JP2000224353A - ディジタル複合機 - Google Patents

ディジタル複合機

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JP2000224353A
JP2000224353A JP11023982A JP2398299A JP2000224353A JP 2000224353 A JP2000224353 A JP 2000224353A JP 11023982 A JP11023982 A JP 11023982A JP 2398299 A JP2398299 A JP 2398299A JP 2000224353 A JP2000224353 A JP 2000224353A
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Takehito Yamaguchi
岳人 山口
Kazuyuki Murata
和行 村田
Hideyuki Kuwano
秀之 桑野
Yuji Okada
雄治 岡田
Naoki Takahashi
直樹 高橋
Kenji Hisatomi
健治 久富
Joji Tanaka
丈二 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル複合機で、直前に記憶させた画像
データ、あるいは、直前に取り出した画像データを再び
取り出したいとき(印刷したいとき)手間がかかる。 【解決手段】 原稿画像を画像データとして記憶手段に
記憶するとともに文書IDを付して文書管理手段で管理
しておき、文書IDが与えられたときに、該文書IDに
対応する画像データを取り出すディジタル複合機におい
て、上記記憶手段への直前に記憶した画像データ、ある
いは、直前い記憶した画像データを特定する上記文書管
理手段を備えるようにする。これによって、取り出しシ
ートを用いることなく、取り出し対象の画像データの特
定が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの記憶
および取り出しを行うディジタル複合機に関し、特に簡
便な操作で画像データを取り出すことができるディジタ
ル複合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭62−219768号公報
に開示されるように、従来より、スキャナー等の画像読
み取り手段より入力した原稿画像に対応する画像データ
を画像ファイルとして内蔵の磁気ディスク等へ記憶し、
このように記憶した画像ファイルを再びプリンタ等より
印刷できるディジタル複合機が提案されている。
【0003】そして近年では、後述する「取り出しシー
ト」を用いることによって、取り出し対象となる原稿画
像を特定し、この原稿画像の画像データの取り出しを可
能としたディジタル複合機も登場している。
【0004】図15は従来のディジタル複合機の一例を
示す機能ブロック図を示すものである。画像読み取り手
段1は上記原稿画像を読み取って画像データを得、該画
像データは、一旦RAM9に格納された後に文書管理手
段7によって、当該画像データを特定する文書IDと関
連付けられて、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁
気ディスク等の記憶手段2に記憶されるようになってい
る。
【0005】一方、エンコード手段3は上記文書IDに
対応するバーコードや2次元コード等よりなるマーク画
像を生成する。当該マーク画像は合成手段4によって上
記画像データの第1ページ目または特徴的な画像を持つ
ページの所定位置に合成されて取り出しシート30の画
像データを生成する。この取り出しシート30は図3に
示すようにプリンタ等の画像出力手段5によって、紙等
の記録媒体に印刷するようになっている。
【0006】そして、原稿画像の取り出しは、上記取り
出しシート30を上記画像読み取り手段1で読み取ら
せ、上記マーク画像をデコード手段6で解読して、対応
する文書IDを得、上記原稿画像の画像データを特定す
るようになっている。画像出力手段5には例えばプリン
タが使用され、上記のように特定された画像データは、
を記録媒体に印刷するようになっている。また、画像出
力手段5に記憶媒体間のデータ転送を可能にする機能を
持たせることよって、上記記憶手段2とは別の記憶媒体
例えば光ディスク等に画像データを転送・複写したりす
ることも可能である。
【0007】このように上記ディジタル複合機では、上
記取り出しシートを利用して、このシートに印刷された
上記2次元コード等により画像データの特定ができるこ
とから、画像データの登録と取り出しが容易に行えると
いうメリットを有している。尚、上記取り出しシートを
用いないで、コントロールパネル10より直接文書ID
を入力することによって、画像データの特定をすること
ができることはもちろんである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディジタル複合機では、直前に記憶させた画像デー
タを取り出したい場合においても、他の画像データを取
り出すときと同じように取り出しシートを用意しなけれ
ばならない。
【0009】すなわち、通常ユーザは直前に記憶させた
画像データについては鮮明に覚えており、容易にその特
定ができる場合が多いが、このような場合にも上記従来
のディジタル複合機では、わざわざ上記取り出しシート
を用意しなければならず、かえって不便であることが多
い。
【0010】また、直前に取り出して印刷出力させた画
像データを再度印刷出力したい場合においても、ユーザ
は、直前に取り出したい画像データを覚えているにもか
かわらず、やはり上記取り出しシートを用意しなければ
ならないという不便さが存在する。しかも、上記のよう
に直前に記憶させたり、あるいは直前に取り出した文書
を再度取り出すことはよくあり、ユーザはその度毎に不
便を感じることが多かった。
【0011】本発明は叙上の如き実状に対処し、上記直
前に記憶させたり取り出したりした画像データを特定す
る手段を設けることにより、上記取り出しシートなしで
もこれらの画像データを出力させることを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。
【0013】すなわち、本発明は、図1に示すように、
原稿画像を画像データとして記憶手段2に記憶するとと
もに文書IDを付して文書管理手段7で管理しておき、
文書IDが与えられたときに、該文書IDに対応する画
像データを取り出ディジタル複合機を前提とするもの
である。
【0014】上記ディジタル複合機において、上記文書
管理手段7が、上記記憶手段2から直前に取り出された
画像データ、あるいは、記憶手段に直前に記憶された画
像データを次に取り出す画像データとして特定するよう
にする。
【0015】これによって、直前に取り出した画像デー
タあるいは、記憶手段に直前に記憶された画像データを
再び印刷等の出力をしたいときに、取り出しシートを使
用する必要がなく、迅速に取りだすことができることに
なる。
【0016】上記のように直前に取り出された画像デー
タを取り出す指示、あるいは、直前に記憶された画像デ
ータを取り出す指示(クイックモードへの移行の指示)
は、コントロールパネル10等の入力指示手段の表示に
従って入力することができる。
【0017】複数のユーザが使用するディジタル複合機
では、上記の方法では該複合機を現に操作しているユー
ザが直前に取り出した画像データを特定できるとは限ら
ないところから、図9に示すようにユーザ認証手段12
を備えて上記文書管理手段7が、ユーザID別に上記記
憶手段2から直前に取り出された画像データを特定する
ようにする。
【0018】上記のように直前に取り出された画像デー
タを取り出す構成の他に、直前に記憶された画像データ
を指定する構成も考えられる。この場合も、コントロー
ルパネル10等より直前に記憶された文書を取り出す旨
の指示ができ、また、ユーザ認証手段を備えた構成とす
ることもできる。
【0019】画像データを記憶した直後には、直前に記
憶された画像データを特定するようにし、その後は、直
前に取り出された画像データを特定するようにすると、
より効率的に取り出したい画像データを特定することが
できることになる。
【0020】
【発明の実施形態】以下さらに、本発明の実施の形態に
ついて、添付図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明の実施の形態1のディジタル
複合機の概略ブロック図である。以下の実施の形態で説
明する文書管理手段での文書特定処理以外の、全体の基
本的な構成、画像の読み取り処理、記憶処理、文書管理
手段による画像データの管理、更に、取り出しシートの
印刷等基本的な処理は上記図15で説明した従来のディ
ジタル複合機と同じであるので、ここでは詳しい説明を
省略する。
【0022】(実施の形態1)上記文書管理手段7は上
記文書IDの発行等従来と同様の処理を含めて、本実施
の形態発明では以下のような機能を備えている。
【0023】(1)原稿画像が画像データとして新規に
記憶されると個別の文書IDを生成する。
【0024】(2)画像データと文書IDとが関連付け
られたレコードより構成される文書管理テーブル22A
(図2参照)を用いて記憶手段に記憶された画像データ
の管理をする。
【0025】(3)文書IDを指定すると上記文書管理
テーブル22Aを参照して対応する画像データを特定す
る。
【0026】(4)原稿画像の記憶処理時に、それが実
行された年月日・時刻を文書管理テーブル22Aに記入
する。
【0027】(5)画像データが取り出されると、取り
出しが実行された年月日・時刻を文書管理テーブル22
Aに記入する。
【0028】上記文書管理手段7を実行する文書管理プ
ログラムを含めたアプリケーションプログラムは、シス
テム起動時に記憶手段2からRAM9に転送され実行さ
れる。また、上記文書管理テーブル22Aは文書管理情
報の1つとして記憶手段2に記憶されており、該文書管
理テーブル22Aは記憶手段2に記憶されている文書
(画像データ)数に対応する数のレコードよりなり、1
つのレコードが1つの文書に相当する。
【0029】図2に示す文書管理テーブル22Aは、5
つの文書が記憶されている場合に相当し、各レコードに
は、文書IDが書き込まれる文書IDフィールド23、
上記文書の属性としてのページ数が書き込まれるページ
数フィールド24、画像サイズが書き込まれる画像サイ
ズフィールド25、記憶年月日が書き込まれる記憶年月
日フィールド26、および記憶時間が書き込まれる記憶
時間フィールド27が設けられる。
【0030】さらに、取り出し年月日フィールド28、
取り出し時間フィールド29が設けられ、これら取り出
し年月日フィールド28および取り出し時間フィールド
29には、対応する文書(画像データ)が最後に取り出
された日時の情報が記録される。
【0031】一方、図3は上記ディジタル複合機で使用
する取り出しシートを示す平面図であり、この取り出し
シート30は、原稿画像の複写イメージである原稿画像
31と、マーク画像32と、数字列の文書IDイメージ
33とを有している。
【0032】上記マーク画像32は、上記エンコード手
段3により文書IDを例えば2次元コードのマークパタ
ーンに変換して得られる。文書IDイメージ33は、上
記合成手段4で上記文書IDをイメージに変換して得ら
れる。上記原稿画像31、マーク画像32、文書IDイ
メージ33は、合成手段4で合成され、その合成イメー
ジがプリンタ8により取り出しシート30として印刷さ
れる。
【0033】次に、図4を参照して上記ディジタル複合
機でコピー処理とともに文書記憶を実行する場合の手順
を説明する。
【0034】まず、ユーザは通常のコピーと同じく原稿
をイメージスキャナ1にセットして、コントロールパネ
ル10より「コピー/文書登録」を指示する。これによ
ってイメージスキャナ1によって読み取られた画像デー
タは、RAM9に格納されるとともに、文書管理手段7
は読み込んだ原稿が1ページ目かどうかの判定を行う
(ステップS1〜S2)。
【0035】読み込んだ原稿が1ページ目の場合は、上
記文書管理手段7が文書IDを生成し、この文書IDを
エンコード手段3に転送する(ステップS3)。エンコ
ード手段3では上記文書IDよりマーク画像32のパタ
ーンを生成するとともに(ステップS4)、上記文書I
Dから文書IDイメージ33が通常使用される文字フォ
ントで生成され、このマーク画像32と文書IDイメー
ジ33が合成手段4に入力される。この合成手段4に
は、さらに原稿画像31もRAM9より入力されてお
り、この原稿画像31とマーク画像32と文書IDイメ
ージ33より、1ページ目の印刷画像イメージを合成す
る(ステップS5〜S6)。
【0036】このように合成された印刷画像はプリンタ
8に転送され、該プリンタ8によって、取り出しシート
30が得られることになり、この後、上記1ページ目の
原稿画像データは、記憶手段2に記憶される(ステップ
S7→S8)。
【0037】また、2ページ目以降の原稿があるかどう
かをイメージスキャナ1がチェックし(ステップS
9)、あるならば再び原稿読み取り処理に戻る(ステッ
プS1)。この2ページ目以降の画像データは、そのま
ま画像として印刷されるとともに、記憶手段2に記憶さ
れる。
【0038】読み取る原稿がなくなると、文書管理手段
7が記憶後処理を実行する(ステップS9→S10)。
この記憶後処理(ステップS10)においては、上記文
書管理手段7が文書管理テーブル22Aの、文書IDフ
ィールド23、ページ数フィールド24、画像サイズフ
ィールド25、記憶年月日フィールド26、記憶時間フ
ィールド27にそれぞれ対応する事項の記入を行う。
【0039】尚、上記においてはコピー処理すると同時
に対応画像データを記憶処理をする場合を例にしたが、
登録時のコントロールパネルよりの指示は、単なる「登
録」、「ファックス/文書登録」等、文書登録処理がな
される内容であれば上記「コピー/文書登録」に限定さ
れるものではない。
【0040】次に、図5および図6を参照して上記ディ
ジタル複合機での文書取り出し時の手順を説明する。
【0041】図5は、文書取り出し時の取り出しモード
を選択する際のコントロールパネル10の表示を示す図
であり、上記コントロールパネル10は出力指示手段と
して、制御ボタン群51、数字入力ボタン群52、液晶
パネル部53よりなる。液晶パネル部53は表示が可変
であるが、文書取り出し時には、文書取り出しモード切
り替えボタン54、モード表示コラム55が表示され
る。
【0042】ユーザは、取り出しシート30をイメージ
スキャナ1で読み取って文書を取り出す「通常モード」
か、直前に取り出した文書を取り出しシート30を使用
せずに取り出す「クイックモード」のいずれかを文書取
り出しモード切り替えボタン54により選択する。「通
常モード」が選択されたとき、モード表示コラム55に
「通常モード」と表示され、「クイックモード」が選択
されたとき、「クイックモード」と表示される。
【0043】一方、図6は文書取り出し時の手順を示す
フローチャートであり、まず最初に通常モードでの文書
取り出しの手順を説明し、次にクイックモードでの手順
を説明する。
【0044】通常モードで文書取り出しをするには、ユ
ーザは取り出しシート30をイメージスキャナ1にセッ
トした上で、コントロールパネル10のモード切り替え
ボタン54で取り出しモードを「通常モード」にする
(ステップS11)。
【0045】次に、ユーザが制御ボタン群51のスター
トボタンを押すと、取り出しモードのチェックを行う
(ステップS12)。
【0046】ここでは通常モードが選択されているの
で、イメージスキャナ1は取り出しシートの読み取りを
行い、この読み取った画像データをRAM9に一旦蓄積
する(ステップS13)。次いで、デコード手段6は上
記読み取った取り出しシート30の画像データからマー
ク画像を切り出してデコードし、文書IDを得、文書管
理手段7がこの文書IDより画像データを特定する(ス
テップS14〜S16)。このように特定した画像デー
タを印刷した後に、以下に説明する後処理が実行される
(ステップS17〜S18)。
【0047】この後処理(ステップS18)では、文書
管理手段7が取り出しを行った文書IDを検索キーとし
て、文書管理テーブル22Aを検索し、対応するレコー
ドを特定し、その取り出し年月日フィールド28と取り
出し時間フィールド29とにそれぞれ取り出し実行年月
日と時間とを記入する。
【0048】次に、クイックモードでの文書取り出しの
手順を同じく図6を参照して説明する。
【0049】クイックモードでは、取り出しシート30
は使用せず、ユーザが上記コントロールパネル50のモ
ード切り替えボタン54で取り出しモードを「クイック
モード」に設定し、次に制御ボタン群51のスタートボ
タンを押すと、取り出しモードのチェックが行われる
(ステップS11〜S12)。
【0050】ここで、上記クイックモードが選択されて
いるので、直前に取り出した文書の文書IDの特定が文
書管理手段7により行われる(ステップS16)。この
直前に取り出した文書の文書IDを特定する処理では、
上記文書管理手段7が文書管理テーブル22Aの全レコ
ードの取り出し年月日フィールド28と取り出し時間フ
ィールド29から、最も最近に取り出しが行われた文書
の文書IDを特定する。たとえば、文書管理テーブル2
2Aの場合には、直前取り出し文書IDは000000
4である。
【0051】そして、この文書IDが特定された後は、
上記通常モード時のステップS13〜S15を省略して
画像データが文書管理手段7によって特定され(ステッ
プS16)、この特定された画像データをプリンタ8が
印刷した後に、上記後処理が実行される(ステップS1
7〜S18)。
【0052】以上のように、本発明の実施の形態1のデ
ィジタル複合機においては、文書取り出し時に文書管理
情報として取り出し日時の情報を記録し、再度同じ文書
を取り出す場合に、上記取り出し日時の情報から取り出
し対象画像データの文書IDを特定するので、上記取り
出しシート30がなくても、簡単にしかも短時間で画像
データを取り出すことが可能である。
【0053】なお、本実施の形態では、直前に取り出し
た文書の特定は、取り出し時に文書管理テーブル22A
の各文書レコードに記入した取り出し時刻情報に基づい
て行ったが、別の方法でも実施することが可能である。
【0054】例えば、取り出しが行われる都度に、その
文書の文書IDを最終取り出し文書IDとして記憶手段
2の上記文書管理テーブル22Aとは別の領域に記憶さ
せておき、直前取り出し文書の取り出しが指示される
と、この最終取り出し文書IDで文書を特定し出力する
ことも可能である。また、最終取り出し文書を記憶手段
2の特定の領域に記憶させておき、直前取り出し文書の
取り出しが指示された場合に、この記憶させた最終取り
出し文書を出力させることも可能である。 (実施の形態2)上記実施の形態1では、直前に取り出
した時間(日、時刻)に基づいて取り出し対象の画像デ
ータを特定するようにしているが、以下に説明するよう
に、直前に記憶した時間(日、時刻)に基づいて取り出
し対象の画像データを特定することも可能である。この
場合の構成は上記図1に示す構成と同じであるので、こ
こでは当該図1更に図7、図8を参照して説明する。
【0055】この実施の形態では上記文書管理手段7は
以下のように機能する。
【0056】(1)原稿画像が画像データとして新規に
記憶されると各原稿画像毎の個別の文書IDを生成す
る。
【0057】(2)画像データと文書IDとの関連付け
レコードより構成される文書管理テーブルをを用いて記
憶手段い記憶された画像データを管理する。
【0058】(3)文書IDを指定すると上記文書管理
テーブルから対応する画像データを特定する。
【0059】(4)原稿画像データの記憶処理完了時
に、それが実行された年月日・時刻を文書管理テーブル
22Bに記入する。
【0060】上記文書管理テーブル22Bは図7に示す
ように記憶手段2に記憶されている文書の数に対応する
数のレコードよりなり、基本的には図2に示した上記実
施の形態1の文書管理テーブル22Aと同じであるが、
取り出し年月日フィールド28と取り出し時間フィール
ド29がない点が異なっている。
【0061】ここで、上記実施の形態2での文書記憶時
の手順は、上記実施の形態1で説明した文書記憶時の手
順と同じであり、また取り出しシート30についても上
記実施の形態1と同じであるため、この実施の形態2に
おける文書記憶についての説明は省略する。
【0062】一方、図8は、上記実施の形態2における
文書取り出し時の手順を示すフローチャートである。
【0063】ただし、通常モードでの文書取り出しの手
順は、上記実施の形態1で説明した手順と同じであるの
で説明を省略し、クイックモードでの文書取り出しの手
順のみを説明する。
【0064】クイックモードでは、図5に示すコントロ
ールパネル10の、モード切り替えボタン54で取り出
しモードを「クイックモード」にし、次に制御ボタン群
51のスタートボタンを押すと、上記取り出しモードの
チェックが行われる(ステップS21〜S22)。
【0065】ここで、クイックモードが選択されている
とすると、文書管理手段7が文書管理テーブル22Bの
全レコードの記憶年月日フィールド26、記憶時間フィ
ールド27を参照して、最も最近に記憶が行われた文書
の文書IDの特定を実行する(ステップS29)。例え
ば、図7に示す文書管理テーブル22Bの場合には、直
前記憶文書IDは0000005である。
【0066】そして、この文書IDが特定された後は、
該文書IDに基づいて画像データが特定され、この特定
された画像データを印刷する(ステップS26→S2
7)。
【0067】以上のように、上記本発明の実施の形態2
のディジタル複合機においては、文書記憶時に文書管理
テーブル22Bに記録される記憶日時の情報を利用し
て、直前に記憶された画像データを再度取り出す場合に
は、その記憶日時の情報から取り出し対象の文書IDを
特定するので、上記取り出しシート30がなくても簡単
にしかも短時間で文書を取り出すことが可能である。
【0068】なお、本実施の形態2では、直前に記憶さ
せた文書の特定は、文書記憶時に文書管理テーブル22
Bの各文書レコードに記入した記憶時刻情報に基づいて
行ったが別の方法でも実施することが可能である。
【0069】例えば、記憶が行われる都度に、その文書
の文書IDを最終記憶文書IDとして記憶手段2の上記
文書管理テーブル22Bとは別の領域に記憶しておき、
直前記憶文書の取り出しが指示されると、最終記憶文書
IDで文書を特定し出力することも可能である。
【0070】また、最終記憶文書を記憶手段2の特定の
領域に記憶しておき、直前記憶文書の取り出しが指示さ
れた場合に、この記憶させた最終記憶文書を出力させる
ことも可能である。
【0071】(実施の形態3)上記実施の形態1におい
ては文書記憶を実行した直後は、未だ文書取り出しは行
われていないのであるから、直前に取り出された記録は
のこらない。すなわち、取り出し年月日フィールド28
および取り出し時間フィールド29は何も記載されてい
な状態であるので、クイックモードに設定しても、直前
に取り出された画像データを特定することはできない。
【0072】そこで、文書管理テーブル22Aあるいは
22Bとして取り出し年月日フィールド28、取り出し
時間フィールド29、更に、記憶年月日フィールド2
6、記憶時間フィールド27を設けておき、まず、上記
実施の形態1で説明したように取り出し年月日フィール
ド28、取り出し時間フィールド29を参照して、直前
の取り出し時間に基づいて次に取り出すべき画像データ
を特定し、この、上記取り出し年月日フィールド28お
よび取り出し時間フィールド29が空であるときには、
上記実施の形態2で記述したように、上記記憶年月日フ
ィールド26および記憶時間フィールド27に基づい
て、次に取り出すべき画像データを特定するようにして
もよい。
【0073】但し、上記のように直前に記憶した画像デ
ータに基づいて取り出し(画像印刷:ステップS27)
を実行した場合であっても、取り出し年月日フィールド
28、取り出し時間フィールド29への登録は必要であ
る。
【0074】これによって、記憶処理の直後であっても
取り出しシートを用いないで画像データの特定が可能と
なる。
【0075】(実施の形態4)次に、図9を参照して、
本発明の実施の形態4を説明する。
【0076】図9は、上記実施の形態4のディジタル複
合機の概略ブロック図であり、この実施の形態4では上
記実施の形態1の構成に加えて、ユーザ別に割り当てら
れたユーザIDを入力してユーザの認証をするユーザ認
証手段12を備え、文書管理手段7がこのユーザID別
に記憶手段2から直前に取り出された画像データを特定
するようになっている。
【0077】上記ユーザ認証手段12は、この実施の形
態4では、磁気カードに書き込まれたユーザIDを読み
取る磁気カードリーダー13aと、記憶手段2に記憶さ
れたユーザ管理手段13bとからなる。
【0078】アプリケーションプログラムとしては、上
記各実施の形態で説明した文書管理手段としての文書管
理プログラムの他に上記ユーザ管理手段13bによるユ
ーザ管理を実行するユーザ管理プログラムを記憶手段2
に記憶している。
【0079】上記文書管理手段7の処理機能は上記実施
の形態1と略同じであるが、以下に説明するようにユー
ザ管理手段13bより得られるユーザIDが参照される
点で異なる。また、上記ユーザ管理手段13bは以下の
処理をする。
【0080】(1)コントロールパネル10からユーザ
登録を指示すると、ユーザIDを発行して、記憶手段2
のユーザ管理テーブル11に当該ユーザIDとユーザ
名、パスワード等を登録する。
【0081】(2)磁気カードリーダ13aから入力さ
れたユーザIDが登録されているかチェックする。
【0082】一方、図10は上記記憶手段2に上記ユー
ザ管理テ−ブル11とともに記憶されている文書管理テ
ーブルを示す図であり、この文書管理テーブル22C
は、図2に示す上記実施の形態1の文書管理テーブル2
2Aと基本的に同じであるが、文書管理テーブル22A
のページ数フィールド24がこの実施の形態4の文書管
理テーブル22CではユーザIDフィールド24aに置
き換えられている(ユーザIDフィールド24aが図2
に示す文書管理テーブル22Aに単に追加されるように
してもよい)。
【0083】このユーザIDフィールド24aには、文
書記憶を行ったユーザのユーザIDが書き込まれる。
【0084】図11を参照して、上記実施の形態4のデ
ィジタル複合機における文書記憶時の手順を説明する。
【0085】まず、ユーザは、ユーザIDが書き込まれ
た磁気カードを磁気カードリーダ13aにセットしてユ
ーザIDを入力する(ステップS31)。
【0086】ユーザ管理手段13bは、入力されたユー
ザIDがユーザ管理テーブル11に登録されているか否
かをチェックし(ステップS32)、登録されている場
合にはコントロールパネル10にその旨のメッセージを
表示するとともに、該ユーザIDを文書管理手段7に通
知する(この場合ユーザIDはコントロールパネル10
を経由して文書管理手段7に通知される場合も考えられ
るが、図9ではユーザ管理手段13bから直接文書管理
手段7に通知される場合を示している)。
【0087】次に、通常のコピーと同じく原稿をイメー
ジスキャナ1にセットし、読み取りを実行する(ステッ
プS33)。
【0088】この原稿読み取り以降の手順、ステップS
33からS42は、図4で説明した実施の形態1での文
書記憶時の手順(ステップS1〜S10)と同じである
が、ただし、この実施の形態での記憶後処理(ステップ
S42)においては、文書管理手段7が、文書管理テー
ブル22Cの文書IDフィールド23、画像サイズフィ
ールド25、記憶年月日フィールド26、上記記憶時間
フィールド27に必要な事項を登録するととも、上記ユ
ーザ管理手段13bよりユーザIDを受け取って、ユー
ザIDフィールド24aに当該ユーザIDを登録するよ
うになっている。
【0089】さらに、図12を参照して、上記実施の形
態4のディジタル複合機における文書取り出し時の手順
を説明する。
【0090】最初に、通常モードでの文書取り出しの手
順を説明し、次にクイックモードでの手順を説明する。
【0091】通常モードで文書取り出しをするには、ま
ず、ユーザIDが書き込まれた磁気カードを磁気カード
リーダ13aにセットしてユーザIDを入力する(ステ
ップS51)。
【0092】ユーザ管理手段13bは、入力されたユー
ザIDが登録されているか否かをチェックし、登録され
ている場合にはコントロールパネル10にその旨のメッ
セージを表示する(ステップS52)。
【0093】そして、取り出しシート30をイメージス
キャナ1にセットした上で、コントロールパネル10上
で取り出しモードを「通常モード」にする(ステップS
53)。なお、上記取り出しシート30は、図3に示し
た上記実施の形態1の取り出しシートと同じであるので
説明を省略する。
【0094】この取り出しモード選択以降の手順(ステ
ップS53からS60)は、図6で説明した実施の形態
1の通常モードでの文書取り出し時の手順(ステップS
11〜S18)と同じであり、ここでは、上記文書ID
が判っているので、画像データを特定するときに、以下
に説明する「クイックモード」でのようにユーザIDを
意識する必要はない。更に、文書取り出し後の後処理
(ステップS60)も、上記図6で説明した後処理(ス
テップS18)と全く同じである。
【0095】次に、同図を参照して、クイックモードで
の文書取り出しの手順を説明する。
【0096】クイックモードでの文書取り出しでも、ま
ず、ユーザIDが書き込まれた磁気カードを磁気カード
リーダ13aにセットしてユーザIDを入力する(ステ
ップS51)。
【0097】ユーザ管理手段13bは、入力されたユー
ザIDが登録されているか否かをユーザ管理テーブル1
1を参照してチェックし、登録されている場合にはコン
トロールパネル10にその旨のメッセージを表示すると
ともに、当該ユーザIDを文書管理手段7に通知する
(ステップS52)。
【0098】そして、コントロールパネル10上で取り
出しモードを「クイックモード」にする(ステップS5
3)。このクイックモード(ステップS61)では、文
書管理手段7はユーザ管理手段13bより受け取ったユ
ーザIDと、上記文書管理テーブル22Cに登録された
前回取り出しの時刻に基づいて、上記ユーザIDごとに
直前に取り出された文書の文書IDを特定し、画像デー
タを特定するようになっている(ステップS58)。
【0099】なお、上記取り出しモード選択以降の手順
(ステップS53からS60)は、図6で説明した実施
の形態1のクイックモードでの文書取り出し時の手順
(ステップS11〜S18)と同じである。
【0100】また、後処理(ステプS80)も上記図6
で説明した後処理(ステップS18)と同じである。す
なわち、文書管理手段7が取り出しを行った文書IDを
検索キーとして、文書管理テーブル22Cを検索して対
応するレコードを特定し、その取り出し年月日フィール
ド28と取り出し時間フィールド29にそれぞれ取り出
し実行年月日と時間とを記録する。
【0101】以上のように、上記実施の形態4のディジ
タル複合機においては、文書取り出しをする場合には文
書管理テーブルに取り出し時間情報と共にユーザIDを
記録し、直前に取り出した画像データを再度取り出す場
合には、ユーザIDと取り出し時間情報から取り出し対
象の文書IDを特定することから、多数のユーザが同じ
装置を使用する場合であっても、各ユーザにとって直前
に取り出した文書を、取り出しシートなしで簡単に取り
出すことができるだけでなく、同時に文書アクセス権チ
ェックも行えるので機密の保持もなされるという効果が
ある。
【0102】なお、上記実施の形態4では、ユーザID
入力時に登録の有無だけをチェックしていたので、通常
モードの取り出しでは、登録されているユーザは他のユ
ーザの文書も取り出せる。この対応策としては、文書記
憶を行った文書の所有者がプロテクト処理を行って他の
ユーザに対する文書アクセス権を設定(他のユーザのア
クセスを禁止、特定のユーザにのみアクセス権を開放、
全てのユーザにアクセス権を開放のいずれか)し、文書
取り出し時にアクセス権チェックが行われるようにする
ことにより、上記通常モードの取り出しでも機密の保持
が可能である。
【0103】また、本実施の形態では、ユーザID別の
直前取り出し文書の特定は、取り出し時に文書管理テー
ブル22Cの各文書レコードに記入した取り出し日時の
情報とユーザIDに基づいて行ったが別の方法でも実施
することが可能である。
【0104】例えば、ユーザ別に最終取り出し文書ID
を上記文書管理テーブル22Cとは別の領域に記憶する
こととし、取り出しが行われる都度に、その文書の文書
IDで上記ユーザID別最終取り出し文書IDを更新す
る。直前取り出し文書の取り出しが指示されると、ユー
ザID別最終取り出し文書IDで文書を特定し出力させ
るようにする。
【0105】さらに、記憶手段2にユーザ別に最終取り
出し文書を記憶するエリアを設け、取り出しが行われる
都度、そこに取り出し文書を記憶しておく。そして、直
前取り出し文書の取り出しが指示されると、上記ユーザ
IDに対応するエリアから文書を取り出して出力させる
ことも可能である。 (実施の形態5)上記実施の形態4ではユーザIDと、
直前に取り出した時間(日、時刻)に基づいて取り出し
対象の画像データを特定するようにしているが、以下に
説明するようにユーザIDと、直前に記憶した時間
(日、時刻)に基づいて取り出し対象の画像データを特
定することも可能である。この場合の構成は上記図9に
示す構成と同じであるので、ここでは図9、および図1
4、図15を参照して更に説明する。
【0106】この実施の形態において上記ユーザ認証手
段12の機能は上記実施の形態4と同じであるので、こ
こでは説明を省略する。
【0107】図13は上記記憶手段2に記憶されている
文書管理テーブルを示す図であり、この文書管理テーブ
ル22Dは、図7に示す上記実施の形態2の文書管理テ
ーブル22Bと基本的に同じであるが、文書管理テーブ
ル22Bのページ数フィールド24がこの実施の形態5
の文書管理テーブル22DではユーザIDフィールド2
4aに置き換えられている(ページ数フィールド24に
加えてユーザIDフィールド24aが設けられてのよい
ことはもちろんである)。
【0108】このユーザIDフィールド24aには、上
記実施の形態4で説明したと同様の手順で文書記憶処理
を行ったユーザのユーザIDが書き込まれる。
【0109】ここで、この実施の形態5での文書記憶処
理の手順は、上記実施の形態4と同じであるため、その
説明は省略する。
【0110】次に、図14を参照して、上記実施の形態
5での文書取り出しの手順を説明する。
【0111】ここで、通常モードでの文書取り出しの手
順は、上記実施の形態4同じであるので説明を省略し、
クイックモードでの文書取り出しの手順のみを説明す
る。
【0112】クイックモードでの文書取り出しでは、ま
ず、ユーザIDが書き込まれた磁気カードを磁気カード
リーダ13aにセットしてユーザIDを入力する(ステ
ップS71)。
【0113】ユーザ管理手段13bは、入力されたユー
ザIDが登録されているかをユーザ管理テーブル11を
参照してチェックし(ステップS72)、登録されてい
る場合にはコントロールパネル10にその旨のメッセー
ジを表示するとともに、上記ユーザIDを文書管理手段
7に通知する。
【0114】次に、コントロールパネル10上で取り出
しモードを「クイックモード」にする(ステップS7
3)。このクイックモード(ステップS81)では、文
書管理手段7が、上記のようにユーザ管理手段13bよ
り通知を受けたユーザIDごとに直前に記憶された文書
の文書IDを特定し、画像データを特定し、印刷する
(ステップS78→S79)。
【0115】以上のように、上記実施の形態5のディジ
タル複合機においては、文書記憶時には文書管理テーブ
ル22Dに記憶日時の情報と共にユーザIDを記録し、
直前に記憶した画像データを再度取り出す場合には、上
記ユーザIDと記憶日時の情報から取り出し対象の文書
IDを特定することが可能であり、多数のユーザが同じ
装置を使用する場合であっても、各ユーザにとって直前
に記憶した文書を、取り出しシートなしで簡単に取り出
すことができるだけでなく、同時に文書アクセス権チェ
ックも行えるので機密の保持もなされることになる。
【0116】なお、上記実施の形態5では、ユーザID
別の直前に記憶された文書の特定は、記憶時に文書管理
テーブル22Dの各文書レコードに記入した記憶日時の
情報とユーザIDに基づいて行ったが、別の方法でも実
施することが可能である。
【0117】例えば、ユーザ別に直前記憶文書IDを上
記文書管理テーブル22Dとは別の記憶手段上の領域に
記憶することとし、直前記憶文書の取り出しが指示され
ると、ユーザID別直前記憶文書IDで文書を特定し出
力させることも可能である。
【0118】さらに、記憶手段2にユーザ別に最終記憶
文書を記憶するエリアを設け、記憶が行われる都度に、
そこに記憶文書を記憶しておき、直前記憶文書の取り出
しが指示されると、上記ユーザIDに対応するエリアか
ら文書を取り出して出力させることも可能である。
【0119】(実施の形態6)上記実施の形態4では文
書記憶を実行した直後は、直前に取り出された記録は残
らない。すなわち、取り出し年月日フィールド28およ
び取り出し時間フィールド29は何も記載されていな状
態であるので、直前に取り出された画像データを特定す
ることはできない。そこで、上記実施の形態3でも説明
したように、文書管理テーブル22Cまたは22Dに上
記取り出し年月日フィールド28、取り出し時間フィー
ルド29更に、記憶年月日フィールト26、記憶時案フ
ィールド27を設けるようにしておく。そして、まず、
上記ユーザ管理手段で特定されたユーザに対応して、上
記取り出し年月日フィールド28、取り出し時間フィー
ルド29を参照して次に取り出されるべき画像データを
特定し、上記取り出し年月日フィールド28、取り出し
時間フィールド29がが空であるときには、上記実施の
形態5で記述したように、特定のユーザについての上記
記憶年月日フィールド26および記憶時間フィールド2
7に基づいて、次に取り出すべき画像データを特定する
ようにしてもよい。
【0120】但し、直前に記憶された画像データを取り
出した場合であっても、取り出し年月日フィールド2
8、取り出し時間フィールド29への登録が必要な点は
上記実施の形態3と同じである。
【0121】これによって、記憶処理の直後であっても
取り出しシートを用いないで画像データの特定が可能と
なる。
【0122】これによって、記憶処理の直後であっても
取り出しシートを用いないで、しかもユーザごとに画像
データの特定が可能となる。
【0123】尚、上記実施の形態4〜6において、ユー
ザIDは必ずしも磁気カードリーダ13aより入力され
る必要はなく、例えば、コントロールパネル10より入
力してもよい。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル複合機では、記憶手段から直前に取り出された画像デ
ータを特定できることから、画像データ特定用のマーク
画像を印刷した取り出しシートがなくても、上記直前に
取り出された、あるいは直前に記憶された画像データを
簡単かつ迅速に再度記録媒体に出力することが可能であ
る。
【0125】そしてこの場合、ユーザ別に割り当てられ
たユーザIDを入力してユーザの認証をするユーザ認証
手段を設け、このユーザID別に上記記憶手段から直前
に取り出された画像データを特定することにより、複数
のユーザが使用する場合にも各ユーザは各自にとって直
前に取り出したあるいは直前に記憶した画像データを間
違いなく出力することが可能であり、しかも機密保持を
図ることも可能である。
【0126】更に、直前に記憶された場像データの取り
出しと、直前に取り出された画像データの取り出しを組
み合わせることによって更に効率的な画像データの取り
出しが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のディジタル複合機を示
す概略ブロック図である。
【図2】実施の形態1における文書管理テーブルを示す
図である。
【図3】本発明で使用する取り出しシートの例を示す正
面図である。
【図4】実施の形態1における文書記憶時の手順を示す
フローチャートである。
【図5】取り出し方法を選択する際のコントロールパネ
ル表示を示す図である。
【図6】実施の形態1における文書取り出し時の手順を
示すフローチャートである。
【図7】実施の形態2における文書管理テーブルを示す
図である。
【図8】実施の形態2における文書取り出し時の手順を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態4のディジタル複合機を示
す概略ブロック図である。
【図10】実施の形態4における文書管理テーブルを示
す図である。
【図11】実施の形態4における文書記憶時の手順を示
すフローチャートである。
【図12】実施の形態4における文書取り出し時の手順
を示すフローチャートである。
【図13】実施の形態5における文書管理テーブルを示
す図である。
【図14】実施の形態5における文書取り出し時の手順
を示すフローチャートである。
【図15】従来のディジタル複合機を示す概略ブロック
図である。
【符号の説明】
1 イメージスキャナ 2 記憶手段 3 エンコード手段 4 合成手段 5 画像出力手段 6 デコード手段 7 文書管理手段 8 プリンタ 9 RAM 10 コントロールパネル 11 ユーザ管理テーブル 12 ユーザ認証手段 13a 磁気カードリーダ 13b ユーザ管理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑野 秀之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡田 雄治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久富 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 丈二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP07 HH03 HJ06 HK11 HN02 HN24 HN25 5C062 AA05 AB20 AB21 AB42 AF00 AF06 AF13 BA04 5C073 AB01 AB07 AB13 AB14 AB15 BB03 CC01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を画像データとして記憶手段に
    記憶するとともに文書IDを付して文書管理手段で管理
    しておき、文書IDが与えられたときに、該文書IDに
    対応する画像データを取り出すディジタル複合機におい
    て、 上記記憶手段への直前のアクセスに対応した画像データ
    を特定する上記文書管理手段を備えたことを特徴とする
    ディジタル複合機。
  2. 【請求項2】 原稿画像を画像データとして記憶手段に
    記憶するとともに文書IDを付して文書管理手段で管理
    しておき、文書IDが与えられたときに、該文書IDに
    対応する画像データを取り出すディジタル複合機におい
    て、 上記記憶手段への直前のアクセスに基づいて画像データ
    を特定する第1の機能と、入力された文書IDに基づい
    て画像データを特定する第2の機能を備えた上記文書管
    理手段と、 上記2つの機能を選択的に切り替え指示する指示入力手
    段を備えたことを特徴とするディジタル複合機。
  3. 【請求項3】 原稿画像を画像データとして記憶手段に
    記憶するとともに文書IDを付して文書管理手段で管理
    しておき、文書IDが与えられたときに、該文書IDに
    対応する画像データを取り出すディジタル複合機におい
    て、 文書IDを特定できる「状態」を入力することによっ
    て、直接文書IDを入力しないで画像データを特定する
    第1の機能と、直接入力された文書IDに基づいて画像
    データを特定する第2の機能を備えた上記文書管理手段
    と、 上記2つの機能を選択的に切り替え指示する指示入力手
    段を備えたことを特徴とするディジタル複合機。
  4. 【請求項4】 上記「状態」が、直前のアクセスである
    請求項3に記載のディジタル複合機。
  5. 【請求項5】 上記直前のアクセスが、直前の取り出し
    である請求項1、2、4に記載のディジタル複合機。
  6. 【請求項6】 上記直前のアクセスが、直前の記憶であ
    る請求項1、2、4に記載のディジタル複合機。
  7. 【請求項7】 上記直前のアクセスが、直前の取り出し
    と直前の記憶であり、直前の取り出しがされていないと
    きには直前の記憶に基づいて画像データを特定する請求
    項請求項1、2、4に記載のディジタル複合機。
  8. 【請求項8】 上記文書管理手段が、特定の画像データ
    とそれに対応する文書IDを書き込む文書管理テーブル
    を備えるとともに、該文書管理テーブルに、前回のアク
    セスの日付・時間を登録するようにしておき、該日付・
    時間を参照して直前のアクセスか否かを判断する請求項
    1に記載のディジタル複合機。
  9. 【請求項9】 上記直前のアクセスに対応した画像デー
    タの取り出しを指示する指示入力手段を備える請求項
    1、2、4のいずれかに記載のディジタル複合機。
  10. 【請求項10】 ユーザ別に割り当てられたユーザID
    を入力してユーザの認証をするユーザ認証手段を備え、
    上記文書管理手段がこのユーザID別に上記直前のアク
    セスに対応した画像データを特定する請求項1、2、4
    のいずれかに記載のディジタル複合機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006019915A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kyocera Mita Corp 通信装置
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