JPH05252362A - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法

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JPH05252362A
JPH05252362A JP4083194A JP8319492A JPH05252362A JP H05252362 A JPH05252362 A JP H05252362A JP 4083194 A JP4083194 A JP 4083194A JP 8319492 A JP8319492 A JP 8319492A JP H05252362 A JPH05252362 A JP H05252362A
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video tape
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tape
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Tatsuya Ozaki
達也 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオテープを用いて画像蓄積する場合に、
装置の取り扱いに手間をかけることになく、所望の記録
画像を迅速に読み出す。 【構成】 各画像は順次ビデオテープに記録する一方、
画像を読み出す際には、記録画像の識別情報を一覧表示
して、その内の1つをオペレータが選択すると、対応す
る画像をビデオテープから自動的に読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書画情報をビデオテー
プに蓄積すると共に必要に応じて任意の書画情報を読み
出す機能を備えた画像処理装置およびその制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】本願の発明者らは、先に特願平3−30
3913号明細書において、この種の画像処理装置を提
案している。
【0003】その提案の画像処理装置は、ファクシミリ
通信で画像を送受信すると共に、画像を蓄積したり必要
に応じて読み出したりするものである。また、画像を蓄
積する場合、画像の記録媒体にビデオテープを用いるよ
うにしている。
【0004】その画像処理装置では、ファクシミリ通信
で各相手先から順次受信する画像を蓄積する場合、各画
像を受信した順に1件ずつビデオテープに記録してい
る。このようにして、1本のビデオテープに多数の受信
画像を記録した後、オペレータが、特定の画像を1件分
だけ、読み出したいという場合がある。
【0005】この場合、上記画像処理装置では、ビデオ
テープの先頭から記録画像を順次読み出して所望の画像
を見つけるようにしたり、画像記録の際にビデオテープ
デッキに備えられているテープカウンタの指示を書きと
めておき、画像読み出しの際にそのテープカウンタの指
示するテープ位置までビデオテープを早送りしたりする
必要があった。
【0006】ところが、記録画像を順次読み出す方法
は、所望の画像を読み出すまで時間がかかっていた。ま
た、テープカウンタの指示値を書きとめておく方法は、
メモを書いたり見たりするのに手間がかかり面倒であっ
た。
【0007】ところで、家庭用のビデオテープレコーダ
では、記録画像の検索システムとして、VISS(VH
S Index Serch System)やVAS
S(VHS Address Serch Syste
m)などが採用されている。VISSでは、画像記録を
開始する際、ビデオテープに画像の開始位置を示す一定
の情報を記録して、その後所定の画像を記録している。
そして、記録画像を読み出す際には、その一定の情報を
探索することにより、画像の開始位置を判別している。
【0008】このシステムによれば、記録画像を1件単
位で早送りすることができるので、所望の画像を読み出
すまで時間を短縮することができる。しかし、1件ずつ
読み出される画像を確認したり早送り操作したりという
面倒な作業が必要になる。
【0009】一方、VASSでは、画像記録を開始する
際、ビデオテープにオペレータから入力される4桁の番
号情報を記録し、その後画像を記録している。そして、
記録画像を読み出す際に、オペレータが所定の番号を入
力すると、その番号を探索して、対応する記録画像を直
ちに読み出すようにしている。
【0010】このシステムによれば、上記のようにオペ
レータが1件ずつ画像を確認したり早送り操作したりと
いう繁雑な作業は不要になる。ところが、この場合も、
各画像に設定した番号を書きとめておく必要があり、前
記と同様に手間がかかり面倒であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来
は、ビデオテープに複数の画像を順次記録する場合、所
望の画像の読み出しに時間がかかったり、装置の取り扱
いに手間がかかったりするという問題があった。
【0012】本発明は、上記の問題を解決し、装置の取
り扱いに手間がかからず所望の記録画像を迅速に読み出
すことができる画像処理装置およびその制御方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、1
ページまたは複数ページの画像を1件ずつ順次ビデオテ
ープに記録すると共に、記録した各画像の識別情報を記
憶する一方、必要に応じて、記憶している識別情報を一
覧表示して、その内の1つを任意に選択することによ
り、対応する1つの画像をビデオテープから読み出すよ
うにしたことをことを特徴としている。
【0014】
【作用】オペレータは、所望の画像の識別情報を選択す
るだけで、その画像が自動的に読み出されるので、装置
の取り扱いに手間をかけることなく、所望の記録画像を
迅速に読み出すことができるようになる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例に係る画像処理
装置のブロック構成図を示したものである。図におい
て、無線電話装置1は、通信事業者各社の移動通信サー
ビスを利用して公衆電話回線で通信するものである。フ
ァクシミリ画像伝送部2は、G3規格の既知の伝送制御
手順で画像伝送するものである。なお、このファクシミ
リ画像伝送部2は、画像伝送の際に、画情報をデータ圧
縮したりデータ圧縮された画情報を元の画情報に復元し
たりする手段を内蔵している。
【0017】画像メモリ3は、画情報を必要に応じて一
時蓄積するものである。画像縮小部4は、1ページの画
情報を画素数の間引き処理などにより画像サイズを一定
比に縮小するものである。ビデオテープデッキ5は、8
mmビデオテープカセットを使用し、一般にビデオカメ
ラの撮像画像やテレビ画像の録画・再生に汎用されてい
るNTSC(National Television
System Commitee)方式の既知装置で
ある。なお、ビデオテープデッキ5には、ビデオテープ
の走行位置を指示するテープカウンタ5aが配設されて
いる。デジタル/NTSC信号変換部6は、デジタル情
報である画情報をアナログ信号であるテレビの画信号に
変換したり、その逆変換を行なったりするものである。
【0018】タブレット画像入力部7は、オペレータが
ペンタッチ操作で、文字や図形などを任意に入力するも
のである。画面表示部8は、画像を画面表示するもの
で、その表示サイズは、例えば1ページの画像の数分の
一というような小形のものであ。操作表示部9は、オペ
レータが各種操作を行なうと共に、装置が動作状態など
を表示するものである。システムメモリ10は、各種デ
ータを任意に格納するもので、本実施例では、ビデオテ
ープに記録した各画像を識別するためのヘッダ情報など
が格納されるようになっている。
【0019】システム制御部11は、上記各部を監視・
制御するマイクロコンピュータである。システムバス1
2は、無線電話装置1を除く、上記各部相互間で各種信
号をやり取りする信号ラインである。
【0020】以上の構成で、次に本実施例の画像処理装
置の画像受信処理を説明する。
【0021】この場合、オペレータは、図2に示すよう
に、無線電話装置1の所定の操作で発着信し、まず相手
先との通話する(処理101)。そして、その通話で画
像受信であることを確認して画像処理装置の受信動作を
起動する(処理102)。
【0022】画像処理装置は起動すると、相手先ファク
シミリ装置とG3規格の既知の伝送制御手順を開始す
る。この手順でTSI信号を受信する。また、相手先装
置がその機能を有している場合には、さらにRTI(R
emote TerminalIdentifier)
情報がセットされたNSS信号を受信する。TSI信号
には、相手先ファクシミリ装置の電話番号情報がセット
されている。RTI情報は、相手先装置に登録されてい
るユーザ名などの送信元情報である。
【0023】画像処理装置は、RTI情報を受信した場
合、そのRTI情報を記憶し、受信しない場合、TSI
信号の電話番号情報を記憶する(処理103)。その
後、送信される画像を受信して画像メモリ3に格納する
(処理104)。
【0024】画像受信が終わると、画面表示部8で受信
画像を表示する。この場合、画面表示部8は、1ページ
全体を表示するだけのサイズがないので、受信画像の1
ページ目先頭部の一定範囲を表示する(処理105)。
【0025】オペレータは、その表示画像を確認し、必
要に応じて画面スクロールや改ページ操作あるいは手書
き画像の上書き行なう。画面スクロールや改ページ操作
は、操作表示部9の所定のキー操作で行なう。これらの
キー操作が行なわれると、画像処理装置は、そのキー操
作に応じて、画面表示部8の画像の表示位置を変更す
る。また、手書き画像の上書きは、受信画像の上にメモ
などを任意に書き込む処理である。この操作は、タブレ
ット画像入力部7での所定のペンタッチ操作で行なう。
画像処理装置は、そのペンタッチ操作が行なわれると、
いま表示中の画情報、つまり画像メモリ3に格納してい
る画情報の上に、書き込まれた画情報を格納して画像内
容を表示する(以上、処理106)。
【0026】次に、オペレータは、受信画像をビデオテ
ープに記録したい場合、操作表示部9で所定の記録操作
を行なう。画像処理装置は、オペレータの操作を判別し
(処理107)、上記記録操作が行なわれると(処理1
07のY)、ビデオテープデッキ5に装着されているビ
デオテープが未使用の新しいビデオテープであるかどう
か判別する(処理108)。この判別は、例えば、ビデ
オテープを一定量巻き戻して記録情報をチェックし、記
録情報がない場合、新しいテープであると判別する。
【0027】いま、このような新しいビデオテープが装
着されていたとすると(処理108のY)、そのテープ
の先頭部にテープ識別情報(以下、TID;Tape
IDと略す)を記録する。
【0028】ところで、ビデオテープデッキ5は、テレ
ビの画信号を1画面つまり1フレームずつビデオテープ
に記録するものである。本実施例では、画情報をテレビ
の画信号としてビデオテープに記録する。この場合、図
3(a)に示すように、1フレームの画情報の先頭の1
ラインまたは数ラインには、各種識別情報をセットする
ようにしている。
【0029】上記TIDは、それらの識別情報の1つで
あり、同図(b)は、その情報構成の一例を示してい
る。同図「識別コード」は、画情報と区別するためのも
ので、画情報のデータパターンには見られない、例えば
3バイトのデータで構成する。「TIDフラグ」は、T
IDであることを示すものであり、例えば1バイトで構
成する。「TID番号」は、ビデオテープ1本1本に対
して付与する番号であり、例えば2バイトで構成する。
【0030】画像処理装置は、ビデオテープにTIDを
記録する場合、上記のようなTID情報を生成する。そ
して、例えば全画素黒というようなダミーとする1フレ
ームの画信号を発生して、そのフレームの先頭部に生成
したTID情報をセットする。ビデオテープデッキ5
は、TIDがセットされたそのダミーフレームの画信号
をビデオテープに記録する(処理109)。次いで、テ
ープカウンタ5aをリセットする(処理110)。
【0031】次に、ビデオテープにレコード識別情報
(以下、HOR;Hedder OfRecordと略
す)を記録する。図3(c)は、このHORの情報構成
例を示している。同図「識別コード」は、TIDの場合
と同じ符号情報である。「ヘッダモード」は、HORで
あることを示すコードであり、例えば1バイトで構成す
る。「管理番号」は、記録画像1ページ単位ごとにラン
ダムに付与する番号であり、例えば2バイトで構成す
る。「記録時刻」は、記録する日時の情報であり、例え
ば6バイトで構成する。「ページ番号」は、1件の画像
の何ページ目かを示すもので、例えば2バイトで構成す
る。「RTI/CSI」は、画像受信の際に相手先から
受信している前記情報であり、例えば20バイトで構成
する。「テープカウンタ」は、この時点でカウンタ5a
が指示しているテープ走行位置であり、例えば2バイト
で構成する。画像処理装置は、このようなHORを前記
と同様にダミーフレームの画信号としてビデオテープに
記録する(処理111)。
【0032】図4は、ビデオテープへの各フレームの記
録順序を示したものである。画像処理装置は、TIDと
HORとを記録すると、次に、受信画像の1ページ目の
全体画像を記録する。この場合、テレビの1画面の解像
度では、ファクシミリ装置で送受信するA4サイズなど
の原稿画像全体を表示することができないので、受信し
た画情報を画素の間引き処理などにより一定比で縮小す
る。また、ビデオテープデッキ5は、NTSCのライン
インターレース方式を採用しているので、縮小した画情
報を偶数フレームの画信号と奇数フレームの画信号とに
変換する。また、それらの各フレームの画信号には、フ
ィールド識別情報(以下、HOF;Hedder Of
Fieldと略す)をセットする。
【0033】図3(d)は、このHOFの情報構成例を
示したものである。すなわち、同図「識別情報」は前記
と同様の符号情報であり、「ヘッダモード」は、HOF
であることを示す情報である。また、「管理番号」,
「記録時刻」および「ページ番号」は、前記HORと同
様の情報である。「フレームモード」は、1ページの画
像を複数フィールドに分割する際の分割方法を示す情報
であり、例えば1バイトで構成する。「Xアドレス」と
「Yアドレス」は、それぞれ分割した各フィールドのX
とY方向の位置をそれぞれ示するもので、例えばそれぞ
れ1バイトで構成する。
【0034】画像処理装置は、このようなHOFをセッ
トした縮小画像の奇数フレームと偶数フレームの各画信
号を順次ビデオテープに記録する。なお、この場合、記
録画像は1ページの全体画像であり、分割していないの
で、上記「フレームモード」にその旨の情報をセット
し、「Xアドレス」と「Yアドレス」には無効情報をセ
ットする。
【0035】次いで、1ページの画像を複数フレームに
分割して、分割した各フレームの画信号を順次記録す
る。いま、例えば、受信画像が、A4サイズで8×8
(ドット/mm)の解像度であったとする。この場合、
1ページの画情報は、縦2280ドット,横1728ド
ットである。本実施例では、このようなA4サイズの画
情報は、図5に示すように、X方向に4区分,Y方向に
9区分し、フレームF11〜F49の36個に分割す
る。この分割により、フレームF11〜F18,F21
〜F28,F31〜F38およびF41〜F48の各フ
レームは、縦256ドット,横432ドットになる。そ
して、他の4フレームF19,F29,F39およびF
49は、それぞれ縦232ドット,横432になる。
【0036】画像処理装置は、上記各フレームF11〜
F49の画情報に、それぞれ対応するHOFをセットす
る。この場合、HOFの「フレームモード」には、X方
向に4区分,Y方向に9区分というフレーム分割の情報
をセットする。また、「Xアドレス」と「Yアドレス」
には、そのフレーム位置をセットする。
【0037】このようにHOFをセットした各フレーム
F11〜F49の画情報を奇数フレームと偶数フレーム
の画信号に変換する。この変換により得られる画信号を
順次ビデオテープに記録する。
【0038】受信画像1ページに対して以上の処理が終
ると、次のページの有無を判別し、次ページがある場
合、1ページずつ同様の処理を繰り返す。このようにし
て最終ページまで受信画像を記録する(以上、処理11
2)。
【0039】このように1件の受信画像の記録が終る
と、TIDとHORとをヘッダ情報としてシステムメモ
リ10に格納して(処理113)、以上の画像受信処理
を終了する。
【0040】なお、オペレータが記録操作しなかった場
合には(処理107のN)、上記記録処理は実行しない
でそのまま終了する。
【0041】一方、上記のようにビデオテープに受信画
像を記録した後、さらに別の受信画像の記録操作が行な
われたとする。この場合、新しいビデオテープでないこ
とが判別される。この場合(処理108のN)、直ちに
HORの記録動作に移行する(処理111へ)。なお、
この場合、図4の1件目と2件目の記録情報の間に図示
しているように、一定長のギャップを形成した後、次の
画像の情報記録を開始する。これは、誤って前画像の上
に別画像を重ね書きしてしまうのを防止すると共に、画
像読み出しの際に1件の画像の区切りを明確にするため
に形成している。
【0042】次に、画像再生処理を説明する。
【0043】ビデオテープに記録した画像を再生する場
合、オペレータは、図6に示すように、ビデオテープデ
ッキ5にビデオテープを装着する(処理201)。画像
処理装置は、装着されたビデオテープの最初に記録され
ている前記TIDを読み取る(処理202)。そして、
システムメモリ10内に、ヘッダ情報として同一のTI
Dが格納されているかどうか判別する(処理203)。
ここで、装着されたビデオテープのTIDが格納されて
いる場合(処理203のY)、そのTIDと共に格納さ
れている前記HORを読み出す(処理204)。
【0044】一方、装着したビデオテープが他の装置で
画像記録したものである場合には、ビデオテープのTI
Dが、システムメモリ10内に格納されていないことに
なる。この場合(処理203のN)、そのビデオテープ
に記録されている各画像のHORを全て読み取る(処理
205)。そして、読み取ったHORを先に読み取った
上記TIDと共にシステムメモリ10にヘッダ情報とし
て格納しておく(処理206)。
【0045】この後、システムメモリ10またはビデオ
テープから読み取ったHORに基ずいて、記録画像のヘ
ッダ情報を画面表示部8で表示する。この表示は、例え
ば、図7に示すように、HORの「管理番号」,「記録
時刻」および「RTI/CSI」の各情報を一覧表示す
る(処理207)。
【0046】オペレータは、一覧表示された各画像の内
から所望の1件を選択する(処理208)。この選択
は、例えば、所定のキー操作で表示画面上のカーソルを
所望の項目位置に移動することより行なう。
【0047】画像処理装置は、1件の画像が選択される
と、HORの「テープカウンタ」を読み取って、そのテ
ープ位置までビデオテープを早送りする(処理20
9)。そして、そのテープ位置から記録情報の読み出し
を開始する。この場合、TID,HORおよび縮小画像
の各フレームは読み飛ばす。そして、フレームF11〜
F49までの奇数,偶数フレームの各画信号を順次読み
取る。読み取った各画信号をデジタル信号の画情報に順
次変換して、画像メモリ3に格納する。なお、各フレー
ムの画信号から各フレームの画情報を再生した場合、先
頭部にセットされているHOFを読み取る。このHOF
では、「フレームモード」,「Xアドレス」,「Yアド
レス」など、フレーム分割の方法やフレーム位置が示さ
れている。画像処理装置は、それらの情報に従って、画
像メモリ3内で1ページ分の画情報を再生する。また、
別ページの画像が記録されている場合、同様にして画像
メモリ3内に順次各ページの画情報を再生する(処理2
10)。
【0048】次に、再生した画情報により、1ページ目
の先頭部の画像を画面表示部8で表示する(処理21
1)。ここで、図2の処理106で説明したように、オ
ペレータは、必要に応じて画面スクロールや改ページ操
作を行なって、画像の表示位置を変更する(処理21
2)。
【0049】次に、このように再生した画像を送信する
ものとする。この場合(処理213のY)、オペレータ
は、無線電話装置1の所定の操作で発着信して、相手先
と通話する(処理214)。そして、その通話で相手先
オペレータに画像送信の旨を告げて、この画像処理装置
の送信動作を起動する(処理215)。画像処理装置
は、起動すると、相手先ファクシミリ装置に対して、画
像メモリ3に格納してる画情報を送信する(処理21
6)。その画情報の送信が終ると、動作を終了する。
【0050】また、再生した画像を送信しない場合には
(処理213のN)、そのまま動作を終了する。
【0051】以上のように、本実施例では、ビデオテー
プに画像記録する場合、画像と共にその識別情報である
HORをビデオテープに記録する一方、そのHORをシ
ステムメモリ10でも記憶するようにしている。そし
て、画像再生の際には、その記憶情報の一部を一覧表示
し、オペレータが所望の1件を選択すると、対応する画
像を探索して直ちに読み出すようにしている。
【0052】これにより、オペレータは、所望の記録画
像を迅速に読み出すことができると共に、従来のよう
に、テープカウンタの指示や設定した番号情報を書きと
めたりする手間が不要になる。
【0053】また、記録画像を示す上記一覧表示は、ビ
デオテープを読み取ることなく、システムメモリ10の
記憶情報に基ずいて行なうので、装置起動後、即座にそ
の表示を実行することができる。
【0054】また、ビデオテープには、TIDを記録し
ておき、システムメモリ10内で、TID別にHORを
記憶するようにしている。そして、画像再生の際に、装
着されたビデオテープのTIDに対応するHORの情報
を表示するので、オペレータは、複数のビデオテープを
任意に使い分けることができる。
【0055】また、装着されたビデオテープに対応する
HORを記憶してない場合には、そのビデオテープのH
ORを全て読み取ってTIDと共に記憶した後、上記と
同様に記録画像の一覧表示を実行するようにしている。
【0056】これにより、他の装置で画像記録したビデ
オテープに対しても、記録画像の一覧表示を行なった
り、選択した1件の画像を迅速に読み出したりすること
ができる。
【0057】また、上記HORで「テープカウンタ」と
してビデオテープの画像記録位置を記憶しておき、1件
の画像を読み出す場合、その「テープカウンタ」の情報
に従ってビデオテープを早送りするようにしている。こ
れにより、画像の読み出し開始が早くなる。
【0058】なお、上述の実施例における再生動作で
は、縮小画像を読み取らないようにしたが、読み取って
画面表示部8に表示するようにしてもよい。
【0059】また、上述の実施例では、HORの1つの
情報として「テープカウンタ」を設けているが、この情
報はなくても動作が可能である。すなわち、「テープカ
ウンタ」の情報がない場合には、選択された1つの画像
を読み出す場合、ビデオテープの先頭からHORを1つ
ずつ順次読み出す。そして、選択された1つの画像と一
致するHORを読み出したところで、記録画像の読み出
しを開始すればよい。
【0060】また、TIDやHORは、画情報ではない
ダミーフレームにセットするようにしたが、最初の画情
報のフレームにHOFと共にセットするようにしてもよ
い。
【0061】さらに、原稿画像を読み取るスキャナや画
像を記録紙に記録するプロッタなどを配設していない
が、それらを配設してもよいことはいうまでもない。そ
の場合、スキャナで読み取った原稿画像を必要に応じて
ビデオテープに記録し、ビデオテープから再生した原稿
画像を必要に応じて記録紙で記録すればよい。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画像を
1件ずつ順次ビデオテープに記録する際に、各画像の識
別情報を記憶し、必要に応じて記憶している識別情報を
一覧表示し、その内の1つを任意に選択することによ
り、対応する1つの画像をビデオテープから読み出すよ
うにしたので、オペレータは、手間をかけることなく、
所望の記録画像を迅速に読み出すことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像処理装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】画像受信処理の動作フローチャートである。
【図3】1フレームの先頭部にセットする各種識別情報
の説明図である。
【図4】ビデオテープの記録情報の説明図である。
【図5】A4サイズの画情報を複数フレームに分割する
分割方法の説明図である。
【図6】画像再生処理の動作フローチャートである。
【図7】ビデオテープのヘッダ情報の表示例を示す表示
情報説明図である。
【符号の説明】
1 無線電話装置 2 ファクシミリ画像伝送部 3 画像メモリ 4 画像縮小部 5 ビデオテープデッキ 5a テープカウンタ 6 デジタル/NTSC信号変換部 7 タブレット画像入力部 8 画面表示部 9 操作表示部 10 システムメモリ 11 システム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/78 A 7916−5C 5/782 A 7916−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ページまたは複数ページの画像を1件
    ずつ順次ビデオテープに記録する画像記録手段と、記録
    した各画像の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    記憶している識別情報を一覧表示する識別情報表示手段
    と、一覧表示された上記識別情報の内の1つを任意に選
    択する識別情報選択手段と、選択された1つの識別情報
    に対応する画像を上記ビデオテープから読み出す画像読
    出手段とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記識別情報記憶手段は、上記識別情報
    を対応する画像と共に上記ビデオテープに記録して記憶
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の制
    御方法。
  3. 【請求項3】 上記識別情報記憶手段は、上記識別情報
    を装置内に配設したメモリにより記憶することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 上記メモリでは、複数のビデオテープに
    記録されている各画像の識別情報を記憶すると共に、上
    記識別情報表示手段では、装置に装着された1つのビデ
    オテープを判別して、その1つのビデオテープに対応す
    る識別情報を一覧表示することを特徴とする請求項3記
    載の画像処理装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 上記ビデオテープの走行位置を指示する
    テープカウンタと、上記ビデオテープに画像記録を開始
    する際にそのテープカウンタが指示する走行位置をその
    記録画像に対応する識別情報の1つの情報として記憶す
    る記録位置記憶手段と、上記画像読出手段が1つの画像
    を上記ビデオテープから読み出す際に記憶している対応
    する記録位置までビデオテープを早送りするテープ早送
    手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5575953A (en) * 1994-04-06 1996-11-19 Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. Coating compositions for the inner wall of cathode-ray tube
JPH11355535A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置および画像処理装置の画像管理方法

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