JPH11353992A - サーマルプロテクタ - Google Patents
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- JPH11353992A JPH11353992A JP10343727A JP34372798A JPH11353992A JP H11353992 A JPH11353992 A JP H11353992A JP 10343727 A JP10343727 A JP 10343727A JP 34372798 A JP34372798 A JP 34372798A JP H11353992 A JPH11353992 A JP H11353992A
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Abstract
を提供する。 【解決手段】 (I)に示すようバイメタル40が保持
部40bにて固定ピン52によって固定され、スナップ
部40aが支持部12aに支持されている。そして、ス
ナップ部40aの自由端部40a''が可動接点板30と
接して当該可動接点板30を揺動する。ここで、スナッ
プ部40aは、境界端部40a’で保持部40bにて変
移を規制されるため、スナップ(反転)した際に該スナ
ップ部40aを支持する支持部12aを中心として、梃
子状に揺動する。即ち、スナップ部40aの自由端部4
0a''は大きく変移するので、可動接点板30を揺動さ
せた際の可動接点32の移動量を大きくできる。このた
め、スナップ遅れの発生を防止できる。
Description
冷蔵庫などの密閉型コンプレッサ等を駆動するモータの
保護に好適なサーマルプロテクタに関する。
プレッサ等を駆動するモータには、過負荷時の保護を図
るためにサーマルプロテクタが取り付けられている。係
るサーマルプロテクタとして、例えば、特開昭61−2
27631号等がある。このサーマルプロテクタについ
て、図10(A)を参照して説明する。サーマルプロテ
クタのベース212には、凹部212aが形成され、該
凹部212aに皿形バイメタル240が収容され、該皿
形バイメタル240の下方にはヒータ250が設けられ
ている。該バイメタルの上方には、可動接点板230が
配設されている。可動接点板230は、一端が固定ピン
252により固定され、自由端には、固定接点234と
接触する可動接点232が取り付けられている。ヒータ
250は、モータと直列に接続されており、モータに流
れる電流で発熱し、バイメタル240を加熱する。図1
0(A)は、定常状態に於ける下方にスナップしたバイ
メタル240を示している。ここで、モータが過負荷と
なり異常電流が流れると、ヒータ250により加熱され
たバイメタル240が図10(C)に示すように上方へ
スナップし、可動接点板230を押し上げ、可動接点2
32と固定接点234とを分離し、モータへの電流を遮
断する。
テクタは、バイメタル240を凹部212aに収容する
のみで、固定していないため組み付けが容易である反
面、バイメタルの作用点(可動接点板との接触点)のス
トローク(図10(C)中に示す、バイメタルの移動
量)Sが大きくとれなかった。このためスナップ遅れが
発生し易かった。
すバイメタルが常温で一番反っている状態から、異常発
熱時に徐々に反りが小さくなり、図10(B)に示す反
りが最小に成った状態(凹状態)から凸状態へスナップ
する。ここで、このスナップ中に可動接点232と固定
接点234とを分離する必要があるが、図10(B)に
示すようにスナップ直前の反りの最も小さくなった状態
で、スナップ動作前に可動接点232と固定接点234
とが僅かに離れ、両者間にアークが飛ぶことがある。こ
のスナップ遅れは、図10(D)に示すように、復帰時
においてバイメタルが凸状態から凹状態へスナップする
直前に、可動接点232と固定接点234とが接触する
ことによっても発生する。これら動作時及び復帰時のス
ナップ遅れを防止するために、上記構成のサーマルプロ
テクタは、可動接点板230の位置を単体調整する必要
があった。
なされたものであり、その目的とするところは、調整を
行うことなく組立のみで所望の特性が得られ、スナップ
遅れの無い廉価なサーマルプロテクタを提供することに
ある。
目的を達成するため、固定接点と、該固定接点に接触す
る可動接点を支持する可動接点板と、該可動接点板を揺
動させ前記固定接点と前記可動接点との接触を断つバイ
メタルと、前記固定接点と前記可動接点とに直列に接続
され前記バイメタルを加熱するヒータとから成るサーマ
ルプロテクタであって、前記バイメタルが、スナップ動
作を行うスナップ部と、スナップ部を保持する保持部と
からなり、該バイメタルは、前記保持部にて固定される
と共に、前記スナップ部に当接する支持部材に支持さ
れ、該スナップ部の自由端部が前記可動接点板と接して
当該可動接点板を揺動し、前記固定接点と前記可動接点
との接触を断つことを技術的特徴とする。
記支持部材が支柱状に形成され、該保持部の回りにヒー
タがコイル状に配設されていることを技術的特徴とす
る。
て、前記バイメタルのスナップ部は、略矩形状に形成さ
れていることを技術的特徴とする。
て、起動リレーに係合するための係合部を備えることを
技術的特徴とする。
点に接触する可動接点を支持する可動接点板と、該可動
接点板を揺動させ前記固定接点と前記可動接点との接触
を断つ主バイメタルと、前記固定接点と前記可動接点と
に直列に接続され前記主バイメタルを加熱するヒータと
から成るサーマルプロテクタであって、前記主バイメタ
ルが、スナップ動作を行うスナップ部と、スナップ部を
保持する保持部とからなり、該保持部にて固定され、該
スナップ部の自由端部が前記可動接点板と接して当該可
動接点板を揺動し、前記固定接点と前記可動接点との接
触を断ち、一端が固定され、他端に楔状部材の取り付け
られた副バイメタルであって、前記固定接点と前記可動
接点との接離方向に対して垂直に揺動し、前記固定接点
と前記可動接点とが溶着した際に該楔状部材によって両
者を分離する副バイメタルを備えたことを技術的特徴と
する。
記主バイメタルが、前記スナップ部と当接する支持部材
に支持されることを技術的特徴とする。
点に接触する可動接点を支持する可動接点板と、該可動
接点板を揺動させ前記固定接点と前記可動接点との接触
を断つバイメタルと、前記固定接点と前記可動接点とに
直列に接続され前記バイメタルを加熱するヒータとから
成るサーマルプロテクタであって、前記バイメタルが、
スナップ動作を行うスナップ部と、スナップ部を保持す
る保持部とからなり、該保持部にて固定され、該スナッ
プ部の自由端部が前記可動接点板と接して当該可動接点
板を揺動し、前記固定接点と前記可動接点との接触を断
ち、前記固定接点と前記可動接点とが溶着して高温にな
った際に、低融点金属で接合されていた両端が、該固定
接点と該可動接点との接離方向に離間し、当該固定接点
と可動接点とを分離する薄板バネを備えたことを特徴と
するサーマルプロテクタ。
記バイメタルが、前記スナップ部と当接する支持部材に
支持されることを技術的特徴とする。
いて、前記薄板バネが銅合金等のバネ材からなり、前記
低融点金属が半田からなり、前記薄板バネの両端が0.
1〜1.0mmの間隙をおいて半田を介して接合されてい
ることを技術的特徴とする。
プ部から成るバイメタルは、保持部にて固定され、スナ
ップ部が支持部材に支持され、スナップ部の自由端部が
可動接点板と接して当該可動接点板を揺動する。ここ
で、スナップ部が固定された保持部にて変移を規制され
ると共に、支持部材により支持されており、スナップ部
がスナップした際に、スナップ部の自由端部は大きく変
移するので、可動接点板を揺動させた際の可動接点の移
動ストロークを大きくできる。このため、スナップ遅れ
の発生を防止できる。また、バイメタルは、保持部にて
固定され、スナップ部が支持部材に支持されているた
め、調整を行うことなく組立のみで所望の特性を得れる
ため、廉価に製造できる。特に、保持部をスナップ部よ
りも小さくすることで、保持部を固定しても、スナップ
特性はバイメタル単体と変わらず、容易に必要な特性が
得られる。
持部材の回りにヒータがコイル状に配設されているた
め、バイメタルを効率的に加熱することができる。
部が略矩形状に形成されているため、スナップ時に大き
な力を発生し、固定接点と可動接点との接触を断つこと
ができる。
ための係合部を備えるため、起動リレーを取り付けるこ
とができる。起動リレーとサーマルプロテクタとを一体
にすることにより、空調機器や電気冷蔵庫などに組み込
まれたコンプレッサのドーム部周りの狭い空間での2度
の取り付け作業が1度で済み、工程が軽減できる。
の接離方向に対して垂直に揺動し、固定接点と可動接点
とが溶着した際に楔状部材によって両者を分離する副バ
イメタルを備えるため、主バイメタルの劣化により固定
接点と可動接点とが溶着しても、モータの異常発熱時に
電流を遮断することができる。
プ部から成る主バイメタルは、保持部にて固定され、ス
ナップ部が支持部材に支持され、スナップ部の自由端部
が可動接点板と接して当該可動接点板を揺動する。ここ
で、スナップ部が、固定された支持部にて変移を規制さ
れると共に、支持部材により支持されており、スナップ
部がスナップした際に、スナップ部の自由端部は大きく
変移するので、可動接点板を揺動させた際の可動接点の
移動量を大きくできる。このため、スナップ遅れの発生
を防止できる。
の接離方向に対して離間し、固定接点と可動接点とが溶
着した際に両者を分離する薄板バネを備えるため、バイ
メタルの劣化により固定接点と可動接点とが溶着して
も、モータの異常発熱時に電流を遮断することができ
る。
プ部から成るバイメタルは、保持部にて固定され、スナ
ップ部が支持部材に支持され、スナップ部の自由端部が
可動接点板と接して当該可動接点板を揺動する。ここ
で、スナップ部が、固定された支持部にて変移を規制さ
れると共に、支持部材により支持されており、スナップ
部がスナップした際に、スナップ部の自由端部は大きく
変移するので、可動接点板を揺動させた際の可動接点の
移動量を大きくできる。このため、スナップ遅れの発生
を防止できる。
からなる薄板バネの両端が0.1mm以上間隙をおいて半
田を介して接合されているため、薄板バネの表面に銅と
半田中のスズとの金属間化合物層が形成されても、半田
が十分な厚さ残る。このため、薄板バネの両端が固着し
て動作不良の発生することがない。一方、両端の間隔が
1mm以下であるため、振動により不良動作が生じること
がない。
るサーマルプロテクタについて図を参照して説明する。
第1実施態様のサーマルプロテクタ10は、図6に示す
ようにPTC等を用いる起動リレー80と一体に例えば
コンプレッサ90のドーム92の外面に取り付けられ、
カバー96により保護される。該コンプレッサ90の内
部にはモータMが収容されている。
示し、図2、図3は、サーマルプロテクタ10の内部構
造を示している。ここで、図1(C)は、サーマルプロ
テクタ10の平面図であり、図1(A)、図1(B)、
図1(D)及び図1(E)は、側面図であり、図1
(F)は、底面図である。図1(E)に示すようにサー
マルプロテクタ10は、ポリエステル製のベース12と
PBT樹脂製のカバー14とから成り、図1(C)に示
すようにサーマルプロテクタ10の上面には、モータ側
から延在するピン(図示せず)を嵌入するためのピン端
子24が配設され、側面には、側方へ延在し、図示しな
い電源側レセプタクルを挿入するためのタブ端子22が
配設されている。
プロテクタ10のカバー14を外した状態を示す平面図
であり、図2(H)及び図2(I)は、図1(C)のサ
ーマルプロテクタ10のH−H断面図である。更に、図
3(J)は、図1(C)のサーマルプロテクタ10のJ
−J断面図であり、図3(K)は、図1(C)のK−K
断面図であり、図3(L)は、図1(C)のL−L断面
図であり、図3(M)はバイメタルの平面図である。
タ10は、バイメタル40が固定ピン52に固定又は接
続板44に溶接され、該バイメタル40の下方にヒータ
50が設けられている。該バイメタル40の上方には、
可動接点板30が配設されている。可動接点板30は、
一端が固定ピン52により固定され、自由端には、固定
接点34と接触する可動接点32が取り付けられてい
る。
ついて、図4を参照して説明する。サーマルプロテクタ
10のタブ端子22は、図示しない電源側レセプタクル
に接続され、該タブ端子22は、ヒータ50に接続さ
れ、ヒータ50は、可動接点板30に接続されている。
可動接点板30の可動接点32は、常時は固定接点34
と接触しており、該固定接点34はピン端子24に接続
されている。該ピン端子24には、モータMの第1ピン
端子T1が嵌入される。
を有し、主巻線MCは第2端子T2に接続され、起動巻
線ACは第3端子T3へ接続されている。該第3端子に
は、力率改善用の主コンデンサC1と、起動リレー80
及び起動用コンデンサC2とが並列に接続されている。
図6を参照して上述したように本実施形態のサーマルプ
ロテクタ10は、該起動リレー80と一体にモータMを
備えるコンプレッサ90に配設される。また、起動用コ
ンデンサC2のみのモータや、コンデンサを使用しない
モータにも使用できる。
の起動時、即ち、PTCの温度が低い際には、低抵抗と
なり、起動巻線AC側へ大きな電流を流し、モータの起
動を促す。そして、起動時から数秒が経過し、モータの
起動が完了すると、起動時の電流により発熱し高抵抗と
なって、起動巻線AC側への通電を阻止する。モータM
の定常運転中は20〜30mmA程度の電流が流れること
により、該起動リレー80は高温度、高抵抗状態を維持
する。
び図2(H)に示すようにバイメタル40が反転(スナ
ップ)する前は、可動接点32と固定接点34とが接触
しており、タブ端子22を介して入力された電源からの
電流をモータM側へ供給する。
拘束などで過電流が流れると、ヒータ50での発熱量が
大きくなり、バイメタル40が予め設定された温度(例
えば、120℃)に達すると、図2(I)に示すように
凸状から凹状へスナップし、可動接点板30を押し上げ
ることで可動接点32と固定接点34との接触を断つ。
これにより、モータMへの給電が停止され、モータの保
護が図られる。モータMへの給電の停止により、ヒータ
50への電流が停止され、バイメタル40の温度が低下
する。そして、予め設定された温度に達すると凹状から
凸状へスナップして、図2(H)に示すように、可動接
点板30の弾性により可動接点32と固定接点34との
接触が回復し、モータMへの給電が再開される。
プロテクタ10の機械的構成について更に詳細に説明す
る。電源側レセプタクルへ接続されるタブ端子22は、
図2(G)に示すように平板状に成形されており、該タ
ブ端子22にはクランク状(図3(J)参照)に成形さ
れた接続板42がスポット溶接され、該接続板42を介
してヒータ50の端子50aに接続されている。ヒータ
50は、例えば、ニクロム、或いは、鉄クロム線をコイ
ル状に巻回してなり、ベース12に形成させた凹部12
cに収容されている。ヒータ50の他端50bは、クラ
ンク状(図3(J)参照)に成形された接続板44を介
して固定ピン52に接続されている。該固定ピン52
は、上記接続板44、バイメタル40及び可動接点板3
0をカシメている。なお、ピンを使用せず、バイメタル
40及び可動接点板30を接続板44に溶接することも
可能である。
に略矩形形状のスナップ部40aと、該スナップ部を保
持するための保持部40bとからなり、該スナップ部4
0aは、皿形バイメタルと同様に成形(フォーミング)
され、所定温度で曲率(凹凸)が反転するものである。
図2(I)に示すようにバイメタル40は、保持部40
bが固定ピン52にて固定、又は、可動接点板と共に接
続板44に溶接されると共に、該スナップ部40aが、
ベース12に形成された支柱状の支持部12aに支持さ
れる。該支持部12aの回りであって、凹部12c内に
ヒータがコイル状に配設されていることで、ヒータ50
に発生した熱を効率的にバイメタル40へ伝えるように
されている。
され、スナップ部40aが支持部12aに支持されてい
るため、調整を行うことなく組立のみで所望の特性を得
ることができる。特に、保持部40bをスナップ部40
aよりも小さくしてあるので、保持部40bを固定して
も、スナップ特性は図10に示すような従来技術のバイ
メタル単体(固定しないバイメタル)と変わらず、容易
に必要な特性が得られる。
で、自由端に可動接点32を備え、略中央部に上記バイ
メタル40の自由端40a''と接触する凸部30aが配
設されている。
定、又は、バイメタル40と共に接続板44に溶接され
た可動接点板30の可動接点32は、固定接点34に接
触し、該固定接点34を載置する固定接点板36は、図
3(L)に示すように一端がベース12側に形成された
通孔12dに挿入後カシメ固定され、他端が図3(K)
に示すよう該カバー14に形成された通孔又は切り欠き
部(図示せず)を通して外部まで延在している。そし
て、該カバー14の外部で固定接点板34とピン端子2
4とが接続されている。
タ10のカバー14には凸部14aが形成され、可動接
点板30が上方へ揺動できるようにしている。また、該
カバー14には、図1(C)及び図1(E)に示すよう
に起動リレー80と連結するための係合部16が形成さ
れている。該係合部16には、図1(E)中の上方へ延
在する立壁16aと、立壁16aに垂直に形成された一
対の係合片16bと、ピン端子24を保持するための保
持片16cとが形成されている。
0との連結について、図5を参照して説明する。図5
(A)は、起動リレー80にサーマルプロテクタ10が
取り付けられた状態の平面図であり、図5(B)は側面
図であり、図5(C)は底面図である。起動リレー80
は、図4を参照して上述したようにPTCを内蔵し、モ
ータMの第3端子T3側に接続されるピン端子81と、
該ピン端子81と一体になった運転用コンデンサC1に
接続されるタブ端子82と、モータMの第2端子T2に
接続されるピン端子83と、該ピン端子83と一体にな
った運転用コンデンサ、起動用コンデンサ及び電源が接
続されたレセプタクルを接続するタブ端子84と、起動
用コンデンサC2側に接続するためのタブ端子85と、
サーマルプロテクタ10へ連結するための係合部86と
が形成されている。該係合部86には、係合片86bが
形成されている。この起動リレー80側の係合片86b
とサーマルプロテクタ10側の係合片16bとを係合さ
せることにより、起動リレー80に対してサーマルプロ
テクタ10が連結される。図5(B)に示す連結された
状態の起動リレー80及びサーマルプロテクタ10が、
図6を参照して上述したようにコンプレッサ90に取り
付けられる。
は、図2(I)に示すようバイメタル40が保持部40
bにて固定ピン52によって固定、又は、接続板44に
溶接され、スナップ部40aが支持部12aに支持され
ている。そして、スナップ部40aの自由端部40a''
が可動接点板30と接して当該可動接点板30を揺動す
る。ここで、スナップ部40aは、境界端部40a’
(図3(M)参照)で保持部40bにて変移を規制され
るため、スナップ(反転)した際に該スナップ部40a
を支持する支持部12aを中心として梃子状に揺動し、
スナップ部40aの自由端部40a''は大きく変移、即
ち、ストロークSが長くなるので、可動接点板30を揺
動させた際の可動接点32の移動量を大きくできる。こ
のため、図10を参照して上述した従来技術のサーマル
プロテクタにおいて発生していたスナップ遅れを防止で
きる。
10は、バイメタル40のスナップ部40aが図3
(M)に示すよう略矩形状に形成されているので、平板
状のバイメタルと比較してスナップ時に大きな力を発生
する。このため、固定接点32と可動接点34とが溶着
した際にも両者を分断することができる。
マルプロテクタ110について、図7を参照して説明す
る。図7(A)は、該サーマルプロテクタ110のカバ
ー14を外した状態を示す平面図であり、図7(B)
は、図7(A)のB−B断面であり、図7(C)は、図
7(A)のC−C断面である。この第2実施形態のサー
マルプロテクタ110の構成は、図1〜図3を参照して
上述した第1実施形態のサーマルプロテクタ10の構成
とほぼ同様である。但し、この第2実施形態のサーマル
プロテクタ110には、図7(B)に示す固定接点34
と可動接点32とが溶着した際に両者を分離するための
副バイメタル60が配設されている。
の一方の端部60aは、ベース12に形成された3カ所
の凸部から成る固定部12bに固定され、自由端60b
には、楔状部材62が取り付けられている。この楔状部
材62には、図7(C)に示すよう可動接点板30側の
端部の上面に傾斜面62aが形成されている。他方、可
動接点30の先端部30bは、“く”の字状に屈曲さ
れ、可動接点32と固定接点34とが接触している状態
において、上記傾斜面62aに先端部30bが当接する
ように構成されている。
ず接点が開かなくなったり、固定接点34と可動接点3
2とが溶着すると、モータへの通電が停止できなくな
り、モータMの拘束や過負荷等の異常時にはヒータ50
に過大な電流が流れ続け、サーマルプロテクタ110全
体が高温に達する。この際に、副バイメタル60がスナ
ップ(反転)し、楔状部材62を固定接点34、可動接
点32側(図中右側)へ押し当てる。これにより、該楔
状部材62の傾斜面62aが可動接点板30の先端部3
0bを押し上げ、溶着した固定接点34と可動接点32
とを分断し、モータMへの電流を遮断する。副バイメタ
ル60は、モータMへの通電が遮断され、サーマルプロ
テクタ110が冷却しても反転復帰(スナップ)しない
ように構成されているため、該副バイメタル60が動作
した際には、電源をOFFしたまま維持する。
10は、主バイメタル30の劣化により固定接点34と
可動接点32とが溶着しても、モータの異常発熱時に電
流を遮断することができるため、非常に安全である。
マルプロテクタ310について、図8及び図9を参照し
て説明する。図8(A)は、該サーマルプロテクタ31
0のカバー14を外した状態を示す平面図であり、図8
(B)は、該サーマルプロテクタ310に用いられてい
るバイメタル340の平面図であり、図8(C)及び図
8(D)は、図8(A)のC−C断面である。第3実施
形態のサーマルプロテクタでは、第2実施形態の副バイ
メタルの代わりに薄板バネ70が配設され、固定接点3
4と可動接点32とが溶着した際に両者を分離する。
4と可動接点32とを分離するための薄板バネ70の構
成について、図9を参照して説明する。図9(A)は、
第3実施形態に係るサーマルプロテクタの薄板バネ70
の開放状態を示す側面図であり、図9(B)は、図9
(A)に示す薄板バネ70の平面図であり、図9(C)
は、薄板バネ70の端部70a、70bの接合工程を示
す側面図であり、図9(D)は、端部70a、70bが
接合された状態を示す側面図であり、図9(E)は、図
9(D)に示す薄板バネ70の平面図である。
は、ベリリュウム銅からなり、半円形のバネ部70c
と、該バネ部70cから延在する端部70a、70bと
からなる。該端部70bは、該バネ部70cからほぼ直
角に曲げられている。図9(C)は、端部70a、70
bの半田付け工程を示している。この半田付けは、治具
72、72により端部70a、70b間の間隔を0.1
mmに保った状態で、該間隔に半田を流し込み、図9
(D)に示すように半田74によって、当該両端部70
a、70bを接合する。なお、本実施形態では、薄板バ
ネとして銅合金を用いているが、この代わりにステンレ
ス鋼等のバネ材を用いることも可能である。
けを行うのは、薄板バネの表面にベリリュウム銅中の銅
と半田中のスズとの金属間化合物層が形成されても、適
正な動作を確保するためである。すなわち、半田の厚み
が薄いと、金属間化合物層が形成された際に、端部70
a、70bが該金属間化合物層により固着して、高温に
なっても分離できなくなる。これに対して、半田の厚み
が0.1mm以上あれば、端部70a、70bの表面にそ
れぞれ化合物層が形成されても、該化合物層の間に十分
な厚さの半田が残る。このため、薄板バネの両端が固着
して動作不良の発生することがない。一方、両端部70
a、70bの間隔は、1mm以下であることが望ましい。
これは、1mmを越えると、振動により半田にヒビが入
り、両端部が開く等の不良動作が生じることがあるから
である。なお、本実施形態では、半田(低融点金属)
は、融点170℃〜240℃のものを用いることが好適
である。
のサーマルプロテクタの構成について説明する。図8
(C)に示すように、薄板バネ70は、ベース12に設
けられた凹部12eに収容されている。該凹部12e
は、支持部12a周囲のヒータ50を収容する凹部12
fと連通しており、ヒータ50からの熱を薄板バネ70
に伝え易いように構成されている。図8(A)に示すよ
うに、可動接点板30の先端には、横方向への延在部3
0eが形成されており、該延在部30eは、薄板バネ7
0の端部70aの上方に位置している。なお、この第3
実施形態では、図8(B)に示すように、バイメタル3
40が、スナップ部340aと一対の保持部340bと
から成り、スナップ部340aの先端は、半円形状に形
成されている。
ず接点が開かなくなったり、固定接点34と可動接点3
2とが溶着すると、モータへの通電が停止できなくな
り、モータMの拘束や過負荷等の異常時にはヒータ50
に過大な電流が流れ続け、サーマルプロテクタ310全
体が高温に達する。この際に、薄板バネ70の半田74
が溶融し、図8(D)に示すように端部70aが跳ね上
がる。これにより、該端部70aが可動接点板30の延
在部(先端)30eを押し上げ、溶着した固定接点34
と可動接点32とを分断し、モータMへの電流を遮断す
る。該薄板バネ70の端部70a、70bが離間した際
には、サーマルプロテクタ310は、電源OFF状態を
維持する。
10は、バイメタル330の劣化により固定接点34と
可動接点32とが溶着しても、モータの異常発熱時に電
流を遮断することができるため、非常に安全である。
クタは、スナップ部が境界端部で保持部にて変移を規制
されるため、スナップした際に、該スナップ部が支持部
を中心として梃子状に揺動し、スナップ部の自由端部は
大きく変移するので、可動接点板を揺動させる際の可動
接点の移動量を大きくできる。このため、スナップ遅れ
を防止できる。
り、図1(A)、図1(B)、図1(D)及び図1
(E)は側面図であり、図1(F)は底面図である。
テクタのカバーを外した状態を示す平面図であり、図2
(H)及び図2(I)は、図1(C)のサーマルプロテ
クタのH−H断面図である。
タのJ−J断面図であり、図3(K)は、図1(C)の
K−K断面図であり、図3(L)は、図1(C)のL−
L断面図であり、図3(M)はバイメタルの平面図であ
る。
す回路図である。
タが取り付けられた状態の平面図であり、図5(B)は
側面図であり、図5(C)は底面図である。
ッサに取り付けられた状態を示す説明図である。
ーマルプロテクタのカバーを外した状態を示す平面図で
あり、図7(B)は、図7(A)のB−B断面であり、
図7(C)は、図7(A)のC−C断面である。
ーマルプロテクタのカバーを外した状態を示す平面図で
あり、図8(B)は、該サーマルプロテクタに用いられ
ているバイメタルの平面図であり、図8(C)及び図8
(D)は、図8(A)のC−C断面である。
ロテクタの薄板バネの開放状態を示す側面図であり、図
9(B)は、図9(A)に示す薄板バネの平面図であ
り、図9(C)は、薄板バネの端部の接合工程を示す側
面図であり、図9(D)は、端部が接合された状態を示
す側面図であり、図9(E)は、図9(D)に示す薄板
バネの平面図である。
(C)、図10(D)は、従来技術に係るサーマルプロ
テクタの断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 固定接点と、該固定接点に接触する可動
接点を支持する可動接点板と、該可動接点板を揺動させ
前記固定接点と前記可動接点との接触を断つバイメタル
と、前記固定接点と前記可動接点とに直列に接続され前
記バイメタルを加熱するヒータとから成るサーマルプロ
テクタであって、 前記バイメタルが、スナップ動作を行うスナップ部と、
スナップ部を保持する保持部とからなり、 該バイメタルは、前記保持部にて固定されると共に、前
記スナップ部に当接する支持部材に支持され、該スナッ
プ部の自由端部が前記可動接点板と接して当該可動接点
板を揺動し、前記固定接点と前記可動接点との接触を断
つことを特徴とするサーマルプロテクタ。 - 【請求項2】 前記支持部材が支柱状に形成され、該保
持部の回りにヒータがコイル状に配設されていることを
特徴とする請求項1に記載のサーマルプロテクタ。 - 【請求項3】 前記バイメタルのスナップ部は、略矩形
状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に
記載のサーマルプロテクタ。 - 【請求項4】 起動リレーに係合するための係合部を備
えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記
載のサーマルプロテクタ。 - 【請求項5】 固定接点と、該固定接点に接触する可動
接点を支持する可動接点板と、該可動接点板を揺動させ
前記固定接点と前記可動接点との接触を断つ主バイメタ
ルと、前記固定接点と前記可動接点とに直列に接続され
前記主バイメタルを加熱するヒータとから成るサーマル
プロテクタであって、 前記主バイメタルが、スナップ動作を行うスナップ部
と、スナップ部を保持する保持部とからなり、該保持部
にて固定され、該スナップ部の自由端部が前記可動接点
板と接して当該可動接点板を揺動し、前記固定接点と前
記可動接点との接触を断ち、 一端が固定され、他端に楔状部材の取り付けられた副バ
イメタルであって、前記固定接点と前記可動接点との接
離方向に対して垂直に揺動し、前記固定接点と前記可動
接点とが溶着した際に該楔状部材によって両者を分離す
る副バイメタルを備えたことを特徴とするサーマルプロ
テクタ。 - 【請求項6】 前記主バイメタルが、前記スナップ部と
当接する支持部材に支持されることを特徴とする請求項
5に記載のサーマルプロテクタ。 - 【請求項7】 固定接点と、該固定接点に接触する可動
接点を支持する可動接点板と、該可動接点板を揺動させ
前記固定接点と前記可動接点との接触を断つバイメタル
と、前記固定接点と前記可動接点とに直列に接続され前
記バイメタルを加熱するヒータとから成るサーマルプロ
テクタであって、 前記バイメタルが、スナップ動作を行うスナップ部と、
スナップ部を保持する保持部とからなり、 該バイメタルは、前記保持部にて固定され、該スナップ
部の自由端部が前記可動接点板と接して当該可動接点板
を揺動し、前記固定接点と前記可動接点との接触を断つ
ことを特徴とするサーマルプロテクタ。 - 【請求項8】 固定接点と、該固定接点に接触する可動
接点を支持する可動接点板と、該可動接点板を揺動させ
前記固定接点と前記可動接点との接触を断つバイメタル
と、前記固定接点と前記可動接点とに直列に接続され前
記バイメタルを加熱するヒータとから成るサーマルプロ
テクタであって、 前記バイメタルが、スナップ動作を行うスナップ部と、
スナップ部を保持する保持部とからなり、該保持部にて
固定され、該スナップ部の自由端部が前記可動接点板と
接して当該可動接点板を揺動し、前記固定接点と前記可
動接点との接触を断ち、 前記固定接点と前記可動接点とが溶着して高温になった
際に、低融点金属で接合されていた両端が、該固定接点
と該可動接点との接離方向に離間し、当該固定接点と可
動接点とを分離する薄板バネを備えたことを特徴とする
サーマルプロテクタ。 - 【請求項9】 前記バイメタルが、前記スナップ部と当
接する支持部材に支持されることを特徴とする請求項8
に記載のサーマルプロテクタ。 - 【請求項10】 前記薄板バネが銅合金のバネ材からな
り、前記低融点金属が半田からなり、前記薄板バネの両
端が0.1〜1.0mmの間隙をおいて半田を介して接合
されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のサ
ーマルプロテクタ。
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JP10343727A JPH11353992A (ja) | 1998-04-07 | 1998-12-03 | サーマルプロテクタ |
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