JPH11355535A - 画像処理装置および画像処理装置の画像管理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の画像管理方法

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JPH11355535A
JPH11355535A JP10156007A JP15600798A JPH11355535A JP H11355535 A JPH11355535 A JP H11355535A JP 10156007 A JP10156007 A JP 10156007A JP 15600798 A JP15600798 A JP 15600798A JP H11355535 A JPH11355535 A JP H11355535A
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Takehito Yamaguchi
岳人 山口
Kazuyuki Murata
和行 村田
Hideyuki Kuwano
秀之 桑野
Yuji Okada
雄治 岡田
Naoki Takahashi
直樹 高橋
Kenji Hisatomi
健治 久富
Joji Tanaka
丈二 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの蓄積及び取り出しが可能な
画像処理装置および画像処理装置の画像管理方法に関す
るものである。 【解決手段】 画像管理手段103の生成する文書ID
を、該文書IDと対応し、かつ論理的にシーケンシャル
でないスクランブル文書IDに変換するとともに、表示
用コードおよび/またはIDマーク用コードを該スクラ
ンブル文書IDに基づいて出力し、上記画像データと、
上記IDマーク用コードに基づいて生成されるIDマー
クおよび/または上記表示用コードを合成し、上記画像
出力手段109により出力する。よって、上記表示用コ
ードに上記スクランブル文書IDを使用することができ
るので、該表示用コードから他の画像データの表示用コ
ードを推定して不正に画像データを取り出すことはでき
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写機
能を備えた画像処理装置に関し、特に、画像データの蓄
積及び取り出しが可能な画像処理装置および画像処理装
置の画像管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル技術の発達により、画像デー
タはコピーとして紙へ記録するだけでなく、磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク等へファイルとして画
像データを記憶することができるようになった。
【0003】そして、スキャナ等で取り込んだ画像デー
タを内蔵の磁気ディスク等へファイルとして記憶し、こ
のように記憶されたファイルをプリンタを利用して再び
取り出す電子ファイリングシステムが、例えば特開昭6
2−219769号公報に開示されている。
【0004】上記のような従来の電子ファイリングシス
テムは、画像データを読み込み、内蔵の磁気ディスク装
置等へ画像ファイルとして記憶し、該画像ファイルに文
書IDを割り当てその文書IDを電子的に判別できるよ
うにバーコード等にコード化する。そして、記憶した画
像データの第1ページ目または特徴的な画像を持つペー
ジの所定位置に上記バーコードを合成してユーザがその
画像データの内容を把握するための登録シートを作成
し、その登録シートをプリントする。
【0005】次に、記憶された画像データを取り出す場
合には、上記登録シートのバーコードをバーコードリー
ダで読み取り、この登録シートのバーコードを文書ID
に変換し、その文書IDに基づいて上記画像ファイルを
特定することによって、所望の画像データを容易に取り
出せるようにしている。
【0006】また従来、上記のようなファイリング機能
は、専用のファイリング装置に組み込まれてきたが、近
年、ディジタル複写機をベースにファクスやプリンタ等
のディジタル画像機器を統合して、省スペース化を実現
しようとするディジタル複合機が登場し、更に画像デー
タを保存するファイリング機能を組み込んだディジタル
複合機が出現してきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のシステムでは、上記バーコードの部分が汚
れたりして解読可能レベルで読み取れない場合には、登
録された画像データの取り出しが不可能となる。
【0008】また、上記のような複写機ベースのシステ
ムの場合、スキャナーはフラットベッドタイプが標準的
である。もし、上記登録シートが既にファイリングされ
ていたり、ステープルで固定されていたら、一旦上記登
録シートを取り外して上記フラットベッド型スキャナー
で読み取れるようにしなければならず面倒である。
【0009】このような問題点の解決策として、上記文
書IDそのものを上記バーコードの下部に数字列または
文字列として印刷し、キーボード等から上記文書IDを
直接入力して対応する画像データを特定し、取り出す方
法が考えられる。
【0010】しかしながら、上記方法では上記文書ID
さえわかれば上記登録シートを保有していなくても上記
画像データを取り出すことが可能となる。更に、上記電
子ファイリングシステム内部のファイル管理情報である
上記文書IDをそのまま印刷出力として公開しているこ
とになる。通常、該文書IDはシステム構築の容易性等
の理由により、論理的にシーケンシャルに割り当てられ
ている。このため、取り出したい画像データの前後に登
録された画像データの上記登録シートを保有していれ
ば、該登録シートに印刷されている上記文書IDより、
取り出したい画像データの文書IDを推定することが可
能である。
【0011】このように上記の方法は、上記画像データ
を不正に取り出せる危険性が高く、上記画像データの機
密保持上大きな問題点を有していた。本発明は上記の事
情に鑑みて提案されたものであって、不正に上記画像デ
ータを取り出すことを防止することができ、上記画像デ
ータの機密性を高めることができる画像処理装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。まず、本発明が
適用される画像処理装置は、入力された画像データを記
憶手段105に蓄積し、画像管理手段103によって、
上記入力された上記画像データに対応する文書IDをシ
ーケンシャルに生成し該文書IDに基づいて上記画像デ
ータを管理するとともに、該入力された画像データを、
該画像データを特定する文書IDに基づいて生成される
IDマークおよび/または表示用コードとともに画像出
力手段109により出力する。
【0013】また、上記文書IDに対応するIDマーク
あるいは表示用コードを入力することによって特定の画
像データを指定し、該画像データを画像出力手段109
により出力する。
【0014】上記画像処理装置において、上記画像管理
手段103の生成する文書IDを、該文書IDと対応
し、かつ論理的にシーケンシャルでないスクランブル文
書IDに変換するとともに、表示用コードおよび/また
はIDマーク用コードを該スクランブル文書IDに基づ
いて出力し、上記画像データと、上記IDマーク用コー
ドに基づいて生成されるIDマークおよび/または上記
表示用コードを合成し、上記画像出力手段109により
出力する。
【0015】具体的には、上記画像管理手段103の生
成する文書IDを、該文書IDと1対1に対応し、かつ
論理的にシーケンシャルでないスクランブル文書IDに
変換するとともに、表示用コードおよび/またはIDマ
ーク用コードを該スクランブル文書IDに基づいて出力
するスクランブル処理手段106と、上記画像データ
と、上記IDマーク用コードに基づいて生成される上記
IDマークおよび/または上記表示用コードを合成し、
上記画像出力手段109に出力することを指示するパタ
ーン合成手段108とを備えることによって実現する。
【0016】また、上記パターン合成手段108により
上記IDマークを合成する場合には、更に、上記IDマ
ーク用コードを画像パターンである上記IDマークにエ
ンコードするIDマークエンコード手段107を備え
る。
【0017】よって、出力される上記表示用コードに上
記スクランブル文書IDを使用することができるので、
該表示用コードから他の画像データの表示用コードを推
定して不正に画像データを取り出すことはできない。更
に、上記IDマークについても上記スクランブル文書I
Dに基づいてエンコードすることにより、該IDマーク
をデコードしても他の画像データの表示用コードを推定
することはできず、不正に画像データを取り出すことは
できない。
【0018】また、上記表示用コード、および/または
上記IDマーク用コードを、上記文書IDまたは上記ス
クランブル文書IDのどちらに基づいて出力するかをユ
ーザが選択するためのコード種選択手段113を備える
構成とすることができる。
【0019】このことにより、ユーザは必要に応じて画
像データを機密保持性の異なる4つのモードで登録する
ことが可能である。また、上記画像処理装置において、
入力された上記IDマークをエンコード前の値に変換し
たIDマーク用コードまたは入力された表示用コードが
スクランブル文書IDに基づく場合、該スクランブル文
書IDに対応する文書IDに変換する。
【0020】具体的には、入力された上記IDマークを
エンコード前の値に変換したIDマーク用コードまたは
入力された表示用コードがスクランブル文書IDに基づ
く場合、該スクランブル文書IDに対応する文書IDに
変換するスクランブル文書IDデコード手段110を備
えることによって実現する。
【0021】また、上記IDマークを入力することによ
って特定の画像データを指定する場合に、更に、入力さ
れた上記IDマークを、エンコード前のIDマーク用コ
ードに変換するIDマークデコード手段111を備え
る。
【0022】よって、上記IDマーク用コードまたは上
記表示用コードが上記スクランブル文書IDに基づく場
合であっても、特定の画像データを指定し、該画像デー
タを上記画像出力手段109により出力することができ
る。
【0023】また、上記表示用コードまたは上記IDマ
ーク用コードが、上記文書IDか上記スクランブル文書
IDのどちらであるかを判別するIDコード判別手段1
14を備える構成とすることができる。
【0024】よって、上記IDマーク用コードまたは上
記表示用コードが、上記文書IDまたは上記スクランブ
ル文書IDに基づく場合が画像データにより相違し混在
していても、特定の画像データを指定し、該画像データ
を上記画像出力手段109により出力することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は本発明
の画像処理装置の一実施形態の構成を示す機能ブロック
図であり、この画像処理装置における画像データのファ
イリング(蓄積)について、原稿のコピーとともに行う
場合を例に、以下図に基づいて構成とともに動作を説明
する。図2はこの動作手順を示すフローチャートであ
る。
【0026】まず、ユーザがタッチパネル付きLCDパ
ネルおよびテンキーなどの複数のキーを備えた操作手段
101の操作パネル101aを用いて、コピーとともに
画像データのファイリングを指示した時、この指示情報
は上記操作手段101のパネル制御部101bに保持さ
れ、該パネル制御部101bは上記操作パネル101a
のスタートボタンが押下されると例えばデジタルスキャ
ナ等の画像データ入力手段102に対して原稿の読み込
みの指示を与え、また画像管理手段103に対して画像
データのファイリングの指示を与える。
【0027】上記指示を受けた上記画像データ入力手段
102は原稿を読み込み、デジタル変換して画像データ
としてバッファ104に格納する(図2、ステップS
1)。同時に、上記画像データのファイリングの指示を
受けた上記画像管理手段103は、これからファイリン
グする画像データに対応する例えば7桁の数字等からな
る文書IDを生成する(ステップS2→S3)。尚、該
文書IDは、上記画像データの登録毎にシーケンシャル
に割り当てる。また、該文書IDは上記画像データを特
定するためのものであり、例えば登録時間等に基づいて
生成されても構わない。
【0028】次に、上記画像管理手段103により生成
された上記文書IDは、スクランブル処理手段106に
通知される。該スクランブル処理手段106は、入力さ
れた上記文書IDを該文書IDと1対1に対応し、かつ
論理的にシーケンシャルでないスクランブル文書IDに
変換する(ステップS4)。
【0029】尚、本実施の形態では、上記スクランブル
文書IDへの変換方法として「排他的論理和」を使用す
る。この「排他的論理和」は、基準数字のビット列と変
換対象数字とのビット演算を行うことになるが、スクラ
ンブル処理とスクランブル解除での基準数字は同じもの
をとる。
【0030】例えば、3回連続して画像データの登録を
行った場合、上記文書IDとして登録順に「00000
01」「0000002」「0000003」が割り当
てられる。この場合、上記スクランブル文書IDとして
は、上記文書IDに対して0xFFFFFA(16進表
示)を基準数値として排他的論理和により、各々「00
00004」「0000007」「0000006」が
得られる。
【0031】このように変換された上記スクランブル文
書IDを、上記スクランブル処理手段106はIDマー
クエンコード手段107にIDマーク用コードとして、
またパターン合成手段108に表示用コードとして通知
する。
【0032】上記IDマーク用コードが通知された上記
IDマークエンコード手段107は、例えば2次元バー
コードの画像パターン等のIDマークにエンコードす
る。エンコードされた該IDマークは、パターン合成手
段108のビットマップメモリに記憶される(ステップ
S5)。
【0033】次に、上記パターン合成手段108は、上
記ビットマップメモリに記憶されたIDマークと、上記
バッファ104に保持された画像データと、上記スクラ
ンブル処理手段106より通知された上記表示用コード
とをIDマーク付き画像として合成する(ステップS
6)。この合成されたIDマーク付き画像は、例えば電
子写真方式のプリンタ等の画像出力手段109により、
図3に示すような上記画像データ、上記IDマークおよ
び上記表示用コードが所定位置に合成された形式で、印
刷用紙上にトナーやインク等を使用してIDマーク付き
画像シートとして印刷される(ステップS7)。
【0034】よって、上記の3回連続して画像データの
登録を行った場合の例における上記IDマーク付き画像
シートは、図3に示すように上記スクランブル文書ID
に基づいた表示用コードおよび上記IDマークが印刷さ
れる。
【0035】次に、登録転送手段112が、上記画像管
理手段103より受けた上記文書IDに基づいたファイ
ル名を付して、上記バッファ104に格納された上記画
像データを例えばハードディスク等の記憶手段105に
蓄積する(ステップS8)。
【0036】次に、2ページ以降の原稿があるならば、
上記画像データ入力手段102は次の原稿を読み込み、
デジタル変換して画像データとしてバッファ104に格
納する(ステップS10→S1)。この2ページ目以降
の画像データは、そのまま上記画像出力手段109によ
り印刷された後、上記記憶手段105に蓄積される(ス
テップS2→S7→S8)。以降、この動作を繰り返し
原稿がなくなると、ファイリング処理とコピー動作は終
了する。
【0037】尚、上記実施の形態では上記画像データの
ファイリング(蓄積)について、原稿のコピーとともに
行う例を示してしているが、これに限られるものではな
く、上記画像データのファイリングを例えば上記画像デ
ータのファクシミリ送信、上記画像データのパソコン等
からのプリント動作等とともに行うこと、またファイリ
ング動作だけで行うこともでき、この動作の指定は上記
操作手段101によりユーザが行うことができる。
【0038】次に、上記のように上記記憶手段105に
蓄積された画像データを取り出す動作を以下説明する。
図5はこの動作を示すフローチャートである。上記画像
データの取り出し方法は、図4に示すように上記IDマ
ーク付き画像シートを読み込むことにより画像データを
指定する方法と、上記IDマークの下部に数字列として
印字されている上記表示用コードを、キーを用いて直接
入力して指定する方法がある。
【0039】まず、ユーザは上記操作パネル101aを
用いて、文書取り出し方法の選択をする(図5、ステッ
プS11)。上記IDマーク付き画像シートにより画像
データを指定する方法の場合、ユーザは図4の“IDマ
ーク付き画像シート”を選択して上記画像データ入力手
段102上に上記IDマーク付き画像シートを載置す
る。この指示情報は上記操作手段101のパネル制御部
101bに保持され、該パネル制御部101bは上記操
作パネル101aのスタートボタンが押下されると上記
画像データ入力手段102に対して上記IDマーク付き
画像シートの読み込みの指示を与える。
【0040】上記指示を受けた上記画像データ入力手段
102は上記IDマーク付き画像シートを読み込み、デ
ジタル化して画像データとしてバッファ104に格納す
る(ステップS12→S13)。次に、IDマークデコ
ード手段111がバッファ104に格納された画像デー
タから、IDマークの存在する位置の画像データを切出
し(ステップS14)、該IDマークをデコードし、上
記IDマーク付き画像シートの上記IDマーク用コード
を得て、スクランブル文書IDデコード手段110に通
知する(ステップS15)。
【0041】該スクランブル文書IDデコード手段11
0は、通知された上記IDマーク用コード、すなわち上
記スクランブル文書IDを該スクランブル文書IDに対
応する上記文書IDに変換し、上記画像管理手段103
に通知する(ステップS16)。ここでは、入力された
スクランブル文書IDに、0xFFFFFA(16進表
示)を基準数値として排他的論理和を取って上記文書I
Dに変換する。
【0042】次に、上記画像管理手段103は、上記文
書IDに対応する画像データの読み出しを登録転送手段
112に指示する(ステップS17)。該指示により、
該登録転送手段112は上記画像データを上記記憶手段
108より上記バッファ104へ読み出し、更にこのよ
うに読み出された上記画像データは上記画像出力手段1
09から出力される(ステップS18)。
【0043】一方、上記表示用コードを直接入力して画
像データを指定する場合は、ユーザは図4の“表示用コ
ード入力”を選択して上記表示用コードを入力する。こ
の指示情報は上記操作手段101のパネル制御部101
bに保持され、該パネル制御部101bは上記操作パネ
ル101aのスタートボタンが押下されると入力された
上記表示用コードすなわち上記スクランブル文書ID
を、スクランブル文書IDデコード手段110に通知す
る(ステップS19)。
【0044】該スクランブル文書IDデコード手段11
0は、上記IDマーク付き画像シートにより画像データ
を指定する場合と同様に通知された上記スクランブル文
書IDを該スクランブル文書IDに対応する上記文書I
Dに変換し、上記画像管理手段103に通知する(ステ
ップS16)。以降の処理は、上記IDマーク付き画像
シートにより画像データを指定する場合と同様に行わ
れ、上記文書IDに対応する画像データは上記画像出力
手段109から出力される(ステップS17→S1
8)。
【0045】尚、本実施の形態では、上記スクランブル
処理手段106が上記スクランブル文書IDをIDマー
クエンコード手段107に上記IDマーク用コードとし
て、またパターン合成手段108に上記表示用コードと
して通知する構成としているが、これに代えて上記スク
ランブル処理手段106がスクランブル処理されていな
い上記文書IDを上記IDマーク用コードとして上記I
Dマークエンコード手段107に、上記スクランブル文
書IDを上記表示用コードとして上記パターン合成手段
108に通知する構成とすることもできる。
【0046】この構成の場合、上記の3回連続して画像
データの登録を行った場合の例における上記IDマーク
付き画像シートは、図6に示すように上記スクランブル
文書IDに基づいた表示用コード、上記文書IDに基づ
いた上記IDマークが印刷される。
【0047】以上のように、上記IDマーク付き画像シ
ートの表示用コードに上記スクランブル文書IDを使用
しているので、連続して画像データの登録を行っても、
上記表示用コードを読み取るだけでは登録順を推定する
ことはできない。よって、上記表示用コードから他のI
Dマーク付き画像シートの表示用コードを推定して不正
に画像データを取り出すことはできない。
【0048】更に、上記IDマークについても上記スク
ランブル文書IDに基づいてエンコードすることによ
り、該IDマークをデコードしても他の画像データの表
示用コードを推定することはできず、不正に画像データ
を取り出すことはできない。 (第2の実施形態)上記第1の実施形態では、上記表示
用コードおよび上記IDマーク用コードとして、それぞ
れ上記文書IDまたは上記スクランブル文書IDのどち
らを使用するかは予め設定されている構成について述べ
たが、本実施形態ではこれをユーザによって選択可能と
した構成について述べる。
【0049】図7は本発明の画像処理装置の他の実施形
態の構成を示す機能ブロック図であり、この画像処理装
置における画像データのファイリング(蓄積)につい
て、原稿のコピーとともに行う場合を例に、以下図に基
づいて構成とともに動作を説明する。図8はこの動作手
順を示すフローチャートである。尚、第1の実施形態と
同じ構成については、同じ符号を用いて説明を省略す
る。
【0050】まず、ユーザが上記操作手段101の操作
パネル101aを用いて、コピーとともに画像データの
ファイリングを指示すると、コード種選択手段113に
より上記操作パネル101aに図9に示すような上記I
Dマーク付き画像シートの表示用コードおよび上記ID
マーク用コードとして、それぞれ上記文書IDまたは上
記スクランブル文書IDを使用するかを選択する選択画
面が表示される。ここでユーザは、上記表示用コードお
よび上記IDマーク用コードとして、それぞれ上記スク
ランブル文書IDを使用する場合は該選択画面で“O
N”を、上記文書IDを使用する場合は“OFF”を選
択する。(図8、ステップS21)。
【0051】上記指示情報は上記操作手段101のパネ
ル制御部101bに保持され、該パネル制御部101b
は上記操作パネル101aのスタートボタンが押下され
ると上記画像データ入力手段102に対して原稿の読み
込みの指示を与え、また上記画像管理手段103に対し
て画像データのファイリングの指示を与える。更に、上
記パネル制御部101bは、上記表示用コードおよび上
記IDマーク用コードとして、それぞれ“ON”、“O
FF”のどちらが選択されたかを上記コード種選択手段
113に通知する。
【0052】上記指示を受けた上記画像データ入力手段
102は原稿を読み込み、デジタルに変換して画像デー
タとしてバッファ104に格納する(ステップS2
2)。同時に、上記画像データのファイリングの指示を
受けた上記画像管理手段103は、これからファイリン
グする画像データに対応する例えば7桁の数字等からな
る文書IDを生成し(ステップS23→S24)、上記
スクランブル処理手段106に通知する。尚、該文書I
Dは、上記画像データの登録毎にシーケンシャルに割り
当てる。
【0053】また、上記コード種選択手段113は、ユ
ーザにより上記表示用コードとして“ON”が選択され
れば、上記表示用コードを上記スクランブル文書IDに
基づいて出力するように、一方“OFF”が選択されれ
ば、上記表示用コードを上記文書IDに基づいて出力す
るようにスクランブル処理手段106に対して指示す
る。更に、ユーザにより上記IDマーク用コードとして
“ON”が選択されれば、上記IDマーク用コードを上
記スクランブル文書IDに基づいて出力するように、一
方“OFF”が選択されれば、上記IDマーク用コード
を上記文書IDに基づいて出力するようにスクランブル
処理手段106に対して指示する。
【0054】次に、上記スクランブル処理手段106
は、これらの上記コード種選択手段113の指示に基づ
いて、上記スクランブル文書IDが必要な場合は上記第
1の実施形態と同様に入力された上記文書IDを該文書
IDと1対1に対応し、かつ論理的にシーケンシャルで
ない上記スクランブル文書IDに変換する(ステップS
25→S26)。
【0055】更に、上記スクランブル処理手段106
は、上記コード種選択手段113の指示に基づいて、上
記のように変換されたスクランブル文書IDまたは上記
文書IDを、IDマークエンコード手段107にIDマ
ーク用コードとして、上記パターン合成手段108に上
記表示用コードとして通知する。
【0056】ここで、上記IDマーク用コードおよび上
記表示用コードは、例えば7桁数字の上記文書IDまた
は上記スクランブル文書IDを8桁数字に拡大し、8桁
目を「スクランブルフラグコラム」とする。該「スクラ
ンブルフラグコラム」は上記文書IDまたは上記スクラ
ンブル文書IDのどちらであるかを示すもので、上記ス
クランブル文書IDであれば「1」、上記文書IDであ
れば「0」がセットされる。
【0057】例えば、上記スクランブル文書IDが選択
された場合は、上記文書ID「0000001」に対応
する上記IDマーク用コードおよび上記表示用コード
は、「1−0000004」である。また、上記文書I
Dが選択された場合は、上記文書ID「000000
2」に対応する上記IDマーク用コードおよび上記表示
用コードは、「0−0000002」である。
【0058】上記IDマーク用コードが通知された上記
IDマークエンコード手段107は、上記IDマークに
エンコードする。エンコードされた該IDマークは、パ
ターン合成手段108のビットマップメモリに記憶され
る(ステップS27)。 次に、上記パターン合成手段
108は、上記ビットマップメモリに記憶されたIDマ
ークと、上記バッファ104に保持された画像データ
と、上記スクランブル処理手段106より通知された上
記表示用コードとをIDマーク付き画像として合成する
(ステップS28)。この合成されたIDマーク付き画
像は、上記画像出力手段109により、上記画像デー
タ、上記IDマークおよび上記表示用コードが所定位置
に合成された形式で、IDマーク付き画像シートとして
印刷される(ステップS29)。
【0059】次に、登録転送手段112が、上記画像管
理手段103より受けた上記文書IDに基づいたファイ
ル名を付して、上記バッファ104に格納された上記画
像データを上記記憶手段105に蓄積する(ステップS
30)。
【0060】この後、2ページ以降の原稿がある場合の
処理については、上記第1の実施形態と同様である(ス
テップS31→S22→S23→S29→S30)。こ
こで、上記第1の実施形態の例のように3回連続して画
像データの登録を行い、1番目の画像データの登録時に
上記表示用コードおよび上記IDマーク用コードとして
上記スクランブル文書IDが選択され、2番目と3番目
の画像データの登録時に上記表示用コードおよび上記I
Dマーク用コードとして上記文書IDが選択されたとす
る。この場合、1番目のIDマーク付き画像シートは、
図10に示すように上記スクランブル文書IDに基づい
た表示用コードおよび上記IDマークが印刷される。2
番目と3番目のIDマーク付き画像シートは、上記文書
IDに基づいた表示用コードおよび上記IDマークが印
刷される。
【0061】このように、1番目と2番目のIDマーク
付き画像シートの上記表示用コードは、論理的に連続に
なっていない。また、スクランブル解除後の2番目と3
番目の上記表示用コードは、論理的に連続になってい
る。
【0062】次に、上記のように上記記憶手段105に
蓄積された画像データを取り出す動作を以下説明する。
図11はこの動作を示すフローチャートである。上記画
像データの取り出し方法は、上記第1の実施形態と同様
に上記IDマーク付き画像シートを読み込むことにより
画像データを指定する方法と、上記IDマークの下部に
数字列として印字されている上記表示用コードを、キー
を用いて直接入力して指定する方法がある。
【0063】まず、上記IDマーク付き画像シートによ
り画像データを指定する方法の場合、上記IDマークデ
コード手段111がバッファ104に格納された画像デ
ータから、IDマークの存在する位置の画像データを切
出し、該IDマークをデコードして、上記IDマーク付
き画像シートの上記IDマーク用コードを得るまでの動
作(図11、ステップS41→S45)は上記第1の実
施形態と同様であるので、これ以降の動作について述べ
る。
【0064】上記IDマークデコード手段111によっ
て得られた上記IDマーク用コードは、IDコード判別
手段114に通知される。該IDコード判別手段114
は、通知された上記IDマーク用コードが上記文書ID
か上記スクランブル文書IDのどちらであるかを、上記
IDマーク用コードに含まれる上記「スクランブルフラ
グコラム」に基づいて判別する(ステップS46)。す
なわち、該「スクランブルフラグコラム」が「1」であ
れば上記スクランブル文書IDであり、「0」であれば
上記文書IDである。ここで、上記スクランブル文書I
Dであると判別されれば、該スクランブル文書IDをス
クランブル文書IDデコード手段110に通知する。一
方、上記文書IDであると判別されれば、該文書IDを
上記画像管理手段103に通知する。
【0065】該スクランブル文書IDデコード手段11
0は、通知された上記IDマーク用コード、すなわち上
記スクランブル文書IDを該スクランブル文書IDに対
応する上記文書IDに変換し、上記画像管理手段103
に通知する(ステップS47)。ここでは、入力された
スクランブル文書IDに、0xFFFFFA(16進表
示)を基準数値として排他的論理和を取って上記文書I
Dに変換する。
【0066】よって、上記IDマーク用コードが上記文
書IDまたは上記スクランブル文書IDのどちらの場合
も、上記文書IDが上記画像管理手段103に通知され
たことになる。
【0067】次に、上記画像管理手段103は、上記文
書IDに対応する画像データの読み出しを登録転送手段
112に指示する(ステップS48)。該指示により、
該登録転送手段112は上記画像データを上記記憶手段
108より上記バッファ104へ読み出し、更にこのよ
うに読み出された上記画像データは上記画像出力手段1
09から出力される(ステップS49)。
【0068】一方、上記表示用コードを直接入力して画
像データを指定する場合は、ユーザは図4の“表示用コ
ード入力”を選択して上記表示用コードを入力する。こ
の指示情報は上記操作手段101のパネル制御部101
bに保持され、該パネル制御部101bは上記操作パネ
ル101aのスタートボタンが押下されると入力された
上記表示用コードを、上記IDコード判別手段114に
通知する(ステップS50)。
【0069】以降の処理は、上記IDマーク付き画像シ
ートにより画像データを指定する場合と同様に行われ、
上記文書IDに対応する画像データは上記画像出力手段
109から出力される(ステップS46→S49)。
【0070】尚、本実施の形態では、上記コード種選択
手段113により上記表示用コードおよび上記IDマー
ク用コードの両方を選択可能な構成としているが、どち
らか一方だけ選択可能な構成としても構わない。例え
ば、上記IDマーク用コードとして上記文書IDを使用
するとした上で、上記コード種選択手段113により上
記表示用コードが選択できる構成とした場合、上記スク
ランブル処理手段106が上記文書IDを上記IDマー
ク用コードとして上記IDマークエンコード手段107
に通知し、上記表示用コードとして上記コード種選択手
段113の指示に基づいて、上記スクランブル文書ID
または上記文書IDを上記パターン合成手段108に通
知することになる。
【0071】この構成の場合、上記の例と同様に3回連
続して画像データの登録を行い、1番目の画像データの
登録時に上記表示用コードとして上記スクランブル文書
IDが選択され、2番目と3番目の画像データの登録時
に上記表示用コードとして上記文書IDが選択されたと
する。この場合、図12に示すように各IDマーク付き
画像シートには、上記文書IDに基づいた上記IDマー
クが印刷される。また1番目のIDマーク付き画像シー
トには、上記スクランブル文書IDに基づいた表示用コ
ードが印刷され、2番目と3番目のIDマーク付き画像
シートには、上記文書IDに基づいた表示用コードが印
刷される。
【0072】以上のように、上記IDマーク付き画像シ
ートの上記表示用コードに上記スクランブル文書IDま
たは上記文書IDのどちらを使用するかをユーザが選択
できるように構成しているので、ユーザは必要に応じて
画像データを機密保持性の高いモードで登録するか、機
密保持性の低いモードで登録するかを選択できる。更
に、上記IDマークについても上記スクランブル文書I
Dまたは上記文書IDのどちらに基づいてエンコードす
るかを選択できるように構成した場合、必要に応じて画
像データを機密保持性の異なる4つのモードで登録する
ことが可能である。
【0073】また、上記表示用コードを直接入力して画
像データを指定して取り出す場合であっても、上記表示
用コードが上記文書IDまたは上記スクランブル文書I
Dのどちらであるかに関係なく操作方法は同じであり、
統一された操作方法となっている。
【0074】尚、上記各実施の形態では、上記文書ID
として数字を使用しているが論理的にシーケンシャルな
らば文字列を含んでいても構わない。また、上記各実施
の形態では、上記IDマークは2次元バーコードを使用
したが、これに限られるものではなく、例えば一般的な
1次元バーコードであっても構わない。
【0075】また、上記各実施の形態では、上記スクラ
ンブル文書IDのエンコード、およびデコードに「排他
的論理和」を使用したが、例えば「ビットシフト」、
「ビット並び替え」、および「それらの組み合わせ」等
を使用してもよい。
【0076】
【発明の効果】上記のように、本発明に係る画像処理装
置は、システム内部のファイル管理情報である上記文書
IDではなく、該文書IDと1対1に対応し、かつ論理
的にシーケンシャルでないスクランブル文書IDを上記
IDマーク付き画像シートの表示用コードに使用してい
るので、前後等に登録された画像データのIDマーク付
き画像シートの表示用コードより推測して他の画像デー
タを取り出すことは困難となる。このため、不正な画像
データの取り出しを防止することができ、機密保持性を
高められる。
【0077】更に、上記IDマークについても上記スク
ランブル文書IDに基づいてエンコードすることによ
り、該IDマークをデコードしても他の画像データの表
示用コードを推定することができず、不正に画像データ
を取り出すことはできないので、機密保持性がより高ま
っている。また、上記IDマークのエンコード、デコー
ド方式として一般に公開されている標準方式を採用して
も、不正な画像データの取り出しを防止することができ
る。
【0078】また、上記IDマーク付き画像シートの上
記表示用コードに上記スクランブル文書IDまたは上記
文書IDのどちらを使用するか、更に、上記IDマーク
についても上記スクランブル文書IDまたは上記文書I
Dのどちらに基づいてエンコードするかを選択できるの
で、必要に応じて画像データを機密保持性の異なる4つ
のモードで登録することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像処理装置の
構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態における画像データのフ
ァイリング時の動作手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態において連続して画像デ
ータのファイリングを行った場合の3枚のIDマーク付
き画像シートの例である。
【図4】本発明の一実施の形態における画像データの取
り出し方法を選択する操作パネル図である。
【図5】本発明の一実施の形態における画像データの取
り出し時の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態において連続して画像デ
ータのファイリングを行った場合の3枚のIDマーク付
き画像シートの例である。
【図7】本発明の他の実施の形態における画像処理装置
の構成を示す機能ブロック図である。
【図8】本発明の他の実施の形態における画像データの
ファイリング時の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の他の実施の形態における表示用コード
およびIDマーク用コードを選択する操作パネル図であ
る。
【図10】本発明の他の実施の形態において連続して画
像データのファイリングを行った場合の3枚のIDマー
ク付き画像シートの例である。
【図11】本発明の他の実施の形態における画像データ
の取り出し時の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の他の実施の形態において連続して画
像データのファイリングを行った場合の3枚のIDマー
ク付き画像シートの例である。
【符号の説明】
101 操作手段 102 画像データ入力手段 103 画像管理手段 104 バッファ 105 記憶手段 106 スクランブル処理手段 107 IDマークエンコード手段 108 パターン合成手段 109 画像出力手段 110 スクランブル文書IDデコード手段 111 IDマークデコード手段 112 登録転送手段 113 コード種選択手段 114 IDコード判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 雄治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久富 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 丈二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データを記憶手段に蓄積
    し、画像管理手段によって、上記入力された上記画像デ
    ータに対応する文書IDをシーケンシャルに生成し該文
    書IDに基づいて上記画像データを管理するとともに、
    該入力された画像データを、該画像データを特定する文
    書IDに基づいて生成されるIDマークおよび/または
    表示用コードとともに画像出力手段により出力する画像
    処理装置において、 上記画像管理手段の生成する文書IDを、該文書IDと
    1対1に対応し、かつ論理的にシーケンシャルでないス
    クランブル文書IDに変換するとともに、表示用コード
    および/またはIDマーク用コードを該スクランブル文
    書IDに基づいて出力するスクランブル処理手段と、 上記画像データと、上記IDマーク用コードに基づいて
    生成される上記IDマークおよび/または上記表示用コ
    ードを合成し、上記画像出力手段に出力することを指示
    するパターン合成手段とを備えたことを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 入力された画像データを記憶手段に蓄積
    し、画像管理手段によって、上記入力された上記画像デ
    ータに対応する文書IDをシーケンシャルに生成し該文
    書IDに基づいて上記画像データを管理するとともに、
    該入力された画像データを、該画像データを特定する文
    書IDに基づいて生成されるIDマークおよび/または
    表示用コードとともに画像出力手段により出力する画像
    処理装置において、 上記画像管理手段の生成する文書IDを、該文書IDと
    1対1に対応し、かつ論理的にシーケンシャルでないス
    クランブル文書IDに変換するとともに、表示用コード
    および/またはIDマーク用コードをそれぞれ上記文書
    IDまたは該スクランブル文書IDに基づいて出力する
    スクランブル処理手段と、 上記表示用コードおよび/または上記IDマーク用コー
    ドを、上記文書IDまたは上記スクランブル文書IDの
    どちらに基づいて出力するかをユーザが選択するための
    コード種選択手段と、 上記画像データと、上記IDマーク用コードに基づいて
    生成される上記IDマークおよび/または上記表示用コ
    ードを合成し、上記画像出力手段に出力することを指示
    するパターン合成手段とを備えたことを特徴とする画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 上記パターン合成手段により上記IDマ
    ークを合成する場合に、 更に、上記IDマーク用コードを画像パターンである上
    記IDマークにエンコードするIDマークエンコード手
    段を備えた請求項1または請求項2に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記表示用コードが上記スクランブル文
    書IDであり、上記IDマーク用コードが上記文書ID
    である請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 上記表示用コードおよび上記IDマーク
    用コードが上記スクランブル文書IDである請求項1か
    ら請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 入力された画像データを記憶手段に蓄積
    し、画像管理手段によって、上記入力された上記画像デ
    ータに対応する文書IDをシーケンシャルに生成し該文
    書IDに基づいて上記画像データを管理した状態で、上
    記文書IDに対応するIDマークあるいは表示用コード
    を入力することによって特定の画像データを指定し、該
    画像データを画像出力手段により出力する画像処理装置
    において、 入力された上記IDマークをエンコード前の値に変換し
    たIDマーク用コードまたは入力された表示用コードが
    スクランブル文書IDに基づく場合、該スクランブル文
    書IDに対応する文書IDに変換するスクランブル文書
    IDデコード手段とを備えたことを特徴とする画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 上記IDマークを入力することによって
    特定の画像データを指定する場合に、 更に、入力された上記IDマークを、エンコード前のI
    Dマーク用コードに変換するIDマークデコード手段を
    備えた請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記表示用コードまたは上記IDマーク
    用コードが、上記文書IDか上記スクランブル文書ID
    のどちらであるかを判別するIDコード判別手段を備え
    た請求項6または請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 入力された画像データを記憶手段に蓄積
    し、画像管理手段によって、上記入力された上記画像デ
    ータに対応する文書IDをシーケンシャルに生成し該文
    書IDに基づいて上記画像データを管理するとともに、
    該入力された画像データを、該画像データを特定する文
    書IDに基づいて生成されるIDマークおよび/または
    表示用コードとともに画像出力手段により出力する画像
    処理装置の画像管理方法において、 上記画像管理手段の生成する文書IDを、該文書IDと
    対応し、かつ論理的にシーケンシャルでないスクランブ
    ル文書IDに変換するとともに、表示用コードおよび/
    またはIDマーク用コードを該スクランブル文書IDに
    基づいて出力し、 上記画像データと、上記IDマーク用コードに基づいて
    生成される上記IDマークおよび/または上記表示用コ
    ードを合成し、上記画像出力手段により出力することを
    特徴とする画像処理装置の画像管理方法。
  10. 【請求項10】 入力された画像データを記憶手段に蓄
    積し、画像管理手段によって、上記入力された上記画像
    データに対応する文書IDをシーケンシャルに生成し該
    文書IDに基づいて上記画像データを管理した状態で、
    上記文書IDに対応するIDマークあるいは表示用コー
    ドを入力することによって特定の画像データを指定し、
    該画像データを画像出力手段により出力する画像処理装
    置の画像管理方法において、 入力された上記IDマークをエンコード前の値に変換し
    たIDマーク用コードまたは入力された表示用コードが
    スクランブル文書IDに基づく場合、該スクランブル文
    書IDに対応する文書IDに変換することを特徴とする
    画像処理装置の画像管理方法。
  11. 【請求項11】 入力された画像データを記憶手段に蓄
    積し、画像管理手段によって、上記入力された上記画像
    データに対応する文書IDをシーケンシャルに生成し該
    文書IDに基づいて上記画像データを管理するととも
    に、該入力された画像データを、該画像データを特定す
    る文書IDに基づいて生成されるIDマークおよび/ま
    たは表示用コードとともに画像出力手段により出力する
    画像処理装置の画像管理方法において、 上記IDマークおよび/または上記表示用コードを、所
    定の機密保持性を持たせた値、あるいは上記所定の機密
    保持性より高い機密保持性を持たせた値として出力する
    かを選択できることを特徴とする画像処理装置の画像管
    理方法。
  12. 【請求項12】 上記所定の機密保持性を持たせた値が
    論理的に連続な値であり、上記所定の機密保持性より高
    い機密保持性を持たせた値が論理的に非連続な値である
    請求項11に記載の画像処理装置の画像管理方法。
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