JPH11352666A - 感光材料に溶液を塗布するための方法及びその装置 - Google Patents

感光材料に溶液を塗布するための方法及びその装置

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JPH11352666A
JPH11352666A JP11140152A JP14015299A JPH11352666A JP H11352666 A JPH11352666 A JP H11352666A JP 11140152 A JP11140152 A JP 11140152A JP 14015299 A JP14015299 A JP 14015299A JP H11352666 A JPH11352666 A JP H11352666A
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JP
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solution
guide member
photosensitive material
rollers
nip portion
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JP11140152A
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English (en)
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Ralph Leonard Piccinino Jr
ラルフ・レオナルド・ピッチニーノ・ジュニア
Kevin H Blakely
ケビン・エイチ・ブレイクリー
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Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の粘度を有する溶液をフォトプリントな
どの感光材料に塗布するための装置及びその方法を提供
する。 【解決手段】 本発明に係る装置及び方法において、タ
ンク内に感光材料を通過させる。タンク内に設けられた
ガイド部材は、粘性溶液を第1と第2のローラとの間の
ニップ部の近くに案内するのに効果的である。この構成
によれば、ローラ間のニップ部の近くに少なくとも一つ
の液溜りが形成され、これにより、感光材料に対して溶
液を均一に塗布できると同時に、駆動ローラのうち上方
のローラが均一に濡れた状態に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理及び/又
は現像分野に関する。本発明は特に、所定の粘度の溶液
を感光材料、好適には処理済の感光材料に塗布して、該
感光材料の少なくとも一つの表面に保護膜を形成するた
めの方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料のエマルジョン表面に保護膜を
塗布するためには、湿気及び損傷に対して適切な保護が
行えるように、保護膜の厚さ、均一性及び塗布される量
を制御する必要がある。制御が必要な理由はいくつかあ
る。1)保護膜によって表面全体にわたって適切に保護
するために、上記表面が均一にコーティングされるよう
に保護膜を塗布する必要がある。2)膜が厚すぎると、
乾燥が均一に起きないことでひびが生じる可能性がある
ので、膜厚を制御する必要がある。3)膜厚が大きい
と、フォトプリントの表面及びその下にある画像が不鮮
明になる可能性がある。4)コーティング溶液が種々の
粘度を有する可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5、31
8、804号には、移動物体の表面に液体を塗布するコ
ーティング装置が開示されている。米国特許第5、31
8、804号のコーティング装置では、コーティング液
がコーティングロール上に塗布され、このコーティング
ロールは、バックアップロール上に配置させた支持部材
にコーティング液を搬送する。米国特許第5、318、
804号のコーティング装置の欠点は、コーティング液
を均一に塗布し且つロールを濡れた状態に保つために、
コーティング液をローラ間のニップ部に案内し且つニッ
プ部に保持できるような供給が行われないことである。
【0004】米国特許第5、690、999号では、サ
イズプレスのロール、紙又は板をコーティングするため
のコーティング装置が開示されている。この特許では、
押圧ローラに係合するコーティング用回転棒が開示され
ている。米国特許第5、318、804号に記載された
構成と同じように、米国特許第5、690、999号の
構成は、コーティング液を均一に塗布し且つロールを濡
れた状態に保つために、ローラ間のニップ部の近くにコ
ーティング液を案内し且つそこに保持するような機構を
提供していない。
【0005】そこで、本発明の目的は、感光材料、好適
には処理済の感光材料を最終的に乾燥させる前に、所定
の粘度を有する溶液を、該感光材料の表面に塗布して保
護膜を形成するための新しい方法及び装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の方法及び装置に
よれば、所定の粘度を有する溶液が、溶液供給ガイド部
材により2つの駆動ローラの間のニップ部の近くに案内
される。本発明の構成では、駆動ローラのうち少なくと
も上方のローラが溶液で濡れた状態に保たれるととも
に、ニップ部の近くに溶液の液溜りが形成され、これに
より、駆動ローラ間に案内される感光材料に溶液を均一
に塗布することができる。
【0007】本発明は、所定の粘度を有する少なくとも
一つの溶液を感光材料に塗布するための方法に関する。
この方法は、溶液供給ガイド部材を、該ガイド部材の一
端が第1と第2のローラとの間のニップ部に向かって伸
びるように、第1及び第2のローラに対して所定の位置
に配置する手順と、所定の粘度を有する溶液がガイド部
材に沿って流れるとともに、第1と第2のローラとの間
のニップ部に案内され、これにより、少なくとも一つの
溶液の液溜りが形成されるようにガイド部材上に溶液を
供給する手順と、溶液が感光材料の表面に塗布されるよ
うに該感光材料をニップ部に搬送する手順とを有する。
【0008】本発明はまた、所定の粘度を有する少なく
とも一つの溶液を感光材料に塗布する装置に関する。こ
の装置は、タンク内に回転可能に設けられた第1及び第
2のローラであって、これらのローラ間にニップ部が形
成されるものと、一端が上記ニップ部に向かって伸びる
ように、第1及び第2のローラに対して所定の位置に配
置された溶液供給ガイド部材と、所定の粘度を有する溶
液が上記ガイド部材に沿って流れるとともに、上記ニッ
プ部に案内され、溶液の少なくとも一つの液溜りが形成
されるように、上記ガイド部材上に溶液を導く溶液供給
口とを有する。
【0009】本発明はさらに、所定の粘度を有する少な
くとも一つの溶液を感光材料に塗布するための方法に関
する。この方法は、溶液供給ガイド部材を、その一端が
第1と第2のローラとの間のニップ部に向かって伸びる
ように、第1及び第2のローラに対して所定の位置に配
置する手順と、第1及び第2のローラの一方上に所定の
粘度を有する溶液を供給し、これにより、溶液が上記一
方のローラの外面に沿ってガイド部材の上記一端に向か
って流れるとともに、溶液がガイド部材によりニップ部
に案内されてニップ部の近くに液溜りを形成する手順
と、溶液が感光材料に塗布されるように該感光材料を液
溜りに向かって且つニップ部内に搬送する手順とを有す
る。
【0010】本発明は加えて、所定の粘度を有する少な
くとも一つの溶液を感光材料に塗布するための装置に関
する。この装置は、タンク内に回転可能に設けられた第
1及び第2のローラであって、これらのローラ間にニッ
プ部が形成されるものと、一端が上記ニップ部に向かっ
て伸びるように、第1及び第2のローラに対して所定の
位置に配置された溶液供給ガイド部材と、第1及び第2
のローラの一方上に所定の粘度を有する溶液を供給し、
これにより、溶液が上記一方のローラの外面に沿ってガ
イド部材の上記一端に向かって流れるとともに、ガイド
部材が溶液をニップ部に案内して溶液がニップ部の近く
に液溜りを形成する溶液供給口とを有する。
【0011】本発明はその上、所定の粘度を有する少な
くとも一つの溶液を感光材料に塗布する装置に関する。
この装置は、タンク内に設けられた第1及び第2のロー
ラであって、これらのローラ間にニップ部が形成される
ものと、一端が上記ニップ部に向かって伸びるように、
第1及び第2のローラに対して所定の位置に配置された
溶液供給ガイド部材と、ガイド部材が所定の粘度を有す
る溶液をニップ部に案内し、溶液がニップ部の近くに液
溜りを形成するように、溶液をタンク内に導く溶液供給
口とを有する。
【0012】本発明はさらにまた、感光材料を処理する
ための処理機と、所定の粘度を有する少なくとも一つの
溶液を上記処理済感光材料に塗布するためのコーティン
グ装置とを有する写真処理装置に関する。上記コーティ
ング装置は、タンク内に設けられた第1及び第2のロー
ラであって、これらのローラ間にニップ部が形成される
ものと、一端がニップ部に向かって伸びるように、第1
及び第2のローラに対して所定の位置に配置された溶液
供給ガイド部材と、ガイド部材が所定の粘度を有する溶
液をニップ部に案内し、溶液がニップ部の近くに液溜り
を形成するように、タンク内に溶液を導く溶液供給口と
を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る装置を説明する。なお、同一の符号は全図面にわたっ
て同一の又は対応する部分を示す。図1は、感光材料7
を乾燥させる前に、所定の粘度を持った溶液6層を感光
材料7に塗布するためのコーティング装置5を示す。感
光材料7は、処理済の感光材料でもよいし、フォトプリ
ント、ウェブ、カット紙、又はフィルムであってもよ
い。粘性溶液6は、乾燥させると、湿気及び損傷を防止
する性質を持った保護膜を感光材料7上に形成する。コ
ーティング装置5を付属装置として既存の処理装置の最
終工程に加えたり、新しい処理装置の一部として組み込
んだり、あるいは既存の処理装置を更新するために用い
てもよい。
【0014】粘性溶液6の性質に関しては、共願中の米
国特許出願番号08/965、560、同08/96
5、639、同08/965、105が参照されるとと
もに、これらの内容は本願に含まれる。溶液6は、現像
所又は写真処理センタで塗布されるので、揮発性の有機
化合物がほとんどない、水が主成分の溶液が好ましい。
多くの粘性溶液が利用できるが、塗布される粘性溶液の
種類は、所望の粘度、塗布される被膜の防水性及び耐損
傷性を考慮した設計目的に応じて決定される。
【0015】装置5は、感光材料入口11と粘性溶液入
口14を備えた、溶液容器状のタンク9を有する。タン
ク9内には第1及び第2の駆動ローラ15、17が回転
可能に設けてある。ローラ15は計量ローラが好適で、
ローラ17はピンチローラが好適である。ローラ15、
17は、それらの間を感光材料7が通過するためのニッ
プ部19が形成されるようにタンク内に設けてある。
【0016】タンク9はさらに溶液供給ガイド部材21
を有する。このガイド部材21は、水平線に対し所定の
角度をなすとともに、その端部21aが第1のローラ1
5と第2のローラ17との間の領域であって且つニップ
部19の近くにほぼ位置するようになっている。
【0017】図1に示すように、ローラ15、17は、
傾斜してタンク9内に設けてある。具体的には、ローラ
15、17は、ローラ15の回転中心15rとローラ1
7の回転中心17rを結ぶ中央線23が水平線25に対
しほぼ30°の角度αをなすように取り付けられてい
る。また、ガイド部材21の長軸21Lは、中央線23
とほぼ90°をなす。この特定の構成において、溶液6
が入口14を介してガイド部材21上に導かれると、溶
液6は図1に示すようにガイド部材21に沿って流れる
ようになっている。
【0018】図1、2に示されるように、ガイド部材2
1は溶液6を駆動ローラ12上に案内し、これにより、
溶液6は、ガイド部材21の上方に且つガイド部材21
とローラ15外面との間に伸びた第1の液溜り6aを形
成するようになっている。ガイド部材21によってさら
に、溶液6は、ガイド部材21の下方に且つガイド部材
21とローラ17外面との間に伸びた第2の液溜り6b
を、ニップ部9の近くに形成するようになっている。な
お、本発明は、ローラ15、17及びガイド部材21の
位置に関して上で述べた角度に限定されるものではな
い。これらの角度は、例えば溶液6の種類や粘度などの
設計目的に応じて変更してもよい。
【0019】ガイド部材21は、図1と図2とに示され
るように、その端部21aがニップ部19の近くまで伸
びるように配置されており、これにより、上述した第1
及び第2の液溜り6a、6bが形成されるようになって
いる。この構成において、ローラ15外面上に堆積する
液溜り6aは、ローラ15が溶液6によって濡れた状態
に保持されることを保証する。他方、ニップ部19の近
くに形成される液溜り6bは、溶液6がニップ部19に
保持され、入口11を介して導かれた感光材料が液溜り
6bを形成する溶液によって均一にコーティングされる
ことを保証する。すなわち、ローラ15、17とガイド
部材21に関して図1、2に示された特定の配置方向
は、ガイド部材21に沿って流れる溶液6が液溜り6
a、6bを形成し、溶液がニップ部19に保持されるこ
とを保証する。
【0020】したがって、図1に示すようにコーティン
グ装置5を使用する場合、処理済感光材料などの感光材
料7は、処理アセンブリ75の最終ステーションを出
て、入口11を介して装置5に導かれる。処理装置の処
理アセンブリ75は、現像溶液、漂白溶液、定着溶液及
び洗浄溶液を含む複数のタンクを備えた既知の構成でも
よい。あるいは漂白及び定着溶液と洗浄又は安定溶液を
組み合わせたものを含んでもよい。したがって、各タン
クは、現像処理の各段階を表わす。感光材料7は、コー
ティング装置5に入った後、ガイド30とガイド部材2
1とによってローラ15、17間のニップ部19内に案
内される。粘性溶液6は、入口14を介してガイド部材
21上に注がれてガイド部材21に沿って流れ、これに
より、図示するように第1の液溜り6a及び第2の液溜
り6bを形成する。
【0021】第1の液溜り6aは駆動ローラ15外面に
沿って伸びており、これにより、駆動ローラ15が溶液
6で濡れた状態に保たれるようになっている。ニップ部
19の近くに形成される第2の液溜り6bは、感光材料
7の搬送方向100に関してニップ部19の前方に位置
する。この構成では、ニップ部19内に導かれる感光材
料7は、最初に第2の液溜り6b内に流れ込み、ニップ
部19を通過するにしたがって粘性溶液6でコーティン
グされる。
【0022】上述したように、駆動ローラ15は、感光
材料7がニップ部19を通過する際に、感光材料7の表
面7aに塗布させる粘性溶液6を計量する計量ローラで
あってもよい。計量ローラ15は、感光材料7の幅方向
に配置されるとともに感光材料7上にコーティングした
溶液6に接触させることのできる、例えばワイヤを巻き
付けた既知のローラ棒であってもよい。計量ローラ15
は、所望の量だけ溶液6を除去するように制御され、感
光材料7上に所望の厚さの溶液6を形成する。ローラ1
7はピンチローラでもよく、このローラは、感光材料7
の反対側の表面7bから余分な溶液を除去するととも
に、ローラ15と協働してニップ19を介して感光材料
7を移動させる。感光材料7がニップ部19から離れる
にしたがって、ニップ部19の下流側に位置するガイド
棒22は、感光材料7を出口35まで案内するととも
に、感光材料7の表面7bからさらに余分な粘性溶液を
掻き落とすことも可能である。
【0023】表面7aが粘性溶液6でコーティングされ
た感光材料7は、出口35を介して装置3から出た後、
図1に概略的に示された乾燥機37に入ってもよい。乾
燥機37は、例えば共願中の米国特許出願番号08/9
65、560、同08/965、639、同08/96
5、105に記載された空気送り機によって感光材料7
を乾燥させる既知の乾燥機であればよい。その代わりに
且つ設計目的に応じて、感光材料7を最初に例えば硬化
機構に導いた後乾燥機に入れてもよいし、その逆でもよ
い。
【0024】また、図1に示すように、ローラ17の一
部が隠れるような管39をタンク9に設けてもよい。管
39は、溶液6が下方に流れる場合に溶液6を集積する
とともに、溶液6を再循環アセンブリ40に導くように
なっている。再循環アセンブリ40は、管39に連結さ
れた導管40a内に位置するポンプ40bを有してもよ
い。再循環アセンブリ40はさらに、ポンプ40bに連
結されるとともに溶液6から固体の汚染物を除去できる
フィルタモジュール40dと、溶液6の温度を即座に調
節できる熱交換器40eとを有してもよい。再循環アセ
ンブリ40は、入口14に連結された再循環用供給手段
(図示しない)に対し溶液6を再循環させるのに効果的
である。
【0025】このように図1に示す機構において、ガイ
ド部材21によって、溶液入口14から注がれた溶液6
がニップ部19の近くに搬送されて液溜り6a、6bが
形成されることが保証される。液溜り6aが形成される
ことにより、計量ローラ15が溶液6で濡れた状態に維
持されることが保証され、他方、ニップ部19の近くに
液溜り6bが形成されることにより、ニップ部19に搬
送された感光材料7が溶液6で均一にコーティングされ
る。
【0026】図3は、本発明に係る装置の第2の実施形
態5’を示す。図3に示すように、本実施形態では、粘
性溶液供給口14は、溶液6をローラ15上に直接供給
し、これにより、溶液6がローラ15外面に沿ってロー
ラ15、17間のニップ部19の近くまで流れるように
なっている。ガイド部材21は、溶液6をニップ部19
に案内してそこに保ち、ニップ部19の近くに液溜り6
cを形成するように配置されている。
【0027】このように図3の構成では、ローラ15上
に粘性溶液6が塗布されるためにローラ15は濡れた状
態に保たれる。他方、液溜り6cは、ニップ部19の近
くであって且つ感光材料7の搬送方向100に関してニ
ップ部19の前方に位置する。この構成により、装置
5’に入る感光材料7は液溜り6cを通過しその後ニッ
プ部19に到達することが保証される。この結果、感光
材料7に対する均一な溶液6のコーティングが行われ
る。
【0028】図3に示すコーティング装置5’の残りの
特徴及び動作モードは、例えば計量、再循環、乾燥など
に関して、図1を参照して説明したものと同じである。
【0029】図1〜4に示したガイド部材21の別の特
徴として、端部21aが傾斜した平面をなしている。端
部21aの傾斜面は、ローラ15外面から所定の距離を
置いて設けてあり、これにより、図1を参照して説明し
た第1の液溜り6a及び第2の液溜り6bと、図3を参
照して説明した液溜り6cとの形成が確実に行われる。
【0030】さらに、図4に示すように、端部21aの
傾斜面は、ローラ15外面に接し且つ端部21aの傾斜
面に対向した線60に対して、略平行な線21a’に沿
って伸びている。これは図1と図3の実施形態両方に当
てはまる。図4に示された本発明の好適な実施形態で
は、端部21aの傾斜面とローラ15外面に接する線6
0との距離は、約0.5〜1.5mmの範囲内にある。
この範囲は、図1、3に示したローラ15、17とガイ
ド部材21の配置とともに、上述した図1の液溜り6
a、6bと図3の液溜り6cの形成を促進する。なお、
本発明は上述の範囲に限定されるものでなく、塗布され
る溶液の種類や粘度などの設計目的に応じて、この範囲
は変更できる。
【0031】特定の好適な実施例を特に参照して本発明
の詳細な説明を行ってきたが、これらの変形例及び修正
例も本発明の精神及び範囲にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装置の第1の実施例を示す概略
図。
【図2】 図1の装置の溶液供給ガイド部材と駆動ロー
ラを示す図。
【図3】 本発明に係る装置の別の実施例を示す概略
図。
【図4】 図1及び図3の装置に適用できる溶液供給ガ
イド部材と駆動ローラを示す図。
【符号の説明】
5:コーティング装置、6:粘性溶液、6a〜6c:液
溜り、7:感光材料、9:タンク、11:感光材料入
口、14:粘性溶液入口、15:駆動ローラ、17:駆
動ローラ、19:ニップ部、21:ガイド部材、22:
ガイド棒、30:ガイド、35:感光材料出口、37:
乾燥機、39:管、40:再循環アセンブリ、40a:
導管、40b:ポンプ、75:処理アセンブリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の粘度を有する少なくとも一つの溶
    液を感光材料に塗布する方法であって、 溶液供給ガイド部材を、その一端が第1と第2のローラ
    との間のニップ部に向かって伸びるように、第1及び第
    2のローラに対して所定の位置に配置する手順と、 所定の粘度を有する溶液がガイド部材に沿って流れると
    ともに、第1と第2のローラとの間のニップ部に案内さ
    れ、これにより、少なくとも一つの溶液の液溜りが形成
    されるように、上記ガイド部材上に溶液を供給する手順
    と、 上記溶液が感光材料の表面に塗布されるように、該感光
    材料をニップ部に搬送する手順とを有することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、 上記ガイド部材上に所定の粘度を有する溶液を供給する
    上記手順により、上記少なくとも一つの液溜りと別の液
    溜りとが形成され、 上記少なくとも一つの液溜りと上記別の液溜りの一方
    は、ガイド部材の上方に形成されるとともに、ガイド部
    材と、第1と第2のローラのうち上方のローラとの間に
    伸び、 上記少なくとも一つの液溜りと上記別の液溜りの他方
    は、上記ニップ部の近くに形成されるとともに、ガイド
    部材の下方であって、且つガイド部材と、第1と第2の
    ローラのうち下方のローラとの間に伸び、 上記感光材料は、上記少なくとも一つの液溜りと上記別
    の液溜りの上記他方内に搬送されることを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 所定の粘度を有する少なくとも一つの溶
    液を感光材料に塗布する装置において、 タンク内に回転可能に設けられた第1及び第2のローラ
    であって、これらのローラ間にニップ部が形成されるも
    のと、 一端が上記ニップ部に向かって伸びるように、第1及び
    第2のローラに対して所定の位置に配置された溶液供給
    ガイド部材と、 所定の粘度を有する溶液が上記ガイド部材に沿って流れ
    るとともに、上記ニップ部に案内され、これにより、上
    記溶液の少なくとも一つの液溜りが形成されるように、
    上記ガイド部材上に上記溶液を導く溶液供給口とを有す
    ることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 上記ガイド部材に沿って流れる上記溶液
    は、上記少なくとも一つの液溜りと別の液溜りが形成
    し、 上記少なくとも一つの液溜りと上記別の液溜りの一方
    は、ガイド部材の上方に形成されるとともに、ガイド部
    材と、第1と第2のローラのうち上方のローラとの間に
    伸び、 上記少なくとも一つの液溜りと上記別の液溜りの他方
    は、上記ニップ部の近くに形成されるとともに、ガイド
    部材の下方であって、且つガイド部材と、第1と第2の
    ローラのうち下方のローラとの間に伸びることを特徴と
    する請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 感光材料を処理するための処理機と、所
    定の粘度を有する少なくとも一つの溶液を上記処理済感
    光材料に塗布するためのコーティング装置とを有する写
    真処理装置において、上記コーティング装置は、 タンク内に設けられた第1及び第2のローラであって、
    これらのローラ間にニップ部が形成されるものと、 一端がニップ部に向かって伸びるように、第1及び第2
    のローラに対して所定の位置に配置された溶液供給ガイ
    ド部材と、 上記ガイド部材が所定の粘度を有する溶液をニップ部に
    案内し、上記溶液がニップ部の近くに液溜りを形成する
    ように、上記タンク内に上記溶液を導く溶液供給口とを
    有することを特徴とする写真処理装置。
JP11140152A 1998-05-21 1999-05-20 感光材料に溶液を塗布するための方法及びその装置 Pending JPH11352666A (ja)

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