JPH1136829A - 電磁駆動弁 - Google Patents

電磁駆動弁

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JPH1136829A
JPH1136829A JP9194174A JP19417497A JPH1136829A JP H1136829 A JPH1136829 A JP H1136829A JP 9194174 A JP9194174 A JP 9194174A JP 19417497 A JP19417497 A JP 19417497A JP H1136829 A JPH1136829 A JP H1136829A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は内燃機関の吸気弁または排気弁を構
成する電磁駆動弁に関し、弁体の開閉動作に伴って摺動
する摺動部に潤滑油を供給することを目的とする。 【解決手段】 吸気弁24と一体に形成された弁軸28
をバルブガイド30で保持する。弁軸28に電磁力を伝
達するアーマチャ軸36を設ける。アーマチャ軸36を
軸受け46,60で保持する。アーマチャ軸36の内部
に油路37を形成する。アーマチャ軸36の上端近傍お
よび下端近傍に吸入孔49および放出孔62を設ける。
軸受け46に油路48とアーマチャ軸36を取り巻く環
状溝47とを設ける。油路48に連通する分配路50を
設ける。オイルギャラリ54から分配路50に潤滑油を
供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁駆動弁に係
り、特に、内燃機関の吸気弁または排気弁として好適な
電磁駆動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7−30561
2号に開示される如く、内燃機関の吸気弁または排気弁
を構成する電磁駆動弁が知られている。上記従来の電磁
駆動弁は、弁体と一体に構成された弁軸と、弁軸を摺動
可能に保持するバルブガイドとを備えている。また、上
記従来の電磁駆動弁は、弁軸に電磁力を伝達するアーマ
チャおよびアーマチャ軸と、アーマチャ軸を摺動可能に
保持する軸受けとを備えている。
【0003】上記従来の電磁駆動弁によれば、アーマチ
ャに対して弁体を開弁方向に付勢する電磁力と、弁体を
閉弁方向に付勢する電磁力とを交互に作用させることに
より、弁体を繰り返し開閉させることができる。従っ
て、上記従来の電磁駆動弁によれば、内燃機関の運動状
態に応じて電磁力を制御することで、吸気弁としての機
能、および、排気弁としての機能を実現することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電磁駆動弁の作動時には、弁軸とバルブガイドとの間、
および、アーマチャ軸とその軸受けとの間に摺動摩擦が
生ずる。従って、内燃機関を円滑に作動させるために
は、その摺動摩擦を小さく抑制することが重要である。
しかし、上記従来の電磁駆動弁においては、摺動摩擦を
抑制する手だてが何ら施されていない。この点、従来の
電磁駆動弁の構造は、内燃機関の吸気弁または排気弁を
構成する構造として、必ずしも最適なものではなかっ
た。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、弁体の開閉動作に伴って摺動する摺動部に潤滑
油を供給する電磁駆動弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、弁体に電磁力を伝達する軸部材と、前
記軸部材を摺動可能に保持する軸受け部とを備え、前記
弁体を電磁力を用いて駆動する電磁駆動弁において、前
記軸部材が、その内部に形成される油路と、該油路に供
給される潤滑油を前記軸受け部に放出する放出孔とを備
え、かつ、前記軸部材の油路に潤滑油を供給する潤滑油
供給機構を備える電磁駆動弁により達成される。
【0007】本発明において、弁体が開閉動作を繰り返
す際には、軸部材と、軸受け部との間に摺動が生ずる。
軸部材には油路と放出孔とが形成されている。油路に
は、潤滑油供給機構から潤滑油が供給される。また、油
路に供給された潤滑油は、放出孔から軸受け部に供給さ
れる。上記の如く軸受け部に潤滑油が供給されると、弁
体の開閉動作に伴う摺動摩擦が低減される。
【0008】上記の目的は、請求項2に記載する如く、
上記請求項1記載の電磁駆動弁において、前記潤滑油供
給機構が、前記軸部材の油路に、間欠的に潤滑油を供給
する電磁駆動弁により達成される。本発明において、弁
体の開閉動作に伴う摺動摩擦を低減させるための潤滑油
は、間欠的に供給される。潤滑油を間欠的に供給する
と、電磁駆動弁の内部に過剰な潤滑油が供給されるのを
防止することができる。
【0009】また、上記の目的は、請求項3に記載する
如く、上記請求項1および請求項2の何れか一項記載の
電磁駆動弁において、前記潤滑油供給機構が、ミスト状
の潤滑油を供給する電磁駆動弁によっても達成される。
本発明において、電磁駆動弁には、ミスト状の潤滑油が
供給される。潤滑油をミスト状にして供給することによ
れば、電磁駆動弁の内部に過剰な潤滑油が供給されるの
を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
内燃機関10の要部の断面図を示す。内燃機関10は、
シリンダヘッド12を備えている。シリンダヘッド12
には、吸気ポート14および排気ポート16が形成され
ている。吸気ポート14および排気ポート16は、燃焼
室18に連通している。
【0011】シリンダヘッド12には、電磁駆動弁20
および22が収納されている。電磁駆動弁20は、吸気
ポート14と燃焼室18とを導通または遮断する吸気弁
24を備えている。一方、電磁駆動弁22は、排気ポー
ト16と燃焼室18とを導通または遮断する排気弁26
を備えている。電磁駆動弁20および22は、吸気弁2
4および排気弁26が異なる径を有していることを除
き、同様の構成を有している。以下、それらの代表例と
して、電磁駆動弁20の構造および動作について説明す
る。
【0012】電磁駆動弁20は弁軸28を備えている。
弁軸28は吸気弁24と一体に設けられている。シリン
ダヘッド12の内部には、弁軸28を摺動可能に把持す
るバルブガイド30が固定されている。バルブガイド3
0の上端部には、バルブステムオイルシール31が配設
されている。バルブステムオイルシール31は、バルブ
ガイド30の内部に潤滑油が過度に流入するのを防止す
る。弁軸28の上端部には、ロアリテーナ32が固定さ
れている。
【0013】ロアリテーナ32の下部にはロアスプリン
グ33が配設されている。ロアスプリング33は、ロア
リテーナ32を、図1に於ける上方に向けて付勢してい
る。以下、ロアスプリング33の配設される空間をロア
スプリング室34と称す。シリンダヘッド12には、ロ
アスプリング室34と、図示しないオイル溜まりとを連
通する潤滑油通路35が形成されている。
【0014】弁軸28の上端部は、アーマチャ軸36に
当接している。アーマチャ軸36は、非磁性材料で構成
された部材である。アーマチャ軸36の中央部には、油
路37が形成されている。アーマチャ軸36の上部に
は、油路37を閉塞するためのプラグ38が圧入されて
いる。アーマチャ軸36には、アーマチャ39が固定さ
れている。アーマチャ39は、磁性材料で構成された環
状の部材である。以下、アーマチャ39が配設される空
間をアーマチャ室40と称す。
【0015】アーマチャ39の上方には、第1電磁コア
41が配設されている。第1電磁コア41は、アッパコ
イル42及びアッパコア43を備えている。アッパコア
43は、磁性材料で構成された環状の部材である。アッ
パコア43の中央部にはコア内筒44が設けられてい
る。また、第1電磁コア41の上方には、アッパプレー
ト45が配設されている。アッパプレート45の中央部
には軸受け46が配設されている。アーマチャ軸36
は、コア内筒44の上方において、軸受け46によって
摺動可能に保持されている。また、コア内筒44とアー
マチャ軸36との隙間の設定は、上下の軸受け46,6
の間でアーマチャ軸が摺動するうえで接触しないように
決められている。
【0016】図2は、軸受け46およびアーマチャ軸3
6の拡大図を示す。図2に示す如く、軸受け46は、環
状溝47と油路48とを備えている。環状溝47は、ア
ーマチャ軸36を取り巻くように軸受け46の内周面に
形成されている。油路48は、環状溝47と軸受け46
の側面とを導通させるように形成されている。また、ア
ーマチャ軸36には、油路37に連通する吸入孔49が
設けられている。吸入孔49は、アーマチャ軸36が下
方側の変位端近傍に位置する場合に、すなわち、電磁駆
動弁20によって吸気弁24がほぼ全開状態に達した際
に、環状溝47と導通するように構成されている。
【0017】図1に示す如く、アッパプレート45に
は、油路48に連通する分配路50が形成されている。
分配路50の端部には、分配路50を閉塞するためのプ
ラグ51が圧入されている。アッパプレート45には、
ピンリング52の一端が挿入されている。ピンリング5
2の他端は、シリンダヘッド12に圧入されている。シ
リンダヘッド12の内部には、ピンリング52を介して
分配路50に連通する油路53が形成されている。油路
53は、内燃機関10が備える全ての電磁駆動弁20の
それぞれに対応して設けられている。シリンダヘッド1
2の内部には、全ての油路53に連通するオイルギャラ
リ54が形成されている。
【0018】アーマチャ39の下方には、第2電磁コア
55が配設されている。第2電磁コア55は、ロアコイ
ル56及びロアコア57を備えている。ロアコア57
は、磁性材料で構成された環状の部材である。ロアコア
57の中央部にはコア内筒58が設けられている。ま
た、第2電磁コア55の下方には、ロアプレート59が
配設されている。ロアプレート59の中央部には軸受け
60が配設されている。アーマチャ軸36は、コア内筒
58の下方において、軸受け60によって摺動可能に保
持されている。
【0019】アーマチャ軸36には、油路37に連通す
る放出孔62が設けられている。図1において、吸気弁
24は、電磁駆動弁20によって中立状態に維持されて
いる。図1に示す如く、放出孔62は、吸気弁24が中
立状態とされる場合に、軸受け60の僅かに下方側でロ
アスプリング室34に開放されるように構成されてい
る。
【0020】アッパコア43およびロアコア57の外周
には、コアガイド64が配設されている。アッパコア4
3とロアコア57との相対位置は、コアガイド64によ
って適正な関係に維持されている。コアガイド64の側
面には、貫通孔66が設けられている。貫通孔66の位
置は、その一部が僅かにロアコア57と重なる位置に定
められている。
【0021】本実施例において、電磁駆動弁20および
吸気弁24は、それらの軸方向が垂直方向から所定角θ
だけ傾斜するように配設されている。このため、ロアコ
ア57の上端面には、内燃機関10の中央側を最も高く
し、内燃機関10の側面側を最も低くする傾斜が形成さ
れている。本実施例において、上述した貫通孔66は、
ロアコア57の上端面が最も低くなる内燃機関10の側
面側に設けられている。
【0022】シリンダヘッド12には、コアガイド64
の側面に沿って延在する油路68が設けられている。油
路68の一端は、シリンダヘッド12の上端面に開口し
ている。一方、油路68の他端は、ロアスプリング室3
4に連通している。油路68は、貫通孔66に開口する
ように、内燃機関10の側面側に設けられている。アッ
パプレート45には、分配路50と交叉しないように貫
通孔70が形成されている。シリンダヘッド12の油路
68は、その上端部においてアッパプレート45の貫通
孔70に連通している。
【0023】アッパプレート45の上部には、アッパキ
ャップ72が配設されている。アッパキャップ72の上
端には、アジャスタボルト74およびロックナット76
が配設されている。アジャスタボルト74の下部には、
アーマチャ軸36に連結されたアッパリテーナ78が配
設されている。また、アジャスタボルト74とアッパリ
テーナ78との間には、アッパスプリング80が配設さ
れている。以下、アッパスプリング80が配設される空
間をアッパスプリング室81と称す。
【0024】アッパスプリング80は、アッパリテーナ
78およびアーマチャ軸36を、図1における下方へ向
けて付勢している。アーマチャ39の中立位置は、アジ
ャスタボルト74により調整される。本実施例におい
て、アーマチャ39の中立位置は、第1電磁コア41と
第2電磁コア55の中央部となるように調整されてい
る。
【0025】以下、電磁駆動弁20の動作について説明
する。アッパコイル42およびロアコイル56に励磁電
流が供給されていない場合は、アーマチャ39がその中
立位置、すなわち、第1電磁コア41と第2電磁コア5
5の中央に維持される。アーマチャ39が中立位置に維
持された状態で、アッパコイル42に励磁電流が供給さ
れ始めると、アーマチャ39と第1電磁コア41との間
に、アーマチャ39を第1電磁コア41側へ引き寄せる
電磁力が発生する。
【0026】このため、電磁駆動弁20によれば、アッ
パコイル42に適当な励磁電流を供給することで、アー
マチャ39、アーマチャ軸36、および、吸気弁24等
を第1電磁コア41側へ変位させることができる。アー
マチャ軸36は、アーマチャ39がアッパコア43と当
接するまで第1電磁コア41側へ変位することができ
る。吸気弁24は、アーマチャ39がアッパコア43と
当接する状況下では吸気ポート14を閉塞する。従っ
て、電磁駆動弁20によれば、アッパコイル42に適当
な励磁電流を供給することで、吸気弁24を全閉状態と
することができる。
【0027】吸気弁24が全閉状態に維持されている場
合、アッパスプリング80およびロアスプリング33
は、アーマチャ軸36を中立位置に向けて付勢する。こ
のような状況下でアッパコイル42への励磁電流の供給
が停止されると、アーマチャ軸36は、以後、アッパス
プリング80とロアスプリング33のバネ力に従って単
振動の動作を開始する。
【0028】アーマチャ軸36が、単振動の動作に従っ
て第1電磁コア41側から第2電磁コア55側へ変位す
る過程では、アーマチャ軸36と軸受け46,60との
間、および、弁軸28とバルブガイド30との間に摺動
が生ずる。電磁駆動弁20によれば、第2電磁コア55
に電磁力を発生させることで、上記の摺動に伴うエネル
ギの損失を補って、アーマチャ39が第2電磁コア55
に当接するまでアーマチャ軸36を変位させることがで
きる。
【0029】吸気弁24は、アーマチャ39が第2電磁
コア55とが当接する際に全開状態となる。従って、電
磁駆動弁20によれば、アッパコイル42への励磁電流
の供給を停止した後、所定のタイミングでロアコイル5
6への励磁電流の供給を開始することで、少ない消費電
力で吸気弁24を全閉状態から全開状態に変化させるこ
とができる。
【0030】吸気弁24が全開状態に変化した後、ロア
コイル56への励磁電流の供給が停止されると、吸気弁
24は、単振動の動作に従って全閉位置に向けて変位し
始める。以後、適当なタイミングで、アッパコイル42
およびロアコイル56に繰り返し励磁電流を供給する
と、少ない消費電力で吸気弁24を開閉動作させること
ができる。
【0031】上述の如く、電磁駆動弁20の作動中は、
アーマチャ36と軸受け46,60との間、および、弁
軸28とバルブガイド30との間に摺動が生ずる。従っ
て、電磁駆動弁20を円滑に作動させるためには、それ
らの摺動部における摺動摩擦を小さく抑制することが重
要である。本実施例の電磁駆動弁20は、上記の要求を
充たすべく、アーマチャ36と軸受け46,60との
間、および、弁軸28とバルブガイド30との間に潤滑
油を供給する点に特徴を有している。
【0032】図3は、電磁駆動弁20の摺動部に潤滑油
を供給する潤滑油供給経路を示す。本実施例において、
内燃機関10は、エアポンプ82およびオイル霧化器8
4を備えている。エアポンプ82は、オイル霧化器84
に対して高圧エアを供給する。オイル霧化器82は、吸
入孔から吸入した潤滑油をエアポンプ82から供給され
る高圧エアで霧化し、その吐出孔からミスト状の潤滑油
を吐出する。オイル霧化器84から吐出されるミスト状
の潤滑油は、シリンダヘッド12のオイルギャラリ30
に供給される。
【0033】オイルギャラリ30に供給された潤滑油
は、油路53および分配路50を介して電磁駆動弁20
の軸受け46に到達する。軸受け46に到達した潤滑油
は、油路48および環状溝47を通って軸受け46の内
周面に到達する。軸受け46の内周面に到達した潤滑油
は、環状溝47と吸入孔49とが導通していない場合に
は軸受け46とアーマチャ軸36との間に供給される。
上記の如く軸受け46とアーマチャ軸36との間に供給
される潤滑油は、軸受け46とアーマチャ軸36との摺
動摩擦を抑制する機能を果たした後、軸受け46の上下
から漏出してアッパスプリング室81およびアーマチャ
室40に進入する(図3における経路および)。
【0034】アッパスプリング室81に進入した潤滑油
は、貫通孔70および油路68を通ってロアスプリング
室34に到達する(図3に示す経路)。一方、アーマ
チャ室40に進入した潤滑油は、貫通孔66を通って油
路68に進入し、その後ロアスプリング室34に到達す
る(図3に示す経路)。軸受け46の内周面に到達し
た潤滑油は、環状溝47と吸入孔49とが導通している
場合は、吸入孔49からアーマチャ軸36内部の油路3
7に流入し、アーマチャ軸36の下端部において放出孔
62に到達する(図3における経路)。このため、電
磁駆動弁20においては、放出孔62にもミスト状の潤
滑油が供給される。
【0035】放出孔62に到達した潤滑油は、放出孔6
2が軸受け60により閉塞されている場合は、アーマチ
ャ軸36と軸受け60との間に供給される(図3におけ
る経路)。上記の如くアーマチャ軸36と軸受け60
との間に供給される潤滑油は、両者の摺動摩擦を抑制す
る機能を果たした後、軸受け60の下部から漏出してロ
アスプリング室34に進入する(図3における経路
)。また、放出孔62に到達した潤滑油は、放出孔6
2が軸受け60の下方でロアスプリング室34に開放さ
れている場合は、放出孔62から直接ロアスプリング室
34に吐出される(図3における経路)。
【0036】電磁駆動弁20においては、上記の如く、
種々の経路を介してロアスプリング室34に潤滑油が供
給される。ロアスプリング室34に供給された潤滑油の
一部は、弁軸28の周囲に付着して、弁軸28とバルブ
ガイド30との間に供給される。この際、バルブステム
オイルシール31は、燃焼室18に潤滑油が過度に浸入
するのを防ぐため、弁軸28とバルブガイド30との間
に潤滑油が過度に供給されるのを防止する。
【0037】弁軸28とバルブガイド30との間に供給
される潤滑油は、両者の摺動摩擦を抑制する機能を果た
した後、残りの潤滑油と共に潤滑油通路35に流入す
る。潤滑油通路35に流入した潤滑油は、内燃機関10
のオイル溜まり86に流入した後再び循環系に供給され
る。上記の如く、電磁駆動弁20によれば、軸受け46
とアーマチャ軸36との摺動部、軸受け60とアーマチ
ャ軸36との摺動部、および、弁軸28とバルブガイド
30との摺動部に適宜潤滑油が供給されるように潤滑油
を循環させることができる。
【0038】図4は、電磁駆動弁20の動作と、潤滑油
の流通状態との関係を表すタイムチャートを示す。図4
(A)は、吸気弁24の開閉動作を示す。図4(A)に
示す如く、吸気弁24は、所定機関毎に全開状態と全閉
状態とを繰り返す。内燃機関10において、吸気弁24
の開閉は、720°CA毎に2回行われる。図4(B)
は、アーマチャ軸36の吸入孔49と軸受け46の環状
溝47との導通状態を示す。上述の如く、吸入孔49
は、吸気弁24がほぼ全開状態に達した際に環状溝47
と導通するように構成されている。このため、吸入孔4
9と環状溝47とは、図4(B)に示す如く、吸気弁2
4が全開状態となる時期とほぼ同期して導通状態とな
る。
【0039】図4(C)は、軸受け46とアーマチャ軸
36との間に潤滑油が供給される時期を示す。電磁駆動
弁20において、軸受け46とアーマチャ36との間に
は、吸入孔49と環状溝47とが遮断されている場合に
潤滑油が供給される。従って、潤滑油は、図4(C)に
示す如く、 (i)吸気弁24が全閉状態である時期、およ
び、(ii)吸気弁24が全閉状態から全開状態へ、また
は、全開状態から全閉状態に変位する時期、すなわち、
電磁駆動弁20の摺動部に摺動が生ずる時期において、
軸受け46とアーマチャ36との間に供給される。
【0040】図4(D)は、アーマチャ軸36の放出孔
62の開放状態を示す。上述の如く、放出孔62は、吸
気弁24が中立位置に維持される場合に、軸受け60の
僅か下方に位置するように設けられている。このため、
放出孔62は、図4(D)に示す如く、吸気弁24が中
立位置近傍の所定位置から全開側にかたよった位置に存
在する場合に開放状態となる。
【0041】図4(E)は、軸受け60とアーマチャ軸
36との間に潤滑油が供給される時期を示す。電磁駆動
弁20において、軸受け60とアーマチャ36との間に
は、放出孔62が軸受け60に閉塞されている場合に潤
滑油が供給される。従って、潤滑油は、図4(E)に示
す如く、 (i)吸気弁24が全閉状態である時期、およ
び、(ii)吸気弁24が全閉状態から中立位置近傍の所定
位置に向かって、または、中立位置近傍の所定位置から
全閉状態に向かって変位する過程において、軸受け60
とアーマチャ36との間に供給される。
【0042】図4(F)は、弁軸28とバルブガイド3
0との間に潤滑油が供給される時期を示す。電磁駆動弁
20において、弁軸28とバルブガイド30との間に
は、放出孔62からロアスプリング室34に直接的に供
給された潤滑油の一部、および、油路68を介して間接
的に供給された潤滑油の一部が供給される。放出孔62
がロアスプリング室34に直接的に潤滑油を供給する時
期は、放出孔62がロアスプリング室34に開放される
時期に限定される。一方、油路68からロアスプリング
室34へは、常時潤滑油が流入する。このため、図4
(F)に示す如く、弁軸28とバルブガイド30との間
には、ほぼ常に直接的または間接的に潤滑油が供給され
ている。
【0043】上述の如く、電磁駆動弁20によれば、吸
気弁24が開閉動作を繰り返す過程で、アーマチャ軸3
6と軸受け46,60との摺動部、および、弁軸28と
バルブガイド30との摺動部に適宜潤滑油を供給するこ
とができる。従って、電磁駆動弁20によれば、大きな
摺動損失を発生させることなく、少ない電力消費で、吸
気弁24を円滑に開閉させることができる。
【0044】電磁駆動弁20において、オイルギャラリ
54から油路53に潤滑油が過剰に供給されると、軸受
け46,60から漏出した潤滑油がアーマチャ室40に
多量に滞留することがある。アーマチャ室40に、多量
の潤滑油が滞留すると、アーマチャ39の変位が妨げら
れて、電磁駆動弁20が円滑に作動しない事態が生じ得
る。従って、電磁駆動弁20においては、その内部に過
剰な潤滑油が供給されるのを防止することが必要であ
る。
【0045】電磁駆動弁20において、油路53や分配
路50の径を十分に小さくすれば、軸受け46に到達す
る潤滑油の量を抑制することができる。しかし、油路5
3や分配路50を小径とするためには、例えば放電加工
等の微細加工が必要となる。また、油路53や分配路5
0を小径とすると、それらの内部に異物等がつまり易く
なる。このため、電磁駆動弁20において、油路53や
分配路50には、ある程度の径を確保することが望まし
い。
【0046】上述の如く、本実施例においては、電磁駆
動弁20にミスト状の潤滑油を供給することとしてい
る。潤滑油をミスト状にして供給する手法によれば、油
路53や分配路50にある程度の径を確保しつつ、軸受
け46に到達する潤滑油の量を適量に抑制することがで
きる。このため、電磁駆動弁20によれば、コストアッ
プや信頼性の低下等の不都合を引き起こすことなく、ア
ーマチャ室40に潤滑油が滞留するのを防ぐうえで有利
な状況を形成することができる。
【0047】上述の如く、電磁駆動弁20を円滑に作動
させるうえでは、アーマチャ軸36と軸受け46,60
との摺動部、および、弁軸28とバルブガイド30との
摺動部に潤滑油を供給することが有効である。しかし、
電磁駆動弁20を円滑に作動させるうえでは、上記の摺
動部に常に潤滑油を供給する必要はない。換言すれば、
アーマチャ室40に潤滑油が滞留するのを防ぎつつ、摺
動部の摺動摩擦を抑制するうえでは、電磁駆動弁20に
対して間欠的に潤滑油を供給することが有利な場合があ
る。上記の観点より、本実施例においては、電磁駆動弁
20を円滑に作動させるうえで必要な時期にのみ、電磁
駆動弁20に間欠的に潤滑油を供給することとしてい
る。
【0048】図5は、上記の機能を実現すべく電磁駆動
弁20において実行される制御ルーチンの一例のフロー
チャートを示す。図5に示すルーチンは、所定時間毎に
起動される定時割り込みルーチンである。図5に示すル
ーチンが起動されると、先ずステップ100の処理が実
行される。ステップ100では、前回の処理サイクル時
から今回の処理サイクル時にかけて内燃機関10の始動
が開始されたか否かが判別される。電磁駆動弁20を円
滑に作動させるためには、内燃機関10の始動時に、ア
ーマチャ軸36と軸受け46,60との摺動部、およ
び、弁軸28とバルブガイド30との摺動部に潤滑油を
供給することが適切である。このため、本ステップ10
0で内燃機関10の始動が開始されたと判別される場合
は、潤滑油の供給を開始すべきであると判断できる。こ
の場合、次にステップ102の処理が実行される。一
方、本ステップ100で内燃機関10の始動が開始され
ていないと判別される場合は、ステップ102がジャン
プされ、次にステップ104の処理が実行される。
【0049】ステップ102では、潤滑油供給時間タイ
マTが“0”にリセットされる。潤滑油供給時間タイマ
Tは、電磁駆動弁20に対する潤滑油の供給が開始され
た後の経過時間を計数するためのタイマである。ステッ
プ104では、潤滑油供給時間タイマTの計数値が所定
のオン時間TON以下であるか否かが判別される。その結
果、T≦TONが成立すると判別される場合は、潤滑油供
給時間タイマTが“0”にリセットされた後、未だオン
時間TONが経過していないと判断することができる。こ
の場合、次にステップ106の処理が実行される。
【0050】ステップ106では、エアポンプ82をオ
ン状態とする処理が実行される。本ステップ106の処
理が実行されると、以後、オイル霧化器84は、オイル
ギャラリ54にミスト状の潤滑油を供給し始める。ステ
ップ108では、潤滑油供給時間タイマTがインクリメ
ントされる。本ステップ108の処理が終了すると、今
回のルーチンが終了される。上記の処理によれば、内燃
機関10の始動が開始された後、潤滑油供給時間タイマ
Tに所定のオン時間T0Nが計数されるまで、電磁駆動弁
20にミスト状の潤滑油を供給することができる。
【0051】本ルーチン中、上記ステップ104で、潤
滑油供給時間タイマTの計数値が所定のオン時間TON
超えていると判別される場合、すなわち、T≦T0Nが成
立しないと判別される場合は、次にステップ110の処
理が実行される。ステップ110では、エアポンプ11
0をオフ状態とする処理が実行される。本ステップ11
0の処理が実行されると、以後、オイル霧化器84から
電磁駆動弁20への潤滑油の供給が停止される。
【0052】ステップ112では、内燃機関10の機関
回転数NEが読み込まれる。ステップ114では、内燃
機関10に吸入される空気量Gが読み込まれる。ステッ
プ116では、機関回転数NEと吸入空気量Gとに基づ
いて、所定値αが演算される。所定値αは、機関回転数
NEが高いほど、すなわち、電磁駆動弁20の摺動部が
高速で摺動するほど、また、吸入空気量Gが多量である
ほど、すなわち、電磁駆動弁20の摺動部が高温となり
易いほど大きな値とされる。
【0053】ステップ118では、潤滑油供給時間タイ
マTを、所定値αだけインクリメントする処理が実行さ
れる。上記の処理によれば、電磁駆動弁20の摺動部が
高速で摺動するほど、また、その摺動部が高温となり易
いほど潤滑油供給時間タイマTを急な勾配で増加させる
ことができる。ステップ120では、潤滑油供給時間タ
イマTの計数値が所定のオフ時間T0F F に到達している
か否かが判別される。その結果、未だT≧T0FF が成立
しないと判別される場合は、以後、何ら処理が進められ
ることなく今回のルーチンが終了される。一方、T≧T
OFF が成立すると判別される場合は、次にステップ12
2の処理が実行される。
【0054】ステップ122では、潤滑油供給時間タイ
マTの計数値が“0”にリセットされる。本ステップ1
22の処理が実行されると今回のルーチンが終了され
る。上記ステップ122の処理が実行された後再び本ル
ーチンが起動されると、ステップ100およびステップ
104を経由して、ステップ106の処理、すなわち、
潤滑油の供給を開始するための処理が実行される。以
後、電磁駆動弁20には、所定のオフ時間TOFF を一周
期として、所定のオン時間TONだけ継続して間欠的に潤
滑油が供給される。
【0055】上記の処理によれば、内燃機関10の始動
が開始された後、電磁駆動弁20に対して間欠的に潤滑
油を供給することができると共に、内燃機関10の運動
状態に応じて、潤滑油の供給が停止される期間を伸縮さ
せることができる。このため、電磁駆動弁20によれ
ば、アーマチャ室40に潤滑油を過剰に滞留させること
なく、アーマチャ軸36と軸受け46,60との摺動
部、および、弁軸28とバルブガイド30との摺動部
に、適量の潤滑油を供給することができる。
【0056】尚、上記の実施例においては、アーマチャ
軸36および弁軸28が前記請求項1記載の「軸部材」
に、軸受け46,60が前記請求項1記載の「軸受け
部」に、アーマチャ軸36の油路37が前記請求項1記
載の「油路」に、エアポンプ82およびオイル霧化器8
4が前記請求項1記載の「潤滑油供給機構」に、それぞ
れ相当している。
【0057】次に、図6を参照して、本発明の第2実施
例である電磁駆動弁について説明する。図6は、本実施
例の電磁駆動弁に用いられる軸受け130およびアーマ
チャ軸36の拡大図を示す。本実施例の電磁駆動弁は、
上記図1に示す電磁駆動弁20において、軸受け46を
軸受け130に交換することで実現される。
【0058】軸受け130は、環状溝132と油路13
4とを備えている。油路134は、第1実施例における
軸受け46の油路48と同様に分配路50に連通してい
る。環状溝132は、アーマチャ軸36の周囲を取り巻
くように、かつ、軸受け130の上方に開口するように
設けられている。すなわち、本実施例の電磁駆動弁にお
いて、軸受け130の環状溝132は、図1に示すアッ
パスプリング室81に開口している。
【0059】本実施例の構成によれば、アーマチャ軸3
6の吸入孔49と環状溝132とが連通状態となった際
に、油路37のミスト状の潤滑油が高い圧力を保持した
まま供給されるのを防止することができる。このため、
本実施例の電磁駆動弁によれば、第1実施例の電磁駆動
弁20に比して、潤滑油が過剰に供給されるのを防止す
るうえで更に有利な状況を形成することができる。
【0060】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、弁体の開閉動作に伴って摺動の生ずる部位に、潤滑
油を供給することができる。また、請求項2および請求
項3記載の発明によれば、電磁駆動弁の内部に潤滑油が
過剰に供給されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電磁駆動弁を搭載する
内燃機関の要部の断面図である。
【図2】図1に示す電磁駆動弁が備える軸受けおよびア
ーマチャ軸の拡大図である。
【図3】図1に示す電磁駆動弁の摺動部に潤滑油を導く
経路を表す図である。
【図4】図1に示す電磁駆動弁の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図5】図1に示す電磁駆動弁において実行される制御
ルーチンの一例のフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例である電磁駆動弁が備える
軸受けおよびアーマチャ軸の拡大図である。
【符号の説明】
10 内燃機関 12 シリンダヘッド 20,22 電磁駆動弁 24 吸気弁 26 排気弁 28 弁軸 30 バルブガイド 36 アーマチャ軸 37,48,53,68 油路 41 第1電磁コア 46,60 軸受け 47,132 環状溝 49 吸入孔 50 分配路 55 第2電磁コア 62 放出孔 66,70 貫通孔 82 エアポンプ 84 オイル霧化器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体に電磁力を伝達する軸部材と、前記
    軸部材を摺動可能に保持する軸受け部とを備え、前記弁
    体を電磁力を用いて駆動する電磁駆動弁において、 前記軸部材が、その内部に形成される油路と、該油路に
    供給される潤滑油を前記軸受け部に放出する放出孔とを
    備え、かつ、 前記軸部材の油路に潤滑油を供給する潤滑油供給機構を
    備えることを特徴とする電磁駆動弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁駆動弁において、 前記潤滑油供給機構が、前記軸部材の油路に、間欠的に
    潤滑油を供給することを特徴とする電磁駆動弁。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の何れか一項記
    載の電磁駆動弁において、 前記潤滑油供給機構が、ミスト状の潤滑油を供給するこ
    とを特徴とする電磁駆動弁。
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