JP3767256B2 - 内燃機関の潤滑装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の潤滑装置に関する。より詳細には、潤滑オイルに混入した鉄粉を除去して、シリンダヘッドに備わる電磁部品を潤滑する内燃機関の潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、内燃機関の更なる性能向上のため、吸排気弁をより自在に制御する目的で、動弁機構としての電磁アクチュエータを搭載した内燃機関が検討されているが、この電磁アクチュエータへは、可動子軸とそのガイドとの間の摺動部(以下、可動子軸摺動部という。)における潤滑及び冷却などの必要から、潤滑オイルが供給される。しかし、潤滑オイルは内燃機関の各部を循環しているため、製造段階で残留した鉄粉や、内燃機関摺動部における摩耗により発生した鉄粉が潤滑オイルに混入すると、潤滑オイルを劣化させるだけでなく、鉄粉を含む潤滑オイルが電磁アクチュエータに供給され、鉄粉が電磁石に吸着されて電磁力の正確な増減制御を阻害し、キャッチング不良の原因となる。また、鉄粉は、可動子軸摺動部に詰まって摩耗を促進し、可動子の円滑な運動を妨げる原因ともなる。
【0003】
このため、内燃機関の各部を循環した潤滑オイルが電磁アクチュエータなどの電磁部品に供給される直前に、混入した鉄粉を除去する対策が必要となるが、かかる対策として、雄ねじ部端に永久磁石を突設したプラグを、この永久磁石が潤滑オイルと接触するようにシリンダヘッドに配設することにより、前記混入した鉄粉を永久磁石に吸着させて除去する方法がある(特開平9−217616号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このものでは、永久磁石と潤滑オイルとの接触面積が雄ねじ部の径程度しかなく、シリンダヘッドなど内部を流通する潤滑オイルがある程度の流速を有するような箇所に配設するには鉄粉除去性能が低い。このため、前記のようにプラグを配設した場合には、混入した鉄粉を除去しきれず、鉄粉を含む潤滑オイルが電磁部品に供給される虞がある。また、この場合には、永久磁石を突設したプラグを新たな構成要素として追加することとなるため部品点数が増加し、さらにこれを取り付ける際には、シリンダヘッドの加工数が増加する上、取付けのための特別なスペースも必要となる。
【0005】
かかる実情に鑑み、本発明は、部品点数や加工数の増加を招くことなく、簡易な構成で、効率よく潤滑オイルに混入した鉄粉を除去することができる内燃機関の潤滑装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に係る発明は、内燃機関のシリンダヘッドに備わる電磁部品を潤滑オイルにより潤滑する潤滑装置を、シリンダヘッドボルト孔を前記電磁部品へ潤滑オイルを供給する潤滑オイル供給路の一部とし、かつ前記シリンダヘッドボルト孔内に挿入され、前記シリンダヘッドの壁部を貫通して前記シリンダヘッドとシリンダブロックとを結合させるシリンダヘッドボルトを磁化して構成したことを特徴とする。
【0007】
かかる構成によれば、潤滑オイルに混入した鉄粉は、前記シリンダヘッドボルト孔内を流通する間に、磁化されたシリンダヘッドボルトに吸着され、潤滑オイルから除去される。
【0008】
請求項2に係る発明は、前記シリンダヘッドボルトが永久磁石を装着されて磁化されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記永久磁石が前記シリンダヘッドボルトの頭部上面に配置されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、前記永久磁石が前記シリンダヘッドボルトに設けられた挿入孔内に挿入されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、前記永久磁石が、前記潤滑オイル供給路の屈曲部に位置するように、前記挿入孔内に挿入されていることを特徴とする。
【0010】
請求項6に係る発明は、前記シリンダヘッドボルトのネジ部が前記シリンダヘッドボルト孔のうち前記潤滑オイル供給路を構成する部分全体に渡って設けられていることを特徴とする。
【0011】
請求項7に係る発明は、前記電磁部品が吸気弁或いは排気弁を駆動する電磁アクチュエータであり、潤滑オイルが前記電磁アクチュエータのうち少なくとも可動子軸摺動部を潤滑していることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、シリンダヘッドに特別な加工を施して特別な磁化プラグなどを設けることなく、簡易な構成により潤滑オイルに混入した鉄粉を除去することが可能であり、部品点数の削減及びコストの低減に寄与しつつ、鉄粉が電磁部品に吸着するのを回避することができる。
【0013】
請求項2に係る発明によれば、永久磁石を装着することにより、潤滑オイルに混入した鉄粉を確実に除去しつつ、磁力の低下による吸着した鉄粉の再放出を回避することができる。
【0014】
請求項3に係る発明によれば、シリンダヘッドボルトが均一に磁化されるため、潤滑オイルに混入した鉄粉に対してシリンダヘッドボルト孔全域に渡って磁力が作用し、より確実に鉄粉を除去することができる。
【0015】
請求項4に係る発明によれば、任意の箇所に磁力を集中することができる。また、永久磁石を保護するための部品などが不要なため、永久磁石をコンパクトに装着可能であり、シリンダヘッドに余計なスペースを設ける必要がない。
【0016】
請求項5に係る発明によれば、潤滑オイルの流速の低い箇所に永久磁石による磁力を集中させて鉄粉をシリンダヘッドボルトに吸着させることが可能となるため、鉄粉をより効率よく除去することができる。
【0017】
請求項6に係る発明によれば、シリンダヘッドボルト孔内を流通する潤滑オイルの流れにネジに沿う方向の成分が生じ、潤滑オイルとシリンダヘッドボルトとの接触時間を延長することができる。また、シリンダヘッドボルトの表面積も大きくなるため、鉄粉の除去性能を高めることができる。
【0018】
請求項7に係る発明によれば、鉄粉を含む潤滑オイルが電磁アクチュエータに供給されるのを防ぐことができるため、鉄粉が電磁石に吸着したり、可動子軸摺動部に詰まったりして生じるキャッチング不良や摩耗の促進を回避することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関の潤滑装置の構成を概略示している。一点鎖線によって示されるCはシリンダヘッドを表しており、図示しないシリンダブロックに組み付けられ、シリンダヘッドボルトにより固定されている。
【0020】
ここに、シリンダヘッドボルトを挿入する貫通孔としてのシリンダヘッドボルト孔のうち、シリンダヘッドCの気筒列方向中央に位置するシリンダヘッドボルト孔1(点線によって示される)が、内燃機関の各部へ潤滑オイルを供給する潤滑オイル供給路(図中の実線部)の一部を構成している。以下、図1を参照して、本潤滑装置の作用を概略説明する。
【0021】
潤滑オイルは、オイルパン2に収容されており、ここから機関駆動されるオイルポンプ3により内燃機関の各部へ圧送され、各部を潤滑後再びオイルパン2に戻る。
【0022】
即ち、オイルパン2の潤滑オイルは、オイルストレーナ4で大きな混入物が除去された後、レギュレータ5で調圧され、オイルフィルタ6に送られる。オイルフィルタ6において小さな混入物が除去された潤滑オイルは、メーンギャラリ7に送り込まれ、内燃機関の各部へ分配される。メーンギャラリ7に送り込まれた潤滑オイルの一部は、シリンダブロック及びシリンダヘッドCに形成された潤滑オイル供給路を通り、動弁機構やバルブ摺動部などを潤滑する。一方、他の一部は、内燃機関を構成する他の要素(例えば、クランクシャフト軸受け)に供給される。
【0023】
メーンギャラリ7からシリンダヘッドCに形成された潤滑オイル供給路に送り込まれた潤滑オイルは、シリンダヘッドボルト孔1を通過後、各気筒毎に設けられる動弁機構#1〜#4に供給される。本実施形態では、前記動弁機構として電磁部品としての電磁アクチュエータを搭載した例を示している。1気筒につき吸気弁及び排気弁をそれぞれ2つずつ備える内燃機関にあっては、各動弁機構#1〜#4は、それぞれ4つの電磁アクチュエータから構成される。
【0024】
次に、図2を参照して、シリンダヘッドCの構造について説明する。シリンダヘッドCは、上部ヘッドC1と下部ヘッドC2とに分割形成される。これらは、分割部Iにおいて連結された状態で、ガスケットを介して図示しないシリンダブロックに組み付けられる。図示されるAは、前記の各動弁機構#1〜#4を構成する電磁アクチュエータであり、上部ヘッドC1に形成された収納空間H内に搭載される。尚、電磁アクチュエータAは、便宜上、吸気弁側のものを断面図により示し、排気弁側のものを点線によりその配置のみを示している。
【0025】
電磁アクチュエータAは、所定間隔離した状態で内蔵されるアッパコア21及びロアコア22に対してそれぞれ形成されたコイル23及び24に通電して発生する電磁力を制御することにより、アッパコア21とロアコア22との間に配置されたプレート状の可動子25を上下に往復運動させ、図示しない吸気弁及び排気弁を任意に開閉制御する。
【0026】
可動子25の中央より上下に延伸する可動子軸26a及び26bは、アッパコア21及びロアコア22にそれぞれ設けられたガイド27a及び27b内に摺動自在に保持される。可動子25は、これを挟んで対向配置するアッパスプリング28及びロアスプリング(図示せず)により、可動子軸26a及び26bを介して中間リフト位置方向に付勢され、軸方向に弾性支持されている。
【0027】
ここに電磁アクチュエータAの各摺動部(例えば、可動子軸摺動部)には、メーンギャラリ7からの潤滑オイルが供給される。
メーンギャラリ7からシリンダブロックに形成された潤滑オイル供給路(図中の点線部)を介した潤滑オイルは、下部ヘッドC2の下面に開口する入口部SinからシリンダヘッドCに形成された潤滑オイル供給路に送り込まれ、その後シリンダヘッドボルト孔1内に送り込まれる。本潤滑装置は、シリンダヘッドCの気筒列方向中央に位置するシリンダヘッドボルト孔1を潤滑オイル供給路の一部としているが、本発明はこれに限定されず、どの位置のシリンダヘッドボルト孔1を用いても構成可能である。
【0028】
潤滑オイルは、シリンダヘッドボルト孔1の下端部に形成される潤滑オイル供給路の屈曲部31aからシリンダヘッドボルト孔1内に流入し、シリンダヘッドボルト孔1の内周とシリンダヘッドボルト32の外周との隙間を上方へ流通する。その後、シリンダヘッドボルト孔1と、潤滑オイルをシリンダヘッドボルト孔1からシリンダヘッドCの略中心位置へと導いて上部ヘッドC1内へ送り込む連通孔33との接続部に形成される潤滑オイル供給路の屈曲部31bからシリンダヘッドボルト孔1外へ送り出される。
【0029】
従って、シリンダヘッドボルト32を予め磁化しておくことにより、潤滑オイルがシリンダヘッドボルト孔1内を流通して磁化されたシリンダヘッドボルト32と接触する間に、その磁力の作用により混入した鉄粉がシリンダヘッドボルト32に吸着されて除去される。シリンダヘッドボルト32はあらゆる方法で磁化することができるが、図3及び図4に示すように、永久磁石を装着されることにより磁化されるのが好ましい。
【0030】
図3は、永久磁石41をシリンダヘッドボルト32の頭部上面に配置して装着した例であり、図3(b)はシリンダヘッドボルト32の頭部を拡大図示している。ここで永久磁石41は、座金42の外径φwより小さい外径φrを有する有蓋円筒状の固定具43の蓋部内面に(例えば、かしめて)固着され、固定具43がシリンダヘッドボルト32の頭部に装着されることにより、シリンダヘッドボルト32に装着されてこれ全体を均一に磁化する。
【0031】
このように全体に渡って均一に磁化されたシリンダヘッドボルト32を使用した場合には、シリンダヘッドボルト孔1全域に渡って磁力が作用することとなり、より確実に鉄粉を除去することができる。
【0032】
図4は、永久磁石41をシリンダヘッドボルト32の内部に埋め込んで装着した例であり、図4(b)はシリンダヘッドボルト32のネジ部の拡大断面図である。ここで永久磁石41は、シリンダヘッドボルト32のネジ部先端から穿設して形成されるか、或いは鋳造の段階で予め形成される挿入孔51内に挿入され、屈曲部31aに位置するように(例えば、かしめて)固定される。
【0033】
また、永久磁石41は、屈曲部31bに位置するように固定してもよい。この場合には、挿入孔51を更に延設するか、或いは同様にしてシリンダヘッドボルト32の頭部上面に開口するように形成される挿入孔内に挿入する。
【0034】
屈曲部31a及び31bでは、潤滑オイルの流速が低いので、このように屈曲部31a或いは31bに磁力を集中して形成するように磁化されたシリンダヘッドボルト32を使用した場合には、潤滑オイルの流速の低い箇所で集中的に鉄粉を除去することとなり、コンパクトな構成で効率よく鉄粉を除去することができる。
【0035】
シリンダヘッドボルト孔1から連通孔33を介して上部ヘッドC1内に送り込まれた潤滑オイルは、分岐部34において各分岐通路35に分配され、一方は吸気弁側電磁アクチュエータ方向へ、他方は排気弁側電磁アクチュエータ方向へ流通する。
【0036】
分岐通路35内を吸気弁側電磁アクチュエータ方向へ流通する潤滑オイルは、分岐通路35と接続して上部ヘッドC1内を気筒列方向に延伸する分配通路36を介して、分配通路36と吸気弁側の各電磁アクチュエータ用収納空間Hとを連通する連通孔37から吸気弁側の各電磁アクチュエータAへ供給される。また、分岐通路35内を排気弁側電磁アクチュエータ方向へ流通する潤滑オイルも、同様にして排気弁側の各電磁アクチュエータAへ供給される。
【0037】
各電磁アクチュエータAへ供給された潤滑オイルは、連通孔37と電磁アクチュエータAの内部とを連通する図示しないオイル通路を介して電磁アクチュエータAの各摺動部に供給される。さらに、各摺動部を潤滑した潤滑オイルの一部は、可動子軸26b先端から図示しないバルブ上に滴下し、バルブ摺動部を潤滑する。
【0038】
このように、本発明によれば、シリンダヘッドボルト孔1を潤滑オイル供給路の一部とすることにより、シリンダヘッドCに特別な加工を施して特別な磁化プラグなどを設けることなく潤滑オイルに混入した鉄粉を簡易な構成により除去することができ、部品点数の削減及びコストの低減に寄与しつつ、鉄粉が電磁石(コア21及び22)に吸着したり、或いは可動子軸摺動部に詰まったりして生じるキャッチング不良や摩耗の促進を回避することができる。
【0039】
また、本実施形態に係るシリンダヘッドボルト32のネジ部は、シリンダヘッドボルト孔1の下端部にて終結するように設けられているが、鉄粉除去性能をより向上するには、ネジ部をシリンダヘッドボルト32と潤滑オイルとの接触部全域、より好ましくは、図5に示すようにシリンダヘッドボルト孔1のうち潤滑オイル供給路を構成する部分全体、即ち屈曲部31bまで設ける。
【0040】
このようにネジ部を延長して設けることにより、シリンダヘッドボルト孔1内を流通する潤滑オイルの流れにネジに沿う方向の成分が生じる。この概念を図6に示す。シリンダヘッドボルト孔1内を流通する潤滑オイルは、ネジ山に案内されて、シリンダヘッドボルト32を中心とする螺旋流Fを形成する。このため、潤滑オイルとシリンダヘッドボルト32との接触時間が延長され、またシリンダヘッドボルトの表面積も拡大されるため、鉄粉の除去性能を高めることができる。
【0041】
尚、この場合においてもシリンダヘッドボルト32はあらゆる方法で磁化が可能であり、前記のように永久磁石41を頭部上面に配置されるか、或いは挿入孔51内に挿入されて磁化されるのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内燃機関の潤滑装置の構成図
【図2】同上内燃機関のシリンダヘッドの構造を示す図
【図3】永久磁石の装着例を示す図
【図4】永久磁石の他の装着例を示す図
【図5】ネジ部を延長して設けたシリンダヘッドボルトを示す図
【図6】螺旋流の形成概念を説明する図
【符号の説明】
C シリンダヘッド
A 電磁アクチュエータ
1 シリンダヘッドボルト孔
7 メーンギャラリ
25 可動子
26 可動子軸
31 屈曲部
32 シリンダヘッドボルト
41 永久磁石
43 固定具
51 挿入孔
F 螺旋流

Claims (7)

  1. 内燃機関のシリンダヘッドに備わる電磁部品を潤滑オイルにより潤滑する潤滑装置であって、
    シリンダヘッドボルト孔を前記電磁部品へ潤滑オイルを供給する潤滑オイル供給路の一部とし、かつ前記シリンダヘッドボルト孔内に挿入され、前記シリンダヘッドの壁部を貫通して前記シリンダヘッドとシリンダブロックとを結合させるシリンダヘッドボルトを磁化して、潤滑オイルに混入した鉄粉を前記シリンダヘッドボルトに吸着させて除去することを特徴とする内燃機関の潤滑装置。
  2. 前記シリンダヘッドボルトは、永久磁石を装着されて磁化されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の潤滑装置。
  3. 前記永久磁石は、前記シリンダヘッドボルトの頭部上面に配置されていることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の潤滑装置。
  4. 前記永久磁石は、前記シリンダヘッドボルトに設けられた挿入孔内に挿入されていることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の潤滑装置。
  5. 前記永久磁石は、前記潤滑オイル供給路の屈曲部に位置するように、前記挿入孔内に挿入されていることを特徴とする請求項4記載の内燃機関の潤滑装置。
  6. 前記シリンダヘッドボルトのネジ部は、前記シリンダヘッドボルト孔のうち前記潤滑オイル供給路を構成する部分全体に渡って設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の内燃機関の潤滑装置。
  7. 前記電磁部品は、吸気弁或いは排気弁を駆動する電磁アクチュエータであり、潤滑オイルは、前記電磁アクチュエータのうち少なくとも可動子軸摺動部を潤滑していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の内燃機関の潤滑装置。
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