JPH11353870A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11353870A
JPH11353870A JP10157474A JP15747498A JPH11353870A JP H11353870 A JPH11353870 A JP H11353870A JP 10157474 A JP10157474 A JP 10157474A JP 15747498 A JP15747498 A JP 15747498A JP H11353870 A JPH11353870 A JP H11353870A
Authority
JP
Japan
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signal
level
node
circuit
gate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10157474A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiro Furuya
清広 古谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to US09/195,688 priority patent/US6111805A/en
Publication of JPH11353870A publication Critical patent/JPH11353870A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/4072Circuits for initialization, powering up or down, clearing memory or presetting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作速度が速い半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 DRAMにおいて、各メモリマットMM
を2分割し、その間に列デコーダCDを設け、各列デコ
ーダCDの近傍にリピータ1を設ける。制御回路102
は、リピータ1を介してデコーダCD,RDに制御信号
を与える。列デコーダCDの近傍のワード線WLおよび
列選択線CSLが最先に「H」レベルになるので、無駄
な待機時間がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、外部制御信号によって制御される半導体記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のダイナミックランダム
アクセスメモリ(以下、DRAMと称す)のレイアウト
を示す図である。
【0003】図16を参照して、このDRAMは、長方
形の半導体基板100と、半導体基板100の四隅にそ
れぞれ設けられたメモリマットMM1〜MM4とを備え
る。各メモリマットMMは、複数(図では9個)のセン
スアンプ帯SA1〜SA9と、センスアンプ帯SA1〜
SA9の各間にそれぞれ配置されたメモリアレイMA1
〜MA8とを含む。各メモリマットMMに対応して行デ
コーダRDおよび列デコーダCDが設けられる。各メモ
リマットMMのセンスアンプ帯SA1〜SA9およびメ
モリアレイMA1〜MA8を横切るようにして列選択線
CSLが設けられ、列選択線CSLの一方端は列デコー
ダCDに接続される。各メモリアレイMAにおいて列選
択線CSLと直交するワード線WLが設けられ、ワード
線WLの一方端は行デコーダRDに接続される。
【0004】メモリマットMM1〜MM4の間の領域
に、複数の入力バッファ101と制御回路102とが設
けられる。制御回路102は、複数の入力バッファ10
1を介して外部から与えられる種々の信号に応答して種
々の内部信号を生成し、それらの内部信号を信号線SL
1〜SL4を介して各行デコーダRDおよび各列デコー
ダCDに与える。
【0005】信号線SL1は、行デコーダ活性化信号R
XTM、行デコーダリセット信号ZXRSTM、センス
アンプ非活性化信号ZSRSTMおよびセンスアンプ活
性化信号SONM,SOPMの各々に対応して設けられ
る。信号線SL2は、プリデコード信号X0〜X27の
各々に対応して設けられる。信号線SL3は、プリデコ
ード信号Y0〜Y27の各々に対応して設けられる。信
号線SL4は、列デコーダ活性化信号CDEに対応して
設けられる。信号線SL1,SL2,SL3の各々は、
複数設けられるが、図面の簡単化のために1本だけが示
される。
【0006】制御回路102と4つの行デコーダRD1
〜RD4の各々との間の配線長が等しくなり、かつ制御
回路102と4つの列デコーダCD1〜CD4の各々と
の間の配線長が等しくなるように、制御回路102は半
導体基板100の中央部に配置される。
【0007】図17は、図16のメモリアレイMA1お
よびセンスアンプSA1の構成を示す回路ブロック図で
ある。
【0008】図17を参照して、メモリアレイMA1
は、行列状に配列された複数のメモリセルMCと、各行
に対応して設けられたワード線WLと、各列に対応して
ビット線対BL,/BLとを含む。メモリセルMCは、
アクセス用のトランジスタと情報記憶用のキャパシタを
含む周知のものである。ワード線WLは、行デコーダR
Dの出力を伝達し、選択された行のメモリセルMCを活
性化させる。ビット線対BL,/BLは、選択されたメ
モリセルMCとデータ信号の入出力を行なう。
【0009】センスアンプ帯SA1には、データ入出力
線対IO,/IO、列選択ゲート103、センスアンプ
104およびイコライザ105が設けられる。列選択ゲ
ート103、センスアンプ104およびイコライザ10
5は、メモリアレイMA1の各列に対応して設けられ
る。
【0010】列選択ゲート103は、対応の列のビット
線対BL,/BLとデータ入出力線対IO,/IOとの
間に接続された1対のNチャネルMOSトランジスタを
含む。各NチャネルMOSトランジスタのゲートは、対
応の列の列選択線CSLを介して列デコーダCDに接続
される。列デコーダCDによって列選択線CSLが選択
レベルの「H」レベルに立上げられるとNチャネルMO
Sトランジスタが導通し、ビット線対BL,/BLとデ
ータ入出力線対IO,/IOとが結合される。
【0011】センスアンプ104は、センスアンプ活性
化信号SON,ZSOPがそれぞれ「H」レベルおよび
「L」レベルになったことに応じて、ビット線BL,/
BL間の微小電位差を電源電圧Vccに増幅する。イコ
ライザ105は、ビット線イコライズ信号BLEQが活
性化レベルの「H」レベルになったことに応じて、ビッ
ト線BLと/BLの電位をビット線電位VBLにイコラ
イズする。
【0012】行デコーダRDは、制御回路102からの
プリデコード信号X0〜X23および制御信号RXT
M,XSRSTM,ZXRSTMに従って、制御信号S
ON,ZSOP,BLEQを生成するとともに、複数の
ワード線WLのうちの1本のワード線WLを選択レベル
の「H」レベルに立上げる。列デコーダCDは、制御回
路102からのプリデコード信号Y0〜Y19および制
御信号CDEに従って、複数の列選択線CSLのうちの
1本の列選択線CSLを選択レベルの「H」レベルに立
上げる。
【0013】書込モード時においては、列デコーダCD
は、プリデコード信号Y0〜Y27に応じた列の列選択
線CSLを活性化レベルの「H」レベルに立上げて列選
択ゲート103を導通させる。外部から与えられた書込
データは、データ入出力線対IO,/IOを介して選択
された列のビット線対BL,/BLに与えられる。書込
データはビット線BL,/BL間の電位差として与えら
れる。次いで、行デコーダRDが、プリデコード信号X
0〜X27に応じた行のワード線WLを選択レベルの
「H」レベルに立上げ、その行のメモリセルMCを活性
化させる。選択されたメモリセルMCのキャパシタに
は、ビット線BLまたは/BLの電位に応じた量の電荷
が蓄えられる。
【0014】読出モード時においては、まずビット線イ
コライズ信号BLEQが非活性化レベルの「L」レベル
に立下がり、イコライザ105が非活性化されてビット
線BL,/BLのイコライズが停止される。行デコーダ
RDは、プリデコード信号X0〜X27に対応する行の
ワード線WLを選択レベルの「H」レベルに立上げる。
ビット線BL,/BLの電位は、活性化されたメモリセ
ルMCのキャパシタの電荷量に応じて微小量だけ変化す
る。
【0015】次いで、センスアンプ活性化信号SON,
ZSOPが「H」レベルおよび「L」レベルとなり、セ
ンスアンプ104が活性化される。ビット線BLの電位
がビット線/BLの電位よりも微小量だけ高い場合は、
ビット線BLの電位が「H」レベルまで引上げられ、ビ
ット線/BLの電位が「L」レベルまで引下げられる。
逆に、ビット線/BLの電位がビット線BLの電位より
も微小量だけ高い場合は、ビット線/BLの電位が
「H」レベルまで引上げられ、ビット線BLの電位が
「L」レベルまで引下げられる。
【0016】次いで、列デコーダCDが、プリデコード
信号Y0〜Y27に対応する列の列選択線CSLを選択
レベルの「H」レベルに立上げて、その列の列選択ゲー
ト103を導通させる。選択された列のビット線対B
L,/BLのデータが列選択ゲート103およびデータ
入出力線対IO,/IOを介して外部に出力される。
【0017】次に、このDRAMの行選択方法について
詳細に説明する。複数の入力バッファ101は、図18
に示すように、それぞれ外部制御信号ext./RA
S,ext./CAS,ext./WE,ext./C
S、外部アドレス信号ext.A0〜ext.A12、
外部バンクアドレス信号ext.BA0,ext.BA
1および外部クロック信号ext.CLKに対応して設
けられる。
【0018】各入力バッファ101は、PチャネルMO
Sトランジスタ111,112およびNチャネルMOS
トランジスタ113,114で構成される差動増幅器1
15と、2段のインバータ116,117で構成される
バッファ118とを含む。差動増幅器115は、対応の
外部信号(たとえばext./RAS)のレベルと基準
電位Vrefとを比較し、外部信号ext./RASの
レベルが基準電位Vrefよりも低下したことに応じて
「L」レベルの信号を出力する。バッファ118は、差
動増幅器115の出力信号を受け、その信号を内部信号
int./RASとして制御回路102に与える。
【0019】図19および図20は、制御回路102に
含まれる信号発生回路120,130.1〜130.
4,142.1,142.2,146.1〜146.1
3の構成を示す回路図である。
【0020】信号発生回路120は、奇数段(図では5
段)のインバータ121からなる遅延回路122と、N
ANDゲート123およびインバータ124からなるA
NDゲート125とを含む。内部クロック信号int.
CLKは、遅延回路121を介してANDゲート125
の一方入力ノードに入力されるとともにANDゲート1
25の他方入力ノードに直接入力される。ANDゲート
125は、クロック信号CLKを出力する。クロック信
号CLKは、図21に示すように、内部クロック信号i
nt.CLKの立上がりから所定時間だけ「H」レベル
となる。クロック信号CLKは、信号発生回路130.
1〜130.4,142.1,142.2,146.1
〜146.13の各々に与えられる。
【0021】信号発生回路130.1〜130.4は、
それぞれ内部制御信号int./RAS,int./C
AS,int./WE,int./CSに対応して設け
られる。信号発生回路130.1は、トランスファゲー
ト131、インバータ132、ラッチ回路136および
ゲート回路141を含む。トランスファゲート131
は、その一方導通電極が対応の内部制御信号int./
RASを受け、そのPチャネルMOSトランジスタ側の
ゲートがクロック信号CLKを受け、そのNチャネルM
OSトランジスタ側のゲートがクロック信号CLKの反
転信号(インバータ132の出力)を受ける。トランス
ファゲート131は、クロック信号CLKが「L」レベ
ルの期間に導通して、内部制御信号int./RASを
ラッチ回路136に与える。ラッチ回路136は、イン
バータ133〜135を含み、トランスファゲート13
1の他方導通電極から与えられた信号およびその反転信
号をラッチしてゲート回路141に与える。
【0022】ゲート回路141は、NANDゲート13
7,138およびインバータ139,140を含む。N
ANDゲート137,138の各々の一方入力ノードは
ともにクロック信号CLKを受け、各々の他方入力ノー
ドはそれぞれラッチ回路136の反転出力信号および出
力信号を受ける。NANDゲート137,138の出力
信号は、それぞれインバータ139および142に入力
される。インバータ139,140の出力は信号RAS
0,ZRAS0となる。図21に示すように、クロック
信号CLKが「H」レベルの場合はゲート回路141が
導通して信号RAS0,ZRAS0がそれぞれ「H」レ
ベルおよび「L」レベルとなり、クロック信号CLKが
「L」レベルの場合はゲート回路141の出力信号RA
S0,ZRAS0は「L」レベルに固定される。
【0023】信号発生回路130.2〜130.4の各
々も信号発生回路130.1と同様である。信号発生回
路130.2〜130.4はそれぞれ信号CAS0,Z
CAS0;WE0,ZWE0;CAS0,ZCAS0を
出力する。
【0024】信号発生回路142.1,142.2は、
それぞれ内部バンクアドレス信号int.PA0,in
t.BA1に対応して設けられる。信号発生回路14
2.1が信号発生回路130.1と異なる点は、NAN
Dゲート143,144からなるフリップフロップ14
5が新たな設けられている点である。フリップフロップ
145は、NANDゲート137の出力によってセット
され、NANDゲート138の出力によってリセットさ
れ、信号BAD0,ZBAD0を出力する。インバータ
139,140の出力は信号BA0.0,ZBA0.0
となる。
【0025】信号発生回路142.2も信号発生回路1
42.1と同様である。信号発生回路142.2は、信
号BAD1,ZBAD1,BA0.1,ZBA0.1を
出力する。
【0026】信号発生回路146.1〜146.13
は、それぞれ内部アドレス信号int.A0〜int.
A12に対応して設けられる。信号発生回路146.1
〜146.13の各々が信号発生回路142.1と異な
る点は、インバータ139,140が除去されている点
である。信号発生回路146.1〜146.13は、そ
れぞれ信号AD0およびZAD0;…;AD12,ZA
D12を出力する。
【0027】図19の信号発生回路130.1〜13
0.4で生成された信号RAS0〜ZRAS0;…;C
AS0,ZCAS0は、図22の命令デコーダ150に
与えられる。命令デコーダ150は、それぞれ信号ZA
CTF,ZPRE,ZTERM,ZAUTOREF,Z
READ,ZWRITEに対応して設けられた4入力N
ANDゲート151〜156を含む。
【0028】CS0,RAS0,ZCAS0,ZWE0
がともに「H」レベルになった場合は、NANDゲート
151の出力すなわち行活性化命令信号ZACTFが活
性化レベルの「L」レベルとなる。信号CS0,RAS
0,ZCAS0,WE0がともに「H」レベルになった
場合は、NANDゲート51の出力すなわち行活性化命
令信号ZPREが活性化レベルの「L」レベルとなる。
信号CS0,ZRAS0,ZCAS0,WE0がともに
「H」レベルになった場合は、NANDゲート153の
出力信号すなわち書込/読出バースト動作の中断命令信
号ZTERMが活性化レベルの「L」レベルとなる。
【0029】信号CS0,RAS0,CAS0,ZWE
0がともに「H」レベルになった場合は、NANDゲー
ト154の出力信号であるオートリフレッシュ動作開始
命令信号ZAUTOREFが活性化レベルの「L」レベ
ルとなる。信号CS0,ZRAS0,CAS0,ZWE
0がともに「H」レベルになった場合は、NANDゲー
ト155の出力信号である読出バースト動作開始命令信
号ZREADが活性化レベルの「L」レベルとなる。信
号CS0,ZRAS0,CAS0,WE0がともに
「H」レベルになった場合は、NANDゲート156の
出力信号である書込バースト動作開始命令信号ZWRI
TEが活性化レベルの「L」レベルとなる。
【0030】図23は、行活性化信号ZRASEを生成
するための信号発生回路の構成をしめす回路図である。
【0031】図23を参照して、この信号発生回路は、
抵抗素子157、キャパシタ158、NANDゲート1
61〜163、NORゲート165〜167およびイン
バータ168を含み、NANDゲート162,163は
フリップフロップ164を構成する。
【0032】抵抗素子157およびキャパシタ158
は、電源電位Vccのラインと接地電位GNDのライン
との間に接続される。抵抗素子157とキャパシタ15
8の間のノードN157から、電源投入時に回路の初期
化を行なうための信号ZPORが出力される。信号PO
Rは、フリップフロップ164の第1リセット端子16
4aに入力される。
【0033】NANDゲート161は、信号BA0.
0,BA0.1を受ける。NORゲート165は、NA
NDゲート161の出力と信号ZACTFとを受ける。
NORゲート166は、信号ACTSとNORゲート1
65の出力とを受け、その出力はフリップフロップ16
4のセット端子164cに入力される。NORゲート1
67は、NANDゲート161の出力と信号ZPREC
を受け、その出力はインバータ168を介してフリップ
フロップ164の第2リセット端子164bに入力され
る。フリップフロップ165の反転出力は行活性化信号
ZRASEとなる。
【0034】図24は、行活性化信号ZRASEに応答
して種々の制御信号を生成するための信号発生回路の構
成を示す回路図である。
【0035】図24を参照して、この信号発生回路は、
NANDゲート171〜173、NORゲート174、
遅延回路175〜179およびインバータ180〜18
5を含む。行活性化信号ZRASEは、NANDゲート
171,172の一方入力ノードに直接入力されるとと
もに、2段のインバータからなる遅延回路175を介し
てNANDゲート172の他方入力ノードに入力され
る。NANDゲート172の出力はインバータ181,
182で遅延されて行デコーダリセット信号ZXRST
Mとなる。
【0036】また、NANDゲート172の出力は、N
ORゲート174の一方入力ノードに直接入力されると
ともに、インバータ181および5段のインバータから
なる遅延回路177を介してNORゲート174の他方
入力ノードに入力される。NORゲート174の出力
は、インバータ183で反転されてセンスアンプリセッ
ト信号ZSRSTMとなる。
【0037】信号ZSRSTMは、インバータ180を
介してNANDゲート171の他方入力ノードに入力さ
れる。NANDゲート171の出力は、行アドレスバッ
ファ活性化信号RADEとなる。信号RADEは、2段
のインバータからなる遅延回路176で遅延されて信号
RADEDとなる。
【0038】また、信号ZSRSTMは、4段のインバ
ータからなる遅延回路178で遅延されてセンスアンプ
活性化信号SONMとなる。また信号ZSRSTMは、
4段のインバータからなる遅延回路179を介してNA
NDゲート173の一方入力ノードに入力される。行活
性化信号ZRASEは、インバータ184を介してNA
NDゲート173の他方入力ノードに入力される。NA
NDゲート173の出力はインバータ185で反転され
て行デコーダ活性化信号RXTMとなる。
【0039】図25は、図22〜24で示した回路の動
作を示すタイムチャートである。図25を参照して、外
部クロック信号ext.CLKの立上がりタイミングか
ら所定のセットアップ時間およびホールド時間を待って
行アクセスの開始命令(ACT命令)が行なわれる。こ
のときオートリフレッシュ活性化信号ACTSは「L」
レベルとなり、信号ZPREC,ZPORがともに
「H」レベルとなっている。ACT命令は、外部制御信
号ext./CS,ext./RAS,ext./CA
S,ext./WEをそれぞれ「L」レベル、「L」レ
ベル、「H」レベルおよび「H」レベルにすることによ
り行なわれる。
【0040】ACT命令が行なわれるとともに行アクセ
スを行なうべきバンクを指定する外部バンクアドレス信
号ext.BA0,ext.BA1がともに「L」レベ
ルとなると、クロック信号CLKが「H」レベルの期
間、信号ZACTF,BA0.0,BA0.1がそれぞ
れ「L」レベル、「H」レベルおよび「H」レベルとな
る。これによりフリップフロップ164がセットされて
信号ZRASEは活性化レベルの「L」レベルに立下が
り、応じて信号RADE,RADED,ZXRSTM,
ZSRSTM,SONM,RXTMの各々は「H」レベ
ルに立上がる。
【0041】また、行アクセスの終了命令(PRE命
令)は、外部制御信号ext./CS,ext./RA
S,ext./CAS,ext./WEをそれぞれ
「L」レベル、「L」レベル、「H」レベルおよび
「L」レベルにすることにより行なわれる。このとき信
号ACTS,ZACTF,ZPORがそれぞれ「L」レ
ベル、「H」レベルおよび「H」レベルとなっている。
【0042】PRE命令が行なわれるとともに外部バン
クアドレス信号ext.BA0,ext.BA1がとも
に「L」レベルになると、クロック信号CLKが「H」
レベルの期間、信号ZPREC,BA0.0,BA0.
1がそれぞれ「L」レベル、「H」レベルおよび「H」
レベルとなる。これによりフリップフロップ164がリ
セットされて信号ZRASEが非活性化レベルの「H」
レベルに立上がり、応じて信号RADE,RADED,
ZXRSTM,ZSRSTM,SONM,RXTMの各
々は「L」レベルに立下がる。
【0043】図26は、ブロックデコード信号Xn(た
だし、nは20〜27の整数である)によって信号SO
NM,SOPM,ZSRSTM,ZXRSTMをデコー
ドして、信号BLEQ,SON,ZSOP,ZXRST
を生成するための信号発生回路の構成を示す回路図であ
る。
【0044】この信号発生回路は、各センスアンプ帯S
Aに対応して設けられる。信号SOPMは、信号SON
Mの遅延信号である(図2参照)。図26を参照して、
この信号発生回路は、NANDゲート190〜193、
NORゲート194,195、インバータ196〜20
0、PチャネルMOSトランジスタ201,202およ
びNチャネルMOSトランジスタ203〜205を含
む。
【0045】信号Xn,ZSRSTMがともに「H」レ
ベルになると、NANDゲート190およびインバータ
196からなるANDゲートの出力すなわちビット線イ
コライズ信号BLEQが「H」レベルとなる。
【0046】信号Xn,Xn+1のうちの一方が「H」
レベルとなり、信号ZSRSTMが「L」レベルになる
と、インバータ197およびNORゲート194の出力
が「L」レベルとなり、NORゲート195の出力が
「H」レベルとなる。このときNANDゲート191,
192は、それぞれ信号SONM,SOPMに対してイ
ンバータとして動作する。信号SONMは、NANDゲ
ート191およびインバータ198で遅延されて信号S
ONとなる。信号SOPMは、NANDゲート192お
よびインバータ199,200で遅延されて信号ZSO
Pとなる。
【0047】信号Xn,ZXRSTMが「H」レベルに
なると、NチャネルMOSトランジスタ203,204
が導通し、NANDゲート193は「H」レベルを出力
し、NチャネルMOSトランジスタ205は非導通とな
る。これによりPチャネルMOSトランジスタ201が
非導通となりPチャネルMOSトランジスタ202が導
通して、信号ZXRSTが「H」レベルとなる。信号X
n,ZXRSTMのうち少なくとも一方が「L」レベル
になると信号ZXRSTは「L」レベルとなる。
【0048】図27は、外部アドレス信号が生成された
アドレス信号(たとえばAD0)と、DRAMチップ内
部で生成されたリフレッシュ用のアドレス信号(たとえ
ばQ0)とを切換えるための切換回路の構成を示す回路
図である。
【0049】図27を参照して、この切換回路は、クロ
ックトインバータ211,212およびインバータ21
3〜217を含み、インバータ216,217はラッチ
回路218を構成する。信号ZACTFがインバータ2
13で反転されて、外部アドレス信号を取込むための信
号ZRALとなる。信号ZQALは、リフレッシュ用の
アドレス信号Qを取込むための信号で、オートリフレッ
シュ信号ZAUTOREFが「L」レベルになったとき
「H」レベルとなる信号である。
【0050】信号ZRALが「H」レベルとなり、信号
ZQALが「L」レベルとなると、クロックトインバー
タ211が活性化されてアドレス信号AD0がラッチ回
路218にラッチされ信号RA0となる。信号ZRAL
が「L」レベルとなり信号ZQALが「H」レベルとな
ると、クロックトインバータ212が活性化されてアド
レス信号Q0がラッチ回路218にラッチされ信号RA
0となる。
【0051】図28は、アドレスバッファの構成を示す
回路図である。図28を参照して、このアドレスバッフ
ァは、トランスファゲート221、インバータ222〜
226、NANDゲート227〜229およびNORゲ
ート230を含む。
【0052】バーンインテスト信号WBIが非活性化レ
ベルの「L」レベルの場合は、NANDゲート227お
よびNORゲート230の各々は、入力に対してインバ
ータとして動作する。信号RADEDが「L」レベルの
期間にトランスファゲート221が導通し、アドレス信
号RA0がノードN221に取込まれる。ノードN22
1のレベルは、インバータ223およびNORゲート2
30からなるラッチ回路でラッチされる。
【0053】信号RADEが「H」レベルの期間は、N
ANDゲート228,229は入力に対してインバータ
として動作する。ノードN221に取込まれたアドレス
信号RA0は、NANDゲート228およびインバータ
225で遅延されてアドレス信号RAD0となる。ま
た、ノードN221に取込まれたアドレス信号RA0
は、NANDゲート227,229およびインバータ2
26て遅延されてアドレス信号ZRAD0となる。バー
ンインテスト信号WBIが活性化レベルの「H」レベル
の場合は、ノードN221が「H」レベルに固定され、
アドレス信号RA0が入力されなくてもアドレス信号R
AD0,ZRAD0を生成できる。
【0054】図29は、プリデコーダの構成を示す回路
図である。図29を参照して、このプリデコーダはNA
NDゲートおよびインバータからなるANDゲート23
1〜235を含む。信号X0〜X3の各々に対応してA
NDゲート231が設けられる。各ANDゲート231
には、信号ZRAD0,RAD0,ZRAD1,RAD
1のうちの2つが予め割当てられている。各ANDゲー
ト231は、予め割当てられた2つの信号が「H」レベ
ルになったことに応じて、対応の信号Xを「H」レベル
にする。
【0055】同様にして、信号ZRAD2,RAD2〜
ZRAD4,RAD4から信号X4〜X11が生成され
る。信号ZRAD5,RAD5,ZRAD6,RAD6
から信号X12〜X15が生成される。信号ZRAD
7,RAD7,ZRAD8,RAD8から信号X16〜
X19が生成される。信号ZRAD9,RAD9〜ZR
AD11,RAD11から信号X20〜X27が生成さ
れる。
【0056】図30は、信号X0〜X19をブロック信
号X20〜X27でデコードしてローカルの信号XD0
〜XD19を生成するための信号発生回路の構成を示す
回路図である。
【0057】図30を参照して、この信号発生回路は、
NANDゲート241,242およびインバータ24
3,244を含む。信号発生回路は、各ブロックに対応
して設けられる。対応のブロックを選択するための信号
X(たとえば20)が「H」レベルとなりかつ行デコー
ダ活性化信号RXTMが「H」レベルとなると、NAN
Dゲート241,242の各々は入力信号に対してイン
バータとして動作する。
【0058】NANDゲート241およびインバータ2
43は、信号X0〜X3の各々に対応して設けられる。
NANDゲート242およびインバータ244は、信号
X4〜X19の各々に対応して設けられる。信号X0〜
X3の各々は、対応のNANDゲート241およびイン
バータ243で遅延されてそれぞれ信号XD0〜XD3
となる。信号X4〜X19の各々は、対応のNANDゲ
ート242およびインバータ244で遅延されてそれぞ
れ信号XD4〜XD19となる。
【0059】図31は、アドレス信号XD0〜XD19
に応答してワード線WLを選択レベルにするワード線駆
動回路の構成を示す回路図である。
【0060】図31を参照して、このワード線駆動回路
は、NANDゲート251、NチャネルMOSトランジ
スタ258、PチャネルMOSトランジスタ259,2
60およびインバータ261を含む。
【0061】NANDゲート251は、電源電位Vcc
のラインと出力ノード251aとの間に並列接続された
PチャネルMOSトランジスタ252〜254と、出力
ノード251aと接地電位GNDのラインとの間に直列
接続されたNチャネルMOSトランジスタ255〜25
7を含む。MOSトランジスタ252,257のゲート
は、共通接続され、アドレス信号XD16〜XD19の
うちの対応のワード線WLに予め割当てられた信号(た
とえばXD16)を受ける。MOSトランジスタ25
3,256のゲートは、共通接続され、アドレス信号X
D12〜XD15のうちの対応のワード線WLに予め割
当てられた信号(たとえばXD12)を受ける。MOS
トランジスタ254,255のゲートは、共通接続さ
れ、アドレス信号XD4〜XD11のうちの対応のワー
ド線WLに予め割当てられた信号(たとえばXD4)を
受ける。
【0062】予め割当てられた信号XD16,XD1
2,XD4がともに「H」レベルになると、Pチャネル
MOSトランジスタ252〜254が非導通になりNチ
ャネルMOSトランジスタ255〜257が導通して、
出力ノード251aは「L」レベルとなる。
【0063】NチャネルMOSトランジスタ258はN
ANDゲート251の出力ノード251aとインバータ
261の入力ノード261aとの間に接続され、そのゲ
ートはアドレス信号XD0〜XD3のうちの対応のワー
ド線WLに予め割当てられた信号(たとえばXD0)を
受ける。予め割当てられた信号XD0が「H」レベルに
なるとNチャネルMOSトランジスタ258が導通して
NANDゲート251の出力ノード251aとインバー
タ261の入力ノード261aとが結合される。
【0064】PチャネルMOSトランジスタ259は、
電源電位Vccのラインとインバータ261の入力ノー
ド261aとの間に接続され、そのゲートは行デコーダ
リセット信号ZXRSTを受ける。信号ZXRSTが活
性化レベルの「L」レベルになるとPチャネルMOSト
ランジスタ259が導通して、ノード261aが「H」
レベルにリセットされる。
【0065】PチャネルMOSトランジスタ260は、
昇圧電位Vppのラインとインバータ261の入力ノー
ド261aとの間に接続され、そのゲートはインバータ
261の出力ノード261bに接続される。インバータ
261の入力ノード261aが「H」レベルになって出
力ノード261bが「L」レベルになるとPチャネルM
OSトランジスタ260が導通し、入力ノード261a
が「H」レベルにラッチされる。ただし、PチャネルM
OSトランジスタ260のゲート幅は、NチャネルMO
Sトランジスタ255〜258のゲート幅よりも小さく
設定されているので、NチャネルMOSトランジスタ2
55〜258が導通すると入力ノード261aは「L」
レベルになる。
【0066】インバータ261は、電源電位Vccのラ
インと出力ノード261bとの間に接続され、そのゲー
トが入力ノード261aに接続されるPチャネルMOS
トランジスタ262と、出力ノード261bと接地電位
GNDのラインとの間に接続され、そのゲートが入力ノ
ード261aに接続されたNチャネルMOSトランジス
タ263とを含む。インバータ261の出力ノード26
1bは対応のワード線WLに接続される。入力ノード2
61aが「L」レベルになるとPチャネルMOSトラン
ジスタ262が導通しNチャネルMOSトランジスタ2
63が非導通になって、対応のワード線WLが選択レベ
ルの「H」レベルとなる。これにより、ワード線WLに
接続されたメモリセルMCに含まれるNチャネルMOS
トランジスタQが導通し、ビット線BLまたは/BLと
メモリセルMCに含まれるキャパシタCとが結合され、
データの書込/読出が可能となる。
【0067】
【発明が解決しようとする課題】従来のDRAMは以上
のように構成されていたので、DRAMの記憶容量の増
大に伴ってチップ面積が増大し、信号線の配線長が長く
なり、信号数が多くなると、動作速度が遅くなるという
問題があった。
【0068】それゆえに、この発明の主たる目的は、動
作速度が速い半導体記憶装置を提供することである。
【0069】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
それぞれが、四角形の半導体基板の四隅に設けられ、少
なくとも2つのメモリブロックに分割された4つのメモ
リアレイと、半導体基板の中央部に設けられた制御回路
とを備えた半導体記憶装置であって、行デコーダ、列デ
コーダおよび信号伝達手段を備える。行デコーダは、各
メモリアレイの各メモリブロックに対応して設けられ、
行選択信号に従って、対応のメモリブロックのうちのい
ずれかの行を選択する。列デコーダは、各メモリアレイ
に対応して設けられて対応の少なくとも2つのメモリブ
ロックの間に配置され、列選択信号に従って、対応のメ
モリアレイのうちのいずれかの列を選択する。信号伝達
手段は、各列デコーダの近傍に設けられ、制御回路から
伝達された行選択信号および列選択信号をそれぞれ行デ
コーダおよび列デコーダに伝達する。請求項2に係る発
明は、第1〜第4の外部制御信号によって制御される半
導体記憶装置であって、第1〜第4のラッチ回路、第1
〜第3の信号発生回路、論理積回路および内部回路を備
える。第1〜第4のラッチ回路は、それぞれ第1〜第4
の外部制御信号に対応して設けられ、対応の外部制御信
号をラッチする。第1の信号発生回路は、第1および第
2のラッチ回路でラッチされた第1および第2の外部制
御信号の論理積信号およびその相補信号を生成する。第
2の信号発生回路は、第3のラッチ回路でラッチされた
第3の外部制御信号をそのまま出力するとともに、その
相補信号を生成する。第3の信号発生回路は、第4のラ
ッチ回路でラッチされた第4の外部制御信号をそのまま
出力するとともに、その相補信号を生成する。論理積回
路は、第1〜第3の信号発生回路から1つずつ予め割当
てられた3つの信号がともに活性化レベルになったこと
に応じて内部制御信号を出力する。内部回路は、論理積
回路から出力された内部制御信号に応答して所定の動作
を行なう。
【0070】請求項3に係る発明は、外部クロック信号
に同期して動作し、複数の外部制御信号によって制御さ
れる半導体記憶装置であって、第1の命令デコーダ、ラ
ッチ回路、第2の命令デコーダおよび内部回路を備え
る。第1の命令デコーダは、複数の外部制御信号の各々
が予め定められた論理レベルになったことに応じて内部
制御信号を出力する。ラッチ回路は、外部クロック信号
に同期して動作し、複数の外部制御信号をラッチする。
第2の命令デコーダは、ラッチ回路にラッチされた複数
の外部制御信号の各々が予め定められた論理レベルにな
ったことに応じて内部制御信号を出力する。内部回路
は、第1および第2の命令デコーダのうちの少なくとも
一方から内部制御信号が出力されたことに応じて所定の
動作を行なう。
【0071】請求項4に係る発明は、メモリセルアレイ
を備え、アクセス開始命令信号およびアクセス終了命令
信号によって制御される半導体記憶装置であって、フリ
ップフロップおよびアクセス手段を備える。フリップフ
ロップは、アクセス開始命令信号によってセットされて
第1の信号を出力し、アクセス終了命令信号によってリ
セットされて第2の信号を出力し、電源投入時にリセッ
トされて、第2の信号を出力するように構成される。ア
クセス手段は、アクセス開始命令信号および第1の信号
のうちの少なくとも一方が与えられたことに応じてメモ
リセルアレイへのアクセスを開始し、第2の信号が与え
られたことに応じてメモリセルアレイへのアクセスを終
了する。
【0072】請求項5に係る発明では、請求項4に係る
発明のフリップフロップは、第1および第2の論理ゲー
トを含む。第1の論理ゲートは、その一方入力ノードが
アクセス開始命令信号を受け、その他方入力ノードが第
1および第2の信号を受ける。第2の論理ゲートは、そ
の一方入力ノードがアクセス終了命令信号を受け、その
他方入力ノードが第1の論理積ゲートの出力を受け、第
1および第2の信号を出力する。第1の論理積ゲートの
しきい値電圧は、第2の論理積ゲートのしきい値電圧よ
りも低い。
【0073】請求項6に係る発明では、請求項5に係る
発明に、第1の論理積ゲートの出力ノードと基準電位の
ラインとの間に接続されたキャパシタがさらに設けられ
る。
【0074】請求項7に係る発明は、電源投入時にリセ
ットされる半導体記憶装置であって、第1のRCフィル
タ、ダイオード手段、抵抗素子、放電手段、インバー
タ、および論理回路を備える。第1のRCフィルタは、
それぞれが電源電位のラインおよび接地電位のラインと
第1のノードとの間に接続された抵抗素子およびキャパ
シタを含む。ダイオード手段は、第1のノードと電源電
位のラインとの間に接続される。抵抗素子は、電源電位
のラインと第2のノードとの間に接続される。放電手段
は、第2のノードと接地電位のラインとの間に接続さ
れ、第2のノードが予め定められた電位を超えたことに
応じて導通する。インバータは、それぞれが電源電位の
ラインおよび接地電位のラインと第3のノードとの間に
接続された第1および第2の導電型式のトランジスタを
含み、第2のノードに現われる信号の反転信号を第3の
ノードに出力する。論理回路は、第1および第3のノー
ドの電位が予め定められた電位よりも低いことに応じ
て、半導体記憶装置をリセットするためのリセット信号
を出力する。
【0075】請求項8に係る発明では、請求項7に係る
発明に、第2のRCフィルタおよび第1の導電型式のト
ランジスタがさらに設けられる。第2のRCフィルタ
は、それぞれが電源電位のラインおよび接地電位のライ
ンと第4のノードとの間に接続された抵抗素子およびキ
ャパシタを含む。第1の導電型式のトランジスタは、第
4のノードと第2のノードとの間に接続され、そのゲー
トが電源電位を受け、電源電位が第4のノード電位より
も低下したことに応じて導通する。
【0076】請求項9に係る発明は、複数のメモリセル
と各メモリセルに対応して設けられたメモリセル選択線
とを備え、各メモリセルに第1〜第N(ただし、Nは2
以上の整数である)のアドレス信号が予め割当てられた
半導体記憶装置であって、デコーダおよびドライバを備
える。デコーダは、各メモリセルに対応して設けられ、
そのメモリセルに予め割当てられた第1〜第Nのアドレ
ス信号に入力されたことに応じて、対応のメモリセルを
活性化させるための活性化レベルの信号を出力する。ド
ライバは、各メモリセルに対応して設けられ、対応のデ
コーダから活性化レベルの信号が出力されたことに応じ
て対応のメモリセル選択線を選択レベルにし、対応のメ
モリセルを活性化させる。このデコーダは、第1のアド
レス信号を受ける入力ノードと、第1のアドレス信号を
活性化レベルの信号として出力するための出力ノード
と、それぞれが第2〜第Nのアドレス信号に対応して設
けられ、入力ノードと出力ノードとの間に直列接続さ
れ、対応のアドレス信号が入力されたことに応じて導通
する第1〜第N−1のトランジスタを含む。
【0077】請求項10に係る発明では、請求項9に係
る発明の半導体記憶装置は、すべてのメモリセル選択線
を選択レベルにするためのテストモードを有し、信号発
生手段および第Nのトランジスタがさらに設けられる。
信号発生手段は、テストモード以外の期間はメモリセル
を非活性化させるための非活性化レベルの信号を出力
し、テストモード時は非活性化レベルの信号の出力を停
止する。第Nのトランジスタは、各メモリセルに対応し
て設けられ、その第1の電極が信号発生手段の出力を受
け、その第2の電極が対応のデコーダの出力ノードに接
続され、対応のドライバが対応のメモリセル選択線を非
選択レベルにしたことに応じて導通する。この第Nのト
ランジスタの電流供給能力は、第1〜第N−1のトラン
ジスタの電流供給能力よりも小さい。
【0078】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1によるDRAMのレイアウトを示す図
であって、図16と対比される図である。
【0079】図1を参照して、このDRAMが図16の
DRAMと異なる点は、各メモリマットMMにおいて列
デコーダCDがメモリアレイMA4とMA5の間に設け
られ、列デコーダCDの近傍にリピータ1が新たに設け
られている点である。メモリアレイMA4とMA5で共
用されていたセンスアンプ帯SA5が除去され、それぞ
れメモリアレイMA4,MA5専用のセンスアンプ帯S
A5a,SA5bが設けられる。
【0080】信号線SL2は、従来と同様に、制御回路
102から行デコーダRD全体に延在する。信号線SL
1,SL3,SL4は、制御回路102とリピータ1と
の間に接続される。信号線SL1は、リピータ1におい
て2系統の信号線SL1aとSL1bに分岐される。信
号線SL1aは、行デコーダRDのうちの図中下側の部
分(メモリアレイMA1〜MA4に対応する部分)に延
在する。信号線SL1bは、行デコーダRDのうちの図
中上側の部分(メモリアレイMA5〜MA6に対応する
部分)に延在する。信号線SL3,SL4は、リピータ
1を介して、列デコーダCD全体に延在する信号線SL
3′,SL4′に接続される。
【0081】リピータ1は、図2に示すように、それぞ
れ信号Y0〜Y27,CDE,ZXRSTM,ZSRS
TM,RXTM,SONM,SOPMに対応して設けら
れた複数のバッファ2を含む。
【0082】プリデコード信号Y0〜Y27の各々は、
バッファ2および信号線SL3′を介して列デコーダC
Dに与えられる。列デコーダ活性化信号CDEは、バッ
ファ2および信号線SL4′を介して列デコーダCD全
体に与えられる。信号ZXRSTM,ZSRSTM,R
XTM,SONMの各々は、バッファ2および信号線S
L1a,SL1bを介して行デコーダRD全体に与えら
れる。また、バッファ2から出力された信号SONM
は、さらにバッファ2で遅延されて信号SOPMとな
り、信号SOPMは信号線SL1a,SL1bを介して
行デコーダRD全体に与えられる。
【0083】以下、このような構成にしたことによるメ
リットについて説明する。まず、DRAMチップが大型
化すると列選択線CSLの長さが長くなって遅延時間が
増大するので、列デコーダCDを図3の位置B(メモリ
マットMMの中央部)に配置して列選択線CSLの長さ
を半分にしたとする。この構成では、図4に示されるよ
うに、位置Bのビット線対BL,/BLが列選択線CS
Lによって早く選択される。一方、ワード線WLの選択
およびセンスアンプ104の活性化は、チップ中央部で
発生されたプリデコード信号およびセンスアンプ活性化
信号によって行なわれるので、位置A,B,Cの順に選
択される。列選択線CSLの活性化は、十分にビット線
BL,/BL間の電圧を増幅した後に行なう必要がある
ので、位置Bで列選択線CSLの活性化タイミングを調
整すると、位置Aでは、AからBまでの遅延時間T1だ
け無駄時間が生じる。
【0084】また、ワード線WLの立下げタイミング
は、メモリセルMCに書込データが十分にリストアされ
てから行なう必要がある。書込動作は、列選択線CSL
が選択されてから行なわれるので、位置A,Cにおける
書込が一番遅くなる。したがって、位置Aでデータの書
込を待ってワード線WLを立下げると、位置Bでは位置
AからBまでの遅延時間T1の2倍分だけ無駄時間が生
じる。したがって、読出と書込に必要な時間Tc1は、
センスアンプ増幅期間Tsと書込時間Twの和Ts+T
wよりも2×T1だけ長くなり、高速動作が阻害され
る。
【0085】そこで、この実施の形態では、行デコーダ
活性化信号RXTM、行デコーダリセット信号ZXRS
TM、センスアンプ活性化信号SONM、センスアンプ
非活性化信号ZSRSTMを位置Bに配置されたリピー
タ1のバッファ2に導いた後、A,C方向に信号ZXR
STM,ZSRSTM,RXTM,SONM,SOPM
を伝達し、これによって行デコーダRDおよびセンスア
ンプ104を制御するようにした。この構成では、ワー
ド線WLと列選択線CSLのいずれもが位置Bで最初に
選択され、位置A,Cで最後に選択される。
【0086】したがって、図5に示すように、位置Bで
センスアンプ増幅時間Tsだけ待って、列選択線CSL
を選択すると、位置A,Cでもセンスアンプ増幅終了の
タイミングで列選択線CSLが選択されるので、無駄時
間が生じない。また、位置Bで書込時間Twだけ待って
ワード線WLを選択にすると、位置A,Cでも書込終了
のタイミングでワード線WLが非選択レベルになるので
無駄時間が生じない。
【0087】[実施の形態2]従来のDRAMでは、図
19の信号発生回路130.1〜130.4で信号RA
S0〜ZCAS0を生成し、それらの信号を図22の命
令デコーダ150でデコードして、命令信号ZACTF
〜ZWRITEを生成していた。命令デコーダ150は
4入力NANDゲート151〜156で構成され、4入
力NANDゲートはその出力ノードと接地電位GNDの
ラインとの間に直列接続された4つのNチャネルMOS
トランジスタを含んでいるので、電源電圧Vccが低下
すると遅延時間が増大するという問題があった。この実
施の形態2では、この問題を解決する。
【0088】図6は、この発明の実施の形態2によるD
RAMの制御回路の構成を示す回路図であって、図19
と対比される図である。図19を参照して、この制御回
路が図19の制御回路と異なる点は、信号発生回路13
0.1,130.4が信号発生回路5で置換されている
点である。
【0089】信号発生回路5は、信号発生回路130.
1と130.4を組合せて構成したものであり、信号発
生回路130.1の2入力NANDゲート137,13
8を3入力NANDゲート6,7で置換し、信号発生回
路130.4のインバータ135,139,140およ
びNANDゲート137,138を除去し、インバータ
133の出力をNANDゲート6,7に入力したもので
ある。
【0090】インバータ139から出力される信号RA
S0′は、信号int./CAS,int./RASが
ともに「L」レベルになったことに応じて、活性化レベ
ルの「H」レベルになる。インバータ140から出力さ
れる信号ZRAS0′は、信号int./CAS,in
t./RASがそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベ
ルになったことに応じて活性化レベルの「L」レベルに
なる信号である。
【0091】図7は、このDRAMの命令デコーダ10
の構成を示す回路図であって、図22と対比される図で
ある。図7を参照して、この命令デコーダ10が図22
の命令デコーダ150と異なる点は、信号CAS0,R
AS0が信号RAS0′で置換され、信号CAS0,Z
RAS0が信号ZRAS0で置換され、4入力NAND
ゲート151〜156が3入力NANDゲート11〜1
6で置換されている点である。
【0092】この命令デコーダ10は3入力NANDゲ
ート11〜16で構成され、3入力NANDゲートは出
力ノードと接地電位GNDのラインとの間に直列接続さ
れた3つのNチャネルMOSトランジスタを含んでい
る。したがって、出力ノードと接地電位GNDのライン
との間に直列接続された4つのNチャネルMOSトラン
ジスタを含む4入力NANDゲートで命令デコーダ15
0が構成されていた従来に比べ、電源電圧Vccが低下
したときの遅延時間の増大が小さく抑えられる。
【0093】[実施の形態3]従来のDRAMでは、図
20の信号発生回路146.1〜146.13によりク
ロック信号CLKから2段のゲート137,143でア
ドレス信号ADを生成していた。しかし、図27の回路
では、アドレス信号ADを取込むための信号ZRALと
して行活性化信号ZACTFの反転信号を用いていたの
で、クロック信号CLKからみて2段のゲートで生成し
た信号ADをクロック信号CLKから見て4段のゲート
で生成した信号ZRALで制御することとなり、無駄な
待機時間が発生していた。この実施の形態では、この問
題を解決する。
【0094】図8は、この発明の実施の形態3によるD
RAMの信号発生回路の構成を示す回路図である。
【0095】図8を参照して、この信号発生回路は、イ
ンバータ21〜29、NANDゲート30、トランスフ
ァゲート31、ANDゲート32およびNORゲート3
3を含む。NANDゲート30は、信号int./RA
S,int./CS,int./CAS,int./W
Eがそれぞれ「H」レベル、「H」レベル、「L」レベ
ル、および「L」レベルとなったとき、「L」レベルの
信号φ30を出力する。この信号φ30は、クロック信
号CLKが「L」レベルの期間にトランスファゲート3
1を介してインバータ26,27からなるラッチ回路3
4に入力される。ラッチ回路34の出力信号φ34は、
クロック信号CLKを「H」レベルの期間にANDゲー
ト32を通過しNORゲート33の一方入力ノードに入
力される。一方、行活性化命令信号ZACTFはインバ
ータ28を介してNORゲート33の他方入力ノードに
入力される。NORゲート33の出力信号φ35はイン
バータ29で反転されて信号ZRALとなる。
【0096】図9は、ANDゲート32およびNORゲ
ート33からなるゲート回路35の構成を示す回路図で
ある。
【0097】図9を参照して、このゲート回路35は、
PチャネルMOSトランジスタ41〜43およびNチャ
ネルMOSトランジスタ44〜46を含む。Pチャネル
MOSトランジスタ41,43は、電源電位Vccのラ
インと出力ノードN35との間に直列接続される。Pチ
ャネルMOSトランジスタ42は、PチャネルMOSト
ランジスタ41に並列接続される。NチャネルMOSト
ランジスタ44,45は、出力ノードN35と接地電位
GNDのラインとの間に直列接続される。NチャネルM
OSトランジスタ46は、出力ノードN35と接地電位
GNDのラインとの間に接続される。MOSトランジス
タ41,44はクロック信号CLKを受け、MOSトラ
ンジスタ43,46は信号φ28を受け、MOSトラン
ジスタ42,45は信号φ34を受ける。したがって、
ゲート回路35は、1段のゲートとみなされる。
【0098】この実施の形態では、信号ZRALはクロ
ック信号CLKから見て2段のゲート35,29で生成
されるので、従来のように信号ADを取込む際の無駄な
待機時間がなくなる。また、信号int./RAS〜i
nt./WEに基づいて生成した信号φ34と信号ZA
CTFの反転信号φ28との論理和信号を信号ZRAL
としたので、図10に示すように、信号int./RA
S〜int./WEがすぐに変化した場合でも信号ZR
ALが「L」レベルに戻ってしまうことはない。
【0099】[実施の形態4]行活性化信号/RASE
が「L」レベルになると図24の回路によって種々の制
御信号が生成されるので、行活性化命令があった場合は
行活性化信号ZRASEを速やかに「L」レベルにする
ことがアクセス時間の短縮化にとって重要である。
【0100】また、電源投入時に行活性化信号ZRAS
Eが「L」レベルであると、行系の回路が一斉に動作を
開始し、大きな電源電流が流れるという問題がある。コ
ンピュータのメモリボードには多数のDRAMが搭載さ
れているので、これは大きな問題である。この実施の形
態では、この問題を解決する。
【0101】図11は、この発明の実施の形態4による
DRAMの信号発生回路の構成を示す回路図であって、
図23と対比される図である。
【0102】図11を参照して、この信号発生回路が図
23の信号発生回路と異なる点は、NANDゲート16
2,163からなるフリップフロップ164がNAND
ゲート51,52からなるフリップフロップ53と置換
され、キャパシタ54、インバータ55およびNORゲ
ート56が新たに設けられている点である。
【0103】キャパシタ54は、NANDゲート51の
出力ノード51aと接地電位GNDのラインとの間に接
続される。NANDゲート52の出力は、インバータ5
5を介してNORゲート56の一方入力ノードに入力さ
れる。NORゲート165の出力は、NORゲート56
の他方入力ノードに入力される。NORゲート56の出
力は信号ZRASEとなる。
【0104】図23の回路では信号ZACTFから見て
4段のゲート165,166,162,163で信号Z
RASEが生成されていたが、図1の回路では信号ZA
CTFから見て2段のゲート165,56で信号ZRA
SEが生成される。したがって、信号ZACTFに応答
して信号ZRASEが活性化される時間が短縮化され、
アクセス時間が短縮化される。
【0105】また、NANDゲート51,52の各々
は、周知のように複数組のPチャネルMOSトランジス
タおよびNチャネルMOSトランジスタで構成されてい
る。NANDゲート51においては、PチャネルMOS
トランジスタのチャネル幅がNチャネルMOSトランジ
スタのチャネル幅よりも大きく設定されており、NAN
Dゲート51のしきい値電圧はVcc/2よりも高くな
っている。NANDゲート52においては、Pチャネル
MOSトランジスタのチャネル幅がNチャネルMOSト
ランジスタのチャネル幅よりも小さく設定されており、
NANDゲート52のしきい値電圧はVcc/2よりも
低くなっている。しかも、NANDゲート51の出力ノ
ード51aと接地電位GNDのラインとの間にキャパシ
タ54を接続したので、電源投入時のNANDゲート5
1の出力が「L」レベルとなり、NANDゲート52の
出力が「H」レベルとなる。したがって、電源投入時に
信号ZRASEは「H」レベルとなり、電源投入時に大
きな消費電流が流れるのが防止される。
【0106】[実施の形態5]従来例の図23の信号発
生回路においても、電源投入時に信号ZRASEが非活
性化レベルの「H」レベルになるように、信号ZPOR
をフリップフロップ164のリセット端子164aに入
力している。従来の信号ZPORは、電源電位Vccの
ラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続され
た抵抗素子157およびキャパシタ158からなるRC
フィルタによって生成されている。したがって、電源電
位VccがRCフィルタの時定数よりも早く立上がる場
合は、信号発生回路に供給される電源電位Vccよりも
信号ZPORが遅く立上がるので、電源投入時に信号Z
RASEが非活性化レベルの「L」レベルにリセットさ
れる。しかし、電源電位VccがRCフィルタの時定数
よりも遅く立上がる場合には、信号ZPORは電源電位
Vccと同じ波形となるので役に立たなくなる。この実
施の形態では、この問題を解決する。
【0107】図12は、この発明の実施の形態5による
DRAMのZPOR信号発生回路の構成を示す回路図、
図13はその動作を示すタイムチャートである。図12
を参照して、このZPOR信号発生回路は、信号発生回
路60,64,67、抵抗素子71、インバータ72,
75,76およびNORゲート77を含む。
【0108】信号発生回路60は、電源電位Vccのラ
インと出力ノードN60との間に並列接続されたPチャ
ネルMOSトランジスタ61,62と、出力ノードN6
0と接地電位GNDのラインとの間に接続されたキャパ
シタ63とを含む。PチャネルMOSトランジスタ61
のゲートは接地電位GNDのラインに接続され、Pチャ
ネルMOSトランジスタ62のゲートは電源電位Vcc
のラインに接続される。PチャネルMOSトランジスタ
61は抵抗素子を構成する。PチャネルMOSトランジ
スタ62はダイオードを構成する。信号発生回路60
は、RCフィルタを構成する。信号発生回路60の出力
信号はインバータ75で反転されてNORゲート77の
一方入力ノードに入力される。
【0109】信号発生回路64は、ノードN64と接地
電位GNDのラインとの間に直列接続されたNチャネル
MOSトランジスタ65,66を含む。NチャネルMO
Sトランジスタ65のゲートは電源電位Vccのライン
に接続され、NチャネルMOSトランジスタ66のゲー
トはそのドレインに接続される。
【0110】信号発生回路67は、電源電位Vccのラ
インと接地電位GNDのラインとの間に直列接続された
抵抗素子68およびキャパシタ69と、抵抗素子68お
よびキャパシタ69の間のノードN68とノードN64
との間に接続されたPチャネルMOSトランジスタ70
とを含む。PチャネルMOSトランジスタ70のゲート
は、電源電位Vccのラインに接続される。
【0111】抵抗素子71は、電源電位Vccのライン
とノードN64との間に接続される。PチャネルMOS
トランジスタ73およびNチャネルMOSトランジスタ
74からなるインバータ72とインバータ76とは、ノ
ードN64に現われる信号をNORゲート77の他方入
力ノードに伝達させる。NORゲート77の出力信号
は、信号ZPORとなる。
【0112】次に、このZPOR信号発生回路の動作に
ついて説明する。電源Vccが急峻に立上がる場合は
(時刻t1)、ノードN60の電位は、図13(b)に
示すように、電源電位Vccに対して時間遅れのある波
形となる。しかし、電源電位Vccがゆっくり変化した
場合は(時刻t4)、上述したように、ノードN60の
電位は電源電位Vccと同じ波形となる。
【0113】電源電位Vccが2×Vth(ただし、V
thはNチャネルMOSトランジスタ65,66のしき
い値電圧である)以下である場合は、NチャネルMOS
トランジスタ65,66が非導通となり、図13(d)
に示すように、ノードN64は抵抗素子71によって電
源電位Vccに充電される。電源電圧Vccが2×Vt
h以上になると、NチャネルMOSトランジスタ65,
66が導通してノードN64は「L」レベルに放電され
る。したがって、電源電圧Vccが緩やかに変化した場
合にも(時刻t4)、電源電位Vccと異なる波形の信
号ZPORが得られる。ところで、電源電圧Vccが2
×Vth以上になるとNチャネルMOSトランジス6
5,66が導通して、電源電位Vccのラインから接地
電位GNDのラインへ電流が流れる。この電流を小さく
して消費電力を小さくするため、抵抗素子71の抵抗値
は大きな値に設定されている。このため、信号発生回路
64および抵抗素子71のみでは、時刻t2における急
な電源電圧Vccの低下に対しては応答できない。
【0114】そこで、ノードN64に信号発生回路67
を接続している。時刻t2において急な電源電位Vcc
の低下があってもノードN68は「H」レベルのままで
ある一方、PチャネルMOSトランジスタ70のゲート
電位が低下してPチャネルMOSトランジスタ70が導
通し、ノードN64が「H」レベルとなって信号ZPO
Rが「L」レベルとなる。
【0115】なお、時刻t3において電源電位Vccに
重畳されたノイズによってもPチャネルMOSトランジ
スタ70が導通して信号ZPORが「L」レベルになっ
てしまわないかと懸念されるが、このZPOR発生回路
では、電源電圧Vccが2×Vth以上である限り、N
チャネルMOSトランジスタ65,66が導通してノー
ドN64を「L」レベルに保持するので、電源電圧Vc
cが2×Vthより低下しない限り信号ZPORは
「L」レベルにならず不都合は生じない。
【0116】[実施の形態6]DRAMのチップ面積の
縮小化のためには、配線数の低減化が必要である。この
実施の形態では、配線数の低減化を図る。
【0117】図14は、この発明の実施の形態6による
DRAMのプリデコーダの構成を示す回路図であって、
図29と対比される図である。図14を参照して、この
プリデコーダはNANDゲートおよびインバータからな
るANDゲート81,84〜87と3段のインバータか
らなる反転回路82,83とを含む。
【0118】信号RAD2は、反転回路82で反転され
て信号ZRADD2となる。信号ZRAD2は、反転回
路83で反転されて信号RADD2となる。
【0119】信号X0〜X3の各々に対応してANDゲ
ート81が設けられる。各ANDゲート81には、信号
ZRAD0,RAD0,ZRAD1,RAD1のうちの
2つが予め割当てられている。各ANDゲート81は、
予め割当てられた2つの信号が「H」レベルになったこ
とに応じて、対応の信号Xを「H」レベルにする。
【0120】同様にして、信号ZRAD3,RAD3,
ZRAD4,RAD4から信号X4〜X7が生成され
る。信号ZRAD5,RAD5,ZRAD6,RAD6
から信号X8〜X11が生成される。信号ZRAD7,
RAD7,ZRAD8,RAD8から信号X12〜X1
5が生成される。信号ZRAD9,RAD9;…;ZR
AD11,RAD11から信号X16〜X23が生成さ
れる。
【0121】信号X0〜X15は、図30で示した回路
によりブロック信号X16〜X23でデコードされてロ
ーカル信号XD0〜XD15となる。
【0122】図15は、アドレス信号XD0〜XD15
に応答してワード線WLを選択レベルにするワード線駆
動回路の構成を示す回路図であって、図31と対比され
る図である。
【0123】図15を参照して、このワード線駆動回路
が図31のワード線駆動回路と異なる点は、NANDゲ
ート251の入力信号が変更されている点と、VPPI
信号発生回路90が新たに設けられている点である。
【0124】NANDゲート251に含まれるMOSト
ランジスタ252,257のゲートは、アドレス信号X
D12〜XD15のうちの対応のワード線WLに予め割
当てられた信号(たとえばXD12)を受ける。MOS
トランジスタ253,256のゲートは、アドレス信号
XD8〜XD11のうちの対応のワード線WLに予め割
当てられた信号(たとえばXD8)を受ける。MOSト
ランジスタ254,255のゲートは、アドレス信号X
D4〜XD7のうちの対応のワード線WLに予め割当て
られた信号(たとえばXD4)を受ける。MOSトラン
ジスタ257のソースは、アドレス信号RADD2,Z
RADD2のうちの対応のワード線WLに予め割当てら
れた信号(たとえばRADD2)を受ける。
【0125】予め割当てられた信号XD12,XD8,
XD4,RADD2がそれぞれ「H」レベル、「H」レ
ベル、「H」レベル、および「L」レベルになると、N
ANDゲート251の出力ノード251aは「L」レベ
ルとなる。さらに、信号XD0〜XD3のうちの予め割
当てられた信号(たとえばXD0)が「H」レベルにな
るとNチャネルMOSトランジスタ258が導通し、N
ANDゲート251の出力信号がNチャネルMOSトラ
ンジスタ258を介してインバータ261に入力され、
インバータ261は対応のワード線WLを「H」レベル
に立上げる。
【0126】したがって、このDRAMでは、プリデコ
ード信号XD0〜XD15,RADD2,ZRADD2
を伝達するための配線数が18本で済み、プリデコード
信号XD0〜XD19を伝達するための20本の配線を
必要としていた従来に比べ配線数が少なくて済む。
【0127】ところで、バーンインテストにおいてテス
ト時間を短縮化するためには、すべてのワード線WLを
同時に「H」レベルにする必要があるが、PチャネルM
OSトランジスタ260のソースが昇圧電位Vppのラ
インで接続された状態では(図31参照)、信号RAD
D2,ZRADD2を「L」レベルにするためのドライ
バの能力を大きくする必要がある。
【0128】そこで、このDRAMでは、バーンインテ
スト時はPチャネルMOSトランジスタ260への昇圧
電位Vppの供給を停止させるためのVPPI発生回路
90がさらに設けられる。
【0129】VPPI発生回路90は、PチャネルMO
Sトランジスタ91〜93、NチャネルMOSトランジ
スタ94,95およびインバータ96を含む。MOSト
ランジスタ91と94,92と95は、それぞれ昇圧電
位Vppのラインと接地電位GNDのラインとの間に直
列接続される。PチャネルMOSトランジスタ91,9
2のゲートは、それぞれNチャネルMOSトランジスタ
95,94のドレインに接続される。バーンインテスト
信号WBIは、NチャネルMOSトランジスタ94のゲ
ートに直列入力されるとともに、インバータ96を介し
てNチャネルMOSトランジスタ95のゲートに入力さ
れる。PチャネルMOSトランジスタ93は、昇圧電位
Vppのラインと出力ノード90aとの間に接続され、
そのゲートはNチャネルMOSトランジスタ95のドレ
インに接続される。PチャネルMOSトランジスタ26
0のソースは、出力ノード90aに接続される。
【0130】バーンインテスト時は信号WBIが活性化
レベルの「H」レベルとなり、MOSトランジスタ9
4,92が導通し、MOSトランジスタ91,93,9
5が非導通となって、出力ノード90aの電位すなわち
信号VPPIはハイインピーダンス状態となる。したが
って、インバータ261の入力ノード261aへの昇圧
電位Vppの供給は停止され、信号RADD2,ZRA
DD2用のドライバの能力が小さくて済む。
【0131】通常動作時は信号WBIが非活性化レベル
の「L」レベルとなり、MOSトランジスタ95,9
1,93が導通し、MOSトランジスタ94,92が非
導通となって、信号VPPIは「H」レベルとなる。こ
れにより、インバータ261の入力ノード261aは
「H」レベルとなり、ワード線WLは非活性化レベルの
「L」レベルに固定される。
【0132】なお、今回開示された実施の形態は全ての
点で例示であって、制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内のすべての変更が含まれることが意図
される。
【0133】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明で
は、半導体基板の四隅に設けられた各メモリアレイは少
なくとも2つのメモリブロックに分割され、各メモリア
レイの各メモリブロックに対応して行デコーダが設けら
れ、各メモリアレイの少なくとも2つのメモリブロック
の間に列デコーダが設けられ、各列デコーダの近傍に信
号伝達手段が設けられる。半導体基板の中央部に設けら
れた制御回路から各信号伝達手段を介して各行デコーダ
および各列デコーダにそれぞれ行選択信号および列選択
信号が与えられる。したがって、ワード線および列選択
線は、ともに列デコーダに近い位置にあるものが最初に
選択レベルとなり、列デコーダから遠い位置にあるもの
が最後に選択レベルとなる。このため、ワード線および
列選択線を選択レベルにするタイミングを列デコーダに
近い位置で調整することにより、無駄な待機時間が削減
される。
【0134】請求項2に係る発明では、第1の信号発生
回路は第1および第2の外部制御信号の論理積信号およ
びその相補信号を出力し、第2の信号発生回路は第2の
外部制御信号およびその相補信号を出力し、第3の信号
発生回路は第3の外部制御信号およびその相補信号を出
力し、論理積回路は、第1〜第3の信号発生回路から1
つずつ予め割当てられた3つの信号がともに活性化レベ
ルになったことに応じて内部制御信号を出力する。した
がって、4入力の論理積回路が使用されていた従来に比
べ、電源電圧が低下したときの遅延時間の増大が抑制さ
れる。
【0135】請求項3に係る発明では、複数の外部制御
信号に応答して内部制御信号を出力する第1の命令デコ
ーダと、複数の外部制御信号をラッチするラッチ回路
と、ラッチ回路にラッチされた複数の外部制御信号に応
答して内部制御信号を出力する第2の命令デコーダと、
第1および第2の命令デコーダのうちの少なくとも一方
から内部制御信号が出力されたことに応じて所定の動作
を行なう内部回路を備える。したがって、ラッチされる
前の外部制御信号から内部制御信号を生成するので、内
部制御信号が迅速に生成される。また、ラッチされた後
の外部制御信号からも内部制御信号を生成するので、外
部制御信号が変化した場合でも内部制御信号は出力され
る。
【0136】請求項4に係る発明では、アクセス開始命
令信号によってセットされて第1の信号を出力し、アク
セス終了命令信号によってリセットされて第2の信号を
出力し、電源投入時にリセットされて第2の信号を出力
するフリップフロップと、アクセス開始命令信号および
第1の信号のうちの少なくとも一方が与えられたことに
応じてメモリセルアレイへのアクセスを開始するアクセ
ス手段とが設けられる。したがって、アクセス手段が第
1の信号のみに応答してアクセスを開始していた従来に
比べアクセス時間の短縮化が図られる。
【0137】請求項5に係る発明では、請求項4に係る
発明のフリップフロップは、アクセス開始命令信号が入
力される第1の論理積ゲートと、アクセス終了命令信号
が入力される第2の論理積ゲートとを含み、第1の論理
積ゲートのしきい値電圧は第2の論理積ゲートのしきい
値電圧よりも低い。この場合は、電源投入時にフリップ
フロップがリセットされやすくなる。
【0138】請求項6に係る発明では、請求項5に係る
発明に、第1の論理積ゲートの出力ノードと基準電位の
ラインとの間に接続されたキャパシタがさらに設けられ
る。この場合は、第1の論理積ゲートの出力ノードが
「H」レベルになりにくくなり、電源投入時にフリップ
フロップがリセットされやすくなる。
【0139】請求項7に係る発明では、第1のRCフィ
ルタと、第1のRCフィルタの出力ノードである第1の
ノードと電源電位のラインとの間に接続されたダイオー
ド手段と、第2のノードを電源電位に充電するための抵
抗素子と、第2のノードと接地電位のラインとの間に接
続され、第2のノードが予め定められた電位を超えたこ
とに応じて導通する放電手段と、第2のノードに現われ
る信号の反転信号を第3のノードに出力するインバータ
と、第1および第3のノードの電位が予め定められた電
位よりも低いことに応じてリセット信号を出力する論理
回路とを備える。したがって、電源電位が緩やかに変化
した場合でも、リセット信号が出力される。
【0140】請求項8に係る発明では、請求項7に係る
発明に、第2のRCフィルタと、第2のRCフィルタの
出力ノードである第4のノードと第2のノードとの間に
接続され、電源電位が第4のノードよりも低下したこと
に応じて導通するトランジスタとがさらに設けられる。
この場合は、電源電位が急に低下した場合にもリセット
信号が出力される。
【0141】請求項9に係る発明は、デコーダは、第1
のアドレス信号が入力される入力ノードと、出力ノード
と、入力ノードと出力ノードとの間に直列接続され、そ
れぞれ第2〜第Nのアドレス信号が入力されたことに応
じて導通する第1〜第N−1のトランジスタを含む。こ
の場合は、入力ノードが接地電位に固定されていた従来
に比べ、アドレス信号の数が少なくて済み、レイアウト
面積の縮小化が図られる。
【0142】請求項10に係る発明では、請求項9に係
る発明に、テストモード以外の期間は非活性化レベルの
信号を出力し、テストモード時は非活性化レベルの信号
を出力する信号発生手段と、信号発生手段の出力ノード
とデコーダの出力ノードとの間に接続され、対応のメモ
リセル選択線が選択レベルになったことに応じて導通す
る第Nのトランジスタとがさらに設けられる。この場合
は、第1のアドレス信号用のドライバの電流供給能力が
小さくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるDRAMのレ
イアウトを示す図である。
【図2】 図1に示したリピータの構成を示す回路図で
ある。
【図3】 図1に示したDRAMの効果を説明するため
の図である。
【図4】 図1に示したDRAMの効果を説明するため
の他の図である。
【図5】 図1に示したDRAMの効果を説明するため
のさらに他の図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるDRAMの制
御回路の構成を示す回路図である。
【図7】 図6に示したDRAMの命令デコーダの構成
を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるDRAMのZ
RAL信号発生回路の構成を示す回路図である。
【図9】 図8に示したゲート回路の構成を示す回路図
である。
【図10】 図8に示したDRAMの動作を示すタイム
チャートである。
【図11】 この発明の実施の形態4によるDRAMの
ZRASE信号発生回路の構成を示す回路図である。
【図12】 この発明の実施の形態5によるDRAMの
ZPOR信号発生回路の構成を示す回路図である。
【図13】 図12に示したZPOR信号発生回路の動
作を示すタイムチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態6によるDRAMの
プリデコーダの構成を示す回路図である。
【図15】 図14に示したDRAMのワード線駆動回
路の構成を示す回路図である。
【図16】 従来のDRAMのレイアウトを示す図であ
る。
【図17】 図16に示したDRAMのセンスアンプ帯
およびメモリアレイの構成を示す回路ブロック図であ
る。
【図18】 図16に示したDRAMの入力バッファの
構成を示す回路図である。
【図19】 図18に示した制御回路の構成を示す回路
図である。
【図20】 図18に示した制御回路の構成を示す他の
図である。
【図21】 図19および図20に示した制御回路の動
作を示すタイムチャートである。
【図22】 図16に示したDRAMの命令デコーダの
構成を示す回路図である。
【図23】 図16に示したDRAMのZRASE信号
発生回路の構成を示す回路図である。
【図24】 図16に示したDRAMの内部制御信号発
生回路の構成を示す回路図である。
【図25】 図23および図24に示した回路の動作を
示すタイムチャートである。
【図26】 図16に示したDRAMの信号BLEQな
どを生成するための信号発生回路の構成を示す回路図で
ある。
【図27】 図16に示したDRAMの信号RAなどを
生成するための信号発生回路の構成を示す回路図であ
る。
【図28】 図16に示したDRAMの信号RADなど
を生成するための信号発生回路の構成を示す回路図であ
る。
【図29】 図16に示したDRAMのプリデコーダの
構成を示す回路図である。
【図30】 図16に示したDRAMの信号XDを生成
するための信号発生回路の構成を示す回路図である。
【図31】 図16に示したDRAMのワード線駆動回
路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 リピータ、2 バッファ、5,60,64,67,
90,130,142,146 信号発生回路、10,
150 命令デコーダ、11〜16,30,51,5
2,123,137,138,143,144,151
〜156,161〜163,171〜173,190〜
193,227〜229,241,242,251 N
ANDゲート、21〜29,55,72,75,76,
96,116,117,121,124,132〜13
5,139,140,168,180〜184,196
〜200,213〜217,222〜226,243,
244,261 インバータ、31,131,221
トランスファゲート、32,81〜87,231〜23
5 ANDゲート、33,56,77,165〜16
7,194,195,229 NORゲート、34,1
36,218 ラッチ回路、35 ゲート回路、41〜
43,61,62,70,73,91〜93,111,
112,201〜203,252〜254,259,2
60,262 PチャネルMOSトランジスタ、44〜
46,66,74,94,95,113,114,20
3〜205,255〜258,263 NチャネルMO
Sトランジスタ、53,145,164 フリップフロ
ップ、54,63,69,158キャパシタ、68,1
57 抵抗素子、82,83 反転回路、100 半導
体基板、101 入力バッファ、102 制御回路、1
03 列選択ゲート、104 センスアンプ、105
イコライザ、115 差動増幅器、120 パルス発生
器、122,175〜179 遅延回路、211,21
2 クロックトインバータ、MM メモリマット、MA
メモリアレイ、SA センスアンプ帯、SL 信号
線、WL ワード線、BL,/BL ビット線、MC
メモリセル。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが、四角形の半導体基板の四隅
    に設けられ、少なくとも2つのメモリブロックに分割さ
    れた2つのメモリアレイと、前記半導体基板の中央部に
    設けられた制御回路とを備えた半導体記憶装置であっ
    て、 各メモリアレイの各メモリブロックに対応して設けら
    れ、行選択信号に従って、対応のメモリブロックのうち
    のいずれかの行を選択する行デコーダ、 各メモリアレイに対応して設けられて対応の少なくとも
    2つのメモリブロックの間に配置され、列選択信号に従
    って、対応のメモリアレイのうちのいずれかの列を選択
    する列デコーダ、および各列デコーダの近傍に設けら
    れ、前記制御回路から伝達された行選択信号および列選
    択信号をそれぞれ前記行デコーダおよび前記列デコーダ
    に伝達する信号伝達手段を備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 第1〜第4の外部制御信号によって制御
    される半導体記憶装置であって、 それぞれが、前記第1〜第4の外部制御信号に対応して
    設けられ、対応の外部制御信号をラッチする第1〜第4
    のラッチ回路、 前記第1および第2のラッチ回路でラッチされた前記第
    1および第2の外部制御信号の論理積信号およびその相
    補信号を生成する第1の信号発生回路、 前記第3のラッチ回路でラッチされた前記第3の外部制
    御信号をそのまま出力するとともに、その相補信号を生
    成する第2の信号発生回路、 前記第4のラッチ回路でラッチされた前記第4の外部制
    御信号をそのまま出力するとともに、その相補信号を生
    成する第3の信号発生回路、 前記第1〜第3の信号発生回路から1つずつ予め割当て
    られた3つの信号がともに活性化レベルになったことに
    応じて内部制御信号を出力する論理積回路、および前記
    論理積回路から出力された前記内部制御信号に応答して
    所定の動作を行なう内部回路を備える、半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 外部クロック信号に同期して動作し、複
    数の外部制御信号によって制御される半導体記憶装置で
    あって、 前記複数の外部制御信号の各々が予め定められた論理レ
    ベルになったことに応じて内部制御信号を出力する第1
    の命令デコーダ、 前記外部クロック信号に同期して動作し、前記複数の外
    部制御信号をラッチするラッチ回路、 前記ラッチ回路にラッチされた前記複数の外部制御信号
    の各々が予め定められた論理レベルになったことに応じ
    て内部制御信号を出力する第2の命令デコーダ、および
    前記第1および第2の命令デコーダのうちの少なくとも
    一方から前記内部制御信号が出力されたことに応じて所
    定の動作を行なう内部回路を備える、半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 メモリセルアレイを備え、アクセス開始
    命令信号およびアクセス終了命令信号によって制御され
    る半導体記憶装置であって、 前記アクセス開始命令信号によってセットされて第1の
    信号を出力し、前記アクセス終了命令信号によってセッ
    トされて第2の信号を出力し、電源投入時にリセットさ
    れて前記第2の信号を出力するように構成されたフリッ
    プフロップ、および前記アクセス開始命令信号および前
    記第1の信号のうちの少なくとも一方が与えられたこと
    に応じて前記メモリセルアレイへのアクセスを開始し、
    前記第2の信号が与えられたことに応じて前記メモリセ
    ルアレイへのアクセスを終了するアクセス手段を備え
    る、半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記フリップフロップは、 その一方入力ノードが前記アクセス開始命令信号を受
    け、その他方入力ノードが前記第1および第2の信号を
    受ける第1の論理積ゲート、およびその一方入力ノード
    が前記アクセス終了命令信号を受け、その他方入力ノー
    ドが前記第1の論理積ゲートの出力を受け、前記第1お
    よび第2の信号を出力する第2の論理積ゲートを含み、 前記第1の論理積ゲートのしきい値電圧は、前記第2の
    論理積ゲートのしきい値電圧よりも低い、請求項4に記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第1の論理積ゲートの出力
    ノードと基準電位のラインとの間に接続されたキャパシ
    タを含む、請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 電源投入時にリセットされる半導体記憶
    装置であって、 それぞれが電源電位のラインおよび接地電位のラインと
    第1のノードとの間に接続された抵抗素子およびキャパ
    シタを含む第1のRCフィルタ、 前記第1のノードと前記電源電位のラインとの間に接続
    されたダイオード手段、 前記電源電位のラインと第2のノードとの間に接続され
    た抵抗素子、 前記第2のノードと前記接地電位のラインとの間に接続
    され、前記第2のノードが予め定められた電位を超えた
    ことに応じて導通する放電手段、 それぞれが電源電位のラインおよび接地電位のラインと
    第3のノードとの間に接続された第1および第2の導電
    形式のトランジスタを含み、前記第2のノードに現れる
    信号の反転信号を前記第3のノードに出力するインバー
    タ、および前記第1および第3の電位が予め定められた
    電位よりも低いことに応じて、前記半導体記憶装置をリ
    セットするためのリセット信号を出力する論理回路を備
    える、半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 さらに、それぞれが前記電源電位のライ
    ンおよび前記接地電位のラインと第4のノードとの間に
    接続された抵抗素子およびキャパシタを含む第2のRC
    フィルタ、および前記第4のノードと前記第2のノード
    との間に接続され、そのゲートが前記電源電位を受け、
    前記電源電位が前記第4のノードの電位よりも低下した
    ことに応じて導通する第1の導電形式のトランジスタを
    備える、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 複数のメモリセルと各メモリセルに対し
    て設けられたメモリセル選択線とを備え、各メモリセル
    に第1〜第N(ただし、Nは2以上の整数である)のア
    ドレス信号が予め割当てられた半導体記憶装置であっ
    て、 各メモリセルに対応して設けられ、そのメモリセルに予
    め割当てられた第1〜第Nのアドレス信号が入力された
    ことに応じて、対応のメモリセルを活性化させるための
    活性化レベルの信号を出力するデコーダ、および各メモ
    リセルに対応して設けられ、対応のデコーダから前記活
    性化レベルの信号が出力されたことに応じて対応のメモ
    リセル選択線を選択レベルにし、対応のメモリセルを活
    性化させるドライバを備え、 前記デコーダは、 前記第1のアドレス信号を受ける入力ノード、 前記第1のアドレス信号を前記活性化レベルの信号とし
    て出力するための出力ノード、 それぞれが前記第2〜第Nのアドレス信号に対応して設
    けられて前記入力ノードと前記出力ノードとの間に直列
    接続され、対応のアドレス信号が入力されたことに応じ
    て導通する第1〜第N−1のトランジスタを含む、半導
    体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体記憶装置は、すべてのメモ
    リセル選択線を前記選択レベルにするためのテストモー
    ドを有し、 さらに、前記テストモード以外の期間は前記メモリセル
    を非活性化させるための非活性化レベルの信号を出力
    し、前記テストモード時は前記非活性化レベルの信号の
    出力を停止する信号発生手段、および各メモリセルに対
    応して設けられ、その第1の電極が前記信号発生手段の
    出力を受け、その第2の電極が対応のデコーダの出力ノ
    ードに接続され、対応のドライバが対応のメモリセル選
    択線を非選択レベルにしたことに応じて導通する、前記
    第1〜第N−1のトランジスタよりも電流供給能力が小
    さな第Nのトランジスタを備える、請求項9に記載の半
    導体記憶装置。
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