JPH1135742A - 充填剤入りゴム混合物の製造方法 - Google Patents
充填剤入りゴム混合物の製造方法Info
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- JPH1135742A JPH1135742A JP10202859A JP20285998A JPH1135742A JP H1135742 A JPH1135742 A JP H1135742A JP 10202859 A JP10202859 A JP 10202859A JP 20285998 A JP20285998 A JP 20285998A JP H1135742 A JPH1135742 A JP H1135742A
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- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/20—Compounding polymers with additives, e.g. colouring
- C08J3/205—Compounding polymers with additives, e.g. colouring in the presence of a continuous liquid phase
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- C08J3/212—Compounding polymers with additives, e.g. colouring in the presence of a continuous liquid phase the polymer being premixed with a liquid phase and solid additives
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- C08K9/00—Use of pretreated ingredients
- C08K9/04—Ingredients treated with organic substances
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴム溶液中に容易に配合されそして水蒸気に
より溶媒を除去した後良く分散し且つ完全にゴム中に残
るはっ水性の酸化物及び/又はシリカ質充填剤を用い
て、加工性、特に良好な流れ挙動及び好ましい加硫速度
を有し、そして高度に強化された加硫ゴム、特に低い転
がり抵抗及び原料コストの低いタイヤトレッドの製造に
適したゴムを製造する。 【解決手段】 少なくとも1種のはっ水性の酸化物及び
/又はシリカ質充填剤を、有機溶媒中のゴムの溶液に、
ゴム100重量部を基準として、0.5〜300重量部
の量で加え、その際該ゴムの溶液は処理、加工及び安定
化のための他の助剤及び追加の充填剤を含有していても
よく、次いで溶媒を50〜200℃の温度で水蒸気蒸留
により除去することにより、酸化物及び/又はシリカ質
充填剤とゴムの混合物を製造する。
より溶媒を除去した後良く分散し且つ完全にゴム中に残
るはっ水性の酸化物及び/又はシリカ質充填剤を用い
て、加工性、特に良好な流れ挙動及び好ましい加硫速度
を有し、そして高度に強化された加硫ゴム、特に低い転
がり抵抗及び原料コストの低いタイヤトレッドの製造に
適したゴムを製造する。 【解決手段】 少なくとも1種のはっ水性の酸化物及び
/又はシリカ質充填剤を、有機溶媒中のゴムの溶液に、
ゴム100重量部を基準として、0.5〜300重量部
の量で加え、その際該ゴムの溶液は処理、加工及び安定
化のための他の助剤及び追加の充填剤を含有していても
よく、次いで溶媒を50〜200℃の温度で水蒸気蒸留
により除去することにより、酸化物及び/又はシリカ質
充填剤とゴムの混合物を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶液ゴムと表面改質され
た(surface−modified)酸化物又はシ
リカ質充填剤(oxidic or siliceou
s fillers)の混合物の製造方法及び加硫ゴム
(rubber vulcanisates)の製造の
ためのそれらの使用に関する。新規な方法に従って得ら
れたゴム混合物は、高度に強化された耐摩耗性成形品の
製造、特に低い転がり抵抗(rolling resi
stance)及び高い耐摩耗性を示すタイヤの製造に
適している。
た(surface−modified)酸化物又はシ
リカ質充填剤(oxidic or siliceou
s fillers)の混合物の製造方法及び加硫ゴム
(rubber vulcanisates)の製造の
ためのそれらの使用に関する。新規な方法に従って得ら
れたゴム混合物は、高度に強化された耐摩耗性成形品の
製造、特に低い転がり抵抗(rolling resi
stance)及び高い耐摩耗性を示すタイヤの製造に
適している。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】カーボ
ンブラックを充填されたゴム混合物と比較して、シリカ
を充填されたゴム混合物は明らかにより大きな混合エネ
ルギーを必要とし、更に通常高価な充填剤活性化(fi
ller−activating)ポリスルフィドシリ
ルエーテルの添加を必要とする。これに関しては、ドイ
ツ特許出願公開公報第2141159号(DE−OS
2141159)及び第2255577号参照。他方、
原理的には、シリカが溶液ゴムの製造の直後にゴム溶液
中に配合されるならば、シリカの配合に必要なより大き
な混合エネルギーは回避できる。しかしながら、タイヤ
の製造に現在使用されている沈降シリカ(precip
itated silicas)は、予備処理なしでは
このようなプロセスに適当ではない。何故ならば、水蒸
気による溶媒の除去期間中それらは沈降しないで、水性
相にかなり残るからである。
ンブラックを充填されたゴム混合物と比較して、シリカ
を充填されたゴム混合物は明らかにより大きな混合エネ
ルギーを必要とし、更に通常高価な充填剤活性化(fi
ller−activating)ポリスルフィドシリ
ルエーテルの添加を必要とする。これに関しては、ドイ
ツ特許出願公開公報第2141159号(DE−OS
2141159)及び第2255577号参照。他方、
原理的には、シリカが溶液ゴムの製造の直後にゴム溶液
中に配合されるならば、シリカの配合に必要なより大き
な混合エネルギーは回避できる。しかしながら、タイヤ
の製造に現在使用されている沈降シリカ(precip
itated silicas)は、予備処理なしでは
このようなプロセスに適当ではない。何故ならば、水蒸
気による溶媒の除去期間中それらは沈降しないで、水性
相にかなり残るからである。
【0003】米国特許第5,166,227号は、シリ
カの分散液とゴムラテックスが一緒に噴霧乾燥される、
シリカを充填されたエマルションゴム混合物の製造方法
を記載している。この方法は、水の全量を大量のエネル
ギーを使用して蒸発させなければならないという欠点を
有する。
カの分散液とゴムラテックスが一緒に噴霧乾燥される、
シリカを充填されたエマルションゴム混合物の製造方法
を記載している。この方法は、水の全量を大量のエネル
ギーを使用して蒸発させなければならないという欠点を
有する。
【0004】エステル化されたシリカを含有するゴム混
合物が米国特許第2,727,867号に記載されてお
り、述べられている混合プロセスは、改質されたシリカ
が水とは全然接触しないか又は短い時間のみ低温で接触
し、その結果加水分解の危険はないというようなもので
ある。
合物が米国特許第2,727,867号に記載されてお
り、述べられている混合プロセスは、改質されたシリカ
が水とは全然接触しないか又は短い時間のみ低温で接触
し、その結果加水分解の危険はないというようなもので
ある。
【0005】特定のはっ水性(water−repel
lent)酸化物及びシリカ質充填剤はゴム溶液中に非
常に容易に配合する(incorporated)こと
ができそして水蒸気により溶媒を除去した後良く分散し
且つ完全にゴム中に残ることが今回見いだされた。この
方法で製造されたゴム/充填剤マスターバッチは、良好
な作業性、特に良好流れ挙動及び好ましい加硫速度論
(vulcanization kinetics)を
有するゴム混合物の製造に適しており、そして高度に強
化された加硫ゴム(vulcanizates)、特に
低い転がり抵抗及び好ましい原料コストを有するタイヤ
トレッドの製造に適している。
lent)酸化物及びシリカ質充填剤はゴム溶液中に非
常に容易に配合する(incorporated)こと
ができそして水蒸気により溶媒を除去した後良く分散し
且つ完全にゴム中に残ることが今回見いだされた。この
方法で製造されたゴム/充填剤マスターバッチは、良好
な作業性、特に良好流れ挙動及び好ましい加硫速度論
(vulcanization kinetics)を
有するゴム混合物の製造に適しており、そして高度に強
化された加硫ゴム(vulcanizates)、特に
低い転がり抵抗及び好ましい原料コストを有するタイヤ
トレッドの製造に適している。
【0006】
【課題を解決するための手段】故に、本特許出願の主題
は、酸化物及び/又はシリカ質充填剤とゴムの混合物の
製造方法であって、少なくとも1種のはっ水性の酸化物
及び/又はシリカ質充填剤を有機溶媒中のゴムの溶液
に、ゴム100重量部を基準として、0.5〜300重
量部、好ましくは0.5〜150重量部の量で加え、そ
の際該ゴムの溶液は処理、加工及び安定化のための他の
助剤及び追加の充填剤を含有していてもよく、次いで溶
媒を50〜200℃の温度で水蒸気蒸留により除去する
ことを特徴とする方法である。
は、酸化物及び/又はシリカ質充填剤とゴムの混合物の
製造方法であって、少なくとも1種のはっ水性の酸化物
及び/又はシリカ質充填剤を有機溶媒中のゴムの溶液
に、ゴム100重量部を基準として、0.5〜300重
量部、好ましくは0.5〜150重量部の量で加え、そ
の際該ゴムの溶液は処理、加工及び安定化のための他の
助剤及び追加の充填剤を含有していてもよく、次いで溶
媒を50〜200℃の温度で水蒸気蒸留により除去する
ことを特徴とする方法である。
【0007】はっ水性の酸化物及び/又はシリカ質充填
剤という用語は、室温で水によりぬらされない酸化物及
びシリカ質充填剤を意味するものと理解されるべきであ
る。好ましい充填剤は、≦3重量%、特に好ましくは≦
1重量%の物理的結合水(physically bo
und water)の含有率、及び1〜60重量%、
好ましくは5〜50重量%の“メタノール湿潤性”
(“methanol wettability”)を
有する。“メタノール湿潤性”とは、充填剤をぬらすこ
とができるメタノール/水混合物中のメタノールの最小
含有率(重量%)である。
剤という用語は、室温で水によりぬらされない酸化物及
びシリカ質充填剤を意味するものと理解されるべきであ
る。好ましい充填剤は、≦3重量%、特に好ましくは≦
1重量%の物理的結合水(physically bo
und water)の含有率、及び1〜60重量%、
好ましくは5〜50重量%の“メタノール湿潤性”
(“methanol wettability”)を
有する。“メタノール湿潤性”とは、充填剤をぬらすこ
とができるメタノール/水混合物中のメタノールの最小
含有率(重量%)である。
【0008】例えば、米国特許第2477695号及び
第2625492号に記載のような沈降シリカ及び沈降
ケイ酸塩の無機及び有機フッ化物による処理、又はドイ
ツ特許出願公告公報第1229504号に記載のような
例えばジメチルジクロロシランのような有機ハロシラン
によるケイ酸塩溶液の中和による沈降シリカの製造又は
後処理、のような酸化物及びシリカ質充填剤をはっ水性
にするための多数の適当な方法が文献に記載されてい
る。
第2625492号に記載のような沈降シリカ及び沈降
ケイ酸塩の無機及び有機フッ化物による処理、又はドイ
ツ特許出願公告公報第1229504号に記載のような
例えばジメチルジクロロシランのような有機ハロシラン
によるケイ酸塩溶液の中和による沈降シリカの製造又は
後処理、のような酸化物及びシリカ質充填剤をはっ水性
にするための多数の適当な方法が文献に記載されてい
る。
【0009】特に良く適しているのは、(A)物理的結
合水の含有率を≦3重量%に減少させる乾燥処理の前、
乾燥処理期間中又は乾燥処理後に、充填剤100重量部
を基準として0.5〜200重量部、好ましくは1〜5
0重量部の水に不溶性の有機化合物(I)と混合させ
た、又は(B)物理的結合水の含有率を≦3重量%に減
少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾燥処理後
に、充填剤100重量部を基準として0.5〜200重
量部、好ましくは1〜50重量部のヒドロキシル基を含
有する化合物(II)と、シラノール基の部分的又は完全
な転化を伴って、反応させた、又は(C)物理的結合水
の含有率を≦3重量%に減少させる乾燥処理の前、乾燥
処理期間中又は乾燥処理後に、充填剤100重量部を基
準として0.1〜50重量部、好ましくは0.1〜10
重量部のケイ素化合物(III)と、シラノール基の部分
的又は完全な転化を伴って、反応させた、酸化物及びシ
リカ質充填剤に基づくはっ水性充填剤である。
合水の含有率を≦3重量%に減少させる乾燥処理の前、
乾燥処理期間中又は乾燥処理後に、充填剤100重量部
を基準として0.5〜200重量部、好ましくは1〜5
0重量部の水に不溶性の有機化合物(I)と混合させ
た、又は(B)物理的結合水の含有率を≦3重量%に減
少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾燥処理後
に、充填剤100重量部を基準として0.5〜200重
量部、好ましくは1〜50重量部のヒドロキシル基を含
有する化合物(II)と、シラノール基の部分的又は完全
な転化を伴って、反応させた、又は(C)物理的結合水
の含有率を≦3重量%に減少させる乾燥処理の前、乾燥
処理期間中又は乾燥処理後に、充填剤100重量部を基
準として0.1〜50重量部、好ましくは0.1〜10
重量部のケイ素化合物(III)と、シラノール基の部分
的又は完全な転化を伴って、反応させた、酸化物及びシ
リカ質充填剤に基づくはっ水性充填剤である。
【0010】本発明に従う方法は、記述されたとおり、
ゴム溶液を、0.5〜300、好ましくは0.5〜15
0重量部(ゴム100重量部を基準として)のはっ水性
の酸化物及び/又はシリカ質充填剤と混合し、次いで溶
媒を、随時真空中で又は圧力下に、50〜200℃の温
度で好ましくは水蒸気蒸留により除去することを特徴と
する。例えば脱泡剤、可塑剤、酸化防止剤、充填剤活性
化剤(filleractivators)及びカーボ
ンブラックのような、処理、加工及び安定化のための助
剤及び追加の充填剤を、ゴム、溶媒及び充填剤から成る
混合物中に含有させてもよい。
ゴム溶液を、0.5〜300、好ましくは0.5〜15
0重量部(ゴム100重量部を基準として)のはっ水性
の酸化物及び/又はシリカ質充填剤と混合し、次いで溶
媒を、随時真空中で又は圧力下に、50〜200℃の温
度で好ましくは水蒸気蒸留により除去することを特徴と
する。例えば脱泡剤、可塑剤、酸化防止剤、充填剤活性
化剤(filleractivators)及びカーボ
ンブラックのような、処理、加工及び安定化のための助
剤及び追加の充填剤を、ゴム、溶媒及び充填剤から成る
混合物中に含有させてもよい。
【0011】本発明に従って使用されるべきはっ水性の
シリカ質及び/又は酸化物充填剤(A)は、水含有率を
好ましくは≦3重量%、特に≦1重量%に減少させる乾
燥プロセスの前、乾燥プロセスの期間中又は乾燥プロセ
スの後に、シリカ質及び/又は酸化物充填剤を水に不溶
性の有機化合物(I)と混合することにより製造するこ
とができる。充填剤の水含有率は、105℃の乾燥温度
で除去することができる物理的結合水の含有率であると
理解される(ISO787/2)。適当な水に不溶性の
化合物(I)は、例えば、ドイツ特許出願公開公報第2
419759号に記載の種類の、不飽和及び飽和脂肪酸
及びワックス、合成可塑剤、例えば、ジオクチルフタレ
ート、アジピン酸エステル、改質された脂肪酸、例えば
二量化又はオリゴマー化された脂肪酸、天然の不飽和
油、例えばオリーブ油、なたね油、ひまし油、ひまわり
油、綿実油、あまに油、落花生油、及び対応する不飽和
及び水素化脂肪酸、及びそれらの、一価〜六価C1−C
20アルコールとのエステル交換生成物、例えばナフテン
系、パラフィン系及び芳香族鉱油、水に不溶性のアルコ
ール、例えば、オクタノール、ドデカノール、ステアリ
ルアルコール、ウンデセニルアルコール、及びオレイル
アルコール、合成油、例えば、ポリエステル又はポリエ
ーテルに基づく潤滑油、シリコーン油、例えばポリジメ
チルシロキサン、硫黄及びジアルキルポリスルフィド、
例えば、ジオクチルポリスルフィド、不飽和油及び不飽
和脂肪酸エステルに対する硫黄のアダクト、例えば、硫
黄と、オレイルアルコール、オリーブ油、なたね油、又
はひまし油との反応生成物、低分子ゴム、特にポリブタ
ジエン油、低分子量ブタジエン/アクリロニトリルコポ
リマー、ポリイソブチレン、液体天然ゴム、である。更
に、溶媒を使用することにより又はラテックス形態で、
高分子ゴム例えば、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレ
ン/ブタジエンゴム、アクリロニトリル/ブタジエンゴ
ム及び熱可塑性プラスチックを使用することもできる。
好ましい分子量は、好ましい分子量は、150〜10,
000である。化合物(I)は、バルクで(in bu
lk)、溶液において又はラテックス形態でシリカ質及
び/又は酸化物充填剤に適用することができる。それら
は、好ましくは溶媒を含まない方式で又は水性分散液の
形態で適用される。シリカ質及び/又は酸化物充填剤そ
れ自体は、水性分散液の形態で又は水でぬらされたフィ
ルターケーキとして又は予備乾燥された形態で最初導入
することができる。沈降シリカを沈降させるためのプロ
セスの期間中又は直後に水性分散液からの本発明に従っ
て使用されるべきワックス及び熱可塑性プラスチックの
1つの適用方法は、例えば米国特許第3607337号
に記載されている。乾燥は、例えば、噴霧乾燥により、
回転炉において又はベルト乾燥機により行うことができ
る。
シリカ質及び/又は酸化物充填剤(A)は、水含有率を
好ましくは≦3重量%、特に≦1重量%に減少させる乾
燥プロセスの前、乾燥プロセスの期間中又は乾燥プロセ
スの後に、シリカ質及び/又は酸化物充填剤を水に不溶
性の有機化合物(I)と混合することにより製造するこ
とができる。充填剤の水含有率は、105℃の乾燥温度
で除去することができる物理的結合水の含有率であると
理解される(ISO787/2)。適当な水に不溶性の
化合物(I)は、例えば、ドイツ特許出願公開公報第2
419759号に記載の種類の、不飽和及び飽和脂肪酸
及びワックス、合成可塑剤、例えば、ジオクチルフタレ
ート、アジピン酸エステル、改質された脂肪酸、例えば
二量化又はオリゴマー化された脂肪酸、天然の不飽和
油、例えばオリーブ油、なたね油、ひまし油、ひまわり
油、綿実油、あまに油、落花生油、及び対応する不飽和
及び水素化脂肪酸、及びそれらの、一価〜六価C1−C
20アルコールとのエステル交換生成物、例えばナフテン
系、パラフィン系及び芳香族鉱油、水に不溶性のアルコ
ール、例えば、オクタノール、ドデカノール、ステアリ
ルアルコール、ウンデセニルアルコール、及びオレイル
アルコール、合成油、例えば、ポリエステル又はポリエ
ーテルに基づく潤滑油、シリコーン油、例えばポリジメ
チルシロキサン、硫黄及びジアルキルポリスルフィド、
例えば、ジオクチルポリスルフィド、不飽和油及び不飽
和脂肪酸エステルに対する硫黄のアダクト、例えば、硫
黄と、オレイルアルコール、オリーブ油、なたね油、又
はひまし油との反応生成物、低分子ゴム、特にポリブタ
ジエン油、低分子量ブタジエン/アクリロニトリルコポ
リマー、ポリイソブチレン、液体天然ゴム、である。更
に、溶媒を使用することにより又はラテックス形態で、
高分子ゴム例えば、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレ
ン/ブタジエンゴム、アクリロニトリル/ブタジエンゴ
ム及び熱可塑性プラスチックを使用することもできる。
好ましい分子量は、好ましい分子量は、150〜10,
000である。化合物(I)は、バルクで(in bu
lk)、溶液において又はラテックス形態でシリカ質及
び/又は酸化物充填剤に適用することができる。それら
は、好ましくは溶媒を含まない方式で又は水性分散液の
形態で適用される。シリカ質及び/又は酸化物充填剤そ
れ自体は、水性分散液の形態で又は水でぬらされたフィ
ルターケーキとして又は予備乾燥された形態で最初導入
することができる。沈降シリカを沈降させるためのプロ
セスの期間中又は直後に水性分散液からの本発明に従っ
て使用されるべきワックス及び熱可塑性プラスチックの
1つの適用方法は、例えば米国特許第3607337号
に記載されている。乾燥は、例えば、噴霧乾燥により、
回転炉において又はベルト乾燥機により行うことができ
る。
【0012】特に好ましい化合物I)は、天然の不飽和
油、例えば、オリーブ油、ナタネ油、ひまし油、ひまわ
り油、綿実油、あまに油、落花生油、及び対応する不飽
和及び水素化脂肪酸、及びそれらの、一価〜六価C1−
C30アルコールとのエステル化生成物である。化合物
(I)は、それ自体で又は混合物の形態で使用すること
ができる。
油、例えば、オリーブ油、ナタネ油、ひまし油、ひまわ
り油、綿実油、あまに油、落花生油、及び対応する不飽
和及び水素化脂肪酸、及びそれらの、一価〜六価C1−
C30アルコールとのエステル化生成物である。化合物
(I)は、それ自体で又は混合物の形態で使用すること
ができる。
【0013】本発明に従って使用されるべきはっ水性の
シリカ質及び/又は酸化物充填剤(B)は、シリカ質及
び/又は酸化物充填剤を、水含有率を≦3重量%、好ま
しくは≦1重量%に減少させる乾燥プロセスの前、乾燥
プロセスの期間中又は乾燥プロセスの後に、ヒドロシル
基を含有する化合物(II)と反応させることにより製造
することができる。ヒドロシル基を含有する好ましい化
合物(II)は、1−デカノール、ウンデセニルアルコー
ル、ドデカノール、ドデセンアルコール、ヘキサデカノ
ール、ヘキサデセノール、オクタデカノール、ベヘニル
アルコール、オレイルアルコール、リシノール酸、シン
ナミルアルコール、ひまし油、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、20〜200の好ましいOH価(OH nu
mbers)を有するヒドロキシル基を含有するポリブ
タジエン油(Elf Atchemにより製造されたポ
リBDレジン(Poly BD Resins)又はB
F(Goodrich)により製造されたHycar
HT]、1,000〜20,000の平均分子量を有す
るヒドロキシル基を含有する不飽和ポリエステル、ヒド
ロキシル基を含有する疎水性ポリエーテル、例えば、ア
ルコール1モル当たり1〜200モルのプロピレンオキ
シドの付加生成物である。
シリカ質及び/又は酸化物充填剤(B)は、シリカ質及
び/又は酸化物充填剤を、水含有率を≦3重量%、好ま
しくは≦1重量%に減少させる乾燥プロセスの前、乾燥
プロセスの期間中又は乾燥プロセスの後に、ヒドロシル
基を含有する化合物(II)と反応させることにより製造
することができる。ヒドロシル基を含有する好ましい化
合物(II)は、1−デカノール、ウンデセニルアルコー
ル、ドデカノール、ドデセンアルコール、ヘキサデカノ
ール、ヘキサデセノール、オクタデカノール、ベヘニル
アルコール、オレイルアルコール、リシノール酸、シン
ナミルアルコール、ひまし油、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、20〜200の好ましいOH価(OH nu
mbers)を有するヒドロキシル基を含有するポリブ
タジエン油(Elf Atchemにより製造されたポ
リBDレジン(Poly BD Resins)又はB
F(Goodrich)により製造されたHycar
HT]、1,000〜20,000の平均分子量を有す
るヒドロキシル基を含有する不飽和ポリエステル、ヒド
ロキシル基を含有する疎水性ポリエーテル、例えば、ア
ルコール1モル当たり1〜200モルのプロピレンオキ
シドの付加生成物である。
【0014】化合物(II)は、それだけで又は混合物の
形態で又は化合物(I)との混合物の形態で使用するこ
とができ、該化合物(I)は次いで物理的にのみ充填剤
に結合されてもよい。
形態で又は化合物(I)との混合物の形態で使用するこ
とができ、該化合物(I)は次いで物理的にのみ充填剤
に結合されてもよい。
【0015】充填剤とヒドロキシル基を含有する化合物
(II)との反応は、バルクで又は有機溶媒中で又は真空
中で、室温(20℃)より上からヒドロキシル基を含有
する化合物(II)の分解温度より下までの温度で行うこ
とができる。100℃より低い温度でエステル化を行う
ために、酸化物又はシリカ質充填剤の先行する熱処理
は、米国特許第2736669号に記載のとおり、30
0〜800℃の温度で適切である。そうでなければ、1
00℃からヒドロキシル基を含有する化合物(II)の分
解温度より下までの温度が好ましい。酸化物又はシリカ
質充填剤は、水でぬらされた生成物の形態で又は水中の
懸濁液の形態においてすら最初に導入することができ
る。残留水分は反応の間に形成された水と共に反応生成
物から除去される。反応水の除去は、反応の期間中直ち
に又はその後の乾燥工程で行うのが有利である。エステ
ル化の成功は、例えば、ヒドロキシル基を含有する化合
物(II)が適当な溶媒で抽出されることがもはや可能で
はないという事実により決定することができる。ヒドロ
キシル基を含有する極めて特に好ましい化合物(II)は
C8−C36アルキルモノアルコール及びC5−C36アルキ
ルポリオール、特に、n−オクチル及びイソ−オクチル
アルコール、ノナノール、デカノール、ドデカノール、
オクタデシルアルコール、オクタデセニルアルコール、
ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン及び
ひまし油である。
(II)との反応は、バルクで又は有機溶媒中で又は真空
中で、室温(20℃)より上からヒドロキシル基を含有
する化合物(II)の分解温度より下までの温度で行うこ
とができる。100℃より低い温度でエステル化を行う
ために、酸化物又はシリカ質充填剤の先行する熱処理
は、米国特許第2736669号に記載のとおり、30
0〜800℃の温度で適切である。そうでなければ、1
00℃からヒドロキシル基を含有する化合物(II)の分
解温度より下までの温度が好ましい。酸化物又はシリカ
質充填剤は、水でぬらされた生成物の形態で又は水中の
懸濁液の形態においてすら最初に導入することができ
る。残留水分は反応の間に形成された水と共に反応生成
物から除去される。反応水の除去は、反応の期間中直ち
に又はその後の乾燥工程で行うのが有利である。エステ
ル化の成功は、例えば、ヒドロキシル基を含有する化合
物(II)が適当な溶媒で抽出されることがもはや可能で
はないという事実により決定することができる。ヒドロ
キシル基を含有する極めて特に好ましい化合物(II)は
C8−C36アルキルモノアルコール及びC5−C36アルキ
ルポリオール、特に、n−オクチル及びイソ−オクチル
アルコール、ノナノール、デカノール、ドデカノール、
オクタデシルアルコール、オクタデセニルアルコール、
ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン及び
ひまし油である。
【0016】化合物(II)との表面反応を行うための適
当な溶媒は、例えば、飽和又は不飽和脂肪族又は芳香族
炭化水素、塩素化脂肪族又は塩素化芳香族炭化水素及び
アルコールである。
当な溶媒は、例えば、飽和又は不飽和脂肪族又は芳香族
炭化水素、塩素化脂肪族又は塩素化芳香族炭化水素及び
アルコールである。
【0017】本発明に従って使用されるべきはっ水性の
シリカ質及び/又は酸化物充填剤(C)は、水含有率を
好ましくは≦3重量%、特に≦1重量%に減少させる乾
燥プロセスの前、乾燥プロセスの期間中又は乾燥プロセ
スの後にシリカ質及び/又は酸化物充填剤を充填剤中の
Si−OH基に対して反応性であるケイ素化合物(II
I)と反応させることにより製造することができる。使
用されるべきケイ素化合物(III)は、アルコキシシラ
ン、例えばテトラメトキシシラン及びテトラエトキシシ
ラン、アルキルアルコキシシラン、例えばオクチルトリ
メトキシシラン及びオクチルトリエトキシシラン、オク
タデシルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラ
ン、トリメチルエトキシシラン、反応性Si−OH基を
有するポリジメチルシロキサン及び例えばメトキシ及び
エトキシ基のような反応性アルコキシシリルエーテル基
を有するポリジメチルシロキサン、環状ジメチルシロキ
サンエーテル、例えばオクタメチルシクロテトラシロキ
サン、トリメチルシリルアミン、例えばヘキサメチルジ
シラザン、又は硫黄含有シリルエーテル、特に、ドイツ
特許2141159号及びドイツ特許出願公告公報第2
255577号に記載の種類のビス−(トリアルコキシ
シリル−アルキル)−ポリスルフィド、ドイツ特許出願
公開公報第4435311号及びヨーロッパ特許出願公
開公報第670347号のオリゴマー及び/又はポリマ
ー硫黄含有シリルエーテル、メルカプトアルキルトリア
ルコキシシラン、特にメルカプトプロピルトリエトキシ
シラン及び例えばドイツ特許出願公開公報第19544
469号に記載の種類のチオシアナトアルキルシリルエ
ーテルである。クロロプロピルトリエトキシシラン、ジ
クロロアルカン及びナトリウムポリスルフィドから製造
される、ヨーロッパ特許第670347号に従う、ビス
−(トリエトキシシリルプロピル)−テトラスルフィ
ド、対応するジスルフィド、及びポリスルフィド、ドイ
ツ特許第4435311号のオリゴ−又はポリ(4−
(2−トリエトキシシリルエチル)シクロヘキサン−
1,2−ジイル)−ビスオリゴスルフィド及びチオシア
ナトプロピルトリエトキシシランは特に好ましい。
シリカ質及び/又は酸化物充填剤(C)は、水含有率を
好ましくは≦3重量%、特に≦1重量%に減少させる乾
燥プロセスの前、乾燥プロセスの期間中又は乾燥プロセ
スの後にシリカ質及び/又は酸化物充填剤を充填剤中の
Si−OH基に対して反応性であるケイ素化合物(II
I)と反応させることにより製造することができる。使
用されるべきケイ素化合物(III)は、アルコキシシラ
ン、例えばテトラメトキシシラン及びテトラエトキシシ
ラン、アルキルアルコキシシラン、例えばオクチルトリ
メトキシシラン及びオクチルトリエトキシシラン、オク
タデシルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラ
ン、トリメチルエトキシシラン、反応性Si−OH基を
有するポリジメチルシロキサン及び例えばメトキシ及び
エトキシ基のような反応性アルコキシシリルエーテル基
を有するポリジメチルシロキサン、環状ジメチルシロキ
サンエーテル、例えばオクタメチルシクロテトラシロキ
サン、トリメチルシリルアミン、例えばヘキサメチルジ
シラザン、又は硫黄含有シリルエーテル、特に、ドイツ
特許2141159号及びドイツ特許出願公告公報第2
255577号に記載の種類のビス−(トリアルコキシ
シリル−アルキル)−ポリスルフィド、ドイツ特許出願
公開公報第4435311号及びヨーロッパ特許出願公
開公報第670347号のオリゴマー及び/又はポリマ
ー硫黄含有シリルエーテル、メルカプトアルキルトリア
ルコキシシラン、特にメルカプトプロピルトリエトキシ
シラン及び例えばドイツ特許出願公開公報第19544
469号に記載の種類のチオシアナトアルキルシリルエ
ーテルである。クロロプロピルトリエトキシシラン、ジ
クロロアルカン及びナトリウムポリスルフィドから製造
される、ヨーロッパ特許第670347号に従う、ビス
−(トリエトキシシリルプロピル)−テトラスルフィ
ド、対応するジスルフィド、及びポリスルフィド、ドイ
ツ特許第4435311号のオリゴ−又はポリ(4−
(2−トリエトキシシリルエチル)シクロヘキサン−
1,2−ジイル)−ビスオリゴスルフィド及びチオシア
ナトプロピルトリエトキシシランは特に好ましい。
【0018】反応温度は室温とケイ素化合物の分解温度
との間にある。反応は随時酸性又はアルカリ性触媒によ
り促進されうる。これらの例はアンモニア及びナトリウ
ムアルコレートである。
との間にある。反応は随時酸性又はアルカリ性触媒によ
り促進されうる。これらの例はアンモニア及びナトリウ
ムアルコレートである。
【0019】はっ水性充填剤は、水によりぬらされずそ
して1〜60%、好ましくは5〜50%のメタノール湿
潤性を有する。メタノール湿潤性は充填剤をぬらすのに
丁度十分であるメタノール/水混合物中のメタノールの
重量比を表す。メタノール湿潤性の決定は下記のとおり
行われる。
して1〜60%、好ましくは5〜50%のメタノール湿
潤性を有する。メタノール湿潤性は充填剤をぬらすのに
丁度十分であるメタノール/水混合物中のメタノールの
重量比を表す。メタノール湿潤性の決定は下記のとおり
行われる。
【0020】シリカ200mg及び水50mlを磁性撹
拌器を備えた250mlの丸底フラスコに導入する。
(部分的に)はっ水性シリカは水の表面に残る。次いで
メタノールで満たされた測定ピペットの先端を液体相に
浸漬し(シリカとの直接の接触を回避するために)そし
てメタノールをゆっくりと流し込ませ、その間液体は渦
か液体中に形成するように磁性撹拌器で撹拌される。固
体物質がぬらされるまでメタノールを加える。これは、
シリカが液体相(既にメタノールを含有する)の全体の
表面にわたりもはや分布せずそして相対的に透明なフイ
ルムのない液体が見えるようになるときの場合である。
拌器を備えた250mlの丸底フラスコに導入する。
(部分的に)はっ水性シリカは水の表面に残る。次いで
メタノールで満たされた測定ピペットの先端を液体相に
浸漬し(シリカとの直接の接触を回避するために)そし
てメタノールをゆっくりと流し込ませ、その間液体は渦
か液体中に形成するように磁性撹拌器で撹拌される。固
体物質がぬらされるまでメタノールを加える。これは、
シリカが液体相(既にメタノールを含有する)の全体の
表面にわたりもはや分布せずそして相対的に透明なフイ
ルムのない液体が見えるようになるときの場合である。
【0021】分析: メタノール湿潤性は下記式、 メタノール湿潤性(重量%)=(0.79×MeOHの
ml数/0.79×MeOHのml数+50)×100 に従ってメタノール/水混合物中のメタノールの重量%
で表される。
ml数/0.79×MeOHのml数+50)×100 に従ってメタノール/水混合物中のメタノールの重量%
で表される。
【0022】酸化物及びシリカ質充填剤は、適当なタイ
プのすべての既知の天然又は人口充填剤であると理解さ
れる。これらは、例えば、沈降シリカ又は熱分解法シリ
カ、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
カルシウム、硫酸カルシウム、チャイナクレー及び焼成
クレー(calcined clay)である。
プのすべての既知の天然又は人口充填剤であると理解さ
れる。これらは、例えば、沈降シリカ又は熱分解法シリ
カ、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
カルシウム、硫酸カルシウム、チャイナクレー及び焼成
クレー(calcined clay)である。
【0023】特に好ましいのは、5〜1,000、好ま
しくは20〜400m2/g(BET 表面積)の比表
面積及び10〜400nmの一次粒径(primary
particle sizes)を有する、ケイ酸塩
の溶液の沈降又はケイ酸塩の炎加水分解(flame
hydrolysis)、ハロゲン化ケイ素の溶液の沈
降又はハロゲン化ケイ素の炎加水分解により製造され
た、高度に分散したシリカ。該シリカは随時Al、M
g、Ca、Ba、Zn、Zr及びTi酸化物のような他
の金属酸化物との混合された酸化物の形態で存在するこ
ともできる。
しくは20〜400m2/g(BET 表面積)の比表
面積及び10〜400nmの一次粒径(primary
particle sizes)を有する、ケイ酸塩
の溶液の沈降又はケイ酸塩の炎加水分解(flame
hydrolysis)、ハロゲン化ケイ素の溶液の沈
降又はハロゲン化ケイ素の炎加水分解により製造され
た、高度に分散したシリカ。該シリカは随時Al、M
g、Ca、Ba、Zn、Zr及びTi酸化物のような他
の金属酸化物との混合された酸化物の形態で存在するこ
ともできる。
【0024】20〜400m2/gのBET表面積及び
10〜400nmの一次粒径を有する、ケイ酸アルミニ
ウム、ケイ酸マグネシウム又はケイ酸カルシウムのよう
なアルカリ土類ケイ酸塩のような合成ケイ酸塩、カオリ
ン及び他の天然に存在するシリカのような天然のケイ酸
塩、ガラス繊維及びガラス繊維製品(マット、ストラン
ド)又はガラスマイクロビーズ(glass micr
obeads)、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム、酸化アルミニウムのように金属酸化物、炭酸
マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛のような金属
炭酸塩、及び水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
のような金属水酸化物、である。
10〜400nmの一次粒径を有する、ケイ酸アルミニ
ウム、ケイ酸マグネシウム又はケイ酸カルシウムのよう
なアルカリ土類ケイ酸塩のような合成ケイ酸塩、カオリ
ン及び他の天然に存在するシリカのような天然のケイ酸
塩、ガラス繊維及びガラス繊維製品(マット、ストラン
ド)又はガラスマイクロビーズ(glass micr
obeads)、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグ
ネシウム、酸化アルミニウムのように金属酸化物、炭酸
マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛のような金属
炭酸塩、及び水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
のような金属水酸化物、である。
【0025】原則として本発明に従う方法による特にノ
ンブラック充填剤入りゴム混合物(non−black
filled rubber mixtures)の
製造に適当なのは、有機溶媒中の溶液を製造することが
できるすべてのゴムである。これらは、天然ゴム及び合
成ゴムを包含する。好ましい合成ゴムは例えばW.Ho
fman,Kautschuktechnologi
e,Getner Verlag, Stuttfar
t 1980に記載されている。それらは、中でも、 BR − ポリブタジエン ABR − ブタジエン/アクリル酸C1-4アルキルエ
ステルコポリマー CR − ポリクロロプレン IR − ポリイソプレン SBR − 1〜60、好ましくは20〜50重量%の
スチレン含有率を有するスチレン/ブタジエンコポリマ
ー ILR − イソブチレン/イソプレンコポリマー NBR − 5〜60、好ましくは10〜40重量%の
アクリロニトリル含有率を有するブタジエン/アクリロ
ニトリルコポリマー HNBR −部分的に水素化された又は完全に水素化さ
れたNBRゴム EPDM −エチレン/プ ロピレン/ジエンコポリマ
ー。
ンブラック充填剤入りゴム混合物(non−black
filled rubber mixtures)の
製造に適当なのは、有機溶媒中の溶液を製造することが
できるすべてのゴムである。これらは、天然ゴム及び合
成ゴムを包含する。好ましい合成ゴムは例えばW.Ho
fman,Kautschuktechnologi
e,Getner Verlag, Stuttfar
t 1980に記載されている。それらは、中でも、 BR − ポリブタジエン ABR − ブタジエン/アクリル酸C1-4アルキルエ
ステルコポリマー CR − ポリクロロプレン IR − ポリイソプレン SBR − 1〜60、好ましくは20〜50重量%の
スチレン含有率を有するスチレン/ブタジエンコポリマ
ー ILR − イソブチレン/イソプレンコポリマー NBR − 5〜60、好ましくは10〜40重量%の
アクリロニトリル含有率を有するブタジエン/アクリロ
ニトリルコポリマー HNBR −部分的に水素化された又は完全に水素化さ
れたNBRゴム EPDM −エチレン/プ ロピレン/ジエンコポリマ
ー。
【0026】及びこれらのゴムの混合物である。表面改
質された充填剤の助けによる自動車タイヤの製造に重要
なのは、特に天然ゴム、及び例えばヨーロッパ特許出願
公開公報第447066号に記載のような、シリルエー
テル又は他の官能基により随時改質されていてもよい−
50℃より上のガラス転移温度を有するエマルションS
BR及び溶液SBRゴム、Ni、Co、Ti又はNdを
ベースとする触媒により製造される高い1,4−シス含
有率(>90%)を有するポリブタジエンゴム及び0〜
70%のビニル含有率を有するポリブタジエンゴム及び
それらの混合物である。
質された充填剤の助けによる自動車タイヤの製造に重要
なのは、特に天然ゴム、及び例えばヨーロッパ特許出願
公開公報第447066号に記載のような、シリルエー
テル又は他の官能基により随時改質されていてもよい−
50℃より上のガラス転移温度を有するエマルションS
BR及び溶液SBRゴム、Ni、Co、Ti又はNdを
ベースとする触媒により製造される高い1,4−シス含
有率(>90%)を有するポリブタジエンゴム及び0〜
70%のビニル含有率を有するポリブタジエンゴム及び
それらの混合物である。
【0027】新規な方法は、ノンブラック充填剤入り溶
液SBR及び溶液ポリブタジエン混合物の製造に特に有
利に適している。何故ならば、これらは製造後同じ溶媒
中で更に加工されることができそして特に有利なタイヤ
関連の性質を示すからである。
液SBR及び溶液ポリブタジエン混合物の製造に特に有
利に適している。何故ならば、これらは製造後同じ溶媒
中で更に加工されることができそして特に有利なタイヤ
関連の性質を示すからである。
【0028】本発明に従う方法は、ゴム溶液を0.5〜
300、好ましくは0.5〜150重量部(ゴム100
重量部を基準として)のはっ水性酸化物及び/又はシリ
カ質充填剤と混合し、次いで50〜200℃の温度で、
随時真空中で又は0〜10atmの圧力下に水蒸気蒸留
により溶媒を除去することにより行われる。例えば脱泡
剤、可塑剤、酸化防止剤、充填剤活性化剤及びカーボン
ブラックのような、処理、加工及び安定化のための他の
助剤及び他の充填剤が、ゴム、溶媒及び充填剤から成る
混合物中に含有されうる。
300、好ましくは0.5〜150重量部(ゴム100
重量部を基準として)のはっ水性酸化物及び/又はシリ
カ質充填剤と混合し、次いで50〜200℃の温度で、
随時真空中で又は0〜10atmの圧力下に水蒸気蒸留
により溶媒を除去することにより行われる。例えば脱泡
剤、可塑剤、酸化防止剤、充填剤活性化剤及びカーボン
ブラックのような、処理、加工及び安定化のための他の
助剤及び他の充填剤が、ゴム、溶媒及び充填剤から成る
混合物中に含有されうる。
【0029】本発明に従う方法の特に好ましい態様で
は、溶解されたゴムは、例えば、ゴム溶液を熱水中に一
滴ずつ導入するか又は水蒸気とゴム溶液の一緒の微粒化
(atomization)及び水中の沈殿により、溶
媒の除去期間中水中に凝固させることができる。
は、溶解されたゴムは、例えば、ゴム溶液を熱水中に一
滴ずつ導入するか又は水蒸気とゴム溶液の一緒の微粒化
(atomization)及び水中の沈殿により、溶
媒の除去期間中水中に凝固させることができる。
【0030】本発明に従って使用されるゴムを溶解する
ための特に適当な溶媒は、脂肪族、環式脂肪族及び芳香
族溶媒である。n−ブタン、イソ−ブタンn−及びイソ
−ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロペン、1
−ブテン、トランス−2−ブテン、1−ペンテン、2−
ペンテン、1−ヘキセン、2−ヘキセン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン及びエチルベンゼンのような2〜12
個の炭素原子を有する炭化水素が特に好ましい。溶媒は
個々に又は混合物の形態で使用することができる。
ための特に適当な溶媒は、脂肪族、環式脂肪族及び芳香
族溶媒である。n−ブタン、イソ−ブタンn−及びイソ
−ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、プロペン、1
−ブテン、トランス−2−ブテン、1−ペンテン、2−
ペンテン、1−ヘキセン、2−ヘキセン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン及びエチルベンゼンのような2〜12
個の炭素原子を有する炭化水素が特に好ましい。溶媒は
個々に又は混合物の形態で使用することができる。
【0031】溶液中のゴムの含有率は0.5〜50重量
%でありそして中でも溶液の粘度により限定される。経
済的な理由で、ゴムの含有率はできるかぎり高くするべ
きである。特に好ましい濃度は5〜35重量%ゴムであ
る。
%でありそして中でも溶液の粘度により限定される。経
済的な理由で、ゴムの含有率はできるかぎり高くするべ
きである。特に好ましい濃度は5〜35重量%ゴムであ
る。
【0032】はっ水性充填剤(A、B、C)の特に好ま
しい含有率は、述べられたとおり、ゴム100重量部当
たり20〜125重量部である。
しい含有率は、述べられたとおり、ゴム100重量部当
たり20〜125重量部である。
【0033】流動性を改良するために、可塑剤、特にパ
ラフィン系、ナフテン系又は芳香族可塑剤をゴム100
重量部を基準として1〜100重量部の量で加えること
も推奨できる。芳香族可塑剤は特に好ましくは5〜50
重量部の量で使用される。
ラフィン系、ナフテン系又は芳香族可塑剤をゴム100
重量部を基準として1〜100重量部の量で加えること
も推奨できる。芳香族可塑剤は特に好ましくは5〜50
重量部の量で使用される。
【0034】ゴム溶液は、例えば、ビス−(トリエトキ
シシリルプロピル)ジスルフィド及びテトラスルフィド
及びヨーロッパ特許出願公開公報第466066号及び
第670347号の硫黄含有シリルエーテル、チオシア
ナトプロピル−トリエトキシシラン及びメルカプトプロ
ピルトリエトキシシランのような充填剤活性化剤及び脱
泡剤及び酸化防止剤のような他の助剤を含有することも
できる。カーボンブラック又はゴムゲルのような充填剤
を、ゴム100部当たり100重量部までの量において
ゴム溶液に加えることもできる。追加の助剤及び充填剤
はそのままで又は水性分散液の形態で加えることができ
る。
シシリルプロピル)ジスルフィド及びテトラスルフィド
及びヨーロッパ特許出願公開公報第466066号及び
第670347号の硫黄含有シリルエーテル、チオシア
ナトプロピル−トリエトキシシラン及びメルカプトプロ
ピルトリエトキシシランのような充填剤活性化剤及び脱
泡剤及び酸化防止剤のような他の助剤を含有することも
できる。カーボンブラック又はゴムゲルのような充填剤
を、ゴム100部当たり100重量部までの量において
ゴム溶液に加えることもできる。追加の助剤及び充填剤
はそのままで又は水性分散液の形態で加えることができ
る。
【0035】本発明に従うゴム混合物(マスターバッ
チ)からの加硫ゴムの製造のために、追加のゴム、特に
上記したこれらに対応する追加のゴム、及びゴム補助製
品(rubber auxiliary produc
ts)、特に他のジエンゴム、反応促進剤、老化防止
剤、熱安定化剤、光遮断剤、オゾン亀裂防止剤、加工助
剤、可塑剤、粘着剤、発泡剤、色素、顔料、ワックス、
伸展油、有機酸、遅延剤(retarding age
nts)、金属酸化物及び活性化剤、例えばトリエタノ
ールアミン、ポリエチレングリコール、ヘキサントリオ
ール、トリメチロールプロパン、又はゴム工業で知られ
た硫黄含有シリルエーテルを加えることもできる。追加
の充填剤をゴム混合物に加えることもできる。これら
は、既に述べたはっ水性及び非はっ水性酸化物又はシリ
カ質充填剤に対応するはっ水性及び非はっ水性酸化物及
び/又はシリカ質充填剤のみならず、カーボンブラック
を包含する。使用されるべきカーボンブラックは、火炎
すす(flame soot)、ファーネスブラック又
はガスブラックプロセスにより製造され、そして例えば
SAF、ISAF、HAF、FEF又はGPFカーボン
ブラックのように、20〜200m2/gのBET表面
積を有する。ゴムゲル、特にポリブタジエン、ポリクロ
ロプレン、NBR又はSBRゴムをベースとするゴムゲ
ルは追加の充填剤としてゴム混合物に加えることもでき
る。
チ)からの加硫ゴムの製造のために、追加のゴム、特に
上記したこれらに対応する追加のゴム、及びゴム補助製
品(rubber auxiliary produc
ts)、特に他のジエンゴム、反応促進剤、老化防止
剤、熱安定化剤、光遮断剤、オゾン亀裂防止剤、加工助
剤、可塑剤、粘着剤、発泡剤、色素、顔料、ワックス、
伸展油、有機酸、遅延剤(retarding age
nts)、金属酸化物及び活性化剤、例えばトリエタノ
ールアミン、ポリエチレングリコール、ヘキサントリオ
ール、トリメチロールプロパン、又はゴム工業で知られ
た硫黄含有シリルエーテルを加えることもできる。追加
の充填剤をゴム混合物に加えることもできる。これら
は、既に述べたはっ水性及び非はっ水性酸化物又はシリ
カ質充填剤に対応するはっ水性及び非はっ水性酸化物及
び/又はシリカ質充填剤のみならず、カーボンブラック
を包含する。使用されるべきカーボンブラックは、火炎
すす(flame soot)、ファーネスブラック又
はガスブラックプロセスにより製造され、そして例えば
SAF、ISAF、HAF、FEF又はGPFカーボン
ブラックのように、20〜200m2/gのBET表面
積を有する。ゴムゲル、特にポリブタジエン、ポリクロ
ロプレン、NBR又はSBRゴムをベースとするゴムゲ
ルは追加の充填剤としてゴム混合物に加えることもでき
る。
【0036】特に好ましいゴム混合物は、ゴム、充填剤
及び追加のゴム助剤のみならず、ゴム100重量部を基
準として0.5〜15重量部の、充填剤活性化剤として
の硫黄含有シリルエーテル、特に、ドイツ特許第214
1159号及びドイツ特許公告公報第2255577号
に記載の種類のビス(トリアルコキシシリルアルキル)
−ポリスルフィド、ドイツ特許出願公開公報第4435
311号及びヨーロッパ特許出願公開公報第67034
7号のオリゴマー及び/又はポリマー硫黄含有シリルエ
ーテル、メルカプトアルキルトリアルコキシシラン、特
にメルカプトプロピルトリエトキシシラン、及び、例え
ば、ドイツ特許出願公開公報第19544469号に記
載の種類のチオシアナトアルキルシリルエーテルも含有
する。
及び追加のゴム助剤のみならず、ゴム100重量部を基
準として0.5〜15重量部の、充填剤活性化剤として
の硫黄含有シリルエーテル、特に、ドイツ特許第214
1159号及びドイツ特許公告公報第2255577号
に記載の種類のビス(トリアルコキシシリルアルキル)
−ポリスルフィド、ドイツ特許出願公開公報第4435
311号及びヨーロッパ特許出願公開公報第67034
7号のオリゴマー及び/又はポリマー硫黄含有シリルエ
ーテル、メルカプトアルキルトリアルコキシシラン、特
にメルカプトプロピルトリエトキシシラン、及び、例え
ば、ドイツ特許出願公開公報第19544469号に記
載の種類のチオシアナトアルキルシリルエーテルも含有
する。
【0037】下記のものは非常に好ましい。ビス−(ト
リエトキシシリルプロピル)−テトラスルフィド、対応
するジスルフィド、及びクロロプロピルトリエトキシシ
ラン、ジクロロアルカン及びナトリウムポリスルフィド
から製造されたヨーロッパ特許第670347号に従う
ポリスルフィド、ドイツ特許第4435311号のオリ
ゴ−又はポリ−(4−(2−トリエトキシシリルエチ
ル)シクロヘキサン−1,2−ジイル)−ビスオリゴス
ルフィド及びチオシアナトプロピルトリエトキシシラ
ン。上記の化合物は、驚くべきことに、酸化物及び/又
はシリカ質充填剤をはっ水性にした後ですらも高度に有
効である。
リエトキシシリルプロピル)−テトラスルフィド、対応
するジスルフィド、及びクロロプロピルトリエトキシシ
ラン、ジクロロアルカン及びナトリウムポリスルフィド
から製造されたヨーロッパ特許第670347号に従う
ポリスルフィド、ドイツ特許第4435311号のオリ
ゴ−又はポリ−(4−(2−トリエトキシシリルエチ
ル)シクロヘキサン−1,2−ジイル)−ビスオリゴス
ルフィド及びチオシアナトプロピルトリエトキシシラ
ン。上記の化合物は、驚くべきことに、酸化物及び/又
はシリカ質充填剤をはっ水性にした後ですらも高度に有
効である。
【0038】ゴム助剤は、中でも意図した用途に依存す
る慣用の量で使用される。慣用の量は、例えば、ゴムの
全量を基準として0.1〜50重量%の量である。
る慣用の量で使用される。慣用の量は、例えば、ゴムの
全量を基準として0.1〜50重量%の量である。
【0039】加硫ゴムの製造に使用することができる架
橋剤は、硫黄、硫黄供与体又はパーオキシドである。本
発明に従うゴム混合物は、更に加硫促進剤を含有するこ
とができる。適当な加硫促進剤の例は、メルカプト−ベ
ンゾチアゾール類、グアニジン類、チゥラム類、ジチオ
カルバメート類、チオ尿素類及びチオカーボネート類で
ある。架橋促進剤及び硫黄又はパーオキシドは、ゴムの
全量を基準として0.1〜10重量%、好ましくは0.
1〜5重量%の量で使用される。
橋剤は、硫黄、硫黄供与体又はパーオキシドである。本
発明に従うゴム混合物は、更に加硫促進剤を含有するこ
とができる。適当な加硫促進剤の例は、メルカプト−ベ
ンゾチアゾール類、グアニジン類、チゥラム類、ジチオ
カルバメート類、チオ尿素類及びチオカーボネート類で
ある。架橋促進剤及び硫黄又はパーオキシドは、ゴムの
全量を基準として0.1〜10重量%、好ましくは0.
1〜5重量%の量で使用される。
【0040】本発明に従うノンブラック充填剤入りゴム
混合物と他のゴム及びゴム助剤とのプレンディングは、
ロール(rollers)、密閉式ミキサー及び混合押
出機のよう慣用の混合ユニットで行うことができる。
混合物と他のゴム及びゴム助剤とのプレンディングは、
ロール(rollers)、密閉式ミキサー及び混合押
出機のよう慣用の混合ユニットで行うことができる。
【0041】加硫は、100〜200℃、好ましくは1
30〜180℃の温度で10〜200バールの圧力下に
行うことができる。
30〜180℃の温度で10〜200バールの圧力下に
行うことができる。
【0042】本発明に従うゴム混合物及びそれから製造
された加硫ゴムは成形品の製造、例えばケーブル外装、
ホース、駆動ベルト、コンベヤーベルト、ロールカバー
(roller coverings)、タイヤ、靴
底、パッキンリング、及び減衰要素(damping
elements)の製造に適当であり、特に低い転が
り抵抗を有するタイヤトレッドの製造に適している。
された加硫ゴムは成形品の製造、例えばケーブル外装、
ホース、駆動ベルト、コンベヤーベルト、ロールカバー
(roller coverings)、タイヤ、靴
底、パッキンリング、及び減衰要素(damping
elements)の製造に適当であり、特に低い転が
り抵抗を有するタイヤトレッドの製造に適している。
【0043】
【実施例】実施例1 オレイルアルコールにより表面処理されたシ
リカ バルカシル(Vulkasil)S(水約5重量%を含
有するバイエル社により製造された180m2/gのB
ET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)500g
及びオレイルアルコール50gを200〜220℃に撹
拌しながら4時間加熱し、その期間中水33gが留去さ
れる。白色粉末517gが得られる。このようにして改
質されたシリカは水によりぬらされない。メタノール湿
潤性:27重量%。
リカ バルカシル(Vulkasil)S(水約5重量%を含
有するバイエル社により製造された180m2/gのB
ET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)500g
及びオレイルアルコール50gを200〜220℃に撹
拌しながら4時間加熱し、その期間中水33gが留去さ
れる。白色粉末517gが得られる。このようにして改
質されたシリカは水によりぬらされない。メタノール湿
潤性:27重量%。
【0044】実施例2 ウンデセニルアルコールにより
表面処理されたシリカ バルカシルS(バイエル社により製造された180m2
/gのBET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)
500g及び10−ウンデセン−1−オール50gを2
00〜220℃に4時間撹拌しながら加熱し、留出物2
5gを集めた。留出したウンデセノール(2g)を反応
に再循環させた。白色粉末515gが得られた。このよ
うにして改質されたシリカは水によりぬらされない。メ
タノール湿潤性:36重量%。
表面処理されたシリカ バルカシルS(バイエル社により製造された180m2
/gのBET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)
500g及び10−ウンデセン−1−オール50gを2
00〜220℃に4時間撹拌しながら加熱し、留出物2
5gを集めた。留出したウンデセノール(2g)を反応
に再循環させた。白色粉末515gが得られた。このよ
うにして改質されたシリカは水によりぬらされない。メ
タノール湿潤性:36重量%。
【0045】実施例3 ステアリルアルコールによに表
面処理されたシリカ バルカシルS(バイエル社により製造された180m2
/gのBET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)
500g及びステアリルアルコール50gを200〜2
20℃に撹拌しながら4時間加熱し、水21gを集め
た。無色の粉末522gが得られた。このようにして改
質されたシリカは水によりぬらされない。メタノール湿
潤性:36重量%。
面処理されたシリカ バルカシルS(バイエル社により製造された180m2
/gのBET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)
500g及びステアリルアルコール50gを200〜2
20℃に撹拌しながら4時間加熱し、水21gを集め
た。無色の粉末522gが得られた。このようにして改
質されたシリカは水によりぬらされない。メタノール湿
潤性:36重量%。
【0046】実施例4 オリーブ油により表面処理され
たシリカ バルカシルS(バイエル社により製造された180m2
/gのBET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)
300g及びオリーブ油30gを200〜220℃に4
時間加熱し、水13gを集める。無色の粉末313gが
得られた。このようにして改質されたシリカは水により
ぬらされない。メタノール湿潤性:11重量%。
たシリカ バルカシルS(バイエル社により製造された180m2
/gのBET表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)
300g及びオリーブ油30gを200〜220℃に4
時間加熱し、水13gを集める。無色の粉末313gが
得られた。このようにして改質されたシリカは水により
ぬらされない。メタノール湿潤性:11重量%。
【0047】実施例5 ひまし油及びシランにより表面
処理されたシリカ バルカシルS(バイエル社からの180m2/gのBE
T表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)500g、
ひまし油50g及び及びビス−(トリエトキシシリルプ
ロピル)−テトラスルフィド(Si69、デグサ社)5
gを撹拌しながら7時間170℃に加熱し、その期間中
水及びエタノールを留去する。淡褐色粉末(light
brown powder)532gが得られた。こ
のようにして改質されたシリカは水によりぬらされな
い。メタノール湿潤性:15重量%。
処理されたシリカ バルカシルS(バイエル社からの180m2/gのBE
T表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)500g、
ひまし油50g及び及びビス−(トリエトキシシリルプ
ロピル)−テトラスルフィド(Si69、デグサ社)5
gを撹拌しながら7時間170℃に加熱し、その期間中
水及びエタノールを留去する。淡褐色粉末(light
brown powder)532gが得られた。こ
のようにして改質されたシリカは水によりぬらされな
い。メタノール湿潤性:15重量%。
【0048】実施例6 ひまし油により表面処理された
シリカ バルカシルS(バイエル社からの180m2/gのBE
T表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)550g及
びひまし油27.5gを、オイル浴中で撹拌器及び蒸留
ブリッジ(distillation bridge)
を備えた三つ口フラスコ中で撹拌しながら4時間200
℃の浴温度に加熱し、その期間中水を留去した。白色粉
末546gが得られた。出発物質とは対照的に、この方
法によりはっ水性にされたシリカは水によりぬらされ
ず、そして15重量%のメタノー湿潤性を有する。
シリカ バルカシルS(バイエル社からの180m2/gのBE
T表面積を有する高度に活性な沈降シリカ)550g及
びひまし油27.5gを、オイル浴中で撹拌器及び蒸留
ブリッジ(distillation bridge)
を備えた三つ口フラスコ中で撹拌しながら4時間200
℃の浴温度に加熱し、その期間中水を留去した。白色粉
末546gが得られた。出発物質とは対照的に、この方
法によりはっ水性にされたシリカは水によりぬらされ
ず、そして15重量%のメタノー湿潤性を有する。
【0049】実施例7+8 シリカ/溶液ゴム混合物
の製造実施例7a 溶液SBR/実施例4に従うシリカ 20重量%の結合スチレンの含有率及び40重量%の
1,2−ビニルの含有率を有する溶液スチレン/ブタジ
エンゴムBuna VSL4020−0(バイエル社)
200g及びバルカノックス(Vulkanox)BK
F(フェノール系酸化防止剤、バイエル社)1gをシク
ロヘキサン2lに溶解させた。次いで、実施例4からの
表面改質されたシリカ200gを加え、そしてこの懸濁
液を70℃に予熱された水2lに撹拌しながら滴加し、
その期間中水蒸気(100〜110℃)を同時に導入し
た。期間:2時間。ゴム/シリカ懸濁液の添加が完了し
たとき、水蒸気を更に20分間導入した。水気(dam
p)を分離した後、もろい(crumbly)生成物が
得られ、該生成物においてはシリカはゴムにより均一に
取り囲まれていた。乾燥収量は386g(96%)であ
った。
の製造実施例7a 溶液SBR/実施例4に従うシリカ 20重量%の結合スチレンの含有率及び40重量%の
1,2−ビニルの含有率を有する溶液スチレン/ブタジ
エンゴムBuna VSL4020−0(バイエル社)
200g及びバルカノックス(Vulkanox)BK
F(フェノール系酸化防止剤、バイエル社)1gをシク
ロヘキサン2lに溶解させた。次いで、実施例4からの
表面改質されたシリカ200gを加え、そしてこの懸濁
液を70℃に予熱された水2lに撹拌しながら滴加し、
その期間中水蒸気(100〜110℃)を同時に導入し
た。期間:2時間。ゴム/シリカ懸濁液の添加が完了し
たとき、水蒸気を更に20分間導入した。水気(dam
p)を分離した後、もろい(crumbly)生成物が
得られ、該生成物においてはシリカはゴムにより均一に
取り囲まれていた。乾燥収量は386g(96%)であ
った。
【0050】実施例7b (比較実施例) 溶液SBR/未処理沈降シリカ 180m2/gのBET表面積を有する(未改質の)高
度に活性な沈降シリカ(バルカシルS、バイエル社)2
00gを、実施例4からの改質されたシリカの代わりに
使用したことを除いては、実施例6aに記載の手順に従
った。結果:廃水は激しく曇らされ、そしてシリカの大
部分はその中に析出していた(deposited)。
逆に、このシリカは混合物中に均一に分布してはおら
ず、大部分はゴムにより取り囲まれていなかった。収量
は227g(57%)であった。
度に活性な沈降シリカ(バルカシルS、バイエル社)2
00gを、実施例4からの改質されたシリカの代わりに
使用したことを除いては、実施例6aに記載の手順に従
った。結果:廃水は激しく曇らされ、そしてシリカの大
部分はその中に析出していた(deposited)。
逆に、このシリカは混合物中に均一に分布してはおら
ず、大部分はゴムにより取り囲まれていなかった。収量
は227g(57%)であった。
【0051】実施例8a 溶液SBR/実施例1に従
うシリカ(100phr) 20重量%の結合スチレンの含有率及び40重量%の
1,2−ビニルの含有率を有する溶液スチレン/ブタジ
エンゴムBuna VSL4020−0(バイエル社)
200g及びバルカノックスBKF(バイエル社により
製造されたフェノール系酸化防止剤)1gをシクロヘキ
サン2lに溶解させる。次いで、実施例1からの表面改
質されたシリカ200gを加え、そして均一化の目的で
更なる撹拌を70℃で45分間行い、次いで溶媒を10
0〜110℃の温度の水蒸気と共に追い出す。もろい湿
った生成物が得られ、該生成物においてはシリカは均一
に取り囲まれている。廃水は透明でありそして固体粒子
を含まない。乾燥後(真空中70℃)、ゴム/シリカマ
スターバッチ399.6gが残る。
うシリカ(100phr) 20重量%の結合スチレンの含有率及び40重量%の
1,2−ビニルの含有率を有する溶液スチレン/ブタジ
エンゴムBuna VSL4020−0(バイエル社)
200g及びバルカノックスBKF(バイエル社により
製造されたフェノール系酸化防止剤)1gをシクロヘキ
サン2lに溶解させる。次いで、実施例1からの表面改
質されたシリカ200gを加え、そして均一化の目的で
更なる撹拌を70℃で45分間行い、次いで溶媒を10
0〜110℃の温度の水蒸気と共に追い出す。もろい湿
った生成物が得られ、該生成物においてはシリカは均一
に取り囲まれている。廃水は透明でありそして固体粒子
を含まない。乾燥後(真空中70℃)、ゴム/シリカマ
スターバッチ399.6gが残る。
【0052】同じ手順に従い、そして実施例1に従うシ
リカ200gを上記の量の別のシリカにより置き換える
と、下記の結果が得られる。
リカ200gを上記の量の別のシリカにより置き換える
と、下記の結果が得られる。
【0053】
【表1】
【0054】実施例8e 溶液SBR/実施例1に従う
シリカ/芳香族可塑剤 溶液スチレン/ブタジエンゴムBuna VSL402
0−0(バイエル社)200g及びバルカノックスBK
F(フェノール系酸化防止剤、バイエル社)1gをシク
ロヘキサン2lに溶解させた。次いで、芳香族鉱油レノ
パル(Renopal)450[フッフス・ミネラルオ
イルベルケ(Fuchs Mineraloelwer
ke)75g及び実施例1に従うはっ水性シリカ200
gを加え、そして70℃で45分間撹拌を行った。次い
で溶媒を100〜110℃の温度の水蒸気と共に留去し
た。褐色のもろい生成物が残り、該生成物においてはシ
リカは均一に分布して存在していた。廃水は透明であり
そして固体を含まなかった。乾燥後、均一なゴム/充填
剤混合物474g(99.6%)が残った。
シリカ/芳香族可塑剤 溶液スチレン/ブタジエンゴムBuna VSL402
0−0(バイエル社)200g及びバルカノックスBK
F(フェノール系酸化防止剤、バイエル社)1gをシク
ロヘキサン2lに溶解させた。次いで、芳香族鉱油レノ
パル(Renopal)450[フッフス・ミネラルオ
イルベルケ(Fuchs Mineraloelwer
ke)75g及び実施例1に従うはっ水性シリカ200
gを加え、そして70℃で45分間撹拌を行った。次い
で溶媒を100〜110℃の温度の水蒸気と共に留去し
た。褐色のもろい生成物が残り、該生成物においてはシ
リカは均一に分布して存在していた。廃水は透明であり
そして固体を含まなかった。乾燥後、均一なゴム/充填
剤混合物474g(99.6%)が残った。
【0055】実施例8f 油展L−SBR/実施例6
に従うシリカ 実施例8eに記載したのと同じ手順を使用して、実施例
6に従うシリカ400gを、シクロヘキサン4l中の油
展ゴム、Buna VSL 5025−1(バイエル
社)687.5g、バルカノックスBKF(バイエル
社)2.5gの溶液中に混ぜ込んだ。水蒸気蒸留及び乾
燥の後、178のムーニー粘度ML1+4(100℃)
を有する油展ゴム/充填剤混合物(ゴム100phr/
処理されたシリカ80phr/油37.5phr)10
80g(99.1%)が得られた。水蒸気蒸留の後の廃
水は透明でありそしてシリカを含まなかった。
に従うシリカ 実施例8eに記載したのと同じ手順を使用して、実施例
6に従うシリカ400gを、シクロヘキサン4l中の油
展ゴム、Buna VSL 5025−1(バイエル
社)687.5g、バルカノックスBKF(バイエル
社)2.5gの溶液中に混ぜ込んだ。水蒸気蒸留及び乾
燥の後、178のムーニー粘度ML1+4(100℃)
を有する油展ゴム/充填剤混合物(ゴム100phr/
処理されたシリカ80phr/油37.5phr)10
80g(99.1%)が得られた。水蒸気蒸留の後の廃
水は透明でありそしてシリカを含まなかった。
【0056】実施例9 下記のゴム混合物を、5分の混合時間で130℃で30
0mlニーダにおいて製造した。次いで硫黄及び促進剤
を50℃でローラー上に加えた。述べられた量は重量部
に関する。
0mlニーダにおいて製造した。次いで硫黄及び促進剤
を50℃でローラー上に加えた。述べられた量は重量部
に関する。
【0057】
【表2】
【0058】次いでゴム混合物を160℃で35分間加
硫して1mm厚さのプレートを形成した。
硫して1mm厚さのプレートを形成した。
【0059】下記の機械的性質が得られた。
【0060】
【表3】
【0061】実施例10 下記のゴム混合物を、5分の混合期間で130℃で1.
5ニーダーにおいて製造した。次いで硫黄及び促進剤を
50℃でローラーに加えた。述べられた量は重量部を指
す。
5ニーダーにおいて製造した。次いで硫黄及び促進剤を
50℃でローラーに加えた。述べられた量は重量部を指
す。
【0062】
【表4】
【0063】次いでゴム混合物を35分間160℃で加
硫した。
硫した。
【0064】下記の機械的性質が得られた。
【0065】
【表5】
【0066】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
りである。
【0067】1.少なくとも1種のはっ水性酸化物及び
/又はシリカ質充填剤を、有機溶媒中のゴムの溶液に、
ゴム100重量部を基準として、0.5〜300重量部
の量で加え、その際該ゴムの溶液は処理、加工及び安定
化のための他の助剤及び追加の充填剤を含有していても
よく、次いで溶媒を50〜200℃の温度で水蒸気蒸留
により除去することを特徴とする、酸化物及び/又はシ
リカ質充填剤とゴムの混合物の製造方法。
/又はシリカ質充填剤を、有機溶媒中のゴムの溶液に、
ゴム100重量部を基準として、0.5〜300重量部
の量で加え、その際該ゴムの溶液は処理、加工及び安定
化のための他の助剤及び追加の充填剤を含有していても
よく、次いで溶媒を50〜200℃の温度で水蒸気蒸留
により除去することを特徴とする、酸化物及び/又はシ
リカ質充填剤とゴムの混合物の製造方法。
【0068】2.室温で水によりぬらされずそして1〜
60のメタノール湿潤性を有する酸化物及び/又はシリ
カ質充填剤を使用することを特徴とする上記1に従う方
法。 3.使用されるゴムが、溶液重合されたポリブタジエ
ン、スチレン/ブタジエンコポリマー、イソブチレン/
イソプレンコポリマー、エチレン/プロピレン/ジエン
コポリマー又はポリイソプレンであることを特徴とする
上記1に従う方法。
60のメタノール湿潤性を有する酸化物及び/又はシリ
カ質充填剤を使用することを特徴とする上記1に従う方
法。 3.使用されるゴムが、溶液重合されたポリブタジエ
ン、スチレン/ブタジエンコポリマー、イソブチレン/
イソプレンコポリマー、エチレン/プロピレン/ジエン
コポリマー又はポリイソプレンであることを特徴とする
上記1に従う方法。
【0069】4.(A)物理的結合水の含有率を≦3重
量%に減少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾
燥処理後に、充填剤100重量部を基準として0.5〜
200重量部の水に不溶性の有機化合物(I)と混合さ
せた、又は(B)物理的結合水の含有率を≦3重量%に
減少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾燥処理
後に、充填剤100重量部を基準として0.5〜200
重量部のヒドロキシル基を含有する化合物(II)と、シ
ラノール基の部分的又は完全な転化を伴って、反応させ
た、又は(C)物理的結合水の含有率を≦3重量%に減
少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾燥処理後
に、充填剤100重量部を基準として0.1〜50重量
部のケイ素化合物(III)と、シラノール基の部分的又
は完全な転化を伴って、反応させた、酸化物及び/又は
シリカ質充填剤を使用することを特徴とする上記1〜3
に従う方法。
量%に減少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾
燥処理後に、充填剤100重量部を基準として0.5〜
200重量部の水に不溶性の有機化合物(I)と混合さ
せた、又は(B)物理的結合水の含有率を≦3重量%に
減少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾燥処理
後に、充填剤100重量部を基準として0.5〜200
重量部のヒドロキシル基を含有する化合物(II)と、シ
ラノール基の部分的又は完全な転化を伴って、反応させ
た、又は(C)物理的結合水の含有率を≦3重量%に減
少させる乾燥処理の前、乾燥処理期間中又は乾燥処理後
に、充填剤100重量部を基準として0.1〜50重量
部のケイ素化合物(III)と、シラノール基の部分的又
は完全な転化を伴って、反応させた、酸化物及び/又は
シリカ質充填剤を使用することを特徴とする上記1〜3
に従う方法。
【0070】5.ゴム、充填剤及び追加のゴム助剤のみ
ならず、ゴム100重量部を基準として、0.5〜15
重量部の硫黄含有シリルエーテルも含有することを特徴
とする上記1〜4に従うゴム混合物。
ならず、ゴム100重量部を基準として、0.5〜15
重量部の硫黄含有シリルエーテルも含有することを特徴
とする上記1〜4に従うゴム混合物。
【0071】6.成形品、特にタイヤのための上記1に
従って製造されたゴム混合物の使用。
従って製造されたゴム混合物の使用。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1種のはっ水性の酸化物及び
/又はシリカ質充填剤を、有機溶媒中のゴムの溶液に、
ゴム100重量部を基準として、0.5〜300重量部
の量で加え、その際該ゴムの溶液は処理、加工及び安定
化のための他の助剤及び追加の充填剤を含有していても
よく、次いで溶媒を50〜200℃の温度で水蒸気蒸留
により除去することを特徴とする、酸化物及び/又はシ
リカ質充填剤とゴムの混合物の製造方法。 - 【請求項2】 ゴム、充填剤及び追加のゴム助剤のみな
らず、ゴム100重量部を基準として、0.5〜15重
量部の硫黄含有シリルエーテルも含有することを特徴と
する請求項1に従うゴム混合物。 - 【請求項3】 成形品、特にタイヤのための請求項1に
従って製造されたゴム混合物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19729527 | 1997-07-10 | ||
DE19729527.4 | 1997-07-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1135742A true JPH1135742A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=7835259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10202859A Pending JPH1135742A (ja) | 1997-07-10 | 1998-07-03 | 充填剤入りゴム混合物の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6025415A (ja) |
EP (1) | EP0890600A1 (ja) |
JP (1) | JPH1135742A (ja) |
CA (1) | CA2242443A1 (ja) |
DE (1) | DE19808746A1 (ja) |
Cited By (5)
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