JPH11353997A - 電流遮断装置 - Google Patents
電流遮断装置Info
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- JPH11353997A JPH11353997A JP10159523A JP15952398A JPH11353997A JP H11353997 A JPH11353997 A JP H11353997A JP 10159523 A JP10159523 A JP 10159523A JP 15952398 A JP15952398 A JP 15952398A JP H11353997 A JPH11353997 A JP H11353997A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H39/00—Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current
- H01H39/006—Opening by severing a conductor
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H39/00—Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current
- H01H2039/008—Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current using the switch for a battery cutoff
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成部品数が少なく簡単な構成で且つ安価な
電流遮断装置を提供することにある。 【解決手段】 バッテリーに取り付けられたバッテリー
ターミナル1と、負荷に接続されたバッテリーケーブル
17と、このバッテリーケーブル17とバッテリーター
ミナル1を電気的に接続するケーブル組付用ターミナル
11及びボルトナット機構13とを備え、切断装置5
は、外部から遮断制御信号が入力されたとき、ケーブル
組付用ターミナル11を切断することにより、バッテリ
ーからバッテリーターミナル1及びバッテリーケーブル
17を介する負荷への給電を遮断することができる。
電流遮断装置を提供することにある。 【解決手段】 バッテリーに取り付けられたバッテリー
ターミナル1と、負荷に接続されたバッテリーケーブル
17と、このバッテリーケーブル17とバッテリーター
ミナル1を電気的に接続するケーブル組付用ターミナル
11及びボルトナット機構13とを備え、切断装置5
は、外部から遮断制御信号が入力されたとき、ケーブル
組付用ターミナル11を切断することにより、バッテリ
ーからバッテリーターミナル1及びバッテリーケーブル
17を介する負荷への給電を遮断することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両衝突時等にワ
イヤーハーネスの燃損を防止するために、バッテリーか
ら負荷への給電を遮断する電流遮断装置に関する。
イヤーハーネスの燃損を防止するために、バッテリーか
ら負荷への給電を遮断する電流遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に設けられた電流遮断装置では、バ
ッテリーと各負荷とを接続する複数の電線により構成さ
れたワイヤーハーネス等に何らかの異常が発生すると、
バッテリーとワイヤーハーネスとの間を遮断し、各負荷
やワイヤーハーネス等の焼損を防止している。
ッテリーと各負荷とを接続する複数の電線により構成さ
れたワイヤーハーネス等に何らかの異常が発生すると、
バッテリーとワイヤーハーネスとの間を遮断し、各負荷
やワイヤーハーネス等の焼損を防止している。
【0003】従来のこの種の電流遮断装置としては、例
えば、特開平9−251830号の公開特許公報に開示
されているような車両用搭載回路網が知られている。
えば、特開平9−251830号の公開特許公報に開示
されているような車両用搭載回路網が知られている。
【0004】この車両用搭載回路網は、図13に示すよ
うに、バッテリー101、バッテリー電極に接続される
回路遮断器102、回路遮断器102に接続されるとと
も始動モータ104を介して発電機105に接続される
バッテリー導線103、消費装置導線109と回路遮断
器102とを介してバッテリー101に接続されるエン
ジン電子装置106とを有している。
うに、バッテリー101、バッテリー電極に接続される
回路遮断器102、回路遮断器102に接続されるとと
も始動モータ104を介して発電機105に接続される
バッテリー導線103、消費装置導線109と回路遮断
器102とを介してバッテリー101に接続されるエン
ジン電子装置106とを有している。
【0005】車両事故が発生すると、回路遮断器102
は、制御器110により作動するため、バッテリー導線
103がバッテリー101から切り離され、消費装置導
線109も、バッテリー101、及びバッテリー導線1
03から切り離される。
は、制御器110により作動するため、バッテリー導線
103がバッテリー101から切り離され、消費装置導
線109も、バッテリー101、及びバッテリー導線1
03から切り離される。
【0006】次に、図14を参照して回路遮断器102
の詳細を説明する。回路遮断器102は、ケーブル端子
111を介してバッテリー101の電極101′に取り
付けられ、ガス発生器112を有する。
の詳細を説明する。回路遮断器102は、ケーブル端子
111を介してバッテリー101の電極101′に取り
付けられ、ガス発生器112を有する。
【0007】ガス発生器112は、ガスの圧力により、
クランプ部分114をクランプ部分113から押し出
し、クランプ部分114に係止されたバッテリー導線1
03をクランプ部分113から切り離して、バッテリー
電極101′から切り離す。
クランプ部分114をクランプ部分113から押し出
し、クランプ部分114に係止されたバッテリー導線1
03をクランプ部分113から切り離して、バッテリー
電極101′から切り離す。
【0008】また、回路遮断器102は、連行体118
が形成された接続部115と、この接続部115を介し
てクランプ部分113と導線接続された接点部分116
と、この接点部分116に接続された消費装置導線10
9と、回路遮断器102を取り囲むプラスチック被覆部
117とを有している。
が形成された接続部115と、この接続部115を介し
てクランプ部分113と導線接続された接点部分116
と、この接点部分116に接続された消費装置導線10
9と、回路遮断器102を取り囲むプラスチック被覆部
117とを有している。
【0009】次に、ガス発生器112が点火されると、
バッテリー導線103が投げ出され、その際に連行体1
18が、バッテリー導線103と共に移動するため、接
続部分115,116が遮断される。消費装置導線10
9は、バッテリー導線103からもバッテリー電極10
1′からも切り離され、エンジン電子装置106へ給電
されなくなる。
バッテリー導線103が投げ出され、その際に連行体1
18が、バッテリー導線103と共に移動するため、接
続部分115,116が遮断される。消費装置導線10
9は、バッテリー導線103からもバッテリー電極10
1′からも切り離され、エンジン電子装置106へ給電
されなくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラン
プ部分113とクランプ部分114との嵌合精度によっ
て抵抗が変化する。このため、バッテリーから負荷への
電流の値が変化してしまう。
プ部分113とクランプ部分114との嵌合精度によっ
て抵抗が変化する。このため、バッテリーから負荷への
電流の値が変化してしまう。
【0011】また、回路遮断器102は、電流を遮断す
るために、ガス発生器112、クランプ部分113,1
14、接続部分115,116、プラスチック被覆部1
17、連行体118等を構成され、複雑な構造となって
いた。このため、コストも高価なものとなっていた。
るために、ガス発生器112、クランプ部分113,1
14、接続部分115,116、プラスチック被覆部1
17、連行体118等を構成され、複雑な構造となって
いた。このため、コストも高価なものとなっていた。
【0012】本発明は、構成部品数が少なく簡単な構成
で且つ安価な電流遮断装置を提供することを課題とす
る。
で且つ安価な電流遮断装置を提供することを課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電流遮断装置
は、前記課題を解決するために以下の構成とした。請求
項1の発明の電流遮断装置は、バッテリーに取り付けら
れたバッテリーターミナルと、負荷に接続された負荷導
線と、この負荷導線と前記バッテリーターミナルを電気
的に接続する接続部材と、外部から遮断制御信号が入力
されたとき、前記接続部材を切断することにより、前記
バッテリーから前記バッテリーターミナル及び前記負荷
導線を介する前記負荷への給電を遮断する切断装置とを
備えることを特徴とする。
は、前記課題を解決するために以下の構成とした。請求
項1の発明の電流遮断装置は、バッテリーに取り付けら
れたバッテリーターミナルと、負荷に接続された負荷導
線と、この負荷導線と前記バッテリーターミナルを電気
的に接続する接続部材と、外部から遮断制御信号が入力
されたとき、前記接続部材を切断することにより、前記
バッテリーから前記バッテリーターミナル及び前記負荷
導線を介する前記負荷への給電を遮断する切断装置とを
備えることを特徴とする。
【0014】請求項1の発明によれば、通常では、バッ
テリーからバッテリーターミナル、接続部材、及び負荷
導線を介して負荷への給電が行われているが、車両衝突
等時には、外部から遮断制御信号が切断装置に入力され
て、切断装置は、接続部材を切断するため、バッテリー
から負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断することがで
き、車両異常時のワイヤーハーネスの燃損を防止し、事
故の二次災害を防止することができる。また、構成部品
数が少なく簡単な構成で且つ安価な電流遮断装置を提供
することができる。
テリーからバッテリーターミナル、接続部材、及び負荷
導線を介して負荷への給電が行われているが、車両衝突
等時には、外部から遮断制御信号が切断装置に入力され
て、切断装置は、接続部材を切断するため、バッテリー
から負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断することがで
き、車両異常時のワイヤーハーネスの燃損を防止し、事
故の二次災害を防止することができる。また、構成部品
数が少なく簡単な構成で且つ安価な電流遮断装置を提供
することができる。
【0015】請求項2の発明では、前記切断装置は、火
薬を収納する火薬部と、この火薬部に収納された火薬を
点火により爆発させる点火装置と、この点火装置の点火
により爆発した火薬の爆発力により前記接続部材を切断
するカッター部とを備えることを特徴とする。
薬を収納する火薬部と、この火薬部に収納された火薬を
点火により爆発させる点火装置と、この点火装置の点火
により爆発した火薬の爆発力により前記接続部材を切断
するカッター部とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、点火装置が火薬
部に収納された火薬を点火により爆発させると、火薬の
爆発力により、カッター部が接続部材を切断するため、
バッテリーから負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断する
ことができる。
部に収納された火薬を点火により爆発させると、火薬の
爆発力により、カッター部が接続部材を切断するため、
バッテリーから負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断する
ことができる。
【0017】請求項3の発明では、前記切断装置は、前
記バッテリーターミナルに設けられたターミナル本体部
に内挿され、且つ、該ターミナル本体部に固定されてな
ることを特徴とする。
記バッテリーターミナルに設けられたターミナル本体部
に内挿され、且つ、該ターミナル本体部に固定されてな
ることを特徴とする。
【0018】請求項3の発明によれば、切断装置が、バ
ッテリーターミナルに設けられたターミナル本体部に内
挿され、且つ、該ターミナル本体部に固定されてなるた
め、スペースが少なくて済むとともに、簡易で安価とな
る。
ッテリーターミナルに設けられたターミナル本体部に内
挿され、且つ、該ターミナル本体部に固定されてなるた
め、スペースが少なくて済むとともに、簡易で安価とな
る。
【0019】請求項4の発明では、前記接続部材は、前
記負荷導線に組み付けられた導線組付用ターミナルと、
この導線組付用ターミナルを前記ターミナル本体部に締
め付け固定する締付部とからなり、前記導線組付用ター
ミナルは、前記切断装置内の空洞を貫通し、前記切断装
置は、前記空洞を貫通した前記導線組付用ターミナルを
切断することを特徴とする。
記負荷導線に組み付けられた導線組付用ターミナルと、
この導線組付用ターミナルを前記ターミナル本体部に締
め付け固定する締付部とからなり、前記導線組付用ター
ミナルは、前記切断装置内の空洞を貫通し、前記切断装
置は、前記空洞を貫通した前記導線組付用ターミナルを
切断することを特徴とする。
【0020】請求項4の発明によれば、導線組付用ター
ミナルが、切断装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空
洞を貫通した導線組付用ターミナルを切断するため、前
記作動の反力によって、切断と同時に負荷導線側がター
ミナル本体部から確実に分離するから、バッテリーから
負荷への給電が遮断される。
ミナルが、切断装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空
洞を貫通した導線組付用ターミナルを切断するため、前
記作動の反力によって、切断と同時に負荷導線側がター
ミナル本体部から確実に分離するから、バッテリーから
負荷への給電が遮断される。
【0021】請求項5の発明では、前記接続部材は、前
記負荷導線に組み付けられた導線組付用ターミナルと、
この導線組付用ターミナルを前記ターミナル本体部に締
め付け固定する締付部とからなり、前記締付部は、前記
切断装置内の空洞を貫通し、前記切断装置は、前記空洞
を貫通した前記締付部を切断することを特徴とする。
記負荷導線に組み付けられた導線組付用ターミナルと、
この導線組付用ターミナルを前記ターミナル本体部に締
め付け固定する締付部とからなり、前記締付部は、前記
切断装置内の空洞を貫通し、前記切断装置は、前記空洞
を貫通した前記締付部を切断することを特徴とする。
【0022】請求項5の発明によれば、締付部が、切断
装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空洞を貫通した締
付部を切断するため、前記作動の反力によって、切断と
同時に負荷導線側がターミナル本体部から確実に分離す
るから、バッテリーから負荷への給電が遮断される。
装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空洞を貫通した締
付部を切断するため、前記作動の反力によって、切断と
同時に負荷導線側がターミナル本体部から確実に分離す
るから、バッテリーから負荷への給電が遮断される。
【0023】請求項6の発明では、前記導線組付用ター
ミナルは、穴部を有し、前記締付部は、頭部と、この頭
部に接合され前記穴部を貫通する首部及びこの首部に接
合され前記穴部の径よりも大径のネジ部からなり前記切
断装置により切断されるボルトとを有することを特徴と
する。
ミナルは、穴部を有し、前記締付部は、頭部と、この頭
部に接合され前記穴部を貫通する首部及びこの首部に接
合され前記穴部の径よりも大径のネジ部からなり前記切
断装置により切断されるボルトとを有することを特徴と
する。
【0024】請求項6の発明によれば、通常では、ボル
トの首部が導線組付用ターミナルの穴部を貫通し、ネジ
部により導線組付用ターミナルがターミナル本体部にネ
ジ止めされているが、車両異常時に遮断制御信号の入力
により、切断装置がボルトを切断すると、前記作動の反
力によって、ボルトが移動するとともに、大径のネジ部
が小径の穴部を押圧するため、導線組付用ターミナルも
移動する。このため、負荷導線側がターミナル本体部か
ら確実に分離するから、バッテリーから負荷への給電が
遮断される。
トの首部が導線組付用ターミナルの穴部を貫通し、ネジ
部により導線組付用ターミナルがターミナル本体部にネ
ジ止めされているが、車両異常時に遮断制御信号の入力
により、切断装置がボルトを切断すると、前記作動の反
力によって、ボルトが移動するとともに、大径のネジ部
が小径の穴部を押圧するため、導線組付用ターミナルも
移動する。このため、負荷導線側がターミナル本体部か
ら確実に分離するから、バッテリーから負荷への給電が
遮断される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電流遮断装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1に本発
明の電流遮断装置の第1の実施の形態の側面図を示す。
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1に本発
明の電流遮断装置の第1の実施の形態の側面図を示す。
【0026】(第1の実施の形態)図1に本発明の電流
遮断装置の第1の実施の形態の側面図を示す。図2に本
発明の電流遮断装置の第1の実施の形態の上面図を示
す。図1に示す電流遮断装置は、車両に搭載され、異常
信号が入力されたとき、バッテリーから負荷への給電を
遮断するものである。
遮断装置の第1の実施の形態の側面図を示す。図2に本
発明の電流遮断装置の第1の実施の形態の上面図を示
す。図1に示す電流遮断装置は、車両に搭載され、異常
信号が入力されたとき、バッテリーから負荷への給電を
遮断するものである。
【0027】図1に電流遮断装置において、バッテリー
(図示せず)に取り付けられた導電体からなるバッテリ
ーターミナル1は、円弧部2aと、この円弧部2aから
一方向へ延出した鰐口部2b,2cと、円弧部2aから
前記一方向とは反対方向へ延出したターミナル本体部2
dとを有している。
(図示せず)に取り付けられた導電体からなるバッテリ
ーターミナル1は、円弧部2aと、この円弧部2aから
一方向へ延出した鰐口部2b,2cと、円弧部2aから
前記一方向とは反対方向へ延出したターミナル本体部2
dとを有している。
【0028】ボルトナット機構3は、2つの鰐口部2
b、2cを締め付けるようになっており、この締め付け
により、円弧部2aに挿通されたバッテリー電極(図示
せず)が締め付け固定されるようになっている。
b、2cを締め付けるようになっており、この締め付け
により、円弧部2aに挿通されたバッテリー電極(図示
せず)が締め付け固定されるようになっている。
【0029】ターミナル本体部2dには円筒状の貫通穴
2eが設けられており、この貫通穴2eを切断装置5が
貫通して配置されている。切断装置5は、該切断装置5
をターミナル本体部2dに固定するためのピン7と、切
断装置5内に設けられた円筒空洞31内を貫通する2つ
の貫通穴9とを有している。
2eが設けられており、この貫通穴2eを切断装置5が
貫通して配置されている。切断装置5は、該切断装置5
をターミナル本体部2dに固定するためのピン7と、切
断装置5内に設けられた円筒空洞31内を貫通する2つ
の貫通穴9とを有している。
【0030】ターミナル本体部2dの上部には導電体か
らなるバッテリー組付用ターミナル11が配置され、こ
のバッテリー組付用ターミナル11には電線15を被覆
したバッテリーケーブル17が接続されている。このバ
ッテリーケーブル17は、図示しない負荷(始動モー
タ、リアユニット、ルームユニット等の負荷)に接続さ
れるようになっている。
らなるバッテリー組付用ターミナル11が配置され、こ
のバッテリー組付用ターミナル11には電線15を被覆
したバッテリーケーブル17が接続されている。このバ
ッテリーケーブル17は、図示しない負荷(始動モー
タ、リアユニット、ルームユニット等の負荷)に接続さ
れるようになっている。
【0031】バッテリー組付用ターミナル11は、切断
装置5に設けられた貫通穴9を貫通し、ボルトナット機
構13まで延出している。ボルトナット機構13は、バ
ッテリー組付用ターミナル11と、バッテリーターミナ
ル1に設けられたターミナル本体部2eとを締め付けて
いる。これにより、バッテリー組付用ターミナル11を
介してバッテリーターミナル1とバッテリーケーブル1
7とが電気的に接続されている。
装置5に設けられた貫通穴9を貫通し、ボルトナット機
構13まで延出している。ボルトナット機構13は、バ
ッテリー組付用ターミナル11と、バッテリーターミナ
ル1に設けられたターミナル本体部2eとを締め付けて
いる。これにより、バッテリー組付用ターミナル11を
介してバッテリーターミナル1とバッテリーケーブル1
7とが電気的に接続されている。
【0032】また、電流遮断装置にはコントロールユニ
ット25が設けられており、このコントロールユニット
27は、車両衝突時等にエアバック信号、過大電流、過
大発熱等による異常信号を信号線25を介して切断装置
5に出力する。
ット25が設けられており、このコントロールユニット
27は、車両衝突時等にエアバック信号、過大電流、過
大発熱等による異常信号を信号線25を介して切断装置
5に出力する。
【0033】切断装置5は、コントロールユニット27
から異常信号を入力したときに、バッテリー組付用ター
ミナル11を切断するもので、火薬を収納する火薬部2
1、点火装置23、カッター部29を有している。
から異常信号を入力したときに、バッテリー組付用ター
ミナル11を切断するもので、火薬を収納する火薬部2
1、点火装置23、カッター部29を有している。
【0034】点火装置23は、ヒータ等であり、火薬部
21内に配置され、コントロールユニット27からの異
常信号により点火して火薬部21の火薬を爆発させる。
カッター部29は、火薬部21の上部に配置され、火薬
部21の火薬の爆発力により、上方に押圧されて、バッ
テリー組付用ターミナル11を切断するようになってい
る。カッター部29の先端部は、鋭角になっていて、バ
ッテリー組付用ターミナル11を切断し易いようになっ
ている。
21内に配置され、コントロールユニット27からの異
常信号により点火して火薬部21の火薬を爆発させる。
カッター部29は、火薬部21の上部に配置され、火薬
部21の火薬の爆発力により、上方に押圧されて、バッ
テリー組付用ターミナル11を切断するようになってい
る。カッター部29の先端部は、鋭角になっていて、バ
ッテリー組付用ターミナル11を切断し易いようになっ
ている。
【0035】次に、このように構成された本発明の電流
遮断装置の第1の実施の形態の動作を説明する。まず、
車両が通常の状態の場合には、切断装置5は、作動しな
いため、バッテリーターミナル1は、バッテリー組付用
ターミナル11を介してバッタリーケーブル17に電気
的に接続されるため、バッテリーから負荷への給電が行
われる。
遮断装置の第1の実施の形態の動作を説明する。まず、
車両が通常の状態の場合には、切断装置5は、作動しな
いため、バッテリーターミナル1は、バッテリー組付用
ターミナル11を介してバッタリーケーブル17に電気
的に接続されるため、バッテリーから負荷への給電が行
われる。
【0036】次に、車両衝突等の車両異常が発生した場
合には、コントローラユニット27から異常信号が信号
線25を介して点火装置23に送られてくる。すると、
点火装置23が点火することにより、火薬部21の火薬
が爆発する。
合には、コントローラユニット27から異常信号が信号
線25を介して点火装置23に送られてくる。すると、
点火装置23が点火することにより、火薬部21の火薬
が爆発する。
【0037】このため、火薬部21の火薬の爆発力によ
り、カッター部29が上方に押し上げられるから、カッ
ター部29により、バッテリー組付用ターミナル11が
切断される。
り、カッター部29が上方に押し上げられるから、カッ
ター部29により、バッテリー組付用ターミナル11が
切断される。
【0038】このとき、カッター部29の先端部が鋭角
となっているため、切断されたバッテリー組付用ターミ
ナル11は、前記押し上げ力の反力によって、バッテリ
ーケーブル17側(図1では、右方向)に圧力を受けて
移動する。
となっているため、切断されたバッテリー組付用ターミ
ナル11は、前記押し上げ力の反力によって、バッテリ
ーケーブル17側(図1では、右方向)に圧力を受けて
移動する。
【0039】このため、バッテリー組付用ターミナル1
1は、バッテリーターミナル1とは接触しなくなる。そ
の結果、バッテリーから負荷への給電が遮断されること
になる。
1は、バッテリーターミナル1とは接触しなくなる。そ
の結果、バッテリーから負荷への給電が遮断されること
になる。
【0040】このように、第1の実施の形態の電流遮断
装置によれば、車両衝突時等の車両異常時に、車両の異
常信号に連動させて、回路の電流遮断を瞬時に且つ確実
に行うことができる。これにより、車両衝突時のワイヤ
ーハーネスの焼損、事故の二次災害を防止することがで
きる。
装置によれば、車両衝突時等の車両異常時に、車両の異
常信号に連動させて、回路の電流遮断を瞬時に且つ確実
に行うことができる。これにより、車両衝突時のワイヤ
ーハーネスの焼損、事故の二次災害を防止することがで
きる。
【0041】また、電流遮断装置は、バッテリーターミ
ナル1、バッテリーケーブル17、バッテリー組付用タ
ーミナル11、及び切断装置5を設けるのみであり、ま
た、バッテリーターミナル1と切断装置5とをアッセン
ブリしたため、構成部品数を削減できるとともに、コス
トを低減することができる。
ナル1、バッテリーケーブル17、バッテリー組付用タ
ーミナル11、及び切断装置5を設けるのみであり、ま
た、バッテリーターミナル1と切断装置5とをアッセン
ブリしたため、構成部品数を削減できるとともに、コス
トを低減することができる。
【0042】また、切断装置5をターミナル本体部2d
から外せば、通常のバッテリーターミナル17と同様に
使用することもできる。
から外せば、通常のバッテリーターミナル17と同様に
使用することもできる。
【0043】(第2の実施の形態)次に、本発明の電流
遮断装置の第2の実施の形態を説明する。図3に本発明
の電流遮断装置の第2の実施の形態の側面図を示す。図
1に示す第1の実施の形態の電流遮断装置では、バッテ
リーケーブル17をバッテリーターミナル1と平行させ
て配置したが、図3に示す第2の実施の形態の電流遮断
装置では、バッテリーケーブル17をバッテリーターミ
ナル1に対して直交配置したことを特徴とする。このた
め、バッテリー組付用ターミナル12は、中間部分が略
直角に曲げられた曲がり部12bを有して構成されてい
る。
遮断装置の第2の実施の形態を説明する。図3に本発明
の電流遮断装置の第2の実施の形態の側面図を示す。図
1に示す第1の実施の形態の電流遮断装置では、バッテ
リーケーブル17をバッテリーターミナル1と平行させ
て配置したが、図3に示す第2の実施の形態の電流遮断
装置では、バッテリーケーブル17をバッテリーターミ
ナル1に対して直交配置したことを特徴とする。このた
め、バッテリー組付用ターミナル12は、中間部分が略
直角に曲げられた曲がり部12bを有して構成されてい
る。
【0044】図3に示した電流遮断装置の部分で、図1
に示した電流遮断装置の部分と同一部分には同一符号を
付し、その詳細な説明は省略する。
に示した電流遮断装置の部分と同一部分には同一符号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0045】このような構成によれば、車両異常時に
は、切断装置5に設けられたカッター部29により、バ
ッテリー組付用ターミナル12が切断される。このと
き、バッテリーケーブル17の下方向への自重により、
バッテリー組付用ターミナル12が右方向に引っ張られ
るため、切断されたバッテリー組付用ターミナル11か
らバッテリーケーブル17側が分離しやすくなる。
は、切断装置5に設けられたカッター部29により、バ
ッテリー組付用ターミナル12が切断される。このと
き、バッテリーケーブル17の下方向への自重により、
バッテリー組付用ターミナル12が右方向に引っ張られ
るため、切断されたバッテリー組付用ターミナル11か
らバッテリーケーブル17側が分離しやすくなる。
【0046】(第3の実施の形態)次に、本発明の電流
遮断装置の第3の実施の形態を説明する。図4に本発明
の電流遮断装置の第3の実施の形態の側面図を示す。図
5に本発明の電流遮断装置の第3の実施の形態の側面図
を示す。図6に本発明の電流遮断装置の第3の実施の形
態の断面図を示す。図6に示す電流遮断装置の断面図
は、図4のA−A間の断面図を示している。
遮断装置の第3の実施の形態を説明する。図4に本発明
の電流遮断装置の第3の実施の形態の側面図を示す。図
5に本発明の電流遮断装置の第3の実施の形態の側面図
を示す。図6に本発明の電流遮断装置の第3の実施の形
態の断面図を示す。図6に示す電流遮断装置の断面図
は、図4のA−A間の断面図を示している。
【0047】図1に示す第1の実施の形態の電流遮断装
置では、車両異常時に切断装置5がバッテリー組付用タ
ーミナル11を切断したが、第3の実施の形態の電流遮
断装置では、車両異常時に切断装置5が該切断装置5を
貫通したボルトを切断することを特徴とする。
置では、車両異常時に切断装置5がバッテリー組付用タ
ーミナル11を切断したが、第3の実施の形態の電流遮
断装置では、車両異常時に切断装置5が該切断装置5を
貫通したボルトを切断することを特徴とする。
【0048】バッテリーターミナル1aは、円弧部2a
から延出した厚肉のターミナル本体部2fを有し、この
ターミナル本体部2fの右側半分の外周部分には突起部
2gが形成されている。
から延出した厚肉のターミナル本体部2fを有し、この
ターミナル本体部2fの右側半分の外周部分には突起部
2gが形成されている。
【0049】また、ターミナル本体部2fの前記突起部
2gに対応する部分には、円筒状の貫通穴(図示せず)
が設けられており、この貫通穴を切断装置5aが貫通し
て配置されている。切断装置5aは、切断装置5aを突
起部2gに固定するためのピン7と、切断装置5a内の
円筒空洞31内を貫通する2つの貫通穴9aとを有して
いる。
2gに対応する部分には、円筒状の貫通穴(図示せず)
が設けられており、この貫通穴を切断装置5aが貫通し
て配置されている。切断装置5aは、切断装置5aを突
起部2gに固定するためのピン7と、切断装置5a内の
円筒空洞31内を貫通する2つの貫通穴9aとを有して
いる。
【0050】バッテリー組付用ターミナル37は、ボル
トナット機構33により、ターミナル本体部2fの側面
に固定されている。バッテリー組付用ターミナル37に
は電線15を被覆したバッテリーケーブル17が接続さ
れている。
トナット機構33により、ターミナル本体部2fの側面
に固定されている。バッテリー組付用ターミナル37に
は電線15を被覆したバッテリーケーブル17が接続さ
れている。
【0051】ボルトナット機構33は、ボルト34aの
先端にネジ山部34が形成されており、貫通穴9a、円
筒空洞31を貫通し、ネジ山部34によりターミナル本
体部2fにネジ止めされている。
先端にネジ山部34が形成されており、貫通穴9a、円
筒空洞31を貫通し、ネジ山部34によりターミナル本
体部2fにネジ止めされている。
【0052】これにより、バッテリー組付用ターミナル
37、及びボルトナット機構33を介してバッテリータ
ーミナル1aとバッテリーケーブル17とが電気的に接
続されている。また、ボルトナット機構33は、カバー
35により覆われている。
37、及びボルトナット機構33を介してバッテリータ
ーミナル1aとバッテリーケーブル17とが電気的に接
続されている。また、ボルトナット機構33は、カバー
35により覆われている。
【0053】なお、図4乃至図6に示した電流遮断装置
の部分で、図1に示した電流遮断装置の部分と同一部分
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
の部分で、図1に示した電流遮断装置の部分と同一部分
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0054】次に、このように構成された本発明の電流
遮断装置の第3の実施の形態の動作を説明する。まず、
車両が通常の状態の場合には、切断装置5aは、作動し
ないため、バッテリーターミナル1aは、ターミナル本
体部2f、ボルトナット機構33、バッテリー組付用タ
ーミナル37を介してバッタリーケーブル17に電気的
に接続されるため、バッテリーから負荷への給電が行わ
れる。
遮断装置の第3の実施の形態の動作を説明する。まず、
車両が通常の状態の場合には、切断装置5aは、作動し
ないため、バッテリーターミナル1aは、ターミナル本
体部2f、ボルトナット機構33、バッテリー組付用タ
ーミナル37を介してバッタリーケーブル17に電気的
に接続されるため、バッテリーから負荷への給電が行わ
れる。
【0055】次に、車両衝突等の車両異常が発生した場
合には、コントロールユニット27からの異常信号を入
力し、点火装置23が点火することにより、火薬部21
の火薬が爆発する。このため、火薬部21の火薬の爆発
力により、カッター部29が上方に押し上げられ、カッ
ター部29により、ボルト34aが切断される。
合には、コントロールユニット27からの異常信号を入
力し、点火装置23が点火することにより、火薬部21
の火薬が爆発する。このため、火薬部21の火薬の爆発
力により、カッター部29が上方に押し上げられ、カッ
ター部29により、ボルト34aが切断される。
【0056】このとき、ボルト34aは、押し上げ力の
反力によって、バッテリーケーブル17側に圧力を受け
て移動する。また、バッテリーケーブル17の自重によ
り、切断されたボルト34aを右方向に引っ張るため、
ボルト34aがターミナル本体部2fから分離する。
反力によって、バッテリーケーブル17側に圧力を受け
て移動する。また、バッテリーケーブル17の自重によ
り、切断されたボルト34aを右方向に引っ張るため、
ボルト34aがターミナル本体部2fから分離する。
【0057】このため、バッテリー組付用ターミナル3
7は、バッテリーターミナル1aとは接触しなくなる。
その結果、バッテリーから負荷への給電が遮断されるこ
とになる。
7は、バッテリーターミナル1aとは接触しなくなる。
その結果、バッテリーから負荷への給電が遮断されるこ
とになる。
【0058】このように、第3の実施の形態の電流遮断
装置によっても、第1の実施の形態の電流遮断装置の効
果と同様な効果を得ることができる。また、切断装置5
aをターミナル本体部2fから外せば、通常のバッテリ
ーターミナル17と同様に使用することもできる。
装置によっても、第1の実施の形態の電流遮断装置の効
果と同様な効果を得ることができる。また、切断装置5
aをターミナル本体部2fから外せば、通常のバッテリ
ーターミナル17と同様に使用することもできる。
【0059】(第4の実施の形態)次に、本発明の電流
遮断装置の第4の実施の形態を説明する。図7に本発明
の電流遮断装置の第4の実施の形態の上面図を示す。図
8に本発明の電流遮断装置の第4の実施の形態の側面図
を示す。図9に本発明の電流遮断装置の第4の実施の形
態の断面図を示す。図9に示す電流遮断装置の断面図
は、図7のA−A間の断面図を示している。
遮断装置の第4の実施の形態を説明する。図7に本発明
の電流遮断装置の第4の実施の形態の上面図を示す。図
8に本発明の電流遮断装置の第4の実施の形態の側面図
を示す。図9に本発明の電流遮断装置の第4の実施の形
態の断面図を示す。図9に示す電流遮断装置の断面図
は、図7のA−A間の断面図を示している。
【0060】第3の実施の形態の電流遮断装置では、タ
ーミナル本体部2fに対してバッテリーケーブル17を
直交配置したが、第4の実施の形態の電流遮断装置で
は、ターミナル本体部2hに平行してバッテリーケーブ
ル17を配置したことを特徴とする。
ーミナル本体部2fに対してバッテリーケーブル17を
直交配置したが、第4の実施の形態の電流遮断装置で
は、ターミナル本体部2hに平行してバッテリーケーブ
ル17を配置したことを特徴とする。
【0061】バッテリーターミナル1bは、円弧部2a
から延出した厚肉のターミナル本体部2hを有し、この
ターミナル本体部2hには穴部(図示せず)が形成され
ており、この穴部に切断装置5bが収納されている。
から延出した厚肉のターミナル本体部2hを有し、この
ターミナル本体部2hには穴部(図示せず)が形成され
ており、この穴部に切断装置5bが収納されている。
【0062】切断装置5bは、切断装置5bをターミナ
ル本体部2hに固定するためのピン7と、切断装置5a
内の円筒空洞31内を貫通する2つの貫通穴9aとを有
している。バッテリー組付用ターミナル37は、ボルト
ナット機構33により、ターミナル本体部2hの上面に
固定されている。
ル本体部2hに固定するためのピン7と、切断装置5a
内の円筒空洞31内を貫通する2つの貫通穴9aとを有
している。バッテリー組付用ターミナル37は、ボルト
ナット機構33により、ターミナル本体部2hの上面に
固定されている。
【0063】ボルトナット機構33は、ボルト34aの
先端にネジ山部34が形成されており、貫通穴9a、円
筒空洞31を貫通し、ネジ山部34によりターミナル本
体部2hにネジ止めされている。
先端にネジ山部34が形成されており、貫通穴9a、円
筒空洞31を貫通し、ネジ山部34によりターミナル本
体部2hにネジ止めされている。
【0064】これにより、バッテリー組付用ターミナル
37、及びボルトナット機構33を介してバッテリータ
ーミナル1bとバッテリーケーブル17とが電気的に接
続されている。
37、及びボルトナット機構33を介してバッテリータ
ーミナル1bとバッテリーケーブル17とが電気的に接
続されている。
【0065】なお、図7乃至図9に示した電流遮断装置
の部分で、図1に示した電流遮断装置の部分と同一部分
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
の部分で、図1に示した電流遮断装置の部分と同一部分
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0066】このように構成された第4の実施の形態の
電流遮断装置によれば、車両衝突等の車両異常が発生し
た場合には、火薬部21の火薬の爆発力により、カッタ
ー部29が左方向に移動し、カッター部29により、ボ
ルト34aが切断される。
電流遮断装置によれば、車両衝突等の車両異常が発生し
た場合には、火薬部21の火薬の爆発力により、カッタ
ー部29が左方向に移動し、カッター部29により、ボ
ルト34aが切断される。
【0067】このため、バッテリー組付用ターミナル3
7は、バッテリーターミナル1bとは接触しなくなる。
その結果、バッテリーから負荷への給電が遮断されるこ
とになる。
7は、バッテリーターミナル1bとは接触しなくなる。
その結果、バッテリーから負荷への給電が遮断されるこ
とになる。
【0068】(第5の実施の形態)次に、本発明の電流
遮断装置の第5の実施の形態を説明する。図10に本発
明の電流遮断装置の第5の実施の形態の断面図を示す。
第5の実施の形態の電流遮断装置は、第3の実施の形態
の電流遮断装置の変形例であり、ボルトナット機構とケ
ーブル組付用ターミナルとの構成を変更したことを特徴
とする。
遮断装置の第5の実施の形態を説明する。図10に本発
明の電流遮断装置の第5の実施の形態の断面図を示す。
第5の実施の形態の電流遮断装置は、第3の実施の形態
の電流遮断装置の変形例であり、ボルトナット機構とケ
ーブル組付用ターミナルとの構成を変更したことを特徴
とする。
【0069】図11に第5の実施の形態の電流遮断装置
に設けられたケーブル組付用ターミナルの構成及びケー
ブル組付用ターミナルとボルトナット機構との組み付け
を示す。
に設けられたケーブル組付用ターミナルの構成及びケー
ブル組付用ターミナルとボルトナット機構との組み付け
を示す。
【0070】図11(b)に示すように、バッテリーケ
ーブル17に接続されたケーブル組付用ターミナル41
には、ダルマ形状をなした穴部43が設けられており、
この穴部43は、大径穴部43aと小径穴部43bとか
らなる。
ーブル17に接続されたケーブル組付用ターミナル41
には、ダルマ形状をなした穴部43が設けられており、
この穴部43は、大径穴部43aと小径穴部43bとか
らなる。
【0071】図10及び図11(a)に示すように、ボ
ルトナット機構45は、頭部46、ボルト47からな
り、このボルト47は、首部48と、ネジ部49とから
なる。首部48は、ネジが形成されておらず、ネジ部4
9の径よりも小径であって且つ小径穴部43bを貫通す
るようになっている。
ルトナット機構45は、頭部46、ボルト47からな
り、このボルト47は、首部48と、ネジ部49とから
なる。首部48は、ネジが形成されておらず、ネジ部4
9の径よりも小径であって且つ小径穴部43bを貫通す
るようになっている。
【0072】そして、ケーブル組付用ターミナル41の
大径穴部43aにより、ボルト47のネジ部49を貫通
させ、貫通後に、ボルト47の首部48をケーブル組付
用ターミナル41の小径穴部43bに移動させて、ボル
トナット機構45によりケーブル組付用ターミナル41
がターミナル本体部2fに固定されるようになってい
る。
大径穴部43aにより、ボルト47のネジ部49を貫通
させ、貫通後に、ボルト47の首部48をケーブル組付
用ターミナル41の小径穴部43bに移動させて、ボル
トナット機構45によりケーブル組付用ターミナル41
がターミナル本体部2fに固定されるようになってい
る。
【0073】なお、切断装置5aには図示しない火薬部
21、点火装置23、カッター部29が内蔵されてい
る。
21、点火装置23、カッター部29が内蔵されてい
る。
【0074】このような構成によれば、車両異常時に
は、切断装置5aに設けられたカッター部29により、
ボルト47が切断される。切断されたボルト47は、前
記作動の反力によって、バッテリーケーブル側(図10
の右方向)に圧力を受ける。
は、切断装置5aに設けられたカッター部29により、
ボルト47が切断される。切断されたボルト47は、前
記作動の反力によって、バッテリーケーブル側(図10
の右方向)に圧力を受ける。
【0075】このとき、ボルト47のネジ部49の外径
は、小径穴部43bの径よりも大きいため、切断された
ボルト47が、ケーブル組付用ターミナル41を右方向
に押し出す。すなわち、切断されたボルト47は、ケー
ブル組付用ターミナル41と共に右方向に移動する。
は、小径穴部43bの径よりも大きいため、切断された
ボルト47が、ケーブル組付用ターミナル41を右方向
に押し出す。すなわち、切断されたボルト47は、ケー
ブル組付用ターミナル41と共に右方向に移動する。
【0076】このため、ボルト47、及びケーブル組付
用ターミナル41とがターミナル本体部2fから切り離
される。その結果、バッテリーターミナル1aがボルト
47、及びケーブル組付用ターミナル41とから切り離
されるため、バッテリーから負荷への給電が遮断され
る。この第5の実施の形態の電流遮断装置では、第3の
実施の形態の電流遮断装置の効果よりもその効果が大で
ある。
用ターミナル41とがターミナル本体部2fから切り離
される。その結果、バッテリーターミナル1aがボルト
47、及びケーブル組付用ターミナル41とから切り離
されるため、バッテリーから負荷への給電が遮断され
る。この第5の実施の形態の電流遮断装置では、第3の
実施の形態の電流遮断装置の効果よりもその効果が大で
ある。
【0077】なお、第5の実施の形態のボルトナット機
構45、及びケーブル組付用ターミナル41は、前述し
た第4の実施の形態の電流遮断装置に適用するようにし
てもよい。このようにすれば、第5の実施の形態の電流
遮断装置の効果と同様な効果が得られる。
構45、及びケーブル組付用ターミナル41は、前述し
た第4の実施の形態の電流遮断装置に適用するようにし
てもよい。このようにすれば、第5の実施の形態の電流
遮断装置の効果と同様な効果が得られる。
【0078】次に、図12にケーブル組付用ターミナル
の構成及びケーブル組付用ターミナルとボルトナット機
構との組み付けの他の構成例を示す。図12(b)に示
すように、バッテリーケーブル17に接続されたケーブ
ル組付用ターミナル51には、小径穴部53が設けられ
ている。
の構成及びケーブル組付用ターミナルとボルトナット機
構との組み付けの他の構成例を示す。図12(b)に示
すように、バッテリーケーブル17に接続されたケーブ
ル組付用ターミナル51には、小径穴部53が設けられ
ている。
【0079】なお、図12(a)に示すボルトナット機
構の構成は、図11(a)に示すボルトナット機構45
と同一構成であるので、その説明は省略する。
構の構成は、図11(a)に示すボルトナット機構45
と同一構成であるので、その説明は省略する。
【0080】そして、ケーブル組付用ターミナル51を
ボルト47のネジ部49の反対側に貫通し、その後、ボ
ルト47の組み付け部(頭部46)を成形する。すなわ
ち、ボルトナット機構45を成型時に予め、ケーブル組
付用ターミナル51を組み込んでおく。
ボルト47のネジ部49の反対側に貫通し、その後、ボ
ルト47の組み付け部(頭部46)を成形する。すなわ
ち、ボルトナット機構45を成型時に予め、ケーブル組
付用ターミナル51を組み込んでおく。
【0081】このようにケーブル組付用ターミナル51
が組み込まれたボルトナット機構45をターミナル本体
部2fに固定するようにしても、第5の実施の形態の電
流遮断装置の効果と同様な効果を得ることができる。
が組み込まれたボルトナット機構45をターミナル本体
部2fに固定するようにしても、第5の実施の形態の電
流遮断装置の効果と同様な効果を得ることができる。
【0082】なお、本発明は、前述した第1の実施の形
態乃至第5の実施の形態の電流遮断装置に限定されるも
のではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種
々変形して実施可能であるのは勿論である。
態乃至第5の実施の形態の電流遮断装置に限定されるも
のではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種
々変形して実施可能であるのは勿論である。
【0083】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、通常では、バ
ッテリーからバッテリーターミナル、接続部材、及び負
荷導線を介して負荷への給電が行われているが、車両衝
突等時には、外部から遮断制御信号が切断装置に入力さ
れて、切断装置は、接続部材を切断するため、バッテリ
ーから負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断することがで
き、車両異常時のワイヤーハーネスの燃損を防止し、事
故の二次災害を防止することができる。また、構成部品
数が少なく簡単な構成で且つ安価な電流遮断装置を提供
することができる。
ッテリーからバッテリーターミナル、接続部材、及び負
荷導線を介して負荷への給電が行われているが、車両衝
突等時には、外部から遮断制御信号が切断装置に入力さ
れて、切断装置は、接続部材を切断するため、バッテリ
ーから負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断することがで
き、車両異常時のワイヤーハーネスの燃損を防止し、事
故の二次災害を防止することができる。また、構成部品
数が少なく簡単な構成で且つ安価な電流遮断装置を提供
することができる。
【0084】請求項2の発明によれば、点火装置が火薬
部に収納された火薬を点火により爆発させると、火薬の
爆発力により、カッター部が接続部材を切断するため、
バッテリーから負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断する
ことができる。
部に収納された火薬を点火により爆発させると、火薬の
爆発力により、カッター部が接続部材を切断するため、
バッテリーから負荷への給電を瞬時且つ確実に遮断する
ことができる。
【0085】請求項3の発明によれば、切断装置が、バ
ッテリーターミナルに設けられたターミナル本体部に内
挿され、且つ、該ターミナル本体部に固定されてなるた
め、スペースが少なくて済むとともに、簡易で安価とな
る。
ッテリーターミナルに設けられたターミナル本体部に内
挿され、且つ、該ターミナル本体部に固定されてなるた
め、スペースが少なくて済むとともに、簡易で安価とな
る。
【0086】請求項4の発明によれば、導線組付用ター
ミナルが、切断装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空
洞を貫通した導線組付用ターミナルを切断するため、前
記作動の反力によって、切断と同時に負荷導線側がター
ミナル本体部から確実に分離するから、バッテリーから
負荷への給電が遮断される。
ミナルが、切断装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空
洞を貫通した導線組付用ターミナルを切断するため、前
記作動の反力によって、切断と同時に負荷導線側がター
ミナル本体部から確実に分離するから、バッテリーから
負荷への給電が遮断される。
【0087】請求項5の発明によれば、締付部が、切断
装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空洞を貫通した締
付部を切断するため、前記作動の反力によって、切断と
同時に負荷導線側がターミナル本体部から確実に分離す
るから、バッテリーから負荷への給電が遮断される。
装置内の空洞を貫通し、切断装置が、空洞を貫通した締
付部を切断するため、前記作動の反力によって、切断と
同時に負荷導線側がターミナル本体部から確実に分離す
るから、バッテリーから負荷への給電が遮断される。
【0088】請求項6の発明によれば、通常では、ボル
トの首部が導線組付用ターミナルの穴部を貫通し、ネジ
部により導線組付用ターミナルがターミナル本体部にネ
ジ止めされているが、車両異常時に遮断制御信号の入力
により、切断装置がボルトを切断すると、前記作動の反
力によって、ボルトが移動するとともに、大径のネジ部
が小径の穴部を押圧するため、導線組付用ターミナルも
移動する。このため、負荷導線側がターミナル本体部か
ら確実に分離するから、バッテリーから負荷への給電が
遮断される。
トの首部が導線組付用ターミナルの穴部を貫通し、ネジ
部により導線組付用ターミナルがターミナル本体部にネ
ジ止めされているが、車両異常時に遮断制御信号の入力
により、切断装置がボルトを切断すると、前記作動の反
力によって、ボルトが移動するとともに、大径のネジ部
が小径の穴部を押圧するため、導線組付用ターミナルも
移動する。このため、負荷導線側がターミナル本体部か
ら確実に分離するから、バッテリーから負荷への給電が
遮断される。
【図1】本発明の電流遮断装置の第1の実施の形態の側
面図である。
面図である。
【図2】本発明の電流遮断装置の第1の実施の形態の上
面図である。
面図である。
【図3】本発明の電流遮断装置の第2の実施の形態の側
面図である。
面図である。
【図4】本発明の電流遮断装置の第3の実施の形態の上
面図である。
面図である。
【図5】本発明の電流遮断装置の第3の実施の形態の側
面図である。
面図である。
【図6】本発明の電流遮断装置の第3の実施の形態の断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の電流遮断装置の第4の実施の形態の上
面図である。
面図である。
【図8】本発明の電流遮断装置の第4の実施の形態の側
面図である。
面図である。
【図9】本発明の電流遮断装置の第4の実施の形態の断
面図である。
面図である。
【図10】本発明の電流遮断装置の第5の実施の形態の
断面図である。
断面図である。
【図11】第5の実施の形態の電流遮断装置に設けられ
たケーブル組付用ターミナルの構成及びケーブル組付用
ターミナルとボルトナット機構との組み付けを示す図で
ある。
たケーブル組付用ターミナルの構成及びケーブル組付用
ターミナルとボルトナット機構との組み付けを示す図で
ある。
【図12】ケーブル組付用ターミナルの構成及びケーブ
ル組付用ターミナルとボルトナット機構との組み付けの
他の構成例を示す図である。
ル組付用ターミナルとボルトナット機構との組み付けの
他の構成例を示す図である。
【図13】従来の車両用搭載回路網の構成図である。
【図14】図13に示した車両用搭載回路網に設けられ
た回路遮断器の断面図である。
た回路遮断器の断面図である。
1 バッテリーターミナル 2d ターミナル本体部 2e 貫通穴 2g 突起部 3,13 ボルトナット機構 5 切断装置 7 ピン 9 貫通穴 11 ケーブル組付用ターミナル 15 電線 17 バッテリーケーブル 21 火薬部 23 点火装置 25 信号線 27 コントロールユニット 29 カッター部 34 ネジ山部 35 カバー 43a 大径穴部 43b 小径穴部 48 首部 49 ネジ部
Claims (6)
- 【請求項1】 バッテリーに取り付けられたバッテリー
ターミナルと、 負荷に接続された負荷導線と、 この負荷導線と前記バッテリーターミナルを電気的に接
続する接続部材と、 外部から遮断制御信号が入力されたとき、前記接続部材
を切断することにより、前記バッテリーから前記バッテ
リーターミナル及び前記負荷導線を介する前記負荷への
給電を遮断する切断装置と、を備えることを特徴とする
電流遮断装置。 - 【請求項2】 前記切断装置は、火薬を収納する火薬部
と、 この火薬部に収納された火薬を点火により爆発させる点
火装置と、 この点火装置の点火により爆発した火薬の爆発力により
前記接続部材を切断するカッター部と、を備えることを
特徴とする請求項1記載の電流遮断装置。 - 【請求項3】 前記切断装置は、前記バッテリーターミ
ナルに設けられたターミナル本体部に内挿され、且つ、
該ターミナル本体部に固定されてなることを特徴とする
請求項1記載の電流遮断装置。 - 【請求項4】 前記接続部材は、前記負荷導線に組み付
けられた導線組付用ターミナルと、この導線組付用ター
ミナルを前記ターミナル本体部に締め付け固定する締付
部とからなり、 前記導線組付用ターミナルは、前記切断装置内の空洞を
貫通し、 前記切断装置は、前記空洞を貫通した前記導線組付用タ
ーミナルを切断することを特徴とする請求項3記載の電
流遮断装置。 - 【請求項5】 前記接続部材は、前記負荷導線に組み付
けられた導線組付用ターミナルと、この導線組付用ター
ミナルを前記ターミナル本体部に締め付け固定する締付
部とからなり、 前記締付部は、前記切断装置内の空洞を貫通し、 前記切断装置は、前記空洞を貫通した前記締付部を切断
することを特徴とする請求項3記載の電流遮断装置。 - 【請求項6】 前記導線組付用ターミナルは、穴部を有
し、 前記締付部は、頭部と、この頭部に接合され前記穴部を
貫通する首部及びこの首部に接合され前記穴部の径より
も大径のネジ部からなり前記切断装置により切断される
ボルトと、を有することを特徴とする請求項5記載の電
流遮断装置。
Priority Applications (3)
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JP10159523A JPH11353997A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 電流遮断装置 |
US09/326,606 US6232568B1 (en) | 1998-06-08 | 1999-06-07 | Current interrupting apparatus |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10159523A JPH11353997A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 電流遮断装置 |
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JPH11353997A true JPH11353997A (ja) | 1999-12-24 |
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Family Applications (1)
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