ
ル上に食器載置器が載置されているかどうかを光電検知
器により検知すると共に、重量センサの重量出力を検知
する。そして、ターンテーブルに食品載置器が載置され
ている場合は、その検知重量が零点になるように補正
し、食品載置器が載置されていない場合は、その検知重
量にあらかじめ記憶されている食品載置器の重量を加え
た重量が零点になるように補正する。このようにして補
正された零点の検知重量に基づいて、調理時に、食品載
置器に調理物が載置された状態で得られる重量センサの
検知重量から調理物の重量を検知するようにしたもので
ある(従来技術2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1において
は、標準の食品載置器の重量を零点重量としているの
で、食品載置器の重量のバラツキがそのまま調理物重量
の検知誤差となって現れるため、好ましい調理が行われ
ないことがある。
【0005】また、従来技術2においては、食品載置器
の有無を発光素子と受光素子とによって検知しているた
め、例えば受光素子にゴミなどが付着していると、食品
載置器がターンテーブル上に載置されていないにもかか
わらず載置されていると判断されることがある。また、
電源投入時に重量センサで食品載置器の重量を検知して
いるため、検知中に食品載置器を出し入れすると、正し
い重量を検知することができない。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、食品載置器の重量を短時間で確実に検出
して重量検知手段の出力の零点を補正すると共に、零点
の補正中は使用者に調理を受付けない旨報知するように
した加熱調理器を得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る加熱調理器
は、前面側に開口部を有し内部に加熱室及び加熱手段を
有する本体と、前記開口部を開閉する扉と、複数の操作
キー及び表示部を有する操作部と、前記操作キーの操作
により前記加熱室内に収容された調理物の調理などを行
う制御手段と、前記加熱室内に設置されて調理物が載置
される食品載置器と、前記調理物の重量を検知する重量
検知手段とを備え、前記制御手段は、該制御手段に電源
を投入したときは操作部の表示部に調理準備前である旨
の表示を行い、前記操作キーの1つをONすると前記重
量検知手段により前記食品載置器の重量を検知してあら
かじめ制御手段に記憶された標準の食品載置器の重量と
比較し、前記重量検知手段の出力の零点を補正して前記
操作部の表示部を調理可能の表示に切換える機能を備え
たものである。
【0008】また、上記加熱調理器において、制御手段
に電源投入によってカウントを開始するタイマを設け、
電源投入後所定の時間内に前記操作キーの1つをONし
ないときは、自動的に前記操作キーをONしたと同様の
作用を行うようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 図1は本発明に係る加熱調理器の実施の形態1の扉を開
いた状態を示す斜視図、図2はその要部のブロック図で
ある。両図において、1は前面に開口部2及びその側方
に操作部3が設けられた箱状の本体で、操作部3には、
調理物の種類に応じて加熱手段を駆動して自動的に調理
を行なう複数の自動調理キー3a、調理を停止したり操
作を取消す取消しキー3b等の操作キーや表示部3cな
どが設けられている。4は開口部2を開閉する扉であ
る。
【0010】5は開口部2内に設けられた加熱室で、一
方の側壁には、操作部3の後方に設けられた加熱手段で
あるマグネトロン19からのマイクロ波を照射する給電
口6a,6bが設けられており、また、両側壁には、焼
き網を載置する棚7が設けられている。8は加熱室5の
底部に設けたターンテーブル、10はターンテーブル8
上に載置された食品載置器である。加熱室5の底面には
上下動自在にシャフト11が貫通しており、その一端は
ターンテーブル8に連結され、他端は底面の下方に設け
たモータ12の回転軸に係合されると共に、重量検知手
段である重量センサ13に当接している。
【0011】15は操作部3内に設けられたプリント基
板(図示せず)に搭載され、加熱調理器の運転を制御す
る制御手段であマイクロコンピュータ、16はマイクロ
コンピュータ15が搭載されたプリント基板に実装さ
れ、マイクロコンピュータ15に制御されるモータ駆動
回路である。17は同じくマグネトロン駆動回路で、そ
の出力信号は高圧トランス18を介してマグネトロン1
9に加えられ、発振されたマイクロ波は、加熱室5に設
けた給電口6a,6bから加熱室5内に照射される。
【0012】20は操作部の後面側に設けられ、調理の
終了や誤操作の警告等を報知するブザー、21は加熱室
5の上部に設けられ、調理が開始されると点灯するラン
プで、これらブザー20,ランプ21及び前述の操作部
3に設けた表示部3cは、マイクロコンピュータ15に
よって制御される。なお、重量センサ13の出力信号
は、プリント基板に実装されたセンサ回路22を介して
マイクロコンピュータ15に加えられる。また、表示部
3cは図3に示すような表示を行うようになっており、
調理の種類によって、例えば手動でレンジ調理を行う場
合は、表示部3cの“レンジ”“強”と調理時間を表示
する。
【0013】次に、上記のように構成した本実施の形態
におけるターンテーブル上に載置された食品載置器10
の重量を検知して重量センサ13の出力の零点を補正す
る作用について、図4のフローチャートを参照して説明
する。先ず、商用電源を投入すると(ステップS−
1)、操作部3の表示部3cに調理準備前の表示がなさ
れる(ステップS−2)。ついで、ある特定の操作キ
ー、例えば、取消しキー3bをONとすると(ステップ
S−3)、重量センサ13がターンテーブル8上に載置
された食品載置器10の重量を検知し(ステップS−
4)、その出力信号(以下重量信号という)f1 をセン
サ回路22を介してマイクロコンピュータ15へ出力す
る。ここで、表示部3cの調理準備前表示は通常の調理
受付け状態と異なる表示であり、調理準備前である旨の
表示であれば他の表示でもよい。
【0014】マイクロコンピュータ15は、この重量信
号f1 と、あらかじめ記憶されている標準の食品載置器
10sをターンテーブル8上に載置したときの重量信号
0、及び食品載置器10及び重量センサ13のバラツ
キを考慮した係数αとを比較し(ステップS−5)、そ
の値が所定の重量範囲、したがって、f0 −α≦f1
0 +α内にあるときは、重量センサ13で検知した重
量信号f1 (したがって、ターンテーブル8上の食品載
置器10の重量)を基準にして重量センサ13の出力の
零点を補正する。
【0015】また、重量信号f1 が上記の所定の範囲内
にないときは、あらかじめマイクロコンピュータ15に
記憶されている標準の食品載置器10sの重量である重
量信号f0 に基いて重量センサ13の出力の零点を補正
する(ステップS−7)。零点の補正が終了すると操作
部3の表示部3cを調理可能表示に切換えて調理受付け
状態になる(ステップS−8)。ここで、表示部3cの
調理可能表示は、調理受付け状態である旨の表示であれ
ば、他の表示でもよい。
【0016】そして、調理物を食品載置器10上に載置
して扉4を閉じると、重量センサ13は調理物の重量に
対応した出力信号をマイクロコンピュータ15に加える
ので、所定の自動調理キー3aをONすることにより、
調理物は所定の時間加熱されて好ましい調理が行われ
る。
【0017】このように、本実施の形態においては、電
源を投入して使用者が特定のキーをONするだけで、き
わめて短時間(例えば2秒程度)でターンテーブル8上
に載置された食品載置器10の重量を検知し、重量セン
サ13の出力の零点を確実に補正することができる。ま
た、零点補正中は、操作部3の表示部3cに調理準備前
の表示をして使用者に調理を受付けないことを報知し、
零点補正が終了すると操作部3の表示部3cを調理可能
表示に切換えて調理可能である旨を報知するようにした
ので、零点補正中に調理を実行するおそれがない。
【0018】実施の形態2 図5は本発明の実施の形態2のブロック図である。な
お、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付
し、説明を省略する。図において、23はマイクロコン
ピュータ15に設けられたタイマで、調理時間、電源投
入から特定のキーがONされるまでの時間、運転停止時
間等を計測するためのものである。
【0019】次に、上記のように構成した本実施の形態
におけるターンテーブル上に載置された食品載置器の重
量検知及び重量センサの出力の零点補正の作用につい
て、図6のフローチャートを参照して説明する。先ず、
商用電源を投入すると(ステップS−11)、操作部3
の表示部3cに調理準備前の表示がなされる(ステップ
S−12)と共に、カウンタ23がカウントを開始する
(ステップS−13)。
【0020】そして、カウンタ23のカウント開始から
所定の時間(例えば6秒)内に特定の操作キー(例え
ば、取消しキー3b)をONするか(ステップS−1
5)、又は所定の時間を経過したときは自動的に(ステ
ップS−14)、重量センサ13がターンテーブル8上
に載置された食品載置器10の重量を検知し(ステップ
S−16)、その重量信号f1 をセンサ回路22を介し
てマイクロコンピュータ15へ出力する。以後実施の形
態1の場合(ステップS−5〜S−8)と同様に、重量
センサ13の出力の零点補正を行う(ステップS−17
〜S−20)。
【0021】このように、本実施の形態においては、電
源投入と同時にカウントを開始するカウンタ23を設け
たので、使用者が特定のキーをONしてもよく、あるい
は特定のキーを操作しなくても電源投入から6秒を経過
すれば自動的にターンテーブル8上の食品載置器10の
重量の検知、及び重量センサ13の出力の零点補正を行
うようにしたので、零点の補正をより確実に行うことが
できる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る加熱調理器は、制御手段
に、この制御手段に電源を投入したときは操作部の表示
部に調理準備中である旨の表示を行い、使用者が操作キ
ーの1つをONすると重量検出手段により食品載置器の
重量を検知してあらかじめ制御手段に記憶された標準の
食品載置器の重量と比較し、重量検知手段の出力の零点
を補正して操作部の表示部を調理可能の表示に切換える
機能を設けたので、重量センサの出力零点補正を確実に
行うことができ、また、零点補正中は表示部に調理準備
前の表示がなされているため、使用者は調理を受け付け
ないことを容易に知ることができる。
【0023】また、上記の加熱調理器において、制御手
段に電源投入によってカウントを開始するタイマを設
け、電源投入後所定の時間内に操作キーの1つをONし
ないときは、自動的に操作キーをONしたときと同様の
作用を行うようにしたので、重量センサの出力の零点補
正をより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の扉を開いた状態を示
す斜視図である。
【図2】 図1の要部のブロック図である。
【図3】 図1の表示部の表示例を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1の作用を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】 実施の形態2の要部のブロック図である。
【図6】 実施の形態2の作用を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 本体、2 開口部、3 操作部、3a 自動調理キ
ー、3b 取消しキー、3c 表示部、4 扉、5 加
熱室、8 ターンテーブル、10 食品載置器、13
重量センサ、15 マイクロコンピュータ(制御手
段)、19 マグネトロン、23 タイマ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面側に開口部を有し内部に加熱室及び
    加熱手段を有する本体と、前記開口部を開閉する扉と、
    複数の操作キー及び表示部を有する操作部と、前記操作
    キーの操作により前記加熱室内に収容された調理物の調
    理などを行う制御手段と、前記加熱室内に設置されて調
    理物が載置される食品載置器と、前記調理物の重量を検
    知する重量検知手段とを備え、 前記制御手段は、該制御手段に電源を投入したときは操
    作部の表示部に調理準備前である旨の表示を行い、前記
    操作キーの1つをONすると前記重量検知手段により前
    記食品載置器の重量を検知してあらかじめ制御手段に記
    憶された標準の食品載置器の重量と比較し、前記重量検
    知手段の出力の零点を補正して前記操作部の表示部を調
    理可能の表示に切換える機能を備えたことを特徴とする
    加熱調理器。
  2. 【請求項2】 制御手段に電源投入によってカウントを
    開始するタイマを設け、電源投入後所定の時間内に前記
    操作キーの1つをONしないときは、自動的に前記操作
    キーをONしたと同様の作用を行うように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
JP18964197A 1997-07-15 1997-07-15 加熱調理器 Pending JPH1137469A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18964197A JPH1137469A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18964197A JPH1137469A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1137469A true JPH1137469A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16244716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18964197A Pending JPH1137469A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1137469A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5558797A (en) Automatic food type determining device for a heating apparatus
JP3182361B2 (ja) 電子レンジ
EP0854661A2 (en) Microwave oven with safety system
KR960002808B1 (ko) 가열조리기
JPH1137469A (ja) 加熱調理器
JP3103252B2 (ja) 加熱調理器
EP0615400B1 (en) Microwave oven and method of determining food
KR100190586B1 (ko) 전자렌지의 조리용기 부적합 경고장치 및 그 제어방법
JP2679522B2 (ja) 高周波加熱装置
JP3332716B2 (ja) 加熱調理器
JP2516992B2 (ja) 加熱装置
JP2004242882A (ja) グリル装置
JPH05280746A (ja) 電子レンジ
JPH0658894A (ja) 電子レンジ
JP3017897B2 (ja) 加熱調理器の被加熱調理物量判定装置
KR0146468B1 (ko) 중량센서를 이용한 전자렌지의 과잉가열 방지방법
JP2829155B2 (ja) 電子レンジ
JP3268930B2 (ja) 加熱調理器
JPH05280749A (ja) 加熱調理器
JPH0914665A (ja) 加熱調理器
JPH08121780A (ja) 電子レンジ
JPH07158862A (ja) 高周波加熱装置
JPS63183321A (ja) 高周波加熱装置
JPH11281067A (ja) 電気調理器
JPH07269876A (ja) 加熱調理器