JP3295468B2 - 文書画像保存装置 - Google Patents

文書画像保存装置

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JP3295468B2
JP3295468B2 JP33385692A JP33385692A JP3295468B2 JP 3295468 B2 JP3295468 B2 JP 3295468B2 JP 33385692 A JP33385692 A JP 33385692A JP 33385692 A JP33385692 A JP 33385692A JP 3295468 B2 JP3295468 B2 JP 3295468B2
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書画像をビデオテー
プに記録して保存し、必要に応じて任意の文書画像を読
み出して再生する文書画像保存装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願の発明者らは、先に特願平3−30
3913号明細書において、ファクシミリ通信により画
像を送受信する一方、受信画像をビデオテープに記録し
て保存したり、保存した画像を読み出して再生する画像
処理装置を提案している。
【0003】その画像処理装置では、受信画像を保存す
る場合、各ページの画像を受信した順番にビデオテープ
に順次記録していた。また、記録した画像を再生する場
合、ビデオテープを先頭から読み取って1ページずつ順
次画像を再生していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、多
数の相手先から多数のページの画像を受信して、その受
信画像をビデオテープに記録した後で、特定の1件の相
手先の画像のみ再生したいという場合がある。
【0005】この場合、上記提案の画像処理装置では、
所望の画像が表示されるまでじっと待つか、ビデオテー
プ上の所望の画像の記録位置を探してその記録位置から
記録画像を再生するようにしなければならなかった。
【0006】所望の画像が表示されるまで待つのは、時
間がかかっていた。一方、所望の画像の記録位置を探す
場合、ビデオテープの早送りと再生動作とを繰り返す操
作が必要であり、操作が面倒であった。
【0007】このように、従来は、ビデオテープに記録
した多数の画像の内から所望の画像を再生する場合、時
間がかかったり、操作が面倒であったりするという問題
があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決し、所望の画
像を簡単な操作で迅速に再生することができる文書画像
保存装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、文書画像を
保存する場合には、ビデオテープに記録画像の先頭位置
であることを示すインデックスマークを記録した後、1
件分の文書画像を順次記録し、記録した文書画像を再生
する場合には、ビデオテープを早送りしながら、記録さ
れているインデックスマークを検知して、そのインデッ
クスマークに続いて記録されている文書画像を読み取っ
て再生する一方、オペレータの要求操作があった場合に
は、再生動作を中止して、次のインデックスマーク位置
までビデオテープを早送りするようにしている。また、
文書画像を記録する際に記録画像がインデックスマーク
の記録位置から一定距離に満たない場合は一定距離位置
まで一定画像を記録するようにしている。
【0010】
【0011】
【作用】上記発明によれば、文書画像を再生する場合、
オペレータは、要求操作により、再生する文書画像を1
件単位に自動的にスキップさせることができる。また、
1件単位の文書画像を記録する際に記録画像がインデッ
クスマークの記録位置から一定距離に満たない場合は一
定距離位置まで一定画像を記録することにより、インデ
ックスマークを確実に検出できるようになる上、記録画
像を連続して再生する際に記録画像がないことによる表
示画像の乱れを防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係る画像処理
装置のブロック構成図を示したものである。図におい
て、無線電話装置1は、通信事業者各社の移動通信サー
ビスを利用して公衆電話回線で通信するものである。フ
ァクシミリ通信部2は、G3などの既知規格で画情報を
送受信するものである。画像メモリ3は、画情報を一時
蓄積するものである。
【0014】画像入力表示部4は、オペレータがペンタ
ッチ操作で文字や図形などを手書き入力すると共に、入
力した画像や受信画像を画面表示するものである。画信
号変換部5は、デジタル情報である画情報をアナログ信
号であるテレビの画信号に変換したり、その逆変換を行
なったりするものである。
【0015】ビデオテープデッキ6は、一般にビデオカ
メラの撮像画像やテレビ画像の録画・再生に汎用されて
いるNTSC(National Televisio
nSystem Commitee)方式の既知装置で
ある。このビデオテープデッキ6は、例えば、VISS
(VHS Index Serch System)な
どのインデックス記録探索機能を有しているものとす
る。
【0016】システム制御部7は、以上の各部を監視制
御するマイクロコンピュータである。
【0017】以上の構成で、図2は、本実施例の画像処
理装置で文書画像を保存する場合の動作を示している。
すなわち、この場合、オペレータは、所定の操作で、フ
ァクシミリ通信を実行して相手先から画像を受信した
り、画像入力表示部4から画像を入力したりする。これ
により、保存する文書画像を画像メモリ3に蓄積する
(処理101)。そして、ビデオテープデッキ6の記録
動作を起動する(処理102)。
【0018】ビデオテープデッキ6は、起動すとテープ
走行を開始し、まずインデックスマークを記録する。こ
のインデックスマークは、記録画像の先頭位置を示すも
ので、例えば、VISS(VHS Index Ser
ch System)などの既知技術により記録する
(処理103)。次いで、蓄積した上記文書画像1件分
の各ページの画像をビデオテープに順次記録する(処理
104)。
【0019】全ページ記録し終ると、インデックスマー
クを記録した時点からの経過時間を判定する(処理10
5)。ここで、その経過時間が、予め設定された規定時
間以下である場合(処理105のN)、規定時間に達す
るまで、画像記録せずにそのままビデオテープを走行さ
せる(処理106)。この規定時間は、インデックスマ
ークを複数記録する場合に、インデックスマーク相互間
の最小時間間隔として定められている。上記VISSで
は、この最小時間間隔は、例えば20秒というように定
められており、この最小時間間隔以下でインデックスマ
ークを記録すると、記録したインデックスマークを正し
く検知できなくなる。
【0020】インデックスマークを記録した時点からの
経過時間が、上記規定時間を越えている場合(処理10
5のY)、上記テープ走行は実行しない。
【0021】この後、オペレータは、さらに保存すべき
文書画像があるかどうか判別し(処理107)、ある場
合(処理107のN)、同様の操作を繰り返す(処理1
01)。これにより、別の文書画像が1件ずつ同様にビ
デオテープに記録される。
【0022】図3は、この場合のビデオテープへの記録
情報の一例を示している。この例では、最初のインデッ
クスマークを記録した後、1件目の文書画像を記録して
いる。1件目の文書画像はページ数が多く、最終ページ
を記録し終ったとき、上記規定時間を越えていたので、
そのまま次のインデックスマークを記録して、2件目の
文書画像を記録している。この2件目の文書画像は、2
ページしかなく、記録し終ったとき、上記規定時間以内
だったので、画像記録しない状態でビデオテープを一定
時間走行させ、その後、次のインデックスマークを記録
している。これにより、2件目の文書画像の後にギャッ
プが形成されている。
【0023】このようにして、文書画像を記録し、全文
書記録し終ると(処理107のY)、オペレータは、以
上の処理を終了する。
【0024】次に、ビデオテープに記録した文書画像を
再生する場合、オペレータは、図4に示すように、所定
の操作で再生動作を起動する(処理201)。
【0025】ビデオテープデッキ6は、起動すると、ま
ずビデオテープを初期位置まで巻戻す(処理202)。
この後、最初のインデックスマークを検知するまでビデ
オテープを早送りする(処理203)。そして、記録さ
れている画像を読み取って再生する(処理204)。再
生された画像は、順次画像メモリ3に格納されると共に
画像入力表示部4で表示されることになる。
【0026】ビデオテープデッキ6は、オペレータのス
キップ操作を監視しながら、記録画像が終了するまで、
上記再生動作を継続する(処理205、処理205のN
より処理206、処理206のNより処理205へ)。
【0027】オペレータは、次の文書画像を見たい場
合、所定のスキップ操作を行なう。
【0028】ビデオテープデッキ6は、スキップ操作が
行なわれると(処理205のY)、次のインデックスマ
ークを検知するまでビデオテープを早送りし、次の画像
を読み取って再生する(処理203へ)。このようにし
て、記録画像が終了すると(処理206のY)、再生動
作を終了する。
【0029】以上のように、本実施例では、ビデオテー
プには、インデックスマークを記録した後、1件分の文
書画像を記録し、記録した文書画像を再生する場合に
は、オペレータのスキップ操作により、ビデオテープを
インデックスマーク位置まで順次早送りできるようにし
ている。
【0030】これにより、ビデオテープに多数の画像が
記録されている場合でも、オペレータは、簡単な操作
で、文書画像を1件単位にスキップさせて、所望の画像
を迅速に再生することができる。
【0031】また、1件分の文書画像を記録し終ったと
きに、インデックスマークの記録時点から規定時間経過
していない場合には、その時間に達するまでビデオテー
プを走行させ、インデックスマークの記録間隔を一定時
間以上あけるようにしている。
【0032】これにより、VISSのように、インデッ
クスマークの最小時間間隔が定められているインデック
ス記録探索機能を利用する場合でも、確実にインデック
スマークを検知して、所定の再生動作を実行することが
できる。
【0033】なお、上記実施例では、インデックスマー
クの記録間隔は、ビデオテープの走行時間により判定す
るようにしたが、走行距離により判定するようにしても
よい。走行距離により判定する場合には、インデックス
マークの記録間隔を広げる際に、ビデオテープを早送り
することができる。
【0034】ところで、上記実施例では、インデックス
マークの記録間隔を広げる際に、画像を記録しないでビ
デオテープを走行させるようにしたが、図5に示すよう
に、例えば空白のような一定の画像を記録するようにし
てもよい。これにより、ビデオテープの記録画像を連続
して再生する際に、記録画像がないために表示画像が乱
れるということを防止することができる。
【0035】図6は、本発明のさらに別の実施例に係る
画像処理装置のブロック構成図を示している。図中、図
1と同一符号は、同一装置あるいは同一部分を示し、本
実施例では、さらにマイク8と音声入出力部9と音声認
識部10とを配設している。マイク8は、オペレータが
発声する音声を入力するもので、音声入出力部9は、そ
の音声をビデオテープデッキ6で録音したり、再生した
りするためのものである。音声認識部10は、オペレー
タが発声する言葉を識別するものである。
【0036】この構成で、文書画像を保存する場合、図
7に示すように、前述の実施例と同様に、オペレータ
は、文書画像を画像メモリ3に蓄積した後(処理30
1)、記録動作を起動する(処理302)。
【0037】本実施例では、この後、オペレータは、蓄
積した文書画像のタイトルなどを音声で入力する。ビデ
オテープデッキ6は、入力された音声をビデオテープに
録音する(処理303)。次いで、蓄積している文書画
像を1件分ビデオテープに記録する(処理304)。
【0038】その画像記録が終ると、オペレータは、さ
らに保存すべき文書画像があるかどうか判別し(処理3
05)、ある場合(処理305のN)、同様の操作を繰
り返す(処理301)。これにより、別の音声と文書画
像が1件ずつ順次ビデオテープに記録される。
【0039】このようにして、全文書の記録が終ると
(処理305)、以上の処理を終了する。
【0040】次に、ビデオテープに記録した文書画像を
再生する場合、オペレータは、図8に示すように、再生
動作を起動する(処理401)。ビデオテープデッキ6
は、起動すると、ビデオテープを初期位置まで巻戻す
(処理402)。
【0041】ここで、オペレータは、再生したい文書画
像のタイトルなどを音声で入力する(処理403)。
【0042】音声認識部10は、入力された音声の言葉
を認識し、システム制御部7は、その認識結果を記憶す
る。そして、ビデオテープデッキ6は、ビデオテープを
早送りしながら録音されている音声を再生する。このと
き、音声認識部10は、再生される音声の言葉を認識す
る。システム制御部7は、その再生音の認識結果と先に
入力された音声の認識結果とを照合する。そして、一致
するとビデオテープデッキ6の早送りを停止して(処理
404)、その位置からビデオテープの記録画像を再生
する(処理405)。
【0043】この後、ビデオテープデッキ6は、オペレ
ータのスキップ操作を監視しながら、記録画像が終了す
るまで、上記再生動作を継続する(処理406、処理4
06のNより処理407、処理407のNより処理40
6へ)。
【0044】オペレータは、別の画像を再生したい場
合、所定のスキップ操作を行なう。
【0045】システム制御部7は、スキップ操作が行な
われると(処理406のY)、音声入力を受け付ける。
ここで、オペレータは、別の文書画像のタイトルなどを
音声で入力する(処理403)。これにより、システム
制御部7は、前記と同様にビデオテープを早送りして、
該当する画像を再生する(処理404へ)。そして、記
録画像が終了すると(処理407のY)、以上の再生動
作を終了する。
【0046】以上のように、本実施例では、ビデオテー
プに文書画像を記録する場合、オペレータが発声する音
声をビデオテープに録音し、その後1件分の文書画像を
記録するようにしている。そして、記録した文書画像を
再生する場合には、オペレータが音声入力すると、同一
音声が記録されているビデオテープ位置までビデオテー
プが早送りされて、該当する文書画像が再生されるよう
にしている。
【0047】これにより、オペレータは、所望の画像を
簡単な操作で迅速に再生することができるようになる。
【0048】なお、上記各実施例では、インデックスマ
ークや音声は、1件分の画像を単位としてビデオテープ
に記録するようにしたが、1ページの画像を単位として
記録するようにしてもよい。
【0049】また、ファクシミリ通信で受信した画像や
手書き入力した画像をビデオテープに記録する場合を例
にとった説明したが、スキャナ装置で読み取った文書画
像などでも、同様に処理できることは当然である。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本願の1つの発明によれ
ば、文書画像を保存する場合には、ビデオテープにイン
デックスマークを記録した後、1件分の文書画像を記録
し、文書画像を再生する場合には、ビデオテープを早送
りしてインデックスマーク位置から文書画像を再生する
一方、その再生動作中、オペレータの要求操作があった
場合には、さらに次のインデックスマーク位置までビデ
オテープを早送りするようにしたので、所望の画像を簡
単な操作で迅速に再生することができるようになる。ま
た、1件分の文書画像を記録する際に記録画像がインデ
ックスマークの記録位置から一定距離に満たない場合は
一定距離位置まで一定画像を記録することにより、イン
デックスマークを確実に検出できるようになる上、記録
画像を連続して再生する際に記録画像がないことによる
表示画像の乱れを防止することができる。
【0051】また、もう1つの発明によれば、ビデオテ
ープにオペレータの発声する音声を記録した後、1件分
の文書画像を記録し、文書画像を再生する場合には、オ
ペレータが音声入力すると、ビデオテープを早送りし
て、その音声が記録されているビデオテープ位置から文
書画像を再生するようにしたので、上記と同様に、所望
の画像を簡単かつ迅速に再生することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像処理装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】文書画像保存処理の動作フローチャートであ
る。
【図3】ビデオテープの記録情報の説明図である。
【図4】文書画像再生処理の動作フローチャートであ
る。
【図5】ビデオテープの記録制御に関する他の実施例を
示すフローチャートである。
【図6】本発明のさらに別の実施例に係る画像処理装置
のブロック構成図である。
【図7】その実施例における文書画像保存処理の動作フ
ローチャートである。
【図8】上記実施例における文書画像再生処理の動作フ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 無線電話装置 2 ファクシミリ通信部 3 画像メモリ 4 画像入力表示部 5 画信号変換部 6 ビデオテープデッキ 7 システム制御部 8 マイク 9 音声入出力部 10 音声認識部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ページあるいは複数ページで1件の文
    書画像をビデオテープに記録して保存する文書画像保存
    装置において、 文書画像を保存する場合にはビデオテープに記録画像の
    先頭位置であることを示すインデックスマークを記録し
    た後1件分の文書画像を記録するインデックス記録手段
    と、 ビデオテープに上記インデックスマークと文書画像とを
    記録する際に直前に記録したインデックスマークの記録
    位置から一定距離以上走行していない場合にはビデオテ
    ープを一定距離の位置まで走行させた後記録するテープ
    走行手段と、 保存している文書画像を再生する場合にはビデオテープ
    を早送りしながら記録されている上記インデックスマー
    クを検知するインデックス探索手段と、 検知したインデックスマークに続いて記録されている文
    書画像を読み取って再生する文書画像再生手段と、 要求操作があった場合に上記文書画像の再生を中止して
    次の上記インデックスマークまでビデオテープを早送り
    するスキップ手段とを備えていることを特徴とする文書
    画像保存装置。
  2. 【請求項2】 1ページあるいは複数ページで1件の文
    書画像をビデオテープに記録して保存する文書画像保存
    装置において、 文書画像を保存する場合にはビデオテープに記録画像の
    先頭位置であることを示すインデックスマークを記録し
    た後1件分の文書画像を記録するインデックス記録手段
    と、 ビデオテープに上記インデックスマークと文書画像とを
    記録する際に直前に記録したインデックスマークの記録
    位置から一定距離以上走行していない場合には一定の画
    像を一定距離の位置まで記録させた後次の文書画像を記
    録する一定画像記録手段と、 保存している文書画像を再生する場合にはビデオテープ
    を早送りしながら記録されている上記インデックスマー
    クを検知するインデックス探索手段と、 検知したインデックスマークに続いて記録されている文
    書画像を読み取って再生する文書画像再生手段と、 要求操作があった場合に上記文書画像の再生を中止して
    次の上記インデックスマークまでビデオテープを早送り
    するスキップ手段とを備えていることを特徴とする文書
    画像保存装置。
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