JPH11352777A - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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JPH11352777A
JPH11352777A JP10179584A JP17958498A JPH11352777A JP H11352777 A JPH11352777 A JP H11352777A JP 10179584 A JP10179584 A JP 10179584A JP 17958498 A JP17958498 A JP 17958498A JP H11352777 A JPH11352777 A JP H11352777A
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JP
Japan
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toner
developing
process cartridge
frame
cover film
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JP10179584A
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English (en)
Inventor
Atsushi Numagami
敦 沼上
Kazufumi Watanabe
一史 渡辺
Shinichi Sasaki
新一 佐々木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内圧上昇による枠体の変形、トナーシールの
破損等を防止する。 【解決手段】 トナーシールに小孔51a,52eを設
け、小孔52eをフィルター100でふさぐトナー枠体
11内の加圧された空気はフィルター100、小孔52
e,51aを通じて外部へ出るが、内部のトナーは外部
へ出ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にトナー
画像を形成する電子写真画像形成装置に用いられる現像
装置および該現像装置を備えたプロセスカートリッジに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0003】このようなプロセスカートリッジにあって
は、図19に示すように容器状のトナー枠体の下方枠体
11bの穴11e1に回転自在にカップリング部材11
eが嵌合し、このカップリング部材11eは周方向の溝
11e5を有し、この溝11e5に嵌合したEリング1
1e3により軸方向に外れないようになっている。カッ
プリング部材11eの中心穴11e4にジャーナルが嵌
合したクランク状のトナー送り部材のアーム9b3はカ
ップリング部材11aの内端面の直径をわたるスリット
11e2に嵌合している。
【0004】カップリング部材11eは穴11e1に嵌
合するフエルト部材80で軸封されている。フエルト部
材80は通気性があるのでトナー枠体内の空気はフエル
ト部材80を通じて出入し可能となっている。
【0005】図20に示すように従来のトナーキャップ
11−1fはトナー容器11のトナー充填口11−1d
に矢印あに示すように圧入できる周方向の突条11−2
fを有している。
【0006】なお、画像形成装置本体に着脱可能な現像
装置では現像部材とトナー容器一体に構成し、使用前は
トナー容器の開口部をトナーシールで封止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
トナー容器は以前に比べてトナー容器内外間の気密性が
向上している。高画質化に対応するためにトナーの微粒
子化が進み、又、エコロジー対応やコストダウウンのた
めにトナーの高密度充填化が進んでいるため、トナー容
器に求められるシール性能もますます厳しくなっている
が、これに対応するために、撹拌構成を有したトナー容
器では撹拌の軸シール部材としてオイルシールを用いる
ようになってきた。このため、撹拌軸部からの通気性は
なくなり、トナー容器の気密性は確実に向上している。
【0008】このような点に関して例えば特開平9−2
36977号公報)に報告がある。
【0009】本発明は従来の技術を更に発展させ、物流
時、使用時にトナー容器内の圧力変動による影響による
トナー容器の変形、トナーシールの破れ、剥がれ等の損
傷の生じないトナー容器及びトナー容器を有するプロセ
スカートリッジを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0011】本出願に係る第1の発明は画像形成装置本
体に着脱可能で、電子写真感光体に形成された潜像をト
ナーを用いて現像する現像装置において、前記潜像にト
ナーを付与するための現像部材と、現像部材に供給する
トナーを通過させる開口部を有しトナーを収容されたト
ナー容器と、使用前に前記開口部を封止する開封可能な
封止部材と、を有し、前記封止部材に通気性を持たせた
ことを特徴とする現像装置である。
【0012】本出願に係る第6の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラム上に形成
された潜像をトナーを用いて現像する現像手段と、を有
し、前記現像手段は、前記潜像にトナーを付与するため
の現像部材と、現像部材に供給するトナーを通過させる
開口部を有しトナーを収容されたトナー容器と、使用前
に前記開口部を封止する開封可能な封止部材とを有し、
前記封止部材に通気性を持たせたことを特徴とするプロ
セスカートリッジである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0014】以下の説明において、プロセスカートリッ
ジBの短手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本
体14へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一
致している。またプロセスカートリッジBの長手方向と
は、プロセスカートリッジBを装置本体14へ着脱する
方向と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒
体の表面と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交
差(略直交)する方向である。又、プロセスカートリッ
ジに関し左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体
を上から見て右又は左である。
【0015】図6は本発明の実施の形態を適用した電子
写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)の構成説
明図、図7はその外観斜視図である。また図8〜図13
は本発明の実施の形態を適用したプロセスカートリッジ
に関する図面である。図8はプロセスカートリッジの側
断面図、図9はその外観の概略を図示した外観斜視図、
図10はその右側面図、図11はその左側面図、図12
はそれを上方(上面)から見た斜視図、図13はプロセ
スカートリッジを裏返して上方から見た斜視図である。
また以下の説明において、プロセスカートリッジBの上
面とは、プロセスカートリッジBを装置本体14へ装着
した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位
置する面である。
【0016】(電子写真画像形成装置A及びプロセスカ
ートリッジB)まず、図6及び図7を用いて、本発明の
実施の形態を適用する電子写真画像形成装置としてのレ
ービームプリンタAについて説明する。また図8にプロ
セスカートリッジBの側断面図を示す。
【0017】このレーザービームプリンタAは、図6に
示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を形
成するものである。そしてドラム形状の電子写真感光体
(以下、感光体ドラムと称す)にトナー像を形成する。
詳しくは、帯電手段によって感光体ドラムに帯電を行
い、次いでこの感光体ドラムに光学手段から画像情報に
応じたレーザ光を照射して前記感光体ドラムに画像情報
に応じた潜像を形成する。そしてこの潜像を現像手段に
よって現像してトナー像を形成する。そして前記トナー
像の形成と同期して、給紙カセット3aにセットした記
録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ローラ対3
c,3d及びレジストローラ対3eで反転搬送する。次
いで、プロセスカートリッジBの有する前記感光体ドラ
ム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ
4に電圧を印加することによって記録媒体2に転写す
る。その後トナー像の転写を受けた記録媒体2を搬送ガ
イド3fで定着手段5へと搬送する。この定着手段5は
駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5
bを有する。そして通過する記録媒体2に熱及び圧力を
印加して転写されたトナー像を定着する。そしてこの記
録媒体2を排出ローラ対3g,3h,3iで搬送し、反
転経路3jを通して排出トレイ6へと排出する。この排
出トレイ6は画像形成装置Aの装置本体14上面に設け
られている。なお、揺動可能なフラッパ3Kを動作さ
せ、排出ローラ対3mによって反転経路3jを介するこ
となく記録媒体2を排出することもできる。本実施の形
態においては、前記ピックアップローラ3b、搬送ロー
ラ対3c,3d、レジストローラ対3e、搬送ガイド3
f、排出ローラ対3g,3h,3i及び排出ローラ対3
mによって搬送手段3を構成している。
【0018】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
8乃至図13に示すように、感光層を有する感光体ドラ
ム7を回転し、その表面を停電手段である帯電ローラ8
への電圧印加によって一様に帯電する。次いで光学系1
からの画像情報に応じたレーザービーム光を露光開口部
1eを介して感光体ドラム7へ照射して潜像を形成す
る。そしてこの潜像をトナーを用いて現像手段9によっ
て現像する。すなわち、帯電ローラ8は感光体ドラム7
に接触して設けられており、感光体ドラム7に帯電を行
う。なおこの帯電ローラ8は、感光体ドラム7に従動回
転する。また、現像手段9は、感光体ドラム7の現像領
域へトナーを供給して、感光体ドラム7に形成された潜
像を現像する。なお光学系1は、レーザーダイオード1
a、ポリゴンミラー1b、レンズ1c、反射ミラー1d
を有している。
【0019】ここで、前記現像手段9は、トナー容器1
1A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、
現像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵し
た現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9
dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ロー
ラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の
現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に
応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー
像を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9d
は、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定すると共に
摩擦帯電電荷を付与するものである。またこの現像ロー
ラ9cの近傍には現像室内のトナーを循環させるトナー
撹拌部材9eを回動可能に取り付けている。
【0020】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段1
0によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。
ここでクリーニング手段10は、感光体ドラム7に当接
して設けられた弾性クリーニングブレード10aによっ
て感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落として廃ト
ナー溜め10bへ集める。
【0021】なお、プロセスカートリッジBは、トナー
を収納するトナー容器(トナー収納部)11Aを有する
トナー枠体11と現像ローラ9c等の現像手段9を保持
する現像枠体12とを結合する。そしてこれに感光体ド
ラム7、クリーニングブレード10a等のクリーニング
手段10及び、帯電ローラ8を取付けたクリーニング枠
体13を結合して構成している。そしてこのプロセスカ
ートリッジBは、操作者によって画像形成装置本体14
に着脱可能である。
【0022】このプロセスカートリッジBには画像情報
に応じた光を感光体ドラム7へ照射するための露光開口
部1e及び感光体ドラム7を記録媒体2に対向するため
の転写開口部13nが設けてある。詳しくは、露光開口
部1eはクリーニング枠体13に設けられており、ま
た、転写開口部13nは現像枠体12とクリーニング枠
体13との間に構成される。
【0023】次に本実施の形態に係るプロセスカートリ
ッジBのハウジングの構成について説明する。
【0024】本実施の形態で示すプロセスカートリッジ
Bは、トナー枠体11と現像枠体12とを結合し、これ
にクリーニング枠体13を回動可能に結合して構成した
ハウジング内に前記感光体ドラム7、帯電ローラ8、現
像手段9及びクリーニング手段10等を収納してカート
リッジ化したものである。そして、このプロセスカート
リッジBを画像形成装置本体14に設けたカートリッジ
装着手段に対して取り外し可能に装着する。
【0025】(プロセスカートリッジBのハウジングの
構成)本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、
前述したようにトナー枠体11と現像枠体12及びクリ
ーニング枠体13を結合してハウジングを構成している
が、次にその構成について説明する。
【0026】図8及び図16に示すように、トナー枠体
11にはトナー送り部材9bを回動可能に取り付けてあ
る。また現像枠体12には現像ローラ9c及び現像ブレ
ード9dを取り付け、更に前記現像ローラ9cの近傍に
は現像室内のトナーを循環させる撹拌部材9eを回動可
能に取り付けてある。また、現像枠体12には図8に示
すように現像ローラ9cの長手方向と対向して、前記現
像ローラ9cと略平行にアンテナ棒9hが取り付けられ
ている。そして前記トナー枠体11と現像枠体12を溶
着(本実施の形態では超音波溶着)して一体的な第二枠
体としての現像ユニットD(図14参照)を構成してい
る。
【0027】このようなプロセスカートリッジBは図6
においてヒンジ35aを中心にして開閉カバー35を開
くと見えるカートリッジ装着部へ矢印X方向から装着す
る。
【0028】(トナー枠体)図8、図10、図12、図
15、図16、図17を用いてトナー枠体について詳細
に説明する。図16はトナーシールを溶着する前の斜視
図、図17はトナーを充填後の斜視図である。
【0029】図8に示すようにトナー枠体11は上方枠
体11a及び下方枠体11bの2部品によって構成され
ている。この上方枠体11aは図6に示すように画像形
成装置本体14の光学系1の右方の空間を占めるように
上方へ向って膨出しており、画像形成装置Aを大きくす
ることなく、プロセスカートリッジBのトナー量を増加
するようにしている。図8、図9、図12に示すように
上方枠体11aの長手方向中央に外側から凹部17が設
けられており、把手の機能を有している。そこで操作者
は、手でもって上方枠体11aの凹部17と下方枠体1
1bの下側を把んで持つ。なお、凹部17の片側及び下
方枠体11bの下側に設けた長手方向のリブ11cはプ
ロセスカートリッジBを持つ場合の滑り止めとなってい
る。そして、図8に示すようにこの上方枠体11aのフ
ランジ11a1を下方枠体11bの回り縁付のフランジ
11b1に嵌合し溶着面Uで合わせて、超音波溶着によ
り溶着リブを溶かすことにより両枠体11a,11bを
一体化している。ただし結合方法としては、超音波溶着
に限定されずに、例えば熱溶着、強制振動、あるいは接
着等で行なっても良い。両枠体11a,11bを超音波
溶着する際に上述のフランジ11b1で両枠体11a,
11bを支持するほか、開口部11iの外側上方にフラ
ンジ11b1とほぼ同一平面上に段部11mを設けてあ
る。この段部11mを設けるための構成は後述する。
【0030】なお、両枠体11a,11bを結合するの
に先立って、下方枠体11bの内部にトナー送り部材9
bを組み込む。さらに、図15に示すようにトナー送り
部材9bの端部に係止するようにカップリング部材11
eをトナー枠体11の側板の穴11e1から組み込む。
前記穴11e1は、下方枠体11bの長手方向一側端に
設けられている。そしてこの穴11e1と同じ側にトナ
ーを充填するためのほぼ直角三角形のトナー充填口11
dが設けられている。このトナー充填口11dの縁は上
下トナー枠体11a,11bの合せ目近くに沿う直角側
の一辺と、この一辺に直角な上下方向の一辺、及び下方
枠体11bの下側に沿う斜辺を有する。このためトナー
充填口11dは最大限の大きさを採用することができて
いる。そこで穴11e1とトナー充填口11dは並んで
設けられている。更に、図16に示すようにトナー枠体
11の長手方向には、トナー枠体11から現像枠体12
へトナーを送るためのトナー枠体11の開口部11iが
設けられており、この開口部11iをふさぐようにシー
ル(後述)を溶着する。その後、トナー充填口11dか
らトナーを充填し、トナー充填口11dを図17で示す
ようにトナーキャップ11fでふさいでトナーユニット
Jとして完成する。トナーキャップ11fはポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の材質で形成されており、トナー
枠体11に設けられたトナー充填口11dに圧入または
接着されて抜け止めされる。更にトナーユニットJは後
述する現像枠体12と超音波溶着し、現像ユニットDと
なる。ただし結合方法としては、超音波溶着に限定され
ずに、接着、あるいは弾性力を用いてスナップフィット
等で行なってもよい。
【0031】また、図8に示すように、トナー枠体11
の下方枠体11bの斜面Kはトナーが消費されると自然
に落下する傾斜角度θ、即ち、装置本体14を水行にし
た状態で装置本体14に装着されたプロセスカートリッ
ジBの有する斜面Kと水平線Zとのなす角度θが約65
°程度が好適である。また、下方枠体11bはトナー送
り部材9bの回転領域を逃げるように下方に凹形部11
gを有している。トナー送り部材9bの回転直径は37
mm程度である。凹形部11gは斜面Kの延長線より約
0mm〜10mm位凹であれば良い。これはもし凹形部
11gが斜面Kより上方にあるとすると、斜面K上方よ
り自然落下してきたトナーが凹形部11gと斜面Kの間
のトナーが現像枠体12内に送られなくなり、トナーが
残ってしまう場合が予想されるが、本実施の形態では確
実にトナーをトナー枠体11から現像枠体12へ送り出
すことができる。
【0032】なおトナー送り部材9bは直径2mm程度
の棒状の鉄系の材質が用いられ、クランク形状となって
おり、図16に片側を図示するように夫々に設けたジャ
ーナル9b1の一方をトナー枠体11の開口部11i内
に面する部分の穴11rに枢着すると共に他方をカップ
リング部材11cに固定してある(結合部は図16では
見えない)。
【0033】以上のようにトナー枠体11の底面にトナ
ー送り部材9bの逃げとして凹形部11gを設けること
により、コスト上昇することなく安定したトナー送り性
能が得られる。
【0034】図8、図16、図18に示すようにトナー
枠体11の現像枠体12との接合部には、トナー枠体1
1から現像枠体12へトナーを送り出す開口部11iが
設けられている。この開口部11iの周囲には凹面11
kが設けられている。この凹面11kの上下のフランジ
11j,11j1の長手方向にじかに両縁側には条溝1
1nが平行して設けられている。なお、この凹面11k
の上方のフランジ11jは門形をしており、下方のフラ
ンジ11j1は、凹面11kに対して交叉方向である。
図18に示すようにこの条溝11nの底11n2は凹面
11kよりも外方(現像枠体12側)へ突出した位置に
ある。
【0035】図17に示すようにトナー枠体11の開口
部11iを塞ぐように、凹面11kに長手方向に裂け易
いカバーフィルム51が貼り付けられている。このカバ
ーフィルム51は、凹面11kにおいて、前記開口部1
1iの4辺の縁に沿ってトナー枠体11に貼り付けられ
ている。このカバーフィルム51には開口部11iを開
封するために、カバーフィルム51を引き裂くためのテ
アテープ52が溶着されている。そしてこのテアテープ
52は、開口部11iの長手方向一端52bで折り返さ
れて、現像枠体12のトナー枠体11と対向する平面の
長手方向の端部に貼り付けられた、例えばフエルトのよ
うな弾性シール材(不図示)とトナー枠体11間を通っ
て外部へ引き出され、テアテープ52の外部へ引き出さ
れた端部52aは手掛けとなる把手部材11tを取り付
けてある(図16、図17参照)。この把手部材11t
はトナー枠体11と一体成形されており、トナー枠体1
1とつながる部分を特に薄くして切り離せるようにして
あり、テアテープ52の端部52aをこの把手部材11
tに貼り付けてある。なお現像枠体12に設けた上記シ
ール材表面の内部寄りには、摩擦係数の小さい合成樹脂
フィルム状のテープが貼り付けられている(不図示)。
またさらに、この弾性シール材を貼り付けた位置と長手
方向の反対側の端部ににおいて現像枠体12の平面12
eには、不図示の弾性シール材が貼り付けられている。
【0036】上述した、弾性シール材は、フランジ12
e長手方向両端において短手方向の全幅においてフラン
ジ12eに貼り付けてある。そして弾性シール材は凹面
11kの長手方向の両端部のフランジ11jに一致し、
且つそのフランジ11jの短手方向の全幅にわたり、さ
らに図18に示す突条12vとオーバーラップしてい
る。
【0037】またさらに、トナー枠体11と現像枠体1
2を結合する際に、両枠体11,12の位置合わせを容
易にするために、トナー枠体11のフランジ11jに
は、現像枠体12に設けた円筒形ダボ12w1、角形ダ
ボ12w2(図8参照)と嵌合する丸穴11r、角穴1
1qが設けられている。ここで丸穴11rはダボ12w
1と密に嵌合し、角穴11qはダボ12w2と短手方向
は密に、長手方向はラフに係合する。トナー枠体11と
現像枠体12を結合する際には、トナー枠体11、現像
枠体12は夫々を仕組品として独立に組立る。その後
に、現像枠体12の位置決め用の円筒形ダボ12w1、
角形ダボ12w2をトナー枠体11の位置決め用の丸穴
11r、角穴11qに嵌入する。また、トナー枠体11
の条溝11nに現像枠体12の突条12vを夫々嵌め込
む。そして、トナー枠体11と現像枠体12を互いに圧
接すると、現像枠体12のフランジ12eの長手方向両
端部に設けたシール材はトナー枠体11の長手方向両端
部のフランジ11jに接して圧縮される。上記状態でト
ナー枠体11と現像枠体12を圧して突条12vと条溝
11n間に超音波振動を加え、摩擦熱によって前記三角
突条12v1を溶かして条溝11nの底と溶着する。こ
れによって、トナー枠体11の条溝11nの縁11n
1、現像枠体12のスペーサ用の突条12zは夫々相手
部材と密着状態となり、トナー枠体11の凹面11kと
対向する現像枠体12の対向平面12u間には周縁が密
着された空間ができる。この空間に前記カバーフィルム
51、テアテープ52が納まる。
【0038】また、トナー枠体11に収納されたトナー
を現像枠体12へ送り出すためには、プロセスカートリ
ッジBの外部へ突出しているテアテープ52の端部52
aを貼り付けてある(図11、図16、図17参照)把
手部材11tの根本側をトナー枠体11から、切り離す
か、引きちぎった後に把手部材11tを操作者が手で引
くことにより、カバーフィルム51が引き裂かれて、ト
ナー枠体11の開口部11iが開封され、トナーをトナ
ー枠体11から現像枠体12へ送り出し可能となる。そ
して、現像枠体12の弾性シール材は平たい帯状の六立
方形のまま、トナー枠体11のフランジ11jの長手方
向の両端部で厚さのみ小さくなるように変形しているの
でシール性がよい。
【0039】このようにトナー枠体11と現像枠体12
の対向面が構成されているので、カバーフィルム51を
引き裂く力をテアテープ52に加えると、テアテープ5
2を両枠体11,12間から円滑に引き出せる。
【0040】またさらにトナー枠体11と現像枠体12
を超音波溶着する際に、摩擦熱が生じてこの摩擦熱によ
って三角突条12v1を溶融する。この摩擦熱により、
トナー枠体11及び現像枠体12には熱応力が生じて熱
変形するおそれがある。しかしながら本実施の形態によ
れば、トナー枠体11の条溝11nと現像枠体12の突
条12vが長手方向の略全範囲にわたって嵌合してお
り、両枠体11,12の結合状態において、溶着部周辺
が強化されており、熱応力による熱変形が生じ難い。
【0041】トナー枠体11、現像枠体12を形成する
材質としては、プラスチック例えばポリスチレン、AB
S樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重
合体、ポリカーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等である。
【0042】ここで図8には本実施の形態に用いられる
トナー枠体11の側断面図が示されている。図8は、ト
ナー枠体11が現像枠体12と結合す結合面JPを大略
鉛直方向に配置して示してある。
【0043】本実施の形態に用いるトナー枠体11につ
いて更に詳細に説明する。トナー容器11Aに収納して
いる一成分トナーを開口部11i方向へ効率よく落下さ
せるために、2つの斜面K,Lを有している。この斜面
K,Lはともに、トナー枠体11の長手方向全幅に設け
られている。斜面Lは、開口部11iの上方に配置され
ており、また斜面Kは開口部11iの奥側(トナー枠体
11の短手方向)に配置されている。また斜面Lは上方
枠体11aに形成されており、斜面Kは下方枠体11b
によって構成される。そして斜面Lは装置本体14にプ
ロセスカートリッジBを装着状態において鉛直方向又は
鉛直方向よりも面が下向きである。また、水平線Zは、
トナー枠体11と現像枠体12の結合面JPに直交する
線mに対する角度θ3が約20度〜40度である。言い
換えれば、本実施の形態では上方枠体11aに下方枠体
11bを結合するにあたって、下方枠体11bを前記設
置角度でもって設置できるように上方枠体11aの形状
を規定している。そこで本実施の形態によれば、トナー
を収容しているトナー容器11Aは、効率よくトナー開
口部11i方向へ供給することができる。
【0044】トナーキャップ11fは図4に示すよう
に、下方枠体11bのトナー充填口11dの周線をトナ
ーキャップ11fのフランジ部11f1と、凸部11f
2で矢印いのように挟み込み、トナーの漏れを防止する
ようになっている。従ってトナー充填口11dとこのト
ナーキャップ11f間は通気性がなくなっている。
【0045】図5を用いて、カップリング部材11eの
軸封に関して説明する。
【0046】図5に示すように下方枠体11bの穴11
e1に回転自在にカップリング部材11eが嵌合し、こ
のカップリング部材11eは周方向の溝11e5を有
し、この溝11e5に嵌合したEリング11e3により
軸方向に外れないようになっている。カップリング部材
11eの中心穴11e4にジャーナルが嵌合したクラン
ク状のトナー送り部材9bのアーム9b3はカップリン
グ部材11aの内端面の直径をわたるスリット11e2
に嵌合している。
【0047】カップリング部材11eは穴11e1に嵌
合するオイルシール81で軸封されている。
【0048】オイルシール81による軸封は通気性がな
い。
【0049】従って、トナー枠体11はトナーシール5
0(51,52)、トナーキャップ11f、オイルシー
ル81で夫々の開口部分が密封されており、通気性がな
い。
【0050】図1、図2は本発明の実施の形態の要部を
示す。
【0051】トナー枠体11の開口部11iを塞ぐよう
に設けた、凹面11kに長手方向に裂け易いカバーフィ
ルム51を引き裂くためのテアテープ52(シール部
材)に、小孔52eを設け、その小孔52eを塞ぎ覆う
ようにフィルター100を設ける。また、フィルター1
00が通気を行えるようにカバーフィルム51にもテア
テープ52の小穴52eと重なる位置に小孔51aを設
ける。
【0052】それにより、トナーをシールする部材、構
成が変わり、トナー枠体11内の密閉度が向上しても、
気圧の変化、落下等によりトナー枠体11内部の圧力上
昇をフィルター100、小孔51a,52eを通じて排
気することにより防止し、トナー枠体11、カバーフィ
ルム51と、カバーフィルム51を引き裂くためのテア
テープ52へ過度の力を与えることが無くなる。またユ
ーザーの手の届かない場所(カバーフィルム51と、カ
バーフィルム51を引き裂くためのテアテープ52)に
フィルター100を設けるため、取り扱い時に誤ってユ
ーザーがフィルター100を傷つけることがない。さら
に、プロセスカートリッジB(又は現像器)の使用時
に、引き抜かれてしまうカバーフィルム51と、カバー
フィルム51を引き裂くためのテアテープ52に、フィ
ルター100を取り付ける事によりプロセスカートリッ
ジB(又は現像器)のトナー枠体11を材料レベルで再
使用する場合、トナー枠体11に直接フィルター100
を設ける場合よりも容易に再使用することが出来る。
【0053】また、図2のように、トナー枠体11の開
口部11iを塞ぐように設けた、凹面11kに長手方向
に裂け易いカバーフィルム51に小孔51bを設け、そ
の小孔51bを塞ぎ覆うようにフィルター100を設け
る。また、フィルター100が通気を行なえるようにカ
バーフィルム51を引き裂くためのテアテープ52に、
カバーフィルム51の小孔51bと重なる位置に小孔5
2fを設けても、上記と同様の効果を得られる。
【0054】また、本実施の形態で使用するフィルター
100の目の粗さは、トナーの平均粒径(本実施の形態
においては5〜8μm)よりも細かいもの(本実施の形
態においては2〜4μm)を使用しているため、空気は
通すが、トナーの漏れは防止できる。
【0055】実施の形態はプロセスカートリッジについ
てのべたがトナー容器を密封された枠体として有し、こ
のトナーを現像部材へ供給するように構成され電子写真
画像形成装置本体に着脱可能な現像装置についても同様
に適用される。
【0056】以上説明したように、トナー枠体11の開
口部11iを塞ぐように設けた、凹面11kに長手方向
に裂け易いシール部材に、フィルター100を取り付け
る事により、気圧変化、落下等によりトナー枠体11内
部の圧力上昇を防止し、トナー枠体11、シール部材へ
過度の力を与えることが無くなる。
【0057】また、ユーザーの手の届かない場所(上記
シール部材)にフィルター100を設けるため、取り扱
い時に誤ってユーザーがフィルター100を傷つけるこ
とがない。
【0058】さらに、プロセスカートリッジ(又は現像
器)の使用時に、引き抜かれてしまうシール部材に、フ
ィルター100を取り付ける事によりプロセスカートリ
ッジ(又は現像器)のトナー枠体11を材料レベルで再
使用する場合、トナー枠体11に直接フィルター100
を設ける場合より安易に再使用することが出来る。
【0059】
【発明の効果】本出願に係る第1の発明は封止部材に通
気性を持たせたことにより、トナー容器中の内圧が上昇
しようとすると封止部材の通気部分から排気されるので
トナー容器の変形、封止部材の破損が生じない。
【0060】本出願に係る第2の発明は第1の発明にお
いて、封止部材に穴を設けこの穴を通気性フィルターで
塞いだので、封止部材に穴を設けこの穴を通気性フィル
ターで塞ぐという簡単な手法でトナー容器の内圧発生防
止を実現できる。
【0061】本出願に係る第3の発明は第2の発明にお
いて、テアテープとカバーフィルムの重なった部分に穴
を設けてテアテープとカバーフィルムを通じたこの穴を
通気性フィルターで塞いだことにより、上記第2の発明
と同効を得る。
【0062】本出願に係る第4又は5の発明は第2の発
明において、テアテープとカバーフィルムの重なった部
分に穴を設けてカバーフィルムとテアテープを通じたこ
の穴をテアテープ又はカバーフィルムを通気性フィルタ
ーで塞いだことにより上記第2の発明と同効を得る。
【0063】本出願に係る第6の発明は第1の発明であ
る現像装置を現像手段として採用したことによりプロセ
スカートリッジのトナー容器の内圧が上昇しようとする
と封止部材の通気部分から排気されるのでトナー容器の
変形、封止部材の破損が生じない。
【0064】本出願に係る第7の発明は第6の発明にお
いて、封止部材に穴を設けこの穴を通気性フィルターで
塞ぐという簡単な手法でトナー容器の内圧発生防止を実
現できる。
【0065】本出願に係る第8の発明は第6の発明にお
いて、封止部材に穴を設けこの穴を通気性フィルターで
塞いだので、封止部材に穴を設けこの穴をフィルターで
塞ぐという簡単な手法でトナー容器の内圧発生防止を実
現できる。
【0066】本出願に係る第9又は第10の発明は第6
の発明において、テアテープとカバーフィルムの重なっ
た部分に穴を設けてカバーフィルムとテアテープを通じ
たテアテープ又はカバーフィルム何れかの穴を通気性フ
ィルターで塞いだことにより上記第7の発明と同効を得
る。
【0067】上記第6から第10の何れか1つの発明
を、第11から第13の態様のプロセスカートリッジに
適用して好適な結果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の縦断面図である。
【図3】トナー枠体の斜視図である。
【図4】本発明のトナーキャップの縦断面図である。
【図5】本発明のカップリング部材の軸封部を示す縦断
面図である。
【図6】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図7】図6に示した装置の外観斜視図である。
【図8】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図9】図8に示したプロセスカートリッジの右側上方
から見た外観斜視図である。
【図10】図8に示したプロセスカートリッジの右側面
図である。
【図11】図8に示したプロセスカートリッジの左側面
図である。
【図12】図8に示したプロセスカートリッジの左側上
方から見た外観斜視図である。
【図13】図8に示したプロセスカートリッジを左下側
を示すための外観斜視図である。
【図14】現像ユニットの斜視図である。
【図15】現像枠体の側板及びトナー枠体の側面図であ
る。
【図16】トナー枠体の斜視図である。
【図17】トナー枠体の斜視図である。
【図18】従来例のトナーシール部の縦断面図である。
【図19】従来例のカップリング部材の軸封部を示す縦
断面図である。
【図20】従来例のトナーキャップの縦断面図である。
【符号の説明】
A…レーザービームプリンタ B…プロセスカートリッジ D…現像ユニット J…トナーユニット K…斜面 L…斜面 1…光学系 1a…レーザーダイオード 1b…ポリゴ
ンミラー 1c…レンズ 1d…反射ミラー 1e…露
光開口部 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…搬送ローラ対 3d…搬送ローラ対
3e…レジストローラ 3f…搬送ガイド 3g…排出
ローラ対 3h…排出ローラ対 3i…排出ローラ対
3j…反転経路 3k…フラッパ 3m…排出ローラ対 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…ヒータ 5b…定着ローラ 5c
…駆動ローラ 6…排出トレイ 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…現像手段 9b…トナー送り部材 9b1…ジャー
ナル 9c…現像ローラ 9d…現像ブレード 9e…
トナー撹拌部材 9k…アンテナ棒 10…クリーニング手段 10a…弾性クリーニングブ
レード 10b…廃トナー溜め 11…トナー枠体 11A…トナー容器 11a…上方
枠体 11a1…フランジ 11b…下方枠体 11b
1…フランジ 11c…リブ 11d…トナー充填口
11e…カップリング部材 11e1…穴 11f…ト
ナーキャップ 11f1…フランジ 11f2…凸部 11g…凹形部
11i…開口部 11j…フランジ 11j1…フラ
ンジ 11k…凹面 11m…段部 11n…条溝 1
1n1…縁 11n2…底 11t…把手部材 11r
…丸穴 11q…角穴 12…現像枠体 12e…平面 12u…平面 12v
…突条 12v1…三角突条 12w1…円筒形ダボ
12w2…角形ダボ 12Z…突条 13…クリーニング枠体 14…装置本体 17…凹部 35…開閉カバー 35a…ヒンジ 51…カバーフィルム 51a…小孔 51b…小孔 52…テアテープ 52a…端部 52b…長手方向一
端 52e…小孔 80…フエルト部材 81…オイルシール 100…フィルター

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能で、電子写
    真感光体に形成された潜像をトナーを用いて現像する現
    像装置において、 前記潜像にトナーを付与するための現像部材と、 現像部材に供給するトナーを通過させる開口部を有しト
    ナーを収容されたトナー容器と、使用前に前記開口部を
    封止する開封可能な封止部材と、 を有し、前記封止部材に通気性を持たせたことを特徴と
    する現像装置。
  2. 【請求項2】 前記封止部材に穴を設け、穴を通気性フ
    ィルターで塞いだことを特徴とする請求項1に記載の現
    像装置。
  3. 【請求項3】 前記封止部材は前記開口部を覆って開口
    部周縁に固着されたカバーフィルムと、前記カバーフィ
    ルムを引き裂くためにカバーフィルムに重ねて貼り付け
    られた部分を有する引き抜き用テアテープを有し、テア
    テープとカバーフィルムの重なった部分において、カバ
    ーフィルム及びテアテープを通じて夫々に穴を設け、こ
    の穴を通気性フィルターで覆ったことを特徴とする請求
    項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記通気性フィルターはテアテープに設
    けたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記通気性フィルターはカバーフィルム
    に設けたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラム上に形成された潜像をトナー
    を用いて現像する現像手段と、 を有し、前記現像手段は、 前記潜像にトナーを付与するための現像部材と、 現像部材に供給するトナーを通過させる開口部を有しト
    ナーを収容されたトナー容器と、使用前に前記開口部を
    封止する開封可能な封止部材とを有し、前記封止部材に
    通気性を持たせたことを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記封止部材に穴を設け、穴を通気性フ
    ィルターで塞いだことを特徴とする請求項6に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記封止部材は前記開口部を覆って開口
    部周縁に固着されたカバーフィルムと、前記カバーフィ
    ルムを引き裂くためにカバーフィルムに重ねて貼り付け
    られた部分を有する引き抜き用テアテープを有し、テア
    テープとカバーフィルムの重なった部分において、カバ
    ーフィルム及びテアテープを通じて夫々に穴を設け、こ
    の穴を通気性フィルターで覆ったことを特徴とする請求
    項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記通気性フィルターはテアテープに設
    けたことを特徴とする請求項8に記載のプロセスカート
    リッジ。
  10. 【請求項10】 前記通気性フィルターはカバーフィル
    ムに設けたことを特徴とする請求項8に記載のプロセス
    カートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真
    感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカー
    トリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする請
    求項6から10の何れか1つに記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  12. 【請求項12】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段及び
    電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して
    画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項6から
    10の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは現像手
    段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化
    して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項6から1
    0の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7725058B2 (en) 2007-09-14 2010-05-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Developing unit and image forming apparatus having the same
US20180011426A1 (en) * 2016-07-08 2018-01-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing Device

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